JPH0530173Y2 - - Google Patents
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- JPH0530173Y2 JPH0530173Y2 JP11677784U JP11677784U JPH0530173Y2 JP H0530173 Y2 JPH0530173 Y2 JP H0530173Y2 JP 11677784 U JP11677784 U JP 11677784U JP 11677784 U JP11677784 U JP 11677784U JP H0530173 Y2 JPH0530173 Y2 JP H0530173Y2
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- switching
- plug
- primary winding
- transformer
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 47
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 41
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 41
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 14
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Electrical Variables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は、主としてオーデイオ、ビデオ機器等
の民生用電子機器に用いられ、異なる入力電源電
圧から所定の一定電圧を得るための電源電圧切換
装置に関するものである。
の民生用電子機器に用いられ、異なる入力電源電
圧から所定の一定電圧を得るための電源電圧切換
装置に関するものである。
一般家庭等に供給される商用電源の電圧は、日
本では例えば家庭用の場合一律に100Vであるが、
海外では、120V(117V),220V,240Vなどの電
圧が用いられており、各国、各地域により異なる
値となつている。このため、主として海外向けの
(輸出を前提とした)電子機器においては、基本
的に同一のセツトを各種電源電圧にて使用できる
ようにするため、複数の一次側端子を有する変圧
器の一次結線を入力電源電圧に応じて切換えるこ
とにより、該変圧器の二次側に共通の電圧を得て
これを電源として電子機器本体に供給することが
行われている。
本では例えば家庭用の場合一律に100Vであるが、
海外では、120V(117V),220V,240Vなどの電
圧が用いられており、各国、各地域により異なる
値となつている。このため、主として海外向けの
(輸出を前提とした)電子機器においては、基本
的に同一のセツトを各種電源電圧にて使用できる
ようにするため、複数の一次側端子を有する変圧
器の一次結線を入力電源電圧に応じて切換えるこ
とにより、該変圧器の二次側に共通の電圧を得て
これを電源として電子機器本体に供給することが
行われている。
このような電源切換を行なうのに、変圧器の一
次側および商用電源入力コードに接続される複数
の雌側接触子を有する切換ジヤツクと、この切換
ジヤツクにプラグインすることによつて上記切換
ジヤツクのジヤツク間を接続する切換プラグから
なる電源電圧切換装置を用い、上記切換プラグを
差し換えて異なる入力電源電圧に対応させること
が従来より行われている。
次側および商用電源入力コードに接続される複数
の雌側接触子を有する切換ジヤツクと、この切換
ジヤツクにプラグインすることによつて上記切換
ジヤツクのジヤツク間を接続する切換プラグから
なる電源電圧切換装置を用い、上記切換プラグを
差し換えて異なる入力電源電圧に対応させること
が従来より行われている。
ところで、この種の電源電圧切換装置として
は、従来、例えば、実公昭44−15149号公報に示
されたもののように、切換用の複数の接続部を直
線状に2列に配列し、切換ジヤツクおよび切換プ
ラグの形状をほぼ長方形としたもの、あるいは、
実公昭52−52484号公報に示されたもののように、
切換用の複数の接続部を同一円周上ならびに該円
の中心位置に配置し、切換ジヤツクおよび切換プ
ラグの形状をほぼ円形としたもの等が知られてい
る。
は、従来、例えば、実公昭44−15149号公報に示
されたもののように、切換用の複数の接続部を直
線状に2列に配列し、切換ジヤツクおよび切換プ
ラグの形状をほぼ長方形としたもの、あるいは、
実公昭52−52484号公報に示されたもののように、
切換用の複数の接続部を同一円周上ならびに該円
の中心位置に配置し、切換ジヤツクおよび切換プ
ラグの形状をほぼ円形としたもの等が知られてい
る。
ところが、前者、すなわち、長方形状のもの
は、安全対策として各接続部間の距離を比較的大
きくとることは容易であるが、切換ジヤツク側の
接触子間にジヤンパ線を設ける必要があり、ま
た、全体が大きくなりがちであつた。
は、安全対策として各接続部間の距離を比較的大
きくとることは容易であるが、切換ジヤツク側の
接触子間にジヤンパ線を設ける必要があり、ま
た、全体が大きくなりがちであつた。
一方、後者、すなわち、円形状のものは、全体
を小さく形成することは比較的容易であるが、小
形化した場合には、円周状に配置された各接続部
の間隔が狭くなつてしまい、これに対して安全対
策上充分な間隔を得ようとすると、逆に全体が大
形化してしまう。また、切換ジヤツク側の接触子
に対する結線は近年ではプリント配線基板によつ
て配線パターンの形で平面的に行われることが多
いが、このような場合には、中央の接触子に対す
る結線は、円周上の接触子の間を通ることにな
り、導体間が非常に近接することになり、安全確
保の点で問題を生じ易い。
を小さく形成することは比較的容易であるが、小
形化した場合には、円周状に配置された各接続部
の間隔が狭くなつてしまい、これに対して安全対
策上充分な間隔を得ようとすると、逆に全体が大
形化してしまう。また、切換ジヤツク側の接触子
に対する結線は近年ではプリント配線基板によつ
て配線パターンの形で平面的に行われることが多
いが、このような場合には、中央の接触子に対す
る結線は、円周上の接触子の間を通ることにな
り、導体間が非常に近接することになり、安全確
保の点で問題を生じ易い。
特に、安全性の点では、世界各国に種々の安全
規格があり、これらは人身事故や災害等の防止と
いう観点から、感電防止、加熱防止、火災防止等
の点で高電圧の外部露出および端子、配線パター
ン等の導体間距離(つまり絶縁距離)について厳
しく定めたものが多い。これらの安全規格を満足
しないものは、当該国においては販売することが
できないなど、結果的には当該国への輸出ができ
ないことになる場合が少なくない。したがつて、
この種の電源電圧切換装置は、これらの安全規格
を充分に満足し得るように構成しなければならな
い。
規格があり、これらは人身事故や災害等の防止と
いう観点から、感電防止、加熱防止、火災防止等
の点で高電圧の外部露出および端子、配線パター
ン等の導体間距離(つまり絶縁距離)について厳
しく定めたものが多い。これらの安全規格を満足
しないものは、当該国においては販売することが
できないなど、結果的には当該国への輸出ができ
ないことになる場合が少なくない。したがつて、
この種の電源電圧切換装置は、これらの安全規格
を充分に満足し得るように構成しなければならな
い。
ちなみに、米国についてはULと称される保険
業者研究所(Underwriters′ Laboratories Inc.)
で定めたいわゆるUL規格が知られており、その
ラジオ受信機、音響機器および付属品に関する規
格UL1270には、「沿面または空間距離が最小1/8
インチ(3.2mm)の間隔が、一次または電源回路
の非絶縁活電部分と以下の部分間で維持されなけ
ればならない」と規定されている。
業者研究所(Underwriters′ Laboratories Inc.)
で定めたいわゆるUL規格が知られており、その
ラジオ受信機、音響機器および付属品に関する規
格UL1270には、「沿面または空間距離が最小1/8
インチ(3.2mm)の間隔が、一次または電源回路
の非絶縁活電部分と以下の部分間で維持されなけ
ればならない」と規定されている。
その上、変圧器としては、例えば、0,120,
220,240Vの各電圧に対応する口出し端を有する
単一の一次巻線を備えた変圧器、または、0,
100,120Vの各電圧に対応する口出し端を有する
一次巻線を2個(一方は中間タツプは不要)備え
た変圧器またはこれらにそれぞれ類似した変圧器
を用いる場合が多いが、一次側切換回路は変圧器
の形式毎に異なり、各種変圧器の一次側切換回路
にはほとんど共通性がないので、電圧切換装置は
これらのうち特定の変圧器にのに使用でき、複数
種の変圧器に共通に使用することはできなかつ
た。
220,240Vの各電圧に対応する口出し端を有する
単一の一次巻線を備えた変圧器、または、0,
100,120Vの各電圧に対応する口出し端を有する
一次巻線を2個(一方は中間タツプは不要)備え
た変圧器またはこれらにそれぞれ類似した変圧器
を用いる場合が多いが、一次側切換回路は変圧器
の形式毎に異なり、各種変圧器の一次側切換回路
にはほとんど共通性がないので、電圧切換装置は
これらのうち特定の変圧器にのに使用でき、複数
種の変圧器に共通に使用することはできなかつ
た。
本考案の目的とするところは、接続部の数が少
なくて済み、切換ジヤツクの各接触子間の接続も
不要で、絶縁距離の確保も容易にでき、しかも異
なる2種の変圧器に対応し得る電源電圧切換装置
を提供することにある。
なくて済み、切換ジヤツクの各接触子間の接続も
不要で、絶縁距離の確保も容易にでき、しかも異
なる2種の変圧器に対応し得る電源電圧切換装置
を提供することにある。
本考案は、正五角形の各頂点位置および該正五
角形の中点位置にそれぞれ対応してプラグイン挿
入孔が設けられた絶縁基体の上記正五角形の各頂
点位置のうち少なくとも順次隣接する第1〜第4
の頂点位置および中点位置に対応する上記プラグ
ピン挿入孔にそれぞれ変圧器一次側結線用の雌側
接触子が設けられてなる切換ジヤツクと、上記切
換ジヤツクの上記各頂点のうち少なくとも互いに
隣接する2頂点およびこれら2頂点に隣接しない
1頂点ならびに上記中点の各位置のプラグピン挿
入孔位置にそれぞれ対応して上記雌側接触子に嵌
合接続し得る雄側のプラグピンが絶縁基体に植設
され、且つ上記隣接する2頂点に対応するプラグ
ピン相互間および該2頂点に隣接しない1頂点と
上記中点位置に対応するプラグピンとの間を電気
的に接続する接続導体が該絶縁基体に埋設されて
なる切換プラグとを備えたことを特徴としてお
り、このように構成した電源電圧切換装置は、第
1の口出し端およびこの第1の口出し端との間の
巻数がそれぞれ順次大なる第2〜第4の口出し端
を有する一次巻線を備えた第1の変圧器、または
第1の口出し端およびこの第1の口出し端との間
の巻数がそれぞれ順次大なる第2および第3の口
出し端を有する第1の一次巻線と第1の口出し端
およびこの第1の口出し端との間の巻数が上記第
1の一次巻線の第1の口出し端−第3の口出し端
間に等しい第2の口出し端を有する第2の一次巻
線とを備えた第2の変圧器のいずれにも適用でき
る。すなわち、上記切換ジヤツクの上記各雌側接
触子は、上記第1の変圧器に対しては、中点位置
の接触子が入力電源を介して第1の口出し端に、
第1の頂点位置の接触子が上記第2の口出し端
に、第2の頂点位置の接触子が上記第3の口出し
端に、第3の頂点位置の接触子が上記第4の口出
し端にそれぞれ接続され、且つ第4の頂点位置の
接触子はどこにも接続されない。、また第2の変
圧器に対しては、中点位置の接触子が第2の一次
巻線の第1の口出し端に、第1の頂点位置の接触
子が第1の一次巻線の第1の口出し端および電源
の一端に、第2の頂点位置の接触子が第1の一次
巻線の第2の口出し端に、第3の頂点位置の接触
子が第1の一次巻線の第3の口出し端に、第4の
頂点位置の接触子が第2の一次巻線の第2の口出
し端および電源の他端にそれぞれ接続される。上
記切換プラグを中点位置を中心として向きを換え
て上記切換ジヤツクに差込むことにより、対応す
る入力電源電圧が切換えられる。
角形の中点位置にそれぞれ対応してプラグイン挿
入孔が設けられた絶縁基体の上記正五角形の各頂
点位置のうち少なくとも順次隣接する第1〜第4
の頂点位置および中点位置に対応する上記プラグ
ピン挿入孔にそれぞれ変圧器一次側結線用の雌側
接触子が設けられてなる切換ジヤツクと、上記切
換ジヤツクの上記各頂点のうち少なくとも互いに
隣接する2頂点およびこれら2頂点に隣接しない
1頂点ならびに上記中点の各位置のプラグピン挿
入孔位置にそれぞれ対応して上記雌側接触子に嵌
合接続し得る雄側のプラグピンが絶縁基体に植設
され、且つ上記隣接する2頂点に対応するプラグ
ピン相互間および該2頂点に隣接しない1頂点と
上記中点位置に対応するプラグピンとの間を電気
的に接続する接続導体が該絶縁基体に埋設されて
なる切換プラグとを備えたことを特徴としてお
り、このように構成した電源電圧切換装置は、第
1の口出し端およびこの第1の口出し端との間の
巻数がそれぞれ順次大なる第2〜第4の口出し端
を有する一次巻線を備えた第1の変圧器、または
第1の口出し端およびこの第1の口出し端との間
の巻数がそれぞれ順次大なる第2および第3の口
出し端を有する第1の一次巻線と第1の口出し端
およびこの第1の口出し端との間の巻数が上記第
1の一次巻線の第1の口出し端−第3の口出し端
間に等しい第2の口出し端を有する第2の一次巻
線とを備えた第2の変圧器のいずれにも適用でき
る。すなわち、上記切換ジヤツクの上記各雌側接
触子は、上記第1の変圧器に対しては、中点位置
の接触子が入力電源を介して第1の口出し端に、
第1の頂点位置の接触子が上記第2の口出し端
に、第2の頂点位置の接触子が上記第3の口出し
端に、第3の頂点位置の接触子が上記第4の口出
し端にそれぞれ接続され、且つ第4の頂点位置の
接触子はどこにも接続されない。、また第2の変
圧器に対しては、中点位置の接触子が第2の一次
巻線の第1の口出し端に、第1の頂点位置の接触
子が第1の一次巻線の第1の口出し端および電源
の一端に、第2の頂点位置の接触子が第1の一次
巻線の第2の口出し端に、第3の頂点位置の接触
子が第1の一次巻線の第3の口出し端に、第4の
頂点位置の接触子が第2の一次巻線の第2の口出
し端および電源の他端にそれぞれ接続される。上
記切換プラグを中点位置を中心として向きを換え
て上記切換ジヤツクに差込むことにより、対応す
る入力電源電圧が切換えられる。
第1図および第2図に本考案の一実施例の構成
を示す。第1図は切換ジヤツク、そして第2図は
切換プラグをそれぞれ示す平面図である。
を示す。第1図は切換ジヤツク、そして第2図は
切換プラグをそれぞれ示す平面図である。
第1図において、11は円盤状あるいは短寸円
柱状の絶縁基体であり、この絶縁基体11の中心
点位置およびこの点を中心とする正五角形の各頂
点位置(すなわち、上記中心点を中心とする同一
円周上の等間隔つまり72°間隔の5点の位置)に
はそれぞれこの場合該絶縁基体11を貫通する第
1〜第6のプラグピン挿入孔12〜17が穿設さ
れている。これらプラグピン挿入孔12〜17の
うち、第1〜第5のプラグピン挿入孔12〜16
にはそれぞれ雌側接触子18〜22が設けられて
いる。これら雌側接触子18〜22は、図示して
はいないが外部接続用の端子部をそれぞれ備えて
おり、これら端子部を介して変圧器等に接続され
る。このようにして、切換ジヤツク1が構成され
ている。
柱状の絶縁基体であり、この絶縁基体11の中心
点位置およびこの点を中心とする正五角形の各頂
点位置(すなわち、上記中心点を中心とする同一
円周上の等間隔つまり72°間隔の5点の位置)に
はそれぞれこの場合該絶縁基体11を貫通する第
1〜第6のプラグピン挿入孔12〜17が穿設さ
れている。これらプラグピン挿入孔12〜17の
うち、第1〜第5のプラグピン挿入孔12〜16
にはそれぞれ雌側接触子18〜22が設けられて
いる。これら雌側接触子18〜22は、図示して
はいないが外部接続用の端子部をそれぞれ備えて
おり、これら端子部を介して変圧器等に接続され
る。このようにして、切換ジヤツク1が構成され
ている。
また、第2図において、31は絶縁基体11に
ほぼ対応して形成された円盤状あるいは短寸円柱
状の絶縁基体である。この絶縁基体31には、雄
側の第1〜第4のプラグピン32〜35が第2図
の背面側に向けて突出するように植設されてい
る。これらプラグピン32〜35は、上記切換ジ
ヤツク1のプラグピン挿入孔12〜17のうち互
いに隣接する2頂点およびこれら2頂点に隣接し
ない1頂点ならびに上記中点の各位置のプラグピ
ン挿入孔、例えば、図示の場合第1図の第5、第
6、第3および第1のプラグピン挿入孔16,1
7,14および12にそれぞれ対応して配置され
ている。また、上記プラグピン32〜35は、上
記突出部が上記切換ジヤツク1の雌側接触子18
〜22に嵌合接続し得るように形成されている。
さらに、上記絶縁基体31には、上記第1のプラ
グピン32と第2のプラグピン33との間を接続
する第1の接続導体36、および第3のプラグピ
ン34と第4のプラグピン35の間を接続する第
2の接続導体37がそれぞれ埋設されている。そ
して、上記絶縁基体31の背面(図示手前のプラ
グピン32〜35が突出していない面)には、図
示のように、第3のプラグピン34の方向を示す
指標38が付されている。このようにして、切換
プラグ3が構成されている。
ほぼ対応して形成された円盤状あるいは短寸円柱
状の絶縁基体である。この絶縁基体31には、雄
側の第1〜第4のプラグピン32〜35が第2図
の背面側に向けて突出するように植設されてい
る。これらプラグピン32〜35は、上記切換ジ
ヤツク1のプラグピン挿入孔12〜17のうち互
いに隣接する2頂点およびこれら2頂点に隣接し
ない1頂点ならびに上記中点の各位置のプラグピ
ン挿入孔、例えば、図示の場合第1図の第5、第
6、第3および第1のプラグピン挿入孔16,1
7,14および12にそれぞれ対応して配置され
ている。また、上記プラグピン32〜35は、上
記突出部が上記切換ジヤツク1の雌側接触子18
〜22に嵌合接続し得るように形成されている。
さらに、上記絶縁基体31には、上記第1のプラ
グピン32と第2のプラグピン33との間を接続
する第1の接続導体36、および第3のプラグピ
ン34と第4のプラグピン35の間を接続する第
2の接続導体37がそれぞれ埋設されている。そ
して、上記絶縁基体31の背面(図示手前のプラ
グピン32〜35が突出していない面)には、図
示のように、第3のプラグピン34の方向を示す
指標38が付されている。このようにして、切換
プラグ3が構成されている。
以上により、本考案による電源電圧切換装置が
構成される。
構成される。
このように構成された、電源電圧切換装置を
0,120,220,240Vの各電圧に対応する口出し
端を有する単一の一次巻線を備えた変圧器に適用
する場合の結線の概略を第3図に示す。
0,120,220,240Vの各電圧に対応する口出し
端を有する単一の一次巻線を備えた変圧器に適用
する場合の結線の概略を第3図に示す。
第3図に示すように、変圧器PT1は、一次巻
線に第1〜第4の口でし端子T1〜T4を備えて
いる。これら第1〜第4の口出し端子T1〜T4
はそれぞれ0,120,220,240Vの各電圧に対応
している。すなわち、図示の場合、一次巻線の両
端の口出し端子が第1および第4の口出し端子T
1およびT4であり、第2および第3の口出し端
子T2およびT3は、それぞれ第1の口出し端子
T1との間の巻数が120および220Vに対応する中
間タツプ端子である。切換ジヤツク1の第1のプ
ラグピン挿入孔12の雌側接触子18は、ヒユー
ズFを介して電源プラグPの一端に接続される。
このとき、第1のプラグピン挿入孔の12の接触
子18に対する結線は、この場合、雌側接触子の
設けられていない第6のプラグピン挿入孔17の
位置を通すようにすれば、他の接触子および他の
接触子への接続線に対する絶縁距離を大きくとる
ことができる。電源プラグPの他端は電源スイツ
チSを介して変圧器PT1の第1の口出し端子T
1に接続される。第2のプラグピン挿入孔13の
接触子19には、変圧器PT1の第2の口出し端
子T2が接続される。同様に、第3のプラグピン
挿入孔14の接触子20には、変圧器PT1の第
3の口出し端子T3が接続され、第4のプラグピ
ン挿入孔15の接触子21には、変圧器PT1の
第4の口出し端子T4が接続される。そして、第
5のプラグピン挿入孔16の接触子22は、この
場合、どこにも接続されない。さらに、この切換
ジヤツク1自体または該切換ジヤツク1の取着さ
れた部分近傍には、第2〜第6のプラグピン挿入
孔13〜17の各配置方向にそれぞれ相当する図
示A〜Eの各方向のうち、A方向に対応させて
「120V」、B方向に対応させて「220V」、C方向
に対応させて「240V」の各電圧値を表示してお
く。
線に第1〜第4の口でし端子T1〜T4を備えて
いる。これら第1〜第4の口出し端子T1〜T4
はそれぞれ0,120,220,240Vの各電圧に対応
している。すなわち、図示の場合、一次巻線の両
端の口出し端子が第1および第4の口出し端子T
1およびT4であり、第2および第3の口出し端
子T2およびT3は、それぞれ第1の口出し端子
T1との間の巻数が120および220Vに対応する中
間タツプ端子である。切換ジヤツク1の第1のプ
ラグピン挿入孔12の雌側接触子18は、ヒユー
ズFを介して電源プラグPの一端に接続される。
このとき、第1のプラグピン挿入孔の12の接触
子18に対する結線は、この場合、雌側接触子の
設けられていない第6のプラグピン挿入孔17の
位置を通すようにすれば、他の接触子および他の
接触子への接続線に対する絶縁距離を大きくとる
ことができる。電源プラグPの他端は電源スイツ
チSを介して変圧器PT1の第1の口出し端子T
1に接続される。第2のプラグピン挿入孔13の
接触子19には、変圧器PT1の第2の口出し端
子T2が接続される。同様に、第3のプラグピン
挿入孔14の接触子20には、変圧器PT1の第
3の口出し端子T3が接続され、第4のプラグピ
ン挿入孔15の接触子21には、変圧器PT1の
第4の口出し端子T4が接続される。そして、第
5のプラグピン挿入孔16の接触子22は、この
場合、どこにも接続されない。さらに、この切換
ジヤツク1自体または該切換ジヤツク1の取着さ
れた部分近傍には、第2〜第6のプラグピン挿入
孔13〜17の各配置方向にそれぞれ相当する図
示A〜Eの各方向のうち、A方向に対応させて
「120V」、B方向に対応させて「220V」、C方向
に対応させて「240V」の各電圧値を表示してお
く。
このようにしておいて、例えば、120Vの電源
入力に対応させようとする場合は、指標38を
「120V」の表示方向すなわち図示A方向に合せて
切換プラグ3を挿着する。そうすると、切換プラ
グ3のプラグピン32,33および接続導体36
により切換ジヤツク1のプラグピン挿入孔15と
16の間が短絡され(この接続は実質的には意味
がない)、同様に切換プラグ3のプラグピン34,
35および接続導体37により切換ジヤツク1の
プラグピン挿入孔12と13の各接触子18と1
9の間が短絡される。したがつて、電源プラグP
からの電源入力は変圧器PT1の一次側の第1−
第2の口出し端子T1−T2間に供給される。
入力に対応させようとする場合は、指標38を
「120V」の表示方向すなわち図示A方向に合せて
切換プラグ3を挿着する。そうすると、切換プラ
グ3のプラグピン32,33および接続導体36
により切換ジヤツク1のプラグピン挿入孔15と
16の間が短絡され(この接続は実質的には意味
がない)、同様に切換プラグ3のプラグピン34,
35および接続導体37により切換ジヤツク1の
プラグピン挿入孔12と13の各接触子18と1
9の間が短絡される。したがつて、電源プラグP
からの電源入力は変圧器PT1の一次側の第1−
第2の口出し端子T1−T2間に供給される。
同様にして、指標38を「220V」の表示方向
すなわち図示B方向に合せて切換プラグ3を挿着
すれば、プラグピン挿入孔12,14の接触子1
8,20の間が短絡されて、電源プラグPからの
電源入力は変圧器PT1の一次側の第1−第3の
口出し端子T1−T3間に供給されるようにな
り、220Vの電源に対応させることができる。
すなわち図示B方向に合せて切換プラグ3を挿着
すれば、プラグピン挿入孔12,14の接触子1
8,20の間が短絡されて、電源プラグPからの
電源入力は変圧器PT1の一次側の第1−第3の
口出し端子T1−T3間に供給されるようにな
り、220Vの電源に対応させることができる。
指標38を「240V」の表示方向すなわち図示
C方向に合せて切換プラグ3を挿着すれば、プラ
グピン挿入孔12,15の接触子18,21の間
が短絡されて、電源プラグPからの電源入力は変
圧器PT1の一次側の第1−第4の口出し端子T
1−T4間に供給されるようになり、240Vの電
源に対応させることができる。
C方向に合せて切換プラグ3を挿着すれば、プラ
グピン挿入孔12,15の接触子18,21の間
が短絡されて、電源プラグPからの電源入力は変
圧器PT1の一次側の第1−第4の口出し端子T
1−T4間に供給されるようになり、240Vの電
源に対応させることができる。
上述から明らかなように、この変圧器PT1の
場合には、切換プラグ3の第1、第2のプラグピ
ン32,33および第1の接続導体36は機能し
ていない。
場合には、切換プラグ3の第1、第2のプラグピ
ン32,33および第1の接続導体36は機能し
ていない。
なお、切換プラグ3の指標38を図示Dまたは
E方向に合せても電源入力は変圧器PT1に供給
されない。
E方向に合せても電源入力は変圧器PT1に供給
されない。
次に、上述の電源切換装置を、各々120Vの入
力電源電圧に対応し、且つ一方には100Vに対応
する中間タツプを有する2個の一次巻線を備えた
変圧器に適用する場合の結線の概略を第4図に示
す。
力電源電圧に対応し、且つ一方には100Vに対応
する中間タツプを有する2個の一次巻線を備えた
変圧器に適用する場合の結線の概略を第4図に示
す。
第4図に示すように、変圧器PT2は、一次側
に第1および第2の2個の巻線W1およびW2を
有しており、第1の巻線W1には第1〜第3の口
出し端子T5〜T7を備え、第2の巻線W2には
第1および第2の口出し端子T8およびT9を備
えている。第1の巻線W1の第1〜第3の口出し
端子T5〜T7はそれぞれ0,100,120Vの各電
圧に対応し、第2の巻線W2の第1、第2の口出
し端子T8,T9はそれぞれ0,120Vの各電圧
に対応している。切換ジヤツク1の第1のプラグ
ピン挿入孔12の雌側接触子18は、第2の一次
巻線W2の第1の口出し端子T8に接続される。
この第1のプラグピン挿入孔の12の接触子18
に対する結線は、この場合、雌側接触子の設けら
れていない第6のプラグピン挿入孔17の位置を
通すようにすれば、他の接触子および他の接触子
への接続線に対する絶縁距離を大きくとることが
できる。第2のプラグピン挿入孔13の接触子1
9は、変圧器PT2の第1の一次巻線W1の第1
の口出し端子T5に接続され、同時に該接触子1
9は電源スイツチSを介して電源プラグPの一端
に接続される。第3のプラグピン挿入孔14の接
触子20は、変圧器PT2の第1の巻線W1の第
2の口出し端子T6に接続され、第4のプラグピ
ン挿入孔15の接触子21は、変圧器PT1の第
1の巻線W1の第3の口出し端子T7が接続され
る。そして、第5のプラグピン挿入孔16の接触
子22は、変圧器PT2の第2の巻線W2の第2
の口出し端子T9に接続され、同時にヒユーズF
を介して電源プラグPの他端に接続される。さら
に、この切換ジヤツク1自体または該切換ジヤツ
ク1の取着された部分近傍には、第2〜第6のプ
ラグピン挿入孔13〜17の各配置方向にそれぞ
れ相当する図示A〜Eの各方向のうち、A方向に
対応させて「120V」、B方向に対応させて
「220V」、C方向に対応させて「240V」の各電圧
値を表示しておく。
に第1および第2の2個の巻線W1およびW2を
有しており、第1の巻線W1には第1〜第3の口
出し端子T5〜T7を備え、第2の巻線W2には
第1および第2の口出し端子T8およびT9を備
えている。第1の巻線W1の第1〜第3の口出し
端子T5〜T7はそれぞれ0,100,120Vの各電
圧に対応し、第2の巻線W2の第1、第2の口出
し端子T8,T9はそれぞれ0,120Vの各電圧
に対応している。切換ジヤツク1の第1のプラグ
ピン挿入孔12の雌側接触子18は、第2の一次
巻線W2の第1の口出し端子T8に接続される。
この第1のプラグピン挿入孔の12の接触子18
に対する結線は、この場合、雌側接触子の設けら
れていない第6のプラグピン挿入孔17の位置を
通すようにすれば、他の接触子および他の接触子
への接続線に対する絶縁距離を大きくとることが
できる。第2のプラグピン挿入孔13の接触子1
9は、変圧器PT2の第1の一次巻線W1の第1
の口出し端子T5に接続され、同時に該接触子1
9は電源スイツチSを介して電源プラグPの一端
に接続される。第3のプラグピン挿入孔14の接
触子20は、変圧器PT2の第1の巻線W1の第
2の口出し端子T6に接続され、第4のプラグピ
ン挿入孔15の接触子21は、変圧器PT1の第
1の巻線W1の第3の口出し端子T7が接続され
る。そして、第5のプラグピン挿入孔16の接触
子22は、変圧器PT2の第2の巻線W2の第2
の口出し端子T9に接続され、同時にヒユーズF
を介して電源プラグPの他端に接続される。さら
に、この切換ジヤツク1自体または該切換ジヤツ
ク1の取着された部分近傍には、第2〜第6のプ
ラグピン挿入孔13〜17の各配置方向にそれぞ
れ相当する図示A〜Eの各方向のうち、A方向に
対応させて「120V」、B方向に対応させて
「220V」、C方向に対応させて「240V」の各電圧
値を表示しておく。
このようにしておいて、例えば、120Vの電源
入力に対応させようとする場合は、指標38を
「120V」の表示方向すなわち図示A方向に合せて
切換プラグ3を挿着する。そうすると、切換プラ
グ3のプラグピン32,33および接続導体36
により切換ジヤツク1のプラグピン挿入孔15と
16の間が短絡され、同様に切換プラグ3のプラ
グピン34,35および接続導体37により切換
ジヤツク1のプラグピン挿入孔12と13の各接
触子18と19の間が短絡される。したがつて、
変圧器PT2の一次側の第1の巻線W1の第1−
第3の口出し端子T5−T7間と第2の巻線W2
の第1−第2の口出し端子T8−T9間とが並列
接続され、この並列回路に電源プラグPからの電
源入力が供給される。
入力に対応させようとする場合は、指標38を
「120V」の表示方向すなわち図示A方向に合せて
切換プラグ3を挿着する。そうすると、切換プラ
グ3のプラグピン32,33および接続導体36
により切換ジヤツク1のプラグピン挿入孔15と
16の間が短絡され、同様に切換プラグ3のプラ
グピン34,35および接続導体37により切換
ジヤツク1のプラグピン挿入孔12と13の各接
触子18と19の間が短絡される。したがつて、
変圧器PT2の一次側の第1の巻線W1の第1−
第3の口出し端子T5−T7間と第2の巻線W2
の第1−第2の口出し端子T8−T9間とが並列
接続され、この並列回路に電源プラグPからの電
源入力が供給される。
同様にして、指標38を「220V」の表示方向
すなわち図示B方向に合せて切換プラグ3を挿着
すれば、プラグピン挿入孔12,14の接触子1
8,20の間が短絡されて、変圧器PT2の一次
側の第1の巻線W1の第1−第2の口出し端子T
5−T6間と第2の巻線W2の第1−第2の口出
し端子T8−T9間とが直列接続され、この直列
回路に電源プラグPからの電源入力が供給される
ようになり、220Vの電源に対応させることがで
きる。
すなわち図示B方向に合せて切換プラグ3を挿着
すれば、プラグピン挿入孔12,14の接触子1
8,20の間が短絡されて、変圧器PT2の一次
側の第1の巻線W1の第1−第2の口出し端子T
5−T6間と第2の巻線W2の第1−第2の口出
し端子T8−T9間とが直列接続され、この直列
回路に電源プラグPからの電源入力が供給される
ようになり、220Vの電源に対応させることがで
きる。
指標38を「240V」の表示方向すなわち図示
C方向に合せて切換プラグ3を挿着すれば、プラ
グピン挿入孔12,15の接触子18,21の間
が短絡されて、変圧器PT2の一次側の第1の巻
線W1の第1−第3の口出し端子T5−T7間と
第2の巻線W2の第1−第2の口出し端子T8−
T9間とが直列接続され、この直列回路に電源プ
ラグPからの電源入力が供給されるようになり、
240Vの電源に対応させることができる。
C方向に合せて切換プラグ3を挿着すれば、プラ
グピン挿入孔12,15の接触子18,21の間
が短絡されて、変圧器PT2の一次側の第1の巻
線W1の第1−第3の口出し端子T5−T7間と
第2の巻線W2の第1−第2の口出し端子T8−
T9間とが直列接続され、この直列回路に電源プ
ラグPからの電源入力が供給されるようになり、
240Vの電源に対応させることができる。
この場合も、切換プラグ3の指標38を図示D
またはE方向に合せても電源入力は変圧器PT2
に供給されない。
またはE方向に合せても電源入力は変圧器PT2
に供給されない。
以上詳述したように、この電源電圧切換装置
は、代表的な2種類の変圧器PT1おびPT2に対
して共通に使用することができ、切換ジヤツク1
側に接触子間のジヤンパ線を設ける必要もなく、
また、接続されないプラグピン挿入孔17を設
け、このプラグピン挿入孔17を外部接続の通路
に利用するので、絶縁距離を大きくとれる。ま
た、全体として接続個所も少なくてすむ。
は、代表的な2種類の変圧器PT1おびPT2に対
して共通に使用することができ、切換ジヤツク1
側に接触子間のジヤンパ線を設ける必要もなく、
また、接続されないプラグピン挿入孔17を設
け、このプラグピン挿入孔17を外部接続の通路
に利用するので、絶縁距離を大きくとれる。ま
た、全体として接続個所も少なくてすむ。
なお、本考案は上述し且つ図面に示した実施例
にのみ限定されることなく、その要旨を変更しな
い範囲内で種々変形して実施することができる。
にのみ限定されることなく、その要旨を変更しな
い範囲内で種々変形して実施することができる。
例えば、切換ジヤツク1および切換プラグ3の
一方または両方の絶縁基体の形状を正五角形状あ
るいは他の多角形状としたり、中央のプラグピン
挿入孔12、接触子18およびプラグピン35を
他のものと異なる寸法、形状としたりしてもよ
い。
一方または両方の絶縁基体の形状を正五角形状あ
るいは他の多角形状としたり、中央のプラグピン
挿入孔12、接触子18およびプラグピン35を
他のものと異なる寸法、形状としたりしてもよ
い。
本考案によれば、接続部の数が少なくて済み、
切換ジヤツクの各接触子間の接続も不要で、絶縁
距離の確保も容易にでき、しかも異なる2種の変
圧器に対応し得る電源電圧切換装置を提供するこ
とができる。
切換ジヤツクの各接触子間の接続も不要で、絶縁
距離の確保も容易にでき、しかも異なる2種の変
圧器に対応し得る電源電圧切換装置を提供するこ
とができる。
第1図は本考案の一実施例による切換ジヤツク
の構成を示す平面図、第2図は同実施例による切
換プラグの構成を示す平面図、第3図は同実施例
を用いた第1の接続例を模式的に示す回路構成
図、第4図は同実施例を用いた第2の接続例を模
式的に示す回路構成図である。 1……切換ジヤツク、3……切換プラグ、1
1,31……絶縁基体、12〜17……プラグピ
ン挿入孔、18〜22……雌側接触子、32〜3
5……プラグピン、36,37……接続導体。
の構成を示す平面図、第2図は同実施例による切
換プラグの構成を示す平面図、第3図は同実施例
を用いた第1の接続例を模式的に示す回路構成
図、第4図は同実施例を用いた第2の接続例を模
式的に示す回路構成図である。 1……切換ジヤツク、3……切換プラグ、1
1,31……絶縁基体、12〜17……プラグピ
ン挿入孔、18〜22……雌側接触子、32〜3
5……プラグピン、36,37……接続導体。
Claims (1)
- 第1の口出し端およびこの第1の口出し端との
間の巻数がそれぞれ順次大なる第2〜第4の口出
し端を有する一次巻線を備えた第1の変圧器、ま
たは第1の口出し端およびこの第1の口出し端と
の間の巻数がそれぞれ順次大なる第2および第3
の口出し端を有する第1の一次巻線と第1の口出
し端およびこの第1の口出し端との間の巻数が上
記第1の一次巻線の第1の口出し端−第3の口出
し端間に等しい第2の口出し端を有する第2の一
次巻線とを備えた第2の変圧器を用い、これら第
1または第2の変圧器の二次側に所定の一定電圧
を得るために該変圧器に対する一次側電源入力回
路を異なる入力電源電圧に対応して切換えるため
の電源電圧切換装置において、正五角形の各頂点
位置および該正五角形の中点位置にそれぞれ対応
してプラグピン挿入孔が設けられた絶縁基体を有
し、この絶縁基体の上記正五角形の各頂点位置の
うち少なくとも順次隣接する第1〜第4の頂点位
置および中点位置に対応する上記プラグピン挿入
孔にそれぞれ変圧器一次側結線用の雌側接触子が
設けられた切換ジヤツクと、絶縁基体を有し、上
記切換ジヤツクの上記各頂点のうち少なくとも互
いに隣接する2頂点およびこれら2頂点に隣接し
ない1頂点ならびに上記中点の各位置のプラグピ
ン挿入孔位置にそれぞれ対応して上記雌側接触子
に嵌合接続し得る雄側のプラグピンが該絶縁基体
に植設され、且つ上記隣接する2頂点位置に対応
するプラグピン相互間および該2頂点に隣接しな
い1頂点と上記中点の各位置に対応するプラグピ
ンとの間を電気的に接続する接続導体が該絶縁基
体に埋設された切換プラグとを備えてなり、上記
切換ジヤツクの上記各雌側接触子は、上記第1の
変圧器に対しては、中点位置の接触子が入力電源
を介して第1の口出し端に、第1の頂点位置の接
触子が上記第2の口出し端に、第2の頂点位置の
接触子が上記第3の口出し端に、第3の頂点位置
の接触子が上記第4の口出し端にそれぞれ接続さ
れ、且つ第4の頂点位置の接触子はどこにも接続
されず、また第2の変圧器に対しては、中点位置
の接触子が第2の一次巻線の第1の口出し端に、
第1の頂点位置の接触子が第1の一次巻線の第1
の口出し端および電源の一端に、第2の頂点位置
の接触子が第1の一次巻線の第2の口出し端に、
第3の頂点位置の接触子が第1の一次巻線の第3
の口出し端に、第4の頂点位置の接触子が第2の
一次巻線の第2の口出し端および電源の他端にそ
れぞれ接続されることを特徴とする電源電圧切換
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11677784U JPS6133116U (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 電源電圧切換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11677784U JPS6133116U (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 電源電圧切換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6133116U JPS6133116U (ja) | 1986-02-28 |
JPH0530173Y2 true JPH0530173Y2 (ja) | 1993-08-02 |
Family
ID=30675707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11677784U Granted JPS6133116U (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 電源電圧切換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6133116U (ja) |
-
1984
- 1984-07-30 JP JP11677784U patent/JPS6133116U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6133116U (ja) | 1986-02-28 |
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