JPH05296821A - 重量検査装置 - Google Patents

重量検査装置

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JPH05296821A
JPH05296821A JP10505792A JP10505792A JPH05296821A JP H05296821 A JPH05296821 A JP H05296821A JP 10505792 A JP10505792 A JP 10505792A JP 10505792 A JP10505792 A JP 10505792A JP H05296821 A JPH05296821 A JP H05296821A
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JP
Japan
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reference value
measured
weight
pack
Prior art date
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Pending
Application number
JP10505792A
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English (en)
Inventor
Kozo Suzuki
耕造 鈴木
Akihisa Imai
明久 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH05296821A publication Critical patent/JPH05296821A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基準値の入力自体を行う必要がなく、しか
も、製品自体の重量変化等に対応した基準値に基づく検
査が可能な重量検査装置を提供する。 【構成】 最初の被測定物の重量測定値を基準値として
登録し、この基準値に基づいて2回目以後の検査を行う
と共に複数回の測定後にはこれらの平均値を基準値とし
てデータ更新し、このデータ更新を繰り返しながら検査
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は製品の個数等の管理を重
量検査によって行う重量検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動箱づめマシンで、複数の製品
を箱づめした場合に箱づめパックに所定個数の製品が箱
づめされたか否かをチェックするために重量検査装置が
用いられる。
【0003】かかる重量検査装置は基準値、上限リミッ
ト値(例えば+10グラム)及び下限リミット値(例え
ば−10グラム)を設定し、この基準値に基づく規定範
囲内に被測定物である箱づめパックの重量測定値が入る
か否か判別し、規定範囲外であれば不良品として箱づめ
パックを排出する。そして、従来ではオペレータが箱づ
めパックの種類に応じて前記基準値を入力していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、重量検
査装置の電源投入毎に基準値を入力したり、箱づめパッ
クの種類変更毎に基準値を入力しなければならない。ま
た、基準値は予め定められた数値(絶対値)であるため
製品自体の経時的な温度,湿度等による重量変化や重量
検査装置のロードセル自体の測定変化等によって所定個
数パックされた良品を不良品と判別し、又は、その逆に
不良品を良品と判別することがある。
【0005】そこで、本発明は基準値の入力自体を行う
必要がなく、しかも、製品自体の経時的な重量変化等に
対応した基準値に基づき検査が可能な重量検査装置を提
供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明に係る重量検査装置は、被測定物の重量を測定
するロードセルと、このロードセルの測定値を記憶する
メモリと、このメモリに記憶した複数の測定値の平均値
を算出する平均値算出手段と、基準値を登録する基準値
登録手段と、この基準値に基づく規定範囲内に前記ロー
ドセルの測定値が入るか否か判別する判別手段とを有
し、最初の被測定物の測定値を基準値として基準値登録
手段に登録し、前記平均値算出手段が平均値を算出する
毎にこの平均値を前記基準値としてデータ更新するよう
制御したものである。
【0007】
【作用】最初の被測定物の測定値を基準値として以後の
測定を行い、複数回の測定毎にその測定値の平均値を基
準値としてデータ更新するため、基準値は製品自体の経
時的な重量変化等に対応した値に変わる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1乃至図4は本発明の一実施例を示す。
【0009】図2には重量検査装置の概略斜視図が、図
3にはその回路ブロック図がそれぞれ示されている。図
2及び図3において、装置本体1の上面には3本のベル
トコンベア2a,2b,2cが設けられ、この各ベルト
コンベア2a,2b,2cはベルトコンベア駆動部3に
よって駆動される。ベルトコンベア2a,2b,2cの
上流側には箱づめマシン(図示せず)が設置され、この
箱づめマシンで箱づめされた箱づめパック4(被測定
物)がベルトコンベア2a,2b,2cによって搬送さ
れる。箱づめマシンでは例えばテープカセットが10個
単位で箱づめされる。
【0010】ロードセル5は中央のベルトコンベア2b
を測定位置とし、その測定値をCPU6に出力する。光
センサ7は発光部7aと受光部7bとから成り、上流の
ベルトコンベア2aと中央のベルトコンベア2bとの境
界位置を検出位置とする。この検出位置に箱づめパック
4が搬送されると、これを光センサ7が検出してCPU
6に出力する。
【0011】排出手段8は下流のベルトコンベア2cの
両側に一対の排出アーム8aを有し、この排出アーム8
aが例えば図2の仮想線で示す位置に変位して箱づめパ
ック4を排除する。この排出手段8はCPU6によって
駆動が制御される。
【0012】入力部9は電源スイッチ、モード設定スイ
ッチ、テンキー等を有し、モード設定、上限リミット値
等を入力する。この入力データはCPU6に出力され
る。表示部10には基準値、上限リミット値、下限リミ
ット値が表示され、この表示内容はCPU6によって制
御される。ブザー11のオン・オフや周辺設備12のス
トップもCPU6によって制御される。
【0013】CPU6は上述の如く各部を制御すると共
にメモリ、回数カウンタ、NGカウンタ、平均値算出手
段、基準値登録手段及び判別手段を有する。メモリはロ
ードセル5の測定値、上限リミット値及び下限リミット
値を記憶する。平均値算出手段はメモリに記憶した複数
の測定値(例えば10回分)の平均値を算出する。基準
値登録手段は基準値を登録する。判別手段は基準値に基
づく規定範囲内、即ち、基準値に上限リミット値を加算
した値と基準値に下限リミット値を減算した値との範囲
内に、前記ロードセル5の測定値が入るか否か判別す
る。そして、CPU6はイニシャル設定モード時には図
4に示すフローを、通常動作モード時には図1に示すフ
ローをそれぞれ実行する。
【0014】以下、上記構成の作用を説明する。イニシ
ャル設定モードを入力部9にて選択する。そして、入力
部9のテンキーを用いて上限リミット値を入力する。す
ると、この上限リミット値がCPU6内のメモリに記憶
される。次に、同じく入力部9のテンキーを用いて下限
リミット値を入力する。すると、この下限リミット値が
CPU6内のメモリに記憶され、これでイニシャル設定
が完了する。
【0015】通常動作モードを入力部9にて選択する。
すると、メモリがクリアされると共にベルトコンベア駆
動部3等が駆動され、ベルトコンベア2a,2b,2c
にて箱づめパック4が搬送されて来る。箱づめパック4
が上流のベルトコンベア2aから中央のベルトコンベア
2bへ移行する位置まで来ると光センサ7がこれを検出
する。そして、箱づめパック4が光センサ7の検出位置
を通り過ぎた時点、即ち、中央のベルトコンベア2bに
移行した時点でロードセル5が重量を測定し、CPU6
はこの測定値を基準値として登録する。
【0016】2番目の箱づめパック4が搬送され、光セ
ンサ7の検出に基づき箱づめパック4の重量を測定す
る。この重量が前記基準値に基づく規定範囲内であれば
良品と判断する。そして、測定値をメモリに記憶し、回
数カウンタのカウント値を1つアップし、且つ、NGカ
ウンタをクリアする。良品と判別した箱づめパック4が
10個通過すると、良品と判別したこれまでの箱づめパ
ック4の測定値の平均値を算出し、この平均値を基準値
としてデータ変更する。すると、次からの箱づめパック
4の判別は更新された基準値を用いて行われる。即ち、
通常基準値は箱づめパック4が10個測定されたる毎に
更新されるため、製品自体の温度,湿度等による重量変
化、ロードセル5自体の経時変化等によって箱づめパッ
ク4の重量が変化してもそれに対応した基準値にデータ
更新される。
【0017】また、箱づめパック4が規定範囲外であれ
ば不良品と判断する。すると、CPU6が搬出手段8に
駆動信号を出力して排出アーム8aが図2の仮想線の位
置に変位して箱づめパック4が通常ルートから除去され
る。そして、測定値をメモリに記憶することなくNGカ
ウンタのカウント値を1つアップする。
【0018】2度連続して不良品と判別した場合にはC
PU6はブザー11を鳴らすと共に周辺設備12の駆動
をストップさせる。ブザー11のアラームによってオペ
レータはトラブルに気付き、トラブルの原因を調べ、ト
ラブルの原因を除去した後に運転を再開する。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、被測
定物の重量を測定し、この測定値が基準値に基づく規定
範囲内か否か判別して良品・不良品を検査する重量検査
装置において、最初の測定値を基準値として登録し、2
回目以後の検査を行うと共に複数回の測定後にはこれら
の平均値を基準値としてデータ更新し、このデータ更新
を繰り返しながら検査を行うよう構成したので、基準値
の入力自体を行う必要がなく、しかも、製品自体の重量
変化、ロードセル自体の測定変化等に対応した基準値に
よって検査され適正な検査ができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】通常動作モードのフローチャート(実施例)。
【図2】重量検査装置の概略斜視図(実施例)。
【図3】重量検査装置の回路ブロック図(実施例)。
【図4】イニシャル設定モードのフローチャート(実施
例)。
【符号の説明】
4…箱づめパック(被測定物) 5…ロードセル 6…CPU(メモリ、平均値算出手段、基準値登録手
段、判別手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定物の重量を測定するロードセル
    と、このロードセルの測定値を記憶するメモリと、この
    メモリに記憶した複数の測定値の平均値を算出する平均
    値算出手段と、基準値を登録する基準値登録手段と、こ
    の基準値に基づく規定範囲内に前記ロードセルの測定値
    が入るか否か判別する判別手段とを有し、 最初の被測定物の測定値を基準値として基準値登録手段
    に登録し、前記平均値算出手段が平均値を算出する毎に
    この平均値を前記基準値としてデータ更新するよう制御
    したことを特徴とする重量検査装置。
JP10505792A 1992-04-24 1992-04-24 重量検査装置 Pending JPH05296821A (ja)

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JP10505792A JPH05296821A (ja) 1992-04-24 1992-04-24 重量検査装置

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JP10505792A JPH05296821A (ja) 1992-04-24 1992-04-24 重量検査装置

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JPH05296821A true JPH05296821A (ja) 1993-11-12

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ID=14397355

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JP10505792A Pending JPH05296821A (ja) 1992-04-24 1992-04-24 重量検査装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005121410A (ja) * 2003-10-15 2005-05-12 Ishida Co Ltd 重量検査装置
JP2019015669A (ja) * 2017-07-10 2019-01-31 大和製衡株式会社 計量装置
JP2019015668A (ja) * 2017-07-10 2019-01-31 大和製衡株式会社 計量装置
CN109991914A (zh) * 2017-12-29 2019-07-09 上海新型烟草制品研究院有限公司 一种产品重量检测控制方法及其装置

Cited By (5)

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JP4519440B2 (ja) * 2003-10-15 2010-08-04 株式会社イシダ 重量検査装置
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