JPH0529693Y2 - - Google Patents

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JPH0529693Y2
JPH0529693Y2 JP1986080785U JP8078586U JPH0529693Y2 JP H0529693 Y2 JPH0529693 Y2 JP H0529693Y2 JP 1986080785 U JP1986080785 U JP 1986080785U JP 8078586 U JP8078586 U JP 8078586U JP H0529693 Y2 JPH0529693 Y2 JP H0529693Y2
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JP
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wire
diameter
elastic
operating
forceps
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、経内視鏡的に体腔内の異物を回収
するための内視鏡用把持鉗子に関する。
[従来の技術] 従来、内視鏡用把持鉗子は実開昭60−45009号
公報で示されている。例えば第5図に示されるよ
うに把持鉗子は外套管1内を挿通し進退自在に操
作される操作ワイヤ2の先端部に複数の弾性ワイ
ヤ3からなる把持部4が設けられている。そして
操作ワイヤ2と弾性ワイヤ3は固定管5,5でろ
う付け固定されている。
以上の構成により、把持鉗子は経内視鏡的に体
腔内の異物に近づけ、操作ワイヤ2を前方に押し
出すと連結管5で連結された把持部4が外套管1
から突出される。そして把持部4を異物の所まで
誘導して操作ワイヤ2を手元側に引き寄せると把
持部4を形成する弾性ワイヤ3は外套管1の開口
部より収束され異物を把持して回収ができるもの
である。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、従来の技術においては、操作ワ
イヤ2と弾性ワイヤ3は固定管5で連結されてい
るために外套管1の径はそれに見合う径を確保し
なければならないので太径になる。そのため、把
持鉗子が挿通する鉗子チヤンネルには体腔内の異
物を回収するための吸引路を兼用しているので、
外套管1の径が鉗子チヤンネルの径の占める割合
が大きいため吸引効率が劣るという問題があつ
た。
この考案はこのような問題点に着目してなされ
たもので、その目的とするところは把持部4を形
成する弾性ワイヤ3と操作ワイヤ2の連結部を細
径化することにより、外套管1を細径化し、かつ
鉗子チヤンネルの挿通時においても吸引効率を確
保できる内視鏡用把持鉗子を提供するものであ
る。
[問題点を解決するための手段] 操作ワイヤ12と把持部13の弾性ワイヤ14
との連結部を重ね合わせ、その重ね合わせた直径
と略同一の直径の外周を越えないように固着剤1
8で連結固定させる。
[作用] 操作ワイヤ12を進退させるとそれに応じて把
持部を形成する弾性ワイヤ14が進退操作され
る。
[実施例] 第1図及び第2図は第1実施例を示す図であ
る。
第1図はバスケツト型把持鉗子の部分断面図で
ある。
可撓性の外套管11の後端部は操作部(図示し
ない)に連結され、その外套管11内に操作ワイ
ヤ12が挿通されている。操作ワイヤ12の後端
部は操作部に連結され、先端部は把持部13を形
成する複数の金属線などからなる弾性ワイヤ14
と連結されている。
把持部13を形成する複数の弾性ワイヤ14は
バスケツト型に膨出するように癖がつけられ、そ
の先端はチツプ15により収束され固定されてい
る。また、バスケツトの後端部の連結部16は、
核弾性ワイヤ14と操作ワイヤ12とが半田付1
8で固着されている。また、複数の弾性ワイヤ1
4のうち一本が操作部側に延出され、その基端部
の連結部17で操作ワイヤ12と半田付け18で
固着されている。連結部16の断面を第2図で示
す。連接する操作ワイヤ12と弾性ワイヤ14の
全周にわたり半田付18がされている。
以上述べた構成に基づいて作用を説明する。予
め操作部より操作ワイヤ12を手元側に引き込
み、バスケツト型の把持部13を形成する弾性ワ
イヤ14を外套管11内に挿入する。そして、経
内視鏡的に把持鉗子を体腔内の目的部位まで誘導
する。次に操作部より操作ワイヤ12を介して把
持部13を形成する弾性ワイヤ14を外套管11
内から押し出す。各弾性ワイヤ14はバスケツト
型に膨出する。そして、異物19をバスケツト内
に収容させ、異物19の大きさに合わせてバスケ
ツトをしぼめて、異物19を把持し回収するもの
である。
第1実施例の効果として、弾性ワイヤ14と操
作ワイヤ12との連結部16,17を半田付で連
結固定しただけなので、その連結部分が太径にな
ることがない。そのため、外套管11の細径化が
図られ、内視鏡の弯曲操作が容易にできる。ま
た、吸引口を兼用した鉗子チヤンネルの径と、外
套管11の外径との隙間も大きくとれるので吸引
量も増大する。
第3図及び第4図は第2実施例を示す図であ
る。第3図は爪型把持鉗子の部分断面図である。
外套管は密巻コイル21で形成され後端部は操
作部(図示しない)に連結され、その先端側の内
部には押しつぶされて突出したストツパ部22が
設けられている。密巻コイル21内は操作ワイヤ
23が挿通されている。操作ワイヤ23の後端部
は操作部に連結され、先端部は把持部24を形成
する複数の弾性ワイヤ25と連結されている。
把持部24を形成する複数の弾性ワイヤ25は
反るように癖がつけられ、その先端は内側に向つ
て折り曲げられ爪26を形成している。複数の弾
性ワイヤ25のうち一本が操作部側に延出されて
いる。そして、ストツパ部22の先端側で各弾性
ワイヤ25は接着剤27で固着される。その固着
部分28の後端面29はストツパ部22と当接さ
れる。また、ストツパ部22の後端側で延出され
た弾性ワイヤ25と操作ワイヤ23が接着剤27
で固着される。その固着部分30の前端面31は
ストツパ部22と当接される。固着部分30の断
面を第4図で示す。連接する操作ワイヤ23と弾
性ワイヤ25の全周にわたり接着剤27が塗布さ
れている。
以上述べた構成に基づいて作用を説明する。予
め操作部より操作ワイヤ23を介して弾性ワイヤ
25の固着部分28の後端面29とストツパ部2
2とが当接するまで手元側に引き込み、把持部2
4を形成する弾性ワイヤ25を密巻コイル21内
に収納する。そして、把持鉗子を体腔内の目的部
位まで誘導する。次に操作部により操作ワイヤ2
3を介して把持部24を形成する弾性ワイヤ25
を後側の固着部分30の前端面31とストツパ部
22とが当接するまで押し出す。そして、操作部
により把持部24で異物を把持させ回収するもの
である。
操作ワイヤと弾性ワイヤの連結部の固着方法は
上記実施例に限らずろう付等、固着剤であればこ
の考案に入るものである。
[効果] 以上述べたように、操作ワイヤと把持部の弾性
ワイヤとの連結部を重ね合わせ、その重ね合わせ
た直径と略同一の直径の外周を越えないように固
着剤で連結固定したので外套管の細径化が図れ
る。そのため、鉗子チヤンネルの径と外套管の外
径との隙間が大きくとれるので異物を回収するた
めの吸引効率が良く異物回収作業が迅速に確実に
行なえる。また、把持部鉗子の径が細いため内視
鏡の弯曲操作の操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図の第1実施例を示す部分断面図、第2図
は同実施例の弾性ワイヤと操作ワイヤの連結部の
断面図、第3図は第2実施例を示す部分断面図、
第4図は同実施例の弾性ワイヤと操作ワイヤの連
結部の断面図、第5図は従来例を示す部分断面図
である。 11,21……外套管、12,23……操作ワ
イヤ、14,25……弾性ワイヤ、13,24…
…把持部、16,17,29,30……連結部、
18,27……固着剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外套管と、上記外套管内を進退自在に操作され
    る操作ワイヤと、上記操作ワイヤの先端部で連結
    し複数本の弾性ワイヤで形成される把持部とから
    なる内視鏡用把持鉗子において、上記操作ワイヤ
    と上記把持部の弾性ワイヤとの連結部を重ね合わ
    せ、その重ね合わせた直径と略同一の直径の外周
    を越えないように固着剤で連結固定したことを特
    徴とする内視鏡用把持鉗子。
JP1986080785U 1986-05-28 1986-05-28 Expired - Lifetime JPH0529693Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10165406A (ja) * 1996-12-13 1998-06-23 Asahi Optical Co Ltd 内視鏡用ワイヤループ型処置具

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JPS60246744A (ja) * 1984-05-21 1985-12-06 オリンパス光学工業株式会社 結石破砕装置

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