JPH105708A - 水中移動装置 - Google Patents

水中移動装置

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JPH105708A
JPH105708A JP8166188A JP16618896A JPH105708A JP H105708 A JPH105708 A JP H105708A JP 8166188 A JP8166188 A JP 8166188A JP 16618896 A JP16618896 A JP 16618896A JP H105708 A JPH105708 A JP H105708A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブルが障害物などにからみ付いた場合で
も装置本体を確実に回収し得るようにする。 【解決手段】 制御盤11からの開閉信号57によって
浮上用空気供給弁17が開き、圧縮空気供給路18を介
して、圧縮空気が圧縮空気タンク16からバラストタン
ク13へと送られ、バラストタンク13内の水6が、逆
止弁19を備えた排水流路20を介して外部へ排出され
ることにより、装置本体5に浮力が発生されるようにし
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、火力発電所の取水
や排水のための水路の清掃や、船舶のスクリューの清掃
や、原子炉の圧力容器の内面検査や、その他の海洋構造
物に対する各種水中作業に用いるための水中移動装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、火力発電所などにおいては、冷
却用海水を取水したり排水したりするために、海と発電
プラントとの間に比較的長い水路が設けられているが、
この水路の路面には、種々の貝藻類が付着する。そこ
で、これら海洋付着生物を除去すべく、水路の路面に沿
って自在に走行する水中移動装置が必要となる。
【0003】この種の水中移動装置としては、装置本体
の背側にスラストファンを備え、該スラストファンを回
転させて噴流を発生させることにより、装置本体の腹側
の部分を水路の水平な路面へ押し付けさせ、この状態で
装置本体の腹側に設けられた駆動輪を用いて水平な水路
の路面上を走行させるようにしたものなどがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記水
中移動装置では、地上の制御装置と水中の装置本体との
間をケーブルで接続して遠隔操作を行うようにしてある
ため、ケーブルが水中にある障害物などにからみ付いた
場合に、装置本体を動かせなくなる可能性がある。
【0005】本発明は、上述の実情に鑑み、ケーブルが
障害物などにからみ付いた場合でも装置本体を確実に回
収し得るようにした水中移動装置を提供することを目的
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、外部の制御盤
にケーブルを介して接続され水中を移動可能とされた装
置本体の内部に、水によって浮力を調整可能なバラスト
タンクを備えると共に、装置本体の内部に圧縮空気タン
クを設け、バラストタンクと圧縮空気タンクとの間に、
制御盤からの開閉信号によって開動作を行う浮上用空気
供給弁を備えた圧縮空気供給路を接続し、バラストタン
クに外部へ水を排出させる方向にのみ開く逆止弁を備え
た排水流路を接続したことを特徴とする水中移動装置に
かかるものである。
【0007】又、本発明は、外部の制御盤にケーブルを
介して接続され水中を移動可能とされた装置本体の内部
に、ケーブルに作用する張力を検出する張力センサを取
付け、張力センサからの張力検出信号と設定器に設定し
た張力値との差が大きくなった時に張力警報装置へ警報
発令信号を送る演算制御装置を設けたことを特徴とする
水中移動装置にかかるものである。
【0008】この場合において、装置本体の内部に取付
けられた張力センサとケーブルとの間を、過度の張力が
作用した時に切断するよう切込みを入れられた張力検出
索で連結しても良い。
【0009】更に、本発明は、外部の制御盤にケーブル
を介して接続され水中を移動可能とされた装置本体に雌
コネクタを取付け、外部の制御盤からのケーブルに雌コ
ネクタに対して挿脱自在な雄コネクタを取付け、装置本
体に雄コネクタをロック及びロック解除可能なロック装
置を取付けたことを特徴とする水中移動装置にかかるも
のである。
【0010】この場合において、雌コネクタと雄コネク
タとの間に、雄コネクタを外れる方向へ付勢する離脱機
構を介装しても良い。
【0011】又、装置本体のケーブル接続部分を囲むよ
うに、ケーブル孔を備えた水密室を設け、水密室にケー
ブルが外れた時に閉止機構によってケーブル孔を閉じる
水密蓋を設けると共に、水密室にケーブルが外れた時に
水密室に圧縮空気を送る水密化用空気供給路を接続して
も良い。
【0012】上記手段によれば、以下のような作用が得
られる。
【0013】制御盤からの開閉信号によって浮上用空気
供給弁が開くと、圧縮空気供給路を介して、圧縮空気が
圧縮空気タンクからバラストタンクへと送られ、バラス
トタンク内の水が、逆止弁を備えた排水流路を介して外
部へ排出されることにより、装置本体に浮力が発生され
るようになる。
【0014】装置本体の内部に取付けた、張力センサが
ケーブルに作用する張力を検出し、演算制御装置が張力
センサからの張力検出信号と設定器に設定した張力値と
を比較し、両者の差が大きくなった時に張力警報装置へ
警報発令信号を送って警報を発令させるようにする。
【0015】この場合において、装置本体の内部に取付
けられた張力センサとケーブルとの間を、切込みを入れ
た張力検出索で連結することにより、過度の張力が作用
した時に張力検出索を切断させることができる。
【0016】更に、装置本体側の雌コネクタに、ケーブ
ル側の雄コネクタを挿入して、ロック機構でロックする
ことにより、装置本体とケーブルを簡単に接続すること
ができるようになると共に、ロック機構によるロックを
解除することにより、簡単に装置本体からケーブルを外
すことができるようになる。
【0017】この場合において、雌コネクタと雄コネク
タとの間に、離脱機構を介装することにより、簡単に雄
コネクタを外させることができる。
【0018】又、装置本体のケーブル接続部分を囲むよ
う設けた水密室では、ケーブルが外れた時に閉止機構に
よって水密蓋がケーブル孔を閉じるように作用する。
又、ケーブルが外れた時に水密化用空気供給路を介して
水密室に圧縮空気が送られる。これにより、ケーブル孔
から装置本体内部へ水が侵入することが防止される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
示例と共に説明する。
【0020】図1〜図6は、本発明の実施の形態の一例
である。
【0021】本発明を適用する水中移動装置自体は、任
意の機構・構造のもので良いが、例えば、図1・図2に
示すように、腹側が開口した装置本体ケーシング1の内
部に、背側へ向けて噴流を発生するスラスタ2と、腹側
に突出する駆動輪3や従動輪4を備えた装置本体5を取
付けたものとする。
【0022】又、装置本体ケーシング1の外周には、水
6中にある壁面7などに吸着可能なシールスカート8が
取付けられることもある。
【0023】更に、例えば、上記装置本体ケーシング1
に、超音波探触子9などを取付けることにより、超音波
探傷などを行い得るようにしても良い。
【0024】尚、10は実験用の水槽、11は水槽10
の外部に置かれた制御盤、12は制御盤11と装置本体
5とを接続するケーブル、13は装置本体5に設けられ
た、内部に水6を溜めて装置本体5の浮力を調整させる
ようにしたバラストタンク、14はバラストタンク13
に取付けられた注水弁、15はバラストタンク13に取
付けられた排気弁である。
【0025】そして、本発明では、装置本体5の内部に
圧縮空気タンク16を設け、該圧縮空気タンク16とバ
ラストタンク13との間を、電磁弁などの浮上用空気供
給弁17を備えた圧縮空気供給路18を介して接続す
る。更に、バラストタンク13に、内部へ水6が侵入す
るのを阻止する逆止弁19を備えた排水流路20を取付
ける。
【0026】次に、前記外部に置かれた制御盤11から
のケーブル12の先端に雄コネクタ21を取付け、装置
本体5に、雄コネクタ21が挿脱可能で、且つ、雄コネ
クタ21を離脱させる方向へ付勢するスプリングなどの
離脱機構22を備えた雌コネクタ23を取付ける。
【0027】更に、雄コネクタ21の側面に係合穴24
を形成し、装置本体5の雌コネクタ23に、前記係合穴
24と合致する貫通孔25を形成し、装置本体5に貫通
孔25を通してロッド26を前記係合穴24へ挿脱自在
なエアシリンダなどのロック装置27を取付け、ロック
装置27のヘッド側のポート28と圧縮空気タンク16
との間に、常時開放されて開閉信号29により閉止動作
するようにした空気遮断用弁30を備えた開放用空気供
給路31を接続する。
【0028】又、装置本体5に対するケーブル12の差
込み部分に、水密室32を設け、水密室32のケーブル
孔33に、ケーブル孔33から雌コネクタ23にかけて
雄コネクタ21の挿入を案内するコネクタガイド34を
取付けると共に、水密室32に、スプリングなどの閉止
機構35によってケーブル孔33を閉止する方向へ付勢
される水密蓋36を開閉自在に取付け、水密室32と圧
縮空気タンク16との間に、常時閉止されて開閉信号3
7により開放動作するようにした空気供給用弁38を備
えた水密化用空気供給路39を接続する。
【0029】そして、装置本体5に張力センサ40を取
付けると共に、張力センサ40と雄コネクタ21との間
に、過度の張力が付与された時に切断可能な切込み41
を形成されたワイヤなどの張力検出索42を張設する。
【0030】又、外部に置かれた制御盤11に、張力セ
ンサ40からの張力検出信号43を入力して、上下限値
を設定可能な設定器44に設定した上限張力値45及び
下限張力値46と張力検出信号43の値とを比較し、張
力検出信号43の値が上限張力値45を越えた場合に張
力過大警報装置47に警報発令信号48を送ると共に、
装置本体5の電源スイッチ49を即座にOFFにするた
めの停止信号50を送り、張力検出信号43の値が下限
張力値46を下回った場合に張力警報装置51に警報発
令信号52を送り、これらの各警報が出た場合に、確認
ボタン53の入力を促す確認信号54を入出力し、且
つ、切離しスイッチ55が押された場合に、切離し信号
56に応じて前記浮上用空気供給弁17や空気遮断用弁
30や空気供給用弁38に開閉信号57,29,37を
送る演算制御装置58を設ける。
【0031】尚、59は演算制御装置58に接続された
表示装置、60は圧縮空気タンク16に取付けた圧力計
である。
【0032】次に、作動について説明する。
【0033】予め地上で、排気弁15を開けると共に、
注水弁14を介してバラストタンク13へ所要量の水を
注水し、排気弁15と注水弁14を閉じることにより、
装置本体5の浮力を作業を行わせようとする水6の深度
に合うように調節しておく。
【0034】そして、ケーブル12を送りながら、装置
本体5を徐々に水6中へ沈めて行く。
【0035】ケーブル12が所要の長さまで送られた
ら、制御盤11を操作して、ケーブル12を介し、装置
本体5へ信号を送ったり給電したりすることにより、ス
ラスタ2を駆動して、装置本体5の背側へ噴流を発生さ
せ、装置本体5を水6中で移動させる。
【0036】例えば、図1では、装置本体5にスラスタ
2が左右に取付けられているため、両方のスラスタ2を
同時に駆動することにより、装置本体5を腹側へ並進さ
せることができる。又、どちらか一方のスラスタ2のみ
を駆動させることにより、装置本体5を右又は左に旋回
させることができる。尚、スラスタ2は、必ずしも装置
本体5の左右に取付けられているとは限らない。
【0037】そして、上記操作を行い、装置本体5が壁
面7に取り付いたら、駆動輪3を用いて、装置本体5を
壁面7に沿って走行させる。
【0038】この際、シールスカート8が無いと、スラ
スタ2を連続的に駆動し続けない限り、装置本体5を、
壁面7に取り付いた状態に保たせることができないが、
シールスカート8を設けることにより、装置本体5が壁
面7に取り付いた時に、シールスカート8が装置本体5
と壁面7との間をシールすることとなるので、出力の小
さいスラスタ2を間欠的に駆動させる程度で、装置本体
5とシールスカート8と壁面7で囲まれた部分の内部が
負圧或いは真空状態となり、装置本体5を壁面7に確実
に吸着させることができるようになる。
【0039】このようにして、壁面7に沿って装置本体
5を走行させつつ、装置本体5に取付けられた超音波探
触子9などにより、超音波探傷を行わせるなど、各種の
作業に使用する。
【0040】ところで、装置本体5と外部に置かれた制
御盤11との間を結ぶケーブル12などが、水6中の障
害物などにからみ付いたり引っ掛かったりした場合、装
置本体5を動かすことができなくなり、又、回収も困難
となる。
【0041】そこで、本発明では、装置本体5に張力セ
ンサ40を取付け、張力センサ40によって、ワイヤな
どの張力検出索42を介し雄コネクタ21に作用する張
力を常時検出させるようにしている。
【0042】張力センサ40で検出した張力検出信号4
3は、外部に置かれた制御盤11へ入れられ、制御盤1
1に設けられた演算制御装置58により、設定器44に
設定された上限張力値45及び下限張力値46と比較さ
れる。
【0043】その結果、張力検出信号43の値が上限張
力値45を越えた場合には、張力過大警報装置47に警
報発令信号48を送って警報を発令させると共に、装置
本体5の電源スイッチ49に停止信号50を送り、装置
本体5の電源スイッチ49を即座にOFFにさせ、装置
本体5を停止させるようにする。
【0044】或いは、張力検出信号43の値が設定した
下限張力値46を下回っている場合には、張力警報装置
51に警報発令信号52を送って警報のみを発令させ
る。
【0045】そして、これらの各警報が出た場合に、演
算制御装置58は、先ず、確認信号54を出力し、確認
ボタン53の入力を促す。
【0046】演算制御装置58は確認ボタン53の入力
が行われた場合、更に切離しスイッチ55が押される
と、装置本体5に設けられた浮上用空気供給弁17や空
気遮断用弁30や空気供給用弁38に開閉信号57,2
9,37を送る。
【0047】すると、先ず、浮上用空気供給弁17で
は、開閉信号57により、浮上用空気供給弁17が開
き、圧縮空気タンク16内の圧縮空気が圧縮空気供給路
18を介してバラストタンク13へ送られ、バラストタ
ンク13内部の水13が逆止弁19を備えた排水流路2
0から排出され、装置本体5に大きな浮力が発生され
る。
【0048】これと同時に、開閉信号29により空気遮
断用弁30が閉じ、圧縮空気タンク16内の圧縮空気
の、エアシリンダなどのロック装置27におけるヘッド
側のポートへの供給が停止され、ロック装置27のロッ
ド26が収縮動されて、雄コネクタ21のロック状態が
解除される。
【0049】すると、装置本体5に発生した浮力によ
り、或いは更に、雌コネクタ23に備えたスプリングな
どの離脱機構22の力により、雄コネクタ21が雌コネ
クタ23から離脱される。
【0050】この際、ワイヤなどの張力検出索42に
は、切込み41が形成されているので、過度の張力が付
与されることにより張力検出索42は切込み41から簡
単に切断され、雄コネクタ21は確実に離脱される。
【0051】又、開閉信号37により、空気供給用弁3
8が開き、圧縮空気タンク16内の圧縮空気が水密化用
空気供給路39を介して水密室32へ送られ、水密室3
2内の水6を外部へ排出すると共に、水密室32内へ送
られた圧縮空気が背圧となって、スプリングなどの閉止
機構35による付勢力と共に、雄コネクタ21による係
止状態が解除された水密蓋36によるケーブル孔33の
閉止動作を助成し、雄コネクタ21離脱後に、ケーブル
孔33から水6が装置本体5へ侵入するのを防止する。
【0052】こうして装置本体5は、遠隔操作によって
ケーブル12から離脱され、浮力によって水面に浮き上
がり、回収される。
【0053】尚、本発明は、上述の実施の形態にのみ限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の水中移動
装置によれば、ケーブルが障害物などにからみ付いた場
合でも装置本体を確実に回収し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の概略透視正面図で
ある。
【図2】図1の水中移動装置の概略側方断面図である。
【図3】図2の部分拡大図である。
【図4】図1の水中移動装置のケーブル接続部分の概略
拡大断面図である。
【図5】図1の張力検出索の概略拡大図である。
【図6】図1の制御系統図である。
【符号の説明】 5 装置本体 6 水 11 制御盤 12 ケーブル 13 バラストタンク 16 圧縮空気タンク 17 浮上用空気供給弁 18 圧縮空気供給路 19 逆止弁 20 排水流路 21 雄コネクタ 22 離脱機構 23 雌コネクタ 27 ロック装置 32 水密室 33 ケーブル孔 35 閉止機構 36 水密蓋 39 水密化用空気供給路 40 張力センサ 41 切込み 42 張力検出索 43 張力検出信号 44 設定器 45 張力値(上限張力値) 46 張力値(下限張力値) 47 張力警報装置 48,52 警報発令信号 51 張力警報装置 57 開閉信号 58 演算制御装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部の制御盤にケーブルを介して接続さ
    れ水中を移動可能とされた装置本体の内部に、水によっ
    て浮力を調整可能なバラストタンクを備えると共に、装
    置本体の内部に圧縮空気タンクを設け、バラストタンク
    と圧縮空気タンクとの間に、制御盤からの開閉信号によ
    って開動作を行う浮上用空気供給弁を備えた圧縮空気供
    給路を接続し、バラストタンクに外部へ水を排出させる
    方向にのみ開く逆止弁を備えた排水流路を接続したこと
    を特徴とする水中移動装置。
  2. 【請求項2】 外部の制御盤にケーブルを介して接続さ
    れ水中を移動可能とされた装置本体の内部に、ケーブル
    に作用する張力を検出する張力センサを取付け、張力セ
    ンサからの張力検出信号と設定器に設定した張力値との
    差が大きくなった時に張力警報装置へ警報発令信号を送
    る演算制御装置を設けたことを特徴とする水中移動装
    置。
  3. 【請求項3】 装置本体の内部に取付けられた張力セン
    サとケーブルとの間を、過度の張力が作用した時に切断
    するよう切込みを入れられた張力検出索で連結した請求
    項2記載の水中移動装置。
  4. 【請求項4】 外部の制御盤にケーブルを介して接続さ
    れ水中を移動可能とされた装置本体に雌コネクタを取付
    け、外部の制御盤からのケーブルに雌コネクタに対して
    挿脱自在な雄コネクタを取付け、装置本体に雄コネクタ
    をロック及びロック解除可能なロック装置を取付けたこ
    とを特徴とする水中移動装置。
  5. 【請求項5】 雌コネクタと雄コネクタとの間に、雄コ
    ネクタを外れる方向へ付勢する離脱機構を介装した請求
    項4記載の水中移動装置。
  6. 【請求項6】 装置本体のケーブル接続部分を囲むよう
    に、ケーブル孔を備えた水密室を設け、水密室にケーブ
    ルが外れた時に閉止機構によってケーブル孔を閉じる水
    密蓋を設けると共に、水密室にケーブルが外れた時に水
    密室に圧縮空気を送る水密化用空気供給路を接続した請
    求項4又は5記載の水中移動装置。
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