JPH0529555Y2 - - Google Patents

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JPH0529555Y2
JPH0529555Y2 JP1987138674U JP13867487U JPH0529555Y2 JP H0529555 Y2 JPH0529555 Y2 JP H0529555Y2 JP 1987138674 U JP1987138674 U JP 1987138674U JP 13867487 U JP13867487 U JP 13867487U JP H0529555 Y2 JPH0529555 Y2 JP H0529555Y2
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JP
Japan
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coupling shaft
ring nut
shaft
coupling
hole
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987138674U
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JPS6443241U (ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Springs (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、直線運動をする動体の軸とその動き
を検出する変換器の軸とを連結するためのカツプ
リングに関するものである。
〔従来の技術〕
例えば、直線運動をするピストン(動体)と直
線変位を検出するポテンシヨメータ(変換器)と
を連結し、ピストンの動きをポテンシヨメータに
より電圧の変化に変換してピストンの位置を制御
するような場合、両方の軸を連結するときに相対
する軸間の芯ずれ、傾き等があるのにそのままで
直接連結すると、それぞれの軸に対し横荷重がか
かつて軸受け部に過大な負担をかけることとな
り、軸受け部の早期摩耗やポテンシヨメータの特
性の劣化を引き起こすことになる。
したがつて、上述の軸芯ずれ、傾き等を吸収す
るため、第3図に示すように両軸間にカツプリン
グを取付けるのが一般的である。第2図は、この
ような場合に用いる従来のカツプリングを示す断
面図である。同図に示すように、筒体の一端の中
心部にカツプリング軸が出入りする穴があり、そ
の筒体の他端は開放端となつている。その開放端
の内面にねじ部があり、これに、中心にピストン
軸が入る穴のあるコツプ状の鍔(つば)付きハブ
が螺合され、その鍔は筒体の開放端縁に当接して
いる。筒体内部にはカツプリング軸と円錐形のコ
イルばねとが入つており、カツプリング軸の一端
は筒体の一端にある穴を遊貫して突出し、カツプ
リング軸の他端は半球体部がハブ底面の中央に埋
込んだ硬板に当接している。また、円錐形コイル
ばねは、一端が筒体の一端の内端面に固定される
と共に他端がカツプリング軸の段差部に固定さ
れ、カツプリング軸をハブの硬板に押付けるよう
に付勢している。
このような構造のカツプリングを第3図のポテ
ンシヨメータ及びピストンの軸と連結して使用す
るには、第2図に示すように、カツプリング軸を
ポテンシヨメータ軸の穴に挿入して図示しないね
じピン等で固定し、ピストン軸をハブの穴に挿入
して同じくねじピン等で固定する。こうすると、
ポテンシヨメータ及びピストンの軸間に偏心或い
は傾きがあつても、円錐形コイルばねが歪曲する
ことにより軸に直角方向の力がばねに吸収され、
各軸に過度の横荷重がかからなくなる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、例えばポテンシヨメータの直線方向
(軸方向)の操作力が大きい場合、ピストン軸の
軸方向の動きがコイルばねにより吸収され(コイ
ルばねが圧縮されるため)て、ピストンの動きが
正確にポテンシヨメータ側に伝わらないことがあ
り、これを正確に伝わるようにするためには、そ
の都度コイルばねの大きさを変えてばね圧を調整
しなければならない煩わしさがあつた。
しかたつて、本考案は、ピストン軸の軸方向の
動きをポテンシヨメータの軸に正確に伝えるた
め、ポテンシヨメータの操作力の大きさに合せ
て、コイルばねを交換しないでもばね圧を調整で
きるようにすることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために本考案の直線運動
用カツプリングは、一端がカツプリング軸を挿入
可能に開放されると共に、他端に直線運動をする
動体の軸を挿入して固定する穴を有し、かつ中間
部にはカツプリング軸の先端が当接される仕切り
部を有する筒体と、この筒体の開放端の内周面に
螺合され、中心部にカツプリング軸が挿通される
穴を有する内側リングナツトと、筒体の開放端の
外周面に内側リングナツトの外面に当接するよう
に螺合され、中心部にカツプリング軸が挿通され
る穴を有する外側リングナツトと、内側リングナ
ツトの内面とカツプリング軸の先端の段差部との
間に配され、カツプリング軸を仕切り部に押付け
るように付勢するコイルばねとを備えてなるもの
である。
〔作用〕
上記の如く構成される本考案の直線運動用カツ
プリングは、外側リングナツトを外して内側リン
グナツトを回転させることにより、コイルばねの
ばね圧を容易に調整することができる。またこの
調整後は外側リングナツトが内側リングナツトの
緩みを防止するので、ばね圧が不測に変化してし
まうことはない。
〔実施例〕
第1図は、本考案の好適な実施例を示す断面図
である。同図に示すように、筒体は、第2図の筒
体と鍔付きハブと一体になつたような形状を呈
し、カツプリング軸を挿入する側は開放端となつ
ていて内側及び外側のリングナツトを螺合するよ
うになつている。筒体のピストン軸側の他端には
第2図と同様な穴があり、これに直角の方向に従
来と同様なピストン軸を固定するためのねじが設
けてある。筒体の中間に硬板を埋込んだ仕切り部
があり、この硬板にカツプリング軸の先端半球体
部が当接する点は従来と同様である。筒体のカツ
プリング軸側の開放端の外面及び内面にねじ部が
あり、内面ねじ部には中心部にカツプリング軸が
挿通される穴を有する内側リングナツトを螺合
し、その内端面に円錐形コイルばねの一端を固定
する。円錐形コイルばねの他端は、第2図と同様
カツプリング軸の段差部に固定する。また、筒体
の開放端の外面ねじ部には中心部にカツプリング
軸が挿通される穴を有する外側リングナツトを螺
合し、外側リングナツトの内端面(底面)に設け
たリング状突起を内側リングナツトの外端面に当
接させて、内側リングナツトの緩みを防止する。
上述のような構造にすれば、コイルばねのばね
圧を調整する場合は、まず外側リングナツトを外
し、次に内側リングナツトを右又は左に廻して所
定のばね圧に調整した後、外側リングナツトを再
び取付けリング状突起が内側リングナツトの外端
面に当接するまで締付けて固定すればよいことが
判るであろう。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかな如く、本考案によれば
次のような顕著な効果が得られる。
(イ) 1個のカツプリングで、様々な操作力をもつ
ポテンシヨメータに対応させることが容易とな
り、動体の動きを常に正確にポテンシヨメータ
に伝えることが可能となる。
(ロ) 動体とポテンシヨメータをカツプリングで連
結した後でも、そのままの状態又はポテンシヨ
メータ軸のみを外した状態で、コイルばねを交
換することなく、ばね圧の再調整が可能とな
り、調整工数が減少する。
(ハ) ばね圧の調整後は、外側リングナツトによつ
て内側リングナツトの緩みが防止されるので、
ばね圧が不測に変化してしまうおそれはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図
は従来例及びその使用方法を示す一部断面図、第
3図はカツプリングの使用例を示す斜視図であ
る。図面には符号を使用しなかつたので、符号の
説明は行わない。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一端がカツプリング軸を挿入可能に開放される
    と共に、他端に直線運動をする動体の軸を挿入し
    て固定する穴を有し、かつ中間部には上記カツプ
    リング軸の先端が当接される仕切り部を有する筒
    体と、 上記筒体の開放端の内面に螺合され、中心部に
    上記カツプリング軸が挿通される穴を有する内側
    リングナツトと、 上記筒体の開放端の外面に上記内側リングナツ
    トの外面に当接するように螺合され、中心部に上
    記カツプリング軸が挿通される穴を有する外側リ
    ングナツトと、 上記内側リングナツトの内面と上記カツプリン
    グ軸の先端の段差部との間に配され、上記カツプ
    リング軸を上記仕切り部に押付けるように付勢す
    るコイルばねと、 を備えてなる直線運動用カツプリング。
JP1987138674U 1987-09-10 1987-09-10 Expired - Lifetime JPH0529555Y2 (ja)

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JP1987138674U JPH0529555Y2 (ja) 1987-09-10 1987-09-10

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JP1987138674U JPH0529555Y2 (ja) 1987-09-10 1987-09-10

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Publication Number Publication Date
JPS6443241U JPS6443241U (ja) 1989-03-15
JPH0529555Y2 true JPH0529555Y2 (ja) 1993-07-28

Family

ID=31401231

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JP1987138674U Expired - Lifetime JPH0529555Y2 (ja) 1987-09-10 1987-09-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58129321U (ja) * 1982-02-25 1983-09-01 トヨタ自動車株式会社 ボ−ルジヨイント

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Publication number Publication date
JPS6443241U (ja) 1989-03-15

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