JPH0530098Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0530098Y2
JPH0530098Y2 JP1984050756U JP5075684U JPH0530098Y2 JP H0530098 Y2 JPH0530098 Y2 JP H0530098Y2 JP 1984050756 U JP1984050756 U JP 1984050756U JP 5075684 U JP5075684 U JP 5075684U JP H0530098 Y2 JPH0530098 Y2 JP H0530098Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wind
permanent magnet
flexible member
fixed
support column
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1984050756U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60163315U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5075684U priority Critical patent/JPS60163315U/ja
Publication of JPS60163315U publication Critical patent/JPS60163315U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0530098Y2 publication Critical patent/JPH0530098Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Volume Flow (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の属する技術分野] 本考案は、コンピユータまたはコピーマシンな
どの冷却フアンによる風の速さ又は量および暖房
器などの送風フアンによる風の速さ又は量を検出
するために用いられる風速または風量検出器に関
するものである。
[従来の技術] コンピユータまたはコピーマシンなどにおいて
は、作動時に発熱するから温度を一定に維持する
ために冷却フアンにより風を送つて冷却してい
る。この場合に、ほこりや水滴が生じやすい。ま
た、送風フアンを有する暖房器においても、ほこ
りや水滴が生じやすく、かつ、低温時には水滴が
凍結する場合もある。このよううな冷却フアンま
たは送風フアンの性能劣化および故障を検出する
ために、冷却フアンまたは送風フアンによる風の
速さまたは量を検出する風速又は風量検出器が設
けられている。
従来より、この種の風速又は風量検出器とし
て、実公昭56−46166号公報に示されるように、
軸式で揚力を利用したものがある。しかし、この
従来の風速又は風量検出器は、軸式であるため
に、ほこりや水滴(特に低温時の凍結)により軸
が回動しにくくなる場合も生じやすく、信頼性に
若干の不安があつた。
また、この種の風速又は風量検出器として、実
公昭57−22116号公報に示すように、薄膜を可動
部材とし、受風圧板に磁石を取り付けたものもあ
る。この従来の風速又は風量検出器は、薄膜およ
び受風圧板が風の方向に対し垂直に位置するため
遮風率が高いという欠点があつた。
[考案の目的] 本考案の目的は、冷却フアンおよび送風フアン
などによる風の速さ又は量を検出する風速または
風量検出器であつて、信頼性が高く、かつ、遮風
率を減少することができる風速又は風量検出器を
提供することにある。
[考案の構成] 本考案は、風の流通路に配置される支持柱と、
この支持柱に一端部が固定された薄板または膜状
の可撓部材と、この可撓部材の他端部に固定され
ていると共に風を受けない場合にほぼ水平に配置
され、かつ、風を受けて揚力により上昇する翼
と、この翼に固定された永久磁石と、この永久磁
石の移動範囲内における所定位置の近傍に配置さ
れ前記永久磁石が近接することによつて作動する
感磁素子とを具備することを特徴とする。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基いて詳細に説
明する。
第1図には、本考案の一実施例が示されてい
る。第1図に示すように、ケース1は、たとえば
合成樹脂で形成されており、下部の風流通室1a
と、上部の素子収容部1bとを有している。前記
ケース1の前記風流通室1aの前面部には風流入
口1cが形成されている。前記ケース1の前記風
流通室1aの後面部には風流出口1dが形成され
ている。前記ケース1は、例えばコンピユータま
たはコピーマシンを冷却するための冷却フアンの
近傍または暖房器における送風フアンにより送ら
れる風を通すダクタ内に配置される。前記ケース
1は、風が前記風流入口1cから流入し前記風流
通室1aを通つて前記風流出口1dから流出する
ように、前記冷却フアンの近傍または前記ダクト
内に配置される。
前記ケース1の素子収容部1bは、中空の箱状
に形成されている。前記素子収容部1bの内部に
は、感磁素子たとえばリードスイツチ2が収容さ
れている。このリードスイツチ2は、検出回路
(図示せず)に接続されている。
前記ケース1の前記風流通室1aには、翼3
と、可撓部材5および支持柱6が配置されてい
る。前記支持柱6は垂直状に配置されており、そ
の上端部は前記素子収容部1bの下端部に固定さ
れている。なお、前記支持柱6はケースの素子収
容部1bの下端部からケース1の底壁にわたつて
設けても良く、また、ケース1の底壁から上方へ
向けて設けても良い。前記ケース1の上端部に
は、取り付部7が設けられている。
前記支持柱6には、前記可撓部材5の一端部が
固定されている。前記可撓部材5は、薄板または
膜状に形成されており、容易に撓む。この可撓部
材5の他端部には、前記翼3が固定されている。
この翼3は、風を受けて揚力を発生する。この翼
3の上部には、永久磁石4が固定されている。
第2図に示すように、前記翼3は、可撓部材5
にピンで固定されている。前記翼3は、可撓部材
5に溶着してもよい。また、前記可撓部材5は、
支持柱6に例えばピンで止められている。前記可
撓部材5は、例えばポリエステル、6ナイロンお
よび66ナイロンなどからなる。この可撓部材5
は、ほこり、水滴にも強く、かつ、水滴が凍結し
たとしても玉状で凍結するので、可撓性には影響
が非常に少ない。
前記ケース1の下部には、風流通室1aに突出
する複数の針状の支持部材8が設けられている。
これらの支持部材8は、風流通室1aにおいて風
がない場合に前記翼3の下面がほぼ水平状態とな
るように翼3を支持する。このように前記翼3が
前記支持部材8により支持された状態において
は、第1図に示すように、前記可撓部材5は、ほ
ぼ水平状態に配置されている。
第1図aの矢印a方向に風流通室1aにおいて
風が所定の速さ以上で流通する場合には、前記翼
3はこれに作用する揚力により前記可撓部材5を
撓ませながら上昇し、かつ、風の速さが基準値以
上となると前記翼3は前記素子収容部1bの下端
部に接触して停止される。また、風流通室1aに
おける風の速さが減少するのにしたがつて、前記
翼3は自重により下降し、風流通室1aにおける
風の速さが所定値以下となると前記翼3が前記支
持部材8に載置され支持される。
前記永久磁石4は、前記翼3の移動にともなつ
て一体的に移動する。前記リードスイツチ2は、
前記永久磁石4の移動範囲内における所定位置の
近傍に配置されていて、前記永久磁石4が近接す
ることによつて作動する。前記リードスイツチ2
は、図示した実施例においては、前記翼3が前記
素子収容部1bの下端部に接触した状態における
前記永久磁石4の磁力により閉となり、かつ、前
記翼3が前記素子収容部1bの下端部から下降す
ると開となる。このようにして、前記リードスイ
ツチ2の開閉により風流通室1aにおける風速ま
たは風量が基準値以上であるか否かを検出するこ
とができる。なお、前記感磁素子は、リードスイ
ツチ2の代わりにホール素子で構成してもよい。
本考案の風速または風量検出器は、前記翼3お
よび可撓部材5が、風流通室1aにおける風の方
向とほぼ平行に配置することができるから、遮風
率を従来の風速または風量検出器に比べて大幅に
減少させることができる。また、本考案の風速又
は風量検出器の性能(定格等)は、翼3の重さ、
永久磁石4の強さ、永久磁石4とリードスイツチ
2との位置関係などの条件により種々決めること
ができる。
[考案の効果] 本考案は、冷却フアンおよび送風フアンなどに
よる風の速さ又は量を検出する風速又は風量検出
器であつて、ほこりや水滴(その凍結)などにほ
とんど影響されない信頼性が高いものであり、か
つ、遮風率を減少することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案の一実施例を一部破断して示
す側面図であり、第1図bは本考案の一実施例を
一部破断して示す正面図であり、第2図は本考案
の一実施例の要部を示す斜視図である。 図中、1……ケース、2……リードスイツチ、
3……翼、4……永久磁石、5……可撓部材、6
……支持柱、8……支持部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 風の流通路に配置される支持柱と、この支持柱
    に一端部が固定された薄板または膜状の可撓部材
    と、この可撓部材の他端部に固定されていると共
    に風を受けない場合にほぼ水平に配置され、か
    つ、風を受けて揚力により上昇する翼と、この翼
    に固定された永久磁石と、この永久磁石の移動範
    囲内における所定位置の近傍に配置され前記永久
    磁石が近接することによつて作動する感磁素子と
    を具備することを特徴とする風速又は風量検出
    器。
JP5075684U 1984-04-09 1984-04-09 風速又は風量検出器 Granted JPS60163315U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5075684U JPS60163315U (ja) 1984-04-09 1984-04-09 風速又は風量検出器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5075684U JPS60163315U (ja) 1984-04-09 1984-04-09 風速又は風量検出器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60163315U JPS60163315U (ja) 1985-10-30
JPH0530098Y2 true JPH0530098Y2 (ja) 1993-08-02

Family

ID=30569185

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5075684U Granted JPS60163315U (ja) 1984-04-09 1984-04-09 風速又は風量検出器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60163315U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012185130A (ja) * 2011-03-08 2012-09-27 Seiko Instruments Inc 流速センサ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57194024U (ja) * 1981-05-19 1982-12-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60163315U (ja) 1985-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5839399B2 (ja) 通気包囲体
JPH0530098Y2 (ja)
JP2006240524A (ja) 車両空調用室外熱交換装置
CN208300157U (zh) 用于空调室内机的显示盒、空调室内机和空调器
JPH10261884A (ja) 情報処理装置の冷却構造
JPS6333064Y2 (ja)
JP3075015B2 (ja) 除湿機
KR101059336B1 (ko) 공기 공급 흐름 또는 용적측정의 공기 흐름을 탐지하기위한 장치
JPH05294128A (ja) 自動車の車内温度調節用調節装置
JPH0734273Y2 (ja) 空調用室外機
JP6203108B2 (ja) 換気扇
JPH0336834Y2 (ja)
JP2668809B2 (ja) 埋め込み型電子除湿器の自動制御方法
JPH0548019Y2 (ja)
JPH0725738Y2 (ja) 環境条件検出装置
JP3120193B2 (ja) 温風機
CN220818037U (zh) 导风板组件及空调器
US3531606A (en) Switch actuating device
JPH0410510Y2 (ja)
JPH0233111Y2 (ja)
JPS6112718Y2 (ja)
JPS5848989Y2 (ja) 空気調和機
JP2506894B2 (ja) ダクト用換気扇
EP0817554A1 (en) Blower check-flap for a cooling system
JP2001208370A (ja) 天井カセット形空気調和機