JPH09294484A - フルオープンハウスの屋根開閉システム - Google Patents

フルオープンハウスの屋根開閉システム

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JPH09294484A
JPH09294484A JP8109108A JP10910896A JPH09294484A JP H09294484 A JPH09294484 A JP H09294484A JP 8109108 A JP8109108 A JP 8109108A JP 10910896 A JP10910896 A JP 10910896A JP H09294484 A JPH09294484 A JP H09294484A
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JP
Japan
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roof
covering material
sheet
fixing groove
sheet fixing
Prior art date
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JP8109108A
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English (en)
Inventor
Takenosuke Naoki
武之介 直木
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Toto Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Toto Kogyo Co Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/14Measures for saving energy, e.g. in green houses

Abstract

(57)【要約】 【課題】 温室栽培農業に使用されるフルオープンハウ
スの屋根及び必要によっては側壁の被覆材を開閉するシ
ステムを提供する。 【解決手段】 屋根の軒の位置に配置されたシート止め
枠材のシート定着溝の後背部がパイプと交差する部分を
既往の楔式結合具で固定されている。前記シート止め枠
材には、上位のシート定着溝より下方の位置から前方へ
突き出る棚受け部が設けられ、該棚受け部の前部から下
向きに垂れる配置で第三のシート定着溝が設けられ、前
記棚受け部の前縁から上向きに立ち上がる水切り縁が設
けられている。屋根の棟から下りて前記水切り縁に当接
された被覆材の裾部が前記第三のシート定着溝内に止着
され、その巻取り軸は被覆材と共に垂らされている。前
記シート止め枠材の下位のシート定着溝に、ハウス側壁
に張設された被覆材の上縁部が止着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、温室栽培農業に
使用されるフルオープンハウスの屋根及び必要によって
は側壁の被覆材を開閉するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、温室栽培農業の実効性をあらし
め、又は高める手法として、ハウスの屋根及び側壁の被
覆材を頻繁に開閉して換気及び室内温度の調節を行って
いる。また、年に数回程度、特に休耕時などには屋根を
全開して雨水を取り込み、室内土壌を改良することが行
われている。閉めきった温室内で長年にわたり化成肥料
を使用すると、土壌中の肥料成分バランスが崩れ、植物
に吸収されなかった残留肥料分が地表面に塩類として集
積し、例えば土壌の団粒構造が破壊され、植物の育成を
阻害することが知られている。その効果的解決策として
1年に1、2度温室内に雨水を入れると塩類蓄積の害を
解消できるからである。その他、積雪時や台風、強風時
には被覆材を保護するために屋根及び側壁を全開状態と
することもしばしば行われる。
【0003】前記の要請を満たす手段としてフルオープ
ンハウスが開発され、フルオープンハウスの温室が実用
化に進みつつある。例えば、特許第1694598号
(特公平3−57265号)及び特許第1747541
号(特公平4−34662号)に開示された「屋根のシ
ート張り構造」の発明(以下、これらを早川特許と言
う)が参照される。
【0004】次に、冷寒期における温室の室内温度の維
持、暖房費用の節減を目的として、断熱性、保温性が高
い内外二重構造の温室も既に公知であり、実用に供され
ている。しかし、こうした内外二重構造の温室に前記フ
ルオープンハウスの考えを実行した実施例は見聞しな
い。
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】上記した公知の早川
特許は、先行技術として画期的に優れたものと認められ
るが、現実に実施しようとすると種々な問題を包含して
いる。それらを簡単に列挙すれば次の通りである。 屋根のシートが緊張した状態を保つための張力を与
え、シート張り構造の主要素と言うべきシート止め枠材
(ポケット部材)をハウスの骨組みへ前記の張力を提供
できるように十分強固な状態に取付け固定する手段が未
熟、未完と考えられる。特許公報(明細書及び図面)に
は「屋根裾端部には、巻取棒を収容し得るポケット部材
が下向き状態に取付けらており」、「ポケット部材は…
断面略鈎状で背面上端部に屋根裾へ取付けための鍔を形
成し」等の記載が認められるに過ぎない。図面を参照し
ても、シート止め枠材の取付けは、おそらく鍔部分のビ
ス止め又はボルト止め又は溶接止めの手段が行われるで
あろうと推測するほかない。しかし、温室の構築は、可
能なかぎり、使用者たる農業従事者が行うのが通例であ
り、シート止め枠材の取付け手段が面倒で手間のかかる
内容であったり、特殊な技能、特殊な道具類を必要とす
る場合は、なかなか採用しがたいのが現実である。 温室の屋根を被覆したシートの内面には大量の結露
が発生する。従って、シートを巻いて開閉する場合に
は、シートを巻く度にずぶ濡れ状態になるから、結露の
適切な除去は必須条件である。しかし、早川特許にはこ
の点の対策を見ることはできない。 温室のシート張り構造としては、屋根面のシートと
側壁面のシートを屋根の軒部分又は破風の部分において
良好な収まり状態に張設することが望まれる。また、特
に屋根面のシートは二重張り、三重張りを可能にして、
好ましくは最も内側に防鳥、防虫ネットを張り、次いで
通常の透光性シートを張り、最外面に遮光ネットを張
る。防鳥、防虫ネットは常時固定するが、透光性シート
及び遮光ネットは必要な都度開閉することが望まれる。
例えば、花卉類は、花の色を良好にするため、及び無闇
な室温の上昇を避けるため、遮光ネットの使用が必須条
件とされる。しかし、早川特許では二重張り構造の技術
まで開示されているに止まる。 温室は通常単一の構造であるが、特殊な用途として
内外二重構造のものが要求される。例えば育苗ハウスの
場合は、苗が育つまでは高い室温を要求され、ハウスの
保温性、断熱性の高いことが強く要求される。しかし、
苗が育った後、収穫時期までは、できるだけ屋根などを
開放して室温の上がり過ぎを防ぐ操作が要求される。そ
こで、内外二重構造の温室でありながらフルオープンハ
ウスの機能が必要とされるのであるが、内外二重構造の
温室で、しかもフルオープンハウスの要求を満たすもの
は現在見聞しない。 従って、本発明の目的は、第一にシート止め枠材の
取付け手段が軽便で、シートの多重張りが可能であるこ
と、第二に屋根被覆材と側壁被覆材の両者を収まり状態
の良好な張設ができ、各被覆材の開閉操作が容易で、フ
ルオープンハウスの機能を満たすこと、第三に内外二重
構造の温室についてもフルオープンハウスの機能を達成
する屋根開閉システムを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段として、請求項1の発明は、屋根及び側壁が被
覆材で覆われ、屋根及び側壁の被覆材は屋根の棟から下
り勾配に沿って下向きに張設され、該被覆材は巻取り軸
に巻き取ることにより棟の位置まで上向きに開放可能に
構成されている、単重構造フルオープンハウスの屋根開
閉システムにおいて、屋根の軒の位置又は軒よりも少し
下方の位置に棟方向に配置されたシート止め枠材の背面
側には上下に少なくとも2箇所前面側へ開口するように
設けられたシート定着溝の後背部が突出されており、前
記後背部がハウス骨組みを構成するパイプと交差する部
分を既往の楔式結合具で固定されていること、前記シー
ト止め枠材の前面側には、前記上位のシート定着溝より
も少し下方の位置から前方へ略水平に突き出る棚受け部
が設けられ、該棚受け部の前部から下向きに垂れる配置
で前面側へ開口する第三のシート定着溝が水平方向に長
く設けられ、更に前記棚受け部の前縁から上向きに立ち
上がる水切り縁が設けられており、屋根の棟から下り勾
配に沿って下向きに張設され、前記水切り縁に当接され
た被覆材の裾部が前記第三のシート定着溝内に弾性な波
形状の止め線により止着され、その巻取り軸は被覆材と
共に垂らされていること、前記シート止め枠材の上下に
2箇所設けられたシート定着溝のうち下位のシート定着
溝に、ハウス側壁に張設された被覆材の上縁部が弾性な
波形状の止め線により止着されていること、をそれぞれ
特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、同じく単重構造フルオ
ープンハウスの屋根開閉システムにおいて、屋根の軒の
位置又は軒よりも少し下方の位置に棟方向に配置された
シート止め枠材の背面側には上下に少なくとも2箇所前
面側へ開口するように設けられたシート定着溝の後背部
が突出されており、前記後背部がハウス骨組みを構成す
るパイプと交差する部分を既往の楔式結合具で固定され
ていること、前記シート止め枠材の前面側には、前記上
位のシート定着溝よりも少し下方の位置から前方へ略水
平に突き出る棚受け部が設けられ、屋根の棟から下り勾
配に沿って下向きに張設された一の被覆材の巻取り軸が
前記棚受け部上に載置されていること、前記シート止め
枠材の前面側の前記棚受け部の前部から下向きに垂れる
配置で前面側へ開口する第三のシート定着溝が水平方向
に長く設けられ、前記棚受け部の前縁から上向きに立ち
上がる水切り縁が設けられており、屋根の棟から下り勾
配に沿って下向きに張設され前記水切り縁に当接された
一の被覆材の裾部が前記第三のシート定着溝内に弾性な
波形状の止め線により止着され、その巻取り軸は被覆材
と共に垂らされていること、前記シート止め枠材の上下
に2箇所設けられたシート定着溝のうち下位のシート定
着溝内に、ハウス側壁に張設された被覆材の上縁部が弾
性な波形状の止め線により止着されていることをそれぞ
れ特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、やはり単重構造フルオ
ープンハウスの屋根開閉システムにおいて、屋根の軒の
位置又は軒よりも少し下方の位置に棟方向に配置された
シート止め枠材の背面側には上下に少なくとも2箇所前
面側へ開口するように設けられたシート定着溝の後背部
が突出されており、前記後背部がハウス骨組みを構成す
るパイプと交差する部分を既往の楔式結合具で固定され
ていること、前記シート止め枠材の上位のシート定着溝
に、屋根の棟から下り勾配に沿って下向きに張設された
防鳥、防虫ネットの裾部が弾性な波形状の止め線により
止着されていること、前記シート止め枠材の前面側の上
位のシート定着溝よりも少し下方の位置から前方へ略水
平に突き出る棚受け部が設けられ、屋根の棟から下り勾
配に沿って下向きに張設された被覆材の巻取り軸が前記
棚受け部上に載置されていること、前記シート止め枠材
の前面側の前記棚受け部の前部から下向きに垂れる配置
で前面側へ開口する第三のシート定着溝が水平方向に長
く設けられ、前記棚受け部の前縁から上向きに立ち上が
る水切り縁が設けられており、屋根の棟から下り勾配に
沿って下向きに張設され前記水切り縁に当接された遮光
シートの裾部が前記第三のシート定着溝内に弾性な波形
状の止め線により止着され、その巻取り軸は遮光シート
と共に垂らされていること、前記シート止め枠材の上下
に2箇所設けられたシート定着溝のうち下位のシート定
着溝に、ハウス側壁に張設された被覆材の上縁部が弾性
な波形状の止め線により止着されていることをそれぞれ
特徴とする。
【0009】請求項4の発明は、屋根及び側壁が被覆材
で覆われており、屋根及び側壁の被覆材は屋根の棟から
下り勾配に沿って下向きに張設され、該被覆材は巻取り
軸に巻き取ることにより棟の位置まで上向きに開放可能
に構成されているフルオープンハウスの屋根開閉システ
ムにおいて、屋根の軒の位置又は軒よりも少し下方の位
置に棟方向に配置されたシート止め枠材には背面側の上
下に少なくとも2箇所前面側へ開口するように設けられ
たシート定着溝の後背部が突出されており、前記後背部
がハウス骨組みを構成するパイプと交差する部分を楔式
結合具で固定されていること、前記シート止め枠材の前
面側には、前記上位のシート定着溝よりも少し下方の位
置から前方へ略水平に突き出る棚受け部が設けられ、該
棚受け部の下面から下向きに垂れる抱持片と前記棚受け
部及びシート止め枠材の下半分の前面とで囲まれ下向き
に開口する収納部が設けられ、前記棚受け部の前縁から
上向きに立ち上がる水切り縁が設けられており、屋根の
棟から下り勾配に沿って下向きに張設され前記水切り縁
に当接された被覆材の裾部は巻取り軸に巻いて前記収納
部内に収めて固定されていること、前記シート止め枠材
の上下に2箇所設けられたシート定着溝のうち下位のシ
ート定着溝に、ハウス側壁に張設された被覆材の上縁部
が弾性な波形状の止め線により止着されていることをそ
れぞれ特徴とする。
【0010】次に、請求項5に記載した発明は、屋根及
び側壁が被覆材で覆われ、屋根及び側壁の被覆材は屋根
の棟から下り勾配に沿って下向きに張設され、該被覆材
は巻取り軸に巻き取ることにより棟の位置まで上向きに
開放可能に構成されている、内外二重構造フルオープン
ハウスの屋根開閉システムにおいて、ハウスの横断面は
ハウス骨組みが内外二重に略相似形に形成されており、
内外のハウス骨組みにおける屋根の軒の位置又は軒より
も少し下方の位置に棟方向に配置されたシート止め枠材
には背面側の上下に少なくとも2箇所前面側へ開口する
ように設けられたシート定着溝の後背部が突出されてお
り、前記後背部がハウス骨組みを構成するパイプと交差
する部分を既往の楔式結合具で固定されていること、前
記シート止め枠材の前面側には、前記上位のシート定着
溝よりも少し下方の位置から前方へ略水平に突き出る棚
受け部が設けられ、該棚受け部の前部から下向きに垂れ
る垂れ壁と前記棚受け部及びシート止め枠材の下半分の
前面とで囲まれ下向きに開口する収納部が設けられ、前
記棚受け部の前縁から上向きに立ち上がる水切り縁が設
けられており、屋根の棟から下り勾配に沿って下向きに
張設され前記水切り縁に当接された被覆材の裾部は巻取
り軸に巻いて前記収納部内に収めて固定されているこ
と、前記シート止め枠材の上下に2箇所設けられたシー
ト定着溝のうち下位のシート定着溝に、ハウス側壁に張
設された被覆材の上縁部が弾性な波形状の止め線により
止着されていることをそれぞれ特徴とする。
【0011】請求項6に記載した発明は、同じく内外二
重構造フルオープンハウスの屋根開閉システムにおい
て、ハウスの横断面はハウス骨組みが内外二重に略相似
形に形成されており、内外のハウス骨組みにおける屋根
の軒の位置又は軒よりも少し下方の位置に棟方向に配置
されたシート止め枠材には背面側の上下に少なくとも2
箇所前面側へ開口するように設けられたシート定着溝の
後背部が突出されており、前記後背部がハウス骨組みを
構成するパイプと交差する部分を既往の楔式結合具で固
定されていること、前記シート止め枠材の前面側には、
前記上位のシート定着溝よりも少し下方の位置から前方
へ略水平に突き出る棚受け部が設けられ、該棚受け部の
前部から下向きに垂れる配置で前面側へ開口する第三の
シート定着溝が設けられ、前記シート定着溝の背後に前
記棚受け部及びシート止め枠材の下半分の前面とで囲ま
れ下向きに開口する収納部が設けられ、前記棚受け部の
前縁から上向きに立ち上がる水切り縁が設けられてお
り、屋根の棟から下り勾配に沿って下向きに張設され前
記水切り縁に当接された被覆材の裾部は前記第三のシー
ト定着溝内に弾性な波形状の止め線により止着され、そ
の巻取り軸は被覆材と共に垂らされていること、前記シ
ート止め枠材の上下に2箇所設けられたシート定着溝の
うち下位のシート定着溝に、ハウス側壁に張設された被
覆材の上縁部が弾性な波形状の止め線により止着されて
いることをそれぞれ特徴とする。
【0012】なお、請求項1又は2又は3又は5に記載
した発明において、シート止め枠材の前面側の棚受け部
の前部から下向きに垂れる配置で前面側へ開口するよう
に設けられた第三のシート定着溝の背後には、前記棚受
け部及びシート止め枠材の下半分の前面で囲まれ下向き
に開口する収納部が設けられ、屋根の棟から下り勾配に
沿って下向きに張設され裾部を前記第三のシート定着溝
内に弾性な波形状の止め線により止着された被覆材の巻
取り軸又は止着されることなく被覆材と共に垂らされた
巻取り軸は、逆向きに巻き上げることによって前記収納
部内に収められていることも特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、通例ビニールハウスと
称され、更に機能的にはフルオープンハウスと称される
温室の屋根及び側壁の被覆材を開閉可能に張設する構造
として実施される。シート止め枠材は、既往の楔式結合
具を使用して、既往のシート定着溝形材をハウス骨組た
るパイプへ結合するのと全く同一の当業界で周知技術の
手法、要領で取付け固定が行われる。勿論、楔を抜くこ
とにより解体も容易に行える。
【0014】屋根の棟から下り勾配に沿って下向きに張
設され水切り縁に当接された被覆材の内面に結露した水
滴は、ある大きさに成長し被覆材の内面を滑降するが如
く流れ落ちたあとは、必ず水切り縁によって棚受け部の
上面へと誘導され、水切り縁より下方へ、特に同被覆材
の巻取り軸のところまで流れ落ちることはない。従っ
て、巻取り軸が結露でずぶ濡れ状態になって、当該巻取
り軸で被覆材を巻く際に水滴がほとばしり散るような不
都合は生じない。
【0015】前記のように屋根の軒から下り勾配に沿っ
て下向きに張設された被覆材の裾部は、棚受け部の前部
から下向きに垂れる配置で設けられた第三のシート定着
溝内に止め線で止着することによって風雨に耐える程度
に緊張した張設状態が得られ、被覆材としての遮閉機能
を発揮する。前記止め線を外すと、当該被覆材は、巻取
り軸で上向きに巻取ることにより屋根の棟の位置まで開
放(フルオープン)することができる。
【0016】もっとも、請求項6に記載した発明のよう
に、当該被覆材は前記シート定着溝内へ止着することな
く巻取り軸と共に垂らしたあと、同巻取り軸で逆向きに
巻き上げることによって収納部内に納めてその位置を固
定し、もって被覆材を風雨に耐える程度に緊張した張設
状態とすることもできる。ハウス側壁、特に前記シート
止め枠材の下方の側壁に張設される被覆材の上縁部は、
シート止め枠材の前面側の下位に設けられているシート
定着溝内に弾性な止め線で止着できるので、収まりがす
こぶる良い。
【0017】シート止め枠材の前面側の上位に設けられ
たシート定着溝にも、少なくとも1枚の被覆材を止め線
で止着することが可能である。しかし、フルオープンハ
ウスの機能を前提とした場合は、請求項3に記載した発
明のように、原則として開閉の操作をせずに張り放しに
する防鳥、防虫ネットの裾部を止着する用途が最適と考
えらえる。
【0018】請求項2に記載した発明のように、屋根に
2枚の被覆材が張設される具体例としては、内側の被覆
材が通常の透光性シート(塩化ビニールシート、ポリオ
レフィンシート、あるいは硬質シートなど)で、外側の
被覆材は遮光ネットのような場合である。そのいずれで
あるにせよ、内側の被覆材は外側の被覆材を十分に緊張
した状態に張設することにより雨風に耐える程度の張設
状態が得られる。よって、請求項2に記載した発明のよ
うに、内側の被覆材は屋根の棟から下り勾配に沿って張
設し、その巻取り軸をシート止め枠材の棚受け部上に載
置しておくだけでも用が足りる。
【0019】請求項4、5に記載した発明は、内外二重
構造のフルオープンハウスに係るものである。請求項4
に記載した発明は、内外のシート止め枠材が下向きに開
口する収納部を持ち、屋根の棟から下り勾配に沿って下
向きに張設された被覆材の裾部は、巻取り軸に巻いて前
記収納部内に納め固定することで強固な張設状態が確保
される。
【0020】一方、請求項5に記載した発明は、内外の
シート止め枠材が下向きに開口する収納部を持つと共
に、前記収納部は、棚受け部の前部から下向きに垂れる
配置で前面側へ開口する第三のシート定着溝の背後に形
成されている。従って、屋根の棟から下り勾配に沿って
下向きに張設された被覆材の裾部は、前記第三のシート
定着溝へ止め線で止着して巻取り軸を垂らしておくこと
もできるが、前記第三のシート定着溝に止着することな
く垂らした巻取り軸を逆向きに巻上げることによって前
記収納部内に収めて同被覆材の張設状態を達成すること
もできる。
【0021】
【実施例】次に、図示した本発明の実施例を説明する。
図1は単重構造フルオープンハウスであって被覆材を3
重に張設する温室の主要部を示している。ハウス骨組み
としてアーチ状に形成されたパイプ1における屋根の軒
(肩)よりも少し下方の位置に、棟方向に水平な配置で
シート止め枠材2が取付けられ固定されている。図2に
構造を詳示したように、シート止め枠材2はアルミニュ
ームの押し出し成形品(形材)とされ、上下2箇所(但
し、下部に1箇所のみ又は3箇所以上でも可)に前面側
へ開口する開口部が幅狭の所謂蟻溝形状をなすシート定
着溝2a、2a´が水平方向に平行に設けられている。
必然的に背面側へ突出された前記シート定着溝2a、2
a´の後背部が、ハウス骨組みを構成するパイプ1と交
差する部分を楔式結合具3で固定されている。楔式結合
具3は、一例として実公平7ー57号公報に記載されて
公知、周知に属するように、前記蟻溝形状をなすシート
定着溝2a、2a´を単独の形材として構成したシート
止め材をパイプへ取付け固定する手段として昭和50年
頃から改良を重ねつつ至便に使用されてきたものであ
る。打ち込んだ楔3aの迫り効果によって強力な結合力
を発揮するものであり、逆に楔を抜くと解体が出来る。
【0022】前記シート止め枠材2の前面側の上位のシ
ート定着溝2aには、図示を省略した屋根の棟から前記
パイプ1の下り勾配に沿って下向きに張設されてきた第
1の被覆材としての防鳥、防虫ネット4の裾部が、一例
として前記実公平7−57号公報の第6図に記載されて
公知、周知に属する弾性な波形状の止め線5により止着
されている。但し、止め線以外の公知、周知の止着手段
を採用しても良い。また、前記防鳥、防虫ネット4は温
室の用途に従い、必要に応じて用いられるもので、使用
しない場合もある。
【0023】前記シート止め枠材2の前面側には、前記
上位のシート定着溝2aよりも少し下方の位置から前方
へ略水平に突き出る棚受け部2bが設けられ、屋根の棟
からパイプ1の下り勾配に沿って下向きに張設された2
枚目の被覆材6(通常の透光性の塩化ビニルシート、ポ
リオレフィンシート、硬質シートなど)を巻いた巻取り
軸7が前記棚受け部2b上に載置されている。
【0024】シート止め枠材2の前面側の前記棚受け部
2bの前部から下向きに垂れる配置で前面側へ開口する
開口部が幅狭の所謂蟻溝形状をなす第三のシート定着溝
2cが水平方向に長く設けられている。また、前記棚受
け部2bの前縁から上向きに数mmの高さ略垂直に立ち上
がる水切り縁2dが設けられている。そして、屋根の棟
からパイプ1の下り勾配に沿って下向きに張設され前記
水切り縁2dに当接された第3の被覆材たる遮光ネット
8の裾部が前記第三のシート定着溝2c内に弾性な波形
状の止め線5により止着され、その巻取り軸9は遮光ネ
ット8と共に垂らされている。
【0025】前記シート止め枠材2の前面側の下位のシ
ート定着溝2a´には、ハウス側壁、特には当該シート
止め枠材2の下方部分に張設された被覆材10(通常の
透光性の塩化ビニルシート、ポリオレフィンシート、硬
質シートなど)の上縁部が弾性な波形状の止め線5によ
り止着されている。図1の温室は上記のように構成され
ているから、必要が有れば最外面の遮光ネット8は止め
線5を外して第三のシート定着溝2cから解放し、その
巻取り軸9を図1中に点線Aで図示したように上向き
(図1中の矢印D方向)に巻き上げることにより屋根の
棟の位置まで全開することができる。つづいて、中間の
被覆材6も同様にその巻取り軸7を図1中に点線Bで図
示したように上向きに巻くことにり、やはり屋根の棟の
位置まで全開することができる。用途上もしも遮光ネッ
ト8が必要ない温室の場合は、中間の被覆材6を廃止
し、最外面の被覆材8を通常の透光性シートに置き換え
る。
【0026】前記二つの巻取り軸7及び9は、図3に例
示したように、地上から人力又はモータ動力等で遠隔操
作可能な回転伝達装置11を利用して回転し、被覆材の
巻取り又は巻き戻し操作を行なうことができる。前記回
転伝達装置11には、一例として実公平7ー58号公報
に記載された「出力軸を入力軸によってのみ回転可能な
回転伝達装置」を好適に利用することができ、その出力
軸11aに巻取り軸9(あるいは7)を連結する。ちな
みに前記公報記載の回転伝達装置は、入力軸11bを正
逆方向へ回転すると、出力軸11aも同一方向へ同一速
度(回転角)で比較的軽い力で回転されるが、一方、出
力軸11aにいくら大きな回転力を与えても回転させる
ことは不可能な不可逆回転伝達装置である。従って、巻
取り軸の回転及び停止(静止)は、入力軸11bの回転
又は停止によって自由自在に操作できるのである。
【0027】なお、図1において、裾部を第三のシート
定着溝2cへ止め線5で止着して垂らした被覆材8の巻
取り軸9は、垂らし放しでは風に吹かれて揺れ動き目障
りであるほか、風雨に打たれて破損したり汚れたりす
る。また、関連作業の邪魔になるなどの問題がある。一
方、前記シート止め枠材2には、前記棚受け部2bの前
部から下向きに垂れる第三のシート定着溝2cの背後部
に、前記棚受け部2bと当該シート止め枠材2の下半分
の前面とで囲まれて下向きに開口する収納部2eが設け
られている。そこで、図1のように一旦垂らした巻取り
軸9は、今度は図1中に矢印Eで示した逆向き方向へ巻
き上げることにより、最終的には点線で図示したように
被覆材8を巻いた巻取り軸9を前記収納部2e内へ進入
させ、前記回転伝達装置11の機能を利用して収納部2
e内に位置決め固定するのが好都合である。あるいは、
こうした使用法を積極的に実施する一態様として、被覆
材8は裾部をシート定着溝2cへ止着せず、矢印Eで示
した逆向き方向へ強く巻き上げて被覆材8の緊張状態を
確保したまま同巻取り軸9を前記収納部2e内に収納せ
しめ固定する方法を実施することもできる。前記の様な
使用方法の実施を考慮して、シート止め枠材2の前記棚
受け部2bの前部から下向きに垂れる配置のシート定着
溝2cの口縁から下方に垂れる板状部分の下部は内側へ
十分大きな曲率で湾曲されたカール部2fに形成されて
いる。
【0028】図1のようにシート止め枠材2の水切り縁
2dに当接する状態に張設された被覆材8の内面に結露
した水滴は、図4に誇張して表現したように、ある大き
さになると重力作用で被覆材8の内面を滑降するように
流れ落ち、水切り縁2dによって棚受け部2bの上面へ
と誘導される。従って、水滴が水切り縁2dより下方へ
流れ落ち巻取り軸9へ到達してびしょ濡れ状態に濡らす
様な不具合いは起こらない。前記のように棚受け部2b
上に誘導された水滴は、多数集合することによってかな
りの水量になるので、これを棚受け部上を長手方向に流
して人為的に積極的に排水することが望まれる。その一
つの手段は、図5に示したように、シート止め枠材2
は、その上下のシート定着溝2a、2a´の背後部を利
用する継手13により接続する。継手13は、蟻溝形状
をなすシート定着溝2a、2a´の背後部がぴったり嵌
まる蟻溝形状のガイド溝13a,13aを備えている。
中間部には図6Aのように左右からシート定着溝2a、
2a´をガイド溝13a,13aに嵌めて差し込み一連
に接続したシート止め枠材2、2の先端が突き当たって
止まるストッパ13bが設けられている。従って、一連
に接続した左右のシート止め枠材2、2の先端部間には
前記ストッパ13bの幅寸相当の隙間S(約15mmぐら
いの大きさ)が必ず生ずる。よって、前記したように水
切り縁2dから棚受け部2b上へ誘導され、同棚受け部
2b上を長手方向に下り勾配の方向へ流れた結露水は、
シート止め枠材2の長さの限度毎にその端部から前記の
隙間Sを通じて流れ落ちる。そこで、前記継手13に隙
間Sから流れ落ちる水滴を受け止めて誘導する樋手段を
付設することにより完璧な結露対策を実行出来る。
【0029】更に積極的には図6Bに示したような結露
排除手段を実施可能を実施可能である。その条件は第一
に、前記シート止め枠材2をパイプ1に対し屋根の軒よ
りも少し上方の傾斜部に取付けてシート定着溝2a,2
a’の底面が屋根勾配に沿って水平に対し傾いて取付け
られる。第二に、前記シート止め枠材2を一連に突き合
わせ接続する継手部分に、実公平2−12863(実用
新案登録第1839560号)に係る結露等処理構造の
技術を応用する。即ち、この継手12は二つのシート定
着溝2a,2a’の両外側壁を抱きかかえる抱持片12
a,12aを有し、集水口12bとこれにつながった排
水ノズル12cを有し、排水ノズル12cに排水ホース
14が接続される。シート止め枠材2の棚受け部2bへ
垂れ落ちて来た結露水は集水口12bから排水ノズル1
2cへと流れ排水ホース14で地上の所定場所へ導かれ
る。
【0030】次に図7は、ハウスの横断面においてハウ
ス骨組みが内外二重の略相似形状に形成された二重構造
フルオープンハウスの実施例を示している。具体的には
図1に示した単重構造フルオープンハウスの骨組みの内
側に約1m位の間隔をあけてもう一つの内側骨組みが設
けられ、この内側骨組みたるパイプ1′の軒(肩)の位
置よりも少し下方の位置に、やはりシート止め枠材2が
その上下のシート定着溝2a,2a′の後背部を利用し
て楔式結合具3で取付け固定されている。但し、フルオ
ープンハウスとは言っても、内側骨組みの場合は、育苗
ハウスとして苗が育つまでの間だけ密閉状態を保ち、保
温性、断熱性を高めて高い室内温度の要求に応え、その
後収穫時期まではフルオープンハウスの機能を発揮させ
る必要性から、屋根面には1枚の被覆材15(投光性の
塩化ビニルシート、ポリオレフィンシート等)を棟の位
置からパイプ1′の下り勾配に沿って下向きに張設す
る。該被覆材15は水切り縁2dに当接させた裾部を第
三のシート定着溝2cへ弾性な止め線5で止着して垂ら
すか、又は止着することなく垂らし、更に巻き取り軸9
を逆向きに巻き上げて収納部2e内に位置決め固定す
る。場合によっては被覆材15の巻き取り軸9を棚受け
部2b上に載置するだけの使用方法も実施可能である。
要するに、フルオープンハウスと言えども、内側骨組み
の被覆材15については、例えば育苗期間中は張り放し
であり、また、その後は収穫期まで開き放しにするが、
外の風圧や雨水等は直接受けないから、巻取り軸9を棚
受け部2b上へ載置するだけの使用方法を実施可能であ
る。
【0031】次に図8は、図1と同じ単重構造のフルオ
ープンハウスであるが、シート止め枠材の形状、構造が
若干異なる実施例を示している。本実施例に使用するシ
ート止め枠材16も、図9に詳示したように、アルミニ
ュームの押し出し成形品(形材)である。上下2箇所に
設けられた前面側へ開口するシート定着溝16a,16
a′の後背部が、パイプ1と交差する部分を楔式結合具
3で固定される。前記上位のシート定着溝16aの少し
下方の位置から前方へ略水平に突き出された棚受け部1
6bの前縁に、垂直上向きに数mmの高さ立ち上がる水切
り縁16dが設けられている。前記棚受け部16bの略
中間点の下面から前方へゆるやかな円弧を描きつつ下方
へ垂れ下がる形の抱持片16cが設けられ、該抱持片1
6cと前記棚受け部16b及びシート止め枠材の下半分
の前面とに囲まれた収納部16eが形成されている。前
記抱持片16cの下縁には外向きに湾曲させたカール部
16fが形成されている。
【0032】上記構成のシート止め枠材16を使用した
図8の温室は、屋根の棟からパイプ1の下り勾配に沿っ
て下向きに張設した防鳥、防虫ネット4を上位のシート
定着溝16a内へ止め線5で止着する。また、2枚目の
被覆材6はその巻き取り軸7を棚受け部16b上に載置
する。更に当該シート止め枠材16より下方の側壁部分
に張設する被覆材10の上縁部は、下位のシート定着溝
16a′内に止め線5で止着することまでは、上記第1
実施例と同じである。本実施例の特徴は、屋根の3枚目
の被覆材8を棟からパイプ1に沿って張設し水切り縁1
6dに当接させて巻き取り軸9と共に垂らしたあと、同
巻き取り軸9で逆向きに巻き上げて収納部16e内へ巻
き込み、図3で述べた回転伝達装置の機能を利用して当
該被覆材8に適度な張力を付与して固定するのである。
【0033】次に図10は、シート止め枠材2又は16
の水切り縁2d又は16dの異なる利用法を示してい
る。図1又は図8において水切り縁に当接させて垂らし
た被覆材8の巻き取り軸9は、当該被覆材8を全開させ
る際の巻き取り操作、及び当該巻き取り軸を収納部2e
又は16e内へ巻き込み収納させる操作のいずれにおい
ても、当該巻き取り軸9とシート止め枠材2との間隔H
が一定で平行状態を保つことが要求される。しかるに、
被覆材8に対する巻き取り軸9の取付け手段は、現場作
業として、巻き取り軸に数回巻き付けた被覆材をC形状
の所謂パッカーで強く挟み持たせるのであるが、これが
なかなかに面倒である。そこで図10に示したように、
下部に巻き取り軸9を支持するU形状の受け17aを持
つ一定長さの定尺吊り治具17を水切り縁2dの内側に
掛け止める。前記定尺吊り治具17はシート止め枠材2
の長手方向に数m間隔で所要数だけ設置して巻き取り軸
9を支持させると、シート止め枠材2との間隔Hは必ず
一定になり、被覆材8への取付けを極めて容易に正確に
行えるのである。
【0034】次に、図11と図12は、図2に示したシ
ート止め枠材2の収納部2e内へ被覆材8を巻き込んだ
巻き取り軸9を固定する異なる手段を示している。両者
は共に、収納部2eの下向きの開口部を閉鎖する板状の
止め板を嵌め込む手法で共通している。図11の止め板
18は単純な平板であり、下位のシート定着溝2a′と
カール部2fの上に差し込む構成であり、操作を容易に
するハンドル18aを備えている。図12の止め板19
は、下位のシート定着溝2a′へ差し込む部分に弾性的
な可撓変形部19bを設けてあり、該可撓変形部19b
を圧縮変形させつつ下位のシート定着溝2a′とカール
部2fとの間へ差し込み、又は抜き出す構成とされてい
る。図中19aは操作用のハンドルである。前記2種の
止め板18,19は、長さにして2m前後の長尺物であ
る場合と、5〜20cm程度に短い短尺物である場合とに
大別される。この点は次に説明する図13の実施例でも
同じである。
【0035】次に、図13〜図16は、図9に示したシ
ート止め枠材16の収納部16e内へ被覆材8を巻き込
んだ巻き取り軸9を固定する異なる手段を示している。
図13は前記した図11及び図12の実施例と同様に、
収納部16eの下向きの開口部を閉鎖する板状の止め板
を嵌め込む手法を示している。図13の止め板20は平
板の下部に垂直下向きの突っ張り部20bを持ち、他端
部をカール部16fの上に差し込む構成であり、操作を
容易にするハンドル20aを備えている。図14に示し
たシート止め枠材16は、棚受け部16bより少し下方
の前面中間部に浅いフック状の掛け止め部21を備えて
いる。収納部16e内へ巻き込んだ巻き取り軸9の下方
から軸受け部材22を上向きに差し込み、前記掛け止め
部21へ引っかけて巻き取り軸9を受け止めさせる構成
である。この軸受け部材22も、長さにして2m前後の
長尺物である場合と、5〜20cm程度に短い短尺物とが
ある。
【0036】図15は抱持片16cが収納部16e内に
巻き込まれた巻き取り軸9の抱持、固定の作用を確実に
奏するように当該抱持片16cの湾曲度を大きくして所
謂懐が深い構成としたものを示している。図16は抱持
片16cの内面に滑り止め効果の大きい凹凸(ギザギ
ザ)を形成して、収納部16e内に巻き込まれた巻き取
り軸9の抱持、固定の作用を確実に奏する構成の実施例
を示している。
【0037】
【本発明が奏する効果】本発明の屋根開閉システムによ
れば、第1に、当該システムの基礎を成すシート止め枠
材をハウス骨組みへ取付け固定する手段が、既往の広く
普遍的に実施されて成熟した技術になっている楔式結合
具を使用する手法によって軽便に確実に能率良く行え、
特に農業従事者に好適である。
【0038】第2に、被覆材の内面に大量に発生する結
露水は、水切り縁から棚受け部の上面へ誘導して確実に
人為的に排水でき、少なくとも巻き取り軸が結露水によ
ってびしょ濡れになって、被覆材を巻く度に結露水が飛
び散るような不都合は生じない。更に本発明の屋根開閉
システムによれば、シート止め枠材を利用して、必要に
応じて3枚まで被覆材を張設可能であり、温室の用途、
使用時期などを考慮して張設する被覆材の種類は、防
鳥、防虫ネット、通常の投光性シート、遮光ネットなど
を使い分けられる。しかも、前記3枚のうち2枚の被覆
材は巻き取り軸を用いて開閉操作することが可能であ
る。更にシート止め枠材より下方の側壁部分に張設する
被覆材の上縁部も下位のシート定着溝へ止着することが
でき、極めて良好な納まり状態に張設できる。
【0039】本発明によれば、単重構造の温室のみなら
ず、内外二重構造の温室についてもフルオープンハウス
として構築し使用することが可能であり、フルオープン
ハウスの用途、適用範囲を拡大して、需要に応えること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフルオープンハウスの屋根開閉シ
ステムの主要構造部分を示した側面方向の断面図であ
る。
【図2】前記開閉システムの主要素をなすシート止め枠
材の斜視図である。
【図3】被覆材の巻き取り手段の例を示した斜視図であ
る。
【図4】結露水の排除法を説明した側面図である。
【図5】シート止め枠材の継手を示した斜視図である。
【図6】Aは前記継手を使用しシート止め枠材を接続し
た状態の背面図、Bは集水口と排水ノズルを有する継手
を使用した排水構造の断面図である。
【図7】内外二重構造のフルオープンハウスの屋根開閉
システムの主要構造部分を示した側面方向の断面図であ
る。
【図8】異なるシート止め枠材を使用したフルオープン
ハウスの屋根開閉システムの主要構造部分を示した側面
方向の断面図である。
【図9】前記システムの主要素をなす斜視図である。
【図10】シート止め枠材の水切り縁の利用法の一を示
した説明図である。
【図11】シート止め枠材の収納部内に収納せしめた巻
き取り軸の固定法を示した側面図である。
【図12】シート止め枠材の収納部内に収納せしめた巻
き取り軸の固定法を示した側面図である。
【図13】シート止め枠材の収納部内に収納せしめた巻
き取り軸の固定法を示した側面図である。
【図14】シート止め枠材の収納部内に収納せしめた巻
き取り軸の固定法を示した側面図である。
【図15】シート止め枠材の収納部内に収納せしめた巻
き取り軸の固定法を示した側面図である。
【図16】シート止め枠材の収納部内に収納せしめた巻
き取り軸の固定法を示した側面図である。
【符号の説明】
1、1′パイプ 4 被覆材(防鳥、防虫ネット) 6 被覆材(投光性シート) 8 被覆材(遮光ネット) 10 被覆材 7 巻き取り軸 9 巻き取り軸 2 シート止め枠材 16 シート止め枠材 2a 上位のシート定着溝 16a 上位のシート定着溝 2a′ 下位のシート定着溝 16a′ 下位のシート定着溝 3 楔式結合具 2b 棚受け部 16b 棚受け部 2c シート定着溝 2e 水切り縁 16e 水切り縁 5 止め線

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根及び側壁が被覆材で覆われており、
    屋根及び側壁の被覆材は屋根の棟から下り勾配に沿って
    下向きに張設され、該被覆材は巻取り軸に巻き取ること
    により棟の位置まで上向きに開放可能に構成されている
    フルオープンハウスの屋根開閉システムにおいて、 屋根の軒の位置又は軒よりも少し下方の位置に棟方向に
    配置されたシート止め枠材の背面側には上下に少なくと
    も2箇所前面側へ開口するように設けられたシート定着
    溝の後背部が突出されており、前記後背部がハウス骨組
    みを構成するパイプと交差する部分を楔式連結具で固定
    されていること、 前記シート止め枠材の前面側には、前記上位のシート定
    着溝よりも少し下方の位置から前方へ略水平に突き出る
    棚受け部が設けられ、該棚受け部の前部から下向きに垂
    れる配置で前面側へ開口する第三のシート定着溝が水平
    方向に長く設けられ、更に前記棚受け部の前縁から上向
    きに立ち上がる水切り縁が設けられており、屋根の棟か
    ら下り勾配に沿って下向きに張設され前記水切り縁に当
    接された被覆材の裾部が前記第三のシート定着溝内に弾
    性な波形状の止め線により止着され、その巻取り軸は被
    覆材と共に垂らされていること、 前記シート止め枠材の上下に2箇所設けられたシート定
    着溝のうち下位のシート定着溝に、ハウス側壁に張設さ
    れた被覆材の上縁部が弾性な波形状の止め線により止着
    されていること、をそれぞれ特徴とするフルオープンハ
    ウスの屋根開閉システム。
  2. 【請求項2】 屋根及び側壁が被覆材で覆われており、
    屋根及び側壁の被覆材は屋根の棟から下り勾配に沿って
    下向きに張設され、該被覆材は巻取り軸に巻き取ること
    により棟の位置まで上向きに開放可能に構成されている
    フルオープンハウスの屋根開閉システムにおいて、 屋根の軒の位置又は軒よりも少し下方の位置に棟方向に
    配置されたシート止め枠材の背面側には上下に少なくと
    も2箇所前面側へ開口するように設けられたシート定着
    溝の後背部が突出されており、前記後背部がハウス骨組
    みを構成するパイプと交差する部分を楔式連結具で固定
    されていること、 前記シート止め枠材の前面側には、前記上位のシート定
    着溝よりも少し下方の位置から前方へ略水平に突き出る
    棚受け部が設けられ、屋根の棟から下り勾配に沿って下
    向きに張設された一の被覆材の巻取り軸が前記棚受け部
    の上に載置されていること、 前記シート止め枠材の前面側の前記棚受け部の前部から
    下向きに垂れる配置で前面側へ開口する第三のシート定
    着溝が水平方向に長く設けられ、また、前記棚受け部の
    前縁から上向きに立ち上がる水切り縁が設けられてお
    り、屋根の棟から下り勾配に沿って下向きに張設され前
    記水切り縁に当接された一の被覆材の裾部が前記第三の
    シート定着溝内に弾性な波形状の止め線により止着さ
    れ、その巻取り軸は被覆材と共に垂らされていること、 前記シート止め枠材の上下に2箇所設けられたシート定
    着溝のうち下位のシート定着溝内に、ハウス側壁に張設
    された被覆材の上縁部が弾性な波形状の止め線により止
    着されていること、をそれぞれ特徴とするフルオープン
    ハウスの屋根開閉システム。
  3. 【請求項3】 屋根及び側壁が被覆材で覆われており、
    屋根及び側壁の被覆材は屋根の棟から下り勾配に沿って
    下向きに張設され、該被覆材は巻取り軸に巻き取ること
    により棟の位置まで上向きに開放可能に構成されている
    フルオープンハウスの屋根開閉システムにおいて、 屋根の軒の位置又は軒よりも少し下方の位置に棟方向に
    配置されたシート止め枠材の背面側には上下に少なくと
    も2箇所前面側へ開口するように設けられたシート定着
    溝の後背部が突出されており、前記後背部がハウス骨組
    みを構成するパイプと交差する部分を楔式結合具で固定
    されていること、 前記シート止め枠材の上位のシート定着溝に、屋根の棟
    から下り勾配に沿って下向きに張設された防鳥、防虫ネ
    ットの裾部が弾性な波形状の止め線により止着されてい
    ること、 前記シート止め枠材の前面側には、前記上位のシート定
    着溝よりも少し下方の位置から前方へ略水平に突き出る
    棚受け部が設けられ、屋根の棟から下り勾配に沿って下
    向きに張設された被覆材の巻取り軸が前記棚受け部上に
    載置されていること、 前記シート止め枠材の前面側の前記棚受け部の前部から
    下向きに垂れる配置で前面側へ開口する第三のシート定
    着溝が水平方向に長く設けられ、また、前記棚受け部の
    前縁から上向きに立ち上がる水切り縁が設けられてお
    り、屋根の棟から下り勾配に沿って下向きに張設され前
    記水切り縁に当接された遮光シートの裾部が前記第三の
    シート定着溝内に弾性な波形状の止め線により止着さ
    れ、その巻取り軸は遮光シートと共に垂らされているこ
    と、 前記シート止め枠材の上下に2箇所設けられたシート定
    着溝のうち下位のシート定着溝に、ハウス側壁に張設さ
    れた被覆材の上縁部が弾性な波形状の止め線により止着
    されていること、をそれぞれ特徴とするフルオープンハ
    ウスの屋根開閉システム。
  4. 【請求項4】 屋根及び側壁が被覆材で覆われており、
    屋根及び側壁の被覆材は屋根の棟から下り勾配に沿って
    下向きに張設され、該被覆材は巻取り軸に巻き取ること
    により棟の位置まで上向きに開放可能に構成されている
    フルオープンハウスの屋根開閉システムにおいて、 屋根の軒の位置又は軒よりも少し下方の位置に棟方向に
    配置されたシート止め枠材には背面側の上下に少なくと
    も2箇所前面側へ開口するように設けられたシート定着
    溝の後背部が突出されており、前記後背部がハウス骨組
    みを構成するパイプと交差する部分を楔式結合具で固定
    されていること、 前記シート止め枠材の前面側には、前記上位のシート定
    着溝よりも少し下方の位置から前方へ略水平に突き出る
    棚受け部が設けられ、該棚受け部の下面から下向きに垂
    れる抱持片と前記棚受け部及びシート止め枠材の下半分
    の前面とで囲まれ下向きに開口する収納部が設けられ、
    前記棚受け部の前縁から上向きに立ち上がる水切り縁が
    設けられており、屋根の棟から下り勾配に沿って下向き
    に張設され前記水切り縁に当接された被覆材の裾部は巻
    取り軸に巻いて前記収納部内に収めて固定されているこ
    と、 前記シート止め枠材の上下に2箇所設けられたシート定
    着溝のうち下位のシート定着溝に、ハウス側壁に張設さ
    れた被覆材の上縁部が弾性な波形状の止め線により止着
    されていること、をそれぞれ特徴とするフルオープンハ
    ウスの屋根開閉システム。
  5. 【請求項5】 屋根及び側壁が被覆材で覆われており、
    屋根及び側壁の被覆材は屋根の棟から下り勾配に沿って
    下向きに張設され、該被覆材は巻取り軸に巻き取ること
    により棟の位置まで上向きに開放可能に構成されている
    フルオープンハウスの屋根開閉システムにおいて、 ハウスの横断面はハウス骨組みが内外二重に略相似形に
    形成されており、内外のハウス骨組みにおける屋根の軒
    の位置又は軒よりも少し下方の位置に棟方向に配置され
    たシート止め枠材には背面側の上下に少なくとも2箇所
    前面側へ開口するように設けられたシート定着溝の後背
    部が突出されており、前記後背部がハウス骨組みを構成
    するパイプと交差する部分を楔式結合具で固定されてい
    ること、 前記シート止め枠材の前面側には、前記上位のシート定
    着溝よりも少し下方の位置から前方へ略水平に突き出る
    棚受け部が設けられ、該棚受け部の前部から下向きに垂
    れる垂れ壁と前記棚受け部及びシート止め枠材の下半分
    の前面とで囲まれ下向きに開口する収納部が設けられ、
    前記棚受け部の前縁から上向きに立ち上がる水切り縁が
    設けられており、屋根の棟から下り勾配に沿って下向き
    に張設され前記水切り縁に当接された被覆材の裾部は巻
    取り軸に巻いて前記収納部内に収めて固定されているこ
    と、 前記シート止め枠材の上下に2箇所設けられたシート定
    着溝のうち下位のシート定着溝に、ハウス側壁に張設さ
    れた被覆材の上縁部が弾性な波形状の止め線により止着
    されていること、をそれぞれ特徴とするフルオープンハ
    ウスの屋根開閉システム。
  6. 【請求項6】 屋根及び側壁が被覆材で覆われており、
    屋根及び側壁の被覆材は屋根の棟から下り勾配に沿って
    下向きに張設され、該被覆材は巻取り軸に巻き取ること
    により棟の位置まで上向きに開放可能に構成されている
    フルオープンハウスの屋根開閉システムにおいて、 ハウスの横断面はハウス骨組みが内外二重に略相似形に
    形成されており、内外のハウス骨組みの外面であって屋
    根の軒の位置又は軒よりも少し下方の位置に棟方向に配
    置されたシート止め枠材には背面側の上下に少なくとも
    2箇所前面側へ開口するように設けられたシート定着溝
    の後背部が突出されており、前記後背部がハウス骨組み
    を構成するパイプと交差する部分を楔式結合具で固定さ
    れていること、 前記シート止め枠材の前面側には、前記上位のシート定
    着溝よりも少し下方の位置から前方へ略水平に突き出る
    棚受け部が設けられ、該棚受け部の前部から下向きに垂
    れる配置で前面側へ開口する開口部が幅狭のシート定着
    溝が設けられ、前記シート定着溝の背後に前記棚受け部
    及びシート止め枠材の下半分の前面とで囲まれ下向きに
    開口する収納部が設けられ、前記棚受け部の前縁から上
    向きに立ち上がる水切り縁が設けられており、屋根の棟
    から下り勾配に沿って下向きに張設され前記水切り縁に
    当接された被覆材の裾部は前記シート定着溝内に弾性な
    波形状の止め線により止着され、その巻取り軸は被覆材
    と共に垂らされていること、 前記シート止め枠材の上下に2箇所設けられたシート定
    着溝のうち下位のシート定着溝に、ハウス側壁に張設さ
    れた被覆材の上縁部が弾性な波形状の止め線により止着
    されていること、をそれぞれ特徴とするフルオープンハ
    ウスの屋根開閉システム。
  7. 【請求項7】 請求項1又は2又は3又は6に記載した
    シート止め枠材の前面の棚受け部の前部から下向きに垂
    れる配置で前面側へ開口するように設けられた第三のシ
    ート定着溝の背後に、前記棚受け部及びシート止め枠材
    の下半分の前面で囲まれ下向きに開口する収納部が設け
    られ、屋根の棟から下り勾配に沿って下向きに張設され
    裾部を前記第三のシート定着溝内に弾性な波形状の止め
    線により止着された被覆材の巻取り軸又は止着されるこ
    となく被覆材と共に垂らされた巻取り軸は、逆向きに巻
    き上げることによって前記収納部内に収められているこ
    とを特徴とする、フルオープンハウスの屋根開閉システ
    ム。
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