JPH0530205Y2 - - Google Patents

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JPH0530205Y2
JPH0530205Y2 JP1987000773U JP77387U JPH0530205Y2 JP H0530205 Y2 JPH0530205 Y2 JP H0530205Y2 JP 1987000773 U JP1987000773 U JP 1987000773U JP 77387 U JP77387 U JP 77387U JP H0530205 Y2 JPH0530205 Y2 JP H0530205Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、乗合自動車等の乗車券として磁気
的に情報が保持できるカードを処理する、つまり
カードの有効性を判断すると同時に、カードに磁
気的、機械的に保持されている有効使用回数(ま
たは有効使用金額)を減じるカード処理装置にか
かるものである。
「従来の技術」 従来より、乗合自動車の乗車券として磁気カー
ドを使用してそれを処理する方法、装置について
は種々のものが提案され、また使用されてきた。
また、磁気情報を保持したカードに使用の度数の
目安としてパンチ穴をあけることは、通信事業に
代表される公衆電話用カードを使用したシステム
に使用されてきた。
この種のカードは一般にカードの長手方向にス
トライプ状に磁性材料が塗布され、この磁気スト
ライプに磁気ヘツドによつてN/Sの磁気極性を
パターン化して情報が記録されている。カードを
使用する不特定多数の人の中には、本人が気づか
ない間にカードを比較的強い磁場中に配して記憶
情報を破壊して、乗車券としての効力を失わせる
ことがあつた。
「考案が解決しようとする問題点」 従来においてはカードのパンチ穴については使
用度数の目安として利用されるだけであつて、こ
のパンチ穴を読み取つてカードの磁気情報が破壊
されたときに、これを補うという積極的な利用は
されていなかつた。従つてカードの磁気記憶情報
が破壊した磁気カード乗車券を持つた客が乗合自
動車等に乗車するときは、カード処理機がこのカ
ードを受けつけないために運賃精算ができなくか
つその救済の方法がないという欠点があつた。
この考案は、上記従来技術が持つ欠点を解決す
るためになされたもので、その目的とするところ
は、磁気記憶情報の破壊したカード(乗車券)に
対して、使用度数を示すパンチ穴の数を読み取る
ことによつて応急的にカードの処理(使用)を可
能とした磁気カード処理装置を提供することにあ
る。
「問題点を解決するための手段」 この考案によれば、カードの磁気情報が破壊さ
れているときには、磁気記憶情報の誤りとしてそ
のカードは一度返却口に戻すが、そのカードに印
字等の方法によつて記載された内容が目視によつ
て有効と判断されたときは、磁気カード処理装置
に装備された応急処理指定スイツチをONにする
ことによつて、この磁気的に破壊されたカードの
磁気記憶情報の読み出しは行わず、あるいはその
読み出しを無視して、カードのパンチ穴を穴読み
取り手段で読み取り、その読み取つた内容にもと
ずき、そのカードを処理し、返却する際にカード
異常パンチ欄にパンチ穴をあける手段が設けられ
る。
このようにしてカードの磁気情報が破壊されて
いることに気付かずにそのカードを利用した場合
に、そのカードが有効な場合は応急処理指定スイ
ツチの操作によりパンチ穴をもとにカード処理が
なされ、つまりカードの利用がなされるが、その
後はカード異常パンチ欄にパンチ穴があけられ、
カードの不良が知らされる。
「実施例」 以下、図面を参照してこの考案の実施例を説明
する。
第1図は、考案による磁気カード処理装置の構
成を示すブロツク図である。
この装置は、 カードを挿入口から取り込み、磁気読み取り、
磁気書き込み、パンチをする各機構部分にカード
を搬送するカード搬送部110と、 カードの搬送量をパルス信号に変換し、カード
の搬送量を制御部210に送る搬送量検出部12
0と、 カードの磁気情報の読み書きを行う磁気読み/
書き部130と、 カードにパンチ穴を空けるパンチ部140と、 カードのパンチ穴を検出する穴読み取り部15
0と、 カードが装置内にあるか否かを検出したり、磁
気読み取りの開始、磁気書き込みの開始、パンチ
穴基準位置を検出するカード端検出部160と、 この装置の動作状態を指定したり、車両運行の
系統番号や区域番号等の情報を入力する操作入力
部170と、 設定された系統番号や区域番号、そして装置か
ら操作者へのメツセージを表示し、警報音を発す
る表示警報部180と、 装置が、カードの有効性や処理の判断をする時
に使用する情報、そしてカード処理のドキユメン
トを記録するためのメモリ部190と、 現在の時刻情報を制御部210に送る時計部2
00と、 これらの各部の制御およびカード情報の処理、
その情報の有効性等を判断する制御部210とで
構成される。
第2〜4図は、第1図に示した構成部分の一部
を詳細に記したものである。
操作入力部170は第2図に示すように乗合自
動車の運転系統を入力する複数のデジタルスイツ
チよりなる系統番号入力器171と、現在運行し
ている区域の番号(いわゆる整理券番号に対応す
る)を入力する区域番号入力器172と、この装
置のカード処理を指定するオン、オフの応急処理
指定スイツチ173とで構成される。区域番号入
力器172は、系統番号入力器171により入力
された系統番号によつてメモリ部190中の系統
情報用メモリ191から区域番号列が検索される
ため、この区域番号列から1つを選び出す機構
(ステツプアツプ又はステツプダウン機構)とな
つている。また、応急処理指定スイツチ173
は、ONで装置は応急処理動作、OFFで通常動作
となる。
表示警報部180は、第3図に示すように、操
作入力部170から入力された系統番号および区
域番号を操作者に対して表示する系統番号表示器
181および区域番号表示器182と、カード処
理の状況および結果を操作者に知らせるメツセー
ジ表示器183と、警報音発生器184とで構成
される。
メモリ部190は、第4図に示すように系統番
号に対する区域番号列が検索できる固定情報のメ
モリである系統情報用メモリ191と、カード処
理および操作者の操作内容(操作者番号、運行系
統番号など)を記録する蓄積情報用メモリ192
とよりなる。
第5図は、この装置のカード処理に直接かかわ
る各部の配置を模式的に示した説明図である。
挿入口マウスピース220からカード300が
挿入されると、このことがカード検出センサ(挿
入検出用)161に検出される。この検出信号に
よりカード搬送ベルト112は、カード取込方向
に駆動され、カード300は装置内に取り込まれ
る。カード300の先端がカード検出センサ(磁
気読み取り用)162までくると、カード300
の磁気情報の読み取りが磁気ヘツド131により
開始する。次にカード300がパンチ穴検出セン
サ151上を通過する間にカード300に開けら
れたパンチ穴の数と位置がこのセンサ151の出
力から検出される。
読み取つた磁気情報および、パンチ穴数、穴位
置の情報が有効と判断されたときには、カード3
00の使用回数の減算(または減額)をするため
に、パンチ器141によるパンチ動作と磁気ヘツ
ド131による磁気書き込みが行われる。このパ
ンチは、カード300の左端(第5図において)
がカード検出センサ(パンチ位置決め用)164
で検出されたときカード搬送ベルト112の駆動
を逆転させ、カード排出方向に動作させ、カード
搬送ベルト112を駆動する駆動輪にエンコーダ
121が取付けられ、エンコーダ121の発生す
るパルス信号に基づいてカード300をパンチ位
置まで搬送し、パンチ器141にてせん孔する。
続いてカード300の左端をカード検出センサ
(磁気書き込み用)163で検出すると、磁気ヘ
ツド131によるカード300に対する情報の磁
気書き込みが行われる。通常はパンチおよび磁気
書き込みが完全に行われたか否かチエツクする動
作をするがここでは省略する。
第6図及び第7図は、カード300の外観を示
した図である。カード300の磁気形成面には第
6図Aに示すように磁気情報を記録しておく磁気
ストライプ310がカード300の長手方向に沿
つて1側部の近くに形成され、カード300の他
側部にパンチ欄が設けられ、そのパンチ欄には使
用度数パンチ欄320が連続して印刷され、これ
より離れてカード異常パンチ欄330が印刷され
ている。また、第6図Bに示すように期限切れ等
の理由でカードが無効となつたことを示す無効パ
ンチ欄340を設けたカードもある。以下の説明
は、第6図Bに示したカードを使用した例につい
てである。
カード300の磁気が形成されていない反磁気
面には、カード300に目視可能な情報が印刷さ
れている。例えば第7図に示すようにカードを発
行管理する会社名350や発行所名360、発行
番号370、券種380、カードが使用可能な期
限を示す有効期限390、使用可能な区域番号4
00,400′がそれぞれ印刷されている。使用
可能な区域番号400,400′は、磁気カード
処理装置に操作者が入力する区域番号に対応し、
これによつて乗車および降車の有効性が判断され
ることになる。
第8図にカード300に記録される磁気情報の
項目例を示す。カード300に記録される項目5
00には、大別して、磁気カード処理装置によつ
て書き替えられない項目、つまり固定項目510
と、書き替えられる項目である変動項目520と
がある。固定項目510には会社コード511…
乗降有効区域コード517などがある。
変動項目520には、カードの今後使用可能な
度数残数(残額)521、乗車したときに記録す
る乗車区域コード522、降車したときに記録す
る降車区域コード523、乗車したときの時刻を
記録する乗車日時コード524、降車したときの
時刻を記録する降車日時コード525、また降車
後、次の乗物(乗合自動車、鉄道)に乗車する際
チエツクされる乗継判定コース526などがあ
る。
第9図はこの装置の操作手順を示す。
乗合自動車(ワンマン)の場合、この装置は運
転手によつて操作されることになるが、その操作
は次の手順によつて操作される。
電源をONとした後(600)、第2図中の操作入
口部170における系統番号入力器171を操作
してその車両運行の系統番号設定を行い(610)、
更に現在運行している区域番号設定を区域番号入
力器172を操作して行う(620)。この後、設定
した系統番号のルートに従つて運行(630)、運行
中または停留所の停車中において必要に応じて区
域番号の変更を区域番号入力器172を操作して
行い(640)またカード処理を行う(650)。そし
て設定した系統番号のルートの運行が終了したと
き(660)、この装置の電源をOFFする(670)。
第10図にこの装置のカード処理手順を示す。
この装置は、カード300が挿入口(第5図2
20)に挿入されることを常時監視している。つ
まり挿入検出用カード検出カードセンサ161に
よりカード挿入検出を常に判断している(700)。
ひとたびカード300が挿入されると搬送ベルト
112を正転(カード取込動作)を行い(710)、
次に応急処理指定スイツチ173のON/OFFを
判断し(720)、そのいずれかに応じてカード処理
の方法をかえる。
応急処理指定スイツチ173がOFFのとき、
つまり通常処理指定のときは、磁気ヘツド131
によりカード300中の磁気情報の読み取りを行
い(730)、その読み取つた磁気情報を、その使用
度数、乗車区域、降車区域、有効期限等の点で有
効性を判断する(740)。その磁気情報が無効と判
断されたときは、警報音発生器184から警報音
を発生し、エラーメツセージをメツセージ表示器
183に表示をする(810)。読み取つた磁気情報
が有効と判断されたときは、パンチ穴検出センサ
151でパンチ穴読み取りを行い(750)、パンチ
穴情報の有効性を判断する(760)。パンチ穴情報
が無効の場合は磁気情報無効と同様な処理をす
る。パンチ穴情報が有効と判断されたときには、
搬送ベルト112の回転を逆転し(770)、カード
300の使用度数の減算および乗車、降車の情報
をカード300に入れるためパンチ器141によ
り使用度数パンチ欄320に順番にパンチ穴あけ
を行い(780)、また磁気ヘツド131により磁気
ストライプ310に磁気的書き込みを行う
(790)、その後カード300を排出する(800)。
一方、応急処理指定スイツチ173がONの場
合は、通常処理における磁気情報の読み出しは行
わず、又はその読み出した情報を無視し、パンチ
穴検出センサ151によるパンチ穴の読み取りを
行い(750′)、その読み取つたパンチ穴情報の有
効性を調べ(760′)、これが有効と判定されると
搬送ベルト112を逆転し(770′)、更にパンチ
器141によりカード異常パンチ欄330にパン
チ穴をあけ(820)、更に無効パンチ欄340にパ
ンチ穴をあけ(830)、その後カード300を排出
する(800)。
この応急処理は、カードを通常処理させたとき
に磁気破壊のエラーメツセージが表示され、操作
者(運転手)がそのカードの反磁気面に印字され
たカード情報を目視してそのカードの有効性を認
めたときに応急処理指定スイツチ173を操作者
(運転手)がONとして実行される。またこの応
急処理により無効パンチ欄340にパンチがされ
るため、一度だけの処理であり、この磁気破壊し
たカードの使用者はこの次の利用に際しては、指
定された機関にこのカードを提示し再発行を受け
る必要がある。
「考案の効果」 以上説明したようにこの考案の磁気カード処理
装置によれば、乗客が磁気情報が磁気的に破壊さ
れたことに気付かずにそのカードをもつて乗車し
ても、応急的に正常なカードの代替となる処理が
可能となり、その後は、そのカードに磁気情報が
破壊されていることが、カード異常パンチ欄にパ
ンチされるため、誤つて使用するおそれはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案による磁気カード処理装置
の構成例を示すブロツク図、第2図は、第1図中
の操作入力部170の詳細例を示すブロツク図、
第3図は第1図中の表示警報部180の詳細例を
示すブロツク図、第4図は第1図中のメモリ部1
90の詳細例を示すブロツク図、第5図はカード
の搬送部、磁気情報の読み書き部、パンチ器各部
のセンサなどの関係配置例を模式的に示した説明
図、第6図はカードの磁性面を示す図、第7図は
カードの非磁性面を示す図、第8図は、カードの
磁気情報の項目例を示した図、第9図はこの装置
の操作手順を示した流れ図、第10図はこの装置
のカード処理手順を示した流れ図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 磁気的に規定の情報が記憶されているカードの
    その記憶内容を読み取る磁気読み取り手段と その読み取つた情報について所定の手続き、判
    断、演算をして上記カードに書き戻す磁気書込み
    手段と、 上記カードの所定の位置に機械的にあけられた
    パンチ穴の数と位置を読み取ることのできる穴読
    み取り手段と、 所定の位置に所定の数だけ上記カードに機械的
    に穴をあけることのできるパンチ手段と、 カードの磁気記憶情報が破壊しているときに行
    う応急処理を指定する応急処理指定スイツチと、 その応急処理指定スイツチが応急処理をするよ
    うに指定され、かつ、カードが処理装置に挿入さ
    れたときは、磁気情報の読み出しは行わず、使用
    度数パンチ欄の穴数を読み取り、所定の手続きに
    従い処理可と判断されたときには、カード異常パ
    ンチ欄にパンチ穴をあけて返却する手段を有する
    磁気カード処理装置。
JP1987000773U 1987-01-06 1987-01-06 Expired - Lifetime JPH0530205Y2 (ja)

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