JPS596614B2 - 網の開閉方法及びその装置 - Google Patents
網の開閉方法及びその装置Info
- Publication number
- JPS596614B2 JPS596614B2 JP10943480A JP10943480A JPS596614B2 JP S596614 B2 JPS596614 B2 JP S596614B2 JP 10943480 A JP10943480 A JP 10943480A JP 10943480 A JP10943480 A JP 10943480A JP S596614 B2 JPS596614 B2 JP S596614B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- net
- nets
- closing
- opening
- wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Protection Of Plants (AREA)
- Catching Or Destruction (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の対象、産業上の利用分野〕
本発明は、農林業の分野に使用される。
更に具体的には果樹園等に張設している防鳥、防虫、防
霜、日よけ、保温等に使用されている網のうち、特に天
井部の網の開閉に使用される。
霜、日よけ、保温等に使用されている網のうち、特に天
井部の網の開閉に使用される。
本発明は、網の開閉方法及びその装置に閣するものであ
る。
る。
(従来技術とその問題点)
果樹園全体を網で被覆し、鳥害,虫害等を防止する試み
は既に行われているか、従来の天井部の網は果樹棚の周
囲柱の控線に沿って、竹や丸太を垂直に立設し、この竹
等に網の端部を取着しただけの構造である。
は既に行われているか、従来の天井部の網は果樹棚の周
囲柱の控線に沿って、竹や丸太を垂直に立設し、この竹
等に網の端部を取着しただけの構造である。
この構造のものは次の欠点を有している。
(イ)網の開閉は、果樹棚に載置したままの網を引っ張
って行なっているため、果樹棚の幹線等に使用している
針金端等が突出していた虱果樹棚面から植栽が突出して
いる場合は網は突起物や植栽に引掛り、網を破損してい
る。
って行なっているため、果樹棚の幹線等に使用している
針金端等が突出していた虱果樹棚面から植栽が突出して
いる場合は網は突起物や植栽に引掛り、網を破損してい
る。
(ロ)果樹園は広大なため網の開閉作業は困難で、特に
台風時には緊急に天井網をたたみ、天井網の破損を防ぐ
必要がある。
台風時には緊急に天井網をたたみ、天井網の破損を防ぐ
必要がある。
この場合に、網のうち側面部の開閉作業は低い位置にあ
るためさほど困難ではないが、天井網の開閉は高い位置
にあるため時間と人手を必要とする。
るためさほど困難ではないが、天井網の開閉は高い位置
にあるため時間と人手を必要とする。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明が解決しようとする問題点は、
(イ)網の開閉時に網が針金や植栽に引掛らないように
して網の破損を防止すること、 (ロ)天井網の開閉が人手を必要とせず短時間で、しか
も容易にできるようにすること、 等である。
して網の破損を防止すること、 (ロ)天井網の開閉が人手を必要とせず短時間で、しか
も容易にできるようにすること、 等である。
C問題点を解決するための手段とその作用〕上記問題点
を解決するために講じた本発明の技術的手段は次のとう
シである。
を解決するために講じた本発明の技術的手段は次のとう
シである。
網の開閉方法については、
(イ)網の開閉時に、網を載置している棚から網を持上
げ、しかる後網を開閉すること、 である。
げ、しかる後網を開閉すること、 である。
網の開閉装置については、
(イ)保護すべき区域に隅柱1a,lb・・・・・・を
立設すること、 (ロ)隅柱1a,Ib・・・・・・間には無端状に形成
した線条材料4を掛け渡しており、線条材料4は、一方
を巻取と繰出しを同時に行なう回動部材5に巻付け或は
掛け渡し、他方を張線部材6に掛け渡していること、 0う 張線部材6ぱ隅柱1a,Ib間に張架した張架部
材7に移動可能に取りつけると共に張線部材6を移動さ
せる線条材料8を掛け渡していること、 (ニ)線条材料8はその一端を隅柱1aに取着し、他端
を巻取部材に9に取着していること、(ホ)網2,2′
は開閉端の両端部を互いに同一方向に動く線条材料4に
取着していること、である。
立設すること、 (ロ)隅柱1a,Ib・・・・・・間には無端状に形成
した線条材料4を掛け渡しており、線条材料4は、一方
を巻取と繰出しを同時に行なう回動部材5に巻付け或は
掛け渡し、他方を張線部材6に掛け渡していること、 0う 張線部材6ぱ隅柱1a,Ib間に張架した張架部
材7に移動可能に取りつけると共に張線部材6を移動さ
せる線条材料8を掛け渡していること、 (ニ)線条材料8はその一端を隅柱1aに取着し、他端
を巻取部材に9に取着していること、(ホ)網2,2′
は開閉端の両端部を互いに同一方向に動く線条材料4に
取着していること、である。
そうして網2,2′を開閉する場合は、巻取部材9を回
して張線部材6を隅柱1a側に引き寄せ、線条材料4を
緊張して網2,2′を棚12から持ち上げ、回動部材5
を回動して網2,2′の開閉を行ない、網2,2′の開
閉が終了したら巻取部材9を逆転して網2,2′を棚1
2に降ろすものである。
して張線部材6を隅柱1a側に引き寄せ、線条材料4を
緊張して網2,2′を棚12から持ち上げ、回動部材5
を回動して網2,2′の開閉を行ない、網2,2′の開
閉が終了したら巻取部材9を逆転して網2,2′を棚1
2に降ろすものである。
実施例
本発明を、図面に示した実施例に基づき更に詳細に説明
する。
する。
第1図は、網を開いた状態の斜視図、第2図、第3図は
張線部材の拡大正面図、第4図は張線部材の拡大平面図
、第5図は網を閉じて棚に降ろした斜視図である。
張線部材の拡大正面図、第4図は張線部材の拡大平面図
、第5図は網を閉じて棚に降ろした斜視図である。
符号1a.1b・・・・・・は保護すべき区域に立設し
た隅柱で、4本以上を立設し、必要に応じてその数を増
加する。
た隅柱で、4本以上を立設し、必要に応じてその数を増
加する。
隅柱1a,Ib・・・・・・にはそれぞれ固定滑車3a
,3b・・・・・・を取着している。
,3b・・・・・・を取着している。
固定滑車3a,3b・・・・・・には無端状に形成した
線条材料である無端案または鎖C以下無端索という〕4
を掛け渡し、互いに反対方向に動かすためのもので単一
構成の固定滑車では2個を一組として使用し、2個の滑
車を一体にしたダブル固定滑車では1個を取付ける。
線条材料である無端案または鎖C以下無端索という〕4
を掛け渡し、互いに反対方向に動かすためのもので単一
構成の固定滑車では2個を一組として使用し、2個の滑
車を一体にしたダブル固定滑車では1個を取付ける。
無端索4には網2,2′の開閉端の両端部を固定してお
り、互いに反対方向に動かすことにより網2,2′の開
閉を行なうようにしてお如、無端索4は一方を回動部材
である回動ドラム5に巻付け、他方を張線部材である張
線滑甫6に掛け渡している。
り、互いに反対方向に動かすことにより網2,2′の開
閉を行なうようにしてお如、無端索4は一方を回動部材
である回動ドラム5に巻付け、他方を張線部材である張
線滑甫6に掛け渡している。
なお、回転ドラム5は隅柱1aに固定するか、別の固定
部材を設け固定する。
部材を設け固定する。
張線滑車6は無端索4を緊張し、あるいは緩和すること
により網2,2′の昇降を行なうためのもので隅柱1a
,Ib間に張架した張架部材である張架索7に懸吊して
いる。
により網2,2′の昇降を行なうためのもので隅柱1a
,Ib間に張架した張架部材である張架索7に懸吊して
いる。
張線滑車6には、張線滑車6を移動させる線条材料であ
る索8を掛け渡し、索8の一端は隅柱1aに固定し、他
端は巻取部材である巻取ドラム9に掛止している。
る索8を掛け渡し、索8の一端は隅柱1aに固定し、他
端は巻取部材である巻取ドラム9に掛止している。
なお、巻取ドラム9ぱ隅柱1aか、あるいは別に設けた
固定部材に取付ける。
固定部材に取付ける。
網2,2′は開閉端にファスナー10を具備し、開閉端
の両端部を互いに同一方向に移動する無端索4に固定し
ている。
の両端部を互いに同一方向に移動する無端索4に固定し
ている。
なお、無端索4に移動リング11を吊るし、移動リング
11を網2,2′の数箇所に取付けると網2,2’の開
閉スムーズである。
11を網2,2′の数箇所に取付けると網2,2’の開
閉スムーズである。
本発明にかかる開閉装置を使用する場合は、まず、巻取
ドラム9を回転させて索8を巻き取る。
ドラム9を回転させて索8を巻き取る。
索8の一端は隅柱1aに固定しているので索8が巻き取
られるにつれて張線滑車6は隅柱1aに引き寄せられ、
それにつれて無端索4は緊張する。
られるにつれて張線滑車6は隅柱1aに引き寄せられ、
それにつれて無端索4は緊張する。
次に回動ドラム5を第1図に示す矢印の方向に回すと無
端索4は矢印の方向に移動し、それぞれ互いに同一方向
に移動する無端索4に取υ付けられた網2,27は閉じ
ることとなる。
端索4は矢印の方向に移動し、それぞれ互いに同一方向
に移動する無端索4に取υ付けられた網2,27は閉じ
ることとなる。
網2,2′を閉じたら網2,2′の端縁に取り付けたフ
ァスナー10を閉じ、巻取ドラム9を逆回転させて索8
を緩和し、棚12の上に網2,2′を静かにおろしフッ
クで固定する。
ァスナー10を閉じ、巻取ドラム9を逆回転させて索8
を緩和し、棚12の上に網2,2′を静かにおろしフッ
クで固定する。
網2,2′を棚12の上に降ろすのは風に煽られないた
めである。
めである。
なお、網2,2′のファスナー100反対端は棚12の
端部に固定されている。
端部に固定されている。
また、網2,2′を開けた場合は、網2,2′は棚12
の周囲に収容する。
の周囲に収容する。
(発明の効果)
以上の構成によシ本発明は次の効果を生じる。
(1)網の開閉時に、網を載置している棚から網を持上
げ、しかる後網を開閉するようにしているので網の開閉
時に網が針金や植栽に引掛ることがなく網の破損が防止
できる。
げ、しかる後網を開閉するようにしているので網の開閉
時に網が針金や植栽に引掛ることがなく網の破損が防止
できる。
(2)隅柱間に無端状に形成した線条材料を掛け渡して
おり、線条材料は巻取と繰出しを同時に行なう回動部材
に巻付け或は掛け渡し,網は開閉端の両端部を互いに同
一方向に動く該線条材料に取着しているので回動部材を
回すことによって地上に居ながらして網の開閉が一人で
でも容易にできる。
おり、線条材料は巻取と繰出しを同時に行なう回動部材
に巻付け或は掛け渡し,網は開閉端の両端部を互いに同
一方向に動く該線条材料に取着しているので回動部材を
回すことによって地上に居ながらして網の開閉が一人で
でも容易にできる。
(3)張線部材を用いて網を昇降するので緊張時には網
が樹木に邪魔されず容易に開閉でき、降下時には網を棚
上に固定でき風対策ができる。
が樹木に邪魔されず容易に開閉でき、降下時には網を棚
上に固定でき風対策ができる。
等の効果がある。
図面は本発明の実施例を示し、第1図は、網を開いた状
態の斜視図、第2図、第3図は張線滑車の拡大正面図、
第4図は張線滑車の拡大平面図、第5図は網を閉じ、棚
に降ろした斜視図である。 la,Ib・・・・・・:隅柱、2:網、4:線条材料
、5:回動部材、6:張線部材、7:張架部材、8:線
条材料,9:巻取部材。
態の斜視図、第2図、第3図は張線滑車の拡大正面図、
第4図は張線滑車の拡大平面図、第5図は網を閉じ、棚
に降ろした斜視図である。 la,Ib・・・・・・:隅柱、2:網、4:線条材料
、5:回動部材、6:張線部材、7:張架部材、8:線
条材料,9:巻取部材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 網の開閉時に、網を載置している棚から網を持上げ
、しかる後網を開閉する網の開閉方法。 2 (イ)保護すべき区域に隅柱1a.1b・・・・・
・を立設すること、 (ロ)隅柱1a,Ib・・・・・・間には無端状に形成
した線条材料4を渡しておシ、線条材料4は、一方を巻
取と燥出しを同時に行なう回動部材5に巻付け或は掛け
渡し、他方を張線部材6に掛け渡していること、 0→ 張線部材6は隅柱1a,1b間に張架した張架部
材7に移動可能に取りつけると共に張線部材6を移動さ
せる線条材料8を掛け拡していること、 (ロ)線条材料8はその一端を隅柱1aに取着し、他端
を巻取部材9に取着していること、 (ホ)網2,2′は開閉端の両端部を互いに同一方向に
動く線条材料4に取着していること、以上の構成要件を
具備する網の開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10943480A JPS596614B2 (ja) | 1980-08-07 | 1980-08-07 | 網の開閉方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10943480A JPS596614B2 (ja) | 1980-08-07 | 1980-08-07 | 網の開閉方法及びその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5733521A JPS5733521A (en) | 1982-02-23 |
JPS596614B2 true JPS596614B2 (ja) | 1984-02-13 |
Family
ID=14510141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10943480A Expired JPS596614B2 (ja) | 1980-08-07 | 1980-08-07 | 網の開閉方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS596614B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0956255A (ja) * | 1995-08-23 | 1997-03-04 | Yasuki Toujima | イ草の栽培方法 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0746135Y2 (ja) * | 1990-05-21 | 1995-10-25 | 俊一 綾野 | 防護網装置 |
JP3136402B2 (ja) * | 1998-08-04 | 2001-02-19 | 箕輪商事有限会社 | 害鳥追払装置 |
KR100407129B1 (ko) * | 2001-06-08 | 2003-11-28 | 진두영 | 분할 및 개폐식 방조망 설치구조 |
CN101946735A (zh) * | 2010-08-31 | 2011-01-19 | 中国水产科学研究院淡水渔业研究中心 | 鱼苗繁殖池塘的防鸟装置 |
JP6928932B2 (ja) * | 2017-06-08 | 2021-09-01 | 栃木県 | 果樹の支持構造及びこれに用いるy字仕立用誘引パイプ |
-
1980
- 1980-08-07 JP JP10943480A patent/JPS596614B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0956255A (ja) * | 1995-08-23 | 1997-03-04 | Yasuki Toujima | イ草の栽培方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5733521A (en) | 1982-02-23 |
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