JPH05300807A - 装身具の製造方法 - Google Patents

装身具の製造方法

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JPH05300807A
JPH05300807A JP13149292A JP13149292A JPH05300807A JP H05300807 A JPH05300807 A JP H05300807A JP 13149292 A JP13149292 A JP 13149292A JP 13149292 A JP13149292 A JP 13149292A JP H05300807 A JPH05300807 A JP H05300807A
Authority
JP
Japan
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wax
press
accessory
die
personal ornament
Prior art date
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Pending
Application number
JP13149292A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Nakajima
俊 中島
Shinichi Nakayama
信一 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamanashi Prefecture
Original Assignee
Yamanashi Prefecture
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】装身具の製造工程を簡略化し、種々のデザイン
に迅速に対応することができる上、安価に装身具を製造
できるようにした装身具の製造方法に関する。 【構成】シート状ワックス(21)をプレス型(1)に
よって所定の形状にプレス成形したのち、打抜き型
(6)によって所定の形状に打抜き加工し、このシート
状ワックス(21)の成形品(22)を使用して常法の
ロストワックス法によって貴金属を鋳造し、所期の装身
具を得ることを特徴とする。 【効果】プレス型および打抜き型を使用してシート状ワ
ックスから装身具の原型を簡単に作成することができ、
流行に応じた装身具を迅速に得ることができる。また、
プレス型および打抜き型は、三次元CADを使用して装
身具の画像を立体的に編集し、NC加工機を用いて自動
的にかつ迅速に切削加工することができるため、種々の
バリエーションの装身具を簡単に製造することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、装身具の製造工程を
簡略化し、種々のデザインに迅速に対応することができ
る上、安価に装身具を製造できるようにした装身具の製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の装身具の製造方法としては、装身
具の原型を貴金属その他の金属材料で作成し、これをゴ
ム型に転写して雌型を得る。次にこれを使用して装身具
の形状をしたワックス型を得たのち、石膏による雌型を
作成する。そして最後に石膏型に溶解した貴金属を注入
して装身具を鋳造することが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって装身具の原
型は、基本的には金属材料を用いて手作業で加工されて
いる。そのためこの原型を得る作業に手間がかかり、流
行に応じた装身具を迅速に得ることができなかった。
【0004】この発明は上記従来例の装身具の製造方法
の欠点を解消しようとするもので、装身具の製造工程を
簡略化することにより、種々のデザインに迅速に対応す
ることができる上、安価に装身具を製造できるようにし
た装身具の製造方法を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明の装身
具の製造方法は、シート状ワックスをプレス型によって
所定の形状にプレス成形したのち、打抜き型によって所
定の形状に打抜き加工し、このシート状ワックスの成形
品を使用して常法のロストワックス法によって貴金属を
鋳造し、所期の装身具を得ることを特徴とするものであ
る。
【0006】またこの発明においては、上記プレス型お
よび打抜き型が、それぞれ得ようとする装身具の形状を
三次元CADで画像編集し、これをNC加工機を用いて
所定形状に切削加工して得たものであることをも特徴と
している。
【0007】
【作用】この発明の装身具の製造方法によれば、プレス
型および打抜き型を使用してシート状ワックスから装身
具の原型を簡単に作成することができ、流行に応じた装
身具を迅速に得ることができる。
【0008】また、プレス型および打抜き型は、三次元
CADを使用して装身具の画像を立体的に編集し、NC
加工機を用いて自動的にかつ迅速に切削加工することが
できるため、種々のバリエーションの装身具を簡単に製
造することができる。
【0009】
【実施例】以下この発明の装身具の製造方法の一実施例
を図面に基いて説明する。
【0010】図1はシート状ワックスの成形に使用する
プレス型1の構成を示すもので、雄型2と雌型3とで構
成され、雄型2には一例としてハート状の凸部4が、雌
型3には上記凸部4に対応する凹部5が形成されてい
る。
【0011】上記プレス型1の雄型2および雌型3は、
ワックス素材およびワックス素材に対して約20%程度
添加したプラスチック素材で成形された可塑性を有する
素材を使用し、これをNC旋盤等の加工機で切削加工す
ることによって作成されている。もちろん、得られたプ
レス型1はシート状ワックス21をプレス成形するため
の硬さを有していることが必要である。
【0012】プレス型1でプレス成形されたシート状ワ
ックス21は、次に図2に示す打抜き型6で打抜き加工
される。打抜き型6も、雄型7と雌型8とで構成され、
雄型7にはハート状の凸部9が、雌型8には上記凸部9
に対応する開口を備えた凹部11が形成されている。な
おこの雌型8は、図3のように凹部11の下部をさらに
幅広に開口して打抜きを容易にするとともに、打抜いた
シート状ワックス21からなる成形品22を取り出しや
すくしている。
【0013】上記プレス型1および打抜き型6を使用し
て、シート状ワックス21から装身具を得る工程を図4
および図5によって説明する。
【0014】まず図5のように、得ようとする装身具の
デザインを作成する。一例を挙げると、まず装身具のス
ケッチ画を描く。これをイメージスキャナーを用いて三
次元CADに画像として読み込ませる。次に三次元CA
Dに読み込んだ上記画像を三次元化して立体画像とし、
その上でデザイン的に、あるいは切削加工しやすいよう
に編集し直す。次に、三次元CADで制御するようにし
たNC旋盤を使用して、上記ワックスを含む可塑性を有
する素材からなる型材を、切削加工により凸状ないし凹
状に彫刻する。図ではプレス型1について説明している
が、打抜き型6においても同様に彫刻すればよい。
【0015】上記の工程とは別に装身具に対応する厚さ
のシート状ワックス21を用意しておく。このシート状
ワックス21は強度に問題がない限り、できるだけ薄い
方がプレス型1になじみやすく、打抜き型6による打抜
き加工もしやすい。ちなみに0.2〜1.0mmの厚さ
で好適に使用することができる。
【0016】次にシート状ワックス21はプレス型1で
プレス成形され、その後打抜き型6で打抜き加工され
る。得られたワックス型は石膏で型取りされ、この石膏
型は鋳造用の炉内に投入されて溶解した貴金属を注入さ
れる。その際ワックス型は溶解して高温になっている貴
金属によって焼失し、ワックス型と同じ形状の貴金属製
鋳造品が得られる。鋳造された貴金属は仕上げ研磨等の
加工を経て所定の装身具となる。
【0017】上記実施例においては得ようとする装身具
のデザインを作成するに際し、装身具のスケッチ画を描
いて三次元CADで画像編集するようにしたが、既存の
装身具をイメージスキャナーで読み取ってそれを画像編
集したり、原画等なしで直接三次元CADを用いて画像
編集して装身具デザインを作成することができる。
【0018】また上記実施例においては、プレス型およ
び打抜き型の素材としてワックス素材とプラスチック素
材とを混合した可塑性の材料を用いたが、その他の切削
加工が容易で、しかもシート状ワックスのプレス成形、
打抜き加工等の負荷に耐え得るものであれば、素材の如
何を問うものではない。
【0019】
【発明の効果】この発明の装身具の製造方法によれば、
プレス型および打抜き型を使用してシート状ワックスか
ら装身具の原型を簡単に作成することができ、流行に応
じた装身具を迅速に得ることができる。
【0020】また、プレス型および打抜き型は、三次元
CADを使用して装身具の画像を立体的に編集し、NC
加工機を用いて自動的にかつ迅速に切削加工することが
できるため、種々のバリエーションの装身具を簡単に製
造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シート状ワックスの成形に使用するプレス型1
の構成を示す斜視図である。
【図2】シート状ワックスの成形に使用する打抜き型6
の構成を示す斜視図である。
【図3】打抜き型6の使用状態を示す断面図である。
【図4】この発明の装身具の製造工程を示すフローチャ
ートである。
【図5】プレス型の作成工程を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 プレス型 2 雄型 3 雌型 4 凸部 5 凹部 6 打抜き型 7 雄型 8 雌型 9 凸部 11 凹部 21 シート状ワックス 22 成形品

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状ワックス(21)をプレス型
    (1)によって所定の形状にプレス成形したのち、打抜
    き型(6)によって所定の形状に打抜き加工し、このシ
    ート状ワックス(21)の成形品(22)を使用して常
    法のロストワックス法によって貴金属を鋳造し、所期の
    装身具を得ることを特徴とする装身具の製造方法。
  2. 【請求項2】 プレス型および打抜き型が、それぞれ得
    ようとする装身具の形状を三次元CADで画像編集し、
    これをNC加工機を用いて所定形状に切削加工して得た
    ものであることを特徴する装身具の製造方法。
JP13149292A 1992-04-24 1992-04-24 装身具の製造方法 Pending JPH05300807A (ja)

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JP13149292A JPH05300807A (ja) 1992-04-24 1992-04-24 装身具の製造方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100359681B1 (ko) * 2000-03-15 2002-11-04 오정훈 장신구용 금속모조보석 제작방법
US7882637B2 (en) * 2004-07-21 2011-02-08 Bruno Caby Method of obtaining a string of patterns, and an article, in particular a piece of jewelry, comprising a string of patterns
CN102641024A (zh) * 2012-05-14 2012-08-22 山东蓝天首饰有限公司 空心首饰挂件的制作工艺及其制作设备

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