JPH0530264Y2 - - Google Patents

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JPH0530264Y2
JPH0530264Y2 JP1984123157U JP12315784U JPH0530264Y2 JP H0530264 Y2 JPH0530264 Y2 JP H0530264Y2 JP 1984123157 U JP1984123157 U JP 1984123157U JP 12315784 U JP12315784 U JP 12315784U JP H0530264 Y2 JPH0530264 Y2 JP H0530264Y2
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JP
Japan
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heater
case
bimetal
contact
terminal plate
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JP1984123157U
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JPS6138751U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は例えば単相誘導電動機に付加して使用
される過負荷保護装置に関し、特にそのヒータの
改良に係わる。
従来例の構成とその問題点 従来の過負荷保護装置は、第1図及び第2図に
示すように、ケース1の内部に接点端子板7,9
及びヒータ端子板8が固定されており、この接点
端子板7,9を回路的に接続するために、バイメ
タル2が有り、このバイメタル2の両端には、接
点5,6がスポツト溶接されている。また、接点
端子板9とヒータ端子板8の間には、バイメタル
2を加熱するヒータ3が接続されている。外部に
延出され接続される端子板は、ヒータ端子板8,
及び接点端子板7であり(接点端子板9は外部端
子として使用しない)一連の回路は、接点端子板
7、接点5、バイメタル2、接点6、接点端子板
9、最後が端子板8となる回路となる。そして接
点端子板9とヒータ端子板8の間にヒータ3がス
ポツト溶接されている。4はアジヤストスクリユ
ーで、バイメタル2を固定するため、取付けられ
ている。以上の構成により前記回路に過電流が流
れると、ヒータ3が加熱されて、ヒータ3の発熱
とバイメタル2自身の発熱により、前記バイメタ
ル2はスナツプ動作を起こし、接点5,6を開路
とするものである。ここで前記ヒータ3として
は、従来ニクロム線等を蛇行状に曲げ加工した
後、ヒータ端子板8、接点端子板9にスポツト溶
接されるものが一般的に使用されていた。また特
に通電電流値が小さい仕様の過負荷保護装置にお
いては、ヒータ3の抵抗値を大きくしなければな
らないことから、第1図および第2図に示すよう
に、ヒータ3の線径を細くし、コイル状に巻き抵
抗を大きくした状態で、これをヒータ端子板8と
接点端子板9に接続していた。しかし、ヒータ容
量の大きいものを必要とする場合、ヒータ3の線
径を太くしなければならないので、ヒータ3をコ
イル状に巻くと線径に比例し、コイル径も大きく
なる為、ヒータ3がケース1の内面に接触すると
いう欠点を有していた。したがつて大容量タイプ
のものでは第1図、第2図に示すような、単純な
コイル状のヒータを組み込むことができないとい
う欠点を有していた。
考案の目的 そこで本考案の過負荷保護装置は、ヒータを楕
円形でコイル状に巻くと共に直線部をも設け、こ
のヒータをケースの空間範囲を有効に使用する状
態でケースに組み込んでヒータ容量の高い仕様に
も採用できるようにすることを、目的とする。
考案の構成 この目的を達成するために本考案は、ヒータを
直線部と楕円形でコイル状に巻いた非直線部とよ
り形成し、ヒータの寸法のばらつきによるケース
との接触をなくし、高いヒータ抵抗値を保有し得
るようにしたものである。
実施例の説明 以下本考案の一実施例を添付図面の第3図ない
し第5図に従い説明する。尚、図中第1図および
第2図の従来例と同一の符号は従来例と同一部分
を示すものとする。
第3図ないし第5図に示す如く、本考案の過負
荷保護装置は筒状の樹脂製のケース1と、熱によ
つて反転するバイメタル2とこのバイメタル2を
加熱すべくバイメタル2の下方に配置されたヒー
タ3′を備え、ヒータ3′は、直線部11と、楕円
形でコイル状に巻いた非直線部10とから成る。
またバイメタル2の中央にはケース1に支持され
たアジヤストスクリユウ4が固定され、バイメタ
ル2の両端には接点5,6を備えている。7は接
点5が接離する接点端子板、8はヒータ3′とス
ポツト溶接されるヒータ端子板、さらに9はヒー
タ3′とスポツト溶接され接点6が接離する接点
端子板である。さらに接点端子板7,9、ヒータ
端子板8はケース1を貫通してケース1外に延出
され、接点端子板7とヒータ端子板8には外部回
路が電気的に接続されるものである。ヒータ3′
はケース1に組み込まれており、第5図に示すよ
うに銅、ニツケル抵抗線から成り、10は、立体
的に楕円形でコイル状に巻いた非直線部であり、
11は直線部である。
上記構成において、ヒータ3′はケース1内部
の狭部においては直線部11を、また前記狭部以
外の比較的空間余裕のある部分ではコイル状の非
直線部を配設する組み合わせからなつているた
め、ヒータ3′を入れるケース1内のスペースは
有効に使用され、またケース1内部の狭部におい
ては直線部11を使用しているのでケース1との
接触がない。
従つてヒータ3は高い抵抗値が得られ、また高
いヒータ容量の仕様でも製作可能であるため、応
用範囲が広く、またヒータのケース当たりがなく
信頼性の高い過負荷保護装置が得られる。
考案の効果 以上の説明からも明らかなように本考案の過負
荷保護装置は、バイメタルを加熱するためにケー
ス内に配設されるヒータを、直線部と、楕円形で
コイル状に巻いた非直線部とで形成したものであ
るから、ヒータの全長が長いものでもケース内に
収納できるため、ヒータの線径を太くすることに
よりヒータ容量の高い仕様を採用できるため応用
範囲が広く、また、直線部と、楕円形でコイル状
に巻いた立体的形状を組み合わせているため、ケ
ース,バイメタルとの接触がなく高容量タイプで
しかも信頼性の向上が計れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の過負荷保護装置の平面図、第2
図は第1図の−線の断面図、第3図は本考案
の過負荷保護装置の一実施例を示す平面図、第4
図は第3図′−′線の断面図、第5図aは同過
負荷保護装置のヒータの平面図、第5図bは同ヒ
ータの側面図である。 1……ケース、2……バイメタル、3′……ヒ
ータ、5,6……接点、7,9……接点端子板、
8……ヒータ端子板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケースと、このケース内に配置させ接点を有す
    るバイメタルと、このバイメタルを加熱する前記
    バイメタルの下方に設けたヒータとを備え、この
    ヒータは前記ケース内の狭部に配設される直線部
    と前記狭部以外の空間に配設され、楕円形でコイ
    ル状に巻いた非直線部とを有し、前記ヒータを、
    前記ケース外へ延出される接点端子板あるいはヒ
    ータ端子板にスポツト溶接した過負荷保護装置。
JP12315784U 1984-08-10 1984-08-10 過負荷保護装置 Granted JPS6138751U (ja)

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JP12315784U JPS6138751U (ja) 1984-08-10 1984-08-10 過負荷保護装置

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JP12315784U JPS6138751U (ja) 1984-08-10 1984-08-10 過負荷保護装置

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Publication Number Publication Date
JPS6138751U JPS6138751U (ja) 1986-03-11
JPH0530264Y2 true JPH0530264Y2 (ja) 1993-08-03

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5729051B2 (ja) * 1974-06-10 1982-06-21

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5729051U (ja) * 1980-07-26 1982-02-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5729051B2 (ja) * 1974-06-10 1982-06-21

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JPS6138751U (ja) 1986-03-11

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