JPH05299726A - レーザ発振器 - Google Patents
レーザ発振器Info
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- JPH05299726A JPH05299726A JP4096361A JP9636192A JPH05299726A JP H05299726 A JPH05299726 A JP H05299726A JP 4096361 A JP4096361 A JP 4096361A JP 9636192 A JP9636192 A JP 9636192A JP H05299726 A JPH05299726 A JP H05299726A
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- electrode
- laser optical
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 アパーチャを廃止して簡単な構成でレーザ光
のモード次数を良好に改善する。 【構成】 放電管1乃至4は直線状に連結されており、
それらの内部にレーザガスが供給されるようになってい
る。各放電管1乃至4の外周部には電極対11乃至14
がレーザ光軸を1周するように配設されている。そし
て、各電極対11乃至14には10MHz以下の高周波
電力が供給される。このとき、レーザガスの放電周波数
が10MHz以下の場合には、電極対近傍にレーザガス
の励起に寄与しない電極層が形成される。従って、電極
層は環状に形成されるので、アパーチャを用いることな
くレーザ光のモード次数を改善することができる。
のモード次数を良好に改善する。 【構成】 放電管1乃至4は直線状に連結されており、
それらの内部にレーザガスが供給されるようになってい
る。各放電管1乃至4の外周部には電極対11乃至14
がレーザ光軸を1周するように配設されている。そし
て、各電極対11乃至14には10MHz以下の高周波
電力が供給される。このとき、レーザガスの放電周波数
が10MHz以下の場合には、電極対近傍にレーザガス
の励起に寄与しない電極層が形成される。従って、電極
層は環状に形成されるので、アパーチャを用いることな
くレーザ光のモード次数を改善することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ光軸を中心とし
て対向する複数の電極対を備えたレーザ発振器に関す
る。
て対向する複数の電極対を備えたレーザ発振器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、レーザ加工においては、使用
するレーザ光の断面の強度分布,或は集光度等は重要な
加工条件である。レーザ光の強度を示す特性としてモー
ド次数があり、TEM00,TEM01,TEM10,マルチ
モード等がある。このようなモード次数は、発振器内の
共振器を構成する出力鏡及び全反射鏡の曲率、或は励起
されたレーザガスの分布の大きさにより決定される。
するレーザ光の断面の強度分布,或は集光度等は重要な
加工条件である。レーザ光の強度を示す特性としてモー
ド次数があり、TEM00,TEM01,TEM10,マルチ
モード等がある。このようなモード次数は、発振器内の
共振器を構成する出力鏡及び全反射鏡の曲率、或は励起
されたレーザガスの分布の大きさにより決定される。
【0003】ところで、工業用レーザ発振器において
は、切断,溶接,熱処理等の加工用途毎に、レーザ出
力,モード次数等が設定されている。つまり、溶接,熱
処理を目的とした場合には、マルチモードを発振できる
大出力レーザ発振器が使用され、切断を目的とした場合
には、TEM00モードを中心としたモードが設定された
小出力発振器が用いられている。
は、切断,溶接,熱処理等の加工用途毎に、レーザ出
力,モード次数等が設定されている。つまり、溶接,熱
処理を目的とした場合には、マルチモードを発振できる
大出力レーザ発振器が使用され、切断を目的とした場合
には、TEM00モードを中心としたモードが設定された
小出力発振器が用いられている。
【0004】一方、近年においては、大出力レーザ発振
器においても、切断加工に適するようにモード次数を低
く設定することが行われており、その構成の一例とし
て、共振器のレーザ光軸内にアパーチャを配設してレー
ザ光の出力範囲を絞るようにしている。
器においても、切断加工に適するようにモード次数を低
く設定することが行われており、その構成の一例とし
て、共振器のレーザ光軸内にアパーチャを配設してレー
ザ光の出力範囲を絞るようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の場合、アパーチャによりレーザ光の出力範囲を絞
る構成であるので、アパーチャを共振器内部に配設しな
ければならないと共に、アパーチャを冷却する必要があ
り、全体構成が複雑化しているという欠点がある。さら
に、アパーチャの端部でレーザ光が回析してしまうの
で、モード次数の改善に悪影響を及ぼしており、未解決
の課題として残されていた。
来例の場合、アパーチャによりレーザ光の出力範囲を絞
る構成であるので、アパーチャを共振器内部に配設しな
ければならないと共に、アパーチャを冷却する必要があ
り、全体構成が複雑化しているという欠点がある。さら
に、アパーチャの端部でレーザ光が回析してしまうの
で、モード次数の改善に悪影響を及ぼしており、未解決
の課題として残されていた。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、簡単な構成でレーザ光のモード次数を
良好に改善することができるレーザ発振器を提供するこ
とにある。
で、その目的は、簡単な構成でレーザ光のモード次数を
良好に改善することができるレーザ発振器を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、レーザ光軸を
中心として対向する複数の電極対を備えたレーザ発振器
において、前記各電極対を前記レーザ光軸に沿って列設
すると共に、その列設状態で各電極対の各レーザ光軸回
りの占有位置を夫々異ならせることにより当該レーザ光
軸を1周するように構成し、且つそれらの各電極対に1
0MHz以下の高周波電力を供給したものである。この
場合、複数の電極対をレーザ光軸に沿って螺旋状に列設
するようにしてもよい。
中心として対向する複数の電極対を備えたレーザ発振器
において、前記各電極対を前記レーザ光軸に沿って列設
すると共に、その列設状態で各電極対の各レーザ光軸回
りの占有位置を夫々異ならせることにより当該レーザ光
軸を1周するように構成し、且つそれらの各電極対に1
0MHz以下の高周波電力を供給したものである。この
場合、複数の電極対をレーザ光軸に沿って螺旋状に列設
するようにしてもよい。
【0008】
【作用】請求項1記載にレーザ発振器によれば、電極対
に高周波電力が供給されると、電極近傍に電極層が形成
される。このとき、電極対に供給された高周波電力の周
波数が10MHz以下の場合には、電極層に注入された
電力はレーザ媒質の励起に寄与しない。しかも、斯様な
電極層を形成する電極対がレーザ光軸に沿って列設され
た状態で当該レーザ光軸を1周するように構成されてい
るので、結果的に、レーザ光軸を包囲するようにレーザ
光を出力しない範囲を形成することができる。従って、
アパーチャを配設した構成と同等の機能を呈しながら、
回析現象を生じることはない。請求項2記載のレーザ発
振器によれば、電極対はレーザ光軸に沿って螺旋状に列
設されているので、電極間の配線を容易に実行できる。
に高周波電力が供給されると、電極近傍に電極層が形成
される。このとき、電極対に供給された高周波電力の周
波数が10MHz以下の場合には、電極層に注入された
電力はレーザ媒質の励起に寄与しない。しかも、斯様な
電極層を形成する電極対がレーザ光軸に沿って列設され
た状態で当該レーザ光軸を1周するように構成されてい
るので、結果的に、レーザ光軸を包囲するようにレーザ
光を出力しない範囲を形成することができる。従って、
アパーチャを配設した構成と同等の機能を呈しながら、
回析現象を生じることはない。請求項2記載のレーザ発
振器によれば、電極対はレーザ光軸に沿って螺旋状に列
設されているので、電極間の配線を容易に実行できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を軸流形炭酸ガスレーザ発振器
に適用した第1実施例を図1乃至図5を参照して説明す
る。図1は軸流形のガスレーザ発振器の概略構成を示し
ている。この図1において、誘電体から成る第1の放電
管1,第2の放電管2,第3の放電管3,第4の放電管
4は直線状に連結されており、その両端に出力鏡5及び
全反射鏡6が配設されている。各放電管1乃至4にはガ
ス循環路7が接続されており、そのガス循環路7に熱交
換器8,9及び送風機9が配設されている。そして、ガ
ス循環路7にはレーザガスが充填されており、送風機1
0の送風によりレーザガスが図中に矢印で示すように各
放電管1乃至4に連続的に供給されると共に、レーザガ
スが熱交換器8,9を通過するときに冷却されるように
なっている。
に適用した第1実施例を図1乃至図5を参照して説明す
る。図1は軸流形のガスレーザ発振器の概略構成を示し
ている。この図1において、誘電体から成る第1の放電
管1,第2の放電管2,第3の放電管3,第4の放電管
4は直線状に連結されており、その両端に出力鏡5及び
全反射鏡6が配設されている。各放電管1乃至4にはガ
ス循環路7が接続されており、そのガス循環路7に熱交
換器8,9及び送風機9が配設されている。そして、ガ
ス循環路7にはレーザガスが充填されており、送風機1
0の送風によりレーザガスが図中に矢印で示すように各
放電管1乃至4に連続的に供給されると共に、レーザガ
スが熱交換器8,9を通過するときに冷却されるように
なっている。
【0010】一方、各放電管1乃至4の外周部に対応し
て第1の電極対11,第2の電極対12,第3の電極対
13,第4の電極対14が列設されている。これらの電
極対11乃至14には高周波電源15(図3参照)が接
続されており、その高周波電源15から高周波電力が供
給されるようになっている。ここで、高周波電源15は
10MHz以下の高周波を出力するように設定されてい
る。
て第1の電極対11,第2の電極対12,第3の電極対
13,第4の電極対14が列設されている。これらの電
極対11乃至14には高周波電源15(図3参照)が接
続されており、その高周波電源15から高周波電力が供
給されるようになっている。ここで、高周波電源15は
10MHz以下の高周波を出力するように設定されてい
る。
【0011】さて、上述のように各放電管1乃至4の外
周部に対応して列設された各電極対11乃至14は出力
鏡5と全反射鏡6とにより形成されるレーザ光軸を中心
として螺旋状に配置されている。つまり、図2に示すよ
うに第1の電極対11は鉛直方向に配設されていると共
に、第2の電極対12は鉛直方向から45度,第3の電
極対13は鉛直方向から90度,第4の電極対14は鉛
直方向から135度ずつレーザ光軸を中心として回転し
た位置に配設されている。以上の構成により、各電極対
11乃至14はレーザ光軸回りの占有位置を夫々異なら
せることにより当該レーザ光軸を1周するように構成さ
れている。尚、図1においては、略水平方向に配設され
た電極対も説明のために図示した。
周部に対応して列設された各電極対11乃至14は出力
鏡5と全反射鏡6とにより形成されるレーザ光軸を中心
として螺旋状に配置されている。つまり、図2に示すよ
うに第1の電極対11は鉛直方向に配設されていると共
に、第2の電極対12は鉛直方向から45度,第3の電
極対13は鉛直方向から90度,第4の電極対14は鉛
直方向から135度ずつレーザ光軸を中心として回転し
た位置に配設されている。以上の構成により、各電極対
11乃至14はレーザ光軸回りの占有位置を夫々異なら
せることにより当該レーザ光軸を1周するように構成さ
れている。尚、図1においては、略水平方向に配設され
た電極対も説明のために図示した。
【0012】次に上記構成の作用について説明する。送
風機10の運転状態で、高周波電源15から10MHz
以下の高周波電力を各電極対11乃至14に供給する
と、各電極対11乃至14間に位置するレーザガスが放
電する。すると、図3に示すように、例えば電極対11
間に位置するレーザガスにおいて、電極対11に近接し
た部位に電極層15が発生すると共に、中間部位に陽光
柱16が発生する。
風機10の運転状態で、高周波電源15から10MHz
以下の高周波電力を各電極対11乃至14に供給する
と、各電極対11乃至14間に位置するレーザガスが放
電する。すると、図3に示すように、例えば電極対11
間に位置するレーザガスにおいて、電極対11に近接し
た部位に電極層15が発生すると共に、中間部位に陽光
柱16が発生する。
【0013】ここで、図4に示すように、放電周波数が
10MHz以上では、電極層15の内部に流れる電流は
変位電流が主成分であるので、電力損失は少なく、入力
電力のほとんどがレーザ励起に寄与するようになる。こ
れに対して、放電周波数が10MHz以下の場合には、
電極層15の内部に流れる電流は変位電流成分に伝導電
流成分が加わり、電力損失が生じるようになる。そし
て、放電電流が700KHz以下となると、電極層15
には伝導電流しか流れなくなるので、電力損失は極めて
大きくなる。
10MHz以上では、電極層15の内部に流れる電流は
変位電流が主成分であるので、電力損失は少なく、入力
電力のほとんどがレーザ励起に寄与するようになる。こ
れに対して、放電周波数が10MHz以下の場合には、
電極層15の内部に流れる電流は変位電流成分に伝導電
流成分が加わり、電力損失が生じるようになる。そし
て、放電電流が700KHz以下となると、電極層15
には伝導電流しか流れなくなるので、電力損失は極めて
大きくなる。
【0014】従って、放電周波数が10MHz以下の場
合には、電極層15に注入された電力はレーザガスの励
起には寄与しなくなるので、放電状態にあるレーザガス
において、電極層15に相当する部位からはレーザ光が
出力されることはない。この結果、上述したように電極
対11乃至14がレーザ光軸を中心として螺旋状に配設
されている場合には、図5に示すようにレーザ光軸を包
囲するように電極層15が形成されるので、レーザ光を
出力しない領域を形成することができる。
合には、電極層15に注入された電力はレーザガスの励
起には寄与しなくなるので、放電状態にあるレーザガス
において、電極層15に相当する部位からはレーザ光が
出力されることはない。この結果、上述したように電極
対11乃至14がレーザ光軸を中心として螺旋状に配設
されている場合には、図5に示すようにレーザ光軸を包
囲するように電極層15が形成されるので、レーザ光を
出力しない領域を形成することができる。
【0015】上記構成のものによれば、レーザ光軸に沿
って電極対11乃至14を列設すると共に、各電極対1
1乃至14をレーザ光軸に沿って螺旋状に配設し、且つ
各電極対11乃至14に10MHz以下の高周波電力を
供給するようにしたので、放電状態となったレーザガス
においてレーザ光軸を包囲するようにレーザ光を出力し
ない領域を形成することができる。従って、アパーチャ
と同一の機能を発揮することができるので、レーザ光の
発生領域を絞るために共振器内にアパーチャを設けてい
る従来例と違って、アパーチャを冷却する構成が必要で
なくなり、全体として構成の簡単化を図ることができ
る。しかも、アパーチャのようにレーザ光の回析現象を
生じないので、レーザ光のモード次数を良好に改善する
ことができる。また、レーザ光軸に沿って電極対11乃
至14を螺旋状に配設することにより、各電極対11乃
至14間の接続を容易に実行することができる。
って電極対11乃至14を列設すると共に、各電極対1
1乃至14をレーザ光軸に沿って螺旋状に配設し、且つ
各電極対11乃至14に10MHz以下の高周波電力を
供給するようにしたので、放電状態となったレーザガス
においてレーザ光軸を包囲するようにレーザ光を出力し
ない領域を形成することができる。従って、アパーチャ
と同一の機能を発揮することができるので、レーザ光の
発生領域を絞るために共振器内にアパーチャを設けてい
る従来例と違って、アパーチャを冷却する構成が必要で
なくなり、全体として構成の簡単化を図ることができ
る。しかも、アパーチャのようにレーザ光の回析現象を
生じないので、レーザ光のモード次数を良好に改善する
ことができる。また、レーザ光軸に沿って電極対11乃
至14を螺旋状に配設することにより、各電極対11乃
至14間の接続を容易に実行することができる。
【0016】図6は本発明の第2実施例を示しており、
第1実施例と異なる点は、電極対11乃至14の配設位
置が異なるのみで他の構成は同一である。即ち、第1の
電極対11は鉛直方向に配設され、第2の電極対12は
鉛直方向から90度,第3の電極対13は鉛直方向から
45度,第4の電極対14は鉛直方向から135度ずつ
レーザ光軸を中心として回転した位置に配設されてい
る。以上の構成により、各電極対11乃至14はレーザ
光軸回りの占有位置を夫々異ならせることにより当該レ
ーザ光軸を1周するように構成されている。
第1実施例と異なる点は、電極対11乃至14の配設位
置が異なるのみで他の構成は同一である。即ち、第1の
電極対11は鉛直方向に配設され、第2の電極対12は
鉛直方向から90度,第3の電極対13は鉛直方向から
45度,第4の電極対14は鉛直方向から135度ずつ
レーザ光軸を中心として回転した位置に配設されてい
る。以上の構成により、各電極対11乃至14はレーザ
光軸回りの占有位置を夫々異ならせることにより当該レ
ーザ光軸を1周するように構成されている。
【0017】この第2実施例によれば、各電極対11乃
至14によるレーザガスの放電状態では、放電状態とな
ったレーザガスにおいてレーザ光軸を包囲するようにレ
ーザ光を出力しない環状領域を形成することができるの
で、第1実施例と同様に、アパーチャを省略することが
できる。尚、上記実施例では、4つの電極対11乃至1
4の例を示したが、電極対の数としては2つ以上あれば
適用することができる。
至14によるレーザガスの放電状態では、放電状態とな
ったレーザガスにおいてレーザ光軸を包囲するようにレ
ーザ光を出力しない環状領域を形成することができるの
で、第1実施例と同様に、アパーチャを省略することが
できる。尚、上記実施例では、4つの電極対11乃至1
4の例を示したが、電極対の数としては2つ以上あれば
適用することができる。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のレーザ発振器によれば、複数の電極対をレーザ光軸に
沿って列設すると共に、その列設状態で各電極対の各レ
ーザ光軸回りの占有位置を夫々異ならせることにより当
該レーザ光軸を1周するように構成し、且つそれらの各
電極対に10MHz以下の高周波電力を供給したので、
アパーチャを用いることなくアパーチャと同等の機能を
発揮し得、以て、簡単な構成でレーザ光のモードを良好
に改善することができるという優れた効果を奏する。
のレーザ発振器によれば、複数の電極対をレーザ光軸に
沿って列設すると共に、その列設状態で各電極対の各レ
ーザ光軸回りの占有位置を夫々異ならせることにより当
該レーザ光軸を1周するように構成し、且つそれらの各
電極対に10MHz以下の高周波電力を供給したので、
アパーチャを用いることなくアパーチャと同等の機能を
発揮し得、以て、簡単な構成でレーザ光のモードを良好
に改善することができるという優れた効果を奏する。
【図1】本発明の第1実施例を示す全体の概略構成図
【図2】電極対の配置を示す模式図
【図3】放電状態を示す模式図
【図4】周波数と電極層領域での損失との関係を示す特
性図
性図
【図5】電極層を示す模式図
【図6】本発明の第2実施例を示す図2相当図
1乃至4は放電管,7はガス循環路,11乃至14は電
極対である。
極対である。
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 博勝 三重県三重郡朝日町大字繩生2121番地 株 式会社東芝三重工場内 (72)発明者 玉川 徹 神奈川県川崎市川崎区浮島町2番1号 株 式会社東芝浜川崎工場内
Claims (2)
- 【請求項1】 レーザ光軸を中心として対向する複数の
電極対を備えたレーザ発振器において、前記各電極対を
前記レーザ光軸に沿って列設すると共に、その列設状態
で各電極対の各レーザ光軸回りの占有位置を夫々異なら
せることにより当該レーザ光軸を1周するように構成
し、且つそれらの各電極対に10MHz以下の高周波電
力を供給することを特徴とするレーザ発振器。 - 【請求項2】 複数の電極対はレーザ光軸に沿って螺旋
状に列設されていることを特徴とする請求項1記載のレ
ーザ発振器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4096361A JPH05299726A (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | レーザ発振器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4096361A JPH05299726A (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | レーザ発振器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05299726A true JPH05299726A (ja) | 1993-11-12 |
Family
ID=14162855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4096361A Pending JPH05299726A (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | レーザ発振器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05299726A (ja) |
-
1992
- 1992-04-16 JP JP4096361A patent/JPH05299726A/ja active Pending
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