JPH05301749A - フライアッシュの固化処理方法 - Google Patents

フライアッシュの固化処理方法

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JPH05301749A
JPH05301749A JP3085770A JP8577091A JPH05301749A JP H05301749 A JPH05301749 A JP H05301749A JP 3085770 A JP3085770 A JP 3085770A JP 8577091 A JP8577091 A JP 8577091A JP H05301749 A JPH05301749 A JP H05301749A
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JP
Japan
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fly ash
ash
mixture
solidifying
desulfurization sludge
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JP3085770A
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English (en)
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Kenichi Ichihashi
賢一 市橋
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Mitsui Mining Co Ltd
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Mitsui Mining Co Ltd
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P40/00Technologies relating to the processing of minerals
    • Y02P40/10Production of cement, e.g. improving or optimising the production methods; Cement grinding

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フライアッシュや脱硫スラッジ等の産業廃棄
物の固化処理や有効利用を可能にすること。 【構成】 フライアッシュと脱硫スラッジとの混合物
に、特定量のポルトランドセメント、製鋼スラグ又は流
動床灰を添加して成形、硬化させる。 【効果】 水和、固化させる際の膨張が抑制され、硬化
物の強度が向上し、埋め立て材料、舗装材料等に有効利
用が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フライアッシュを脱硫
スラッジと混合して固化させ、盛土・路盤材料あるいは
建材として利用するための改良方法に関する。
【0002】
【従来の技術】石炭は、石油代替エネルギ−資源として
その重要性が見直され、今後も大幅な消費量の増加が予
測されている燃料である。石炭の消費量の増大に伴い、
石炭燃焼の際に発生する石炭灰や硫黄酸化物などの副生
物や環境汚染物質の処理が問題となってきており、これ
らの処理あるいは有効利用方法が種々研究されている。
火力発電所やその他の工場において、ボイラ用燃料とし
て石炭を燃焼させたときに発生する石炭灰のうち、ボイ
ラ炉底に落下、沈積したものはクリンカ−アッシュ又は
ボトムアッシュと呼ばれ、電気集塵器前のエコノマイザ
−下部で捕集されるものはシンダ−アッシュ、また、電
気集塵器によって捕集されるものはフライアッシュと呼
ばれている。これらの中でフライアッシュは、総発生量
の約80〜85%を占めており、その有効利用方法の開
発が望まれている。フライアッシュの組成は、燃料石炭
の種類によって異なるが、その主成分はSiO2 及びA
2 3 であって、CaOとともにポゾラン反応と呼ば
れる水和反応を起こして固化することが知られている。
このような特性を利用してフライアッシュは、セメント
の添加剤として一部用いられているが、大部分は廃棄さ
れているのが現状である。また、石炭の燃焼に伴い発生
する硫黄酸化物は、通常、燃焼排ガスを石灰スラリ−と
接触させる湿式法により処理されている。この場合に
も、大量に副生するCaSO3 、Ca(OH)2 、Ca
SO4 、CaCO3 等を主成分とする脱硫スラッジの処
理が問題となる。このような状況から、フライアッシュ
と脱硫スラッジを混合し、必要により各成分の組成を調
整して固化させることにより、固形物として処理できる
ようにし、廃棄物の処理を行うと共に、土地の埋め立用
材料、路面の舗装材、沈降池や軟弱地盤の強化用の基礎
材あるいは充填材として有効利用する方法が提案されて
いる(特公昭55−41840号公報、特公昭57−1
0057号公報など)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のフライアッシュ
と脱硫スラッジとを反応させる処理方法は、大量に発生
するフライアッシュや脱硫スラッジを取扱いの容易な固
形物として処理できるようにし、しかも有効利用の可能
性を示すものとして注目すべき方法である。しかしなが
ら、このようにフライアッシュと脱硫スラッジとを混合
し、必要により石灰などのアルカリ剤を添加して固化さ
せる方法では、反応生成物が固化する際に膨張し、充分
な強度が得られないという問題がある。また、路盤材料
や盛り土材として使用するためには硬化反応に伴う膨張
が小さくしかも速やかに膨張が終了し、一定の形状に成
形後の膨張が少ないものでなくてはならない。本発明の
課題は、フライアッシュと脱硫スラッジとを混合処理す
る際に、膨張を抑え、しかも埋め立て材料や舗装材料、
路盤材料や盛り土材、軟弱地盤強化用の基礎材や充填材
あるいは煉瓦やブロックなどの土木建築材料として充分
な強度のある固形物が得られるフライアッシュの固化処
理方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、フライアッ
シュと脱硫スラッジとを反応固化させる処理方法につい
て鋭意検討の結果、特定の産業廃棄物などを添加し、特
定の配合比率、固化処理条件下で固化させることによ
り、膨張を抑え、強度の高い固化生成物が得られること
を見出し、本発明を完成した。すなわち本発明は、フラ
イアッシュを水の存在下に脱硫スラッジと混合して固化
させるフライアッシュの固化処理方法において、フライ
アッシュ/脱硫スラッジの配合比率を2/1以上とし、
この混合物に15重量%以下のポルトランドセメントを
添加して混合成形後固化させるか、フライアッシュと脱
硫スラッジの混合物に20〜60重量%の製鋼スラグを
添加して混合成形後固化させるか、あるいはフライアッ
シュと脱硫スラッジの混合物に20〜50重量%の流動
床灰を添加して混合し、流動床灰中に含まれる生石灰の
水和反応がほぼ終了するまで放置したのち成形後固化さ
せることを特徴とするフライアッシュの固化処理方法で
ある。なお、ここでいう成形とは、型枠中に入れて煉瓦
やブロック状の成形物とする場合はもちろんであるが、
埋め立て用、路盤用材料として散布し転圧する場合ある
いは軟弱地盤の強化材、充填材として注入する場合も含
むものである。
【0005】フライアッシュに水を加えて成形しただけ
でも成形物は時間の経過とともに徐々に硬化する。しか
し、この場合には、固化に長時間を有し、固化進行中の
膨張量は著しく大きく、最終到達強度も小さいので、路
盤材料や盛り土材として使用するのは到底不可能であ
る。このフライアッシュに適量の脱硫スラッジを配合し
て固化させると、養生温度が30℃以上では膨張量をフ
ライアッシュ単独の場合に比較して1/3〜1/5に減
らすことができ、成形物の圧縮強度も最高で約7.7MP
a に達する。しかしながらこの場合にも、養生温度が2
0℃以下では殆ど膨張抑制効果はなく、しかも膨張終了
までに長時間を要し、最終到達強度も1〜2MPa に過ぎ
ず、低温環境において路盤材料や盛り土材として使用す
るには適さない。また、このフライアッシュと脱硫スラ
ッジとの混合物に消石灰を添加すると脱硫スラッジに対
しフライアッシュの比率が大きい配合においては若干膨
張開始時期を早める効果は認められるものの、低温環境
においては、膨張低減及び強度向上の効果は殆ど認めら
れない。
【0006】このフライアッシュと脱硫スラッジとの混
合物に15重量%以下のポルトランドセメントを添加す
ると20℃以下の低温養生における強度を向上させるこ
とができる。また、この場合、脱硫スラッジに対するフ
ライアッシュの比率が大きい配合条件では、膨張開始時
間を早めるとともに膨張量を小さくする効果もある。ポ
ルトランドセメントの添加量が15重量%を超えても効
果はあるが、廃棄物の有効利用という面からみた効果は
小さくなる。
【0007】フライアッシュと脱硫スラッジとの混合物
に、20〜60重量%の製鋼スラグを添加することによ
って硬化反応に伴う膨張を最低量に抑えることができ、
さらに最終到達強度を高めることができる。ここで使用
する製鋼スラグとは、鋳鉄から鋼を製造するときに転炉
から出る粒径が概略10mm以下の廃棄物であって、そ
の分析値は、CaO、Fe2 3 、SiO2 を主体とす
るものである。製鋼スラグの添加量が20重量%未満で
は効果が小さく、また60重量%を超えると強度が低下
し、フライアッシュ等の処理効率も低下するので好まし
くない。また、製鋼スラグの粒径としては、前記10m
m以下のものをそのまま用いてもよいが、この場合は混
合を入念に行なっても粒径の大きな製鋼スラグが存在す
る個所の強度が低いといった強度発現にムラのある個所
が生じやすくなる。ムラのない均一な強度を発現させる
ためには製鋼スラグの粒径を1.2mm以下に調製する
ことが好ましい。
【0008】また、フライアッシュと脱硫スラッジとの
混合物に、30〜50重量%の流動床灰を添加して混合
し、一定時間経過後に成形し固化させることにより著し
く強度の高い硬化物を得ることができる。ここで使用す
る流動床灰は、石炭を流動床形式の燃焼炉で燃焼させる
際に出る廃棄物であり、多量の生石灰を含有する以外は
フライアッシュに近い組成を有するものである。流動床
形式の燃焼炉は、未だ試験段階ではあるが、低品位炭を
含む広範囲の石炭を燃焼させることができ、しかも炉内
に石灰を混入することにより炉内脱硫及び低NOX 燃焼
が可能で今後の実用化が期待されており、その廃棄物有
効利用の効果も大きい。フライアッシュと脱硫スラッジ
との混合物に流動床灰を添加して水和反応を起こさせる
と初期の段階において生石灰の水和に起因する著しい膨
張が起きる。しかしこの初期膨張は比較的短時間におさ
まるので、フライアッシュ、脱硫スラッジ及び流動床灰
を混合し、生石灰の水和反応がほぼ終了するまで(約1
日間程度)放置したのち、成形し、養生することにより
膨張による変形、亀裂の発生等を抑え、しかも著しく強
度の高い硬化物が得られることがわかった。
【0009】
【実施例】以下実施例、比較例としての実験例により、
本発明の方法をさらに具体的に説明する。 (試料の作成)乾燥した原料粉末を所定の配合比率で混
合し、所定量の水を加えて撹拌後、内径3.5cm、高さ
8.0cmの型枠中に入れ、MTS材料試験機で軸方向に
圧縮成形し、直径3.5cm、高さ5.0cmの円柱形の試
料を作製した。この試料を所定の条件下で養生処理し、
膨張量及び強度の変化を測定した。膨張量は長さ方向に
膨張した長さで表し、強度は試料の1軸圧縮強度を測定
しその測定値から換算して直径/高さ=1の1軸圧縮強
度で表した。 (原料)実験に使用した原料の工業分析結果を表1に示
す。
【0010】
【表1】
【0011】(実験例1)フライアッシュと脱硫スラッ
ジとを3対1の割合で混合し、養生温度を変えて膨張量
の変化を測定した結果を、フライアッシュ単独で40℃
で養生した場合の膨張量の変化(破線で表示)と合わせ
て図1に示す。図1から、膨張の進行速度と膨張量(m
m)は、養生温度により大きく異なり、40℃付近での
養生では脱硫スラッジの添加は膨張抑制にかなり効果が
あることがわかる。しかし、養生温度が低い場合には膨
張を抑えることができず、また、膨張も長期間にわたっ
て進行するので、このままでは舗装材料等に使用するの
は困難であることがわかる。
【図1】次に、同じ試料について強度(MPa)の変化
を測定した結果を図2に示す。図2から、養生温度30
℃以上では、最高強度は約8MPa が得られるが、低温環
境においては極めて強度の低いものしか得られないこと
がわかる。
【図2】
【0012】(実験例2)フライアッシュfと脱硫スラ
ッジdとを3対1、2対1及び1対1の割合で混合した
ものにポルトランドセメントcをそれぞれ2.9%及び
5.7%添加して成形し、10℃で養生して膨張量(m
m)及び強度(MPa)の変化を調べた結果を図3及び
図4に示す。図3の結果から、脱硫スラッジに対するフ
ライアッシュの比率が大きい配合条件においては、ポル
トランドセメントの添加は低温環境における膨張を抑制
する効果があることがわかる。なお図3において、実験
番号、、はポルトランドセメント無添加、、
、はポルトランドセメント2.9%添加、、、
はポルトランドセメント5.7%添加を表す。また、
図4から、ポルトランドセメントの添加により、硬化体
の強度も向上することがわかる。
【図3】
【図4】
【0013】(実験例3)フライアッシュfと脱硫スラ
ッジdとを3対1の割合で混合したものに、製鋼スラグ
sを20〜50重量%添加して40℃で養生して膨張量
(mm)及び強度(MPa)の変化を調べた結果を図5
及び図6に示す。フライアッシュfと脱硫スラッジdと
を3対1の割合で混合したもの(製鋼スラグ無添加)の
膨張量(材令28日)が0.4mmであることと図5の
結果から、35重量%以上の製鋼スラグの添加で膨張量
は製鋼スラグ無添加のものより小さくできることがわか
る。また、図6から、製鋼スラグ添加量20〜60重量
%において強度向上効果があり、最終的には10MPa を
超える強度が得られることがわかる。
【図5】
【図6】
【0014】(実験例4)フライアッシュfと脱硫スラ
ッジdとを3対1の割合で混合したものに、流動床灰a
を20〜43重量%添加して40℃で養生して膨張量
(mm)及び強度(MPa)の変化を調べた結果を図7
及び図8に示す。図7及び8の結果から、流動床灰の添
加により膨張量は増加するが、強度は向上し、さらに養
生時間を長くすることにより強度が向上することが期待
できる。
【図7】
【図8】
【0015】(実験例5)次にフライアッシュfと脱硫
スラッジdとを3対1の割合で混合したものに、流動床
灰aを20〜83重量%添加してかき混ぜたのち、1日
間放置後成形し、40℃で養生して膨張量(mm)及び
強度(MPa)の変化を調べた結果を図9及び図10に
示す。図9及び10の結果から混合後1日間放置後成形
することにより膨張量を1mm以下に抑えることができ、
しかも極めて強度の高い硬化物が得られることがわか
る。なお、図10において、1日間放置後成形した試料
を黒丸で、また加水混合直後に成形した試料を白丸で表
している。
【図9】
【図10】
【0016】
【発明の効果】本発明の方法によれば、フライアッシュ
と脱硫スラッジとの混合物を固化処理するに際し、入手
が容易で安価なポルトランドセメントあるいは製鋼スラ
グや流動床灰などの産業廃棄物を添加することにより、
硬化時の膨張を抑制したり、硬化物の強度を向上させる
ことができる。これによって、フライアッシュ、脱硫ス
ラッジ、製鋼スラグあるいは流動床灰などの産業廃棄物
を、埋め立て材料や舗装材料、路盤材料や盛り土材、軟
弱地盤強化用の基礎材や充填材あるいは煉瓦やブロック
などの土木建築材料として有効に利用できるようにな
り、その産業上の意義は大きい。
【図面の簡単な説明】 図1及び2は、フライアッシュfと脱硫スラッジとを3
対1の割合で混合し、温度を変えて養生したときの膨張
量及び強度の変化を示すグラフである。図3及び4は、
フライアッシュfと脱硫スラッジdとを3対1、2対1
及び1対1の割合で混合したものにポルトランドセメン
トcをそれぞれ2.9%及び5.7%添加して成形し、
10℃で養生したときの膨張量及び強度の変化を示すグ
ラフである。図5及び6は、フライアッシュfと脱硫ス
ラッジdとを3対1の割合で混合したものに、製鋼スラ
グsを20〜50重量%添加して40℃で養生したとき
の膨張量及び強度の変化を示すグラフである。図7及び
8は、フライアッシュfと脱硫スラッジdとを3対1の
割合で混合したものに、流動床灰aを20〜43重量%
添加して40℃で養生したときの膨張量及び強度の変化
を示すグラフである。図9及び10は、フライアッシュ
と脱硫スラッジとを3対1の割合で混合したものに、流
動床灰を20〜83重量%添加してかき混ぜたのち、1
日間放置後成形し、40℃で養生したときの膨張量及び
強度の変化を示すグラフである。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】フライアッシュfと脱硫スラッジdとを3対1
の割合で混合したものに温度を変えて養生したときの膨
張量の変化を示すグラフである。
【図2】フライアッシュfと脱硫スラッジdとを3対1
の割合で混合したものに温度を変えて養生したときの強
度の変化を示すグラフである。
【図3】フライアッシュfと脱硫スラッジdとを3対
1、2対1及び1対1の割合で混合したものにポルトラ
ンドセメントcをそれぞれ2.9%及び5.7%添加し
て成形し、10℃で養生したときの膨張量の変化を示す
グラフである。
【図4】フライアッシュfと脱硫スラッジdとを3対
1、2対1及び1対1の割合で混合したものにポルトラ
ンドセメントcをそれぞれ2.9%及び5.7%添加し
て成形し、10℃で養生したときの強度の変化を示すグ
ラフである。
【図5】フライアッシュfと脱硫スラッジdとを3対1
の割合で混合したものに、製鋼スラグsを20〜50重
量%添加して40℃で養生したときの膨張量の変化を示
すグラフである。
【図6】フライアッシュfと脱硫スラッジdとを3対1
の割合で混合したものに、製鋼スラグsを20〜50重
量%添加して40℃で養生したときの強度の変化を示す
グラフである。
【図7】フライアッシュfと脱硫スラッジdとを3対1
の割合で混合したものに、流動床灰aを20〜43重量
%添加して40℃で養生したときの膨張量の変化を示す
グラフである。
【図8】フライアッシュfと脱硫スラッジdとを3対1
の割合で混合したものに、流動床灰aを20〜43重量
%添加して40℃で養生したときの強度の変化を示すグ
ラフである。
【図9】フライアッシュfと脱硫スラッジdとを3対1
の割合で混合したものに、流動床灰aを20〜83重量
%添加してかき混ぜたのち、1日間放置後成形し、40
℃で養生したときの膨張量の変化を示すグラフである。
【図10】フライアッシュfと脱硫スラッジdとを3対
1の割合で混合したものに、流動床灰aを20〜83重
量%添加してかき混ぜたのち、1日間放置後成形し、4
0℃で養生したときの強度の変化を示すグラフである。
【符号の説明】 f.フライアッシュ d.脱硫スラッジ c.ポルトランドセメント s.製鋼スラグ a.流動床灰

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フライアッシュを水の存在下に脱硫スラ
    ッジと混合して固化させるフライアッシュの固化処理方
    法において、フライアッシュ/脱硫スラッジの配合比率
    を2/1以上とし、この混合物に15重量%以下のポル
    トランドセメントを添加して混合成形後固化させること
    を特徴とするフライアッシュの固化処理方法。
  2. 【請求項2】 フライアッシュを水の存在下に脱硫スラ
    ッジと混合して固化させるフライアッシュの固化処理方
    法において、フライアッシュと脱硫スラッジの混合物に
    20〜60重量%の製鋼スラグを添加して混合成形後固
    化させることを特徴とするフライアッシュの固化処理方
    法。
  3. 【請求項3】 フライアッシュを水の存在下に脱硫スラ
    ッジと混合して固化させるフライアッシュの固化処理方
    法において、フライアッシュと脱硫スラッジの混合物に
    20〜50重量%の流動床灰を添加して混合し、流動床
    灰中に含まれる生石灰の水和反応がほぼ終了するまで放
    置したのち成形後固化させることを特徴とするフライア
    ッシュの固化処理方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108640544A (zh) * 2018-06-05 2018-10-12 广州机械设计研究所 一种多线程废料制作水泥的系统
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