JPH0530142B2 - - Google Patents

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JPH0530142B2
JPH0530142B2 JP2188090A JP18809090A JPH0530142B2 JP H0530142 B2 JPH0530142 B2 JP H0530142B2 JP 2188090 A JP2188090 A JP 2188090A JP 18809090 A JP18809090 A JP 18809090A JP H0530142 B2 JPH0530142 B2 JP H0530142B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
yoke
rotor
protrusions
mounting
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP2188090A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0365038A (ja
Inventor
Tomohiro Ookawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH0365038A publication Critical patent/JPH0365038A/ja
Publication of JPH0530142B2 publication Critical patent/JPH0530142B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は隈取コイル誘導電動機に係り、特に漏
洩磁束を減少させる取付構成により、高性能の隈
取コイル誘導電動機を得るものである。
本発明を説明するにあたり、まず、従来の構成
について説明する。
第1図は従来の隈取コイル誘導電動機の取付の
状態を示すもので、ボビン1に巻かれた主巻線2
に鉄心3が挿入され、継鉄部鉄心4の回転子11
を設ける方向と反対側の部分に圧入固定し回転子
11をはさんだ形でコ字状の2極の磁束から成る
磁路を形成するものである。軸受部5は非磁性金
属で形成され固定子鉄心41を形成する継鉄部鉄
心4の内側に回転子11を配置する側に固着され
両側に取付用の突起6を形成し、固定子鉄心41
の回転子11の側の外面に沿つて設けた電動機の
取付用鋼板7により両側をねじ8で固定されてい
る。電動機取付用鋼板7はさらに底板9にねじ1
0により固定されている。
このように構成された隈取コイル誘導電動機に
おいて、巻線に電流を流したときに発生する磁束
の径路を第2図に略図として示している。磁束は
継鉄部鉄心4を通り大部分は回転子11との間の
空隙部12を通る主磁束ΦAとなるが一部分は隈
取コイル13を通り磁束ΦBとなる。
一方、固定子鉄心41が回転子11側に磁性材
の取付用鋼板7があるため一部は漏洩磁束として
取付用鋼板7および底板9を通る磁束ΦCが生じ
る。特に出力10W以上の高出力の隈取コイル誘導
電動機の場合、磁束密度を非常に高く設定し固定
子鉄心41が飽和した状態にすると漏洩磁束ΦC
の量は大となる。
ここで、磁束ΦAおよびΦBについては隈取コイ
ル誘導電動機の発生トルクに有効に寄与するが、
ΦCについては漏洩磁束となり隈取コイル誘導電
動機の発生トルクに寄与せず、トルク低下の要因
となる。なお、この図において取付用鋼板7が前
面側および後面側にあつてもΦCは同様に大きい
値となる。
取付部材である取付用鋼板7や底板9が全く存
在しないときの隈取コイル誘導電動機のトルクの
大きさに比し、第2図の位置に取付用鋼板7や底
板9が存在するとき、あるいは第2図において、
前面側および後面側に存在するときは、始動トル
クおよび停動トルクは20〜30%低下し、隈取コイ
ル誘導電動機の効率を低下させているという欠点
がある。
本発明の目的は上記の従来技術の欠点をなく
し、漏洩磁束を減少し、高性能の隈取コイル誘導
電動機を提供するにある。
本発明は、主巻線の巻装されている鉄心3と、
回転自在なる回転子11の置かれる回転子挿入穴
を有する矩形の継鉄部鉄心4とを有し、鉄心3の
両端に直角に折り曲がる突部を設けて鉄心をコ字
状に形成し、継鉄部鉄心4には一辺の両端に突部
を設けてコ字状部を形成し、鉄心3の両突部と継
鉄部鉄心4の両突部をつき合わせて結合して固定
子鉄心41を形成し、継鉄部鉄心4に軸受支持体
を設け、この軸受支持体の軸受で回転子11を回
転自在に支持し、継鉄部鉄心4のコ字状部には一
方の突部の内側近傍に隈取コイルを設け、回転子
挿入穴を中心として前記隈取コイルの点対称にな
る継鉄部鉄心の部位に隈取コイルを設けてなるも
のにおいて、 継鉄部鉄心4の回転子軸方向端面に当接する複
数の取付脚19A,20Aで軸受支持体を継鉄部
鉄心4に支持し、前記取付脚19A,20Aには
つき合わせられた前記突部の長手方向に対して直
角でかつ継鉄部鉄心4の一辺の外側に延在する取
付脚19B,20Bを形成し、つき合わせられた
前記突部の長手方向に沿う継鉄部鉄心4の一辺に
平行に置かれる鋼板製の取付部材22を前記取付
脚19A,20Bに支持したことを特徴とするも
のである。
以下本発明の一実施例を第3図に基づいて説明
する。
図面において、巻線が巻かれている鉄心3は難
燃性樹脂14によりモールドされている。
回転子11に磁束を作用させる継鉄部鉄心4は
相互にくさび状の結合部15により前記鉄心3に
磁気的かつ機械的に結合されている。この鉄心
3、回転子11に流れる主磁束ΦA、隈取コイル
13を通る磁束ΦBおよび鋼板製の取付用板22
を通る磁束ΦCの和となる。ここで、磁束ΦCと主
磁束ΦAの径路に着目すると径路が異なるのみで、
最終的には空隙部12が通つて回転子11に流れ
る磁束ΦAと同一作用となる。この一実施例構成
では、取付けが片側のみなので隈取コイル誘導電
動機を相手機器に取付けの際、取付け部材が不要
で直接取付けが出来る。また、取付けが複数箇所
できているため電動機の安定性が良いという効果
がある。又、漏洩磁束が大幅に減少するので同一
性能の電動機を製作する場合は、固定子コアの積
層枚数を減らすことができる等、小形化を計れる
ものである。
以上述べたように本発明は、主巻線の巻装され
ている鉄心3と、回転自在なる回転子11の置か
れる回転子挿入穴を有する矩形の継鉄部鉄心4と
を有し、鉄心3の両端に直角に折り曲がる突部を
設けて鉄心をコ字状に形成し、継鉄部鉄心4には
一辺の両端に突部を設けてコ字状部を形成し、鉄
心3の両突部と継鉄部鉄心4の両突部をつき合わ
せ結合して固定子鉄心41を形成し、継鉄部鉄心
4に軸受支持体を設け、この軸受支持体の軸受で
回転子11を回転自在に支持し、継鉄部鉄心4の
コ字状部には一方の突部の内側近傍に隈取コイル
を設け、回転子挿入穴を中心として前記隈取コイ
ルの点対称になる継鉄部鉄心の部位に隈取コイル
を設けてなるものにおいて、 継鉄部鉄心4の回転子軸方向端面に当接する複
数の取付脚19A,20Aで軸受支持体を継鉄部
鉄心4に支持し、前記取付脚19A,20Aには
つき合わせられた前記突部の長手方向に対して直
角でかつ継鉄部鉄心4の一辺の外側に延在する取
付脚19B,20Bを形成し、つき合わせられた
前記突部の長手方向に沿う継鉄部鉄心4の一辺に
平行に置かれる鋼板製の取付部材22を前記取付
脚19A,20Bに支持したことを特徴とする隈
取電動機にある。
この構成によれば、次のような良さがある。
(1) 鋼板製の取付部材22はつき合わせれる突部
の長手方向に沿う継鉄部鉄心4の一辺に平行に
置かれているので、隈取コイル13を通過して
回転子11に流れる磁束ΦBおよび隈取コイル
を通過せずに回転子11に流れる主磁束ΦA
継鉄部鉄心4が磁気飽和したときには取付部材
22が磁路になる。この磁路を流れる磁束ΦC
は取付部材22を通過した後に継鉄部鉄心4を
経て回転子11に流れるので主磁束ΦAと同一
作用になり、継鉄部鉄心4が磁気飽和してもむ
だな漏洩磁束の減少を実現でき、電動機の性能
が向上する。
(2) 取付部材22は軸受支持体の取付脚19A,
20Aに設けた取付脚19B,20Bに支持さ
れるので取付部材22の支持構成も簡単で組立
性の良いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の構造を示す図、第2図はその磁
路を示す図、第3図A、第3図B、第3図Cおよ
び第3図Dは本発明の一実施例を示すもので、第
3図Aは右側面図、第3図Bは正面図、第3図C
は左側面図、第3図Dは第3図Cの下面概略図で
ある。 1……ボビン、2……主巻線、3……鉄心、4
……継鉄部鉄心、5,16,17……軸受部、6
……突起、11……回転子、13……隈取コイ
ル、15……結合部、19,20,21……取付
脚、22……取付板、41……固定子鉄心。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 主巻線の巻装されている鉄心3と、回転自在
    なる回転子11の置かれる回転子挿入穴を有する
    矩形の継鉄部鉄心4とを有し、鉄心3の両端に直
    角に折り曲がる突部を設けて鉄心をコ字状に形成
    し、継鉄部鉄心4には一辺の両端に突部を設けて
    コ字状部を形成し、鉄心3の両突部と継鉄部鉄心
    4の両突部をつき合わせ結合して固定子鉄心41
    を形成し、継鉄部鉄心4に軸受支持体を設け、こ
    の軸受支持体の軸受で回転子11を回転自在に支
    持し、継鉄部鉄心4のコ字状部には一方の突部の
    内側近傍に隈取コイルを設け、回転子挿入穴を中
    心として前記隈取コイルの点対称になる継鉄部鉄
    心の部位に隈取コイルを設けてなるものにおい
    て、 継鉄部鉄心4の回転子軸方向端面に当接する複
    数の取付脚19A,20Aで軸受支持体を継鉄部
    鉄心4に支持し、前記取付脚19A,20Aには
    つき合わせられた前記突部の長手方向に対して直
    角でかつ継鉄部鉄心4の一辺の外側に延在する取
    付脚19B,20Bを形成し、つき合わせられた
    前記突部の長手方向に沿う継鉄部鉄心4の一辺に
    平行に置かれる鋼板製の取付部材22を前記取付
    脚19A,20Bに支持したことを特徴とする隈
    取電動機。
JP2188090A 1990-07-18 1990-07-18 隈取電動機 Granted JPH0365038A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2188090A JPH0365038A (ja) 1990-07-18 1990-07-18 隈取電動機

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JP2188090A JPH0365038A (ja) 1990-07-18 1990-07-18 隈取電動機

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Publication Number Publication Date
JPH0365038A JPH0365038A (ja) 1991-03-20
JPH0530142B2 true JPH0530142B2 (ja) 1993-05-07

Family

ID=16217530

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JP2188090A Granted JPH0365038A (ja) 1990-07-18 1990-07-18 隈取電動機

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51145805A (en) * 1975-06-11 1976-12-15 Hitachi Ltd Shading motor

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5385509U (ja) * 1976-12-15 1978-07-14

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51145805A (en) * 1975-06-11 1976-12-15 Hitachi Ltd Shading motor

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JPH0365038A (ja) 1991-03-20

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