JPH05293789A - 水中作業ロボットコントロール設備 - Google Patents

水中作業ロボットコントロール設備

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JPH05293789A
JPH05293789A JP4096513A JP9651392A JPH05293789A JP H05293789 A JPH05293789 A JP H05293789A JP 4096513 A JP4096513 A JP 4096513A JP 9651392 A JP9651392 A JP 9651392A JP H05293789 A JPH05293789 A JP H05293789A
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JP
Japan
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robot
cable
control
relay vehicle
working robot
Prior art date
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Pending
Application number
JP4096513A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Okuwa
義昭 大桑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd filed Critical Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 消費電力量やロボット自体を増大させること
なく、ロボットの活動範囲を飛躍的に拡大し得る水中作
業ロボットコントロール設備を提供する。 【構成】 ケーブル13を介して海面W上に突出させた
アンテナ15に連結され、動力源9を内蔵し、ほぼ中性
浮力の推進装置付中継ビークル1であり、該中継ビーク
ル1と遠隔操縦可能な水中作業ロボット17とをケーブ
ル11を介して結合し、前記水中作業ロボット1と陸上
又は船21上の制御・通信機材との間の制御・通信デー
タの交信を電波にて行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、海底火山の調
査や観測、海底鉱物資源 (熱水鉱床など) の調査や観
測、危険水域 (油流失海域、酸・アルカリ類流失域、氷
海域など) での作業、荒天海域での作業など人間が作業
したり、あるいは近づくことが安全上、問題がある場合
に、遠隔操縦可能な水中作業ロボットに作業を代行させ
る水中作業ロボットコントロール設備に関する。
【0002】
【従来の技術】調査・観測用としてRTV−100,R
TV−500 (ロボット名) などの云わゆる遠隔操縦可
能な水中テレビカメラが開発されている。また、作業を
遠隔操縦にて行わせる作業用ロボットとしてドルフィン
3K (商品名) が開発されてきている。これらは、それ
ぞれの目的に応じて相応の成果をあげている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらロボットの弱点
は、デザーケーブル (ロボットへの送電および制御・通
信データの送受信に使用するケーブル) の長さに限界が
あることである。例えば、RTV−100であれば、有
効ケーブル長さは約100mであり、海底火山の観測に
は安全性が全く確保されない。
【0004】このデザーケーブル長さは、長くすればす
るほどロボットの活動範囲が拡大するが、逆に必要電力
量 (推進装置などを動かすための電力量) は増大し、ロ
ボットは急速に大型化し、ロボットの取扱い (着水、揚
収、オペレーション) に支障をきたし、場合によっては
ロボットそのものの構成が困難となる。本発明は、かか
る問題を克服するためになされたものであり、その目的
は、消費電力量やロボット自体を増大させることなく、
ロボットの活動範囲を飛躍的に拡大し得る水中作業ロボ
ットコントロール設備を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成し得る本
発明の水中作業ロボットコントロール設備は、ケーブル
を介して海面上に突出させたアンテナに連結され、動力
源を内蔵し、ほぼ中性浮力の推進装置付中継ビークルで
あり、該中継ビークルと遠隔操縦可能な水中作業ロボッ
トとをケーブルを介して結合し、前記水中作業ロボット
と陸上又は船上の制御・通信機材との間の制御・通信デ
ータの交信を電波にて行うようにしたことを特徴とする
ものである。
【0006】このようにロボットと陸上又は船上にある
制御・通信機材との間の制御・通信データの送受信を電
波を介して行うことにより、ロボットの活動範囲が飛躍
的に拡大する。
【0007】
【実施例】以下、図面により本発明を説明する。図1に
おいて、1は、中継ビークルであり、浮遊せる電波中継
ビークル1は、海中においてほぼ重力と浮力が釣合った
中性浮力の構造とし、海中の適当な水深位置にとどまる
ことができるようにバラスト調整機能を持っている。
【0008】バラスト調整機能は、海水を漲水すること
ができるタンク2を有し、さらに遠隔操縦にて開閉可能
な海水漲水弁3および排水用の圧縮空気を吹きこむため
の遠隔操縦にて開閉可能な空気吐出弁5を有する圧縮空
気ボンベ4を有している。動力源6には、電池あるいは
クローズドサイクルディーゼルエンジン (燃料7および
液体酸素8を内蔵し、エンジンの排気ガスより炭酸ガス
を除き去り、これに酸素を付加し、燃焼作用を接続させ
る機能をもつエンジン) などの自己完結型の装置を設け
ている。このクローズドサイクルディーゼルエンジン
(CCDE)の場合は、このエンジンの回転により発電機
9をまわし、電力を発生させることになる。
【0009】さらに、中継ビークル1は、海中に於て上
下・前後・左右の任意の位置へ移動することを可能にす
るために各軸方向へのスラスタ10a,10b,10c
をもっている。これらのスラスタ10a,10b,10
cは、電池又は発電機9で発電した電力によって駆動さ
れるようになっている。中継ビークル1と水中作業ロボ
ット17とは、デザーケーブル11で結ばれている。デ
ザーケーブル17は電力の供給および制御・通信データ
の送受信を行うものである。
【0010】中継ビークル1内には、このデザーケーブ
ル17を巻き取り、あるいは繰り出すケーブルドラム1
2があり、これらの操作も遠隔指令にて行なうことがで
きるようになっている。中継ビークル1の内部には、デ
ザーケーブルドラム12とは別に、電波送・受信用のケ
ーブル13がドラム14に巻かれており、このケーブル
13の先端にはアンテナ15が取りつけられている。
【0011】中継ビークル1がある程度の水深にて浮遊
している状態において、この電波送・受信用ケーブル1
3を繰り出すことにより、アンテナ15が海面W上に出
るようにする。この時、アンテナ15には適当な浮力材
16を取り付けておき、アンテナ15が海面W上の適当
な高さに浮かび出るようにする。このドラム14の操作
も遠隔指令にて行うことができるようになっている。
【0012】水中作業ロボット17は、観察用のテレビ
カメラ18、照明灯19及び作業用のマニピュレータ2
0をもっている。テレビカメラ18で撮影された像は、
デザーケーブル11を通して中継ビークル1に送信さ
れ、それから先は海面Wに浮かび出たアンテナ15から
電波となって遠く離れた母船21の制御・通信機材 (図
示せず) に送られる。
【0013】制御・通信機材からの各種指令 (スラスタ
制御・ケーブルドラム制御、マニピュレータ制御など)
は、上記とは逆のレートをたどり中継ビークル1やロボ
ット17へ伝えられる。水中作業ロボット17は、中継
ビークル1と同様にスラスタ22を持ち、上下・左右・
前後の任意の位置へ移動させることができる。
【0014】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、次のよ
うな優れた利点があり、工業上、有用である。 (1) 制御・通信手段として電波を介在させて居り、水
中作業ロボットの活動範囲がきわめて広い。したがっ
て、操縦者は安全な場所に居て、危険作業を水中作業ロ
ボットにさせることが可能となる。 (2) 中継ビークルは海面下にあるので、波浪や風など
の影響を受けることが少なく比較的小型なものとするこ
とができる。 (3) ケーブルを使用しない方式の水中作業ロボットで
は、リアルタイムの画像 (テレビ画像) を操縦者へ送る
ことがほとんど不可能であるが、本発明ではこれが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】中継ビークルの縦断面図である。
【図2】水中作業ロボットの説明図である。
【図3】水中作業ロボットコントロール設備の説明図で
ある。
【符号の説明】
W 海面 1 中継ビークル 9 動力源 11 ケーブル 13 ケーブル 15 アンテナ 17 水中作業ロボット 21 母船

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルを介して海面上に突出させたア
    ンテナに連結され、動力源を内蔵し、ほぼ中性浮力の推
    進装置付中継ビークルであり、該中継ビークルと遠隔操
    縦可能な水中作業ロボットとをケーブルを介して結合
    し、前記水中作業ロボットと陸上又は船上の制御・通信
    機材との間の制御・通信データの交信を電波にて行うよ
    うにした水中作業ロボットコントロール設備。
JP4096513A 1992-04-16 1992-04-16 水中作業ロボットコントロール設備 Pending JPH05293789A (ja)

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Effective date: 19970909