JPH05298118A - 割込み制御回路 - Google Patents

割込み制御回路

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JPH05298118A
JPH05298118A JP8677592A JP8677592A JPH05298118A JP H05298118 A JPH05298118 A JP H05298118A JP 8677592 A JP8677592 A JP 8677592A JP 8677592 A JP8677592 A JP 8677592A JP H05298118 A JPH05298118 A JP H05298118A
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JP
Japan
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interrupt
vector
interruption
request
vector register
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8677592A
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English (en)
Inventor
Yoshikuni Satou
由邦 佐藤
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH05298118A publication Critical patent/JPH05298118A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】割込み処理の前処理,後処理を少なくし性能の
向上をはかる。 【構成】マイクロプロセッサに割込み許可ベクタレジス
タ16を設ける。割込みコントローラ2に、割込み許可
ベクタレジスタ16からの割込み許可ベクタを格納する
設定割込みベクタレジスタ(22)を設け、設定割込み
ベクタレジスタ22及び要求割込みベクタレジスタから
の割込みベクタを比較しその結果により割込み要求IR
Qを出力するコンパーレータ(26)を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は割込み制御回路に関し、
特にマイクロプロセッサ・システムにおいて割込みの受
付け制御等を行う割込み制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の割込み制御回路の一例を
図3に示す。
【0003】図3において、1aは割込み処理を行なう
マイクロプロセッサ、11aはマイクロプロセッサ1a
の内部のデータ処理及び実効アドレス計算等を行なう中
央処理部、13aはマイクロプロセッサ1aが外部とデ
ータのやり取りを行なう際にデータバス5の制御を行う
バス制御部、12はマイクロプロセッサ1aが割込みを
外部から受付け、中央処理部11aからの指示に応じて
割込みを行なうか否かを決定する割込み制御部、14は
中央処理部11aから出力される実効アドレスを保持す
るアドレスラッチ回路、15は中央処理部11aと外部
とのデータのやり取りを行なうデータバッファ回路、B
CRは割込み制御部12から割込みバス・サイクルの起
動を要求する割込みバスサイクル要求信号、DTDはデ
ータバス5のデータの流れる方向を制御する方向制御信
号、4はアドレスバス、5はデータバス、2aは外部機
器からの割込みを制御する割込みコントローラ、3は命
令,データ等を記憶するメモリ部、OIRQ1,OIR
Q2は外部機器からの割込み要求信号でOIRQ1のほ
うがプライオリティを高く設定している。IRQaは割
込みコントローラ2aからマイクロプロセッサ1aへの
割込み要求信号、IAKは割込み認知バス・サイクル信
号、WTはライトサイクル信号、RDはリードサイクル
信号、MWTはメモリライトサイクル信号、MRDはメ
モリリードサイクル信号、IIRQはマイクロプロセッ
サ1a内部の割込み制御部12から中央処理部11aへ
の内部割込み要求信号、BCDはメモリリードやライト
等のバス・サイクルを中央処理部11aが行なうバス・
サイクル指示信号である。
【0004】また図4は、図3に示された割込みコント
ローラ2aの内部に詳細に記述したブロック図である。
【0005】図4において、27は個々の割込み要求に
対するマスクレジスタで2つの要求に対し1つずつあ
る。24はどの外部機器が割込み要求をだしているかを
記憶する要求ラッチレジスタ、25は複数個の割込みコ
ントローラがあった時の識別子で、マイクロプロセッサ
1aによってあらかじめ指定される識別子レジスタ、2
3は要求ラッチレジスタ24と識別子レジスタ25とを
1つのレジスタと扱い、割込み認知サイクルとなった時
どの割込みか区別する為の要求割込みベクタレジスタ、
21aはマイクロプロセッサ1aの指示に基づいて、割
込みコントローラ2aの内部レジスタのどれをアクセス
するか指示するデコーダである。
【0006】次にこの割込み制御回路の動作について説
明する。
【0007】例えば、外部機器の1つから割込み要求が
あった場合、外部機器の種類に応じて割込み要求信号O
IRQ1,OIRQ2の一方が有効レベルになる。割込
みコントローラ2aはマスクレジスタ27でマスクされ
ていない限り、論理ゲートG1〜G3を介してマイクロ
プロセッサ1aに割込み要求信号IRQaを出力する。
【0008】マイクロプロセッサ1aは割込み要求信号
IRQaによって割込み要求を検知し、中央処理部11
aに通知する。中央処理部11aは内部で問題なければ
バス・サイクル指定信号BCDにより割込みバス・サイ
クルを起動し、割込み認知バス・サイクル信号IAKを
有効レベルにする。割込みコントローラ2aは、割込み
認知バス・サイクル信号IAKの指示にしたがって、要
求割込みベクタレジスタ23の値をデータバス5に出力
し、中央処理部11aにいずれかの割込みが発生したか
を通知する。
【0009】この時点でのマイクロプロセッサ1aは、
メモリ部3上の割込みプログラムに遷移し、割込みコン
トローラ2aのパラメータセット等を行なった後、本来
の外部機器制御部等の割込み処理を行なう。
【0010】この例では、割込みコントローラ2aを1
つとして扱ったが、複数個ある場合は個々の割込みコン
トローラのマスク情報をメモリ部3上に待避するととも
に割込み優先順位にもとずいてマスクレジスタ等の情報
を書換え、現在受け付けている割込みよりレベルの低い
物はすべて割込みをマスクする。また割込み処理が終る
直前にメモリ部3上に待避されていたマスク情報を回復
する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】この従来の割込み制御
回路では、マイクロプロセッサ1aにより書込みを許可
するか否かを判定し実際の割込み処理を行なう構成とな
っているので、割込み処理を行う前の前処理と割込み処
理の後処理のオーバヘッドが大きく、トータルの性能ダ
ウンにつながるという問題点があった。
【0012】本発明の目的は、割込み処理の前処理及び
後処理を少なくし性能を向上させることができる割込み
制御回路を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の割込み制御回路
は、割込み許可ベクタレジスタを備え、初期状態では前
記割込み許可ベクタレジスタに予め設定された割込みベ
クタを書込み、割込み要求が受付けられるとこの受付け
られた割込み要求と対応する割込みベクタを前記割込み
許可ベクタレジスタに書込むと共にこの書込み要求に対
する処理を実行し、この割込み要求に対する処理が終了
したとき退避しておいた割込みベクタを前記割込み許可
ベクタレジスタに復帰させ、所定のタイミングで前記割
込み許可ベクタレジスタの内容を出力するマイクロプロ
セッサと、所定のタイミングで前記割込み許可ベクタレ
ジスタからの割込みベクタを書込む設定割込みベクタレ
ジスタ、外部機器からの割込み要求があったときこの外
部機器からの割込み要求と対応する割込みベクタを記憶
し所定のタイミングで出力する要求割込みベクタレジス
タ、並びに前記設定割込みベクタレジスタ及び要求割込
みベクタレジスタからの割込みベクタを比較し前記要求
割込みベクタレジスタの割込みベクタの方が高いと判定
されたとき前記マイクロプロセッサに割込み要求を出力
するコンパレータを備えた割込みコントローラとを有し
ている。
【0014】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0015】図1は本発明の一実施例のブロック図、図
2はこの実施例の割込みコントローラの内部ブロック図
である。
【0016】この実施例が図3及び図4に示された従来
の割込み制御回路と相違する点は、マイクロプロセッサ
1を、割込み許可ベクタレジスタ16を備え、初期状態
では割込み許可ベクタレジスタ16に予め設定された割
込みベクタを書込み、割込み要求が受付けられるとこの
受付けられた割込み要求と対応する割込みベクタを割込
み許可ベクタレジスタ16に書込むと共にこの書込み前
の内容を退避させて受付けられた割込み要求に対する処
理を実行し、この割込み要求に対する処理が終了したと
き退避しておいた割込みベクタを割込み許可ベクタレジ
スタに復帰させ、所定のタイミングで割込み許可ベクタ
レジスタ16の内容を出力する構成とし、割込みコント
ローラ2を、所定のタイミングで割込み許可ベクタレジ
スタ16からの割込みベクタを書込む設定割込みベクタ
レジスタ22と、外部機器からの割込み要求(OIRQ
1,OIRQ2)があったときこの外部機器からの割込
み要求と対応する割込みベクタを記憶し所定のタイミン
グで出力する要求割込みベクタレジスタ23と、設定割
込みベクタレジスタ22及び要求割込みベクタレジスタ
23からの割込みベクタを比較し前記要求割込みベクタ
レジスタ23の割込みベクタの方が高いと判定されたと
きマイクロプロセッサ1に割込み要求を(IRQ)出力
するコンパレータ26と、内部レジスタを制御するデコ
ーダ21とを備えた構成とした点にある。
【0017】次にこの実施例の動作について説明する。
マイクロプロセッサ1は、割込みによる動作を開始する
前に割込み許可ベクタレジスタ16を初期化する命令を
実行する。この命令の副次的な動作として割込み許可ベ
クタレジスタ16に書込まれた値が中央処理部11の指
示のもとバス・サイクル指示信号BCDによりバス制御
部13が動作する。バス制御部13は指示に基づいてベ
クタブロードキャスト信号BCを有効レベルにするとと
もに割込み許可ベクタレジスタ16の内容をデータバス
5に出力する。一方割込みコントローラ2は、この内容
をベクタブロードキャスト信号BCのタイミングに基づ
いて設定割込みベクタレジスタ22に書込む。この動作
は命令の副次的な動作といったが入出力命令等で代用し
てもかまわない。重要なのは、割込み許可ベクタを割込
みコントローラ2に送る手段があることである。また、
複数の割込みコントローラがある時には同時に送ること
ができることも重要である。個々の割込みコントローラ
には各々の割込み要求がどのレベルであるかを指示する
為に個々に識別子レジスタ25を初期化する。
【0018】つぎに、このような初期化のあと、外部機
器より割込み要求があった場合の動作を説明する。
【0019】外部機器からの割込み要求信号OIRQ
1,OIRQ2が割込みコントローラ2に入力される
と、割込みコントローラ2は割込み要求信号OIRQ
1,OIRQ2と識別子レジスタ25の内容から割込み
ベクタを決定する。この決定された割込みベクタはコン
パレータ26に入力され、設定割込みベクタレジスタ2
2の割込みベクタのレベルより高いか否かが判定され
る。もし高いと判定されると割込み要求信号IRQを有
効レベルにしてマイクルプロセッサ1に割込みを通知す
る。
【0020】マイクロプロセッサ1は従来例と同様に要
求割込みベクタレジスタ23の内容を引取り、指定の割
込みプログラムを実施する。なお、この時点でマイクロ
プロセッサ1は既存の割込み許可ベクタレジスタ16の
値をメモリまたはレジスタに書込み、割込みプログラム
から復帰する時、割込み許可ベクタレジスタ16の内容
を回復させる。また、割込み許可ベクタレジスタ16の
内容は受け付けた要求のベクタで書換える。このときこ
の書換えられたベクタは、前述のように割込み受け付け
シーケンスの副次的な処理またはI/0命令等で各割込
みコントローラに伝達される。この時点で受け付けた割
込みより低い割込みの受け付けは禁止される。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、割込み
コントローラにおいて割込み許可ベクタという共通のデ
ータを用い割込みを管理する構成となっているので、マ
イクロプロセッサにおける割込み処理の前処理及び後処
理を少なくでき、従ってトータルの性能を向上させるこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】図1に示された実施例の割込みコントローラの
内部ブロック図である。
【図3】従来の割込み制御回路の一例を示すブロック図
である。
【図4】図3に示された割込み制御回路の割込みコント
ローラの内部ブロック図である。
【符号の説明】
1,1a マイクロプロセッサ 2,2a 割込みコントローラ 3 メモリ部 4 アドレスバス 5 データバス 11,11a 中央処理部 12 割込み制御部 13,13a バス制御部 14 アドレスラッチ回路 15 データバッファ回路 21,21a デコーダ 22 設定割込みベクタレジスタ 23 要求割込みベクタレジスタ 24 要求ラッチレジスタ 25 識別子レジスタ 26 コンパレータ 27 マスクレジスタ G1〜G3 論理ゲート IV1 インバータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 割込み許可ベクタレジスタを備え、初期
    状態では前記割込み許可ベクタレジスタに予め設定され
    た割込みベクタを書込み、割込み要求が受付けられると
    この受付けられた割込み要求と対応する割込みベクタを
    前記割込み許可ベクタレジスタに書込むと共にこの書込
    み要求に対する処理を実行し、この割込み要求に対する
    処理が終了したとき退避しておいた割込みベクタを前記
    割込み許可ベクタレジスタに復帰させ、所定のタイミン
    グで前記割込み許可ベクタレジスタの内容を出力するマ
    イクロプロセッサと、所定のタイミングで前記割込み許
    可ベクタレジスタからの割込みベクタを書込む設定割込
    みベクタレジスタ、外部機器からの割込み要求があった
    ときこの外部機器からの割込み要求と対応する割込みベ
    クタを記憶し所定のタイミングで出力する要求割込みベ
    クタレジスタ、並びに前記設定割込みベクタレジスタ及
    び要求割込みベクタレジスタからの割込みベクタを比較
    し前記要求割込みベクタレジスタの割込みベクタの方が
    高いと判定されたとき前記マイクロプロセッサに割込み
    要求を出力するコンパレータを備えた割込みコントロー
    ラとを有することを特徴とする割込み制御回路。
  2. 【請求項2】 割込みコントローラが複数個設けられ、
    要求割込みベクタレジスタ,設定割込みベクタレジス
    タ,及び割込み許可ベクタレジスタに記憶する割込みベ
    クタを、前記複数個の割込みコントローラを識別するた
    めの識別子と、外部機器と対応するベクタとを含んだ構
    成とした請求項1記載の割込み制御回路。
JP8677592A 1992-04-08 1992-04-08 割込み制御回路 Withdrawn JPH05298118A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8677592A JPH05298118A (ja) 1992-04-08 1992-04-08 割込み制御回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8677592A JPH05298118A (ja) 1992-04-08 1992-04-08 割込み制御回路

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JPH05298118A true JPH05298118A (ja) 1993-11-12

Family

ID=13896135

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8677592A Withdrawn JPH05298118A (ja) 1992-04-08 1992-04-08 割込み制御回路

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990608