JPH0530326B2 - - Google Patents

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JPH0530326B2
JPH0530326B2 JP60044816A JP4481685A JPH0530326B2 JP H0530326 B2 JPH0530326 B2 JP H0530326B2 JP 60044816 A JP60044816 A JP 60044816A JP 4481685 A JP4481685 A JP 4481685A JP H0530326 B2 JPH0530326 B2 JP H0530326B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
variable gain
bias
signal
current
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60044816A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61205012A (ja
Inventor
Kenkichi Yamashita
Satoru Nishimoto
Kazuo Kato
Yasuharu Kamata
Tomohiko Doken
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4481685A priority Critical patent/JPS61205012A/ja
Publication of JPS61205012A publication Critical patent/JPS61205012A/ja
Publication of JPH0530326B2 publication Critical patent/JPH0530326B2/ja
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、可変ゲイン増幅回路用ICに係り、
特に良好な高周波広帯域特性を有する可変ゲイン
増幅回路用ICに関する。
〔発明の背景〕
CRTデイスプレイ装置の映像増幅回路などに
用いられる従来の可変ゲイン増幅回路のバイアス
制御方式は「カラーテレビ教科書上」(日本放送
協会編第128頁〜第135頁)に記載され、同第134
頁図5−61に示されているように、輝度信号
(AC信号)を結合コンデンサC3を介して増幅回
路であるトランジスタTr2のベースに入力し、明
るさ調整の信号(バイアス調整=VR1の信号)を
抵抗器R4を介して前記結合コンデンサC3の信号
と加算するものである。
この従来の方式をブロツク図として表わすと第
4図のようになる。波形信号源1からの信号を、
可変ゲイン回路2に入力し、この可変ゲイン回路
2の出力を、結合コンデンサ11を介して増幅回
路4に入力する。ここで、可変ゲイン回路2は、
ゲイン可変信号源5を調整することによつてゲイ
ン制御を行なう。また、増幅回路4のバイアスは
バイアス可変電圧源6と抵抗器32を用いて制御
し、これを結合コンデンサ11の出力信号に加算
して増幅回路4に入力する。この従来方式はゲイ
ンの制御とバイアスの制御が結合コンデンサを介
して独立して行なうものである。この方式は、家
庭用の一般テレビジヨン(映像信号は約4MHz帯)
に用いられており、出力バイアス点を任意に(ゲ
イン制御と独立に)制御できる利点がある。
しかし、この方式は結合コンデンサを必要条件
とするため、コンデンサの特性やストレーキヤバ
シタによつて周波数帯域が数10Hz〜数10MHzに限
定されてしまうという問題があつた。ここで、コ
ンデンサ結合をなくして直接結合し、ゲイン制御
とバイアス制御を行なう従来例を第5図に示す。
波形信号源1からの信号をコンデンサ11を介
して可変ゲイン回路2に入力する。ここで可変ゲ
イン回路2に入力する信号のバイアス点はバイア
ス可変電圧源6と抵抗器12を用いて制御し、更
に可変ゲイン回路2ではゲイン可変信号源5を用
いてゲイン制御も行なう。この方式は、コンデン
サ結合をなくしてゲイン制御とバイアス制御とを
直結したものであるが、ゲイン可変信号源5を調
整して可変ゲイン回路2にてゲイン制御を行なう
と増幅回路4の出力バイアス点も変化してしま
い、直流分の伝送が忠実になされない。
従つて、従来のいずれの方式を用いても100〜
200MHz程度の高周波特性を有する広帯域の増幅
回路においては、ゲイン制御とバイアス制御を独
立に行なうことができなかつた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、ゲイン制御とバイアス制御と
を独立して行なうことができ、かつ良好な高周波
広帯域特性を有し、小型化可能な可変ゲイン増幅
回路用ICを提供するにある。
〔発明の概要〕
本発明の特徴は、可変ゲイン制御を行なう可変
ゲイン制御回路と前記可変ゲイン制御回路の出力
に接続されたバイアス制御を行なう電流加算回路
と前記電流加算回路の出力に接続された増幅回路
とを有し、前記可変ゲイン制御回路を前記電流加
算回路を介して前記増幅回路に直結するように、
これらの回路を同一チツプ上に形成したことであ
る。これによつて、結合コンデンサーを用いるこ
とがない可変ゲイン増幅回路用ICが得られる。
〔発明の実施例〕
本発明の一実施例を図面を用いて説明する。第
1図は、本発明の実施例を表わすブロツク図であ
る。波形信号源1からの信号を可変ゲイン回路2
に入力し、ゲイン可変信号源5を用いてゲイン制
御を行ない電流加算回路3に入力する。この電流
加算回路3にはバイアス可変電圧源6が接続され
バイアス制御がなされる。このゲイン制御及びバ
イアス制御がなされた電流加算回路3の出力は増
幅回路4にて信号増幅され、所望の信号が出力さ
れる。すなわち、可変ゲイン回路2と増幅回路4
とを結合コンデンサを用いることなく電流加算回
路3にて直結し、ゲイン制御とバイアス制御を独
立して行なうものである。
次に、第2図を用いて電流加算回路3について
詳しく説明する。
電流加算回路3は、可変ゲイン回路2でゲイン
制御がなされた信号を入力し、電圧/電流変換を
すると共にバイアス可変電圧源6によりバイアス
制御をして出力するものである。第2図は電流加
算回路3の内部構成の一例を示すものであり、抵
抗器31,32,33、トランジスタ35,36
から構成され、いわゆるカレントミラー回路の構
成となつている。すなわち、この電流加算回路3
は、可変ゲイン回路2からの信号を電圧/電流変
換する抵抗器31と、バイアス可変電圧源からの
信号を電圧/電流変換する抵抗器32と、ベー
ス・コレクタ間を接続してダイオード接続とした
電流加算用トランジスタ34と、トランジスタ3
4とベース及びエミツタを共通接続した電流加算
用トランジスタ35と、トランジスタ35のコレ
クタに流れる電流を電流/電圧変換して出力信号
とする抵抗器33から構成される。ここでトラン
ジスタ34のコレクタ電圧は一定で、抵抗器31
と抵抗器32を流れる電流の和がトランジスタ3
5のコレクタに流れるため、バイアス可変電圧源
6に加える電圧VBにより、トランジスタ35の
コレクタ電圧のバイアス点が制御できる。この電
流加算回路3の出力は増幅回路4にて増幅され結
果的に出力電圧V0のバイアス点が制御できる。
第3図に出力電圧V0の波形を示す。aはバイ
アス可変電圧源6の電圧VBをVB1に調整して、ゲ
イン可変信号源5にてゲインを変えた場合の出力
電圧V0の波形である。ここで波形イはVX=VX1
のときのV0を表わし、波形ロはVX=VX2のとき
のV0を表わす。図からもわかるようにゲインを
VX1、VX2と変化させても出点バイアス点は一定
である。また、bはゲイン可変信号源5を調整し
て一定にし、バイアス可変電圧源6にてバイアス
を変えた場合の出力電圧V0の波形である。ここ
で波形ハはVB=VB2のときのV0を表わし、波形ニ
はVBB3のときのV0を表わす。この場合もバイ
アスをVB2、VB3と変化させてもゲインには何等
影響を及ぼさない。
ここで、可変ゲイン回路2、増幅回路4の具体
的構成は当業者において任意に設定できるもので
ある。
本実施例によれば、結合コンデンサを用いるこ
となく、可変ゲイン回路と増幅回路を電流加算回
路を介して直結し、この電流加算回路にて出力バ
イアスを制御することにより、高周波広帯域の増
幅回路のゲイン制御とバイアス制御を独立に行な
うことができる。
更に、本発明の他の実施例を第2図を用いて説
明する。これは回路構成は前述した実施例と同様
であるが、ゲイン可変回路2と電流加算回路3と
増幅回路4を可変ゲイン増幅回路8として同一チ
ツプのIC回路に形成し、電流加算回路3にバイ
アス制御端子7を設けたものである。デイスクリ
ート部品で電流加算回路3を構成する場合に比
べ、抵抗器31,32,33、トランジスタ3
4,35が小形になるばかりでなく、電流加算回
路3から交流電圧を要するリードピンが不要とな
るため、低コスト化、小形化、及び周波数特性の
更なる向上が可能となり、30dB帯域で250MHzの
信号増幅が実現できる。
本発明を高周波広帯域の映像信号増幅回路に適
用すればゲインを変化させても、規準の輝度レベ
ル(black level)はシフトせず一定に保つこと
ができ、コントラスト調整、輝度調整を相互の影
響を受けないで独立に調整することが可能とな
る。
尚、本発明は映像信号増幅回路のみならず他の
高周波広帯域の増幅回路に適用することができ
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ゲイン制御とバイアス制御と
を独立して行なうことができ、かつ良好な高周波
広帯域特性を有し、小型化可能な可変ゲイン増幅
回路用ICを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図、
第2図は本発明の一実施例を表わす回路構成例、
第3図は本発明の出力電圧波形を表わす図、第4
図、第5図は従来のブロツク図である。 1……波形信号源、2……可変ゲイン回路、3
……電流加算回路、4……増幅回路、5……ゲイ
ン可変信号源、6……バイアス可変電圧源、8…
…可変ゲイン増幅回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 可変ゲイン制御を行なう可変ゲイン制御回路
    と前記可変ゲイン制御回路の出力に接続されたバ
    イアス制御を行なう電流加算回路と前記電流加算
    回路の出力に接続された増幅回路とを有し、前記
    可変ゲイン制御回路を前記電流加算回路を介して
    前記増幅回路に直結するように、これらの回路を
    同一チツプ上に形成したことを特徴とする可変ゲ
    イン増幅回路用IC。
JP4481685A 1985-03-08 1985-03-08 可変ゲイン増幅回路用ic Granted JPS61205012A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4481685A JPS61205012A (ja) 1985-03-08 1985-03-08 可変ゲイン増幅回路用ic

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4481685A JPS61205012A (ja) 1985-03-08 1985-03-08 可変ゲイン増幅回路用ic

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61205012A JPS61205012A (ja) 1986-09-11
JPH0530326B2 true JPH0530326B2 (ja) 1993-05-07

Family

ID=12701955

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JP4481685A Granted JPS61205012A (ja) 1985-03-08 1985-03-08 可変ゲイン増幅回路用ic

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5932270A (ja) * 1982-08-17 1984-02-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 映像信号制御回路

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5932270A (ja) * 1982-08-17 1984-02-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 映像信号制御回路

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JPS61205012A (ja) 1986-09-11

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