JPH05296498A - 空気熱源ヒートポンプ - Google Patents

空気熱源ヒートポンプ

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Publication number
JPH05296498A
JPH05296498A JP11953992A JP11953992A JPH05296498A JP H05296498 A JPH05296498 A JP H05296498A JP 11953992 A JP11953992 A JP 11953992A JP 11953992 A JP11953992 A JP 11953992A JP H05296498 A JPH05296498 A JP H05296498A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
unit
air
units
exhaust
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11953992A
Other languages
English (en)
Inventor
Harunobu Mizukami
春信 水上
Hisashi Hattori
久司 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP11953992A priority Critical patent/JPH05296498A/ja
Publication of JPH05296498A publication Critical patent/JPH05296498A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビル用空気調和機の室外機をビルの屋上に設
置した場合の不具合を解消する。 【構成】 圧縮機1を内臓するユニット20と、空気熱交
換器6を内臓する排熱ユニット21A 〜21C を別体とし
て、冷媒配管22A 、22B を介して互いに接続する。そし
て、多数の排熱ユニット21A 〜21c を上下左右に互いに
隣接させて広告塔14内に組み込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気熱源ヒートポンプに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種ヒートポンプの冷媒回路の
1例が図3に示されている。室外機1に対して複数台
(図には2台のみが示されている)の室内機2A、2Bが冷
媒配管3A、3Bを介して並列に接続されている。室外機1
は圧縮機4、四方弁5、室外熱交換器6、室外フアン
7、アキュムレ−タ8、電子膨張弁9、レシーバ10等を
備えている。室内機2A、2Bはそれぞれ室内熱交換器11A
、11B 、室内フアン12A 、12B 、電子膨張弁13A 、13B
等を備えている。
【0003】しかして、室内機2A、2Bの冷房運転時、圧
縮機4から吐出されたガス冷媒は四方弁5を経て室外熱
交換器6に入り、ここで室外フアン7によって送られた
外気に放熱することによって凝縮液化する。この液冷媒
は電子膨張弁9、レシーバ10、冷媒配管3Aを経て室内機
2A、2Bに並列に流入し、電子膨張弁13A 、13B で断熱膨
張した後、室内熱交換器11A 、11B で室内フアン12A 、
12B によって送られた室内空気を冷却することによって
蒸発気化する。このガス冷媒は冷媒配管3Bを経て室外機
1に戻り、四方弁5、アキュムレ−タ8を経て圧縮機4
に吸入される。
【0004】室内機2A、2Bの暖房運転時、圧縮機4から
吐出された冷媒は四方弁5、冷媒配管3Bを経て室内機2
A、2Bに並列に流入し、その室内熱交換器11A 、11B で
室内空気を加熱することによって凝縮液化した後、電子
膨張弁13A 、13B で断熱膨張する。そして、この冷媒は
冷媒配管3Aを経て室外機1に戻り、レシーバ10、電子膨
張弁9を経て室外熱交換器6で外気から吸熱することに
よって蒸発気化した後、四方弁5、アキュムレ−タ8を
経て圧縮機4に戻る。
【0005】このヒートポンプをビルに据付ける場合
は、通常図4に示すように、複数台のヒートポンプの室
外機1A、1B、1Cがビル等の建屋Bの屋上Tに設置され、
室内機は図示しない室内に据付けられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ビル等の建屋Bの屋上
Tに複数台の室外機1A、1B、1Cを設置した場合、その据
付のために屋上Tのかなりの面積が占有されてしまうと
ともに室外機1A、1B、1Cの大きさや形が互いに異なる場
合にはビルBの美観を損なうおそれがあった。また、屋
上Tに広告塔14や看板15が設置されている場合には、室
外機1A、1B、1Cの据付場所に制約を受ける。また、室外
機1A、1B、1Cを近接して設置すると、その排熱により他
の室外機の室外熱交換器6に霜が付着したり、その熱交
換能力が低下する等の悪影響を及ぼすという問題があっ
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、圧縮機を内臓する圧縮ユニットと、利用側熱交
換器を内臓し上記圧縮ユニットに冷媒配管を介して接続
された室内ユニットと、空気熱交換器を内臓し上記圧縮
ユニットに冷媒配管を介して接続された排熱ユニットを
備え、上記排熱ユニットを複数台これらの空気熱交換器
が実質的に鉛直な平面内に位置するように上下左右に互
いに隣接させて設置したことを特徴とする空気熱源ヒー
トポンプにある。
【0008】複数台の排熱ユニットをビル等の建屋の屋
上に設置された広告塔内に組み込むとともに上記複数台
の排熱ユニットの前面に着色を施して広告用看板とする
ことができる。
【0009】
【作用】本発明においては、上記構成を具えているた
め、各排熱ユニットが小型軽量となるとともにこれらが
立体的に設置されるのでその据付面積が少なくなる。そ
して、各排熱ユニットの空気熱交換器を流過した空気は
同じ方向に吹き出される。
【0010】また、これら排熱ユニットを広告塔内に組
み込めば、ビルの美観を向上できるとともに排熱ユニッ
トの据付面積が不要となり、かつ、据付が容易で据付費
用も節減できる。そして、排熱ユニットに吸入され又は
排出される空気の流れが広告塔によって阻害されること
もない。そして、これら排熱ユニットの正面に着色を施
せば広告用看板として利用できる。
【0011】
【実施例】本発明の1実施例が図1及び図2に示されて
いる。図1において、20は圧縮ユニットで、この中には
圧縮機4、四方弁5、アキュムレ−タ8、電子膨張弁
9、レシーバ10等が内臓されている。この圧縮ユニット
20には複数の室内機2A、2Bが冷媒配管3A、3Bを介して並
列に接続される。
【0012】21A 、21B 、21C は排熱ユニットで、これ
らの中にはそれぞれ空気熱交換器6及びフアン7が内臓
されている。これら複数の排熱ユニット21A 、21B 、21
C は同じ寸法、形状とされ、その一側には空気熱交換器
6が実質的に鉛直に立設されている。そして、これら複
数の排熱ユニット21A 、21B 、21C は冷媒配管22A 、22
B を介して圧縮ユニット20に並列に接続されている。
【0013】1又は複数台のヒートポンプの排熱ユニッ
トは、図2に示すように、ビル等の建屋Bの屋上Tに立
設された広告塔14内に組み込まれ、その空気熱交換器6
が広告塔14の前面を構成する実質的に鉛直な平面内にお
いて上下左右に互いに隣接せしめられる。そして、圧縮
ユニット20は排熱ユニットの背後に位置するように屋上
Tに設置される。
【0014】しかして、圧縮ユニット20と排熱ユニット
21A 〜21C とは分離されているので、排熱ユニット21A
〜21C は軽量、かつ、小型となる。しかも、排熱ユニッ
ト21A 〜21C は同じ寸法、形状とされているので、これ
らを容易に立体的に積重することができる。
【0015】また、排熱ユニット21A 〜21C はこれらの
空気熱交換器6が実質的に鉛直な平面内に位置するよう
に上下左右に互いに隣接して設置されているので、空気
熱交換器6を流過した空気が他の排熱ユニットの空気熱
交換器6に吸込まれてこの熱交換性能を阻害することは
ない。
【0016】更に、各排熱ユニットを広告塔14の内部に
組み込めば、ビの美観が向上するとともに排熱ユニット
に吸入され又はこれから排出される空気の流れが広告塔
14によって阻害されることはない。そして、排熱ユニッ
トの据付面積が不要となるとともに据付が容易で、据付
費用も節減できる。そして、各排熱ユニットの前面に着
色を施せばこれを看板として利用できる。
【0017】上記実施例においては、1の圧縮ユニット
20に3台の排熱ユニット21A 〜21Cを接続しているが、
1台の排熱ユニットを接続することができる。また、広
告塔14内に組み込まれた多数の排熱ユニットは1又は複
数台の圧縮ユニット20に接続することができる。更に、
圧縮ユニット20を最下段の排熱ユニット内に組み込むこ
ともできる。
【0018】
【発明の効果】本発明においては、従来の室外機を圧縮
ユニットと排熱ユニットを分割したため、排熱ユニット
が小型、軽量となる。そして、複数台の排熱ユニットを
これらの空気熱交換器が実質的に鉛直な平面内に位置す
るように上下左右に互いに隣接させて立体的に設置した
のでその据付面積が少なくなる。そして、各排熱ユニッ
トの空気熱交換器を流過した空気は同じ方向に吹き出さ
れるので、空気熱交換器を流過した空気が他の排熱ユニ
ットの空気熱交換器に吸い込まれてこの熱交換性能を阻
害することはない。
【0019】また、これら排熱ユニットを広告塔内に組
み込めば、ビルの美観を向上できるとともに排熱ユニッ
トの据付面積が不要となり、かつ、据付が容易で据付費
用も節減できる。そして、排熱ユニットに吸入され又は
排出される空気の流れが広告塔によって阻害されること
もない。そして、これら排熱ユニットの正面に着色を施
せば広告用看板として利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係わるヒートポンプの冷媒
回路図である。
【図2】上記実施例の排熱ユニットの設置状況を示し、
(A) は側面図、(B) は正面図である。
【図3】従来のヒートポンプの冷媒回路図である。
【図4】従来のヒートポンプの室外機の設置状況を示す
側面図である。
【符号の説明】
20 圧縮ユニット 1 圧縮機 2A、2B 室内ユニット 11A 、11B 利用側熱交換器 21A 、21B 、21C 排熱ユニット 6 空気熱交換器 B ビル T 屋上

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機を内臓する圧縮ユニットと、利用
    側熱交換器を内臓し上記圧縮ユニットに冷媒配管を介し
    て接続された室内ユニットと、空気熱交換器を内臓し上
    記圧縮ユニットに冷媒配管を介して接続された排熱ユニ
    ットを備え、上記排熱ユニットを複数台これらの空気熱
    交換器が実質的に鉛直な平面内に位置するように上下左
    右に互いに隣接させて設置したことを特徴とする空気熱
    源ヒートポンプ。
  2. 【請求項2】 上記複数台の排熱ユニットをビル等の建
    屋の屋上に設置された広告塔内に組み込むとともに上記
    複数台の排熱ユニットの前面に着色を施して広告用看板
    としたことを特徴とする請求項1記載の空気熱源ヒート
    ポンプ。
JP11953992A 1992-04-14 1992-04-14 空気熱源ヒートポンプ Withdrawn JPH05296498A (ja)

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JP11953992A JPH05296498A (ja) 1992-04-14 1992-04-14 空気熱源ヒートポンプ

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JP11953992A JPH05296498A (ja) 1992-04-14 1992-04-14 空気熱源ヒートポンプ

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JPH05296498A true JPH05296498A (ja) 1993-11-09

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998035188A1 (fr) * 1997-02-06 1998-08-13 Berge Joulakian Condenseur a air pour climatiseur reversible
JP2009228975A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Hitachi Appliances Inc リモートコンデンサ型の空気調和機
JP2015152247A (ja) * 2014-02-14 2015-08-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 空気調和機
JP2020153653A (ja) * 2019-03-18 2020-09-24 宏祐 名倉 液体窒素、液体酸素、液体ヘリウム等の低温物質を使用した冷却温調装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990706