JPH05293118A - 高周波切開具 - Google Patents

高周波切開具

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JPH05293118A
JPH05293118A JP4099414A JP9941492A JPH05293118A JP H05293118 A JPH05293118 A JP H05293118A JP 4099414 A JP4099414 A JP 4099414A JP 9941492 A JP9941492 A JP 9941492A JP H05293118 A JPH05293118 A JP H05293118A
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JP
Japan
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hollow pipe
electrode
high frequency
electrode rod
tip
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4099414A
Other languages
English (en)
Inventor
Shirou Bitou
士郎 備藤
Takeshi Tsukagoshi
壯 塚越
Kazuhiko Ozeki
和彦 大関
Takao Tabata
孝夫 田畑
Kiyotoshi Sakashita
清登志 坂下
Koji Iida
浩司 飯田
Shinichi Nishigaki
晋一 西垣
Hiroyuki Kusunoki
博幸 楠
Kenji Yoshino
謙二 吉野
Tadao Hagino
忠夫 萩野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP4099414A priority Critical patent/JPH05293118A/ja
Publication of JPH05293118A publication Critical patent/JPH05293118A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内視鏡を用いて処置部の観察を確実に行うこ
とができる高周波切開具を提供することを目的とするも
のである。 【構成】 この高周波切開具は、体腔内に挿入され、先
端開口から洗浄水を送水し吸引する中空パイプ10と、
この中空パイプ10内の偏心した位置に軸線回りに回転
自在に設けられ、先端部17aは上記中空パイプ10の
先端開口から突出し曲成されると共に、高周波電流が印
加される電極棒17を具備し、上記電極棒17を軸線回
りに回転させることで、処置を行う電極棒17の先端部
17aの略全体を内視鏡で観察することができるように
したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トラカ−ル(外套
管)を用いて体腔内に挿入され、例えば胆のう管等の組
織を剥離、切除、凝固する高周波切開具に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、トラカ−ルを用いて体腔内に挿入
され、例えば胆のう管等の組織を剥離、切除、凝固する
高周波切開具がある。この高周波切開具は、電極を具備
し、この電極と人体との間に高周波電流を流すことで、
上記胆のう管の剥離等を行うものである。
【0003】また、胆のう管の剥離などの作業は出血、
体液の流出を伴う。処置後にこの血等の洗浄を行うこと
ができる高周波切開具として、従来図4に示すものがあ
る。
【0004】この高周波切開具は、一端側が図示しない
送水、吸引装置に接続された中空パイプ1と、この中空
パイプ1内に固定され、先端部3aは上記中空パイプ1
の一端開口から軸方向に突出され曲成されていると共に
後端部は図示しない高周波電源に接続された電極棒3と
を具備するものである。
【0005】この高周波切開具は、図3に示すように、
すでに先端部が体腔内に挿入されたトラカ−ル2内に、
上記中空パイプ1および電極棒3を挿入し、上記電極棒
3の先端部3aを体腔内に位置させる。そして、上記電
極棒3の先端部3aを用いて胆のう管の剥離等を行った
後、上記電極棒3への給電を停止し、上記中空パイプ1
の一端開口から処置部(図3、図4に示すA)へ洗浄水
を送水し、これを吸引することで処置部Aの洗浄を行う
ようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記高周波
切開具を用いて処置を行う場合には、図3および図4に
示すように、トラカ−ル5を介して体腔内に挿入された
内視鏡6で処置部Aを観察しながら行う。
【0007】しかし、上記電極棒3の先端部3aは、上
記トラカ−ル2の内壁面に接触することなく挿入できる
ように上記中空パイプ1の直径の範囲内で曲成されてい
る。このため、図4に示すように、上記内視鏡6の視野
が上記中空パイプ1の先端部で遮られ、処置部Aおよび
上記電極棒3の先端部3a全体を確実に観察できないと
いう問題点があった。
【0008】この発明はこのような事情に鑑みて成され
たもので、内視鏡で処置部の観察を確実に行うことがで
きる高周波切開具を提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、体腔内に挿
入される中空パイプと、この中空パイプ内の偏心した位
置に軸線回りに回転自在に設けられ、先端部は上記中空
パイプの先端開口から突出し曲成されると共に、高周波
電流が印加される棒状の電極とを具備することを特徴と
するものである。
【0010】
【作用】このような構成によれば、上記電極を軸線回り
に回転させることで、上記電極の先端を任意に方向に向
けることができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1、図2を参
照して説明する。なお、従来例と同一の構成要素には同
一符号を付してその説明を省略する。
【0012】図1中10は両端に開口する中空パイプ1
0である。この中空パイプ10の外周面は、絶縁被膜1
1で覆われている。そして、この中空パイプ10および
絶縁被膜11の一端部は保持部12の一端に取着されて
いる。
【0013】また、この保持部12の一端には、上記中
空パイプ10と連通し後述する電極棒17が挿通される
挿通孔13および上記中空パイプ10内に洗浄水を送水
し吸引するための洗浄用孔14とが開口している。
【0014】上記挿通孔13は上記中空パイプ10に対
して偏心した位置に設けられていると共に、上記保持部
12の一端から他端へと貫通して設けられている。そし
て、この挿通孔13の他端部13aは第1、第2の段差
が設けられ大径に形成されている。
【0015】一方、上記洗浄用孔14は、90度屈曲さ
れこの保持部12の側壁に開口している。そして、上記
保持部12の側壁には、点線で示す洗浄水送水用チュ−
ブ15が接続される口金16が取着されている。
【0016】一方、上記中空パイプ10および挿通孔1
3には、この中空パイプ10と保持部12の接続体より
長尺なる棒状の電極としての電極棒17が挿入されてい
る。この電極棒17の上記中空パイプ10の一端開口か
ら突出した先端部17aは処置に適した形状に曲成され
ている。
【0017】さらに、上記電極棒17の他端には上記第
1の段差部に環装されたOリング18が外挿され、上記
挿通孔13を液密に閉塞している。また、上記第2の段
差部にはリング状のストッパ19が設けられ上記電極棒
17の他端をスライド自在に保持している。
【0018】また、上記電極棒17の上記保持部12の
他端面から突出した後端部には、この電極棒17に高周
波電流を給電するコ−ド20が接続される端子21が固
定されている。この端子21は、上記電極棒17と共
に、上記電極棒17の軸線回りに回転するようになって
いる。次に、この高周波切開具の作用について説明す
る。
【0019】この高周波切開具は、図3を引用して示す
ように、トラカ−ル2(外套管)を介して体腔内に挿入
される。このとき、上記高周波切開具は、図1および図
2(a)に示す状態でこのトラカ−ル2内に挿入され
る。このことにより、上記電極棒17の先端部17aを
上記トラカ−ル2の内壁面に接触させることなく、この
トラカ−ル2内にスム−ズに挿入することができる。
【0020】ついで、上記高周波切開具の電極棒17の
先端部17aが、処置部Aに接近し、上記内視鏡6の視
野に入ったならば、術者は上記端子21を約180度回
転駆動し、図1に点線で示すように上記電極棒17の先
端部17aが上記中空パイプ10の径方向外側に向くよ
うにする。そして、上記高周波切開具全体を回転させ
て、図2(b)に示すように上記電極棒17の先端部1
7a全体が上記内視鏡6の視野内に入るようにする。こ
の状態で処置を行うことで、上記内視鏡6で上記電極棒
17の先端部17aおよび処置部A全体を観察すること
ができる。
【0021】また、上記処置部Aの洗浄を行う場合に
は、上記保持部12を駆動して上記中空パイプ10の先
端開口が上記処置部Aに対向するようにし、洗浄水を送
水し吸引する。このような構成によれば、処置部Aを内
視鏡で確実に観察することができる効果があり、作業性
が向上する。なお、この発明は上記一実施例に限定され
るものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で種々変
形可能である。
【0022】例えば、上記一実施例では、上記保持部1
2内で上記洗浄水用孔14は90度屈曲されていたが、
屈曲せず、上記保持部12の他端面に開口させるように
しても良い。要は、上記中空パイプ10の先端開口から
洗浄水を送水し、吸引することができる構成であれば良
い。
【0023】また、上記電極棒17の後端部は上記保持
部12の他端面から取り出されていたが、これに限定さ
れるものではなく、中途部で約90度屈曲されこの保持
部12の側面から取り出され、これを回動駆動すること
で上記先端部17aを回転させるような構成であっても
良い。要は、上記電極棒17を軸線回りに回転駆動する
ことができ、上記先端部17aを任意の方向に向けるこ
とができれば良い。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の高周波
切開具は、体腔内に挿入される中空パイプと、この中空
パイプ内の偏心した位置に軸線回りに回転自在に設けら
れ、先端部は上記中空パイプの先端開口から突出し曲成
されると共に、高周波電流が印加される棒状の電極とを
具備するものである。
【0025】このような構成によれば、電極を軸線回り
に回転させることで、内視鏡で処置部を観察する際に、
上記中空パイプに視野を遮られることなく、電極の先端
部の略全体を認識することができ、作業性が向上する効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す縦断面図。
【図2】(a)、(b)は、同じく、体腔内での動作を
示す拡大図。
【図3】高周波切開具および内視鏡を用いた処置を示す
概略構成図。
【図4】従来例を示す、体腔内での拡大側面図。
【符号の説明】
10…中空パイプ、17…電極棒(電極)、17a…先
端部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田畑 孝夫 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 坂下 清登志 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 飯田 浩司 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 西垣 晋一 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 楠 博幸 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 吉野 謙二 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 萩野 忠夫 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体腔内に挿入される中空パイプと、この
    中空パイプ内の偏心した位置に軸線回りに回転自在に設
    けられ、先端部は上記中空パイプの先端開口から突出し
    曲成されると共に、高周波電流が印加される棒状の電極
    とを具備することを特徴とする高周波切開具。
JP4099414A 1992-04-20 1992-04-20 高周波切開具 Withdrawn JPH05293118A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4099414A JPH05293118A (ja) 1992-04-20 1992-04-20 高周波切開具

Applications Claiming Priority (1)

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JP4099414A JPH05293118A (ja) 1992-04-20 1992-04-20 高周波切開具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05293118A true JPH05293118A (ja) 1993-11-09

Family

ID=14246822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4099414A Withdrawn JPH05293118A (ja) 1992-04-20 1992-04-20 高周波切開具

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JP (1) JPH05293118A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07328024A (ja) * 1994-06-14 1995-12-19 Olympus Optical Co Ltd 医療用マニピュレータ装置
JP2002153485A (ja) * 2000-11-20 2002-05-28 Asahi Optical Co Ltd 内視鏡用高周波切開具
JP2006218015A (ja) * 2005-02-09 2006-08-24 Pentax Corp 内視鏡用処置具
US8192431B2 (en) 2003-02-28 2012-06-05 Olympus Corporation Endoscopic treatment instrument

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990706