JPH053007Y2 - - Google Patents

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JPH053007Y2
JPH053007Y2 JP1986188019U JP18801986U JPH053007Y2 JP H053007 Y2 JPH053007 Y2 JP H053007Y2 JP 1986188019 U JP1986188019 U JP 1986188019U JP 18801986 U JP18801986 U JP 18801986U JP H053007 Y2 JPH053007 Y2 JP H053007Y2
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mesh
film
house
ceiling
agricultural
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JP1986188019U
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JPS6392548U (ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/14Measures for saving energy, e.g. in green houses

Landscapes

  • Greenhouses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、例えば、イチゴ、メロン、レタス
等の農業用ハウスに関する。
(ロ) 従来の技術 第4図に示すように、上述のメロン等の果樹1
0をビニールハウス11で栽培する場合、夏期に
おいて、ビニールハウス11内部が異常高温にな
ると、熟成期を控えた果樹10が変色したり、水
分が蒸発し過ぎて萎びてしまうので、ビニールハ
ウス11の肩部11aや谷部11bを解放して熱
気を外部に放出するが、この肩換気や谷換気では
天井部に溜つた熱気を放出することができないの
で、特に果樹10のような場合、果樹10の上部
が高温に晒されるため、果樹10上部の成育が損
われるという問題を有する。
また、第5図に示すように、ビニールハウス1
2の裾部分12a,12aを解放する裾換気の場
合、天井部に溜まつた熱気の放出が行えず、しか
も、外部の冷い風が果樹10に直接当たるので、
急激な温度低下により果樹10の成育が損われる
という問題も有している。
そこで、上述ような問題を解決する一手段とし
て、第6図に示すように、ビニールハウス13の
天井部を開閉する天蓋型(実開昭60−111645号公
報)で果樹10を栽培する場合、ビニールハウス
13の天井部を切り欠いて、この切欠部13aと
対応する大きさに形成した枠体13bに、切り取
つたビニール13cを張設するので、ビニール1
3cの張設作業に手間が掛かり、一方、ビニール
ハウス13の内部には、枠体13bを上下動する
機構や、駆動モータ等の駆動装置を設けるので、
ビニールハウス13の構造が複雑となり、小型の
ハウスに使用するような場合、設備費が高くなり
不経済となる問題を有している。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 この考案は、ハウス本体の外面にフイルムを張
設すると共に、このフイルムに網目を一体に形成
し、この網目を開閉可能な被覆用フイルムで被覆
することで、天井部に滞留する熱気を確実に排出
して、内部を成育に適した温度に調節することが
でき、しかも、フイルムの張設作業が簡単であ
り、設備費が安価な農業用ハウスの提供を目的と
する。
(ニ) 課題を解決するための手段 この考案は、ハウス本体の外面にフイルムを張
設し、該フイルムのハウス本体の天井部に対応す
る換気対応部位を網目に形成すると共に、上記網
目の一側縁部に、該網目を被覆する被覆用フイル
ムの対応縁部を接合し、該被覆用フイルムの他方
の遊縁部を、回動操作可能な巻取用ローラに固定
し、該巻取用ローラに引き下げ用の重りを吊設し
た農業用ハウスであることを特徴とする。
(ホ) 作用 この考案の農業用ハウスは、ハウス本体の外面
に張設したフイルムの網目を、この網目の上面側
に張設した被覆用フイルムを巻取用ローラに巻取
り、また巻戻すことで開閉して使用し、天井部に
滞留する熱気を排出する。
(ヘ) 考案の効果 この考案によれば、被覆用フイルムを適宜開閉
することで、天井部に滞留する熱気を網目より確
実に排出し、ハウス内部を果樹等の成育に適した
温度に調節することができる。しかも、換気用の
網目を形成したフイルムを、従来より使用してい
るハウスの外面に張設するだけで、天井部で換気
を行う農業用ハウスとして簡単に構成することが
でき、露地栽培用の小型のハウスから大型のハウ
スまで汎用性が広い。
さらに、天井部に形成した網目を、この上面側
に張設した被覆用フイルムを巻取り巻戻して開閉
するので、開閉する為の装置や機構等をハウス内
部に設ける必要がなく、同時に、フイルムのみの
加工だけであるので設備費用が安価であり、ま
た、網目はフイルムに一体に形成しているので、
風によつて吹き飛ばされ難く耐久性に優れてお
り、加えて、網目を介しての換気であるため、冷
い風が果樹等に直接当たるのを防止できると共
に、網目を密に形成して有害虫の侵入を防止する
ことができる。
さらに、巻取用ローラには、ロープを介して重
りを吊設しているので、被覆用フイルムを巻取る
時には、ロープも一緒に巻き取られる。このた
め、巻取用ローラに巻き取られる被覆用フイルム
は、相互に密着してしまうことがなく、巻取つて
いた後に巻戻すときの動作が円滑に行なえる。ま
た、被覆用フイルムを巻戻す時には、重りの重さ
があるため、その作業が容易になる。
(ト) 考案の実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
図面は露地栽培に使用する農業用ハウスを示
し、第1図、第2図において、農業用ハウス1
は、U字形に形成した複数本の支柱2a……を、
所定間隔に固定してトンネル状のハウス本体2を
立設し、このハウス本体2の外面に、透明なビニ
ール又はポリエチレン不織布等で形成したフイル
ム3を張設して農業用ハウス1を形成すると共
に、この農業用ハウス1の頂部1aより片側天井
部1bと対応する部分を網目3aに形成し、さら
に、この網目3a全面を被覆する大きさであつ
て、透明なビニール又はポリエチレンで形成した
被覆用フイルム4の一方の長縁部4aを、網目3
aの頂部1a側縁部に溶着し、他方の遊縁部4b
を回動操作可能な巻取用ローラ5の周面に固着し
て構成している。
上述のフイルム3の外面には、各支柱2a……
の間であつて、幅方向の周面にハウス押えバンド
6……を張架すると共に、この各ハウス押えバン
ド6……の端部を地面7に固定したフツク8……
に係止して、被覆用フイルム4が風で捲れないよ
うに網目3a側に付勢し、同時に、巻取用ローラ
5を支柱2a……の周面に押し付けて巻取り位置
を保持している。
前述の巻取用ローラ5は、農業用ハウス1の長
さ方向へ架設すると共に、両軸端に枢着したガイ
ドローラ5aを、農業用ハウス1の両端部に立設
した支柱2aの周面に係止して、この支柱2aの
周面に沿つて転動可能に設け、一方、軸先端には
回動用のハンドル部5bを形成している。
また、上述の巻取用ローラ5には、引き下げ用
の複数個の重り9……を等間隔に吊設しており、
この重り9は固定したロープ9aの端部を、前述
の被覆用フイルム4の遊縁部4bを固定した同周
面部に固定して、被覆用フイルム4の巻き取りと
同時にロープ9aが巻き取られるように設けてい
る。
なお、上述の重り9の自重は、ハウス押えバン
ド6で巻取用ローラ5の巻取位置を保持可能な重
さに設定している。
このように構成した農業用ハウス1をメロン等
の果樹10の栽培に使用する場合、 第1図に示すように、例えば、夏期に農業用ハ
ウス1内の温度が高くなつた場合、巻取用ローラ
5のハンドル部5bを、ハウス押えバンド6……
の付勢力に抗して回動し、巻取用ローラ5の周面
に被覆用フイルム4及び、重り9を吊設したロー
プ9aを同時に巻き取る。
そして、第3図に示すように、巻取用ローラ5
の巻き取りが農業用ハウス1の頂部1aに達する
と、頂部1aから片側天井部1bの網目3a全面
が開放され、天井部1bに滞留していた熱気を外
に排出することができ、ハウス内部の温度を果樹
10の成育に適した温度に調節することができ、
同時に、網目3aで果樹10に冷い風が直接当た
るのを防止している。
次に、網目3aを閉じる場合、ハンドル部5b
を巻戻し方向へ回動することで、巻取用ローラ5
に吊設した重り9の自重により、ハウス押えバン
ド6……の付勢力に抗して巻取用ローラ5が引き
下げられ、被覆用フイルム4で網目3a全面を容
易に閉じて密閉することができる。
また、巻取用ローラ5の巻取り位置を、例えば
網目3aの中間位置で停止させることで、この巻
取位置にハウス押えバンド6で保持され、農業用
ハウス1内の温度上昇に対応して、網目3aの換
気量を調節することができる。
このように天井部1bに換気構造を備えたフイ
ルム3を、従来より使用しているハウスの外面に
張設するだけで、天井部1bで換気を行う農業用
ハウス1として簡単に構成することができ、フイ
ルム3の張設作業が簡単に行え、露地栽培用の小
型のハウスから大型のハウスまで汎用性が広い。
また、被覆用フイルム4を巻取用ローラ5に巻
取り巻戻して網目3aを開閉するので、開閉する
為の装置や機構等をハウス内部に設ける必要がな
く、設備費が安価である。
しかも、網目はフイルム3に一体に形成してい
るので、風によつて吹き飛ばされ難く耐久性に優
れており、加えて、網目3aを密に形成すること
で、有害虫の侵入を防止することができる。
なお、上述の実施例では農業用ハウス1の片側
天井部1bのみに網目3aを形成しているが、両
側の天井部1bを網目3aに形成して両開閉式に
被覆用フイルム4を張設したり、また、網目3a
を部分的に形成するもよく、この考案は実施例の
構成のみに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は農
業用ハウスの斜視図、第2図はフイルムの平面
図、第3図は農業用ハウスの縦断斜視図、第4図
は従来の換気方法を示す連棟型ハウスの縦断斜視
図、第5図は他の換気方法を示す1棟型ハウスの
縦断斜視図、第6図はさらに他の換気方法を示す
1棟型ハウスの縦断斜視図である。 1……農業用ハウス、1b……天井部、2……
ハウス本体、3……フイルム、3a……網目、4
……被覆用フイルム、5……巻取用ローラ、9…
…重り、9a……ロープ、10……果樹。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ハウス本体の外面にフイルムを張設し、 該フイルムのハウス本体の天井部に対応する換
    気対応部位を網目に形成すると共に、 上記網目の一側縁部に、該網目を被覆する被覆
    用フイルムの対応縁部を接合し、 該被覆用フイルムの他方の遊縁部を、回動操作
    可能な巻取用ローラに固定し、 該巻取用ローラに引き下げ用の重りをロープを
    介して吊設した 農業用ハウス。
JP1986188019U 1986-12-05 1986-12-05 Expired - Lifetime JPH053007Y2 (ja)

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JPS6392548U JPS6392548U (ja) 1988-06-15
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