JPH067447U - 農園芸用温室 - Google Patents

農園芸用温室

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JPH067447U
JPH067447U JP102138U JP10213891U JPH067447U JP H067447 U JPH067447 U JP H067447U JP 102138 U JP102138 U JP 102138U JP 10213891 U JP10213891 U JP 10213891U JP H067447 U JPH067447 U JP H067447U
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JP
Japan
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synthetic resin
greenhouse
film
resin film
net
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Pending
Application number
JP102138U
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English (en)
Inventor
博行 中村
Original Assignee
丸井加工株式会社
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

Landscapes

  • Protection Of Plants (AREA)
  • Greenhouses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 温室を覆う合成樹脂フィルムの巻き上げ、下
ろしが容易であり、該フィルムの補強および作物の保護
効果のある農園芸用温室(ハウス、トンネル等)を提供
する。 【構成】 合成樹脂フィルムで覆われた農園芸用温室に
おいて、該合成樹脂フィルムの内側に合成樹脂ネットが
装着されていることを特徴とする農園芸用温室。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、農作物、花、果樹等の栽培に用いられる農園芸用温室に関する。さ らに詳しくは、合成樹脂フィルムおよびその内側に合成樹脂ネットが装着された 農園芸用の温室、例えばハウス、トンネル等に関するものである。
【0002】
【従来の技術と課題】
従来から、農作物、花、果樹等の栽培のために、合成樹脂フィルムをハウス、 トンネル等の枠組みを形成した支柱に被せた温室、通称ビニールハウスまたはト ンネルが使用されている。 該温室の被覆は、比較的薄手(0.05〜0.20mm)の合成樹脂フィルムが用 いられるために、次のような問題があった。 温室の組立の際、殊に強風、雨天の時などは、その枠組みの支柱に合成樹 脂フィルムをしっかり展張することが難しい。 室内の温度調節のために該フィルムの巻上げまたは除去、及び再被覆を行 う場合、手間がかかり、また巻上げ中に急激な温度変化や激しい雨、風に遭遇す ると、作物が傷むことがある。 多量の雨のときに、温室天井部に水が溜まり、時にはチョウチン状となり フィルムが破れることがある。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本考案者は、上記したような問題を解決すべく検討を行った結果、温室枠組み を合成樹脂ネットで覆い、その上から従来の合成樹脂フィルムで被覆する構造と することによりこれらの問題が解決されることを見いだし、本考案を完成するに 至った。 即ち、本考案によれば、合成樹脂フィルムで覆われた農園芸用温室において、 該合成樹脂フィルムの内側に合成樹脂ネットが装着されていることを特徴とする 農園芸用温室が提供される。
【0004】 以下、本考案の一実施例につき図によって説明する。 図1及び図2は、本考案にかかわる農園芸用温室、即ちハウス及びトンネルを 示すもので、1はポリ塩化ビニール、ポリエチレンのような合成樹脂フィルムか らなる慣用の温室用被覆資材であり、該フィルムにより温室の枠組み2が覆われ ている。該フィルムの内側には合成樹脂ネット3が装着されている。 合成樹脂ネットは、合成樹脂フィルムと同様に枠組み全体を覆うように装着す ることもできるが、図1に示すように温室の入口部4はその装着を省いてもよい 。 図3は、枠組み2を覆っている合成樹脂ネット3と合成樹脂フィルム1とから 構成される被覆材の断面構造を示すものである。 本考案の特徴は、図3に示すように、温室の枠組みを覆う被覆材が、合成樹脂 ネット2と通常の合成樹脂フィルム1との二層で構成されている点である。
【0005】 本考案で用いられる合成樹脂フィルムは、農作物栽培用温室(ハウス及びトン ネル)の被覆資材として通常使用されているフィルムまたはシートであればいか なるものでも、使用することができる。 本考案で用いられる合成樹脂ネットは、ポリエチレン、ポリプロピレンねポリ 塩化ビニル、ポリアミド、ポリエステル等の合成樹脂製の網状物であり、網目が 0.5〜30mm程度のものが好ましい。網目の大きさは、作物の種類に応じて、 適宜選択することができる。 該ネットは、合成樹脂繊維を編んだもの(例えば、家屋の網戸に用いられるも の)、同心円の二重ノズルを回転させながら合成樹脂溶融物を線状に押出し成形 したもの、剛性のある合成樹脂シートを穿孔加工したもの等いずれも使用可能で ある。 このようなネットは、温室枠組みを覆う合成樹脂フィルムに比べて、剛性があ り、いわゆる腰があるので、枠組みへの装着は容易である。
【0006】 本考案の温室の形成は、合成樹脂または金属製の支柱または支持具でハウスト ンネルの枠組みを造り、該枠組みに上記合成樹脂ネットを装着し、次いで合成樹 脂フィルムを展張することにより行われる。
【0007】 本考案においては、上記したように合成樹脂フィルムと合成樹脂ネットの二層 からなる被覆材が使用されていることから、本考案の温室は次のような種々の利 点、効果を有する。 合成樹脂ネットの上から合成樹脂フィルムを被覆するので、該フィルムの 展張作業が極めて容易である。 合成樹脂フィルムが該ネットに支持されているので、強風にあをられても 該フィルムの破損が少ない。 天井部に雨が溜まらないので、水の重みで該フィルムがチョウチン状にな ったり、破れたりすることがない。 日中の作物の高温障害を防ぐためのフィルムの巻上げまたは除去、および 夕方の再被覆の作業が容易となる
【0008】 日中にフィルムを巻上げまたは除去しているときにも、温室は合成樹脂ネ ットで覆われているから、次のような効果を生ずる。 i)強風や多量の雨に遭っても合成樹脂ネットにより作物が保護され、作物の 損傷が緩和される。 ii)温室外の急激な温度変化に対しても、作物を保護する働きが期待できる。 iii)鳥や害虫から作物が保護されるので、防鳥、防虫のための薬剤や農薬の 散布の頻度が減少し、場合により無農薬化することができる。 合成樹脂フィルムとネットの二層の被覆により、夜間ハウスまたはトンネ ルの放熱が減少し、保温効果が大きくなる。 合成樹脂ネットの使用により、開閉が容易でかつ作物が保護されるので、 強い雨、風のときでもフィルムの開閉が可能となる。 日中、フィルムの開閉が容易にできるため、ハウス内の湿度も低くなり、 病原菌の発生が少なくなる。 合成樹脂フィルムのみでは、直射日光により温室内で局部的に光線が入る が、ネットの使用により散乱光線となり、作物、例えばレタス、白菜等の葉物野 菜によい効果をもたらす。
【0009】 以上説明したように、本考案の温室は、その製作も簡便であり、その効果も顕 著であり、実用的価値は極めて高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかわる農園芸用ハウスを示した説明
図である。
【図2】本考案にかかわる農園芸用トンネルを示した説
明図である。
【図3】本考案の被覆材の断面構造を示す拡大図であ
る。
【符号の説明】
1 合成樹脂フィルム 2 温室枠組み 3 合成樹脂ネット 4 ハウス入口部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂フィルムで覆われた農園芸用温
    室において、該合成樹脂フィルムの内側に合成樹脂ネッ
    トが装着されていることを特徴とする農園芸用温室。
JP102138U 1991-12-11 1991-12-11 農園芸用温室 Pending JPH067447U (ja)

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ID=14319412

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006018909A1 (ja) * 2004-08-17 2006-02-23 Centralsun Co., Ltd. 簡易施設を用いた植物の無農薬土耕栽培法
JP2012044873A (ja) * 2010-08-24 2012-03-08 Ehime Univ 植物育成用施設

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49301U (ja) * 1972-04-05 1974-01-05

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