JPS6024691B2 - 網の開閉方法及びその装置 - Google Patents

網の開閉方法及びその装置

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JPS6024691B2
JPS6024691B2 JP11061181A JP11061181A JPS6024691B2 JP S6024691 B2 JPS6024691 B2 JP S6024691B2 JP 11061181 A JP11061181 A JP 11061181A JP 11061181 A JP11061181 A JP 11061181A JP S6024691 B2 JPS6024691 B2 JP S6024691B2
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JP11061181A
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JPS5813329A (ja
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俊一 綾野
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KISHU SAKUDO KK
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KISHU SAKUDO KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の対象、産業上の利用分野) 本発明は農林業の分野に使用される。
更に具体的には果樹園等に張設してある防鳥、防虫、防
霜、日よけ、保温等に使用する絹のうち、等に天井部の
開閉に使用される。
本発明は絹の開閉方法及びその装置に関するものである
(従釆技術とその問題点) 果樹園等には果実を鳥書、虫害、霜害等から予防するた
めに防鳥防虫網を張設しているところが多いが、果樹園
等は広大なため網の開閉、特に天井部の網の開閉は困難
な仕事である。
この天井部の網の開閉を短時間で、しかも容易にできる
網の開閉方法及びその装置は、既に特公昭第59−66
14号で提案してきている。
しかし上記手段によれば、隅柱の間に籍渡している無機
線材によって網の昇降と網の開閉とを行なうため、広大
な面積の果樹園の場合は網が重くなり、無端線材及び網
の昇降と網の開閉を行なうウィンチに大きな負担がかか
るため円滑な作業性の観点からは問題があった。また、
果樹園等が作られている地形は必ずしも方形のものでは
なく、むしろ変形地形が多いため天井部の移動をスムー
ズに行なうことが困難で、この点の解決も切望されてい
た。
(本発明の目的) 本発明の目的は ‘ィー 無機線材及び絹の昇降と網の開閉を行なうウィ
ンチに負担をかけないようにして作業性を良好にするこ
と。
【oー 変形地形に作られている果樹園等でも天井部の
網に開閉をスムーズに行なうことができるようにするこ
と。
等である。
(目的を達成するための手段とその作用)上記目的を達
成するために講じた本発明の技術的手段は次の通りであ
る。
‘ィ} 網の開閉方法については、 絹の開閉時に、絹の重量を支える主素を緊張させて絹を
敦置している棚から絹を特上げ、しかる後、主索に移動
可能に取付けてあり網の開閉部に取着してある先端具を
、牽引具を設けてある開閉素を周動することにより牽引
して移動させ、絹の開閉を行なうこと。
【o} 網の開閉装置については、 {a} 保護区域に立設してある所要数の隅柱【b’巻
取と送出しとを同時に行なう巻取送出装置と張緩部村と
の間に、所要隅柱を介して無端状に籍渡してある開閉素
け 所要の隅柱間を移動自在に設けてあり、移動して開
閉素を緊張あるいは弛緩させる張緩部村、【d} 所要
隅柱間に緊張あるいは弛緩可能に架設してあり、緊張時
に絹を敦暦している棚から絹を特上げる主素、{eー
主素に移動可能に取付けてあり、絹を吊下げる所要数の
吊下げ具、{fー 主素に移動可能に取付けてあり、網
の開閉部に取着してある先端具、(g) 開閉素に設け
てあり、開閉素が筒動する際に先端具を牽引して移動さ
せ、網を開閉させる牽引具、からなることである。
(実施例) 本発明を図面に示した実施例に基づいて更に詳細に説明
する。
第1図は絹を開いている状態を示す斜視図、第4図は網
を閉じて棚に降ろしている状態を示す斜視図である。
符号la,lb,lc,ldは、保護すべき区域に立設
した隅柱で、4本以上を立設し、必要に応じてその数は
増加される。
本実施例では、隅柱la,ldの間隔と、隅柱lb,l
c間の間隔との間には、ほとんど差はないが、隅柱la
,ldの間隔が、隅柱lb,lc間の間隔よりも大きい
場合でも本発明の実施が可能であることは後で明確にな
る。
隅柱la,lb,lc,ldには、後述する関.閉索4
を円滑に動かすため、それぞれ滑車3が取り付けてあり
、滑車3には開閉素4が掛渡してある。
なお、単一構成の滑車の場合は2個を1組として、2個
の滑車を一体にしたダブル滑車の場合は1個を取り付る
開閉素4は、緊張あるいは弛緩して網2,2′を昇降し
、また互いに反対方向に間動して網2,2′を開閉する
もので「巻取と送出しとを同時にできるように無端状に
形成してある。
なお、本発明における開閉索4にはロープや鎖等の線条
材料が含まれるものである。
開閉素4は一方を回動ドラム5に巻付けてあり、他方を
後述する張線滑車6に掛け渡している。
回転ドラム5は図示のように隅柱laに固定するか、別
の固定部材を設け固定する。開閉素4の折返し部41に
は、開閉素4を緊張あるいは弛緩させる張線滑車6が配
置してある。
張線滑車6は、開閉素4を緊張しあるいは緩めて網2,
2′の昇降を行なうもので、隅柱la,lb間に張架し
た張架素7に懸吊してあり、開閉素4の折返し部41を
移動させて開閉素4を緊張あるいは弛緩できるようにし
ている。なお、第2図は張線滑車の正面図、第3図は張
線滑車の平面図である。
張線滑車6には、張線滑車6を移動させる素8を掛渡し
、素8の一端は隅柱laに、他端は巻取ドラム9に係止
しており、素8を巻取ることができるようにしている。
なお巻取ドラム9は、隅柱laあるいは別に設けた固定
部材に取付ける。網2,2′が開閉する方向の隅柱lb
,lc間および隅柱la,ld間には、緊張時に絹2,
2′の重量を支える主索15が緊張あるいは弛緩可能に
架設してある。
この主索15の一方は隅柱la,lbに固定し、他方は
滑車18を介して隅柱lc,ldに形成した係止具19
に巻付けて止めている。
したがって係止具19から主素15の一方をとりはずせ
ば主索15は弛緩し後述するように網2,2′を棚に戦
層することができる。
なお、掛止具19の代りにウィンチを使用しても良い。
第5図は主素と網との取り付け状態を示す拡大図である
。主素15には所要数の移動リング21が移動可能に取
付けてある。
移動リング21にはシャツクル20を介して絹2,2′
の両側部が吊下げてあり、したがって絹2,2′は主素
15に沿って円滑に動けるように懸吊されている。
また主素15には、先端具16a,16b,16c及び
16dが吊下げられており、先端具16a,16b,1
6c及び16dは主素15を挿通させて自由に動けるよ
うに緩やかに貴装してある。
先端具16a,16b,16c及び16dの下端には、
シャツクル20を介して絹2,2′の開閉端の両端部2
a′,2b′,2c′,2d′が取着してある。先端具
16a,16b,16c,16dには開閉素4を挿通さ
せる洩素孔17が形成してある。
この洩黍孔17には、開閉索4のうち網2,2′をそれ
ぞれ互いに反対方向に動かすほうを挿適している。また
、開閉素4には、先端具16a,16b,16c,16
dを挟んで、洩素孔17より若干大きい牽引具31,3
2,33,34,35,36,37,38を固着してい
る。
牽引具31,32,33,34,35,36,37,3
8は、絹2,2′の開閉タイミングを合わせて変形地形
の場合でも絹2,2′の開閉が完全にできるようにする
ものであり、後述するように地形に合わせてあらかじめ
定められた箇所にセットされるものである。
そうして開閉素4が周動する際に先端具16a,16b
,16c,16dを牽引して移動させ絹を開閉させるよ
うにしている。
即ち開閉素4は、先端臭16a,16b,16c,16
dを介して網2,2′の開閉端の両端部を互いに反対方
向に動かすことにより網2,2′の開閉を行なうように
しているものである。
なお、網2,2′の開閉端には結合ファスナーを具備し
、保護すべき地域の周囲は側絹で囲われている。本発明
の使用方法を説明する。
巻取ドラム9を回転させて素8を巻取る。
素8が巻取られるにつれて張線滑車6は隅柱laに引き
寄せられ、それにつれて開閉素4は緊張する。次に、回
動ドラム5を第1図に示す矢印の方向に回動させると、
開閉素4は矢印の方向に移動し、それぞれ互いに反対方
向に移動する開閉素4に牽引されて絹2,2′が閉じる
こととなる。第6図および第7図は、隅柱la,ldの
間隔が、隅柱lb,lc間の間隔よりも大きい変形した
地形に本発明に係る開閉装置を設置した状態を示してい
る。そして第6図は網を閉じる状態を、また第7図の場
合は網を開く状態を示している。
第6図に示すように、絹2,2′の開閉端を同時に移動
させると絹2′はC−Bだけの長さを残して完全には閉
じない。
そこで先端臭16dがA点からB点に来るまでは先端臭
16cが動かないあそびのの長さをもって先端具16c
を牽引する牽引具36を固着する。
そうしてB点からC点までは先端具16cと先端具16
dとは一緒に動くようにしている。次に、第7図に示す
ように絹2,2′を開ける時は絹2と絹2′の開閉端を
同時に移動させるとA一Dの長さを残して完全に開ける
ことができない。そこで先端具16dがC点からB−G
の長さと同長のA−D点にくるまでは先端具16cが動
かないあそぴの長さをもって先端具16cを牽引する牽
引具35を固着する。
そうしてD点からA点までは先端具16cと16dとは
一緒に動くようにしている。
なお、絹2,2′を閉じたら絹2,2′の開閉端に取付
けたファスナーを閉じ、巻取ドラム9を逆回転させて素
8を緩め、係止具19から主索15の一方をとりはずせ
ば主素15は弛緩し、天井棚12の上に絹2,2′を静
かに下し、フックで固定して風で煽られないようにして
いる。
網2,2′の開閉端と反対の端部は天井棚12の端部に
固定してある。
また、網2,2′を開けた場合は天井棚12の周囲に収
納するようにしている。
(発明の効果) 本発明は上記構成であるから、次の効果を有する。
‘a’開閉素を互いに反対方向に動かして網の開閉を行
なうようにしている。
したがってこの動きを人が取扱やすし、位置に固定した
回動ドラムを回動することによって行えば、地上にいな
がらにして一人でも絹の開閉が容易に行なえる。‘b)
張緩部材と主素を用いて網を昇降するので緊張時には網
が樹木に邪魔されず開閉でき、降下時には網を天井棚上
に固定でき風対策ができる。{cー 網は開閉素に鉄装
した先端具によって開閉するようにしてあり、その先端
具の動きは牽引具によって自由に制御できるので地形が
複雑な場所でも絹の開閉がスムーズに、しかも完全にで
きる。
(d} 網は主素によって吊られているので、開閉素に
は荷重がかからず、開閉素が円滑に動かせる等の効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明一実施例を示し、第1図は網を開いている
状態の斜視図、第2図は張線滑車の正面図、第3図は張
線滑車の平面図、第4図は網を閉じ、天井棚に下した状
態を示す斜視図、第5図は主索と先端臭と網との取付け
状態を示す拡大図、第6図、第7図は網の動く状態と牽
引具との関係を示す概略図である。 la,lb,lc,ld:隅柱、2,2′:絹、4:開
閉素、6:張線滑車、8:開閉素、15:主素、16a
,16b,16c,16d:先端具、31,32,33
,34,35,36,37,38:牽引臭。 第2図 第3図 第5図 第1図 第4図 第6図 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 網の開閉時に、網の重量を支える主索を緊張させて
    網を載置している棚から網を持上げ、 しかる後、主索
    に移動可能に取付けてあり網の開閉部に取着してある先
    端具を、牽引具を設けてある開閉索を周動することによ
    り牽引して移動させ、網の開閉を行なう網の開閉方法。 2 (a) 保護区域に立設してある所要数の隅柱、(
    b) 巻取と送出しとを同時に行なう巻取送出装置と張
    緩部材との間に、所要隅柱を介して無端状に掛渡してあ
    る開閉索、(c) 所要の隅柱間を移動自在に設けてあ
    り、移動して開閉索を緊張あるいは弛緩させる張緩部材
    、(d) 所要隅柱間に緊張あるいは弛緩可能に架設し
    てあり、緊張時に網を載置している棚から網を持上げる
    主索、(e) 主索に移動可能に取付けてあり、網を吊
    下げる所要数の吊下げ具、(f) 主索に移動可能に取
    付けてあり、網の開閉部に取着してある先端具、(g)
    開閉索に設けてあり、開閉索が周動する際に先端具を
    牽引して移動させ、網を開閉させる牽引具、を備えた網
    の開閉装置。
JP11061181A 1981-07-14 1981-07-14 網の開閉方法及びその装置 Expired JPS6024691B2 (ja)

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JP11061181A JPS6024691B2 (ja) 1981-07-14 1981-07-14 網の開閉方法及びその装置

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Publication Number Publication Date
JPS5813329A JPS5813329A (ja) 1983-01-25
JPS6024691B2 true JPS6024691B2 (ja) 1985-06-14

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ID=14540207

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JP11061181A Expired JPS6024691B2 (ja) 1981-07-14 1981-07-14 網の開閉方法及びその装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02123488U (ja) * 1989-03-21 1990-10-11

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02123488U (ja) * 1989-03-21 1990-10-11

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JPS5813329A (ja) 1983-01-25

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