JPH05302921A - 赤血球変形能測定方法および測定装置 - Google Patents

赤血球変形能測定方法および測定装置

Info

Publication number
JPH05302921A
JPH05302921A JP3091345A JP9134591A JPH05302921A JP H05302921 A JPH05302921 A JP H05302921A JP 3091345 A JP3091345 A JP 3091345A JP 9134591 A JP9134591 A JP 9134591A JP H05302921 A JPH05302921 A JP H05302921A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
pressure
tube
differential pressure
red blood
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3091345A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiko Fujino
野 武 彦 藤
Shiyuuta Yamawaki
脇 ▲しゅう▼ 太 山
Tsunemichi Kau
羽 常 道 賀
Minoru Watanabe
辺 稔 渡
Akinori Hoshio
尾 明 則 星
Shoji Maruyama
山 昭 治 丸
Masahiro Niwa
羽 正 弘 丹
Junichi Suzuki
木 順 一 鈴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
B M L KK
Nomura Micro Science Co Ltd
Tsukasa Sokken KK
Original Assignee
B M L KK
Nomura Micro Science Co Ltd
Tsukasa Sokken KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by B M L KK, Nomura Micro Science Co Ltd, Tsukasa Sokken KK filed Critical B M L KK
Priority to JP3091345A priority Critical patent/JPH05302921A/ja
Publication of JPH05302921A publication Critical patent/JPH05302921A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 赤血球の変形能を正確に測定する。 【構成】 赤血球の通過を制御する孔部を多数有するフ
ィルタが下端に張設され、内部に溶媒が満たされた測定
管を、赤血球が分散媒に懸濁された試料液内に浸漬さ
せ、この測定管内を負圧とすることにより前記測定管内
に試料液を導き、その立上り時に生じた測定管内の圧力
と試料液圧力との差圧をもとに赤血球の変形能を求め
る。このための装置は、赤血球が分散媒に懸濁された試
料液を満たした容器と、吸引ポンプと、下端に赤血球の
通過を制御する孔部を多数有するフィルタが取付けられ
るとともに前記試料液内に浸漬され、他端が前記吸引ポ
ンプに接続された測定管と、前記吸引管の圧力と前記試
料液の圧力差を検出する微小差圧検出器と、前記吸引ポ
ンプによる吸引開始直後に前記差圧検出器で検出された
差圧の立上り時の変化から赤血球変形能を求める演算部
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は赤血球変形能測定方法お
よび測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】赤血球は良く知られているように末梢組
織への酸素供給という重要な生理機能を営むものであ
る。ところで、赤血球はその直径8ミクロンよりも細い
3−5ミクロンの直径を有する毛細血管を通過するため
にその形態を変形させる。そしてこの変形能はストレス
により劣化するのを初め、心筋こうそく、糖尿病など各
種の疾病により劣化することが知られている。
【0003】この変形能を測定する方法は従来、各種提
案されており、その一つとして、赤血球の直径よりも小
さな径を有する多数の孔が形成されたポリカーボネート
薄膜よりなるフィルタ(商品名ニュークリポア(Nuc
lepore))を通して赤血球を含む血液を流し、流
し始めてから一定時間後のフィルタ前後の差圧を測定す
るものがある。
【0004】この方法を実現するために提案されている
従来の装置の一例を図4に示す。容器21に入れられた
試料液22が吸引ポンプ26で吸引されることにより上
から下へ落下しながら流れる管経路23の途中にフィル
タ25をホルダ24で保持し、フィルタ25の上流側と
下流側から圧力導管27、28で圧力を導き、差圧計2
9で圧力差を測定し、その測定信号を増幅器30で増幅
し、記録計31で記録するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、発明者
らの研究によれば、この従来の方法では変形能を必ずし
も正確に測定できていない可能性があることが判明し
た。すなわち、従来の差圧検出は、当初は生理的食塩水
を流しておき、赤血球を流した後の一定時間後の差圧を
観察している。この前提として、分散媒としての生理的
食塩水に赤血球が一様に懸濁されていること、フィルタ
に対して赤血球が均等に達するようになっていること、
赤血球よりもかなり大きな白血球が完全に除去されてい
ることなどの諸条件が満たされている必要がある。しか
し、これらは従来行われているものでは必ずしも十分に
達成されていない。
【0006】例えば、上述した従来例の測定装置では、
図4から明らかなように、フィルタ25の直径に比較し
てかなり細い直径を有する管23をその上流側および下
流側に連結し、それらから圧力導管で差圧計29に圧力
を引出し、差圧を求めている。このため、細い管からこ
れよりもはるかに直径の大きいフィルタ部へ移行する際
に流れが乱されて生理的食塩水から試料液へ移行する部
分で両者が混りあい、境界部が不明確になって生理的食
塩水から血液へ明確には変化せず、正確な差圧の立上が
りが得られていない。また、従来は測定管の途中にフィ
ルタが設けられているため、測定ごとに行われるフィル
タの交換が煩雑で測定効率を低下させている。
【0007】本発明はこのような従来の問題を解決する
ためになされたもので、赤血球の変形能を正確かつ効率
的に測定することのできる測定方法およびそのための装
置を提供すること目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる赤血球変
形能測定方法は、赤血球の通過を制御する孔部を多数有
するフィルタが下端に張設され、内部に溶媒が満たされ
た測定管を、赤血球が溶媒に懸濁された試料液内に浸漬
させ、この測定管内を負圧とすることにより前記測定管
内に試料液を導き、その立上り時に生じた測定管内の圧
力と試料液圧力との差圧をもとに赤血球の変形能を求め
るようにしたものである。
【0009】試料液を流したときの差圧ΔPと、分散媒
のみを流したときの差圧ΔPo との比を求めるようにす
るとよい。
【0010】また、本発明にかかる赤血球変形能測定装
置は、赤血球が溶媒に懸濁された試料液を満たした容器
と、吸引ポンプと、下端に赤血球の通過を阻止する孔部
を多数有するフィルタが取付けられるとともに前記試料
液内に浸漬され、他端が前記吸引ポンプに接続された測
定管と、前記吸引管の圧力と前記試料液の圧力差を検出
する微小差圧検出器と、前記吸引ポンプによる吸引開始
直後に前記差圧検出器で検出された差圧の立上り時の変
化から赤血球変形能を求める演算部とを備えたものであ
る。
【0011】この装置において、測定管がフィルタ径と
ほぼ同じ径の内径を有する直管をなしているとよい。
【0012】また、この装置には測定管、吸引ポンプ、
圧力導管内の気泡を除去するための溶媒供給管、排出管
が弁とともに設けられているとよい。
【0013】さらに、フィルタはカートリッジ形式とな
っているとよい。
【0014】
【作用】本発明にかかる赤血球変形能測定方法および装
置では、赤血球が分散媒に懸濁された試料液中に、下端
にフィルタが張設された測定管を浸漬し、吸引すること
により、赤血球をフィルタ面に導いている。このため、
赤血球は流れを乱されること無くフィルタに一様に接す
るようになるため、差圧の立上りを安定に観測すること
が可能となる。
【0015】試料液を流したときの差圧と分散媒のみを
流したときの差圧の比を求めると、フィルタの特性のば
らつきが相殺され、フィルタ特性に依存しない変形能を
表わす量が得られる。
【0016】測定管がフィルタ径とほぼ同じ径の内径を
有する直管をなしていると吸引した試料液の流れが安定
となり、測定精度を向上させることができる。
【0017】また、測定管、吸引ポンプ、圧力導管内の
気泡を除去するための溶媒供給管、排出管が弁とともに
設けられていると、測定の上で有害な気泡を除去するこ
とができ、さらに測定精度を向上させることができる。
【0018】さらに、フィルタをカートリッジ化するこ
とにより交換効率を向上させ、自動化に適したものとす
ることができる。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0020】図1は本発明にかかる赤血球変形能測定装
置の概略構造を示す構成図である。
【0021】直管状の測定管1の先端部にはフィルタカ
ートリッジ2が取付けられ、このフィルタカートリッジ
2は容器3に満たされた血液の懸濁液4の中に浸漬され
ている。フィルタは例えば直径5ミクロンの孔を多数有
する厚さ10ミクロンのポリカーボネート膜である。
【0022】測定管1の他端部には2本の管が接続され
ており、一方は吸引ライン5として弁SV3を介して注
射器ポンプ6に接続されている。また、他方の管は負側
圧力導管7として圧力計9の負圧側に接続されている。
容器3内には測定管1の他に正側圧力導管8の先端部が
浸漬されており、この正側圧力導管8は圧力計9の正圧
側に接続されている。この圧力計は例えば、ダイヤフラ
ムを力集積素子として用い、その変位を差動容量の変化
により検出するようにしたものである。
【0023】さらに、生理的食塩水供給タンク10が設
けられており、ここから、生理的食塩水が供給ライン1
1および弁SV1を介して圧力計9の正圧側他端へ、供
給ライン12および弁SV2を介して圧力計9の負圧側
他端へ、パージライン13および弁SV5を介して注射
器ポンプ6に接続されている。この注射器ポンプ6から
は弁SV4およびドレインライン14により生理的食塩
水および吸引された血液がドレインタンク15に排出さ
れるようになっている。
【0024】図2は測定管1、フィルタカートリッジ
2、圧力導管7,8、容器3の関係を示す説明図であ
る。例えば、測定管1の直径は8mm、負側圧力導管7
は直径3mmとなっている。
【0025】この装置を用いて赤血球変形能を測定する
手順を図3を参照して説明する。
【0026】まず、準備段階としてフィルタカートリッ
ジ2を測定管1に取付ける。ただし、このときは本物の
フィルタである必要は必ずしも無く、ダミーであっても
良い。次に弁SV1を開いて圧力計9の正圧側および正
側圧力導管8を生理的食塩水で満たし、弁SV2、SV
3、SV4を開いて圧力計9の負圧側、負側圧力導管
8、測定管1、吸引ライン5、ドレインライン14を生
理的食塩水で満たす。このとき注射器ポンプ6は未吸引
状態にしておく。次にSV3、SV4を閉じ、SV5を
解放した上で注射器ポンプ6を吸引状態として注射器ボ
ンプ6内に生理的食塩水を満たす。そして、SV5を閉
じ、SV4を解放し、注射器ポンプ6内の生理的食塩水
を排出させることにより内部の気泡が共に除去される。
以上で必要な箇所が生理的食塩水で満たされ、準備が完
了する。
【0027】次に、準備段階でダミーフィルタを使用し
ていた場合には正式のフィルタを取り付ける(図3
(a))。このとき、フィルタ上部の空間が生理的食塩
水で充填されるよう、必要な弁操作を行う(図3
(b))。
【0028】一方、試料液4が容器3内に準備され、フ
ィルタ2がこの試料液内に浸漬される(図3(c))。
【0029】次に、SV4、SV5を閉じ、SV3を解
放しておき、注射器ポンプ6を吸引すると容器内の試料
液4がフィルタ2を通って測定管の中に流入する(図3
(c))。試料液内に含まれる赤血球がフィルタ2の孔
を通過するときに示す抵抗により圧力計には差圧が現れ
る。この差圧データは増幅器で増幅された後、データレ
コーダ等により記録される。このデータが解析されるこ
とにより赤血球の変形能が求められる。
【0030】測定終了後、フィルタ2が取り外され、測
定管1内に吸引された血液が落下除去される(図3
(d))。吸引した血液が注射器6にまで達していると
きには、まずSV3とSV5を閉じてSV4を開き、注
射器6を駆動させることにより注射器内の血液をドレイ
ン15に排出することができる。そしてSV4を閉じ、
SV3とSV5を解放することによりタンク10から生
理的食塩水を測定管1に導いてつぎの測定のための洗浄
が行われる。
【0031】このような測定装置では、予め一様に懸濁
された血液にフィルタが安定かつ一様に接し、かつ通過
するため、特に立上り時の差圧を正確に検出することが
できる。
【0032】また、フィルタが測定管の下端に装着され
る形式となっているため、フィルタ交換が容易であり、
特にカートリッジ化することにより自動フィルタ交換、
自動測定への対処も容易となる。
【0033】別の実施例として、変形能に対応した量と
してフィルタの差圧そのものを使用する代わりに、同じ
フィルタに溶媒だけを流したときの差圧に対する相対値
を使用するものを以下に示す。すなわちこの方法ではΔ
Pの代わりにΔP/ΔP0 を、変形能の指標とする。
【0034】ここで、 ΔP :試料液を流したときのフィルタの差圧 ΔP0 :同一のフィルタに溶媒だけ流したときの差圧 である。このようにすることについての理論を次に説明
するフィルタの穴を試料液の溶媒は、層流で流れてい
る。流れが層流の時、流量と差圧の関係は、ハーゲンポ
アズユの式として知られる次の式で表される。
【0035】 ここで、 μ:溶媒の粘性係数 l:フィルタの膜の厚み d:フィルタの穴の径 q:一つの穴を流れる流量 である。
【0036】この式から分かるように、同一の流量が流
れても、溶媒の粘性係数、穴の径、長さ(ここでは、フ
ィルタの厚さに相当する)が異なると、フィルタに生じ
る差圧は違って来る。
【0037】一方、溶媒だけ流したときの関係は同様に
して で表される。ここで、 q0 :溶媒だけ流したときの一つの穴を流れる流量
(1)、(2)式から が得られる。
【0038】ここで(q−q0 )は、血球が穴を通過す
るときに滞るために、血球が存在しない穴に回り込んで
来た溶媒の流量増加分であり、これはとりもなおさず血
球が穴を通過するときの難易度すなわち変形能の依存し
た量である。
【0039】(3)式からわかるようにμ、l、dの影
響はない。したがって、この相対値を用いることによ
り、使用するフィルタのばらつきに依存しない変形能を
表す量を得ることができる。なお、赤血球変形能測定装
置としてはΔPとΔP0 を記憶し、(3)式の演算を行
う演算部を備えればよい。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、赤血球
が溶媒に懸濁された試料液中に、下端にフィルタが張設
された測定管を浸漬し、吸引することにより、赤血球を
フィルタ面に導いているため、赤血球は流れを乱される
こと無くフィルタに拡散して一様に接するようになるた
め、差圧の立上りを安定に観測することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる赤血球変形能測定装置の概略構
造を示す構成図。
【図2】直管、フィルタカートリッジ、圧力導管、容器
の関係を示す説明図。
【図3】赤血球変形能の測定のための手順を示す説明
図。
【図4】従来の赤血球変形能測定装置の構成を示す構成
図。
【符号の説明】
1 測定管 2 フィルタ 3 試料液容器 6 注射器ポンプ 9 圧力計
フロントページの続き (71)出願人 591083336 株式会社ビー・エム・エル 東京都杉並区高円寺南1丁目34番5号 (72)発明者 藤 野 武 彦 福岡県春日市春日公園6−1 九州大学健 康科学センター内 (72)発明者 山 脇 ▲しゅう▼ 太 東京都世田谷区玉堤一丁目19番4号 株式 会社司測研内 (72)発明者 賀 羽 常 道 東京都世田谷区玉堤一丁目19番4号 株式 会社司測研内 (72)発明者 渡 辺 稔 東京都港区芝大門一丁目1番30号 野村マ イクロ・サイエンス株式会社内 (72)発明者 星 尾 明 則 東京都港区芝大門一丁目1番30号 野村マ イクロ・サイエンス株式会社内 (72)発明者 丸 山 昭 治 埼玉県川越市的場1361番地の1 株式会社 ビー・エム・エル総合研究所内 (72)発明者 丹 羽 正 弘 埼玉県川越市的場1361番地の1 株式会社 ビー・エム・エル総合研究所内 (72)発明者 鈴 木 順 一 埼玉県川越市的場1361番地の1 株式会社 ビー・エム・エル総合研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】赤血球の通過を制御する孔部を多数有する
    フィルタが下端に張設され、内部に溶媒が満たされた測
    定管を、赤血球が分散媒に懸濁された試料液内に浸漬さ
    せ、この測定管内を負圧とすることにより前記測定管内
    に試料液を導き、その立上り時に生じた測定管内の圧力
    と試料液圧力との差圧をもとに赤血球の変形能を求める
    赤血球変形能測定方法。
  2. 【請求項2】前記試料液を前記フィルタを通して流した
    ときに得られる差圧ΔPと前記分散媒のみを前記フィル
    タを通して流したときに得られる差圧ΔPとの比から赤
    血球の変形能を求めることを特徴とする請求項1に記載
    の赤血球変形能測定方法。
  3. 【請求項3】赤血球が分散媒に懸濁された試料液を満た
    した容器と、 吸引ポンプと、 下端に赤血球の通過を制御する孔部を多数有するフィル
    タが取付けられるとともに前記試料液内に浸漬され、他
    端が前記吸引ポンプに接続された測定管と、 前記吸引管の圧力と前記試料液の圧力差を検出する微小
    差圧検出器と、 前記吸引ポンプによる吸引開始直後に前記差圧検出器で
    検出された差圧の立上り時の変化から赤血球変形能を求
    める演算部とを備えた赤血球変形能測定装置。
  4. 【請求項4】測定管がフィルタ径とほぼ同じ径の内径を
    有する直管をなしていることを特徴とする請求項3に記
    載の赤血球変形能測定装置。
  5. 【請求項5】測定管、吸引ポンプ、圧力導管内の気泡を
    除去するための分散媒供給管、排出管が弁とともに設け
    られたことを特徴とする請求項4に記載の赤血球変形能
    測定装置。
  6. 【請求項6】前記演算部は前記試料液を前記フィルタを
    通して流したときに得られる差圧ΔPと前記分散媒のみ
    を前記フィルタを通して流したときに得られる差圧ΔP
    との比から赤血球の変形能を求めるものであることを特
    徴とする請求項3に記載の赤血球変形能測定装置。
  7. 【請求項7】前記フィルタは前記測定管下端に着脱自在
    のカートリッジの形態をなしていることを特徴とする請
    求項3に記載の赤血球変形能測定装置。
JP3091345A 1991-03-29 1991-03-29 赤血球変形能測定方法および測定装置 Pending JPH05302921A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3091345A JPH05302921A (ja) 1991-03-29 1991-03-29 赤血球変形能測定方法および測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3091345A JPH05302921A (ja) 1991-03-29 1991-03-29 赤血球変形能測定方法および測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05302921A true JPH05302921A (ja) 1993-11-16

Family

ID=14023833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3091345A Pending JPH05302921A (ja) 1991-03-29 1991-03-29 赤血球変形能測定方法および測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05302921A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Kikuchi et al. Modified cell-flow microchannels in a single-crystal silicon substrate and flow behavior of blood cells
US3720097A (en) Apparatus and method for measuring mammalian blood viscosity
US20060105461A1 (en) Nanopore analysis system
DK157379B (da) Apparat til bestemmelse af vaeskers, isaer blodplasmas, viskositet og densitet
JP2002518689A (ja) 血液パラメータに関する薬剤の効果を生体内で測定する方法
JP2000514550A (ja) 流速または拡散率の測定方法、マイクロセンサおよびマイクロセンサの用途
Stenken et al. Examination of microdialysis sampling in a well-characterized hydrodynamic system
US4491012A (en) Method for measuring erythrocyte deformability
CN109799177A (zh) 一种多组岩样低速非达西渗流试验同时测量的装置和方法
JP2007271323A (ja) 装置
JPH03257366A (ja) 血液回路及びこれを用いた血液測定装置及び血液測定方法
JP2002315598A (ja) 濾過器を用いた粒子の計装処理方法並びにその装置
JP2954113B2 (ja) 細胞および粒子の流れ特性測定方法ならびに測定装置
JP4194233B2 (ja) シース液供給装置および供給方法並びに試料分析装置
AU2019203388A1 (en) Columnar flow gas sampling and measurement system
CN109342271A (zh) 一种基于微量样品测量的毛细管粘度测试方法
JP2006145345A (ja) 流体流動性測定方法およびそれに用いる測定装置
KR101779087B1 (ko) Poct 기반 혈액생물성치 측정장치 및 측정방법
JPH05302921A (ja) 赤血球変形能測定方法および測定装置
Keiser et al. Intermittent air invasion in pervaporating compliant microchannels
US4348890A (en) Apparatus and a process for determining the rheological properties of biological fluids
JPH05312803A (ja) 赤血球変形能測定方法および測定装置
Frank et al. An investigation of particle flow through capillary models with the resistive pulse technique
JP2001242166A (ja) 細胞変形能測定装置
CN114993933A (zh) 基于微流控芯片测定2型糖尿病状态红细胞黏附力的方法