JPH05301521A - 空気吹出し装置 - Google Patents

空気吹出し装置

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JPH05301521A
JPH05301521A JP10713292A JP10713292A JPH05301521A JP H05301521 A JPH05301521 A JP H05301521A JP 10713292 A JP10713292 A JP 10713292A JP 10713292 A JP10713292 A JP 10713292A JP H05301521 A JPH05301521 A JP H05301521A
Authority
JP
Japan
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shutter
opening
open
closed
fully
Prior art date
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Pending
Application number
JP10713292A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Terada
隆 寺田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シャッタが如何なる回動位置にあるかを容易
に認識できる空気吹出し装置を提供する。 【構成】 シャッタの全開状態では、開表示部18の全
ての範囲から開側光源20からの光が出射され、全開状
態が認識される。また、この状態からシャッタを徐々に
閉じて行くと、開閉機構14と連動する開側遮光部材2
2により、徐々に開表示部18からの光の出射範囲が減
少され、この出射範囲を見ることにより、シャッタの開
度が認識される。さらに、シャッタが全閉状態となる
と、開側遮光部材22により、開表示部18から出射さ
れる光が完全に遮断される。これと同時に、開閉機構1
4に連動して、閉側遮光部材23により、閉側光源21
からの光が閉表示部19の全範囲から出射され、全閉状
態であることが容易に認識される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、送風路を開閉するシ
ャッタが設けられた空気吹出し装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来からこの種のものとしては、例えば
図7乃至図9に記載されたようなものがある(実開昭6
1ー186050号公報参照)。図中符号1は空気調整
装置等のダクトに連結されたケースで、このケース1内
には軸2を介してシャッタ3が回動自在に設けられ、こ
のシャッタ3によりケース1により形成される送風路4
が開閉されるようになっている。また、このケース1の
前面には、複数の横ルーバ5が配設されたグリル6が設
けられている。
【0003】そして、そのシャッタ3は、操作レバー7
の操作により、回動されるようになっており、図8で二
点鎖線に示す全開位置では、操作レバー7の発光部8か
らの光が表示窓9を介して出射され、図8で実線に示す
全閉位置では、表示窓10を介して出射されることによ
り、シャッタ3の全開状態、全閉状態が表示されるよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来例にあって、発光部8がスイッチのON動作を
必要とすること、つまり暗い場所では表示窓9,10の
みの表示のために全開状態又は全閉状態の2箇所の位置
しか認識することができず、シャッタ3が全開状態と全
閉状態の間では如何なる回動位置にあるか認識すること
はできなかった。更に、この従来例のように、操作レバ
ー7を使用するものでは、操作レバー7の操作端部の位
置が何処にあるかが手探り、あるいはネオンやルームラ
ンプの点灯で認識できるときは、シャッタ3の位置を略
認識できるが、ダイヤル式のものでは、全開状態と全閉
状態の間の位置を認識するのは難しい。
【0005】そこで、この発明は、シャッタが如何なる
位置にあるかを容易に認識できる空気吹出し装置を提供
することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、かかる課題
に着目してなされたもので、ケース内に送風路を開閉す
るシャッタが回動自在に配設され、使用者の操作を受け
て前記シャッタを開閉させる開閉機構が設けられた空気
吹出し装置において、前記ケースに、車室内側に臨む開
表示部および閉表示部を設けると共に、該開表示部,閉
表示部に光を出射する光源を設け、該光源と前記開表示
部との間に、前記開閉機構と連動して前記シャッタの全
閉状態で前記開表示部を全閉とし、前記シャッタの全開
状態で前記開表示部を全開とする開側遮光部材を設け、
前記光源と前記閉表示部との間に、前記開閉機構と連動
して前記シャッタの全閉状態で前記閉表示部を全開と
し、前記シャッタの全開状態で前記閉表示部を全閉とす
る閉側遮光部材を設け、更に、シャッタの全閉と全開状
態の間では、前記シャッタの開度に応じて、前記開側遮
光部材にて前記開表示部の出射範囲を、又は閉側遮光部
材にて閉表示部の出射範囲を変化させるように設定した
空気吹出し装置としたことを特徴としている。
【0007】
【作 用】かかる手段によれば、車室内に送風される風
の量を調整するには、開閉機構によりシャッタを回動さ
せて調整する。
【0008】シャッタの全開状態では、開表示部の全て
の範囲から光源の光が出射される一方、閉表示部からは
光が出射されることなく、全開状態が認識されることと
なる。
【0009】また、シャッタの全閉状態では、閉表示部
の全ての範囲から光源の光が出射される一方、開表示部
からは光が出射されることなく、全閉状態が認識される
こととなる。
【0010】さらに、シャッタの全閉状態と全開状態と
の間では、シャッタの開度に応じて、前記開側遮光部材
にて前記開表示部の出射範囲が、又は閉側遮光部材にて
閉表示部の出射範囲が変化することにより、この出射範
囲を見ることにより、シャッタの開度が認識されること
となる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0012】図1乃至図6は、この発明の一実施例を示
すものである。
【0013】まず構成を説明すると、図中符号11はケ
ースで、このケース11内には、図示は省略するが従来
例の図9と同様に送風路を開閉するシャッタが回動自在
に配設されていると共に、このケース11の開口部に
は、複数のルーバー12…が設けられたグリル13が配
設されている。
【0014】そのシャッタは、以下のような開閉機構1
4により回動されるようになっている。すなわち、この
開閉機構14は、図1および図4等に示すように、グリ
ル13の周縁部に延設されたフランジ部13aにダイヤ
ル15が回転自在に設けられ、このダイヤル15に複数
のリンク部材16,17を介してシャッタが連結され、
ダイヤル15の操作により、そのリンク部材16,17
を介してシャッタが回動されるようになっている。
【0015】さらに、グリル13のフランジ部13aに
は、ダイヤル15の上側に開表示部18およびその下側
に閉表示部19がそれぞれ配設されている。これら両表
示部18および19は、フランジ部13aに形成した開
口13b,13bに埋設された透光材(レンズ)よりな
り、フランジ部13aの表面側と面一状になるようにさ
れている。これら両表示部18,19の裏面側には、そ
れぞれヘッドランプの点消灯スイッチ等と連動してON
−OFFされる開側光源20,閉側光源21が配設され
ている。これら光源20,21からの光が各表示部1
8,19を介して車室内に出射されるようになってい
る。
【0016】また、この開表示部18と開側光源20と
の間に、開側遮光部材22が上下動自在に配設され、閉
表示部19と閉側光源21との間に、閉側遮光部材23
が回動自在に配設されている。
【0017】その開側遮光部材22は、大略平板状に形
成され、その一部に図1および図5等に示すような開表
示部18と対応した大きさの透過開口22aが形成され
ると共に、下方にラック22bが形成されて上下方向に
スライド自在に配設されている。そして、このラック2
2bがダイヤル15と同軸上に設けられたピニオン24
に噛合している。これにより、ダイヤル15の回転によ
り、開側遮光部材22が上下動するようになっている。
具体的な動きは後述する。
【0018】また、閉側遮光部材23は、軸23aによ
り回動自在に取り付けられ、下部側に反射部23bが形
成されると共に、上部側に、ダイヤル15に設けられた
係止ピン25に係止する係止部23cが形成されてい
る。ダイヤル15が回転し、係止ピン25が係止部23
cに係止することにより、閉側遮光部材23が回動され
るようになっている。具体的な動きは後述する。
【0019】次に、作用について説明する。
【0020】車室内に送風される風の量を調整するに
は、ダイヤル15を回転させて、複数のリンク部材1
6,17を介してシャッターを回動させる。
【0021】送風路が全開状態では、図1に示すよう
に、開側遮光部材22の透過開口22aが開表示部18
に臨むと共に、閉表示部19が閉側遮光部材23の反射
部23bで閉成されている。この状態では、開側光源2
0からの光のみが透過開口22aを通過して開表示部1
8から車室内に出射される(図6の(a)参照)。
【0022】この状態から図2に示すように、ダイヤル
15を時計回りに回転させて行くと、ピニオン24およ
びラック22bを介して開側遮光部材22が上方にスラ
イドされ、開表示部18が徐々に閉成されて行く。従っ
て、この中間状態では、シャッタの回動角度に応じて開
表示部18の出射範囲の広さが可変する。よって、この
開表示部18を見ることにより、シャッタの回動角度を
認識することができる。この中間状態では、ダイヤル1
5側の係止ピン25は、閉側遮光部材23の係止部23
cに係止していないため、閉表示部19は閉成状態にあ
る(図6の(b)参照)。
【0023】更に、ダイヤル15を時計回りに回転させ
ると、図3に示すように、開側遮光部材22により、開
表示部18が完全に遮蔽される一方、係止ピン25が係
止部23cに係止して、この閉側遮光部材23が軸23
aを中心に反時計方向に回動されて、閉表示部19と閉
側光源21との間が開成される。これにより、閉側光源
21からの光は、反射部23bで反射されて閉表示部1
9から車室内に照射される(図6の(c)参照)。この
閉表示部19を見ることにより、シャッタが完全に閉成
された状態が認識される。しかも、この場合には、図示
しないストッパとにより、係止ピン25と閉側遮光部材
23の係止部23cが係止状態でダイヤル15の回転が
ロックされることとなる。
【0024】なお、上記実施例では、シャッタの開度に
応じて、開表示部18の出射範囲を変化させるようにし
たが、これに限らず、閉表示部18の出射範囲を変化さ
せても良いことは勿論である。
【0025】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、シャッタの全閉,全開状態は勿論のこと、途中の
開度状況まで容易に認識することができる、という実用
上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の空気吹出し装置の一実施例を示すシ
ャッタ全開時の図4のA−A線に沿う断面図である。
【図2】同一実施例を示すシャッタ開度が中間時の図1
に相当する断面図である。
【図3】同一実施例を示すシャッタ開度が全閉時の図1
に相当する断面図である。
【図4】同一実施例を示す空気吹出し装置の斜視図であ
る。
【図5】同一実施例の要部を示す斜視図である。
【図6】同一実施例を示す全開時等の正面図である。
【図7】従来例を示す空気吹出し装置の側面図である。
【図8】同従来例を示す空気吹出し装置の正面図であ
る。
【図9】同従来例を示す空気吹出し装置の断面図であ
る。
【符号の説明】
11 ケース 14 開閉機構 18 開表示部 19 閉表示部 20 開側光源(光源) 21 閉側光源(光源) 22 開側遮光部材 23 閉側遮光部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内に送風路を開閉するシャッタが
    回動自在に配設され、使用者の操作を受けて前記シャッ
    タを開閉させる開閉機構が設けられた空気吹出し装置に
    おいて、 前記ケースに、車室内側に臨む開表示部および閉表示部
    を設けると共に、該開表示部,閉表示部に光を出射する
    光源を設け、 該光源と前記開表示部との間に、前記開閉機構と連動し
    て前記シャッタの全閉状態で前記開表示部を全閉とし、
    前記シャッタの全開状態で前記開表示部を全開とする開
    側遮光部材を設け、前記光源と前記閉表示部との間に、
    前記開閉機構と連動して前記シャッタの全閉状態で前記
    閉表示部を全開とし、前記シャッタの全開状態で前記閉
    表示部を全閉とする閉側遮光部材を設け、更に、シャッ
    タの全閉と全開状態の間では、前記シャッタの開度に応
    じて、前記開側遮光部材にて前記開表示部の出射範囲
    を、又は閉側遮光部材にて閉表示部の出射範囲を変化さ
    せるように設定したことを特徴とする空気吹出し装置。
JP10713292A 1992-04-27 1992-04-27 空気吹出し装置 Pending JPH05301521A (ja)

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JP10713292A JPH05301521A (ja) 1992-04-27 1992-04-27 空気吹出し装置

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JP10713292A JPH05301521A (ja) 1992-04-27 1992-04-27 空気吹出し装置

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JPH05301521A true JPH05301521A (ja) 1993-11-16

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JP (1) JPH05301521A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5461875A (en) * 1993-06-24 1995-10-31 Samsung Electronics Co., Ltd. Automatic outlet opening/closing apparatus of air-conditioner and control method thereof
FR3041064A1 (fr) * 2015-09-14 2017-03-17 Valeo Vision Ensemble lumineux, notamment pour l'eclairage d'un ensemble de climatisation de vehicule automobile

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5461875A (en) * 1993-06-24 1995-10-31 Samsung Electronics Co., Ltd. Automatic outlet opening/closing apparatus of air-conditioner and control method thereof
FR3041064A1 (fr) * 2015-09-14 2017-03-17 Valeo Vision Ensemble lumineux, notamment pour l'eclairage d'un ensemble de climatisation de vehicule automobile
WO2017046085A1 (fr) * 2015-09-14 2017-03-23 Valeo Vision Ensemble lumineux, notamment pour l'eclairage d'un ensemble de climatisation de vehicule automobile

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