JPH05293179A - 治療用電極 - Google Patents

治療用電極

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JPH05293179A
JPH05293179A JP4096546A JP9654692A JPH05293179A JP H05293179 A JPH05293179 A JP H05293179A JP 4096546 A JP4096546 A JP 4096546A JP 9654692 A JP9654692 A JP 9654692A JP H05293179 A JPH05293179 A JP H05293179A
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linear resistor
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Shingo Usui
伸吾 臼井
Nobuyuki Ushio
伸之 牛尾
Hiromi Muramatsu
宏美 村松
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 電極シート5に対して着脱自在な粘着性導電
パッド7より構成した電極8に、線状抵抗体からなる発
熱体2を取り付け、この線状抵抗体は、周囲部を密に、
中央部を粗に配線したことを特徴とする治療用電極。ま
た、線状抵抗体の周囲部の断面積を小さくし、中央部の
断面積を大きくした治療用電極。 【効果】 電極に通電時、電極の周囲部の発熱量が中央
部よりも大きくなり、周囲部の熱が中央部に伝わって電
極全体が均一な温度になる。従って、治療中に、電極の
一部分が高温になって火傷を負うことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人体に貼付け、治療電
流を人体の患部に流す治療用電極に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の治療用電極は、図7に示
す如く、電極に発熱体の線状抵抗体を全面にほぼ均一に
配線している。
【0003】この構成によると、電極を人体に固定して
温熱治療する際、電極の周囲部分の熱は、電極の外側方
向へ放熱されるが、電極の中央部分の熱は放熱されない
ため、全体として電極の中央部分が高温になりやすく、
使用者が治療中に火傷を負う虞がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、全体の温度
を均一にできる治療用電極を提供することを課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、電極に発熱体
を貼り付けたものにおいて、前記発熱体は電流を流すこ
とによって発熱する線状抵抗体にて形成されており、該
線状抵抗体は中央部を粗に、周囲部を密に配線されてい
ることを特徴とする。
【0006】また、本発明は、電極に発熱体を貼り付け
たものにおいて、前記発熱体は電流を流すことによって
発熱する線状抵抗体にて形成されており、該線状抵抗体
の断面積は、周囲部を中央部よりも小さく形成されてい
ることを特徴とする。
【0007】さらに、本発明は、電極に発熱体を貼り付
けたものにおいて、前記発熱体は電流を流すことによっ
て発熱する線状抵抗体にて形成されており、前記発熱体
の中央部を抵抗値の小さい部材にて構成するとともに、
前記発熱体の周囲部を抵抗値の大きい部材にて構成する
ことを特徴とする。
【0008】
【作用】使用者が治療用電極を使用する場合、発熱体の
線状抵抗体は周囲部を密にしているため、電流を流した
ときに周囲部の発熱量が中央部よりも大きくなり、周囲
部から中央部へ熱が伝わり、全体に均一な温度になる。
【0009】また、治療用電極周囲部の線状抵抗体の断
面積を中央部の線状抵抗体の断面積よりも小さくして抵
抗値を大きくしているため、電流を流したときに周囲部
の発熱量が中央部よりも大きくなり、周囲部から中央部
へ熱が伝わり、全体に均一な温度になる。
【0010】更に、治療用電極の発熱体周囲部を抵抗値
の大きな部材にて構成し、発熱体中央部を抵抗値の小さ
な部材で構成しているため、電流を流した時の発熱量
は、治療用電極の周囲部が中央部よりも大きくなり、周
囲部から中央部へ熱が伝わり、全体に均一な温度にな
る。
【0011】
【実施例】本考案の一実施例を図面に基づき以下に詳述
する。
【0012】1は、治療用電極の基台となる可撓性を有
する塩化ビニル製の絶縁性のフィルムで、該フィルム1
には抵抗を持ち電流を流すことによって発熱する発熱体
2が貼り付けられており、該発熱体2は、図4に示す如
く、線状抵抗体3を折り返しながら全面に張り巡らせて
パターン印刷されている。そして、該発熱体2は温熱用
コード4を介して電流が流れるようになっており、該温
熱用コード4に流れる電流はACアダプター(図示せず)
によって供給される。
【0013】図4は、前記発熱体2の線状抵抗体3のパ
ターン図であり、該線状抵抗体3のパターンは周囲部の
密度を中央部の密度よりも密にして、通電したときに後
述する粘着性導電パッド7の周囲部の発熱量が中央部よ
りも大きくなるように配線してある。
【0014】5は、前記発熱体2に貼り付けられ、前記
温熱用コード4とは別に治療用コード6を介して電流を
流すことのできる電極シートで、該電極シート5はゴム
製のシートにカーボン印刷して形成されている。
【0015】7は、前記電極シート5に貼り付けられた
ゲル状の粘着性導電パッドで、該粘着性導電パッド7は
粘着性があり、使用者が治療したい患部に貼り付け可能
になっており、また、該粘着性導電パッド7は前記電極
シート5に対して貼り換え可能で、使用回数が増えて汚
れたときに新しいものと交換することができる。ここ
で、前記電極シート5と前記粘着性導電パッド7とを合
わせて電極8という。
【0016】9は治療電流を流すことのできる電気治療
器の本体で、該本体9に設けた温熱スイッチ10と治療ス
イッチ11を入れることによって、前記ACアダプターを
電源とし、前記発熱体2と前記電極シート5への通電を
行い、温熱治療と電気治療を行う。また、該本体9には
電池(図示せず)が内蔵してあり、本体9表面の前記温熱
スイッチ10を切ることによって、この電池を電源として
前記電極シート5にのみ通電され、電気治療を行うこと
ができる。
【0017】図5は、他の実施例で、これも発熱体2の
中央部を粗に、周囲部を密にすることにより、粘着性導
電パッド7の周囲部の発熱量が中央部よりも大きくなる
ように配線してある。
【0018】図6は、これらとは異なった実施例で、線
状抵抗体3を密に配線して高温にする方法とは別に、周
囲部の線状抵抗体3の断面積を小さくすることによって
抵抗値が中央部よりも大きくなり、従って電流を流した
ときの発熱量は周囲部が中央部よりも大きくなる。
【0019】また、上記実施例のほかに、図7に示す従
来の発熱体と同形状とし、発熱体2の中央部を構成する
線状抵抗体3を抵抗値の小さな部材にて構成するととも
に、周囲部を構成する線状抵抗体3を抵抗値の大きな部
材にて構成し、前記本体9を操作して発熱体2と電極シ
ート5への通電を行った際、周囲部の発熱量が中央部よ
りも高温になる構成としても良い。
【0020】次に動作について説明する。
【0021】治療を行う場合、本体9の温熱スイッチ10
と治療スイッチ11の操作により、ACアダプターを電源
として発熱体2と電極シート5の両方に各々のコード
4、6を介して電流が流れる。そして、使用者は粘着性
導電パッド7が適温になったことをみて電極8を患部に
貼り付け、電気治療と温熱治療を同時に行う。この時、
粘着性導電パッド7の周囲部が中央部よりも高温になる
ため、線状抵抗体3の周囲部の熱が中央部へ伝わり、発
熱体2全体が均一な温度になる。
【0022】また、上記の治療と異なり、温熱治療はし
ないで電気治療のみを行う場合はACアダプターを取り
外して、治療器本体9内の電池を電源として電気治療の
みを行うこともできる。このような治療内容の切り替え
は本体9の治療スイッチ11と温熱スイッチ10とによって
行われ、ACアダプターを電源とするか、本体9に内蔵
の電池を電源とするかは、温熱スイッチ10のON、OF
Fによって切り替わるようになっている。
【0023】以上のように、発熱体2の線状抵抗体3の
配線は周囲部を密に、中央部を粗に配線されているた
め、通電時の発熱量は電極8の周囲部が中央部よりも大
きく、周囲部が中央部より高温になるため、周囲部の熱
が中央部に伝わり、電極8全体が均一な温度になる。従
って、治療中に、電極8の一部分が高温になって使用者
が火傷を負うことがない。
【0024】また、発熱体2の線状抵抗体3の断面積は
周囲部を小さく、中央部を大きく形成しているため、通
電時の発熱量は電極8の周囲部が中央部よりも大きく、
周囲部の熱が中央部に伝わり、電極8全体が均一な温度
になる。従って、治療中に、電極8の一部分が高温にな
って使用者が火傷を負うことがない。
【0025】さらに、発熱体2の周囲部を抵抗値の大き
な部材にて構成し、発熱体2中央部を抵抗値の小さな部
材で構成しているため、通電時の発熱量は電極8の周囲
部が中央部よりも大きく、周囲部が中央部より高温にな
るため、周囲部の熱が中央部に伝わり、電極8全体が均
一な温度になる。従って、治療中に、電極8の一部分が
高温になって使用者が火傷を負うことがない。
【0026】
【発明の効果】本発明の構成によると、電極全体の温度
を均一にすることができ、電極の一部分が高温になって
治療中に使用者が火傷を負うことを防止できる等の効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における治療用電極の側面断面図であ
る。
【図2】同上面図である。
【図3】同使用状態を示す図である。
【図4】同発熱体の配線図である。
【図5】同他の実施例の発熱体の配線図である。
【図6】同他の実施例の発熱体の配線図である。
【図7】従来例を示す発熱体の配線図である。
【符号の説明】
2 発熱体 3 線状抵抗体 8 電極

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極に発熱体を貼り付けたものにおい
    て、前記発熱体は電流を流すことによって発熱する線状
    抵抗体にて形成されており、該線状抵抗体は中央部を粗
    に、周囲部を密に配線されていることを特徴とする治療
    用電極。
  2. 【請求項2】 電極に発熱体を貼り付けたものにおい
    て、前記発熱体は電流を流すことによって発熱する線状
    抵抗体にて形成されており、該線状抵抗体の断面積は、
    周囲部を中央部よりも小さく形成されていることを特徴
    とする治療用電極。
  3. 【請求項3】 電極に発熱体を貼り付けたものにおい
    て、前記発熱体は電流を流すことによって発熱する線状
    抵抗体にて形成されており、前記発熱体の中央部を抵抗
    値の小さい部材にて構成するとともに、前記発熱体の周
    囲部を抵抗値の大きい部材にて構成することを特徴とす
    る治療用電極。
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