JPH05302U - 複合焼結体チツプ - Google Patents

複合焼結体チツプ

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Publication number
JPH05302U
JPH05302U JP5487391U JP5487391U JPH05302U JP H05302 U JPH05302 U JP H05302U JP 5487391 U JP5487391 U JP 5487391U JP 5487391 U JP5487391 U JP 5487391U JP H05302 U JPH05302 U JP H05302U
Authority
JP
Japan
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sintered body
mounting seat
composite
chip
composite sintered
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Pending
Application number
JP5487391U
Other languages
English (en)
Inventor
洋一 小嶋
達也 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tungaloy Corp
Original Assignee
Tungaloy Corp
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Publication date
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Publication of JPH05302U publication Critical patent/JPH05302U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各コーナ部分に備えられた取付け座2内で、
複合ブランクス3の保持力を強化する。 【構成】 複合焼結体チップは、多角形板状からなるも
ので、そのチップ本体1の各コーナ部分には、複合ブラ
ンクス3を受入れる取付け座2が形成される。複合ブラ
ンクス3は、ダイヤモンド、立方晶窒化硼素などからな
る高硬度焼結体の切刃層部分3aおよび超硬合金等の台
金部分3bによって構成されている。これに対し、取付
け座2は、複合ブランクス3の保持力を高めるため、複
数の拘束壁面2aを有するとともに、複合ブランクス3
の着座性を高めるため、その底面2b側に拘束壁面2a
に沿ったヌスミ部4が凹設されるようになっている。こ
の場合、ヌスミ部4は、チップ本体1の圧粉体成形時に
取付け座2とともに一体成形するか、取付け座2の放電
加工時に一体成形すると好都合である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、多角形板状をなす複合焼結体チップに関し、特に、そのコーナ部分 で、小形状の複合ブランクスが強い保持力で取付けられるように改善したもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の複合焼結体チップは、例えば実公昭56−171102号公報 で開示されているようにチップ本体の1つのコーナ部分に、複合ブランクスが備 えられるようになっているものである。
【0003】 また、この複合ブランクスの保持力を増すため、例えば特開昭63−2400 2号公報にみられるように、溝形状の取付け座内に長方形板状の複合ブランクス が備えられるようにしたものも知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した公報にみられる複合焼結体チップでは、経済性の観点 から、複数コーナに適用したり、複合ブランクスをより小形状にしたりする改善 が要求されている。そして、後者の場合には、取付け座に対する安定性から、複 合ブランクスの底面部分に面取り加工しなければならない問題点があった。
【0005】 このようなことから、本考案では、複合ブランクスの面取り加工が必要となら ないような複合焼結体チップを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上述の点に鑑みなされたもので、複合焼結体のチップ本体のコーナ 部分にそれぞれ形成される取付け座は、複数の拘束壁面を有するとともに、その 底面側には拘束壁面に沿ったヌスミ部が凹設されるようにしたものである。この 場合、前記ヌスミ部は、チップ本体の圧粉体成形時に取付け座とともに一体成形 するか、取付け座の放電加工時に一体成形することが好都合である。
【0007】
【作用】
本考案の複合焼結体チップは、各コーナ部分に複合ブランクスが備えられてい るため、工具費の経済性が高められている。また、取付け座も複数の拘束壁面を 有しているため、複合ブランクスの保持力が高められるとともに、ヌスミ部の存 在から、面取り加工も必要としないものである。
【0008】
【実施例】
以下、本考案複合焼結体チップの一実施例について、図を参照しながら説明す る。
【0009】 図1において、1は、例えば略3角形板状をなす複合焼結体チップのチップ本 体であり、各コーナ部分に設けられた取付け座2内には、複合ブランクス3が備 えられているものである。この複合ブランクス3は、切刃層部分3aおよび台金 部分3bが超高圧高温下で焼結固着されたものからなり、切刃層部分3aは、ダ イヤモンド、立方晶窒化硼素などの高硬度焼結体からなっているものである。ま た、台金部分は、通常超硬合金からなる。
【0010】 しかして、前記取付け座2は、複数の拘束壁面2a(図示では2面拘束)を有 するもので、これに伴って前記複合ブランクス3の保持力を高めている。また、 この取付け座2は、図2で示されているように、その底面2b側には、ヌスミ部 4が拘束壁面2aに沿って凹設されているものである。これは、複合ブランクス 3の着座に対する安定性から存在させたものである。そして、このヌスミ部4は 、チップ本体1の圧粉体成形時に取付け座2とともに一体成形するか、あるいは 、取付け座2の放電加工時に一体成形すると好都合である。
【0011】 なお、本実施例では、中央取付け穴5を有する略3角形板状の複合焼結体チッ プに適用したが、これに限らず、略正方形板状のもの、穴なしのもの等にも適用 できるものである。
【0012】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように、各コーナ部分に複合ブランクス3を備え、し かも、その取付け座2内については、複数の拘束壁面2aおよびヌスミ部4が形 成されるようにしたものであるから、工具の経済性が高められるとともに複合ブ ランクス3の保持力も強くなり、しかも複合ブランクス3の面取り加工も要しな いという利点を有する。したがって、本考案の複合焼結体チップによれば、高硬 度、鋳物、非鉄金属などの仕上げ切削で、有効な切削性能が期待できるものであ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案複合焼結体チップの一実施例を示す斜視
図、
【図2】取付け座の状態を示す要部の拡大斜視図。
【符号の説明】
1 チップ本体 2 取付け座 2a 拘束壁面 2b 底面 3 複合ブランクス 3a 切刃層部分 3b 台金部分 4 ヌスミ部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多角形板状をなすチップ本体1のコーナ
    部分に設けられた取付け座2内には、ダイヤモンド、立
    方晶窒化硼素などからなる高硬度焼結体からなる切刃層
    部分3aを台金部分3bに超高圧高温下で焼結固着した
    複合ブランクス3が備えられるようにした複合焼結体チ
    ップにおいて、前記取付け座2は、複数の拘束壁面2a
    を有するとともに、その底面2b側には、拘束壁面2a
    に沿ったヌスミ部4が凹設されていることを特徴とする
    複合焼結体チップ。
  2. 【請求項2】 請求項1のヌスミ部4は、チップ本体1
    の圧粉体成形時に、前記取付け座2とともに一体成形さ
    れるようにした請求項1記載の複合焼結体チップ。
  3. 【請求項3】 請求項1のヌスミ部4は、前記取付け座
    2の放電加工時に一体成形されるようにした請求項1記
    載の複合焼結体チップ。
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Effective date: 19970909