JPH05298399A - マニホールドブロック設計支援装置の自動配管方法 - Google Patents

マニホールドブロック設計支援装置の自動配管方法

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JPH05298399A
JPH05298399A JP4097550A JP9755092A JPH05298399A JP H05298399 A JPH05298399 A JP H05298399A JP 4097550 A JP4097550 A JP 4097550A JP 9755092 A JP9755092 A JP 9755092A JP H05298399 A JPH05298399 A JP H05298399A
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manifold block
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JP4097550A
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Kanji Shirai
甚司 白井
Koichi Yamada
光一 山田
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Tokimec Inc
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Tokimec Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】油圧回路図の中のマニホールドブロック部分の
3次元設計を行なうマニホールドブロック設計支援装置
に関し、配置した複数部品の接続点を指定すると自動的
に最短経路を探索して配管経路を決定できるようにす
る。 【構成】マニホールドブロックの5面図又は3面図に配
置された複数部品間の接続点を指定し、指定接続点を中
心に三次元座標軸方向に低位レベルの第1探索ラインを
発生し、更に、接続点のいずれか一方の第1探索ライン
に直交する方向でブロック端面又は障害物の位置まで直
方体でなる高位レベルの第2探索ラインを発生し、第2
探索ラインの発生を他方の接続点から発生した第1探索
ラインに交差するまで順次繰り返し、最終的に、探索し
た直方体の連鎖でなる第2探索ラインを逆に辿って1又
は複数の配管経路を決定する。複数の配管経路を探索し
た場合にオペレータの指示に基づいていずれか1つの配
管経路を選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧回路図中のマニホ
ールドブロックの部分の3次元設計を行なうマニホール
ドブロック設計支援装置の自動配管方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、油圧機器に使用するマニホールド
ブロックの設計作業は、原寸または1/2縮尺でマニホ
ールドブロックに相当する6面図を方眼用紙に描画し、
また配置される全ての部品を方紙に切断し、設計者が6
面図上でうまく配置されるであろうパターンを想定しな
がら、部品の型紙を配置していきながら配管作業を進め
ていく。そして、マニホールドブロックに対する配管状
態が大体見通せた時点で、製作図面を描画していき、実
際の配管や部品間の干渉がないかどうか、あるいは設計
ルールを満足するかどうかチェックする。不具合が見つ
かれば、その部分を修正するか、場合によっては再度や
りなおすことになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のマニホールドブロックの設計作業にあって
は、部品の配置、配管、ブロックの大きさ等の変更が極
めて困難なため、机上での構想に非常な労力を要すると
いう問題がある。即ち、設計者は、長時間集中力を保ち
ながら、図面をじっとながめ、頭の中で設計を進めてい
くことになる。このため部品点数が多く配管の密度の高
いブロックを設計する場合には、一週間程度の日数を要
することもある。
【0004】また見落しにより、一旦設計したものの中
に配置と配管に干渉があったり、設計基準を満足しない
ものがあったりする場合も少なくない。本発明は、この
ような従来の問題点に鑑みてなされたもので、設計作業
をコンピュータに取り込んで、設計作業の流れに沿った
色々の機能を提供し、特に配置した複数の部品の接続点
を指定すると自動的に最短経路を探索して配管経路を決
定して設計作業を効率よく且つ正確に遂行できるように
したマニホールドブロック設計支援装置の自動配管方法
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。まず本発明は、マニホールドブロックの5面
図又は3面図をCRT画面6上に表示する表示手段1
と、油圧回路図から得られた複数の油圧部品をオペレー
タの操作に基づいて5面図又は3面図上に配置する部品
配置手段2と、配置した複数の油圧部品間を配管接続す
る自動配管処理を実行する自動配管手段3とを備えたマ
ニホールドブロック設計支援装置を対象とする。このよ
うなマニホールドブロック設計支援装置の自動配管方法
として本発明にあっては、次第1過程〜第5過程よりな
る処理を行う。
【0006】[第1過程]マニホールドブロックの5面
図又は3面図に配置された複数の部品の接続点を指定す
る。 [第2過程]指定接続点を中心に三次元座標軸方向に低
位レベルの第1探索ライン(レベル0ライン)を発生す
る。
【0007】[第3過程]第2過程で発生した接続点の
いずれか一方の第1探索ラインに直交する方向でブロッ
ク端面又は障害物の位置まで直方体でなる高位レベルの
第2探索ライン(レベル1以降のライン)を発生し、第
2探索ラインの発生を他方の接続点から発生した第1探
索ラインに交差するまで順次繰り返す。
【0008】[第4過程]第3過程で探索した直方体の
連鎖でなる第2探索ラインを逆に辿って1又は複数の配
管経路を決定する。 [第5過程]第4過程で複数の配管経路を探索した場合
にオペレータの指示に基づいていずれか1つの配管経路
を選択する。
【0009】ここで第2過程及び第3過程で発生した第
1及び第2探索ラインに対する障害物との干渉をチェッ
クし、障害物に干渉する部分を削除する。具体的には障
害物の周囲に配管直径に設計ルールで定めた最小余裕寸
法を加えた幅の干渉領域を設定し、この干渉領域に重複
する第1及び第2探索ラインを削除する。また第2過程
及び第3過程でブロック端面から第1及び第2探索ライ
ンを発生する場合には、プラグ配置部分又はバルブ等の
部品埋込み部分を除く位置から探索ラインを発生する。
【0010】第2過程の第1探索ラインの発生時に設定
したプラグ配置部分についても障害物との干渉をチェッ
クする。即ち、障害物の周囲にプラグ半径に設計ルール
で定めた最小余裕寸法を加えた幅の干渉領域を設定し、
この干渉領域に重複する場合にはプラグ配置を禁止して
反対面にプラグ設定領域を移す。同様に第3過程の第2
探索ラインの発生時に設定したプラグ配置領域について
も障害物との干渉をチェックする。即ち、障害物の周囲
にプラグ半径に設計ルールで定めた最小余裕寸法を加え
た幅の干渉領域を設定し、この干渉領域に重複するプラ
グ配置を削除し、削除により残ったプラグ配置領域から
次の第2探索ラインを発生する。
【0011】
【作用】このような構成を備えた本発明のマニホールド
ブロック設計支援装置の自動配管方法によれば、三次元
での始点から終点に向かう直方体の探索処理を実行する
ことで、マニホールドブロックにおける品質の重要な要
素である最短配管経路による配管設計を自動的に実現す
ることができる。
【0012】また配管経路が複数探索された場合の最終
経路の決定は設計者の判断に委ねられており、設計糸に
あった支援作業が効果的に行われることになる。更に、
既に配置済みの部品や配管等の障害物に対し設計ルール
を考慮した干渉チェックを行いながら、探索処理が行わ
れているため、自動配管が終了した後の手直しは必要最
小限に抑えることができ、配管設計の信頼性が高い。
【0013】
【実施例】図2は本発明のマニホールドブロック支援装
置の全体構成を示したシステム構成説明図である。図2
において、10は本発明の設計支援装置であり、CRT
ディスプレイ6を備えた計算機本体22,キーボード2
4及びマウス26を備える。
【0014】設計支援装置10に対してはハードディス
ク,フロッピーディスク,磁気テープ等の適宜の外部記
憶装置を使用して入力ファイル12,出力ファイル1
6,18が設けられる。入力ファイル12は油圧回路図
の中のマニホールドブロックで形成する部分を1つの単
位として、即ちマニホールドブロック毎にネットリスト
ファイルが格納されている。ネットリストファイルは部
品リストとネットリストで構成されており、部品リスト
によってマニホールドブロックに装着する油圧部品の部
品名と数が特定され、またネットリストにより各油圧部
品間を結ぶ油圧回路のネットが特定される。更に入力フ
ァイル12には設計ファイルが設けられており、各種設
計パラメータの具体的数値が格納されている。
【0015】一方、ライブラリーファイル14は設計支
援装置10におけるマニホールドブロックの設計作業の
支援ライブラリーとして使用されるもので、例えば部品
データベース,DRC(デザインルールチェック)テー
ブルファイル,プラグテーブルファイル,カラーテーブ
ルファイル,銘板リストファイル等で構成される。部品
データベースには設計支援装置10で使用する油圧部品
に関する情報が格納されている。DRCテーブルファイ
ルにはマニホールドブロックを設計した際の各種の検査
に使用するチェックルールが格納されている。プラグテ
ーブルファイルにはマニホールドブロックの端面から穴
を形成した際のプラグに関する情報が格納されている。
カラーテーブルファイルには油圧部品,配管,プラグの
設計作業に応じて特定の色割当てを行うためのカラーデ
ータが格納されている。
【0016】更に出力ファイル16,18としては設計
ファイルと加工データファイルを得るようにしている。
加工データファイルとしての出力ファイル18はマニホ
ールドブロックの機械加工に使用する。一方、設計ファ
イルとしての出力ファイル16は既に設計したマニホー
ルドブロックを利用して設計変更を行う際の入力ファイ
ルとして利用する。
【0017】このような本発明の設計支援装置10のシ
ステム構成において、設計支援装置10には図1に示し
たようにマニホールドブロックの5面図または3面図を
CRT画面6上に表示する表示手段1と、入力ファイル
12の中のネットリストファイルに含まれる部品リスト
から得られた複数の部品をアイコン部品としてCRT画
面6の一部に表示し、オペレータの操作に基づいてアイ
コン部品を5面図または3面図上に配置する部品配置手
段2と、5面図または3面図上に配置した複数の油圧部
品間の接続点を指定した際に最短経路探索処理により両
者間を配管接続する自動配管手段3と、自動配管が終了
する毎に完了検査を行う完了検査手段4と、更に全ての
配管接続を完了した後にブロックサイズの適否を判定し
必要に応じてブロックサイズを縮小するブロック縮小手
段5としての機能が設けられる。
【0018】図3は図2の設計支援装置10によるマニ
ホールドブロックの設計処理を示したフローチャートで
ある。まず本発明の設計支援装置10を起動して設計を
行うマニホールドブロックのコード番号等を指定すると
ステップS1に進んで、油圧部品の配置処理が行われ
る。
【0019】図4はステップS1の部品配置における初
期画面の一例を示す。図4において、CRT画面6の中
央には、この実施例にあってはマニホールドブロックの
5面図が表示される。即ち、マニホールドブロックの平
面図30,正面図32,右側面図34,左側面図36及
び背面図38が表示される。CRT画面6の部品表示枠
40の中にはマニホールドブロックの設計に使用する油
圧部品がアイコンにより使用される。この実施例にあっ
ては、2つの部品A,Bを使用する場合を例にとってお
り、以下の説明ではアイコン部品A,Bと呼ぶ。
【0020】このアイコン部品A,Bは実際のマニホー
ルドブロックの設計に使用するモジュラーコントロール
弁,カートリッジ弁,ガスケット弁,各種ポートをその
イメージを損うことなく省略した図形として示し、併せ
て部品番号が示されている。このため、部品番号のリス
トの内容を見なくともアイコン部品A,Bを見るだけで
設計者はどのような油圧部品であるかが直ちに判る。
【0021】図5は部品表示枠40の中のアイコン部品
A及びBを指定してマニホールドブロック上に部品配置
を行った状態の説明図である。具体的には、カーソルを
部品表示枠40の中のアイコン部品AまたはBに移動し
てマウス26をクリックし、続いて移動先のマニホール
ドブロックの正面図30上の位置に移動してクリックす
ると、正面図30上の指定位置にアイコン部品Aに対応
する実際の油圧部品Aの外形形状をもって部品の配置表
示が行われる。アイコン部品Bの移動についても同様で
ある。
【0022】再び図3を参照するに、ステップS1で部
品配置が終了したならば次のステップS2に進み、各ネ
ットの自動配管処理を実行する。この各ネットの自動配
管は、例えば図5に示すように、油圧部品Aと油圧部品
Bを配置した状態で、油圧部品Aのポートと油圧部品B
のポートの2点間を指定して自動配管をオペレータが指
令すると、最短経路探索処理を3次元的に実行して自動
配管結果を生成する。
【0023】続いてステップS3に進み、自動配管が済
んだ状態でオペレータは移動したい部品やネットがある
か否か判断し、もし移動したい部品やネットがあればス
テップS4で移動処理を行う。この移動処理は移動対象
となったネットや部品にカーソルを合わせて移動対象と
して指定し、続いて移動したい位置にカーソルを移動し
てクリックすれば、全体の配管接続関係を維持したまま
部品またはネットを移動することができる。
【0024】続いてステップS5で削除したい部品やネ
ットがあるか否かチェックし、もしあればステップS6
で削除を行う。この削除処理は、削除したい部品やネッ
トにカーソルを合わせて指定し、削除のコマンドを実行
させればよい。続いて、特定のネットに関する設計処理
が終了した段階でステップS7に進み、配管完了検査を
行う。この配管完了検査は、現在の設計状態が入力ファ
イルとして与えられたマニホールドブロックの設計仕様
を満足しているかどうかを自動的に判定する。
【0025】続いてステップS8で全てのネットの配管
完了の有無をチェックし、配管が完了していなければス
テップS1に戻って次の部品配置から同様な操作を繰り
返すか、あるいはステップS2に戻って次のネットの自
動配管からの処理を繰り返す。ステップS8で全てのネ
ットの配管完了が判別されるとステップS9に進み、現
在の設計状態におけるブロックサイズが適当かどうか判
定する。本発明の設計支援装置にあっては、図4に示し
た初期画面の5面図では寸法的に余裕をもってマニホー
ルドブロックを表示していることから、全ネットの配管
完了が済んだ段階でブロックサイズは大きめとなってい
る。
【0026】そこで、ステップS10に進み、ブロック
縮小処理を行う。ブロック縮小処理は画面上で水平方向
及び垂直方向に縮小したブロックサイズを指定すること
で実現できる。また、水平,垂直方向でブロックサイズ
を指定する代わりにブロック端面を面に垂直な方向で押
し込むことでブロックサイズを縮小することができる。
更に、ブロックサイズの変更は、縮小のみならずブロッ
クサイズを拡大できることも勿論である。このようなブ
ロックサイズの縮小(拡大を含む)にあっては、各油圧
部品間の接続関係を保持したままブロックサイズの縮小
ができる。
【0027】ステップS10でブロック縮小処理が済ん
だならば、ステップS11で部品やネットに移動や削除
の必要があるか否かチェックし、もし必要が生じればス
テップS3に戻って移動及びまたは削除の処理を行う。
部品やネットに移動や削除が必要なければ再びステップ
S9に戻って、ブロック縮小により得られたブロックサ
イズが適当か否か判断し、最適サイズであれば一連の設
計処理を終了する。
【0028】図6は自動配管処理を開始する際のマニホ
ールドブロック5面図に対する部品配置状態の一例を示
した画面説明図である。図6において、CRT画面6の
中央の平面図30上には部品番号5,6の指定によって
モジュラーコントロール弁40,42が配置されてい
る。モジュラーコントロール弁40.42は埋込み構造
をもつことから、埋込みバルブ部分が正面図32,右側
面図34,左側面図36及び背面図38に同時に表示さ
れる。
【0029】マニホールドブロックに配置されたモジュ
ラーコントロール弁40,42について、底部のポート
を指定して自動配管の処理を実行すると、図7または図
8に示す自動配管処理による配管経路の決定結果を得る
ことができる。図7は平面図30に示すようにモジュラ
ーコントロール弁40に左端面からX軸方向に盲穴を開
け、またモジュラーコントロール弁42に対しては正面
側よりY軸方向に盲穴を明けて両者を交差させることで
モジュラーコントロール弁40と42を接続する配管経
路を得ている。
【0030】また、図8にあっては、正面図32に示す
ようにモジュラーコントロール弁40に対し正面よりY
軸方向に盲穴を形成し、またモジュラーコントロール弁
42に対し左側面よりX軸方向に盲穴を形成し、直交す
る穴の交差によりモジュラーコントロール弁40と42
を結ぶ配管経路を得ている。このように本発明の自動配
管処理にあっては、図7または図8の2つの最短距離で
結ばれる配管経路が得られるが、どちらを実際に使用す
るかは設計者の判断に従う。
【0031】次に本発明の自動配管処理を詳細に説明す
る。まず本発明の自動配管処理にあっては、マニホール
ドブロック上にある同一ネットの少なくとも2つのポー
トを指定しており、指定したポート間を接続するデザイ
ンルールチェックDRCを満たす最短経路(パスの列)
を見つけることを問題とする。
【0032】本発明の自動配管処理の概略アルゴリズム
はプリント基板やLSIの配線で利用されている線分探
索処理を方向付き矩形の探索処理に変更し、更に3次元
に拡張したものを基礎としている。このため、3次元探
索の場合には線分探索は直方体でなる矩形探索に変更さ
れる。次に本発明の自動配管処理における探索処理の原
理を2次元を例にとって説明する。 [ステップ1]今、図9に示すように、マニホールドブ
ロックの例えば平面図に配置した部品のポートをA,B
を接続することを設定問題とする。斜線部分は禁止領域
であり、それ以外の白地の領域は探索可能領域とする。
また、この原理説明ではデザインルールチェックDRC
を考慮しないものとする。
【0033】まずX軸及びY軸方向についてポートA,
Bを通り可能領域だけを通る最長の線分44,46及び
48,50を発生させる。これらの線分44,46,4
8,50を低位レベルの第1ラインであるレベル0ライ
ンと定義する。図9の中の矢印はレベル0ライン44,
46,48,50の発生方向を示している。3次元の場
合、ブロック状の穴は必ずブロック表面から生成するこ
とになるため、矢印は穴の加工面を定めるために必要と
なる。 [ステップ2]続いて一方のポートAから発生させたレ
ベル0ライン44,46に対しレベル0ライン44,4
6を通る最大矩形をレベル0ライン44,46とは90
°異なる方向に発生させる。この矩形を高位レベルのレ
ベル1ラインと定義する。図10はポートAを通るX方
向のレベル0ライン44からの矩形でなるレベル1ライ
ン52,54を示す。この場合、禁止領域の影響を受
け、レベル0ライン44から発生させたレベル1ライン
はレベル1ライン52とレベル1ライン54の2つに分
割される。 [ステップ3]ステップ2で発生させたレベル1ライン
52,54の矩形に対しステップ2と同様に、既に発生
したレベル1ライン52,54の矩形とは90°異なる
方向に新たな矩形でなる高位レベルのラインを順次発生
させる。
【0034】図11は図10のレベル1ラインの矩形5
4に直交する方向にレベル2ラインの矩形56を発生
し、続いてレベル2ラインの矩形56に直交する方向に
禁止領域の影響を受けて2つに分割されたレベル3ライ
ンの矩形58,60を発生させている。このような高位
レベルのラインを順次発生し、ステップ1でポートBか
ら発生しているレベル0ライン48,50に交差するレ
ベルラインの矩形が見つかったところで探索を終了す
る。
【0035】図11の場合には、レベル3ラインの矩形
60の発生でポートBからのレベル0ライン48に交差
することから、この時点で探索を終了する。 [ステップ4]図11に示すように探索が終了したなら
ば、図12に示すように探索した高位レベルのラインの
矩形から低位レベルのラインの矩形へ逆に辿ることによ
り配管経路を決定する。図12の場合にはポートBから
レベル0ライン48、レベル3ライン60、レベル2ラ
イン56、レベル1ライン54、レベル0ライン44を
通ってポートAに至る経路が探索される。
【0036】ここで、配管経路を形成する穴は必ずブロ
ック表面に開けることになるため、図12の経路決定状
態にあっては、各ラインのブロック表面に相当する位置
を黒丸で穴開口部として示している。以上説明したよう
に2次元ではX軸方向とY軸方向に方向付き矩形探索を
行っているが、本発明にあってはX軸方向,Y軸方向及
びZ軸方向に方向付き直方体検索となる3次元処理を行
うことになる。
【0037】また、図10〜図12からも明らかなよう
に、探索の途中では経路をラインを矩形とすることで幅
をもたせて探索しており、しかも低位レベルの矩形を全
て探索した後に次のレベルの探索に進む幅優先探索を行
っているため、経路が見つかれば常に最短のものを求め
ることができる。この機能は3次元に拡張した場合も全
く同様に保持される。
【0038】図13は本発明の自動配管処理で行われる
配管経路探索処理の具体的なアルゴリズムを示したフロ
ーチャートである。図13の探索処理にあっては、ウェ
ーブとターゲットの2つのリストを用意する。ウェーブ
は各探索レベルで生成したライン(直方体)を登録する
ためのリストであり、ターゲットは最終的に経路を決定
するためのライン(直方体)のリストである。
【0039】図13においては、まずステップS1で各
ポートから生成したレベル0ラインをウェーブリストに
登録し、ウェーブリストの中からターゲットとするライ
ンをステップS2で選択してターゲットリストに移す。
次にステップS3でターゲットリストのラインとクロス
するウェーブリストのラインを全てターゲットリストに
移す。このステップS3の処理はターゲットリストのい
ずれかのラインとクロスするウェーブリストのラインが
なくなるまで再帰的に繰り返す。
【0040】続いてステップS4でレベル0ラインが残
っているか否かを判定してステップS5に進み、現在残
っているウェーブリストの各ラインからターゲットリス
トのいずれかのラインとクロスするまでレベル1以降の
探索ラインを発生させる。この探索ラインの発生でター
ゲットリストのラインとクロスする探索ラインの列が見
つかった場合にはステップS6で見つかった探索ライン
の列を全てターゲットリストに登録する。ターゲットリ
ストのラインとクロスする探索ラインの列が見つからな
い場合には、ウェーブリストから探索ラインを取り除
く。
【0041】ステップS4〜S6の処理をレベル1以降
のラインについて繰り返し、ステップS4でウェーブリ
ストから空となってレベル0ラインが残っていないとこ
ろで探索を終了し、ステップS7でターゲットリストの
ラインを逆に辿って配管経路を決定することで一連の処
理を終了する。ステップS5におけるレベル1以降の探
索においては、同一方向をもつ直方体は一度しか生成さ
れないため、ブロック内の可能領域が直方体で覆い尽さ
れたところで探索処理は必ず終了する。しかし実際の装
置にあっては、探索ラインの発生レベルをそれほど大き
くしなくても探索が終了することから、実際にはレベル
5で探索を打ち切っている。
【0042】次に各探索レベルにおけるラインの生成方
法,干渉チェック及びクロスチェックを詳細に説明す
る。 (1)レベル0ラインの生成 複数の部品間のポートからレベル0ラインを生成する場
合には垂直ポートか水平ポートかの属性によりレベル0
ラインの生成可能方向が決まる。このようにしてライン
の生成可能方向が決まった場合ならば、決まった方向に
ついてラインの中心線最大ミニマックス(方向付き直方
体に相当)を生成する。
【0043】図14は垂直ポートからレベル0ライン6
2を生成する場合を示しており、この垂直ポートから生
成するときバルブ64の埋込み部分を除いてレベル0ラ
イン62を発生する。図15はバルブ72の水平ポート
74を通るレベル0ライン64,66を発生した場合で
あり、水平ポートから生成するときは自分のプラグ部分
68,70を除いた部分からレベル0ライン64,66
を発生する。
【0044】尚、図14,図15の垂直ポート及び水平
ポートからのレベル0ラインの最初の生成段階にあって
は、障害物との干渉は無視する。レベル0ラインを発生
した後の干渉チェックは、レベル0ラインのパス部及び
プラグ部に対する障害物との干渉チェックを行う。図1
5に示したように水平ポートから生成した場合には干渉
チェックによりレベル0ラインがバルブ72のポート7
4まで達しない可能性がある。即ち、水平ポート74の
隣に障害物が存在する場合である。この場合にはプラグ
部68,70を反対のブロック面に変更してレベル0ラ
インを生成した後に再度干渉チェックを行う。
【0045】ここでレベル0ラインに対する干渉チェッ
クの対象となる障害物は、パス部については他のレベル
0ラインのプラグ部及び同一ネットのパスを除く既存の
対象物であり、また、プラグ部については他のレベル0
ラインのパス部,プラグ部及び全ての既存の対象物であ
る。その結果、最終的に生成されるレベル0ラインは例
えば図16のようになる。
【0046】図16において、78は生成したレベル0
ラインであり、垂直ポートからの生成を例にとってお
り、バルブ埋込み部分76を除く位置から発生してお
り、レベル0ライン78に対しては破線で示すように最
終的にパスの半径rが付加される。レベル0ラインにお
けるクロスチェック方法としては、2つの直方体が交差
することをチェックすればよい。この交差チェックには
2つの直方体が接する場合も含む。直方体のセンタ部分
は図16から明らかなように半径r分の余裕があるた
め、追い込み量は必要に応じて付加することができる。
【0047】また2つの穴が中心より少しずれた位置で
クロスする半欠けクロスを許す場合には必要量を付加し
て交差チェックを行う。このクロスチェックの方法はレ
ベル1以降のラインについても同様となる。ここでレベ
ル0ラインを複数生成した場合のターゲットラインの選
択方法は次の基準に従う。
【0048】指定したネットのパスが存在する場合
は、指定したネットのパスの中のいずれかから生成した
レベル0ラインを選んでターゲットとする。 既存のパスがいくつかのグループ(連結したパスの集
合)に分かれているときには、パス数が最大のグループ
から生成したレベル0ラインをターゲットとする。
【0049】既存のパスがない場合は、垂直ポートか
ら生成したレベル0ラインを優先する。 既存のパスがなく、また複数の垂直ポートからレベル
0ラインを生成している場合には、ポート径が最大のも
のから生成したレベル0ラインをターゲットとする。 (2)レベル1以降のラインの生成 レベル1以降のラインの生成は親ライン(低位のライ
ン)に対し親ラインとは異なる2方向へ親ラインとクロ
スするような中心線最大ミニマックス(方向付き直方
体)を次のレベルのラインとして発生させる。この場
合、レベル0ラインと同様に、生成されるパスのプラグ
部分は除いて発生する。
【0050】このようにして親ラインとクロスする方向
に発生する中心線最大ミニマックスでなる直方体は生成
しようとするパス中心位置の生成可能範囲を示してい
る。尚、このレベル1以降のライン生成段階では、障害
物との干渉は無視する。図17は斜線部分で示すX軸方
向をもつ親ライン80に対し、Y軸方向をもつ子ライン
82を発生させた状態を示す。この場合、子ライン82
は通常で下から上に向けて発生しているため、発生側の
プラグ部分を除いた位置から発生させる。
【0051】このような親ライン80と子ライン82の
発生により、親ライン80のパス位置を斜線部で示す直
方体の中のいかなる位置に決定しても、親ラインのパス
とクロスするように子ライン82のパス位置を決めるこ
とができる。逆に、子ライン82の直方体のいかなる位
置にパス位置を決定しても、子ラインのパス位置とクロ
スするように親ライン80のパス位置を決めることがで
きる。
【0052】レベル1以降のライン発生におけるパス部
及びプラグ部についての干渉チェックは次のようにな
る。まず、干渉チェックの対象となる障害物はレベル0
ラインの場合と同様、パス部については同一レベルの場
合のプラグ部及びパス部を除く既存のオブジェクトであ
り、また、プラグ部については他のレベル1以降のライ
ンのパス部,プラグ部及び全ての既存のオブジェクトで
ある。
【0053】干渉チェックの方法は障害物の周囲に最小
ミニマックスに生成しようとするパスの半径(プラグ部
のチェックの場合はプラグ半径)、及びデザインルール
チェックの許容値DRCを加えた直方体を形成し、パス
部またはプラグ部との干渉の有無を判断する3次元ミニ
マックステストを行う。このような干渉チェックにより
パス部について障害物との干渉がある場合は、干渉が起
こらないようにパスの長さを制限する。また、必要に応
じてラインを分割する。プラグ部について障害物との干
渉がある場合には、干渉部分をラインから削除する。ま
た、干渉部分の削除に伴ってラインの分割生成を行う。
【0054】このようなパス部の干渉チェック及びプラ
グ部の干渉チェックを詳細に説明すると次のようにな
る。 (A)パス部の干渉チェック 図18はブロックの2面図について、生成されたパス部
84とパス部84に近接した障害物86を示す。パス部
84の干渉チェックにあっては、障害物86の周囲に、
最小ミニマックスに生成しようとするパスの半径r及び
デザインルールチェックの許容値DRC値を加えた破線
で示す直方体88,90を生成する。
【0055】図18の場合、干渉チェックのために生成
した直方体88,90とパス部84が部分的に重なり合
う干渉を生じている。そこで、図19に示すように、干
渉チェックにより重複したパス部84の領域を削除した
直方体を生成する。具体的には、84a,84b,84
cの3つのパス部に分割し、長さ方向についてはパス部
84a,84bはチェック前のラインの長さL1である
が、パス部84cについては干渉を開始するためにチェ
ック前より短いラインの長さL2に変更されている。
【0056】このような干渉チェックが済んだ後の次の
ラインの生成については、3つのパス部84a,84
b,84cの各ラインのそれぞれから新たな探索ライン
を発生する。 (B)プラグ部の干渉チェック 図20はパス部84のプラグ部92に近接して障害物9
4が存在するときの干渉チェックを示している。このプ
ラグ部の干渉チェックにあっては、障害物94の周囲
に、生成しようとするプラグの半径rにデザインルール
チェックの許容値DRCを加えた破線で示す直方体9
6,98を生成する。
【0057】図20の場合、プラグ部29は干渉チェッ
クにより生成した直方体96,98に重複する部分をも
ち、干渉を起こしている。そこで、図21に示すよう
に、プラグ部92の干渉部分を削除することで、プラグ
部29aと29bに分割する。尚、ガスケット弁等のよ
うにブロック内部に対する埋込み部分をもたないオブジ
ェクトに対する干渉チェックは2次元ミニマックステス
トによって行われるが、このときパス部との干渉は生じ
ない。
【0058】以上説明したパス部の干渉チェック及びプ
ラグ部の干渉チェックを経て最終的に生成されるレベル
1以降のラインは例えば図22に示すようになる。図2
2の最終的に生成されるレベル1以降のラインにあって
は、斜線部で示すレベル1以降のラインの中心線最大ミ
ニマックス(方向付き直方体)100の周囲及び先端に
パスの半径rを付加した直方体102を生成し、当然に
プラグ104の長さdを除いた部分から発生している。
また、プラグ104については、左側の図に示すよう
に、斜線で示すプラグ部106の周囲にプラグの半径r
´を付加した矩形108を生成している。
【0059】尚、上記の実施例はCRT画面にマニホー
ルドブロックの5面図を表示して設計処理を進める場合
を例にとるものであったが、他の実施例として3面図を
表示して設計処理を進めるようにしてもよい。3面図の
場合には1つの図を大きく表示できるメリットがある。
【0060】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、CRT画面上の5面図または3面図上に配置した部
品の少なくとも2つのポート間を指定して自動配管を指
示することで、3次元の最短経路探索処理により自動的
に配管経路を見つけて結果を表示するため、最も困難で
あるマニホールドブロックの配管作業を極めて効率良く
行うことができる。
【0061】また、配管経路が複数探索された場合に
は、探索結果から設計者が最適と思われるものを選択す
る判断だけで良いため、作業労力を大幅に低減できる。
更に、最短経路の探索を保証していることから、マニホ
ールドブロックの設計品質を大幅に高めることができ
る。更にまた、経路探索処理にあっては、配管経路の直
径や障害物に対する干渉許容値を考慮した干渉チェック
を経て経路探索が行われているため、自動配管が終了し
た後の手直しは殆ど必要とせず、配管設計の信頼性を大
幅に向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明のシステム構成図
【図3】本発明の設計処理を示したフローチャート
【図4】本発明による初期画面の説明図
【図5】本発明による部品配置の説明図
【図6】自動配管開始時の部品配置を示した画面説明図
【図7】図6の自動配管結果を示した画面説明図
【図8】図6の他の自動配管結果を示した画面説明図
【図9】2次元の自動配管を例にとってレベル0ライン
の発生を示した説明図
【図10】図9に続くレベル1ラインの発生を示した説
明図
【図11】図10に続くレベル2ライン以降の発生を示
した説明図
【図12】図11に続く配管経路の決定を示した説明図
【図13】本発明による自動配管処理のアルゴリズムを
示したフローチャート
【図14】垂直ポートからのレベル0ラインの発生を示
した説明図
【図15】水平ポートからのレベル0ラインの発生を示
した説明図
【図16】最終的に生成されるレベル0ラインの説明図
【図17】レベル0の親ラインに直交するレベル0の子
ラインの発生を示した説明図
【図18】レベル1以降のラインで形成されるパスと障
害分との干渉チェックの説明図
【図19】図18の干渉チェックにより一部を削除した
レベル1ラインの説明図
【図20】プラグ配置部分の干渉チェックの説明図
【図21】図20の干渉チェックにより位置部を削除し
たプラグ配置部分からのレベル1ラインの発生を示した
説明図
【図22】最終的に生成されるレベル1以降のラインの
説明図
【符号の説明】
1:表示手段 2:部品配置手段 3:自動配管手段 4:完了検査手段 5:ブロック縮小手段 10:設計支援装置 12:入力ファイル 14:ライブラリーファイル 16,18:出力ファイル 20:CRT画面 22:計算機本体 24:キーボード 26:マウス 28:部品表示枠 30:平面図 32:正面図 34:右側面図 36:左側面図 38:背面図 40,42:モジュラーコントロール弁 A,B:アイコン部品

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マニホールドブロックの5面図又は3面図
    をCRT画面(6)上に表示する表示手段(1)と、油
    圧回路図から得られた複数の油圧部品をオペレータの操
    作に基づいて5面図又は3面図上に配置する部品配置手
    段(2)と、配置した複数の油圧部品間を配管接続する
    自動配管処理を実行する自動配管手段(3)とを備えた
    マニホールドブロック設計支援装置に於いて、 マニホールドブロックの5面図又は3面図に配置された
    複数の部品の接続点を指定する第1過程と、 前記指定接続点を中心に三次元座標軸方向に低位レベル
    の第1探索ラインを発生する第2過程と、 該第2過程で発生した前記接続点のいずれか一方の第1
    探索ラインに直交する方向でブロック端面又は障害物の
    位置まで直方体でなる高位レベルの第2探索ラインを発
    生し、該第2探索ラインの発生を他方の接続点から発生
    した第1探索ラインに交差するまで順次繰り返す第3過
    程と、 該第3過程で探索した直方体の連鎖でなる第2探索ライ
    ンを逆に辿って1又は複数の配管経路を決定する第4過
    程と、 該第4過程で複数の配管経路を探索した場合にオペレー
    タの指示に基づいていずれか1つの配管経路を選択する
    第5過程と、を備えたことを特徴とするマニホールドブ
    ロック設計支援装置の自動配管方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のマニホールドブロック設計
    支援装置の自動配管方法に於いて、 前記第2過程及び第3過程で発生した第1及び第2探索
    ラインに対する障害物との干渉をチェックし、障害物に
    干渉する部分を削除することを特徴とするマニホールド
    ブロック設計支援装置の自動配管方法。
  3. 【請求項3】請求項2記載のマニホールドブロック設計
    支援装置の自動配管方法に於いて、第1及び第2探索ラ
    インと障害物の干渉チェックは、障害物の周囲に配管直
    径に設計ルールで定めた最小余裕寸法を加えた幅の干渉
    領域を設定し、該干渉領域に重複する第1及び第2探索
    ラインを削除することを特徴とするマニホールドブロッ
    ク設計支援装置の自動配管方法。
  4. 【請求項4】請求項1記載のマニホールドブロック設計
    支援装置の自動配管方法に於いて、 前記第2過程及び第3過程でブロック端面から第1及び
    第2探索ラインを発生する場合にはプラグ配置部分又は
    バルブ等の部品埋込み部分を除く位置から探索ラインを
    発生することを特徴とするマニホールドブロック設計支
    援装置の自動配管方法。
  5. 【請求項5】請求項4記載のマニホールドブロック設計
    支援装置の自動配管方法に於いて、 前記第2過程の第1探索ラインの発生時に設定したプラ
    グ配置部分に対する障害物との干渉をチェックし、該干
    渉チェックは障害物の周囲にプラグ半径に設計ルールで
    定めた最小余裕寸法を加えた幅の干渉領域を設定し、該
    干渉領域に重複する場合にはプラグ配置を禁止して反対
    面にプラグ設定領域を移すことを特徴とするマニホール
    ドブロック設計支援装置の自動配管方法。
  6. 【請求項6】請求項4記載のマニホールドブロック設計
    支援装置の自動配管方法に於いて、 前記第3過程の第2探索ラインの発生時に設定したプラ
    グ配置領域に対する障害物との干渉をチェックし、該干
    渉チェックは障害物の周囲にプラグ半径に設計ルールで
    定めた最小余裕寸法を加えた幅の干渉領域を設定し、該
    干渉領域に重複するプラグ配置を削除し、削除により残
    ったプラグ配置領域から次の第2探索ラインを発生する
    ことを特徴とするマニホールドブロック設計支援装置の
    自動配管方法。
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