JPH05302723A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

Info

Publication number
JPH05302723A
JPH05302723A JP10969992A JP10969992A JPH05302723A JP H05302723 A JPH05302723 A JP H05302723A JP 10969992 A JP10969992 A JP 10969992A JP 10969992 A JP10969992 A JP 10969992A JP H05302723 A JPH05302723 A JP H05302723A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light receiving
heated
cooking
light
top plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10969992A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Okamura
嘉夫 岡村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP10969992A priority Critical patent/JPH05302723A/ja
Publication of JPH05302723A publication Critical patent/JPH05302723A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Ovens (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高さセンサの数を増加させることなく天板の
有無を検出する。 【構成】 調理室22の側壁部に、被加熱物Aの高さを
検出するための高さセンサ29,30,31を上下3段
に設け、天井部に庫内灯32を設ける。調理室22の側
壁部の天板受け部27,28には、オーブン調理用の天
板26が着脱可能にセットされる。オーブン調理時に
は、庫内灯32を点灯させ、このときの高さセンサ2
9,30,31の各受光素子29b,30b,31bの
受光信号を読取る。庫内灯32と受光素子29b,30
b,31bとの間に天板26が存在すれば、受光素子2
9b,30b,31bの受光信号が低レベルとなり、天
板26が存在しなければ高レベルとなるので、天板26
の有無を判断することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、調理室内に収容された
被加熱物の高さを検出する高さセンサを備えた加熱調理
器に関する。
【0002】
【従来の技術】加熱調理器例えばオーブン機能付きの電
子レンジにあっては、近年、調理の種類の多様化が図ら
れる一方、使用者のスイッチ操作を簡単とする調理の自
動化が図られてきている。そこで、この種の電子レンジ
にあっては、図8に示すような構成が考えられている。
【0003】即ち、本体1内に設けられた調理室2の底
部には、被加熱物が載置される回転皿3が設けられ、こ
の回転皿3に連動する重量センサ4を設けて該回転皿3
に載置された被加熱物の重量が検出されるようになって
いる。一方、調理室2の側壁部には、発光素子5a,6
a,7aと受光素子5b,6b,7bとを対向配置した
3組の高さセンサ5,6,7が設けられ、発光素子5
a,6a,7aを発光させたときの受光素子5b,6
b,7bの受光信号に基づいて、被加熱物(食品を保持
する容器)の高さが検出されるようになっている。
【0004】これにて、図示しない制御装置は、上記重
量センサ4及び高さセンサ5,6,7の検出結果に応じ
て加熱調理を制御し、自動調理を実行するものである。
尚、調理室2の両側壁部には、天板8を支持するための
天板受け部9,10が上下二段に設けられている。ま
た、一般に、調理室2の天井部には、調理室2内を照明
するための庫内灯11が設けられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の電子
レンジにあって、高さセンサ5,6,7の設けられる高
さ位置は、代表的な被加熱物の高さに応じて設定されて
いる。このため、図8に示すように、高さセンサ5,
6,7の位置は天板8が支持される高さ位置とはずれて
おり、例えばオーブン調理の自動化のために天板8の有
無を検出しようとする場合、高さセンサ5,6,7の他
に、天板8の検出専用の光センサを設けなければならな
くなる。
【0006】ところが、このように天板8の有無の検出
のために専用の光センサを設ける構成では、構造が複雑
となると共に、コストアップとなる不具合が生ずる。
【0007】また、上記従来のものでは、高さセンサ
5,6,7により被加熱物の高さは検出できるものの、
被加熱物が徳利などの細長いものなのか鍋などの大きい
ものなのかといった全体の形状までは判定することはで
きなかった。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その第1の目的は、調理室内にオーブン調理用の天
板が着脱可能に配置されるものにおいて、高さセンサの
数を増加させることなく天板の有無を検出することがで
きる加熱調理器を提供するにある。
【0009】また、本発明の第2の目的は、高さセンサ
を用いて被加熱物の形状までも検出することができる加
熱調理器を提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の加熱調理
器は、オーブン調理用の天板が着脱可能に配置される調
理室と、この調理室の側壁部に発光素子と受光素子とを
対向配置して構成され該調理室内に収容された被加熱物
の高さを検出する高さセンサと、前記調理室の天井部に
設けられた庫内灯と、この庫内灯を点灯させたときの前
記受光素子の受光信号から前記天板の有無を判断する判
断手段とを具備するところに特徴を有する。
【0011】また、本発明の第2の加熱調理器は、被加
熱物が収容される調理室と、この調理室の側壁部に発光
素子と受光素子とを対向配置して構成され前記被加熱物
の高さを検出する高さセンサと、前記調理室の天井部に
設けられた庫内灯と、前記高さセンサの検出結果及び前
記庫内灯を点灯させたときの前記受光素子の受光信号か
ら前記被加熱物の形状を判定する判定手段とを具備する
ところに特徴を有するものである。
【0012】
【作用】調理室の天井部に設けられた庫内灯と、調理室
の側壁部に設けられた受光素子との間に障害物が存在し
ていないときには、庫内灯が点灯されると、受光素子は
その光を受光して高レベルの受光信号を出力するように
なる。一方、庫内灯と受光素子との間に障害物が存在す
れば、庫内灯が点灯されても、受光素子の受光信号は低
レベルとなる。
【0013】従って、本発明の第1の加熱調理器によれ
ば、判断手段は、庫内灯を点灯させたときの受光素子の
受光信号から、その受光素子の上方に天板が配置されて
いるかどうかを判断することができる。
【0014】また、本発明の第2の加熱調理器によれ
ば、判断手段は、高さセンサの検出結果から被加熱物の
高さを検出することができると共に、庫内灯を点灯させ
たときの受光素子の受光信号から被加熱物がどのくらい
幅広いものかを検出することができ、これらから、被加
熱物の形状を判定することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明をオーブン機能付き電子レンジ
に適用した一実施例について、図1乃至図7を参照して
説明する。まず、図5及び図6を参照して、電子レンジ
の全体構成について簡単に述べる。
【0016】加熱調理器たる電子レンジの本体21内に
は、調理室22及び図示しない機械室が左右に併設され
ている。図示はしないが、前記調理室22には、オーブ
ン調理用のヒータ等が設けられ、前記機械室内には、前
記調理室22内にマイクロ波を供給するレンジ調理用の
マグネトロン等が設けられている。
【0017】前記調理室22の底部には、レンジ調理時
に被加熱物A(図1,図4参照)が載置される回転皿2
3が取外し可能に設けられている。この場合、回転皿2
3上に載置される被加熱物Aとしては、肉の塊(図4
(a)参照)等の食品そのものの他に、酒を収容した徳
利(図4(b)参照)や、煮物等を収容した鍋(図4
(c)参照)等も含まれる。
【0018】そして、前記回転皿23は、図示しないモ
ータにより、調理室22の床部を貫通する軸24を介し
て回転されるようになっているのであるが、その軸24
の下端部には、回転皿23上に載置された被加熱物Aの
重量を検出するための周知の重量センサ25が設けられ
ている。
【0019】一方、前記調理室22の左右の側壁部に
は、オーブン調理用の天板26(図1参照)を着脱可能
に支持するための天板受け部27,28が、上下2段に
設けられている。この場合、図1に示すように、オーブ
ン調理を行いたいときには、使用者は、この天板26上
に例えばパン生地等の被加熱物Aを載置し、天板受け部
27,28にセットするのであるが、この際、1枚の天
板26のみを使用する場合には、下側の天板受け部28
にセットするようになっている(図1(a)参照)。
尚、図1に示すように、このオーブン調理時には、前記
回転皿23は軸24から取外されるようになっている。
【0020】さて、調理室22の側壁部には、被加熱物
Aの高さを検出するための高さセンサ29,30,31
が上下3段に設けられている。この高さセンサ29,3
0,31は、LEDからなる発光素子29a,30a,
31aと、フォトトランジスタからなる受光素子29
b,30b,31bとを、夫々左右の側壁部に対向配置
して3組の透過形光センサを構成してなるものである。
【0021】このうち、高さセンサ29は、調理室22
内の上部(天板受け部27の上方)に位置し、高さセン
サ30は、調理室22内の中間部(天板受け部27,2
8間)に位置し、高さセンサ31は、調理室22内の下
部(回転皿23のすぐ上部に相当し天板受け部28の下
方位置)に設けられている。これにて、高さセンサ29
により、回転皿23上に被加熱物Aが載置されているか
どうか、及びその被加熱物Aの高さが、高いか、中位
か、低いかを検出することができるようになっている。
【0022】さらに、調理室22の天井部の中央には、
調理室22内を照明するための庫内灯32が設けられて
いる。この庫内灯32は、図6に示すように、前記機械
室に設けられた制御装置33により、リレー34を介し
て通断電制御されるようになっている。また、前記高さ
センサ29,30,31の発光素子29a,30a,3
1aも、前記制御装置33により制御されるようになっ
ている。
【0023】この制御装置33は、マイクロコンピュー
タ等から構成され、前記重量センサ25の検出信号、前
記高さセンサ29,30,31の受光素子29b,30
b,31bの受光信号、本体21の前面に設けられ表示
部35aや各種スイッチ35bを有する操作パネル35
のスイッチ信号、調理室22の前面に設けられた図示し
ない扉の開閉を検出する扉モニタスイッチ36の検出信
号が入力されるようになっている。
【0024】これにて、制御装置33は、上記各種の入
力信号及び予め記憶された調理プログラムに基づいて、
前記マグネトロンやヒータを制御し、被加熱物Aの加熱
調理を実行するようになっている。このとき、後のフロ
ーチャートの説明にて詳述するように、制御装置33
は、そのソフトウエア的構成により、被加熱物Aが収容
された際に、オーブン調理かレンジ調理かの判断を行
い、オーブン調理の場合には、前記発光素子29a,3
0a,31aの消灯状態で、前記庫内灯32を点灯さ
せ、このときの各受光素子29b,30b,31bの受
光信号に基づいて天板26の有無を判断するようになっ
ている。
【0025】そして、レンジ調理の場合には、高さセン
サ29,30,31を作動させて被加熱物Aの高さを検
出すると共に、発光素子29a,30a,31aの消灯
状態で前記庫内灯32を点灯させ、このときの各受光素
子29b,30b,31bの受光信号に基づいて、被加
熱物Aの形状を判定するようになっている。従って、こ
の制御装置33が、本発明にいう判断手段及び判定手段
として機能するようになっているのである。
【0026】この場合、図7に示すように、各受光素子
29b,30b,31bには、放射照度Eの大きさに比
例した光電流I(電圧V)が流れる。ここで、庫内灯3
2の消灯時や、庫内灯32を点灯させたときにその庫内
灯32と受光素子29b,30b,31bとの間に障害
物(天板26や被加熱物A)が存在するときには、照度
がE1となって受光素子29b,30b,31bは低レ
ベル(電圧V1)の受光信号を出力する。
【0027】一方、庫内灯32を点灯させたときにその
庫内灯32と受光素子29b,30b,31bとの間に
障害物が存在しないときには、照度がE2となって受光
素子29b,30b,31bは高レベル(電圧V2)の
受光信号を出力する。従って、V1とV2との間のしき
い値Vxを予め設定しておけば、制御装置33は、各受
光素子29b,30b,31bの受光信号のレベルか
ら、庫内灯32とそれら受光素子29b,30b,31
bとの間に障害物があるかないかを検出することができ
るのである。
【0028】次に、上記構成の作用について、図1乃至
図4も参照して述べる。使用者が、調理室22内に被加
熱物Aを収容した後扉を閉じると、制御装置33は、図
2及び図3のフローチャートに示す手順にて、天板26
の有無や、被加熱物Aの形状を判定し、自動的に調理の
態様等を決定する。
【0029】即ち、図2に示すように、まず、重量セン
サ25の出力を読取ることにより回転皿23の有無を判
断する(ステップS1)。ここで、上述のようにオーブ
ン調理を行う場合には、回転皿23が取外されるため、
回転皿23がセットされているときには(Yes)、調
理の態様がレンジ調理と判断され(ステップS2)、回
転皿23が取外されていると(No)、オーブン調理と
判断される。レンジ調理の場合の処理は後述する。
【0030】オーブン調理と判断されたときには、次の
ステップS3にて、庫内灯32を点灯し、このときの前
記高さセンサ29,30,31の各受光素子29b,3
0b,31bの受光信号を読取る。そして、次のステッ
プS4では、最下段の受光素子31bの出力信号が高
(H)レベルか低(L)レベルかが判断される。
【0031】ここで、図1にも示すように、最下段の受
光素子31bは、下段の天板受け部28よりも下方に位
置しているので、天板26がいずれかの天板受け部2
7,28にセットされているならば、庫内灯32の光が
遮られて出力信号は必ずLレベルとなる筈である。従っ
て、受光素子31bの出力がHレベル(ステップS4で
Yes)ならば、天板26がセットされていないと判断
でき、次のステップS5にて、操作パネル35の表示部
35aに、例えば「回転皿又は天板をセットしてくださ
い」というエラーメッセージを表示する。
【0032】一方、受光素子31bの出力がLレベル
(ステップS4でNo)ならば、ステップS6にて、中
段の受光素子30bの出力信号が高(H)レベルか低
(L)レベルかが判断される。ここで、天板26が1枚
のみセットされている場合には、図1(a)に示すよう
に、庫内灯32の光が受光素子30bに入力されるよう
になるから、Hレベルであるならば(Yes)、1枚の
天板26が下段の天板受け部28にセットされていると
判断される(ステップS7)。
【0033】そして、受光素子30bの出力信号がLレ
ベルであるならば(ステップS6にてNo)、図1
(b)に示すように、上段の受光素子29bの出力信号
がHレベルであろうがLレベルであろうが、上下段の両
天板受け部27,28に天板26,26がセットされて
いると判断することができるのであるが(ステップS
9,S10)、さらに受光素子29bの出力信号を読取
り、これがLレベルであるならば(ステップS8にてN
o)、上段の天板受け部27に載置されている天板26
上に、極めて大きな被加熱物Aが載置されていると判断
できるのである(ステップS10)。
【0034】この後、使用者によりスタートスイッチが
押圧操作されると、制御装置33は、上述のように判断
した天板26の枚数に応じた加熱の態様(加熱出力や加
熱時間等)にて、オーブン調理を実行するのである。
【0035】次に、レンジ調理の場合(ステップS2)
の被加熱物Aの形状判定の手順を、図3のフローチャー
トを参照して述べる。上述のように、調理の態様がレン
ジ調理と判断されると、まず、ステップS21にて、高
さセンサ29,30,31が作動されて回転皿23上の
被加熱物Aの高さが検出される。これは、例えば各発光
素子29a,30a,31aを順に発光させて、そのと
きの各受光素子29b,30b,31bの受光信号を読
取ることにより行われる。
【0036】そして、その被加熱物Aの高さ検出の結果
は、「低い」,「中位」,「高い」の3通りに分かれ
(ステップS22)、夫々の場合について、以下のよう
に被加熱物Aの形状判定が行われる。
【0037】まず、被加熱物Aの高さが低い場合、ステ
ップS23にて、発光素子29a,30a,31aの消
灯状態で庫内灯32が点灯され、次のステップS24に
て、最下段の受光素子31bの受光信号が読取られる。
ここで、受光信号がHレベルならば(Yes)、被加熱
物Aが小さいものと判定され(ステップS25)、一
方、受光信号がLレベルならば(No)、図4(a)に
示すように、被加熱物Aが肉の塊のような低くて容量の
大きいものと判定される(ステップS26)。
【0038】そして、被加熱物Aの高さが中位の場合、
同様に、ステップS27にて、庫内灯32が点灯され、
次のステップS28にて、最下段の受光素子31bの受
光信号が読取られる。ここで、受光信号がHレベルなら
ば(Yes)、図4(b)に示すように、被加熱物Aが
徳利などの細長いものと判定され(ステップS29)、
一方、受光信号がLレベルならば(No)、図4(c)
に示すように、被加熱物Aが専用鍋等の容量の大きいも
のと判定される(ステップS30)。
【0039】さらに、被加熱物Aの高さが高い場合、ま
ず、同様に、ステップS31にて、庫内灯32が点灯さ
れ、次のステップS32にて、最下段の受光素子31b
の受光信号が読取られる。受光信号がHレベルならば
(Yes)、被加熱物Aが哺乳瓶等の高くて極めて細長
いものと判定される(ステップS33)。
【0040】受光素子31bの受光信号がLレベルなら
ば(ステップS32にてNo)、次のステップS34に
て、中断の受光素子30bの受光信号が読取られる。こ
こで、受光素子30bの受光信号がHレベルならば(Y
es)、被加熱物Aが徳利などの極めて高くてやや細長
いものと判定され(ステップS35)、一方、受光信号
がLレベルならば(No)、被加熱物Aが一般の鍋等の
極めて大きいものであると判定されるのである(ステッ
プS36)。
【0041】以上のようにして被加熱物Aの形状が判定
され、この後、使用者によりスタートスイッチが押圧操
作されると、制御装置33は、この判定に基づいて調理
の態様(あたため,煮物,解凍,酒のかん等)を決定
し、レンジ調理を実行するのである。
【0042】このように本実施例によれば、庫内灯32
を点灯させたときの受光素子29b,30b,31bの
受光信号から、天板26の有無を判断するようにしたの
で、天板26の有無を検出するための専用の光センサを
設けることなく、天板26の有無を確実に検出すること
ができ、ひいては、オーブン調理の自動化を進める上で
極めて有用となる。
【0043】この場合、調理室22に元来設けられてい
る高さセンサ29,30,31及び庫内灯32を用い
て、ソフトウエア的構成のみにて天板26の有無の検出
を行うことができるので、構成を複雑にすることなく極
めて安価に済ませることができるものである。
【0044】そして、レンジ調理時にあっても、高さセ
ンサ29,30,31の検出結果及び、庫内灯32を点
灯させたときの受光素子29b,30b,31bの受光
信号から、被加熱物Aの形状を判定するようにしたの
で、被加熱物Aの高さだけでなく形状までも確実に検出
することができ、ひいては、レンジ調理の自動化を進め
る上で極めて有用となる。
【0045】この場合にも、構成の複雑化を招くことな
く、極めて安価に済ませることができるものである。
【0046】尚、上記実施例では、庫内灯32を点灯さ
せたときの受光素子29b,30b,31bの受光信号
から、天板26の有無の判断及び被加熱物Aの形状の判
定の両方の機能を果たすようにしたが、いずれか一方の
機能を備えている構成としても、十分な効果を得ること
ができる。
【0047】また、上記実施例では、受光素子29b,
30b,31bが庫内灯32の光を受光したか否かの判
断を、受光信号のレベルをしきい値Vxと比較すること
により行うようにしたが、例えば、庫内灯の点灯前と点
灯時との受光素子の出力変動の大小で受光の判断を行っ
たり、あるいは、庫内灯の点灯時の複数個の受光素子の
出力を比較して受光の判断を行うように構成することも
できる。
【0048】その他、本発明は上記実施例に限定される
ものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が
可能である。
【0049】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
によれば、次のような優れた効果を奏する。
【0050】即ち、請求項1の加熱調理器によれば、庫
内灯を点灯させたときの受光素子の受光信号から、その
受光素子の上方に天板が配置されているかどうかを判断
するようにしたので、高さセンサの数を増加させること
なく天板の有無を確実に検出することができる。
【0051】また、請求項2の加熱調理器によれば、庫
内灯を点灯させたときの受光素子の受光信号から被加熱
物がどのくらい幅広いものかを検出することができ、高
さセンサの検出結果と併せて、高さセンサの数を増加さ
せることなく被加熱物の形状までも確実に判定すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、オーブン調理
時に1枚の天板(a)及び2枚の天板(b)をセットし
た様子を示す全体の概略的縦断正面図
【図2】天板の有無の判断の手順を示すフローチャート
【図3】被加熱物の形状の判定の手順を示すフローチャ
ート
【図4】レンジ調理時に形状の相違する被加熱物を配置
した様子を示す概略的縦断正面図
【図5】電子レンジの概略的縦断正面図
【図6】要部の電気的構成を示す図
【図7】放射照度と受光素子の出力との関係を示す図
【図8】従来例を示す図5相当図
【符号の説明】
図面中、21は本体、22は調理室、23は回転皿、2
5は重量センサ、26は天板、27,28は天板受け
部、29,30,31は高さセンサ、29a,30a,
31aは発光素子、29b,30b,31bは受光素
子、32は庫内灯、33は制御装置(判断手段,判定手
段)、Aは被加熱物を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーブン調理用の天板が着脱可能に配置
    される調理室と、この調理室の側壁部に発光素子と受光
    素子とを対向配置して構成され該調理室内に収容された
    被加熱物の高さを検出する高さセンサと、前記調理室の
    天井部に設けられた庫内灯と、この庫内灯を点灯させた
    ときの前記受光素子の受光信号から前記天板の有無を判
    断する判断手段とを具備してなる加熱調理器。
  2. 【請求項2】 被加熱物が収容される調理室と、この調
    理室の側壁部に発光素子と受光素子とを対向配置して構
    成され前記被加熱物の高さを検出する高さセンサと、前
    記調理室の天井部に設けられた庫内灯と、前記高さセン
    サの検出結果及び前記庫内灯を点灯させたときの前記受
    光素子の受光信号から前記被加熱物の形状を判定する判
    定手段とを具備してなる加熱調理器。
JP10969992A 1992-04-28 1992-04-28 加熱調理器 Pending JPH05302723A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10969992A JPH05302723A (ja) 1992-04-28 1992-04-28 加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10969992A JPH05302723A (ja) 1992-04-28 1992-04-28 加熱調理器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05302723A true JPH05302723A (ja) 1993-11-16

Family

ID=14516969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10969992A Pending JPH05302723A (ja) 1992-04-28 1992-04-28 加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05302723A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009083355A2 (en) * 2007-12-28 2009-07-09 Arcelik Anonim Sirketi An oven
JP2014016157A (ja) * 2013-10-31 2014-01-30 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009083355A2 (en) * 2007-12-28 2009-07-09 Arcelik Anonim Sirketi An oven
WO2009083355A3 (en) * 2007-12-28 2010-04-08 Arcelik Anonim Sirketi An oven
GB2471025A (en) * 2007-12-28 2010-12-15 Arcelik As An oven
GB2471025B (en) * 2007-12-28 2011-08-10 Arcelik As An oven
JP2014016157A (ja) * 2013-10-31 2014-01-30 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0562741B1 (en) Microwave oven
US5111028A (en) Method and control arrangement for cooking appliances
US20120099761A1 (en) Cooker and control method thereof
US6940049B2 (en) Heating element temperature control for a cooking appliance
GB2280829A (en) Microwave oven having non-contact temperature sensor for food
KR960002806B1 (ko) 가열조리기
JPH05302723A (ja) 加熱調理器
US20180206311A1 (en) Cooking appliance and methods of operation
JPH05346235A (ja) 調理装置
KR0169506B1 (ko) 가열조리기
JP2015224821A (ja) レンジフード
JPH0674453A (ja) 加熱調理器
KR20100122024A (ko) 조리기기
JP2598831B2 (ja) 電子レンジ
JP2800652B2 (ja) 電子レンジ
KR20020046132A (ko) 가열조리기
KR20000013635A (ko) 히터 위치 감지 수단을 가지는 전자 레인지
JP5366865B2 (ja) 加熱調理器
JPH0579635A (ja) 加熱調理器
JP2006105427A (ja) 加熱調理器
JP2724228B2 (ja) 加熱調理器
CA2139598A1 (en) Microwave oven
JPH05280748A (ja) 電子レンジ
JPH06281151A (ja) 加熱調理器
KR20050081663A (ko) 조리용 오븐의 온도 제어 방법