JPH0530159B2 - - Google Patents
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- JPH0530159B2 JPH0530159B2 JP59261850A JP26185084A JPH0530159B2 JP H0530159 B2 JPH0530159 B2 JP H0530159B2 JP 59261850 A JP59261850 A JP 59261850A JP 26185084 A JP26185084 A JP 26185084A JP H0530159 B2 JPH0530159 B2 JP H0530159B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stepping motor
- phases
- phase
- driving
- drive
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 5
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 4
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 4
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P8/00—Arrangements for controlling dynamo-electric motors of the kind having motors rotating step by step
- H02P8/24—Arrangements for stopping
Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野]
本発明はステツピングモータ制御装置、特にス
テツピングモータの減速、停止特性を改善するス
テツピングモータ制御装置に関する。
テツピングモータの減速、停止特性を改善するス
テツピングモータ制御装置に関する。
[従来の技術]
近年、自動制御あるいはマイクロコンピユータ
応用機器の分野において、簡単かつ精度の高い操
作部材としてステツピングモータが広く用いられ
ている。周知のようにステツピングモータでは移
動子に対して所定の磁界を与える事により所望の
制御位置で移動子を停止させる事ができる。
応用機器の分野において、簡単かつ精度の高い操
作部材としてステツピングモータが広く用いられ
ている。周知のようにステツピングモータでは移
動子に対して所定の磁界を与える事により所望の
制御位置で移動子を停止させる事ができる。
しかし、停止(静止)制御において、運動状態
から停止状態に移動子を移行させる場合、慣性の
ために移動子は目的回転位置の安定点近傍で減衰
振動を行なつてから静止する。従つて特に時間的
な停止精度を重んじる場合には従来ではこの減衰
振動時間を短くするため、特開昭59−139896号公
報などに示されるように、励磁相や励磁時間に工
夫をこらす事により移動子が安定点に達した時、
持つている運動エネルギーをゼロに近づけ、振動
を減速に収束させる方式が提案されていた。
から停止状態に移動子を移行させる場合、慣性の
ために移動子は目的回転位置の安定点近傍で減衰
振動を行なつてから静止する。従つて特に時間的
な停止精度を重んじる場合には従来ではこの減衰
振動時間を短くするため、特開昭59−139896号公
報などに示されるように、励磁相や励磁時間に工
夫をこらす事により移動子が安定点に達した時、
持つている運動エネルギーをゼロに近づけ、振動
を減速に収束させる方式が提案されていた。
このような移動子が安定点に達した後で励磁制
御を行なう従来方式ではモータにかかる負荷が一
定の場合にはある程度の効果を期待できるが、負
荷変動に生じた場合には殆ど効果を期待できない
他、モータ自体のトルクのバラツキにより振動の
収束特性に差異が生じる事があつた。従つて従来
方式においても振動収束時間、即ちダンピング時
間にある程度余裕を見て、それから続く制御を行
なわねばならないため、動作の高速化が妨げられ
ていた。どうしても高速な制御が必要な場合には
位置検出器などを設けてブレーキ動作を行なうな
どの閉ループ制御を移動子が停止する前の減速期
間から実施することが必要で、部品点数の増加、
装置の高コスト化につながる問題があつた。
御を行なう従来方式ではモータにかかる負荷が一
定の場合にはある程度の効果を期待できるが、負
荷変動に生じた場合には殆ど効果を期待できない
他、モータ自体のトルクのバラツキにより振動の
収束特性に差異が生じる事があつた。従つて従来
方式においても振動収束時間、即ちダンピング時
間にある程度余裕を見て、それから続く制御を行
なわねばならないため、動作の高速化が妨げられ
ていた。どうしても高速な制御が必要な場合には
位置検出器などを設けてブレーキ動作を行なうな
どの閉ループ制御を移動子が停止する前の減速期
間から実施することが必要で、部品点数の増加、
装置の高コスト化につながる問題があつた。
[目的]
本発明は以上の問題点に鑑みてなされたもの
で、減速制御方式が閉ループ制御のままでも、装
置を複雑化することなく迅速な減速制御が可能
で、停止精度が高く、ステツピングモータの高速
駆動が可能なステツピングモータ制御装置を提供
することを目的とする。
で、減速制御方式が閉ループ制御のままでも、装
置を複雑化することなく迅速な減速制御が可能
で、停止精度が高く、ステツピングモータの高速
駆動が可能なステツピングモータ制御装置を提供
することを目的とする。
[本発明の構成]
以上の目的を達成するため、本発明において
は、ステツピングモータの個々の相を所定パター
ンにより駆動することによりステツピングモータ
を駆動するステツピングモータ制御装置におい
て、ステツピングモータの減速領域において、前
記個々の相を順に励磁するとともにその駆動パル
ス幅を操作することにより移動子を減速駆動する
ための第1の駆動手段と、前記減速領域における
各駆動パルス幅操作において、該第1の駆動手段
の駆動に同期して前記移動子の移動と関係しない
対の相を順に励磁し、前記移動子を減速駆動する
第2の駆動手段とを設けた構成を採用した。
は、ステツピングモータの個々の相を所定パター
ンにより駆動することによりステツピングモータ
を駆動するステツピングモータ制御装置におい
て、ステツピングモータの減速領域において、前
記個々の相を順に励磁するとともにその駆動パル
ス幅を操作することにより移動子を減速駆動する
ための第1の駆動手段と、前記減速領域における
各駆動パルス幅操作において、該第1の駆動手段
の駆動に同期して前記移動子の移動と関係しない
対の相を順に励磁し、前記移動子を減速駆動する
第2の駆動手段とを設けた構成を採用した。
[実施例]
以下、図面に示す実施例に基づき本発明を詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は本発明によるステツピングモータ制御
回路の一実施例を示している。ここではステツピ
ングモータとして4相のユニポーラ巻線のステツ
ピングモータSMを用いている。ステツピングモ
ータSMの連続して移動子の周囲に配置した4つ
の相〜のうち、相と相、相と相は図
示のように直列に接続され、それぞれそのタツプ
点は電源に接続されている。
回路の一実施例を示している。ここではステツピ
ングモータとして4相のユニポーラ巻線のステツ
ピングモータSMを用いている。ステツピングモ
ータSMの連続して移動子の周囲に配置した4つ
の相〜のうち、相と相、相と相は図
示のように直列に接続され、それぞれそのタツプ
点は電源に接続されている。
また、各相〜の他端にはエミツタ接地のト
ランジスタTr1〜Tr4のコレクタがそれぞれ接
続され、各トランジスタのベースに駆動パルスS
1〜S4を印加する事により各相に駆動電流が与
えられ、モータ駆動が行なわれる。
ランジスタTr1〜Tr4のコレクタがそれぞれ接
続され、各トランジスタのベースに駆動パルスS
1〜S4を印加する事により各相に駆動電流が与
えられ、モータ駆動が行なわれる。
本実施例においては、図示するように対をなし
て接続された相〜相のそれぞれの駆動用トラ
ンジスタとの接続点は、それぞれダイオードD
1,D3及びD2,D4を介してエミツタ接地の
トランジスタTr5,Tr6のコレクタと接続され
ている。トランジスタTr5,Tr6のベースには
電流制限抵抗を介して駆動パルスSW1,SW2
が印加される。
て接続された相〜相のそれぞれの駆動用トラ
ンジスタとの接続点は、それぞれダイオードD
1,D3及びD2,D4を介してエミツタ接地の
トランジスタTr5,Tr6のコレクタと接続され
ている。トランジスタTr5,Tr6のベースには
電流制限抵抗を介して駆動パルスSW1,SW2
が印加される。
以上の構成において、不図示の移動子が停止し
ている際に駆動パルスSW1を与えると、相と
相にそれぞれI1,I3が流れる。この停止状態で
は相対する,相の電流I1とI3は等しいので両
相と移動子間に発生する力は打ち消し合い、移動
子は動かない。ところが、回転中に駆動パルス
SW1によりトランジスタTr5をONとすると、
移動子の移動により発生した−相の巻線に生
じる逆起電力によりI1≠I3となり、移動子に制動
がかかる。駆動パルスSW2によりトランジスタ
Tr6をONをした場合にも,相について同様
の事がいえる。本発明ではこの制動力により減速
制御及び停止制御を行なう。
ている際に駆動パルスSW1を与えると、相と
相にそれぞれI1,I3が流れる。この停止状態で
は相対する,相の電流I1とI3は等しいので両
相と移動子間に発生する力は打ち消し合い、移動
子は動かない。ところが、回転中に駆動パルス
SW1によりトランジスタTr5をONとすると、
移動子の移動により発生した−相の巻線に生
じる逆起電力によりI1≠I3となり、移動子に制動
がかかる。駆動パルスSW2によりトランジスタ
Tr6をONをした場合にも,相について同様
の事がいえる。本発明ではこの制動力により減速
制御及び停止制御を行なう。
上記の制動動作を用いたモータ駆動の一例を第
2図に示す。第2図は第1図の各駆動パルスS1
〜S4及びSW1,SW2の波形を示したタイミ
ングチヤート図である。
2図に示す。第2図は第1図の各駆動パルスS1
〜S4及びSW1,SW2の波形を示したタイミ
ングチヤート図である。
第2図の時刻t00〜t0までは常に2つの相をオー
バーラツプさせて駆動する、いわする2相励磁方
式による加速領域で、目標位置までの移動子(ま
たは被駆動部材)の迅速な移動を行なう。
バーラツプさせて駆動する、いわする2相励磁方
式による加速領域で、目標位置までの移動子(ま
たは被駆動部材)の迅速な移動を行なう。
続いて移動子が目標位置に近づくにつれ、時刻
t0より励磁を1相励磁に切り換えて減速に移る。
ここでは各相が順に1相ずつ励磁され、徐々にそ
のパルス幅が長くされる。そして移動子が目的位
置に到達する時刻t2に先立つ時刻t1において、励
磁されている相に加えて更に相に最終パルス
を与え、,相を同時に駆動して2相励磁によ
り停止制御を行なう。
t0より励磁を1相励磁に切り換えて減速に移る。
ここでは各相が順に1相ずつ励磁され、徐々にそ
のパルス幅が長くされる。そして移動子が目的位
置に到達する時刻t2に先立つ時刻t1において、励
磁されている相に加えて更に相に最終パルス
を与え、,相を同時に駆動して2相励磁によ
り停止制御を行なう。
以上の時刻t0〜t2の減速領域のうち、時刻t0〜
t1の区間では、1相励磁状態において駆動されて
いない対の相の側の駆動パルスSW1またはSW
2をハイレベルにする。例えば、図示のように、
相が駆動されている場合はパルスSW2をハイ
レベル、相が駆動されている場合はパルスSW
1をハイレベルとする。これにより、結果的には
3つの相が同時に駆動状態に置かれる。
t1の区間では、1相励磁状態において駆動されて
いない対の相の側の駆動パルスSW1またはSW
2をハイレベルにする。例えば、図示のように、
相が駆動されている場合はパルスSW2をハイ
レベル、相が駆動されている場合はパルスSW
1をハイレベルとする。これにより、結果的には
3つの相が同時に駆動状態に置かれる。
以上のようにして前述の如くして発生される制
動力により移動子の慣性が殺され、移動子の減速
が速まる。従つて従来方式よりもさらに減速領域
における駆動パルス長は短くて済み、短期間で効
果的な減速を行なつて、目標位置への到達後時刻
t2〜t3において生じる移動子のダンピング時間を
短縮する事ができる。従つてこの後目標位置にお
いてより迅速に続く制御へ移行する事ができる。
動力により移動子の慣性が殺され、移動子の減速
が速まる。従つて従来方式よりもさらに減速領域
における駆動パルス長は短くて済み、短期間で効
果的な減速を行なつて、目標位置への到達後時刻
t2〜t3において生じる移動子のダンピング時間を
短縮する事ができる。従つてこの後目標位置にお
いてより迅速に続く制御へ移行する事ができる。
しかも電流I1とI3の差(あるいはI4とI2の差)
は移動子の速度が大きければ、それに従つて大き
く、また小さければ減少するので、相の電流差に
よる制動力は回転速度に比例した大きさになる。
従つてモータ負荷が変動した場合でもこれに応じ
た適切な制動力により常に安定した減速特性を得
る事ができる。
は移動子の速度が大きければ、それに従つて大き
く、また小さければ減少するので、相の電流差に
よる制動力は回転速度に比例した大きさになる。
従つてモータ負荷が変動した場合でもこれに応じ
た適切な制動力により常に安定した減速特性を得
る事ができる。
ここで第3図Aに本発明制御における時間tに
関連した駆動周波数(パルスレート)fの関係を
図示する。第3図Bは従来の2相励磁により同じ
パルスモータを駆動した場合の駆動周波数特性を
示している。第3図Bの従来例では時間をかけて
徐々に周波数を落とし、減速を行なわなければな
らないが、第3図Aに見るように本発明では短時
間で周波数を落としても効果的な減速が可能で、
時刻t2〜t3のダンピング時間も短くなつている事
がわかる。
関連した駆動周波数(パルスレート)fの関係を
図示する。第3図Bは従来の2相励磁により同じ
パルスモータを駆動した場合の駆動周波数特性を
示している。第3図Bの従来例では時間をかけて
徐々に周波数を落とし、減速を行なわなければな
らないが、第3図Aに見るように本発明では短時
間で周波数を落としても効果的な減速が可能で、
時刻t2〜t3のダンピング時間も短くなつている事
がわかる。
以上の実施例では減速領域では常に3つの相に
電流が流れる事になりモータの発熱等を考えると
好ましくない。この場合第1図のトランジスタ
Tr5,Tr6のコレクタ・エミツタ回路に直列に
電流制限用の抵抗素子を入れてやる。
電流が流れる事になりモータの発熱等を考えると
好ましくない。この場合第1図のトランジスタ
Tr5,Tr6のコレクタ・エミツタ回路に直列に
電流制限用の抵抗素子を入れてやる。
この結果制限された電流値がI1とI3(あるいはI2
とI4)の差電流の最大値よりも大きくなるように
上記電流制限用の抵抗の値を定めればその効果は
何ら変らない。
とI4)の差電流の最大値よりも大きくなるように
上記電流制限用の抵抗の値を定めればその効果は
何ら変らない。
また、以上に示した実施例ではトランジスタ
Tr5,Tr6を用いて対の相,と,に制
動電流を流したが、ダイオードD1〜D4及びト
ランジスタTr5,Tr6を省略し、従来と同様の
構成とし、直接駆動パルスS1〜S4を制御して
制動電流をかけるようにしてもよい。
Tr5,Tr6を用いて対の相,と,に制
動電流を流したが、ダイオードD1〜D4及びト
ランジスタTr5,Tr6を省略し、従来と同様の
構成とし、直接駆動パルスS1〜S4を制御して
制動電流をかけるようにしてもよい。
第4図に直接パルスS1〜S4を制御する場合
のタイミングチヤート図を示す。第4図は第2図
と同様の図で、時刻t0からの減速領域では移動子
の移動に関連した1相の他の2相を直接励磁(結
果的には3相励磁となる。)して制動をかけてい
る。この結果、相電流I1,I3,I2,I4の状態は第
2図の場合と全く同様となり、より簡単な構成に
より、前記と同様の効果を得る事ができる。
のタイミングチヤート図を示す。第4図は第2図
と同様の図で、時刻t0からの減速領域では移動子
の移動に関連した1相の他の2相を直接励磁(結
果的には3相励磁となる。)して制動をかけてい
る。この結果、相電流I1,I3,I2,I4の状態は第
2図の場合と全く同様となり、より簡単な構成に
より、前記と同様の効果を得る事ができる。
第4図の例でも第1図と同じく3相同時の励磁
から来る発熱の問題があるが、これは第5図のよ
うな構成により解決する事ができる。
から来る発熱の問題があるが、これは第5図のよ
うな構成により解決する事ができる。
第5図では対の相,及び,に直列にそ
れぞれトランジスタTr7,Tr8から成るスイツ
チング素子を接続し、通常の状態ではトランジス
タTr7,Tr8を介して各相に給電が行なわれ
る。一方駆動パルスS1,S3およびS2,S4
はアンドゲートG1,G2にそれぞれ入力されて
おり、このアンドゲートG1,G2の出力はそれ
ぞれトランジスタTr7,Tr8のベースに接続さ
れている。またトランジスタTr7,Tr8のエミ
ツタ〜コレクタには並列に電流制限用抵抗RL1,
RL2をそれぞれ接続してある。これらの抵抗値
は前述のようにして定めておく。
れぞれトランジスタTr7,Tr8から成るスイツ
チング素子を接続し、通常の状態ではトランジス
タTr7,Tr8を介して各相に給電が行なわれ
る。一方駆動パルスS1,S3およびS2,S4
はアンドゲートG1,G2にそれぞれ入力されて
おり、このアンドゲートG1,G2の出力はそれ
ぞれトランジスタTr7,Tr8のベースに接続さ
れている。またトランジスタTr7,Tr8のエミ
ツタ〜コレクタには並列に電流制限用抵抗RL1,
RL2をそれぞれ接続してある。これらの抵抗値
は前述のようにして定めておく。
このような構成によれば、減速領域においてパ
ルスS1,S3ないしS2,S4が同時にハイレ
ベルにされると、アンドゲートG1ないしG2を
介してトランジスタTr7ないしTr8が遮断さ
れ、同時に励磁される相への電流供給は抵抗RL
1ないしRL2を介して行なわれる。これにより
制動電流は小さな値に制限され、好ましくない発
熱を抑制する事ができる。
ルスS1,S3ないしS2,S4が同時にハイレ
ベルにされると、アンドゲートG1ないしG2を
介してトランジスタTr7ないしTr8が遮断さ
れ、同時に励磁される相への電流供給は抵抗RL
1ないしRL2を介して行なわれる。これにより
制動電流は小さな値に制限され、好ましくない発
熱を抑制する事ができる。
以上の実施例では加速から減速への切り換え時
点から対の空巻線に制動電流を流し始めたが、加
速領域の途中もしくは減速領域にはいつてしばら
くしてから制動電流を流し始めても上記の効果は
充分現われる他、加速−等速−減速といつた台形
駆動にも上記の制御が応用できるのはいうまでも
ない。
点から対の空巻線に制動電流を流し始めたが、加
速領域の途中もしくは減速領域にはいつてしばら
くしてから制動電流を流し始めても上記の効果は
充分現われる他、加速−等速−減速といつた台形
駆動にも上記の制御が応用できるのはいうまでも
ない。
また上記の実施例では4相ユニポーラ巻線のス
テツピングモータを停止2相励磁で駆動する場合
を例に説明したが、停止1相励磁で駆動する場
合、あるいは4相以外のモータを駆動する場合に
も本発明の技術が応用できるのは勿論である。更
に本発明は第6図に図示したようなバイポーラ巻
線のモータ等にも応用できる。
テツピングモータを停止2相励磁で駆動する場合
を例に説明したが、停止1相励磁で駆動する場
合、あるいは4相以外のモータを駆動する場合に
も本発明の技術が応用できるのは勿論である。更
に本発明は第6図に図示したようなバイポーラ巻
線のモータ等にも応用できる。
[効果]
以上の説明から明からなように、本発明によれ
ば、ステツピングモータの個々の相を所定パター
ンにより駆動することによりステツピングモータ
を駆動するステツピングモータ制御装置におい
て、ステツピングモータの減速領域において、前
記個々の相を順に励磁するとともにその駆動パル
ス幅を操作することにより移動子を減速駆動する
ための第1の駆動手段と、前記減速領域における
各駆動パルス幅操作において、該第1の駆動手段
の駆動に同期して前記移動子の移動と関係しない
対の相を順に励磁し、前記移動子を減速駆動する
第2の駆動手段とを設けた構成を採用しているの
で、減速領域における閉ループ制御機構のような
複雑な構成をなんら必要とせず、迅速な減速を行
なうことができ、したがつて、停止後、良好なダ
ンピング特性を得られ、高速なステツピングモー
タ制御が可能な、簡単安価で優れたステツピング
モータ制御装置を提供することができる。
ば、ステツピングモータの個々の相を所定パター
ンにより駆動することによりステツピングモータ
を駆動するステツピングモータ制御装置におい
て、ステツピングモータの減速領域において、前
記個々の相を順に励磁するとともにその駆動パル
ス幅を操作することにより移動子を減速駆動する
ための第1の駆動手段と、前記減速領域における
各駆動パルス幅操作において、該第1の駆動手段
の駆動に同期して前記移動子の移動と関係しない
対の相を順に励磁し、前記移動子を減速駆動する
第2の駆動手段とを設けた構成を採用しているの
で、減速領域における閉ループ制御機構のような
複雑な構成をなんら必要とせず、迅速な減速を行
なうことができ、したがつて、停止後、良好なダ
ンピング特性を得られ、高速なステツピングモー
タ制御が可能な、簡単安価で優れたステツピング
モータ制御装置を提供することができる。
第1図は本発明による制御装置の一実施例を示
した回路図、第2図は第1図の装置における動作
を示したタイミングチヤート図、第3図A,Bは
それぞれ本発明装置における作用効果を説明する
線図、第4図は本発明の変形例における制御を説
明するタイミングチヤート図、第5図は本発明の
さらに異なつた変形例を示した回路図、第6図は
バイポーラ駆動の回路を示す回路図である。 〜……相、SW1,SW2,S1〜S4…
…駆動パルス、Tr1〜Tr8……トランジスタ。
した回路図、第2図は第1図の装置における動作
を示したタイミングチヤート図、第3図A,Bは
それぞれ本発明装置における作用効果を説明する
線図、第4図は本発明の変形例における制御を説
明するタイミングチヤート図、第5図は本発明の
さらに異なつた変形例を示した回路図、第6図は
バイポーラ駆動の回路を示す回路図である。 〜……相、SW1,SW2,S1〜S4…
…駆動パルス、Tr1〜Tr8……トランジスタ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ステツピングモータの個々の相を所定パター
ンにより駆動することによりステツピングモータ
を駆動するステツピングモータ制御装置におい
て、 ステツピングモータの減速領域において、前記
個々の相を順に励磁するとともにその駆動パルス
幅を操作することにより移動子を減速駆動するた
めの第1の駆動手段と、 前記減速領域における各駆動パルス幅操作にお
いて、該第1の駆動手段の駆動に同期して前記移
動子の移動と関係しない対の相を順に励磁し、前
記移動子を減速駆動する第2の駆動手段とを設け
たことを特徴とするステツピングモータ制御装
置。 2 前記の移動子の移動と無関係の対の相を駆動
する場合、この駆動エネルギーを他の相に対する
駆動エネルギーよりも小さくする手段を設けたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のス
テツピングモータ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26185084A JPS61142998A (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 | ステツピングモ−タ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26185084A JPS61142998A (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 | ステツピングモ−タ制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61142998A JPS61142998A (ja) | 1986-06-30 |
JPH0530159B2 true JPH0530159B2 (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=17367613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26185084A Granted JPS61142998A (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 | ステツピングモ−タ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61142998A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102016216828A1 (de) | 2015-09-07 | 2017-03-09 | Yazaki Corporation | Verbindungsstück |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5045220A (ja) * | 1973-08-28 | 1975-04-23 | ||
JPS59139896A (ja) * | 1983-01-27 | 1984-08-10 | Canon Inc | ステツピングモ−タの制御方式 |
-
1984
- 1984-12-13 JP JP26185084A patent/JPS61142998A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5045220A (ja) * | 1973-08-28 | 1975-04-23 | ||
JPS59139896A (ja) * | 1983-01-27 | 1984-08-10 | Canon Inc | ステツピングモ−タの制御方式 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102016216828A1 (de) | 2015-09-07 | 2017-03-09 | Yazaki Corporation | Verbindungsstück |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61142998A (ja) | 1986-06-30 |
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