JPH05300293A - 音声格納機能付ファクシミリ装置 - Google Patents

音声格納機能付ファクシミリ装置

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Publication number
JPH05300293A
JPH05300293A JP4097736A JP9773692A JPH05300293A JP H05300293 A JPH05300293 A JP H05300293A JP 4097736 A JP4097736 A JP 4097736A JP 9773692 A JP9773692 A JP 9773692A JP H05300293 A JPH05300293 A JP H05300293A
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Application number
JP4097736A
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English (en)
Inventor
Masami Fukuda
正巳 福田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明は、電話回線Lより送信された音声情
報と、この音声情報に対応する画情報とを記憶部13に
格納し、制御部16により音声情報と、この音声情報に
対応する画情報とを、それぞれ、音声情報出力部14と
画情報出力部15とから出力する様制御している。 【効果】 記憶部13において、電話回線Lより送信さ
れた音声情報と、この音声情報に対応する画情報とを対
応づけて記憶し、管理できるため、送信した音声情報に
関連する文書をファクシミリ通信で送りたい場合に「文
章を送ります。」などのメッセージを入れたり、送信し
た画情報に関連するメッセージを更に音声で伝えたい場
合に画情報に「メッセージを送ります。」などを記入し
たりする手間が省ける。また、音声情報と画情報とを受
信する際、1通信の受信で行なえる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、音声格納機能の付い
たファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、送信側が画情報を送信し、更にこ
の画情報に関する音声メッセージをも送信したい場合
は、画情報を送信した後に送信側の操作者が受信側の操
作者に電話をかけてメッセージを伝えるという方法を用
いていた。また、留守番電話機能付ファクシミリ装置と
いうものが実用化されているが、この装置は、ファクシ
ミリ装置にテープレコーダの様な音声録音装置が一体化
されたものである。従来の留守番電話機能付ファクシミ
リ装置を図9のブロック図を参照して説明する。
【0003】電話回線Lは切替器1を介して、音声A/
D,D/A変換部3または、モデム7に接続される。こ
の切替器1は切替器制御部2によって制御され、音声情
報または画情報のいずれかを記憶させたり、出力させた
りするよう切替えられるものである。
【0004】音声A/D,D/A変換部3は、音声情報
記憶部4に接続され、電話回線Lから受信されたアナロ
グ情報としての音声情報を音声情報記憶部4に格納させ
るためにディジタル情報に変換したり、音声情報記憶部
4にディジタル情報として格納された音声情報をアナロ
グ情報に変換したり、また、音声情報記憶部4に格納さ
れている案内音声情報、例えば「メッセージを入れてく
ださい」などの情報を電話回線Lに送信するためにアナ
ログ情報に変換したりするものである。音声情報記憶部
4は、電話回線Lから受信された音声情報を格納した
り、電話回線Lを介して相手側へ送信すべき案内音声情
報を格納したりするものである。スピーカ5は、音声A
/D,D/A変換部3でアナログ情報に変換された音声
情報を出力するものである。
【0005】音声情報制御部6は、電話回線Lより受信
された音声情報を音声情報記憶部4に格納させ、また、
音声情報記憶部4に格納された音声情報をスピーカ4か
ら出力させるよう、音声A/D,D/A変換部3,音声
情報記憶部4,スピーカ5を制御している。また、モデ
ム7は送信側で変調され電話回線Lから受信された画情
報を復調するためのものであり、コーデック8に接続さ
れている。
【0006】コーデック8は、モデム7で復調された画
情報を復号化、または符号化したり、画情報記憶部9に
格納された画情報を復号化したりするものであり、画情
報記憶部9とプリンタ10とに接続されている。画情報
記憶部9は、電話回線Lから受信された画情報を格納し
ておくものであり、コーデック8に接続されている。プ
リンタ10は、コーデック8で復号化された画情報を出
力するものである。
【0007】画情報制御部11は、電話回線Lより受信
された画情報を画情報記憶部9に格納させ、また、画情
報記憶部9に格納された画情報をプリンタ10から出力
させるよう、モデム7,コーデック8,画情報記憶部
9,プリンタ10を制御している。
【0008】操作部12は、音声情報制御部6と画情報
制御部11とに接続されており、操作者はこの操作部1
2を操作して命令を入力することにより、電話回線Lよ
り受信され、音声情報記憶部4に格納された音声情報、
または画情報記憶部9に格納された画情報を出力するこ
とができる。なお、図9においては、音声情報または画
情報の流れは実線で示し、制御信号の流れは破線で示し
てある。次に、この装置の動作について簡単に説明す
る。
【0009】相手側からの発呼を受けて、電話回線Lが
継がると、まず、切替器制御部2によって切替器1が音
声A/D,D/A変換部3に継がる。そして、音声情報
記憶部4に格納された案内音声情報が音声A/D,D/
A変換部3,切替器1を介して電話回線Lに出力され、
相手側に送られる。
【0010】次に、電話回線Lを介して相手側から送信
されたアナログ情報としての音声情報は、音声A/D,
D/A変換部3を介してディジタル情報に変換され、音
声情報記憶部4に格納される。音声情報の受信が終了す
ると、切替器制御部2によって切替器1がモデム7に継
がる。そして、電話回線Lを介して相手側から送信され
た画情報はモデム7において復調され、コーデック8に
おいて復号化され、この装置にあった符号化が施され
る。この符号化された画情報が画情報記憶部9に送られ
格納される。
【0011】このように格納された音声情報は、操作部
12が操作されると、音声A/D,D/A変換部3に送
られアナログ情報に変換されてスピーカ5から出力され
る。また、同様に画情報は、操作部12が操作される
と、コーデック8に送られ復号化されてプリンタ10か
ら印字出力される。
【0012】以上述べたように、従来、留守番電話機能
付ファクシミリ装置では、音声情報と画情報とが、音声
情報記憶部4と画情報記憶部9とに別々に格納され、ま
た、音声情報の入出力と画情報の入出力とが音声情報制
御部6と画情報制御部11とに別々に制御されていた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の留守番電話機能付ファクシミリ装置によれば、音声情
報と画情報とが互いに別々に格納され、音声情報と画情
報とでは制御部が異なるものであった。
【0014】よって、音声情報と画情報とを関連させて
出力することはできず、送信側では、送信した画情報に
関連するメッセージを更に音声で伝えたい場合には、画
情報に「メッセージを送ります。」などと記入したり、
また、送信した音声情報に関連する文書をファクシミリ
で送りたい場合には、音声情報に「文書を送ります。」
などのメッセージを入れたりする手間がかかるという欠
点が生じていた。また、音声情報と画情報とを受信する
場合、1通信では受信できず、音声情報と画情報とを別
々に受信する必要があるため2通信の受信を行なう手間
がかかるという欠点も生じていた。
【0015】そこで、本発明は、上記欠点を除去し、音
声情報と画情報とを1つの制御部で制御を行うため、互
いに関連させて出力でき、互いに関連する画情報と音声
情報とを受信する場合、1通信で受信することのできる
音声格納機能付ファクシミリ装置を提供することを目的
とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
めに、本発明では電話回線より受信された音声情報と、
この音声情報に対応する画情報とを記憶する記憶手段
と、この記憶手段に格納された音声情報を出力する音声
情報出力手段と、前記記憶手段に格納された画情報を出
力する画情報出力手段と、操作者により、所定の操作が
なされるべき操作手段と、この操作手段にて前記所定の
操作がなされた場合に、前記記憶手段に格納された音声
情報及びこの音声情報に対応する画情報を互いに関連付
けて、各々前記音声情報出力手段及び前記画情報出力手
段から出力させるよう制御する制御手段とを具備してい
る。
【0017】
【作用】本発明では、音声情報と画情報とを対応づけて
記憶し、管理できるため、音声情報と画情報とを互いに
関連付けて出力でき、受信の際も1通信の受信で行なう
ことを可能にできる。
【0018】
【実施例】本発明の実施例を図1及至図7を参照して詳
細に説明する。なお、図8と同じ部分には同一の符号を
付してその説明の一部を省略する。
【0019】図1において電話回線Lは切替器1を介し
て、音声A/D,D/A変換部3またはモデム7のいず
れかに接続されている。この音声A/D,D/A変換部
3は記憶部13と音声情報出力部14とに接続されてお
り、電話回線Lから受信されたアナログ情報としての音
声情報を記憶部13に格納させるためにディジタル情報
に変換したり、記憶部13にディジタル情報として格納
されている案内音声情報を相手側に送信するためにアナ
ログ情報に変換したり、電話回線Lから受信され、記憶
部13に格納された音声情報を出力するためにアナログ
情報に変換するものである。
【0020】記憶部13は複数のRAM(Random
Access Memory:書換可能なメモリ)か
ら構成され、電話回線Lから受信された音声情報と画情
報とを対応させて格納し、管理しておくものであり、音
声A/D,D/A変換部3とコーデック8とに接続され
ている。
【0021】音声情報出力部14は、電話回線Lから受
信され、記憶部13に格納された音声情報を出力する、
例えばスピーカである。また、モデム7は相手側で変調
され電話回線Lから受信した画情報を復調するためのも
のであり、コーデック8に接続されている。コーデック
8は、モデム7で復調された画情報を復号化、または符
号化したり、記憶部13に格納された画情報を復号化し
たりするものであり、記憶部13と画情報出力部15と
に接続されている。画情報出力部15は、電話回線Lか
ら受信され、記憶部13に格納された画情報を出力す
る、例えばプリンタや液晶パネル、CRT等である。
【0022】制御部16は、切替器1、音声A/D,D
/A変換部3,音声情報出力部14,モデム7,コーデ
ック8,画情報出力部15,記憶部13を制御し、電話
回線Lより受信された音声情報と画情報とを記憶部13
に格納させ、それぞれ、音声情報出力部14と画情報出
力部15とから出力させる。
【0023】操作部12は制御部16に接続されてお
り、操作者はこの操作部12を操作して命令を入力する
ことにより、電話回線Lより受信され、記憶部13に格
納された音声情報、または画情報を出力することができ
る。なお、図1においては、音声情報または画情報の流
れは実線で示し、制御部16からの制御信号の流れは破
線で示してある。次に、本発明の装置の動作について図
2も参照しつつ説明する。なお、図2において本発明の
装置は受信側にあることとする。
【0024】送信側から電話回線Lを介して呼出しがあ
ると、受信側では呼出信号aを検出する。そして、制御
部16は電話回線Lと音声A/D,D/A変換部3とを
接続するよう切替器1を制御し記憶部13に格納されて
いる案内音声情報bを音声A/D,D/A変換部3に送
り、アナログ情報に変換して切替器1を介して電話回線
Lから、発信側に送出させる。次に、送信側から音声情
報cが送信されると、電話回線Lを介して音声A/D,
D/A変換部3に送られ、音声情報cはディジタル情報
に変換されて記憶部13に格納される。この記憶部13
に音声情報cが格納される手順を図3(a)を用いて説
明する。
【0025】入出力制御部16(a)、CPU16
(b)は図1の制御部16の一部分であり、記憶部13
に対する音声情報,画情報の入出力は入出力制御部16
(a)により制御されている。
【0026】まず、CPU16(b)は入出力制御部1
6(a)に対して、格納すべき記憶部13のアドレスと
データ長を指定する。電話回線Lより受信された音声情
報cは前述したように音声A/D,D/A変換部3にお
いて所定バイト分ディジタル情報に変換されることによ
り、音声A/D,D/A変換部3は入出力制御部16
(a)に対してディジタル情報を送出する準備ができた
としてその旨を示すREQ0(Request0)信号
を送出する。入出力制御部16(a)はCPU(b)か
ら指定されたアドレスとデータ長により、記憶部13の
メモリを選択するCS(Chip Select)信号
と、音声情報cを格納すべきアドレスとを記憶部13に
対して送出することにより、音声A/D,D/A変換部
3に対して記憶部13において音声情報を格納する準備
ができたとして、その旨を示すACK0(Acknow
ledge0)信号を送出する。
【0027】また、入出力制御部16(a)は、音声情
報cを読み出すのか書き込むのかを判断するR/W(R
ead/Write)信号、この場合は書き込みを指定
するWrite信号を記憶部13に送出し、音声A/
D,D/A変換部3から送出された音声情報cを記憶部
13に格納する。以上のように、音声情報cは記憶部1
3に格納される。
【0028】なお、受信側にて音声の無音状態を所定時
間以上検出すると、音声情報cが終了したものと判断
し、制御部16が切替器1をモデム7側に切替える。そ
して、受信側から送信側にファクシミリ装置であること
を知らせるCED(Called station i
dentification:被呼局識別信号)及び、
標準機能を提示するDIS(Digital iden
tificationsignal:ディジタル識別信
号)を送信する。
【0029】CED及びDISを受けた送信側は、DI
Sで識別される標準機能に応答するディジタル設定命令
であるDCS(Digital command si
gnal:ディジタル命令信号)を送信し、次に画情報
を送信するために準備を行なうTCF(Trainin
g check:トレーニング・チェック信号)を送信
する。そして、受信側は画情報が送信できる旨を知らせ
るCFR(Confirmation to rece
ive:受信準備確認信号)を送信側に送信する。次
に、送信側が画情報dを送信すると、電話回線Lを介し
て受信側のモデム7に送られ、復調される。そして、コ
ーデック8において復号化され、記憶部13のメモリを
有効に使用できるように符号化が施され、記憶部13に
格納される。この記憶部13に画情報dが格納される手
順を図3(a)を用いて説明する。
【0030】まず、CPU16(b)は入出力制御部1
6(a)に対して、格納すべき記憶部13のアドレスと
データ長を指定する。電話回線Lより受信された画情報
dは前述したようにコーデック8において所定バイト分
復号化されることにより、コーデック8は入出力制御部
16(a)に対して復号化された画情報を送出する準備
ができたとしてその旨を示すREQ1(Request
1)信号を送出する。入出力制御部16(a)はCPU
16(b)から指定されたアドレスとデータ長により、
記憶部13のメモリを選択するCS(Chip Sel
ect)信号と、画情報dを格納すべきアドレスとを記
憶部13に対して送出することにより、コーデック8に
対して記憶部13において画情報dを格納する準備がで
きたとして、その旨を示すACK1(Acknowle
dge1)信号を送出する。
【0031】また、入出力制御部16(a)は画情報d
を読み出すのか書き込むのかを判断するR/W(Rea
d/Write)信号,この場合は、書き込みを指定す
るWrite信号を記憶部13に送出し、コーデック8
から送出された画情報dを記憶部13に格納する。以上
のように、画情報dは記憶部13に格納される。
【0032】図2において、画情報dの1頁分の送信が
終了すると、その頁の終了を知らせるEOP(End
of procedure:手順終了信号)を受信側に
送信する。受信側は、送信側に対して画情報dの1頁分
が正常に受信できたことを知らせるMCF(Messa
ge confirmation:メッセージ確認信
号)を送信する。画情報dが複数頁ある場合はこの信号
の送受を繰り返す。
【0033】画情報dの送信を終了する場合、送信側は
画情報の終了と電話回線Lを切断する旨を知らせるDC
N(Disconnect:回線切断信号)を受信側に
送信する。このようにして、送信側から受信側への画情
報dの送信が行われる。ここで、記憶部13に格納され
た音声情報cと画情報dとの対応について図4を用いて
説明する。
【0034】記憶部13には、格納された音声情報cと
画情報dとのアドレスが対応しているテーブルがある。
つまり、図4(a)に示すように、音声情報cを格納す
る際にCPU16(b)より指定され、入出力制御部1
6(a)から送出された音声情報アドレスと、画情報d
を格納する際にCPU16(b)より指定され入出力制
御部16(a)から送出された画情報アドレスとを対応
させて格納しておく。そして、音声情報cと画情報dと
は、例えば図5(b)や図5(c)に示すように対応し
て格納されている。以上述べたように、音声情報と画情
報とは記憶部13に対応付けられて格納される。
【0035】次に、音声情報cの出力手順について図3
(b)を用いて説明する。まず、CPU16(b)が入
出力制御部16(a)に対して、音声情報cの格納され
た記憶部13のアドレスとデータ長を指定すると、入出
力制御部16(a)はこのアドレスとデータ長により、
記憶部13のメモリを選択するCS(Chip Sel
ect)信号を記憶部13に対して送出し、音声情報c
の格納された記憶部13のメモリを選択する。そして、
入出力制御部16(a)は音声情報cの読み出しを指定
するRead信号を記憶部13に送出し、音声情報を読
み出されることにより格納された音声情報が出力する準
備ができたとしてその旨を示すACK2(Acknow
ledge2)信号を音声A/D,D/A変換部3に対
して送出する。
【0036】次に、音声A/D,D/A変換部3は、記
憶部13において格納された音声情報が所定バイト分だ
け読み出されることにより、アナログ情報に変換する準
備ができたとして入出力制御部16(a)に対してRE
Q2(Request2)信号を送出する。そして、格
納された音声情報cが音声A/D,D/A変換部3に送
られ、アナログ情報に変換される。以上のように音声情
報cは記憶部13から送出され、音声A/D,D/A変
換部3においてアナログ情報に変換されて音声情報出力
部14から出力される。
【0037】次に、画情報dの出力手順について図3
(b)を用いて説明する。まず、CPU16(b)が入
出力制御部16(a)に対して、画情報dの格納された
記憶部13のアドレスとデータ長を指定すると、入出力
制御部16(a)はこのアドレスとデータ長により、記
憶部13のメモリを選択するCS(Chip Sele
ct)信号を記憶部13に対して送出し、画情報dの格
納された記憶部13のメモリを選択する。そして、入出
力制御部16(a)は画情報dの読み出しを指定するR
ead信号を記憶部13に送出し、画情報dを読み出す
と、格納された画情報dが出力する準備ができたとして
その旨を示すACK3(Acknowledge3)信
号をコーデック8に対して送出する。
【0038】次に、コーデック8は、記憶部13におい
て格納された画情報dが所定バイト分だけ読み出される
ことにより、復号化される準備ができたとして入出力制
御部16(a)に対してREQ3(Request3)
信号を送出する。そして、格納された画情報dがコーデ
ック8に送られ、復号化される。以上のように、画情報
dは記憶部13から送出され、コーデック8において復
号化されて画情報出力部15から出力される。次に、音
声情報cと画情報dの出力手段の一例について図5を用
いて説明する。
【0039】まず、ステップA1 において、音声情報と
画情報とが受信され、記憶部13に格納されている時に
は、ステップA2 に進む。また、格納されていない時に
はこの動作は終了する。ステップA2 において、受信さ
れた音声情報と画情報とが記憶部13に格納されている
旨が、例えば「メッセージとファクシミリが届いていま
す」等の画情報として画情報出力部15の1つである液
晶パネルに表示される。ステップA3 において、操作部
12を操作することにより、記憶部13に格納された画
情報が液晶パネルに表示される。ステップA4 におい
て、再度操作部12が操作されると、液晶パネルに表示
されている画情報に対応する音声情報を出力すべく、記
憶部13に格納された音声情報が音声情報出力部14の
1つであるスピーカから出力される(ステップA5 )。
また、操作部12が操作されない場合は、音声情報を出
力しない。
【0040】次に、ステップA6 において、再度操作部
12が操作されると、液晶パネルに表示されている画情
報を印字すべく、記憶部13に格納された画情報が画情
報出力部15の1つであるプリンタから印字される(ス
テップA7 )。また、操作部12が操作されない場合
は、画情報を出力しない。
【0041】以上のように、操作部12が操作され、制
御部13が音声情報出力部14と画情報出力部15とが
制御されることにより、音声情報と画情報とが対応して
出力される。
【0042】この実施例においては、案内音声情報bは
図1における記憶部13に格納されていると説明してい
るが、他の実施例として、記憶部13とは別のメモリに
格納されていてもよい。この場合、この別のメモリも制
御部16に制御されており、案内音声情報bは音声A/
D,D/A変換部3,切替器1を介して電話回線Lに送
出される。また、この実施例においては、音声情報cの
終了を無音状態を所定時間以上検出することにより判断
すると説明しているが、他の実施例として送信側が所定
信号、例えば「#0」などの押しボタンに対応するPB
信号を送信することにより、受信側が音声情報の終了を
判断するようにしても良い。次に、音声情報と画情報と
の夫々の出力手段の他の実施例について図6ないし図7
を用いて説明する。
【0043】複数の音声情報と画情報とが受信され、記
憶部13に格納されている時には、まず、ステップB1
おいて、画情報出力部15の1つである液晶パネルにそ
の旨が表示される。ステップB2 おいて、操作部12が
操作されると、記憶部13に格納されている画情報と、
この画情報に対応する音声情報の一覧表が図7に示す様
に液晶パネルに表示される。図7に示す様にこの一覧表
では、画情報に番号を付け、送信元の電話番号を表示
し、音声の有無についても表示される。ステップB3
おいて、画情報の番号が操作部12から入力されると、
ステップB4 において、入力された番号の画情報が液晶
パネルに表示される。ステップB5 において、再度操作
部12が操作されると、液晶パネルに表示されている画
情報に対応する音声情報を出力すべく、記憶部13に格
納された音声情報が音声情報出力部14の1つであるス
ピーカから出力される(ステップB6 )。また、操作部
12が操作されない場合は、音声情報を出力しない。
【0044】次に、ステップB7 において、再度操作部
12が操作されると、液晶パネルに表示されている画情
報を印字すべく、記憶部13に格納された画情報が画情
報出力部15の1つであるプリンタから印字される(ス
テップB8 )。また、操作部12が操作されない場合
は、画情報を出力しない。ステップB9 において、他の
画情報を表示し、記録したい場合はステップB2 にもど
り、同様な動作を繰り返す。画情報出力部15としてプ
リンタだけを用いる他の実施例も可能であり、これにつ
いて図8を用いて説明する。
【0045】まず、この実施例は、画情報を受信した
際、記憶部13に格納せずそのまま、画情報出力部15
の1つであるプリンタにおいて印字して出力する。その
出力の際に印字した用紙に、音声情報がある場合はその
旨と音声情報が格納されている番号とを印字する。そし
て、ステップC1 において、操作部12を操作して番号
を入力し、ステップC2 において、入力された番号の音
声情報がスピーカから出力される。ステップC3 におい
て、他の音声情報も出力したい場合は、ステップC1
もどり同様な操作を繰り返す。
【0046】音声情報と画情報との格納順序は、本実施
例においては音声情報が格納されて、次に画情報が格納
されるように説明しているが、他の実施例として、逆の
場合も可能である。
【0047】つまり、図3において、まず画情報dの送
受が行なわれ、記憶部13に格納される。次に、受信側
から案内音声情報bが送信側に送信されて、音声情報c
が送信側から送信され、記憶部13に格納される。格納
の方法、出力の方法などについては前述した実施例と同
様である。
【0048】また、本実施例においては受信した画情報
dは復号化され、そして記憶部13のメモリを有効に使
用できるように符号化がされ、記憶部13に格納される
と説明しているが、コーデック8を用いずに、この部分
に復号化器を用いることも可能である。つまり、この場
合送信側において変調され符号化された画情報dが受信
側で復調されて記憶部13に格納される。
【0049】また、本実施例においては、音声情報cと
画情報dとは記憶部13という同一のメモリに格納され
ると説明しているが、他の実施例としては音声情報cと
画情報dとをそれぞれ別々のメモリに格納して同一の制
御部で制御することも可能である。例えば、音声情報c
を格納するには磁気録音テープを用い、アナログ信号と
して格納する。そして画情報dを格納するにはRAMを
用いて格納する。この実施例の場合は、音声情報cはア
ナログ信号として格納するので、音声A/D,D/A変
換部3は必要なくなる。
【0050】以上説明したように、本発明の実施例によ
れば、記憶管理するメモリとしてICメモリなどのRA
Mを用いることにより処理速度が速くなる。また、画情
報出力部15である液晶パネルを用いることにより視覚
的にも速く見ることができる。そして、画情報出力部で
ある液晶パネルで画情報を表示しながら音声情報出力部
であるスピーカから音声情報を聞けるという具合いに、
画情報に関する説明である音声情報がわかりやすくでき
る。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、音声情報と画情報とを
対応づけて記憶し、管理できるため、送信した音声情報
に関連する文書をファクシミリ通信で送りたい場合に音
声情報に「文書を送ります。」などのメッセージを入れ
たり、送信した画情報に関連するメッセージを更に音声
で伝えたい場合に画情報に「メッセージを送ります。」
などを記入したりする手間が省ける。また、音声情報と
画情報とを受信する際、1通信の受信で行なえるという
効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例における送信側と受信側との
信号の送受を示す図である。
【図3】本発明の一実施例における音声情報と画情報と
を入出力する構成を示すブロック図である。
【図4】図1の記憶部13における音声情報と画情報と
の格納の様子を示す図である。
【図5】本発明の一実施例における音声情報と画情報と
の出力手順のフローチャートである。
【図6】本発明の他の実施例における音声情報と画情報
との出力手順のフローチャートである。
【図7】図6の他の実施例において液晶パネルに表示さ
れる画情報と音声情報との一覧表の一例を示す図であ
る。
【図8】本発明の他の実施例における音声情報と画情報
との出力手順のフローチャートである。
【図9】従来技術である留守番電話機能付ファクシミリ
装置の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…切替器、2…切替器制御部、3…音声A/D,D/
A変換部、4…音声情報記憶部、5…スピーカ、6…音
声情報制御部、7…モデム、8…コーデック、9…画情
報記憶部、10…プリンタ、11…画情報制御部、12
…操作部、13…記憶部、14…音声情報出力部、15
…画情報出力部、16…制御部、16(a)…入出力制
御部、16(b)…CPU、a…呼出信号、b…案内音
声情報、c…音声情報、d…画情報

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線より受信された音声情報と、こ
    の音声情報に対応する画情報とを記憶する記憶手段と、
    この記憶手段に格納された音声情報を出力する音声情報
    出力手段と、前記記憶手段に格納された画情報を出力す
    る画情報出力手段と、操作者により、所定の操作がなさ
    れるべき操作手段と、この操作手段にて前記所定の操作
    がなされた場合に、前記記憶手段に格納された音声情報
    及びこの音声情報に対応する画情報を互いに関連付け
    て、各々前記音声情報出力手段及び前記画情報出力手段
    から出力させるよう制御する制御手段とを具備すること
    を特徴とする音声格納機能付ファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 記憶手段がRAMであることを特徴とす
    る請求項1記載の音声格納機能付ファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 記憶手段がRAM及び磁気記録媒体であ
    ることを特徴とする請求項1記載の音声格納機能付ファ
    クシミリ装置。
  4. 【請求項4】 音声情報出力手段が拡声装置であること
    を特徴とする請求項1記載の音声格納機能付ファクシミ
    リ装置。
  5. 【請求項5】 画情報出力手段が画像表示装置及び印字
    装置であることを特徴とする請求項1記載の音声格納機
    能付ファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 画情報出力手段が印字装置であることを
    特徴とする請求項1記載の音声格納機能付ファクシミリ
    装置。
JP4097736A 1992-04-17 1992-04-17 音声格納機能付ファクシミリ装置 Pending JPH05300293A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0703692A2 (en) 1994-08-26 1996-03-27 Hitachi, Ltd. Speech message recording and reproducing method and apparatus
JPH0918620A (ja) * 1995-06-30 1997-01-17 Sanyo Electric Co Ltd ファクシミリ装置

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