JPH05297815A - Crtディスプレイ装置 - Google Patents
Crtディスプレイ装置Info
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- JPH05297815A JPH05297815A JP5027798A JP2779893A JPH05297815A JP H05297815 A JPH05297815 A JP H05297815A JP 5027798 A JP5027798 A JP 5027798A JP 2779893 A JP2779893 A JP 2779893A JP H05297815 A JPH05297815 A JP H05297815A
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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- H04N3/00—Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages
- H04N3/10—Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical
- H04N3/16—Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical by deflecting electron beam in cathode-ray tube, e.g. scanning corrections
- H04N3/22—Circuits for controlling dimensions, shape or centering of picture on screen
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Details Of Television Scanning (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
自動的に画像表示エリアのサイズと位置を調整する。 【構成】 コンパレータ3によりビデオ信号VSに含ま
れるセットアップ電圧VS Uを検出し、検出されたセット
アップ電圧VSに基づいて、タイミング情報読み取り回
路4は1ライン分と1画面分の表示開始タイミング
t1H’、t1V’と表示終了タイミングt2H’、t2V’と
を検出する。演算手段5は、1ライン分と1画面分の表
示期間TdH’=(t2H’−t1H’)、TdV’=
(t2V’−t1V’)を求め、それぞれ基準値との比Td
H’/TdH、TdV’/TdVを求める。また、表示期間
TdH’、TdV’と水平/垂直同期信号との時間的な相
対関係について、基準相対関係からのずれを求める。画
像表示エリア調整手段8は、演算手段6で求めた比に応
じてそれぞれ対応する水平/垂直偏向電流の振幅値を補
正する。また、求めた表示期間の時間的な相対関係のず
れに応じてそれぞれ対応する水平偏向電流のレベル又は
位相及び垂直偏向電流のレベルを補正する。
Description
置に関する。特に、1ライン又は1画面分のビデオ信号
の水平又は垂直同期信号を基点とする入力開始タイミン
グと入力終了タイミング等のタイミング仕様が異なる複
数種類のビデオ信号に合わせて、画像表示エリアの位置
及び縦横のサイズを、所定の位置とサイズに自動的に調
整する機能を具備したCRTディスプレイ装置に関す
る。
アの縦横方向の位置及びサイズは、CRTディスプレイ
装置に入力されるビデオ信号に含まれる水平・垂直同期
信号の周期、及びそれらの同期信号に対するビデオ信号
の入力開始タイミング及び入力終了タイミング等のタイ
ミング仕様により決められる。
じて電子ビームが走査される範囲であるラスタ走査エリ
アのサイズと位置が定まる。有効な画像が表示される画
像表示エリアはラスタ走査エリアよりも小さく設定さ
れ、その水平方向のサイズ(横幅)は1ライン分のビデ
オ信号VLの入力開始タイミングから入力終了タイミン
グまでの時間幅により定まる。ビデオ信号VLの入力開
始タイミングは1ライン分の画像の表示開始位置に相当
する。ビデオ信号VLの入力終了タイミングは1ライン
分の画像の表示終了位置に相当する。したがって、ビデ
オ信号VLの入力開始タイミングから入力終了タイミン
グまでの時間幅は1ライン分の画像の表示期間TdHに
相当する。また、ラスタ走査エリアに対する画像表示エ
リアの水平方向の位置は、水平同期信号の周期T1Hに対
する1ライン分の表示期間TdHの時間軸上の相対位置
関係により定まる。
(縦幅)は1画面分のビデオ信号VSの入力開始タイミ
ング(表示開始位置)から入力終了タイミング(表示終了
位置)までの時間幅(表示期間TdV)により定まる。ラ
スタ走査エリアに対する画像表示エリアの垂直方向の位
置は、垂直同期信号と1画面分の表示期間TdVの時間
軸上の相対位置関係により定まる。
ミング仕様に合わせて、画像表示エリアの水平・垂直方
向の位置及びサイズが所定の位置とサイズになるよう
に、CRTディスプレイ装置の偏向回路等を設計する。
ピュータシステムに用いられるCRTディスプレイ装置
においては、複数の異なる解像度(例えば、640ドット
×480ライン、1280ドット×1024ライン等)の画像を切り
替え表示できるものが要求されてきている。このような
要求は、パーソナルコンピュータの処理速度の高速化と
低価格化が進み、低価格で高解像度を有するシステムが
得られるようになったこと、また、使用されるアプリケ
ーションソフトがビジネス用からエンジニアリング用の
様々な分野で高機能化、多様化されてきていることなど
による。
ムなどでは、様々なシステムが出現してきていることか
ら、種々のビデオ信号のタイミング仕様に対応して画像
表示エリアのサイズと位置を自動的に調整できる、いわ
ゆるマルチスキャンタイプのCRTディスプレイ装置を
実現することへの要求が高まってきている。
るビデオ信号の水平・垂直同期信号からラスタの走査開
始位置と走査終了位置を検出し、あらかじめ与えられた
画像表示エリアの縦横比、表示期間率などの表示パラメ
ータにより演算で水平ドット数を求め、表示サイズを自
動的に調整するCRTディスプレイ装置が提案されてい
た(特開昭62-91992号公報)。
イ装置は、ラスタの走査開始位置と走査終了位置に着目
しているため、画像表示エリアのサイズおよび位置につ
いては、走査期間に対する表示期間を演算ブロックにあ
らかじめ設定しておかないと自動的に調整することがで
きないという問題があった。
ものであり、入力されるビデオ信号のタイミング仕様に
合わせて、画像表示エリアのサイズおよび位置を自動的
に調整することができるCRTディスプレイ装置を提供
することを目的とする。
ディスプレイシステムでは、入力されるビデオ信号には
表示画像の黒レベルを示すセットアップ電圧が付加され
ている。本発明はセットアップ電圧を検出することによ
り、1ライン又は1画面の表示期間、表示開始位置、表
示終了位置を常に確認できることに着眼し、任意のタイ
ミング仕様を有するビデオ信号に対して画面表示エリア
のサイズと位置の調整を自動的に行うようにしたもので
ある。
されるビデオ信号に応じて電子ビームを管面に向けて照
射する電子銃を備えてなるCRTと、前記CRTに設け
られた水平偏向コイル及び垂直偏向コイルと、前記ビデ
オ信号に含まれる水平同期信号に同期させた鋸波状の偏
向電流を前記水平偏向コイルに流して前記電子ビームを
水平方向に走査する水平偏向回路と、前記ビデオ信号に
含まれる垂直同期信号に同期させた鋸波状の偏向電流を
前記垂直偏向コイルに流して前記電子ビームを垂直方向
に走査する垂直偏向回路とを備えてなるCRTディスプ
レイ装置において、前記ビデオ信号に重畳されているセ
ットアップ電圧の立上りと立下りを検出するコンパレー
タと、該コンパレータの出力信号に基づいて水平走査ラ
インに対応する画像の第1の表示期間と1画面に対応す
る画像の第2の表示期間を検出するとともに、該検出さ
れた第1の表示期間と前記水平同期信号との時間軸上の
相対位置関係及び第2の表示期間と前記垂直同期信号と
の時間軸上の相対位置関係とを検出する演算手段と、該
検出された第1と第2の表示期間を予め定められた基準
表示期間に一致させるべく対応する前記水平偏向電流と
垂直偏向電流の振幅を補正するとともに、前記検出され
た第1の表示期間と前記水平同期信号との時間軸上の相
対位置関係を予め定められた基準相対位置関係に一致さ
せるべく、水平偏向電流のレベルと位相の一方を補正
し、前記検出された第2の表示期間と前記垂直同期信号
との時間軸上の相対位置関係を予め定められた基準相対
位置関係に一致させるべく、垂直偏向電流のレベルを補
正する画面調整手段とを設けたことを特徴とする。
ば次の作用により上記目的が達成できる。
ズは、それぞれ水平又は垂直偏向コイルに流される偏向
電流の振幅によって決定される。なお、鋸波状の偏向電
流の傾きが一定の場合は表示期間Td(TdH、TdV)
の長さに比例する。したがって、基準画像表示エリアM
の基準表示期間と入力されたビデオ信号の表示期間とを
比較し、その比に応じて偏向電流の振幅を増減補正する
ことにより、画像表示エリアの横と縦のサイズを所望の
ものに調整できる。また、画像表示エリアの横と縦の表
示位置は、水平又は垂直偏向電流のレベル(バイアス
量)によって決定される。なお、画像表示エリアの横方
向の表示位置は、水平偏向電流の位相に対してビデオ信
号の位相(時間軸)をずらすことによっても調整でき
る。したがって、入力されたビデオ信号の水平又は垂直
同期信号に対する表示期間Td’の時間軸上の相対位置
関係の基準に対するずれを求め、そのずれに応じて水平
又は垂直偏向電流のレベルを補正することにより、画像
表示エリアの横と縦の表示位置を所望のものに調整でき
る。
イズと位置を調整する場合を説明する。まず、初期調整
時に設定した基準の画像表示エリアの上端(表示開始位
置t1V)と、任意に入力されるビデオ信号をそのまま表
示した場合の画像表示エリアの上端(表示開始位置
t1V’)との偏差をδ1V(=t1V’−t1V)とする。ま
た、基準の画像表示エリアの下端(表示終了位置t2V)
と任意に入力されるビデオ信号をそのまま表示した場合
の画像表示エリアの下端(表示終了位置t2V’)との偏
差をδ2V(=t2V’−t2V)とする。この場合、画像表
示エリアの中心位置をCRTの画面上で上方向または下
方向に(δ1V+δ2V)/2だけシフトして位置を補正
し、画面サイズをそのまま表示した場合の画面サイズに
対して(t2V−t1V)/(t2V’−t1V')倍してサイズ
を補正する。これにより、任意のタイミング仕様を有す
るビデオ信号が入力されても、その画像表示エリアは初
期調整時に設定した基準の画像表示エリアと同一のサイ
ズ及び位置に自動的に調整される。
ベルが変化するが、セットアップ電圧は変化しない。し
たがって、図2に示すように、セットアップ電圧VSUが
付加された1画面分のビデオ信号VSでは、セットアッ
プ電圧VSUを検出する基準電圧レベルVaをビデオ信号
VSの基準レベルである”0”レベルV0とセットアップ
電圧VSUの間に設定できる。このため、1画面の表示期
間TdV、表示開始位置t1Vおよび表示終了位置t
2Vを、レベルが変化するビデオ信号の内容に無関係に検
出でき、CRTの画像表示エリアMがラスタ走査エリア
Pに対しどのような関係にあるかを知ることができる。
時において、図3の実線で示したような基準タイミング
仕様(垂直同期信号VSYNC、1画面の表示期間(t2V−
t1V)、表示開始位置t1V、表示終了位置t2V、表示周
期T1V)を用いて、実線で示したような所望のサイズL
および位置の画像表示エリアMを得る。
イミング仕様と同じ周波数であるが、表示期間、表示開
始位置、表示終了位置が異なるタイミング仕様(垂直同
期信号VSYNC,表示期間(t2V’−t1V’),表示開始位
置t1V’,表示終了位置t2V’,表示周期T1V’)をも
つビデオ信号VS’がCRTディスプレイ装置に入力さ
れた場合、画像表示エリアM’は点線で示すようにな
り、表示サイズLは基準Mに比して小さくなり、その表
示位置は画面中央から下にシフトされる。
置をt1V、表示終了位置をt2V、それと異なるタイミング
の表示開始位置をt1V'、表示終了位置をt2V'とすると、
基準タイミング仕様と同じ表示サイズLを得るために
は、垂直偏向電流の振幅を補正して、ラスタ走査エリア
Pのサイズを(t2V−t1V)/(t2V'−t1V')倍にすればよ
い。また表示位置は、垂直偏向電流のレベルを補正し
て、ラスタ走査エリア自体を移動させることにより画面
の中央に画像表示エリアMを移動させることができる。
尚、図2及び図3においてIdVはCRTの垂直偏向コ
イルに印加される垂直偏向電流である。
ズと位置についても同様に補正して、初期調整時に設定
した基準の画像表示エリアMのサイズと位置に自動調整
することができる。なお、画像表示エリアの横方向の位
置とサイズの調整は、ビデオ信号VSの時間軸を同期信
号HSYNCに対し進ませるように補正しても、画像表示エ
リアM’の移動は可能である。
する。図1には本発明に係るCRTディスプレイ装置の
一実施例の全体構成が示されている。同図において本発
明によるCRTディスプレイ装置は、ビデオ増幅器1
と、同期信号プロセッサ2と、コンパレータ3と、タイ
ミング情報読取回路4と、CPU5と、メモリ6と、偏
向回路7と、画面調整回路8と、CRT9とから構成さ
れている。
信号プロセッサ2およびコンパレータ3に入力される。
号レベルまで増幅し、CRT9のカソードを駆動して画
像を表示させる。
る画像の黒レベルを示すセットアップ電圧VSUを検出す
るものであり、入力されるビデオ信号VSと検出基準電
圧Vaとを比較し、VS≧Vaの期間、ハイレベルの信
号を出力する。この基準電圧Vaはビデオ信号VSの基
準”0”レベルV0とセットアップ電圧VSUとの間のレ
ベルに設定されている。したがって、コンパレータ3の
出力は、水平走査ラインに対応した1ライン分のビデオ
信号VLの表示期間TdHに相当する期間ハイレベルとな
る信号である。
オ信号VSを取り込み、ビデオ信号VSに含まれている水
平同期信号HSYNC、および垂直同期信号VSYNCを分離
し、タイミング情報読取回路4及び偏向回路7に出力す
る。
ら出力されるCRT9の管面上における画像の1ライン
分の表示期間(t2H’−t1H’)、表示開始位置
t1H'、表示終了位置t2H’、表示周期T1H'を示すデー
タを取り込み、予めメモリ6に記憶されている初期調整
時の表示開始位置t1H、表示終了位置t2H及び表示周期
T1Hを読みだして画面調整回路8を制御し、偏向回路7
を介してCRT9の偏向コイルに流れる水平偏向電流を
変化させ、画像表示エリアMの水平方向の表示サイズL
Hと表示位置を調整する。また、CRT9の管面上にお
ける画像の1画面分の表示期間(t2V’−t1V')、表
示開始位置t1V'、表示終了位置t2V’、表示周期
T1V’を示すデータを取り込み、予めメモリ6に記憶さ
れている初期調整時の表示開始位置t1V、表示終了位置
t2V及び表示周期T1Vを読みだして画面調整回路8を制
御し、偏向回路7を介してCRT9の偏向コイルに流れ
る垂直偏向電流を変化させ、表示エリアMの垂直方向の
表示サイズLVと表示位置を調整する。
置の主要部の具体的構成について説明する。
イズLVと表示位置を調整する主要部の構成を示してい
る。同図において、タイミング情報読取回路4Aは、コ
ンパレータ3により検出される表示期間TdHを示すタ
イミング信号を入力信号とするマスク回路16と、アン
ドゲート10A〜10Cと、アンドゲート10A〜10
Cの出力信号(図5(g)〜(i))を選択的に切り換
えるマルチプレクサ11と、マルチプレクサ11から出
力されるクロックを計数するカウンタ12と、同期信号
プロセッサ2により分離された垂直同期信号VSYNCによ
りトリガーされる単安定マルチバイブレータ13及び双
安定マルチバイブレータ14とから構成されている。
15A,15Bと、演算増幅器17A,17B,画面表
示サイズ調整トリマVR1と、画面表示位置調整トリマ
VR2と、抵抗R1〜R8とから構成されている。
は、ビデオ信号VS(図5(a))から水平走査の1ラ
イン分のビデオ信号VLの表示期間TdHに同期してハイ
レベルとなる信号が出力される(図5(c))。タイミ
ング情報読取回路4Aのマスク回路16は、コンパレー
タ3から出力されるパルス列信号に含まれる水平同期信
号HSYNC(ロウレベル成分)をマスクして、1画面分の
ビデオ信号VSの表示期間TdVに同期してハイレベルと
なる信号を出力する(図5(d))。このように、マス
ク回路16は表示期間TdHのパルス幅に対して狭いパ
ルス幅の水平同期信号HSYNCのみを除去して1画面分の
ビデオ信号VSの表示期間TdVを検出する回路であり、
例えば抵抗とコンデンサからなるRC積分回路により実
現できる。このマスク回路16の出力信号はアンドゲ−
ト10A、10Bにゲート信号として入力されている。
同期信号プロセッサ2から出力される垂直同期信号V
SYNC(図5(b))によりトリガされ、一定幅のパルス
をアンドゲート10Bのゲート信号として出力する(図
5(e))。このパルス幅は、垂直同期信号VSYNCが入
力されてから1ライン目のビデオ信号VLが入力される
表示開始位置t1V'迄のタイミング仕様の最大変動値をカ
バーするように設定する。双安定マルチバイブレ−タ1
4は垂直同期信号VSYNC(図5(b))により動作し、
垂直同期信号VSYNCに同期して繰り返し反転する信号を
アンドゲート10Cのゲート信号として出力する(図5
(f))。
スが入力されており、アンドゲート10Aは表示期間T
dV内に取り込まれたクロックパルスをマルチプレクサ
11を介してカウンタ12に送出する(図5(g))。
ここで、クロックパルスとして水平同期信号HSYNCを用
いることが好ましい。これによれば、タイミング仕様の
読取値が水平走査線の本数で表すものとなる。カウンタ
12は入力されるクロックパルスを計数し、表示期間T
dV(=(t2V'−t1V'))の検出値として出力する。アン
ドゲート10Bは、表示期間TdVを示すタイミング信
号がローレベルである期間、すなわち表示期間TdVが
開始されるまでのクロックパルスをマルチプレクサ11
を介してカウンタ12に送出する(図5(h))。カウ
ンタ12は入力されるクロックパルスを計数し、表示開
始位置t1V'の検出値として出力する。アンドゲート1
0Cは垂直同期信号VSYNCの周期内に取り込まれたクロ
ックパルスを1周期おきにマルチプレクサ11を介して
カウンタ12に送出する(図5(i))。カウンタ12
は入力されるクロックパルスを計数し、1周期おきに表
示周期T1V'の検出値を出力する。
れた各デ−タは、CPU5において、あらかじめメモリ
6に記憶されている初期画面調整時に用いた基準タイミ
ング仕様の表示開始位置t1V、表示終了位置t2V、周期
T1Vと比較される。
ズと表示位置の調整にかかるCPU5の処理内容を図6
乃至図8に基づいて説明する。なお、CPU5における
垂直方向と水平方向のサイズと表示位置の調整の処理手
順は同一であることから、図5では水平と垂直を区別す
る各データの添字H,Vを省略して示している。
入されてプログラムが起動されると、タイミング情報読
取回路4Aより画像の表示期間TdV’(=t2V’−t
1V')、表示開始位置t1V'、表示周期T1V'の読み込み
が行なわれる(ステップ20、21、22)。
t1V')であるか否か、すなわち初期画面調整時の基準
画像表示エリアMの表示期間と、現在入力されているビ
デオ信号による画像の表示期間とが等しいか否かが判定
される。この判定の結果、両者が等しい場合は初期画面
調整時の基準画像表示エリアMの表示開始位置t1Vと、
現在入力されているビデオ信号による画像の表示開始位
置t1V’とが等しいか否かが判定される(ステップ2
3、24)。
しいと判定された場合には、初期画面調整時の基準画像
表示エリアMの表示周期T1Vと、現在入力されているビ
デオ信号による画像の表示周期T1V'とが等しいが否か
が判定される(ステップ25)。ステップ25で表示周
期T1Vと表示周期T1V'とが等しいと判定された場合に
はステップ20に処理がもどる。
れ、表示期間、表示開始位置、表示周期が初期画面調整
時の基準画像表示エリアMと現在、入力されているビデ
オ信号による画像とで等しくないと判定された場合には
以下に説明するように画像表示エリアのサイズと位置の
補正が行なわれ(ステップ26、27、28)、処理は
ステップ20に戻る。
デオ信号VSの表示周期T1V'が基準画像表示エリアMの
表示周期T1Vと同じであるが、表示周期T1Vの基準タイ
ミング仕様に対し、それと異なるタイミングの破線で示
したビデオ信号VSが入力されたとする。この場合にお
いて何ら補正しないと、表示開始位置t1V'と表示終了
位置t2V’が基準画像表示エリアMの基準タイミング仕
様と異なるために、図3(C)に破線で示すように、入
力されたビデオ信号VSによる画像表示エリアM’の表
示サイズLV’は、基準画像表示エリアMの表示サイズ
LVに対して(t2V’−t1V')/(t2V−t1V)倍にな
るとともに、表示位置が下方にずれたものとなってしま
う。
ずれをそれぞれ(t1V'−t1V)=δV1、(t2V'−
t2V)=δ2Vとし(ステップ26)、そのずれの平均値
(δ1V+δ2V)/2を求め、基準タイミング仕様に対応
する垂直偏向電流Id0Vのレベル(振幅中心)を(δ1V
+δ2V)/2倍して表示位置を補正する(ステップ2
7)。これにより、基準タイミング仕様に対応する垂直
偏向電流Id0Vは、図7の破線で示したId1Vのように
上方向にシフトされ、画像表示エリアM’は同図(a)
の位置から、同図(b)の位置に移動する。更に、基準
タイミング仕様の表示期間に対する入力ビデオ信号の表
示期間の比(t2V−t1V)/(t2V'−t1V')を求め、垂
直偏向電流Id1Vの電流振幅を(t2V−t1V)/(t2V'
−t1V')倍に増大させる補正を行う(ステップ2
8)。これにより、垂直偏向電流は図7のId2Vに補正
され、同図(c)に示すように、画像表示エリアM’を
基準タイミング仕様の場合と同じ表示サイズLVと表示
位置に描出することができる。
が基準タイミング仕様の周期T1Vに等しい場合を説明し
たが、T1V’がT1Vと異なるビデオ信号VSが入力され
てきた場合にも、同様に処理することにより、画像表示
エリアM’を基準タイミング仕様の場合と同じ表示サイ
ズLVと表示位置に描出することができる。つまり、図
8の破線で示すように、まず偏向電流Id3Vのレベルを
(δ1V+δ2V)/2だけ下方向にシフトさせ、次に電流
振幅を(t2V−t1V)/(t2V'−t1V')倍に増大させれ
ば、基準タイミング仕様のときと同じ表示サイズ及び表
示位置の画像表示エリアM’をCRT9の管面上に描出
させる偏向電流Id4Vを得ることができる。
+δ2V)/2及び(t2V−t1V)/(t2V'−t1V')は画
面調整回路8Aに入力される。図4に示すように、画面
調整回路8Aに入力される補正デ−タ(δ1V+δ2V)/
2はD/A変換器15Aによりアナログ値の補正量に変
換され、表示位置調整トリマVR2によってあらかじめ
設定された初期調整量に加算され、増幅器17Bを介し
て偏向回路7Aに送出される。トリマVR2によって設
定される初期調整量は、画像表示エリアの中心位置の初
期調整量に相当するもので、鋸波状の垂直偏向電流Id
Vのレベル指令に対応する。一方、補正デ−タ(t2V−t
1V)/(t2V'−t1V')はD/A変換器15Bによりア
ナログ値の補正量に変換され、表示サイズ調整トリマV
R1によってあらかじめ設定された初期調整量に加算さ
れ、増幅器17Aを介して偏向回路7Aに送出される。
トリマVR1によって設定される初期調整量は、画像表
示エリアの垂直方向サイズLVの初期調整量に相当する
もので、鋸波状の垂直偏向電流IdVの振幅指令に対応
する。
電流発生電源21と偏向電流のレベルを調整するトラン
ジスタQ1とを含んで構成されている。偏向電流発生電
源21は垂直偏向コイル20とコンデンサC1と抵抗R
12からなる回路に垂直同期信号VSYNCに同期させて鋸
波状の垂直偏向電流IdVを流す。その垂直偏向電流I
dVの振幅値は画面調整回路8Aから抵抗R9を介して
入力される増幅器17Aの出力(振幅指令)に合わせて
調整される。また、垂直偏向コイル20に流れる垂直偏
向電流IdVの振幅中心レベルは、画面調整回路8Aか
ら抵抗R10を介して入力される増幅器17Bの出力
(レベル指令)に応じ、トランジスタQ1を介してバイ
パスさせる電流を調整することにより行う。
イズLHと表示位置を調整する主要部の構成を示す。同
図に示すように、タイミング情報読取回路4Bの基本構
成は、マスク回路16が備えられていない点を除き、図
4の垂直方向の実施例と同じであり、アンドゲート30
A〜30Cと、マルチプレクサ31と、カウンタ32
と、水平同期信号HSYNCによりトリガーされる単安定マ
ルチバイブレータ33及び双安定マルチバイブレータ3
4とから構成されている。
35A,35Bと、演算増幅器37A,37B,画像表
示エリアの水平方向の表示サイズLHを調整する表示サ
イズ調整トリマVR31と、画像表示エリアの水平方向
の表示位置を調整する表示位置調整トリマVR32と、
抵抗R31〜R38とから構成されている。
水平偏向電流を調整する周知の一般的な回路であり、水
平同期信号HSYNCに同期したパルス信号を発生する発振
器41と、電源回路42と、水平偏向電流発生回路43
とを含んで構成され、水平偏向電流発生回路43の出力
により水平偏向コイル22とコンデンサC2の回路に水
平偏向電流IdHを流すようになっている。
路4Bは図10のタイミングチャートに示すように、前
述したタイミング情報読取回路4Aと同様に動作する。
すなわち、コンパレータ3から水平走査ラインの1ライ
ンのビデオ信号VL(図10(a))の表示期間TdHに
同期してハイレベルとなる信号が出力される(図10
(c))。単安定マルチバイブレータ33は入力される
水平同期信号HSYNC(図10(b))によりトリガさ
れ、一定幅のパルスをアンドゲート30Bのゲート信号
として出力する(図10(d))。このパルス幅は、水
平同期信号VSY NCが入力されてから1ライン目のビデオ
信号VLが入力される表示開始位置t1H'迄のタイミング
仕様の最大変動値をカバーするように設定する。双安定
マルチバイブレ−タ34は水平同期信号HSYNC(図10
(b))により動作し、水平同期信号HSYNCに同期して
繰り返し反転する信号をアンドゲート30Cのゲート信
号として出力する(図10(e))。
スが入力されており、アンドゲート30Aは表示期間T
dH内に取り込まれたクロックパルスをマルチプレクサ
31を介してカウンタ32に送出する(図10
(f))。ここで用いるクロックパルスは図4の垂直調
整の場合のクロックパルスよりも高い周波数(例えば、
100MHz)を用いることが好ましい。例えば、10
0MHzのクロックパルスを用いると、タイミング情報
を0.01秒の精度で読み取ることができる。これは、
20インチのCRTディスプレイの場合、約0.3mm
の精度で画像表示エリアのサイズと位置を調整できるこ
とになる。アンドゲート30Bは表示期間TdHが開始
されるまでのクロックパルスをマルチプレクサ31を介
してカウンタ32に送出する(図10(g))。アンド
ゲート30Cは水平同期信号HSYNCの周期内に取り込ま
れたクロックパルスを1周期おきにマルチプレクサ31
を介してカウンタ32に送出する(図10(h))。カ
ウンタ32は入力されるクロックパルスを計数し、表示
期間TdH(=(t2H'−t1H'))、表示開始位置t1H'、表
示周期T1H'を出力する。
れた各デ−タは、CPU5において、あらかじめメモリ
6に記憶されている初期画面調整時に用いた基準タイミ
ング仕様の表示開始位置t1H、表示終了位置t2H、周期
T1Hと比較される。このCPU5における処理手順は、
処理結果の補正データ(δ1H+δ2H)/2及び(t2H−
t1H)/(t2H'−t1H')を画面調整回路8Bに出力す
る点を除き、前述した図6の処理と同一である。
調整回路8Bに入力される。図9に示すように、補正デ
−タ(δ1H+δ2H)/2はD/A変換器35Aによりア
ナログ値の補正量に変換され、表示位置調整トリマVR
32によってあらかじめ設定された初期調整量に加算さ
れ、増幅器37Bを介して偏向回路7Bに送出される。
トリマVR32によって設定される初期調整量は、水平
同期信号HSYNCに対する鋸波状の水平偏向電流IdHの
時間軸補正指令に対応する。一方、補正デ−タ(t2H−
t1H)/(t2H'−t1H')はD/A変換器35Bにより
アナログ値の補正量に変換され、表示サイズ調整トリマ
VR31によってあらかじめ設定された初期調整量に加
算され、増幅器37Aを介して偏向回路7Bに送出され
る。トリマVR31によって設定される初期調整量は、
画像表示エリアの水平方向サイズLHの初期調整量に相
当するもので、鋸波状の水平偏向電流IdHの振幅指令
に対応する。
dHの振幅指令は抵抗R39を介して電源回路43に入
力され、これにより水平偏向コイル22に流す水平偏向
電流IdHの振幅が調整される。増幅器37Bの出力で
ある水平偏向電流IdHの時間軸補正指令は、抵抗R4
0を介して発振器41に入力され、時間軸補正指令に応
じて発振器41から出力されるパルスの位相が遅、進さ
れる。これにより、図11に示した水平偏向電流IdH
の時間軸(位相)が図において左右に移動される。
方向のサイズLHと位置が調整される様子を説明する。
同図の(A)は水平偏向電流を示し、(B)は画像表示
エリアの表示状態を示し、(C)はビデオ信号のタイミ
ング仕様の関係を示している。図において実線で示す基
準タイミング仕様に基づいて画面調整回路8Bと偏向回
路7Bの初期調整なされていたとする。これに対して、
点線で示すタイミング仕様のビデオ信号VSが入力され
た場合、画像表示エリアM’は基準の画像表示エリアM
よりも、右側にシフトし、かつ表示サイズLH’のよう
に小さく表示される。つまり、画像表示エリアM’は基
準Mに対して表示開始位置がδ1H=t1H’−t1H右側に
ずれ、表示終了位置がδ2H=t2H’−t2H右側にずれて
表示される。
の中心位置を基準画像表示エリアMの中心に合わせるた
めには、垂直位置調整の場合と同様、水平同期信号H
SYNCに対してビデオ信号VSの時間軸(位相)を(δ1H
+δ2H)/2だけ進ませればよい。そのため、本実施例
では時間軸補正指令に応じて水平同期信号HSYNCの位相
に対しての発振器41により水平偏向電流IdHの位相
を進ませるように調整している。この補正により画像表
示エリアは図11の(B)に一点鎖線で示したM”の位
置に補正される。なお、図11の(A)では、水平偏向
電流IdHの位相を補正により進ませた結果を示してい
る。
イズLH’を基準サイズLHに合わせるためには、垂直サ
イズ調整の場合と同様、水平偏向電流IdHが基準タイ
ミング仕様のId0Hの(t2H−t1H)/(t2H’−
t1H’)倍になるように、図11に破線で示すId1Hに
補正する。これにより、表示画像エリアは図の基準画像
表示エリアMに一致する。
異なるタイミング仕様のビデオ入力信号が入力されて
も、表示期間率、表示位相等のデータをあらかじめ入力
することなく、画像表示エリアを基準とするサイズ及び
位置に自動的に調整される。そのため、使い勝手が良好
でかつ汎用性のあるCRTディスプレイ装置を実現する
ことができる。
例の構成を示すブロック図である。
ビデオ入力信号と表示画面との関係を示す説明図であ
る。
異なるタイミング仕様のビデオ信号が入力された場合に
おける表示画面の変化状態を示す説明図である。
示エリアの垂直方向のサイズと位置の調整にかかる主要
部の具体的構成を示す回路図である。
の動作状態を示すタイミングチャートである。
フローチャートである。
された際における画像表示エリアの垂直方向のサイズと
位置の補正の様子を説明するためのビデオ信号、垂直偏
向電流及び表示画面の変化状態の一例を示す説明図であ
る。
された際における画像表示エリアの垂直方向のサイズと
位置の補正の様子を説明するためのビデオ信号、偏向電
流及び表示画面の変化状態の他の例を示す説明図であ
る。
示エリアの水平方向のサイズと位置の調整にかかる主要
部の具体的構成を示す回路図である。
部の動作状態を示すタイミングチャートである。
力された際における画像表示エリアの水平方向のサイズ
と位置の補正の様子を説明するためのビデオ信号、水平
偏向電流及び表示画面の変化状態の一例を示す説明図で
ある。
Claims (6)
- 【請求項1】 入力されるビデオ信号に応じて電子ビー
ムを管面に向けて照射する電子銃を備えてなるCRT
と、 前記CRTに設けられた水平偏向コイル及び垂直偏向コ
イルと、 前記ビデオ信号に含まれる水平同期信号に同期させた鋸
波状の偏向電流を前記水平偏向コイルに流して前記電子
ビームを水平方向に走査する水平偏向回路と、 前記ビデオ信号に含まれる垂直同期信号に同期させた鋸
波状の偏向電流を前記垂直偏向コイルに流して前記電子
ビームを垂直方向に走査する垂直偏向回路と、 前記ビデオ信号に重畳されているセットアップ電圧の立
上りと立下りを検出するコンパレータと、 該コンパレータの出力信号に基づいて水平走査ラインに
対応する画像の表示期間を検出するとともに、該検出さ
れた表示期間と前記水平同期信号との時間軸上の相対位
置関係を検出する演算手段と、 該検出された表示期間を予め定められた基準表示期間に
一致させるべく前記水平偏向電流の振幅を補正するとと
もに、前記検出された表示期間と前記水平同期信号との
時間軸上の相対位置関係を予め定められた基準相対位置
関係に一致させるべく、水平偏向電流のレベルと位相の
一方を補正する画面調整手段とを含んでなるCRTディ
スプレイ装置。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記演算手段は、前記コンパレータの出力信号と前記水
平同期信号とに基づいて、前記水平同期信号を基点とし
て前記セットアップ電圧の立上りタイミングt1H’と立
下りタイミングt2H’とを計時するタイミング情報読み
取り手段を含んでなり、 該タイミング情報読み取り手段により計時された立上り
タイミングt1H’と立下りタイミングt2H’との差を前
記表示期間(t2H’−t1H’)として検出し、該表示期
間と予め定められた前記表示期間の基準値(t2H−
t1H)との比(t2H’−t1H’)/(t2H−t1H)を求
めるとともに、 立上りタイミングt1H’と予め定められたその基準値t
1Hとの差δ1Hと、立下りタイミングt2H’と予め定めら
れたその基準値t2Hとの差δ2Hの平均値(δ1H+δ2H)
/2を、前記表示期間と水平同期信号との時間軸上の相
対位置関係と前記基準相対位置関係とのずれとして求め
るものとされ、 前記画面調整手段は、前記演算手段により求められた前
記比(t2H’−t1H’)/(t2H−t1H)に応じて前記
水平偏向電流の振幅を補正するとともに、前記平均値
(δ1H+δ2H)/2に応じて前記水平偏向電流のレベル
と位相の一方を補正することを特徴とするCRTディス
プレイ装置。 - 【請求項3】 入力されるビデオ信号に応じて電子ビー
ムを管面に向けて照射する電子銃を備えてなるCRT
と、 前記CRTに設けられた水平偏向コイル及び垂直偏向コ
イルと、 前記ビデオ信号に含まれる水平同期信号に同期させた鋸
波状の偏向電流を前記水平偏向コイルに流して前記電子
ビームを水平方向に走査する水平偏向回路と、 前記ビデオ信号に含まれる垂直同期信号に同期させた鋸
波状の偏向電流を前記垂直偏向コイルに流して前記電子
ビームを垂直方向に走査する垂直偏向回路と、 前記ビデオ信号に重畳されているセットアップ電圧の立
上りと立下りを検出するコンパレータと、 該コンパレータの出力信号に基づいて1画面に対応する
画像の表示期間を検出するとともに、該検出された表示
期間と前記垂直同期信号との時間軸上の相対位置関係を
検出する演算手段と、 該検出された表示期間を予め定められた基準表示期間に
一致させるべく前記垂直偏向電流の振幅を補正するとと
もに、前記検出された表示期間と前記垂直同期信号との
時間軸上の相対位置関係を予め定められた基準相対位置
関係に一致させるべく、垂直偏向電流のレベルを補正す
る画面調整手段とを含んでなるCRTディスプレイ装
置。 - 【請求項4】 請求項3において、 前記演算手段は、前記コンパレータの出力信号と前記垂
直同期信号とに基づいて、前記垂直同期信号を基点とし
て1画面当たりの前記セットアップ電圧の立上りタイミ
ングt1V’と立下りタイミングt2V’とを計時するタイ
ミング情報読み取り手段を含んでなり、 該タイミング情報読み取り手段により計時された立上り
タイミングt1V’と立下りタイミングt2V’との差を前
記表示期間(t2V’−t1V’)として検出し、該表示期
間と予め定められた前記表示期間の基準値(t2V−
t1V)との比(t2V’−t1V’)/(t2V−t1V)を求
めるとともに、 立上りタイミングt1V’と予め定められたその基準値t
1Vとの差δ1Vと、立下りタイミングt2V’と予め定めら
れたその基準値t2Vとの差δ2Vの平均値(δ1V+δ2V)
/2を、前記表示期間と前記垂直同期信号との時間軸上
の相対位置関係と前記基準相対位置関係とのずれとして
求めるものとされ、 前記画面調整手段は、前記演算手段により求められた前
記比(t2V’−t1V’)/(t2V−t1V)に応じて前記
垂直偏向電流の振幅を補正するとともに、前記平均値
(δ1V+δ2V)/2に応じて前記垂直偏向電流のレベル
を補正することを特徴とするCRTディスプレイ装置。 - 【請求項5】 入力されるビデオ信号に応じて電子ビー
ムを管面に向けて照射する電子銃を備えてなるCRT
と、 前記CRTに設けられた水平偏向コイル及び垂直偏向コ
イルと、 前記ビデオ信号に含まれる水平同期信号に同期させた鋸
波状の偏向電流を前記水平偏向コイルに流して前記電子
ビームを水平方向に走査する水平偏向回路と、 前記ビデオ信号に含まれる垂直同期信号に同期させた鋸
波状の偏向電流を前記垂直偏向コイルに流して前記電子
ビームを垂直方向に走査する垂直偏向回路と、 前記ビデオ信号に重畳されているセットアップ電圧の立
上りと立下りを検出するコンパレータと、 該コンパレータの出力信号に基づいて水平走査ラインに
対応する画像の第1の表示期間と1画面に対応する画像
の第2の表示期間を検出するとともに、該検出された第
1の表示期間と前記水平同期信号との時間軸上の相対位
置関係及び第2の表示期間と前記垂直同期信号との時間
軸上の相対位置関係とを検出する演算手段と、 該検出された第1と第2の表示期間を予め定められた基
準表示期間に一致させるべく対応する前記水平偏向電流
と垂直偏向電流の振幅を補正するとともに、前記検出さ
れた第1の表示期間と前記水平同期信号との時間軸上の
相対位置関係を予め定められた基準相対位置関係に一致
させるべく、水平偏向電流のレベルと位相の一方を補正
し、前記検出された第2の表示期間と前記垂直同期信号
との時間軸上の相対位置関係を予め定められた基準相対
位置関係に一致させるべく、垂直偏向電流のレベルを補
正する画面調整手段とを含んでなるCRTディスプレイ
装置。 - 【請求項6】 請求項5において、 前記演算手段は、前記コンパレータの出力信号と前記垂
直同期信号と前記水平同期信号に基づいて、前記水平同
期信号を基点として水平走査ラインに対応する前記セッ
トアップ電圧の立上りタイミングt1H’と立下りタイミ
ングt2H’と、前記垂直同期信号を基点として1画面当
たりの前記セットアップ電圧の立上りタイミングt1V’
と立下りタイミングt2V’とを計時するタイミング情報
読み取り手段を含んでなり、 該タイミング情報読み取り手段により計時された立上り
タイミングt1H’と立下りタイミングt2H’との差を前
記第1の表示期間(t2H’−t1H’)として検出し、該
表示期間と予め定められた前記第1の表示期間の基準値
(t2H−t1H)との比(t2H’−t1H’)/(t2H−t
1H)を求めるとともに、立上りタイミングt1H’と予め
定められたその基準値t1Hとの差δ1Hと、立下りタイミ
ングt2H’と予め定められたその基準値t2Hとの差δ2H
の平均値(δ1H+δ2H)/2を、前記第1の表示期間と
水平同期信号との時間軸上の相対位置関係と前記基準相
対位置関係とのずれとして求める第1の演算手段と、 前記タイミング情報読み取り手段により計時された立上
りタイミングt1V’と立下りタイミングt2V’との差を
前記第2の表示期間(t2V’−t1V’)として検出し、
該表示期間と予め定められた前記第2の表示期間の基準
値(t2V−t1V)との比(t2V’−t1V’)/(t2V−
t1V)を求めるとともに、立上りタイミングt1V’と予
め定められたその基準値t1Vとの差δ1Vと、立下りタイ
ミングt2V’と予め定められたその基準値t2Vとの差δ
2Vの平均値(δ1V+δ2V)/2を、前記第2の表示期間
と前記垂直同期信号との時間軸上の相対位置関係と前記
基準相対位置関係とのずれとして求める第2の演算手段
とを有し、 前記画面調整手段は、前記第1の演算手段により求めら
れた前記比(t2H’−t1H’)/(t2H−t1H)に応じ
て前記水平偏向電流の振幅を補正するとともに、前記平
均値(δ1H+δ2H)/2に応じて前記水平偏向電流のレ
ベルと位相の一方を補正し、前記第2の演算手段により
求められた前記比(t2V’−t1V’)/(t2V−t1V)
に応じて前記垂直偏向電流の振幅を補正するとともに、
前記平均値(δ1V+δ2V)/2に応じて前記垂直偏向電
流のレベルを補正することを特徴とするCRTディスプ
レイ装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2954492 | 1992-02-17 | ||
JP4-29544 | 1992-02-17 |
Publications (1)
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---|---|
JPH05297815A true JPH05297815A (ja) | 1993-11-12 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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JP (1) | JPH05297815A (ja) |
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1993
- 1993-02-17 US US08/018,382 patent/US5329211A/en not_active Expired - Fee Related
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