JPH05303136A - カメラの文字写し込み装置 - Google Patents

カメラの文字写し込み装置

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JPH05303136A
JPH05303136A JP13137992A JP13137992A JPH05303136A JP H05303136 A JPH05303136 A JP H05303136A JP 13137992 A JP13137992 A JP 13137992A JP 13137992 A JP13137992 A JP 13137992A JP H05303136 A JPH05303136 A JP H05303136A
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JP
Japan
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film
code
character
bar code
signal
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Pending
Application number
JP13137992A
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English (en)
Inventor
Kenji Tsuji
賢司 辻
Hideo Kajita
英夫 梶田
Toshihito Kido
稔人 木戸
Koji Hamaguchi
浩二 濱口
Katsuyuki Nanba
克行 難波
Hiroyuki Okada
浩幸 岡田
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】任意の文字記号、あるいは簡単な文章を写真上
に写し込む。 【構成】バ−コ−ド読取装置はコ−ド読取部24と信号
出力部25を備え、所望の文字記号31に対応するバ−
コ−ド32を読取り、対応する文字記号を示すコ−ド信
号がRAM29に記憶される。次に、バ−コ−ド読取装
置の信号出力部25をカメラのコ−ド信号受信部10上
に当て、コ−ド信号をカメラ側のCPU52に入力させ
る。CPU52はROM53内の変換テ−ブルにより、
コ−ド信号を写し込む文字を表すデ−タに変換し、搬送
されるフイルム上の所定の写し込み位置が検出されたと
き、LEDユニツト58の各LEDL1 〜L7 を選択的
に点灯して文字を写し込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、任意の文字を写真に
写し込むことができるカメラの文字写し込み装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】写真に撮影日時などを写し込むことので
きるカメラは、広く普及しているが、最近はこのような
日付デ−タ以外に、簡単な文章を写し込むことのできる
カメラが提案されている。これには、カメラ内部に予め
用意された定型文を写し込むものと、定型文以外にも、
カメラに設けられたスイツチを操作して任意の文字を設
定し、写し込むことができるものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したような、現在
提案されている任意の文字を写し込むことができるカメ
ラでは、写し込み文字を1文字設定するにも複数のスイ
ツチを操作しなければならないなど、スイツチ操作が繁
雑でしかも、操作に多くの時間を要していた。
【0004】この問題への対処としては、スイツチ操作
を簡単にするだけであれば、文字設定用のスイツチを増
やすことで操作を減らすことが可能となるが、限られた
カメラボデイの上ではスペ−スの制約から、十分な数の
スイツチを設けることが困難であり、また製造コストが
大幅に増加するという問題がある。この発明は上記課題
を解決することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するもので、請求項1記載の発明では、文字記号等の
情報を表すバ−コ−ドを読取り、コ−ド信号を出力する
バ−コ−ド検出手段と、前記バ−コ−ド検出手段から出
力されるコ−ド信号を記憶する記憶手段と、フイルム巻
上時にフイルムの移動量を検出するフイルム移動量検出
手段と、複数の光源、及びフイルム面に前記光源から投
射される光を導く光学素子を備えた文字記号写し込み手
段と、制御手段とを備え、前記制御手段は、前記バ−コ
−ド検出手段から出力されたコ−ド信号を前記記憶手段
に記憶せしめると共に、シヤツタの閉動作の完了後に出
力されるフイルム巻上信号に応答して作動を開始し、前
記フイルム移動量検出手段から出力されるフイルム移動
量に応じて前記コ−ド信号を前記記憶手段から読み出
し、対応する文字記号に変換して文字記号写し込み手段
に出力し、撮影駒に対応するフイルム上に文字記号を写
し込むように制御することを特徴とするものである。
【0006】また、請求項2記載の発明では、文字記号
等の情報を表すバ−コ−ドを読取り、コ−ド信号を出力
するバ−コ−ド検出手段と、前記バ−コ−ド検出手段か
ら出力されるコ−ド信号を記憶する記憶手段と、フイル
ム巻上時にフイルムの移動量を検出するフイルム移動量
検出手段と、フイルム搬送路上に配置され、フイルム上
の撮影画枠外に設けられたに磁気記録帯に磁気コ−ドを
記録する磁気記録手段と、制御手段とを備え、前記制御
手段は、前記バ−コ−ド検出手段から出力されたコ−ド
信号を前記記憶手段に記憶せしめると共に、シヤツタの
閉動作の完了後に出力されるフイルム巻上信号に応答し
て作動を開始し、前記フイルム移動量検出手段から出力
されるフイルム移動量に応じて前記コ−ド信号を前記記
憶手段から読み出して前記磁気記録手段に出力し、撮影
駒に対応するフイルム上の磁気記録帯に記録するように
制御することを特徴とするものである。
【0007】
【作用】請求項1記載の発明では、バ−コ−ドを読取つ
て得られた文字記号等のコ−ド信号は、フイルムの巻上
の際にフイルムの移動に応じて文字記号写し込み手段に
順次出力され、撮影駒に対応するフイルム上に文字記号
として写し込まれる。
【0008】また、請求項2記載の発明では、バ−コ−
ドを読取つて得られた文字記号等のコ−ド信号は、フイ
ルムの巻上の際に、フイルムの移動に応じて磁気記録手
段に順次出力され、撮影駒に対応するフイルム上の撮影
画枠外に設けられたに磁気記録帯に記録される。なお、
磁気記録帯に記録されたコ−ド信号は、フイルムの現像
処理の際に読取られ、該当する撮影駒に対応するフイル
ム上に文字記号に変換されて写し込まれる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例について説明する。
図1はこの発明を適用したカメラの裏蓋を開いた状態の
平面図である。図1において1はカメラ本体、2はカメ
ラの裏蓋、3はフイルムパトロ−ネを収納するパトロ−
ネ室、4は巻取つたフイルムを収納する巻取スプ−ル
室、5はフイルム巻取スプ−ル、6はフイルム露光のた
めの開口部を示す。また、7は撮影レンズ、8はフアイ
ンダ−、9はシヤツタ釦を示す。10は後述するコ−ド
信号受信部で、後述するバ−コ−ド読取装置から読取つ
たコ−ド信号を受信するためのものである。11は後述
するフイルム面に文字記号を写し込むLEDユニツト5
8の写し込み窓、41は後述するフイルム移動量を検出
するフイルム移動検知部40の検出ロ−ラ、15はフイ
ルム走行案内レ−ル、16はフイルム圧着板の当たり面
を示す。
【0010】図2はバ−コ−ド読取装置20の外観とバ
−コ−ド表を示す。図2において、バ−コ−ド読取装置
20は読取スイツチ22、出力スイツチ23と、一方の
端部には赤外発光ダイオ−ドLED1とフオトダイオ−
ドPD1が組み込まれたコ−ド読取部24、他方の端部
には赤外発光ダイオ−ドLED2が組み込まれた信号出
力部25を備えている。
【0011】その操作を説明する。図2に示すように、
まず、バ−コ−ド表30には、文字記号31とこれに対
応するバ−コ−ド32が記録されているものとする。バ
−コ−ド読取装置20の読取スイツチ22を押しながら
コ−ド読取部24で所望の文字記号31に対応するバ−
コ−ド32をなぞると、バ−コ−ド32が読取られ、こ
れに対応する文字記号を示すコ−ド信号が読取装置20
内のRAMに記憶される。次に、図3に示すように、バ
−コ−ド読取装置20の信号出力部25をカメラのコ−
ド信号受信部10上に当て、出力スイツチ23を押す
と、読取装置20内のRAMに記憶されているコ−ド信
号がカメラ側に出力される。なお、この発明で使用する
バ−コ−ド読取装置そのものは公知の構成のものである
から、その構成の詳細については説明を省略する。
【0012】図4はフイルム移動検知部40の構成を説
明する図である。フイルム移動検知部40はフイルムF
上に写し込む文字の位置を決定するために、フイルムの
移動量に関する情報を後述する制御回路51のCPU5
2に出力するためのものである。
【0013】図4において、41は表面が高摩擦係数を
持つ材料で構成されているフイルム移動量検出ロ−ラ
で、フイルムFの側縁付近に圧接し、フイルムFの移動
により回転するように配置されている。検出ロ−ラ41
には、白黒パタンが描かれたパルス発生円盤42が付設
されており、パルス発生円盤42の回転はフオトレフレ
クタ43で検出される。検出されたフイルム移動量を示
すパルスは波形整形回路44で整形されたあと、後述す
る制御回路51のCPU52に入力される。
【0014】図5はバ−コ−ドで表された2桁の数字と
文字との関係を示す表の一例である。例えば、バ−コ−
ドで表された2桁の数字が「10」であれば、文字は
「ア」、バ−コ−ドで表された2桁の数字が「77、8
0、87、70」であれば、文字は「LOVE」とな
る。なお、この例では、2桁の数字で文字記号を表すよ
うにしたので、数字、英字、カタカナ、記号など100
種類に限られているが、1文字を表す数字の桁数を例え
ば4桁にすれば、写し込む文字の種類を飛躍的に増加さ
せることができる。
【0015】図6は、後述する制御回路51のROM5
3に格納されている文字デ−タとLEDユニツト58で
フイルム上に写し込まれる文字の一例を示すものであ
る。ここでは、1つの文字は5個の8ビツトデ−タで表
されるが、8ビツトのうち、最上位ビツト(第8ビツ
ト)は常に0であり、下位7ビツトが有効ビツトであ
る。例えば文字「4」は、縦方向7行のエレメントが左
から順に8ビツトからなる2進数の「00001100」、「00
010100」、「00100100」、「01111111」、「0000010
0」、16進数では0CH、14H、24H、7FH、
04Hで表される。そして、下位7ビツトが以下説明す
る文字を構成する各エレメントに対応している。
【0016】LEDで写し込まれる文字は、縦方向に7
行、横方向に5列のエレメントから構成され、縦方向の
7行のエレメントがLEDL1 〜L7 に対応している。
横方向には、1エレメント分のフイルムの移動を、先に
説明したフイルム移動検出部で検出し、フイルムが1エ
レメント分移動したとき、次の縦方向の7行のエレメン
トをLEDL1 〜L7 に対応させて写し込むように構成
される。図6では、左から「1」「2」「3」「4」
「A」「B」「C」「D」の文字が表わされている。
【0017】なお、ここでは1つの文字を5個の8ビツ
トデ−タで表しているが、漢字などより字画の多い文字
を写し込むためには、1つの文字をさらに多数のビツ
ト、例えば16ビツト、24ビツト等の多数のビツトで
表し、これに対応する写し込みのLEDの数を増やすこ
とで可能であり、必要に応じ適宜選択することができる
事項である。
【0018】図7はこの発明を適用したフイルムに文字
を写し込むためのバ−コ−ド読取装置20の制御回路2
1、及びカメラ側の制御回路51のブロツク図である。
【0019】バ−コ−ド読取装置20の制御回路21
は、CPU28とこれに接続されるRAM29、コ−ド
読取部24を構成する赤外発光ダイオ−ドLED1、フ
オトダイオ−ドPD1、読取スイツチ22、及び信号出
力部25を構成する赤外発光ダイオ−ドLED2と出力
スイツチ23が接続される。
【0020】カメラ側の制御回路51は、CPU52
と、ROM53、RAM54、及びインタ−フエイス5
5、コ−ド信号受信部10のフオトダイオ−ドPD2、
フイルム移動検知部40のフオトリフレクタ43及び波
形整形回路44から構成され、インタ−フエイス44の
出力端子D1 〜D7 にはLEDドライバ56を介してフ
イルムに文字を写し込むLEDユニツト58の各LED
L1 〜L7 が接続される。各LEDL1 〜L7 の一方の
電極はLEDドライバ56の端子L1 〜L7 に接続さ
れ、電流制限抵抗を介して電池41に接続されており、
端子L1 〜L7 が“H”のとき点灯し、“L”のとき消
灯するよう構成されている。また、ROM53には、入
力された文字デ−タを写し込む文字に変換するための変
換テ−ブルが格納されている。変換テ−ブルの内容は、
カメラを輸出する国の言語に合わせて構成される。
【0021】次に、上記制御回路によるバ−コ−ド読
取、及びフイルム面への文字写し込みの制御動作につい
て、その概略を説明する。
【0022】まず、バ−コ−ド読取装置20の読取スイ
ツチ22を押しながら、コ−ド読取部24でバ−コ−ド
表30上の所望の文字記号31に対応するバ−コ−ド3
2をなぞると、コ−ド読取部24の赤外発光ダイオ−ド
LED1から投射された赤外光がバ−コ−ド32で反射
され、フオトダイオ−ドPD1で検出されて、バ−コ−
ド32に対応する文字記号を示すコ−ド信号がRAM2
9に記憶される。
【0023】次に、図3に示すように、バ−コ−ド読取
装置20の信号出力部25をカメラ側のコ−ド信号受信
部10上に当て、出力スイツチ23を押すと、信号出力
部25の赤外発光ダイオ−ドLED2はRAM29に記
憶されているコ−ド信号により変調されて発光し、コ−
ド信号がカメラ側のコ−ド信号受信部10のフオトダイ
オ−ドPD2で検出され、CPU52に入力される。
【0024】CPU52は、コ−ド信号受信部10のフ
オトダイオ−ドPD2で検出されたコ−ド信号を受け、
これをROM53内の変換テ−ブルにより、前記した写
し込む文字を表す5個の8ビツトデ−タに変換し、一旦
RAM54に格納する。さらに、フイルム移動検知部4
0のフオトリフレクタ43で検出され、波形整形回路4
4で波形整形されたフイルムの移動量を示す信号を受
け、所定の写し込み位置が検出されたとき、RAM54
から写し込む文字を表す5個の8ビツトデ−タを読み出
し、インタフエイス55、LEDドライバ56を介して
LEDユニツト58の各LEDL1 〜L7 を選択的に点
灯してフイルム上に文字を写し込む。
【0025】以上説明した実施例では、2個の数字で1
文字を表すようにしているので、文章を写し込むとき
は、複数の文字について、文字を表す数字を1つ1つ設
定する操作を繰り返さなければならない。これに代えて
数字で特定の定型文章を表すようにすれば、簡単な操作
で定型文章を写し込むことができる。この場合は、RO
M53を大容量のものとし、大きな変換テ−ブルを格納
できるようにする。
【0026】図8は数字で特定の定型文章を表すように
した場合のバ−コ−ド表の一例を示すものである。この
例では、バ−コ−ドで表わす定型文章を、[A]行事、
[B]場所、[C]地域、[D]天候・気温、[E]コ
メント、等に整理してあり、所望のものを容易に選択で
きるようにしてある。また、定型文章も、カメラの輸出
先の言語に合わせたり、2ケ国語以上を併記するように
してもよい。
【0027】次に、第2の実施例について説明する。先
に説明した第1の実施例は記録すべき文字記号等をバ−
コ−ドから読取り、これをフイルム上に光学的に写し込
むものであるのに対し、第2の実施例は記録すべき文字
記号等をバ−コ−ドから読取る点は同一であるが、バ−
コ−ドから読取つた文字記号等のコ−ドをフイルム上に
磁気コ−ドの形で記録し、現像所における焼き付け処理
において、フイルム上に記録された磁気コ−ドを読取
り、磁気コ−ドに対応する文字記号あるいは文章を印画
紙上に写し込むものである。この場合、フイルムには撮
影画枠の外に予め磁気記録帯が形成されているものを使
用することが前提となる。
【0028】図9は第2実施例の制御回路のブロツク図
である。バ−コ−ド読取装置20の制御回路21は、第
1実施例と同一であるから、同一部分に同一符号を付
し、その説明を省略する。カメラ側の制御回路61は、
CPU62と、RAM63、コ−ド信号受信部10のフ
オトダイオ−ドPD2、フイルム移動検知部40のフオ
トリフレクタ43及び波形整形回路44、インタ−フエ
イス64及び磁気ヘツド65から構成される。
【0029】次に、上記制御回路によるバ−コ−ド読
取、及びフイルム上の磁気記録帯への文字等のコ−ドの
磁気記録の制御動作について、その概略を説明する。バ
−コ−ド読取装置20によるバ−コ−ドの読取、及び読
み取つたコ−ド信号のカメラ側のCPU62への入力ま
では、第1実施例の場合と同じであるから、ここでは説
明を省略する。
【0030】CPU62は、コ−ド信号受信部10のフ
オトダイオ−ドPD2から入力されたコ−ド信号を受
け、一旦RAM63に格納する。さらに、フイルム移動
検知部20のフオトリフレクタ43で検出され、波形整
形回路44で波形整形されたフイルムの移動量を示す信
号を受け、所定の記録位置が検出されたとき、RAM6
3から記録すべき写し込むコ−ド信号を受け、インタフ
エイス64を介して磁気ヘツド65に出力し、コ−ド信
号をフイルム上の磁気記録帯に磁気的に記録する。以上
で、撮影時の文字写し込み処理は終了し、現像所におけ
るプリント処理に移る。
【0031】図10は現像所におけるプリント処理シス
テムの概念図である。プリント処理システムはプリンタ
制御部71、光源72、投影レンズ73、ネガフイルム
給送機構74a、74b、印画紙給送機構75a、75
b、ROM76、RAM77、読取りヘツド78、文字
プリンタ79から構成される。読取りヘツド78はネガ
フイルムの搬送路上でフイルム上の磁気記録帯の通過位
置に接して配置され、文字プリンタ79は印画紙搬送路
上で所定の文字記号等の写し込み位置に配置される。文
字プリンタ79は、例えば第1実施例で説明した7個の
LEDから構成されるLEDユニツト等を使用すること
ができる。
【0032】プリント処理システムの動作を簡単に説明
する。プリンタ制御部71の制御の下でネガフイルム給
送機構74a、74bにより1駒のネガフイルムFMが
露光位置に給送され、また、印画紙給送機構75a、7
5bにより印画紙PPが露光位置に給送されて、光源7
2の光でネガフイルムFM上の1駒の画像が印画紙PP
上に投影され、露光される。この構成は従来の自動プリ
ンタと変わらない。
【0033】ネガフイルムFMが露光位置に給送される
とき、読取りヘツド78の下を通過し、フイルムの撮影
画枠の外にある磁気記録帯からコ−ド信号が読取られ
る。読取られたコ−ド信号はROM76内の変換テ−ブ
ルにより、前記第1実施例で説明したものと同様に、写
し込む文字を表す5個の8ビツトデ−タに変換され、一
旦RAM77に格納される。印画紙給送機構75aから
印画紙PPへの文字焼き付け位置を示す信号が出力され
ると、RAM77から文字プリンタ79へ写し込む文字
を表す5個の8ビツトデ−タが出力され、印画紙PP上
にコ−ド信号に対応した文字が写し込まれる。
【0034】以上説明した第1及び第2の実施例では、
シヤツタレリ−ズ後のフイルム巻き上げ時にフイルム上
に文字記号を写し込み、あるいは磁気記録するものであ
るから、バ−コ−ドによる文字記号の入力操作は撮影前
に行う必要がある。しかし、これでは不意にシヤツタチ
ヤンスが到来したために、文字記号等の入力操作を行う
ことなく撮影したような場合は、もはやその写真に文字
記号を写し込むことは不可能になる。あるいは、撮影前
の文字記号の入力操作に時間を取られ、せつかくのシヤ
ツタチヤンスを逃してしまうこともある。
【0035】この問題の解決のためには、カメラに文字
入力モ−ドを選択するスイツチを設け、文字入力モ−ド
が選択されている場合は、シヤツタレリ−ズ後、バ−コ
−ドによる文字記号等の入力操作が完了するまでフイル
ムの巻き上げを禁止し、入力操作が完了するとフイルム
の自動巻き上げを行ない、同時にフイルム上に文字記号
等を写し込み、あるいは磁気記録を行なうように構成す
ることで解決することができる。
【0036】この構成によれば、文字入力モ−ドを選択
することで、不意にシヤツタチヤンスが到来した場合で
も、シヤツタチヤンスを逃すことなく直ちに撮影し、そ
の後所望の文字記号等を選択して写し込み、あるいは磁
気記録することができる。
【0037】また、別の解決手段としては、カメラにフ
イルム1駒分を巻き戻す巻戻しスイツチを設けておき、
撮影後その写真に文字記号等を写し込みたい場合は、巻
戻しスイツチを操作してフイルム1駒分の巻き戻しを行
つた上でバ−コ−ドによる文字記号等の入力操作を行な
い、入力操作の完了後、フイルム1駒分の自動巻き上げ
が行なわれ、同時にフイルム上に文字記号等を写し込
み、あるいは磁気記録が行なわれるように構成すること
でも解決できる。
【0038】この場合、フイルムの巻き戻し駒数を1駒
分に限らず、撮影者が任意の巻き戻し駒数を指定できる
ようにしてもよい。この場合は、例えば3駒分の巻き戻
しをした場合は、巻き戻した先頭の駒(第1駒)につい
てのみバ−コ−ドによる文字記号等の入力操作が行なわ
れ、入力操作が完了すると、巻き戻した全駒数、この例
ではフイルム3駒分の自動巻き上げが行なわれるが、フ
イルム上への文字記号等の写し込み、あるいは磁気記録
は、巻き戻した先頭の駒(第1駒)についてのみ実行さ
れ、その後の2駒分については文字記号等の写し込み、
あるいは磁気記録しないように構成すればよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、任意の文字記号、あるいは簡単な文章をバ−コ−ド
によりカメラに入力するようにしたから、従来の文字写
し込みカメラのように、繁雑なスイツチ操作を省くこと
ができ、初心者にも容易に任意の文字記号、あるいは簡
単な文章を写真に写し込むことができる。
【0040】また、文字記号等を入力するための多数の
スイツチをカメラボデイの上に配置することもないか
ら、カメラの製造コストを増加することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用した第1実施例のカメラの裏蓋
を開いた状態の平面図。
【図2】バ−コ−ド読取装置の外観とバ−コ−ド表を示
す説明図。
【図3】カメラにバ−コ−ド読取装置からコ−ド信号を
入力する操作説明図。
【図4】フイルム移動検知部の構成を説明する図。
【図5】バ−コ−ドで表された2桁の数字と文字との関
係を示す図。
【図6】ROMに格納される文字デ−タと写し込まれる
文字の一例を示す図。
【図7】第1実施例の制御回路のブロツク図
【図8】数字で特定の定型文章を表す場合のバ−コ−ド
表の一例を示す図。
【図9】第2実施例の制御回路のブロツク図。
【図10】第2実施例における現像所におけるプリント
処理システムの概念図。
【符号の説明】
1 カメラ 10 コ−ド信号受信部 20 バ−コ−ド読取装置 22 読取スイツチ 23 出力スイツチ 30 バ−コ−ド表 32 バ−コ−ド 40 フイルム移動検知部
フロントページの続き (72)発明者 木戸 稔人 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビルミノルタカメラ株式会社内 (72)発明者 濱口 浩二 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビルミノルタカメラ株式会社内 (72)発明者 難波 克行 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビルミノルタカメラ株式会社内 (72)発明者 岡田 浩幸 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビルミノルタカメラ株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字記号等の情報を表すバ−コ−ドを読
    取り、コ−ド信号を出力するバ−コ−ド検出手段と、 前記バ−コ−ド検出手段から出力されるコ−ド信号を記
    憶する記憶手段と、 フイルム巻上時にフイルムの移動量を検出するフイルム
    移動量検出手段と、 複数の光源、及びフイルム面に前記光源から投射される
    光を導く光学素子を備えた文字記号写し込み手段と、 制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記バ−コ−ド検出手段から出力され
    たコ−ド信号を前記記憶手段に記憶せしめると共に、シ
    ヤツタの閉動作の完了後に出力されるフイルム巻上信号
    に応答して作動を開始し、前記フイルム移動量検出手段
    から出力されるフイルム移動量に応じて前記コ−ド信号
    を前記記憶手段から読み出し、対応する文字記号に変換
    して文字記号写し込み手段に出力し、撮影駒に対応する
    フイルム上に文字記号を写し込むように制御することを
    特徴とするカメラの文字写し込み装置。
  2. 【請求項2】 文字記号等の情報を表すバ−コ−ドを読
    取り、コ−ド信号を出力するバ−コ−ド検出手段と、 前記バ−コ−ド検出手段から出力されるコ−ド信号を記
    憶する記憶手段と、 フイルム巻上時にフイルムの移動量を検出するフイルム
    移動量検出手段と、 フイルム搬送路上に配置され、フイルム上の撮影画枠外
    に設けられたに磁気記録帯に磁気コ−ドを記録する磁気
    記録手段と、 制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記バ−コ−ド検出手段から出力され
    たコ−ド信号を前記記憶手段に記憶せしめると共に、シ
    ヤツタの閉動作の完了後に出力されるフイルム巻上信号
    に応答して作動を開始し、前記フイルム移動量検出手段
    から出力されるフイルム移動量に応じて前記コ−ド信号
    を前記記憶手段から読み出して前記磁気記録手段に出力
    し、撮影駒に対応するフイルム上の磁気記録帯に記録す
    るように制御することを特徴とするカメラの文字写し込
    み装置。
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