JPH05299906A - 高周波多層集積回路 - Google Patents

高周波多層集積回路

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JPH05299906A
JPH05299906A JP4101178A JP10117892A JPH05299906A JP H05299906 A JPH05299906 A JP H05299906A JP 4101178 A JP4101178 A JP 4101178A JP 10117892 A JP10117892 A JP 10117892A JP H05299906 A JPH05299906 A JP H05299906A
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high frequency
dielectric
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dielectric constant
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Kazuo Eda
和生 江田
Yutaka Taguchi
豊 田口
Katsuyuki Miyauchi
克行 宮内
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 より一層の高密度化を可能とし、小型化が実
現でき、また、電磁界結合による高周波特性の劣化を回
避できる高周波多層集積回路を提供すること。 【構成】上下に接地電極3、4を有する第1誘電体2に
埋め込まれた第1ストリップライン回路部1と、接地電
極3の上に配置された誘電体5上に形成された電気回路
部8と、両回路部を接地電極3を貫通して電気的に接続
しているビアホール6と、接地電極4の下に形成された
第2誘電体11に埋め込まれた第2ストリップライン回
路部10とを有し、第1誘電体2の誘電率を第2誘電体
11の誘電率より十分小さくした高周波多層集積回路で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高周波帯域の信号を扱
う、多層化された高周波多層集積回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、高周波集積回路としては、半導体
基板上に能動素子と受動部品を一体に集積化したモノリ
シック集積回路や、アルミナなどの誘電体基板の上に、
各種能動素子や受動部品を一体に集積化したハイブリッ
ド集積回路等が知られている。一般に、そのモノリシッ
ク集積回路は単層構造となっている。またアルミナ基板
などの誘電体を用いたものでは、電気回路が多層構造に
なっているものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近時小型化
の流れのなかで、部品のより一層の高密度化が要求され
ているが、上記のモノリシック集積回路では、単層構造
における集積化であり、したがって、部品の大きさが決
まると、それが同一面内にいくら詰まるかで全体の大き
さが決まる。しかし、高周波回路では、空間あるいは基
板内を通して電磁界的な結合があり、ある密度以上に高
集積化することは困難であるという課題がある。
【0004】またハイブリッド集積回路の場合、多層化
が可能であるが、従来のものでは電気配線のみを多層化
しているため、部品は、表面に実装することが必要であ
り、やはり集積、小型化に限界があるという課題があっ
た。
【0005】また、一般に高周波回路は、空間を経て電
磁界結合しやすく、それを防止するため、金属板の蓋を
上につけたりするなどのいわゆる電磁界結合を遮蔽する
ための種々の工夫が必要であり、形状が複雑になったり
大きくなったり、また遮蔽が不十分なため、高周波特性
が損なわれるなどの課題もあった。
【0006】本発明は、このような従来の高周波回路の
課題を考慮し、より一層の高密度化を可能とし、小型化
が実現でき、また、電磁界結合による高周波特性の劣化
を回避できる高周波多層集積回路を提供することを目的
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上下に接地電
極を有する誘電体に埋め込まれたストリップライン回路
部と、接地電極の少なくとも一方の上に配置された誘電
体上に形成された電気回路部と、両回路部を接地電極を
貫通して電気的に接続しているビアホールとを有する高
周波多層集積回路であって、ストリップライン回路部が
2層以上形成され、そのうちの1層の誘電体の誘電率
が、他の層の誘電体の誘電率と異なる高周波多層集積回
路である。
【0008】本発明は、その誘電率の大きい方の誘電体
に埋め込まれたストリップライン回路部に、高周波共振
回路または高周波フィルタ回路を有する高周波多層集積
回路である。
【0009】本発明は、接地電極の少なくとも一方の上
の誘電体上に形成された電気回路部に、ストリップライ
ン回路部のインピーダンス整合調整回路を有する高周波
多層集積回路である。
【0010】
【作用】本発明では、ストリップライン回路形成部の誘
電率を、回路の役割に応じて異なるものを用いた構成の
高周波多層集積回路とすることにより、高周波特性を良
好に保ったまま、回路の大幅な小型化を図ることができ
る。
【0011】例えば、フィルタ回路、共振回路、インピ
ーダンス整合調整回路等を実現できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0013】(実施例1)本発明の実施例1の高周波多
層集積回路の構造を図1に示す。図において、第1スト
リップライン回路部1は、第1埋め込み誘電体2に埋め
込まれている。そして、その第1埋め込み誘電体2の上
下に、第1ストリップライン回路部1の上部接地電極3
と下部接地電極4が配設されている。また、上部接地電
極3の上に上部誘電体5が設けられている。さらに、ビ
アホール6が、その下端を第1ストリップライン回路部
1に電気的に接続し、上部接地電極3を貫通して、その
上端を誘電体5の上まで引き出した状態で縦方向に形成
されている。上部誘電体5の表面には、上部電気回路の
配線7が配設され、また、個別部品などで構成された高
周波回路部に各種電源を供給するための直流バイアス回
路部8が配置されている。
【0014】他方、第1ストリップライン回路部1の途
中は、露出させられており、その露出部分にトランジス
タなどの電子部品9が配設されている。
【0015】下部接地電極4の下には、第1埋め込み誘
電体2と異なる誘電率を有する第2埋め込み誘電体11
が形成され、その中に、第2のストリップライン回路部
10が埋め込まれ、高周波のフィルタ回路が形成されて
いる。
【0016】また、第1ストリップライン回路部1と第
2のストリップライン回路部10とは、ビアホール13
によって接続されている。
【0017】この様な構成において、高周波電気信号
は、第1ストリップライン回路部1の左側端より入力さ
れ、その露出部に設けられたトランジスタ9に入力さ
れ、再び第1ストリップライン回路部1に戻り、図の右
側へと信号が伝送されていく。第1ストリップライン回
路部1の入力側および出力側にそれぞれ、ビアホール6
が存在し、それによって上部電気回路部8に接続されて
いる。また第1ストリップライン回路部1と第2ストリ
ップライン回路部10とは、ビアホール13によって接
続されており、第2ストリップライン回路部10のフィ
ルタ回路により、入力信号の中から特定の周波数の電気
信号のみを取り出し、次の回路部分へ信号伝送すること
が可能である。
【0018】この場合、第1埋め込み誘電体2には誘電
率約9のアルミナーガラス系誘電体を、第2埋め込み誘
電体11にはビスマスーニオブの酸化物を主成分とする
誘電率20−70の材料を用いた。フィルタ回路は精度
を上げようとすると、何段にも直列接続構成とすること
が望ましい。その場合、第1誘電体2に用いたアルミナ
ーガラス系の材料を、第2誘電体11に用いるとする
と、誘電率が10以下のため、大きな面積を必要とする
ことになる。そのため、このように誘電率の大きい材料
を第2誘電体11に用いることにより、フィルタ回路を
はるかに小さく構成することができた。
【0019】次に、このような構成の製造方法について
述べる。第1誘電体2としては、高周波特性に優れたア
ルミナに、ガラス成分とバインダーなどの有機物を加え
てスラリー状とし、ドクターブレード法などの板状化す
る手法により、厚み0.3−1ミリのシート状の、いわ
ゆるグリーンシートに加工した。次にビアホールを形成
する所定の部分に、パンチなどにより機械的に穴をあ
け、酸化銅にガラス成分とバインダーなどの有機物を加
えてペースト化したものを導体ペーストとして用い、穴
に充填、さらに、電極、配線、ストリップラインなどの
所定の形状になるように、先のグリーンシートの上に印
刷した。また第2誘電体11に用いたビスマスーニオブ
酸化物系材料も、アルミナーガラス系材料と同様グリー
ンシート化し、ビアホールを形成、電極ペーストを印刷
した。次に上記アルミナーガラス系材料からなるグリー
ンシートとビスマスーニオブ系材料からなるグリーンシ
ートを所定の構成になるように積層後、850−100
0度Cの酸化銅が還元されるに十分な還元雰囲気で焼結
させることにより、酸化銅が還元され、実施例に示す多
層構造が得られた。ストリップライン回路部1で露出し
た部分は、グリーンシートを重ねていく時、あらかじめ
その部分に空間を設けたグリーンシートを作り、重ねて
いくことにより実現できた。この後、必要箇所にそれぞ
れの個別電子部品を実装することにより、実施例1の高
周波多層集積回路の構成が得られた。このようにして作
られた電極、配線などに用いられる銅は、電気抵抗が極
めて低く、高周波回路で問題となる電極抵抗に基づく抵
抗損を極めて小さくすることができ、特に高周波多層集
積回路に有効である。銅は1000度C以上で焼結させ
ると、周囲の誘電体と反応、あるいは拡散が進むため、
1000度C以下で焼結できるようにする必要があり、
そのためにはアルミナとガラスの混合物を用いるのが良
い。ガラスの量を増すことにより、焼結温度を低くする
ことができた。またビスマスーニオブ酸化物の誘電体材
料も1000度C以下の温度で焼成することができた。
銅に代わるものとしては銀があった。但しこの場合に
は、銀粉にガラスと有機ペーストを混ぜた銀ペーストを
用い焼成した。この場合は還元雰囲気を必要としない
が、銀の融点が銅の融点よりも低いため、この場合の焼
成温度は930度C以下でなければ良好な特性は得られ
なかった。
【0020】第1ストリップライン回路部1の埋め込み
に用いている第1誘電体2の誘電率は、回路パターンを
適当な大きさにした方が設計や取り扱いが容易であり、
また伝送損失を小さくできるなどから、誘電率として1
0あるいはそれ以下のものが好ましく、アルミナーガラ
ス系の材料が適当であった。第2誘電体11としては、
回路構成の寸法上から誘電率20以上のものが好ましか
った。このように、ストリップライン回路形成部の誘電
率を、回路の役割に応じて異なるものを用いた構成の高
周波多層集積回路とすることにより、高周波特性を良好
に保ったまま、回路の大幅な小型化を図ることができ
た。
【0021】この様に、本実施例1においては、形状の
大きくなるフィルタ回路部を、ストリップライン伝送部
よりも誘電率の大きい誘電体の中に形成することによ
り、高周波回路部を効果的に小型化することができる。
【0022】(実施例2)本発明の実施例2の高周波多
層集積回路の構造を図2に示す。図において、1から9
まで、および11から13までの各構成要素は、実施例
1の場合と同様である。100は第2のストリップライ
ン回路部であり、高周波の共振回路を形成されている。
本実施例の回路構成は、その第2ストリップライン回路
部100をビアホール13によって能動素子9と電気的
に結合させたものであり、これにより発振回路を構成し
たものである。直流バイアス回路8は、能動素子9に直
流電源を供給するものであり、ビアホール6は、実施例
1又は3と同様、発振周波数などの高周波に対して減衰
もしくは遮断特性を有している。第2ストリップライン
回路部100の共振回路により、特定の周波数で発振可
能となる。共振回路は、精度を上げようとすると、実施
例1のフィルタ回路と同様、やはり形状が大きくなるた
め、実施例1の場合と同様、第2誘電体11に誘電率の
大きいものを用いた方が良く、ビスマスーニオブの酸化
物を主成分とする誘電率20−70の材料を用いた。仮
に、第1誘電体2に用いたアルミナーガラス系の材料を
第2誘電体11に用いると、誘電率が10以下のため、
大きな面積を必要とするが、第2誘電体11にこのよう
に誘電率の大きい材料を用いることにより、共振回路を
はるかに小さく構成することができた。一方、第1スト
リップライン回路部1の埋め込みに用いている第1誘電
体2の誘電率は、実施例1に述べたと同様の理由から、
誘電率として10あるいはそれ以下のものが好ましく、
アルミナーガラス系の材料が適当であった。第2誘電体
11としては、やはり誘電率20以上のものが好ましか
った。このように、ストリップライン回路形成部の誘電
率を、回路の役割に応じて異なるものを用いた構成の高
周波多層集積回路とすることにより、高周波特性を良好
に保ったまま、回路の大幅な小型化を図ることができ
た。
【0023】この様に、本実施例2においては、形状の
大きくなる共振回路部を、ストリップライン伝送部より
も誘電率の大きい誘電体の中に形成することにより、高
周波回路部を効果的に小型化することができる。
【0024】(実施例3)本発明の実施例3の高周波多
層集積回路の構造を図3に示す。図において、1から5
までと9および11から13までの構成要素は実施例1
と同様である。60は第1ストリップライン回路部1と
上部電気回路部を接続するビアホールで、高周波電気信
号を良好に伝送するように構成されている。70は上部
電気回路の配線であり、80は個別部品などで構成され
た、第1ストリップライン回路部1のインピーダンス整
合調整用電気回路部であり、1000は第2ストリップ
ライン回路部で形成されたインピーダンス整合回路部で
ある。高周波電気信号の経路と、1−5および9と11
−13までの各構成要素の機能は、実施例1と同様であ
る。入力してきた高周波電気信号はビアホール60によ
って上部電気回路部に導かれ、入力インピーダンス整合
調整回路部80を経て、再びビアホール60により第1
ストリップライン回路部1に戻り、その露出部に設けら
れたトランジスタ9に接続される。ビアホール60の形
状を第1ストリップライン回路部1の特性インピーダン
スに合うように構成することにより、高周波信号を良好
に伝送することができた。トランジスタ9の出力は、再
び第1ストリップライン回路部1からビアホール60に
よって、上部電気回路部に導かれ、出力側のインピーダ
ンス整合調整回路部80を経て、再びビアホール60に
より第1ストリップライン回路部1に戻り、図の右側へ
と信号が伝送されていく。このような構成となっている
ことから、高周波回路では、面積を必要とするインピー
ダンス整合調整回路部を、信号伝送部と多層化すること
により、回路としての必要面積を小さくすることができ
た。また調整部が表面に露出していることから、調整の
作業性も良い。第2ストリップライン回路部1000に
は、インピーダンス整合用のオープンスタブやその他の
ストリップライン回路が形成されており、これによりイ
ンピーダンス整合をより完全にするなどのことが、多層
化により面積を増やさずに可能となった。
【0025】この様に、本実施例3においては、大きい
面積を必要とする高周波のインピーダンス調整回路と、
他の高周波回路を分離、多層化しているので、多層集積
化による小型化の効果が大きい。
【0026】上記各実施例ではストリップライン回路部
を2層に多層化しているが、さらに3層、4層と多層に
することも可能であった。
【0027】実施例2、3では、その作成方法について
述べなかったが、実施例1で述べたと同様の方法により
実現できた。
【0028】またいずれの実施例においても、ストリッ
プライン回路部の接地電極の一方の側にのみ誘電体を形
成し、その上部にインピーダンス調整回路や直流バイア
ス回路を形成した例を示したが、両面に形成することも
可能であり、回路部品数が多い場合には、両面に形成す
ることにより、回路の小型化が図れることは明かであ
る。
【0029】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明は、ストリップライン回路部が2層以上形成さ
れ、そのうちの1層の誘電体の誘電率が、他の層の誘電
体の誘電率と異なるので、良好な高周波特性を保ったま
ま、回路を大幅に小型化することが可能する事が出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の略示断面図である。
【図2】本発明の実施例2の略示断面図である。
【図3】本発明の実施例3の略示断面図である。
【符号の説明】
1 第1のストリップライン回路部 2 第1のストリップライン埋め込み誘電体 3 上部接地電極 4 下部接地電極 5 上部誘電体 6 伝送高周波減衰特性を有するビアホール 60 高周波伝送用ビアホール 7 配線 8 個別電子部品などからなる表面電気回路部 80 インピーダンス整合回路部 9 トランジスタ 10 第2のストリップライン回路部(フィルタ回
路) 100 第2のストリップライン回路部(共振回路) 1000 第2のストリップライン回路部(インピー
ダンス整合回路) 11 第2のストリップライン埋め込み誘電体 12 最下部接地電極 13 ビアホール

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下に接地電極を有する誘電体に埋め込ま
    れたストリップライン回路部と、前記接地電極の少なく
    とも一方の上に配置された誘電体上に形成された電気回
    路部と、前記両回路部を前記接地電極を貫通して電気的
    に接続しているビアホールとを有する高周波多層集積回
    路であって、前記ストリップライン回路部が2層以上形
    成され、そのうちの1層の誘電体の誘電率が、他の層の
    誘電体の誘電率と異なることを特徴とする高周波多層集
    積回路。
  2. 【請求項2】誘電率の大きい方の誘電体に埋め込まれた
    ストリップライン回路部に、高周波共振回路または高周
    波フィルタ回路を有することを特徴とする請求項1記載
    の高周波多層集積回路。
  3. 【請求項3】接地電極の少なくとも一方の上の誘電体上
    に形成された電気回路部に、前記ストリップライン回路
    部のインピーダンス整合調整回路を有することを特徴と
    する請求項1記載の高周波多層集積回路。
  4. 【請求項4】接地電極の少なくとも一方の誘電体上に形
    成された電気回路部が直流バイアス回路を有することを
    特徴とする請求項1記載の高周波多層集積回路。
  5. 【請求項5】誘電率の低い誘電体がアルミナとガラスを
    主成分とし、埋め込みされた電極が銅または銀であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の高周波多層集積回路。
  6. 【請求項6】誘電率の高い誘電体の誘電率が20以上で
    あることを特徴とする請求項1記載の高周波多層集積回
    路。
  7. 【請求項7】最表層誘電体上に形成された電気回路部に
    個別部品を実装したことを特徴とする請求項1記載の高
    周波多層集積回路。
  8. 【請求項8】ストリップライン回路部の一部が露出して
    おり、その部分に個別電子部品を実装したことを特徴と
    する請求項1記載の高周波多層集積回路。
JP4101178A 1992-04-21 1992-04-21 高周波多層集積回路 Pending JPH05299906A (ja)

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