JPH0529665B2 - - Google Patents

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JPH0529665B2
JPH0529665B2 JP63155273A JP15527388A JPH0529665B2 JP H0529665 B2 JPH0529665 B2 JP H0529665B2 JP 63155273 A JP63155273 A JP 63155273A JP 15527388 A JP15527388 A JP 15527388A JP H0529665 B2 JPH0529665 B2 JP H0529665B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow path
solvent
solid particles
pigment
paint
Prior art date
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Expired - Fee Related
Application number
JP63155273A
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English (en)
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JPH024874A (ja
Inventor
Takatomo Yamamoto
Yoshio Ogawa
Kazuyoshi Shinohara
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP63155273A priority Critical patent/JPH024874A/ja
Publication of JPH024874A publication Critical patent/JPH024874A/ja
Publication of JPH0529665B2 publication Critical patent/JPH0529665B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は顔料を溶剤に分散させて塗料を作る塗
料分散装置に関するものである。
従来の技術 この種の分散装置として、従来から第2図に示
すような構造のものが広く用いられている。
第2図において、円筒形の撹拌機1の内部では
回転軸2に取り付けられた回転円板3が回転して
砂粒等の固形粒子4を撹拌することにより、撹拌
機1の底部に接続されたパイプ5を通してポンプ
6によつて撹拌機1の内部に送り込まれるトルエ
ン、メチルエチルケトン、アノン等の溶剤及び酸
化鉄等の顔料を激しく撹拌し、前記溶剤中に前記
顔料を均質に分散させた塗料とし、こうして得ら
れた塗料が上部の取出口7から排出されるように
なつている。
また、前記撹拌機1の上部には塗料抜取口8と
固形粒子を投入する投入口9とが設けられてい
て、撹拌に伴つて固形粒子4が摩滅減量したと
き、新らしい固形粒子4Aを追加供給できるよう
になつている。
発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、撹拌機1に固形粒
子4Aを追加投入する場合、まず投入口9から塗
料が溢出するのを防ぐためにポンプ6及び回転円
板3の回転を停止させ、次に抜取口8を開くとと
もに回転円板3を寸動させてその遠心力により塗
料の一部を抜取口8から排出させて撹拌機1の内
部に一定の空間を作り、その空間に新らしい固形
粒子4Aを投入するという手順を要した。
そのため、分散装置全体の運転を一時的に停止
するために生産能率が下がるとともに出来上がる
塗料の分散状態に変動が生じて品質が不安定とな
り、また抜取口8から排出される塗料が無駄にな
り、さらに新らしく撹拌機1の内部に投入された
固形粒子が重合していると、その内部にある固形
粒子は濡れておらず、回転円板3の始動時に乾い
た固形粒子同士が激しく衝突して破壊され、その
寿命が短かくなるという問題があつた。
本発明はこのような問題点を解決するもので、
装置全体の運転を保つたまま、作られる塗料の無
駄を生じることなく、また追加して供給される固
形粒子同士が乾いたままで衝突して破壊に至るこ
とのない新規な塗料分散装置を提供することを目
的とするものである。
課題を解決するための手段 このような問題点を解決するために本発明の塗
料分散装置は、撹拌機1の上部に溶剤もしくは溶
剤と顔料とを送り込む第2の流路を設け、予め溶
剤もしくは溶剤と顔料とで濡らした固形粒子を前
記第2の流路の途中に接続されたホツパーから前
記第2の流路に押し込み、前記第2の流路を流れ
る溶剤等とともに撹拌機の中に供給するようにし
たことを特徴とするものである。
作 用 この構成により、ホツパーから第2の流路に押
し込まれる固形粒子は濡れているため、第2の流
路に押し込まれると第2の流路を流れる溶剤等に
混合されやすく、したがつて流路の途中で詰まる
ことなく円滑に撹拌機内に導かれることになる。
また固形粒子はガスの圧力によつて強制的に装
置の中に押し込まれるから装置を停止する必要が
なく無駄な塗料を排出する必要もなくなり、さら
に新らしい固形粒子は濡らされているから固形粒
子同士の直接の衝突が起こらずに破壊されにく
い。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図は本発明の一実施例による塗料分散装置
のレイアウト図であり、以下、前述の従来例と対
応する部分については同一の符号を用いて説明す
ると、図示されない回転円板と固形粒子が内蔵さ
れた撹拌機1の底部には、前記撹拌機の中にトル
エン等の溶剤と酸化鉄等の顔料とをポンプ6によ
つて送り込む第1の流路5が接続されている。
第1の流路5の途中からは第2の流路10が分
岐して撹拌機1の前記第1の流路が攪拌機1に流
入する流入口より上部に接続されている。
第2の流路10の途中からはさらに第3の流路
11が分岐していて、第2の流路10の下流側の
途中に接続されたホツパー12の上部に接続され
ている。
ホツパー12には投入口9と回転羽根13とが
設けられている。
第3の流路11にはガスの注入口18が設けら
れている。
14,15,16,17はボールバルブ等のバ
ルブであり、7は出来上つた塗料の取出口であ
る。
次に以上の構成の作動について説明すると、ポ
ンプ6及び撹拌機1は常時連続して回転してい
て、従来例と同様にして塗料が連続的に生産され
て取出口7から連続して取出されるようになつて
いる。
バルブ14は常時は開かれており、バルブ1
5,16,17は常時は閉じられている。
撹拌機1の撹拌によつてその内部の固形粒子4
(図示されない)が固形粒子相互及び固形粒子と
回転円板3等との接触によつて摩滅してその量が
減じると、まずホツパー12の投入口9を開けて
所要の量の新らしい固形粒子4Aをホツパー12
の中に投入する。
次に投入口9を閉じてバルブ15,16,17
を開くとポンプ6から送り出される溶剤と顔料
(以下、溶剤等と称する)は第2の流路10にも
流れ始めるとともにその一部が第3の流路11を
通つてホツパー12の中に流れ込んで固形粒子4
Aを濡らし、ないしは浸す。
続いてバルブ14をゆつくり閉じると、第3の
流路11を通つてホツパー12の中に流れ込む溶
剤等は第2の流路10に固形粒子4Aとともに流
れ込むようになり、ホツパー12の中の固形粒子
4Aの大部分が撹拌機1の中に送り込まれる。
次にバルブ16を閉じ、回転羽根13を回転さ
せながら第3の流路11を通つてホツパー12の
上部から大量に流入する溶剤等によつてホツパー
12の中に残つている固形粒子4Aを第2の流路
11に流し出す。
その後、バルブ14を開きバルブ15をゆつく
り閉じて溶剤等の流路を初めの状態に戻す。
さらに注入口18を開いてガスを第3の流路1
1を通じてホツパー12の中に注入してホツパー
12の中に残留している溶剤等を撹拌機1に圧送
し、その後でバルブ17及び注入口18を閉じて
作業が完結する。
ホツパー12の内壁面と回転羽根13との間隙
は固形粒子の直径以下であることが望ましい。
固形粒子としては砂粒あるいは1.5mm程度の直
径を有するソーダガラス製の球体などが用いられ
る。
注入口14から注入されるガスは可燃性の溶剤
の防爆のため、及び酸化鉄等の顔料の化学変化の
防止等のためにちつ素ガス等の不活性ガスである
ことが望ましく、またその注入力は絶対圧力でお
よそ2Kg/cm2程度が適当である。
溶剤等の全量を第2の流路11に通す時間はお
よそ13分、そのうち全量を第3の流路11に通す
のはおよそ10分程度である。
溶剤や顔料は前述のものには限定されるべきも
のでもない。
撹拌機1の上部から供給された新らしい固形粒
子はその比重が溶剤等の数倍であるため、撹拌機
1の下方に沈み、その底部から送り込まれた溶剤
等は撹拌機内を撹拌されて顔料が溶剤中に分散し
ながら上昇し、十分に分散が終わつた塗料となつ
て上部の取出口7から取り出される。
全操作を通じてバルブ14は必ずしも全閉され
なくてもよい。
第1の流路5、第2の流路10、第3の流路1
1は必ずしも連結している必要はなく、それぞれ
が別個のポンプを有する独立した系統であつても
よい。またその場合、第2の流路10及び第3の
流路11を通る流体は顔料を含まない溶剤のみの
ものであつてもよい。
ホツパー12を第1の流路5に接続すると、固
形粒子は比重が大きいために流路の途中に帯留し
やすくて好ましくないが、第1の流路5が撹拌機
1の底部側面に接続される場合にはその問題は解
消される。
前述の一連の操作はコンピユーターを用いて自
動的に行なうこともできる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、運転を継続した
まま所要の固形粒子を撹拌装置に供給することが
出来て生産能率が上がるとともに運転中断に伴う
塗料の分散状態の変動を避けることができ、また
固形粒子の追加供給に伴つて無駄な塗料を発生さ
せることもなく、さらに追加供給される固形粒子
が乾いたままで相互に衝突して破壊に至つてその
使用される期間を短縮するという不便を免れると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による塗料分散装置
のレイアウト図、第2図は従来の塗料分散装置の
一部切欠断側面図である。 1……撹拌機、4A……固形粒子、5……第1
の流路、10……第2の流路、11……第3の流
路、12……ホツパー、13……回転羽根、18
……注入口。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 溶剤中へ顔料を分散せしめるために、顔料と
    溶媒を攪拌する攪拌装置と、前記攪拌装置の底部
    に溶剤と顔料を供給する第1の流路と、前記攪拌
    装置の前記第1の流路より上部に接続され前記溶
    剤と前記顔料とを前記攪拌装置に供給する第2の
    流路と、下部が前記第2の流路に接続され前記顔
    料の分散を助長する固形粒子を投入するホツパー
    とを備えたことを特徴とする塗料分散装置。 2 ホツパー上部に溶剤と顔料とを供給する第3
    の流路を備えた特許請求の範囲第1項記載の塗料
    分散装置。 3 ホツパーにはその内壁に付着した固形粒子を
    かき落とす回転羽根を設けた特許請求の範囲第1
    項記載の塗料分散装置。 4 ホツパーにガスを圧入するためのガス注入口
    が設けられていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の塗料分散装置。
JP63155273A 1988-06-23 1988-06-23 塗料分散装置 Granted JPH024874A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63155273A JPH024874A (ja) 1988-06-23 1988-06-23 塗料分散装置

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JP63155273A JPH024874A (ja) 1988-06-23 1988-06-23 塗料分散装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH024874A JPH024874A (ja) 1990-01-09
JPH0529665B2 true JPH0529665B2 (ja) 1993-05-06

Family

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JP63155273A Granted JPH024874A (ja) 1988-06-23 1988-06-23 塗料分散装置

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JPH024874A (ja) 1990-01-09

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