JPH05292936A - タバコ煙フィルター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 新しいタバコ煙フィルター又はフィルター要
素を提供する。 【構成】 長さ方向に伸びるコア２とこれに巻き付けら
れたラッパー４とを持つタバコ煙フィルター又はフィル
ター要素であって、前記ラッパー４は、その半径方向の
内面の１又はそれ以上の部分に粒状添加剤６が付着して
いるが、コアの一端又は両端では円周に沿って前記添加
剤６が無いもの。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、粒状煙変性添加剤を含
むタバコ煙フィルター及びフィルター要素に関する。

【０００２】

【発明の構成および発明の効果】タバコ煙フィルター及
びフィルター要素における適当な粒状添加剤としては、
吸収剤（例えば活性炭、シリカゲル、セピオライト、ア
ルミナ、イオン交換材料等）、ｐＨ変性剤（例えばＮａ
₂ ＣＯ₃ のようなアルカリ性物質、酸性物質等）、香気
剤、他の固体添加剤およびこれらの混合物がある。

【０００３】本発明は、長さ方向に伸びるコアとこれに
巻き付けられたラッパーとを持つタバコ煙フィルター又
はフィルター要素であって、前記ラッパーは、その半径
方向の内面に１又はそれ以上の部分に粒状添加剤が付着
しているが、コアの一端又は両端では円周に沿って前記
添加剤が無いものを提供する。

【０００４】この粒状添加剤は、好ましくは前記ラッパ
ーの内周に沿って部分的に存在する。このラッパーは、
例えば長さ方向に重なった端部を持ち、これは前記添加
剤が無く重なってくっ付いた継ぎ目を提供し前記ラッパ
ーを前記コアの周りに保持する。この粒状添加剤はコア
の一端から他端に部分的に伸びる、ラッパーの無い表面
の単一の領域を覆っていてもよい。それはコアの両端か
ら間隔をおいた単一の領域を覆っていてもよい。それは
長さ方向に及び／又は周方向に間隔をおいた分離した領
域に配置されていてもよい。用いられる粒状添加剤のい
ずれも単一物質又は混合物であってもよく、また他の材
料との混合物であってもよい。

【０００５】このラッパーは、付着性粒状煙変性添加剤
で予め被覆されているのが好ましい。このコアは被覆さ
れたラッパーの適用の前に予め成形されていてもよく、
またコアの成形と被覆ラッパーの適用が実質的に同時に
生じてもよい。

【０００６】粒状添加剤は、ホットメルト接着剤、高融
点ポリエチレングリコール、またはＰＶＡのようなエマ
ルジョン型接着剤でラッパーに付着させるのが適当であ
る。本発明で用いるのに適当なホットメルト接着剤は、
種々のポリエステル接着剤である。

【０００７】本発明のフィルター又はフィルター要素に
おいて、コアは従来の煙フィルター材料（例えばフィラ
メントのトウ、ステープルファイバー又はクレープ紙）
でできていてもよく、端部が開口した管になっていても
よく、複合フィルターの圧力降下に寄与するがフィルタ
ー作用を殆ど又は全く持たない不透過性の又は低透過性
の部分を持っていてもよい。このコアは単一体であって
も良く、複合体−例えばそれ自体の鞘を組み入れ、及び
／又は長さ方向に（及び／又は半径方向に）相隣る部分
を持つ−であってもよい。

【０００８】本発明の一具体例においては、前記コアラ
ッパーはそれ自体、外側環状体で取り巻かれている。こ
の環状体は、コアのように、例えば従来の煙フィルター
材料であっても、又はフィルター作用の殆ど又は全く無
い不透過性の又は低透過性の部分であってもよい。この
コアは中心のロッド及び鞘からなる複合体でありうる。
そのような鞘を持ち又は持たないコアは、その長さの一
部にまたがってその長さ方向に伸びる外側溝を持ってい
てもよい。この場合にはラッパーの半径方向の内面上に
粒状添加剤がこれらの溝に位置を合わせて入り込んでい
てもよい。これらの溝はコアの一端又は両端から他の端
に向かって部分的に伸びていてもよく、両端から離れて
止まっていてもよい。溝の付いた鞘を持つロッドからな
る複合コアにおいて、このロッドの表面は鞘の溝に適合
していてもよい。

【０００９】本発明のフィルター又はフィルター要素は
外側に包囲鞘を含んでいてもよい。この鞘は押し出され
た鞘又は重なってくっ付いた継ぎ目を持つプラグラップ
でありうる。そのようなプラグラップは空気透過性又は
空気不透過性の材料でありえ、いずれの場合においても
孔が開けられていてよい。この粒子被覆ラッパーはコア
に付着して（例えば熱活性化接着剤で）、包囲鞘が無く
ても寸法の安定な接合製品を提供する。他の配列におい
ては、長いラッパーの一端又は両端に粒子被覆が無く、
コアの周りにラッパーを保持するための接着性重なりと
して用いてもよい。しかし、ラッパーのそれ自身への及
び／又はコアへの接合があっても、ラッパーの周りに包
囲鞘を設けるのが好ましい。

【００１０】予め形成した粒状添加剤被覆ラッパーを、
予め成形したコアの周りに、又はコアを成形しつつその
周りに、従来のガーニチャー（ｇａｒｎｉｔｕｒｅ）装
置を用いて巻いた。本発明の方法においては、粒状添加
剤を携えるラッパーの供給、コアを成形後又は成型中に
このコアにラッパーを巻き付けること（随意に、包囲鞘
を取り付けること）、及び得られた長い製品を一定の長
さに切断すること、は従来のフィルター製造機械を用い
て連続的に且つインラインで実施しうる。

【００１１】ラッパーがそれ自体外側環状体で囲まれて
いるときは、後者は同様に連続的に供給され、進行して
いるラップされたコアの周りに形成される。これらの操
作のための連続的インライン過程及び装置はタバコフィ
ルターの技術分野で公知である。連続的に製造される製
品から最初に一定長さに切断されたものは、通常最終的
に用いられる個々のフィルター又はフィルター要素の集
合体である。この場合に、最初の一定長さは、フィルタ
ー付きタバコの形成の間に又はそれに続いて更に最終長
さに細分される。

【００１２】ラッパーは、上記インライン連続過程の一
部として、粒状添加剤の被覆が必要な限定された領域に
接着剤を被覆し（例えば印刷車輪により）、次いで粒状
添加剤で被覆（例えば、接着剤が活性な間に、添加剤の
容器、流動床、循環流又は他の供給源で被覆してもよ
い。これに代えて、接着剤被覆ストリップは別に製造し
又は外部の供給者から得て、接着剤の活性化（例えば熱
軟化）及び粒状添加剤の塗布を、フィルター製造と共に
インラインで連続的に実施してもよい。本発明のフィル
ターは他の材料を組み込んでもよい。

【００１３】製品の要求に従って種々のパラメーターを
広く変えうる。これらとしては、例えば粒状添加剤を携
えるのに用いられるラッパーの重量／単位長、添加剤の
粒子サイズ等がある。活性炭の適当な粒子サイズは１２
／３０英国標準メッシュ、及び３０／７０英国標準メッ
シュである。

【００１４】本発明で用いられるラッパーは無害な材料
なら何でもよい。それは、通常は従来のプラグラップで
あろう。そして最終製品に要求される流通性に従って煙
又は空気に透過性であったり不透過性であったりする。
換気性の良いフィルターが目的であれば、ラッパーは通
常高度に多孔性であろう。ラッパーはその長さの一部に
わたって長さ方向に伸びる溝を持っていても良い。この
場合には、その半径方向の内表面上の粒状添加剤は好ま
しくは溝のない領域に存在する。この溝はラッパーの一
端又は両端から他端に向かって部分的に伸びていても良
く、両端から離れた所で停止していてもよい。このコア
表面はラッパーの溝にはまり込んでいてもよい。

【００１５】用いる粒状添加剤の少なくともいくらか
は、香気剤を携えていて（又はそれから成っていて）も
よく、又は香気剤を携える他の材料を混合していてもよ
い。

【００１６】この発明は、製造とそれに続く長さ方向の
整列及び分離した要素の組み合わせの必要無しに、粒状
添加剤の利点を持ち、且つフィルタータバコの口に付け
る端部において許容できる、平らな、添加剤の無い外観
を示す単一のフィルター要素を提供できる。それは又、
従来の装置を用いてタバコ煙フィルターにおいて活性炭
又は他の粒状添加剤を添加することを許容する。この場
合に製造上及び装置上の問題はなく、特に、添加剤の均
一な装填及び必要なときはこの装填の簡単で容易な変更
が可能である。本発明のフィルターは、ラッパーの半径
方向の内面に付着した粒状添加剤が、タバコ煙流にフィ
ルター作用又は他の作用をするのを妨げられることは無
い。従って粒状吸収剤を含む本発明のフィルターは蒸気
相の煙成分の良好な保持力を持つ。

【００１７】本発明の製品は一般にタバコフィルターと
して又はタバコフィルターの中で用いるのに適してい
る。本発明のタバコフィルターは、通常、換気性の又は
非換気性のオーバーラップでありうる従来の先付けオー
バーラップにより紙巻きタバコに取り付けられる。通常
は、上述のように、フィルターは口に付ける端部が添加
剤の無い部分となるように方向付けられる。

【００１８】

【実施例】本発明の具体例を図面により説明する。

【００１９】図１は、本発明の一例のフィルターの長さ
方向の概略断面図である。このフィルターは多孔性プラ
グラップ４で囲まれたろ過用コア２を持つ。このプラグ
ラップには、コア２の全周に伸びこれを巻き込むように
その内面に粒状添加剤６が付着している。この添加剤は
フィルターの一端から他端へ向かって部分的に伸びてい
る。プラグラップ４は、粒状添加剤のない重なってくっ
付いた継ぎ目（図示していない）によりコアの周りにし
っかり締められている。

【００２０】図２は、本発明の他の一例のフィルターの
長さ方向の概略断面図である。これはコア２の両端の周
囲でラッパー４に粒状添加剤６が無い他は図１のものと
同じである。

【００２１】図３は、本発明のフィルターの一例の長さ
方向の部分破断断面図である。このフィルターは、ろ過
用コア２とそれを包む多孔性ラップ４とを持つ。このラ
ップを通して長さ方向及び周方向に伸びる間隔を置いた
粒状添加剤のパッチ８が見える。

【００２２】図４は、図３のものと本質的に同じ具体例
の同様な図である。この場合パッチ８は楕円形である。

【００２３】図５は、本発明の多重な長さのロッドの一
部の、長さ方向の部分破断断面図である。このロッド
は、粒状添加剤の長さ方向に間隔を置いたパッチの間で
縦方向に切断することにより、図２に示すもののような
個々の単位に切断される。粒状添加剤のない重なってく
っ付いた継ぎ目が図式的に１０に示されている。この場
合、ラッパー４を通しては添加剤６は見えるようには示
されていない。

【００２４】図６は、図１と同様な本発明の他の１例の
フィルターの長さ方向の概略断面図である。この場合図
１のラッパーはそれ自体フィルター材料の環状体１２で
取り巻かれており、この環状体は、通常、最外側ラッパ
ー１４で取り囲まれている。この図に示した具体例にお
いて、添加剤で被覆したラッパー４は不透過性であり、
他の具体例では、フィルターは、添加剤の無い端が喫煙
者の口に当たるようにシガレットに取り付けられる。図
６のコア２は図１のコアより細い。これは、図１と図６
の製品の円周がほぼ等しくなる−通常約２５mm−ように
するためである。

【００２５】図１〜６においては、コア２及びラッパー
４の添加剤の無い部分の間に狭いギャップが示されてい
るが、これは、これら図面の概略性による。実際にはそ
のようなギャップは無く、ラッパーの被覆していない内
表面はコア２の外周に接触しこれを巻き込んでいる。

【００２６】図７は、本発明のフィルターの一例の部分
破断斜視図である。この図において、ろ過用コア２の周
りのラッパー４は、一端面１７から他端面１９に向かっ
て部分的に伸びる溝１６を持つ。粒状添加剤６は、ラッ
パー４の平たい溝の無い部分１８の内面に付着してい
る。コア２はセルロースアセテートタウであり、ラッパ
ー４は空気透過性の紙プラグラップである。図示のフィ
ルターでは、最外周にプラグラップ２１が付いている。
これは、連続的インラインのロッド製造過程における最
終段階において、連続的に形成される製品が一定の長さ
に切断される前に取り付けられる。外側のプラグラップ
２１は、透過性又は不透過性でありえ、こうしてロッド
と末端が同じでありうる。他の具体例において、プラグ
ラップは除いて、溝１６が剥き出しになった始めのフィ
ルター製品を残してもよい。

【００２７】フィルターは、溝の付いた又は溝の付いて
いない末端が、通常、先付けオーバーラップによりシガ
レットに取り付けられる。この先付けオーバーラップは
換気性が無くてもよく、又は換気性を設けて−例えば溝
１６により−もよい。換気性先付けオーバーラップを用
いるためには、この先付けオーバーラップが直接ラッパ
ー４の周りに巻き込まれるように、外側プラグラップ２
１の無い状態で供給されるのが普通であろう。

【００２８】この図示の具体例において、溝１６の下の
コアの表面は、溝の形状に適合しているが、これは本質
的ではない。即ち、ラッパー４の溝の部分は、外側の溝
と同様にラッパーとコアの間に内側の溝を画定しうる。
この図示の具体例において、粒状添加剤６は、コア２の
周囲に環状に連続的に広がり、この領域ではラッパー４
の内面は、それが外表面と重なってくっ付いた継ぎ目
（図示していない）を形成している部分のみ、添加剤が
無い。しかしながら、前述の具体例と同様、これは本質
的ではない。添加剤６は、コアの周囲のにのみまたがっ
て−例えば周囲に間隔をおいて分離した領域にまたがっ
て−存在しうる。

【００２９】この図示の具体例において、粒状添加剤６
は、ラッパー４の溝のない部分１８の全長さにわたって
伸びている。しかしこれも本質的でない。上述の方法の
いずれによってでも環状に配置された粒状添加剤は、溝
のないラッパー部分１８の長さの一部にのみ伸びていて
もよい。例えば、端面１９でラッパー４に存在しなくて
もよく、及び／又は長さ方向に間隔を置いた領域に配置
されてもよい。

【００３０】図８は、図７のフィルターの長さ方向の概
略断面図である。

【００３１】図９は、本発明の多重長さのロッドの１例
の一部分の概略断面図である。このロッドは、図７及び
８のような個々の単位に切断できる。

【００３２】図１０は、図８の変形の長さ方向の概略断
面図である。この場合、粒状添加剤６が内表面に付着し
ているラッパー４の溝の無い部分１８は、各端面１７及
び１９へ伸びる溝１６を持つ２つの領域の内部に位置し
ている。この例では、図７〜９の外側のプラグラップを
示していないが、そのような外側のプラグラップ２１が
設けられていてもよい。粒状添加剤を溝の無い領域に配
置すること、コア２の表面を溝１６に適合させること、
及びフィルターをシガレットのロッドに取り付けること
に関して、図７〜９を引用して上に述べた変形は、図１
０の例にも適用できる。図１０のロッドは、図７〜９に
関連して示した方法で、適当な対応する多重長さのロッ
ドから得ることができる。

【００３３】図１１は、本発明の他の一例のフィルター
の長さ方向の概略断面図である。この場合、コア２は中
心ロッド３及び鞘５の複合体である。この場合、鞘５は
その一部にわたって一端面１７から伸びる溝が付いてお
り、、ロッド３の外表面はこの領域で溝１６に適合して
いる。この場合、ラッパー４は平らな溝のない形をして
おり、その内面に付着した粒状添加剤６は、溝１６の一
端面１７から離れて停止する溝の部分的長さにわたって
その中に伸びこれを満たしている。

【００３４】図７の例に関連して上に示したように、こ
こに示した構造の変形が可能である。従って、粒状添加
剤６はコア２の周囲に連続的に伸び、この領域における
ラッパー４の内面は、それがその外面に重なってくっ付
いた継ぎ目（図示せず）を形成する所にのみ添加剤が無
い。或いはまた、この添加剤は、コアの一部のみの上
に、例えば円周方向で分離して間隔を置いた領域の上に
存在してもよい。粒状添加剤６は、溝の付いたコアの部
分の長さの一部の上に連続的に伸びるものとして示した
が、これに代えて溝の全長さの上に連続的に伸びるもの
であってもよく、また溝の長さの、分離した間隔を置い
た領域にあってもよい。

【００３５】中心ロッド３はセルロースアセテートのト
ウで、鞘５はセルロースアセテート又は多孔性プラグラ
ップであるのが好ましい。ラッパー４は空気透過性の紙
のプラグラップでありうる。フィルターは、溝の付いた
又は溝の付いていない端部が、通常は、非換気性である
か換気を与える先付けオーバーラップによりシガレット
に取り付けられている。図示の例では、ロッド３の表面
は鞘５の溝１６に適合しているが、鞘５の溝の付いた部
分は、これに代えてそれ自身とロッドの間に溝を画定し
うる。

【００３６】図１２は、図９と同様のもので、先に述べ
た様にして、それから図１１のフィルターが得られる多
重長さのロッドを示す。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一例のフィルターの長さ方向の概略断
面図。

【図２】本発明の他の一例のフィルターの長さ方向の概
略断面図。

【図３】本発明のフィルターの一例の長さ方向の部分破
断断面図。

【図４】図３のものと本質的に同じ具体例の同様な図。

【図５】本発明の多重な長さのロッドの一部の、長さ方
向の部分破断断面図。

【図６】図１と同様な本発明の他の一例のフィルターの
長さ方向の概略断面図。

【図７】本発明のフィルターの一例の部分破断斜視図。

【図８】図７のフィルターの長さ方向の概略断面図。

【図９】本発明の多重長さのロッドの一例の一部分の概
略断面図。

【図１０】図８のフィルターの変形の長さ方向の概略断
面図。

【図１１】本発明の他の一例のフィルターの長さ方向の
概略断面図。

【図１２】それから図１１のフィルターが得られる多重
長さのロッドの長さ方向の概略断面図。

【符号の説明】

２…ろ過用コア。 ３…複合コアを形成する中心ロッド。 ４…多孔性プラグラップ。 ５…複合コアを形成する鞘。 ６…粒状添加剤。 ８…長さ方向及び周方向に伸びる間隔を置いた粒状添加
剤のパッチ。 １０…粒状添加剤のない重なってくっ付いた継ぎ目。 １２…ラッパーを取り囲む環状体。 １４…最外側ラッパー。 １６…溝。 １７…ろ過用コア２の一端面。 １８…ラッパー４の平たい溝の無い部分。 １９…ろ過用コア２の他端面。 ２１…最外周のプラグラップ。

─────────────────────────────────────────────────────

【手続補正書】

【提出日】平成４年１２月１８日

【手続補正１】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図１】

【図２】

【図３】

【図４】

【図５】

【図６】

【図７】

【図８】

【図１０】

【図１１】

【図９】

【図１２】

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン チャールトン イギリス国，エスエル２ ４ジェイエヌ, ストーク ポージェス，ストーク グリー ン（番地なし），ストーク ハウス

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 長さ方向に伸びるコアとこれに巻き付け
   られたラッパーとを持つタバコ煙フィルター又はフィル
   ター要素であって、前記ラッパーは、その半径方向の内
   面の１又はそれ以上の部分に粒状添加剤が付着している
   が、コアの一端又は両端では円周に沿って前記添加剤が
   無いもの。
2. 【請求項２】 前記コアが、その長さの一部にまたがっ
   て長さ方向に伸びる溝を持ち、前記ラッパーの半径方向
   の内面に付着した粒状添加剤が前記溝に入り込んでいる
   請求項１のフィルター又はフィルター要素。
3. 【請求項３】 前記ラッパーが、その長さの一部にまた
   がって長さ方向に伸びる溝を持ち、粒状添加剤が前記ラ
   ッパーの溝の無い領域でその半径方向の内面に付着して
   いる請求項１のフィルター又はフィルター要素。
4. 【請求項４】 前記ラッパーがそれ自体外側の管状体で
   囲まれている請求項１、２又は３のフィルター要素。
5. 【請求項５】 追加の外側のラップを持つ先行の請求項
   のいずれかのフィルター又はフィルター要素。
6. 【請求項６】 先行の請求項のいずれかのフィルター又
   はフィルター要素を組み込んだフィルター付きタバコ。
7. 【請求項７】 請求項１から５までのいずれかのフィル
   ター又はフィルター要素の複数が、鏡像の関係で端部同
   志が結合してなる多重長さのロッド。
8. 【請求項８】 連続的なコアと長さ方向に間隔を置いた
   領域にその表面に粒状添加剤の付着した連続的ストリッ
   プとを連続的に進行させ、コアを予め形成させておき又
   は形成させつつ、進行するコアの周りに進行するストリ
   ップを、粒状添加剤をコアに向けて連続的に巻き付け、
   そして、得られた連続的に製造された巻き付けられたコ
   アを一定の長さに切断することを含むフィルター又はフ
   ィルター要素の製造方法。