JPH05294572A - エレベーターの調速機の動作試験装置 - Google Patents

エレベーターの調速機の動作試験装置

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Publication number
JPH05294572A
JPH05294572A JP9802092A JP9802092A JPH05294572A JP H05294572 A JPH05294572 A JP H05294572A JP 9802092 A JP9802092 A JP 9802092A JP 9802092 A JP9802092 A JP 9802092A JP H05294572 A JPH05294572 A JP H05294572A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rope
speed
elevator
governor
operation test
Prior art date
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Pending
Application number
JP9802092A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuharu Nakajima
靖治 中嶌
Makoto Takamoto
誠 高本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd, Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Priority to JP9802092A priority Critical patent/JPH05294572A/ja
Publication of JPH05294572A publication Critical patent/JPH05294572A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 正確にしかも容易にロープを加速して調速機
の動作速度を正確に測定する。 【構成】 ロープ2を駆動するため電動機71に駆動ロ
ーラ72を設け、この駆動ローラ72に従動してロープ
2の速度を検出する検出ローラ82を有する回転計81
を設け、この駆動ローラ72と検出ローラ82との間に
ロープ2を挾むように配置し、駆動ローラ72と検出ロ
ーラ82とをロープ2へ挾圧するようにばね93のばね
力を付与する挾圧力付与手段95を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベーターの調速機
の動作試験装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】エレベーターにおいては、調速機が正常
に動作するかどうかを定期的に検査することが、法規で
定められている。これを行なうエレベーターの調速機の
動作試験装置として特開昭56−148061号公報に
記載のものが知られ、これによれば、電気ドリルにばね
機構を介して回転計を固定すると共に電気ドリルの先端
部に駆動ローラを設け、この駆動ローラを調速機のプー
リの周辺部に押し付けてロープを駆動すると共に、回転
計の先端部に設けられた検出ローラをプーリの周辺部に
押し付け、ロープを所定の速度で加速し、調速機のスイ
ツチが作動したときの回転速度を回転計により読み取る
ように構成している。
【0003】また実開昭61−127582号公報に記
載の動作試験装置では、回転計の検出ローラと対向して
摩擦体を設けると共に、検出ローラと摩擦体の間にロー
プを手動で挾圧し、ロープを自由落下させながら手動で
挾圧力を調節することにより所定の回転速度を得るよう
に構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
前者の動作試験装置では、調速機のプーリに電気ドリル
の駆動ローラと回転計の検出ローラを同時に手動で押圧
するため、どうしても押圧力が一定とならない。そのた
め、速度が一様に加速されないので正確な調速機の動作
速度を測定することが困難である。同様に後者の動作試
験装置においても、ロープと摩擦体の摩擦力を手動で調
整しているので、速度を一様に加速することが困難であ
る。
【0005】本発明の目的は、正確にしかも容易にロー
プを加速して調速機の動作速度を正確に測定することが
できるエレベーターの調速機の動作試験装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、エレベーターの調速機のロープをかごから
切り離して、前記ロープを駆動することにより前記調速
機の動作を試験するエレベーターの調速機の動作試験装
置において、駆動ローラを有する電動機と、前記駆動ロ
ーラとの間に前記ロープを介在した検出ローラを有する
回転計と、前記駆動ローラと前記検出ローラとに前記ロ
ープへの挾圧力を与える挾圧力付与手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0007】
【作用】本発明によるエレベーターの調速機の動作試験
装置は上述の如き構成であるから、先ず、ロープをかご
より切り離し、電動機の駆動ローラと回転計の検出ロー
ラの間に介在したロープに、挾圧力付与手段によつて所
定の挾圧力を与え、この状態で電動機により所定の速度
となるように加速することができるため、正確に、しか
も一様に加速することができ、この結果、調速機の動作
速度を正確にしかも容易に測定することができる。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面と共に説明する。
図2はエレベーターの調速機を示す正面図である。調速
機4の駆動プーリ41とガイドプーリ5間にはロープ2
が無端状に掛けられている。このロープ2の途中には連
絡体3を介してかご1が連結されている。従つて、かご
1が上下に先行すると、ロープ2を介して駆動プーリ4
1が回転し、かご1が所定の速度を超えて先行すると調
速機4のスイツチ42がこれを検出するように構成され
ている。このような調速機4の動作試験を行なうのが、
エレベーターの調速機の動作試験装置6であり、その詳
細な構成を図1に示している。
【0009】図1は図2の要部を拡大して示す平面図
で、制御装置74によつて制御される電動機71の回転
軸に設けた駆動ローラ72と、回転計81の回転軸に設
けた検出ローラ82との間に、ロープ2が位置してい
る。ヒンジ91によつてその自由端側を接離可能に連結
した枠体73,83の自由端側は、互いに接近する方向
において電動機71と回転計81の回転軸とその回転を
許すように当接している。また両枠体73,83間には
棒体92が貫通され、この棒体92に螺合したナツト9
4との間にばね93が配置されており、このばね93に
よつて両枠体73,83の自由端側は互いに接近する方
向に弾性的に付勢されている。従つて、このばね93に
より駆動ローラ73と検出ローラ82には、ロープ2へ
の挾圧力が付与されることになり、枠体73,83と棒
体92とばね93等によつてロープ2への挾圧力を調整
可能な挾圧力付与手段95が構成されている。この挾圧
力付与手段95は種々の構成をとることができ、例えば
図示の実施例ではロープ5への挾圧力となるようにばね
93のばね力を電動機71と回転計81の回転軸に与え
ているが、ロープ5への挾圧力となるようにばね93の
ばね力を他の部分に与えるようにしても良い。
【0010】次に、エレベーターの調速機の動作試験装
置6を用いての動作試験について説明する。最初に、図
2に示す連結体3をかご1から外し、かご1と無関係に
ロープ2が回動できるようにする。次いで駆動ローラ7
2と検出ローラ82との間にロープ2を挾み込み、ナツ
ト94を所定の距離まで螺着して挾圧力付与手段95を
調整する。つまりばね93のばね力による駆動ローラ7
2と検出ローラ82のロープ2への挾圧力を調整する。
その後、制御装置74により電動機71を作動させて所
定の速度特性になるよう加速する。所定の速度に達する
と、スイツチ42が作動するが、このときロープ2を介
して駆動ローラ72に追従して検出ローラ82がスリツ
プすることなく回転するため、回転計81によつて調速
機4の動作速度を正確に測定することができる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、調
速機のロープを電動機の駆動ローラと回転計の検出ロー
ラで挾み込み、所定の圧力で挾圧するよう挾圧力付与手
段を設けたため、ロープは一様良好に加速され、調速機
の動作速度を正確に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるエレベーターの調速機
の動作試験装置の平面図である。
【図2】エレベーターの調速機の全体構成を示す正面図
である。
【符号の説明】
1 かご 2 ロープ 4 調速機 71 電動機 72 駆動ローラ 81 回転計 82 検出ローラ 93 ばね 95 挾圧力付与手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベーターの調速機のロープをかごか
    ら切り離して、前記ロープを駆動することにより前記調
    速機の動作を試験するエレベーターの調速機の動作試験
    装置において、駆動ローラを有する電動機と、前記駆動
    ローラとの間に前記ロープを介在した検出ローラを有す
    る回転計と、前記駆動ローラと前記検出ローラとに前記
    ロープへの狭圧力を与える狭圧力付与手段とを備えたこ
    とを特徴とするエレベーターの調速機の動作試験装置。
JP9802092A 1992-04-17 1992-04-17 エレベーターの調速機の動作試験装置 Pending JPH05294572A (ja)

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JP9802092A JPH05294572A (ja) 1992-04-17 1992-04-17 エレベーターの調速機の動作試験装置

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JP9802092A JPH05294572A (ja) 1992-04-17 1992-04-17 エレベーターの調速機の動作試験装置

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JPH05294572A true JPH05294572A (ja) 1993-11-09

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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