JPH0529275Y2 - - Google Patents
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- JPH0529275Y2 JPH0529275Y2 JP6533486U JP6533486U JPH0529275Y2 JP H0529275 Y2 JPH0529275 Y2 JP H0529275Y2 JP 6533486 U JP6533486 U JP 6533486U JP 6533486 U JP6533486 U JP 6533486U JP H0529275 Y2 JPH0529275 Y2 JP H0529275Y2
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- dust collector
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- drilling
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Landscapes
- Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、さく孔装置のさく孔時に発生するさ
く孔繰粉を集めるためのダストコレクターの改良
に関するものである。
く孔繰粉を集めるためのダストコレクターの改良
に関するものである。
(従来の技術)
従来より、さく孔装置を用いて例えば岩石採取
場の岩盤等をさく孔する場合、そのさく孔に伴つ
て発生する繰粉をさく孔から排出するために、さ
く孔ロツドを中空状としてその内部に空気流路を
設け、該空気流路を通して空気をさく孔の底部に
供給することにより、さく孔開口部から繰粉を排
出するようにすることが行われている。
場の岩盤等をさく孔する場合、そのさく孔に伴つ
て発生する繰粉をさく孔から排出するために、さ
く孔ロツドを中空状としてその内部に空気流路を
設け、該空気流路を通して空気をさく孔の底部に
供給することにより、さく孔開口部から繰粉を排
出するようにすることが行われている。
しかし、このさく孔の開口部から排出される繰
粉をそのまま空気中に放出すると、粉塵により作
業者の健康が害される等、いわゆる粉塵公害が発
生するので、これを防止するために、上記さく孔
の開口部を集塵フードで覆い、この集塵フード内
部をさく孔装置本体に設けた集塵機に連通させ、
集塵機内に繰粉を吸引して捕集するようになされ
ている。
粉をそのまま空気中に放出すると、粉塵により作
業者の健康が害される等、いわゆる粉塵公害が発
生するので、これを防止するために、上記さく孔
の開口部を集塵フードで覆い、この集塵フード内
部をさく孔装置本体に設けた集塵機に連通させ、
集塵機内に繰粉を吸引して捕集するようになされ
ている。
その一例として、例えば実開昭58−172589号公
報に開示されているように、さく孔部分にあるダ
ストフード(集塵フード)とさく孔装置上の集塵
機とを接続する粉塵輸送管の途中に粗粉分離機を
設け、該粗粉分離機によつて輸送途中の粗い繰粉
を分離除去することにより、粉塵輸送管の詰りを
なくすようにしたものが提案されている。
報に開示されているように、さく孔部分にあるダ
ストフード(集塵フード)とさく孔装置上の集塵
機とを接続する粉塵輸送管の途中に粗粉分離機を
設け、該粗粉分離機によつて輸送途中の粗い繰粉
を分離除去することにより、粉塵輸送管の詰りを
なくすようにしたものが提案されている。
(考案が解決しようとする問題点)
ところが、岩盤のさく孔中、例えばさく孔ロツ
ドの先端が地下水層にいき当たつた場合には、さ
く孔の開口部から排出される繰粉に多量の水分が
含まれて該繰粉は粘土状態になり、その結果、や
はり集塵フードと集塵機との間の粉塵輸送管が詰
まるという問題が生じる。
ドの先端が地下水層にいき当たつた場合には、さ
く孔の開口部から排出される繰粉に多量の水分が
含まれて該繰粉は粘土状態になり、その結果、や
はり集塵フードと集塵機との間の粉塵輸送管が詰
まるという問題が生じる。
そこで、本考案の目的は、上記の集塵フードか
ら集塵機に至る途中の繰粉に水分が含まれている
かどうかを検出して、水分の含有時には集塵機に
よる繰粉の捕集を中止させるようにすることによ
り、水分含有の繰粉による粉塵輸送管の詰まりを
確実に防止するようにし、よつて集塵機により繰
粉を安定して捕集できるようにすることにある。
ら集塵機に至る途中の繰粉に水分が含まれている
かどうかを検出して、水分の含有時には集塵機に
よる繰粉の捕集を中止させるようにすることによ
り、水分含有の繰粉による粉塵輸送管の詰まりを
確実に防止するようにし、よつて集塵機により繰
粉を安定して捕集できるようにすることにある。
(問題点を解決するための手段)
この目的を達成するため、本考案の解決手段
は、さく孔の開口部を覆う集塵フードと、さく孔
装置本体に設けられた集塵機と、該集塵機と上記
集塵フードとを接続し、さく孔により生じた繰粉
を集塵機に搬送する粉塵輸送管とを備えたさく孔
装置のダストコレクターに対し、上記集塵フード
から集塵機までのさく孔繰粉の搬送経路中に、そ
の搬送繰粉中の水分を検知する水分検知器を設け
る。
は、さく孔の開口部を覆う集塵フードと、さく孔
装置本体に設けられた集塵機と、該集塵機と上記
集塵フードとを接続し、さく孔により生じた繰粉
を集塵機に搬送する粉塵輸送管とを備えたさく孔
装置のダストコレクターに対し、上記集塵フード
から集塵機までのさく孔繰粉の搬送経路中に、そ
の搬送繰粉中の水分を検知する水分検知器を設け
る。
さらに、上記水分検知器により検地された信号
に基づいて上記集塵機を停止させる制御装置を設
ける構成とする。
に基づいて上記集塵機を停止させる制御装置を設
ける構成とする。
(作用)
この構成により、本考案では、さく孔装置によ
る岩盤のさく孔中、そのさく孔に伴つて発生した
繰粉がさく孔開口部で集塵フードによつて捕らえ
られ、この繰粉は粉塵輸送管を通つて集塵機に吸
引捕集される。そして、こうして繰粉が集塵フー
ドから集塵機に流れる途中、その搬送繰粉に水分
が含まれているときにはそのことが水分検知器に
よつて検知され、この水分検知器の検知信号を受
けた制御装置の作動により上記集塵機の作動が強
制的に停止される。このため、繰粉に水分が含有
されていても、それ以上、粉塵輸送管を通しての
繰粉の搬送が行われないことになり、よつて粉塵
輸送管の詰まりを確実に回避できるのである。
る岩盤のさく孔中、そのさく孔に伴つて発生した
繰粉がさく孔開口部で集塵フードによつて捕らえ
られ、この繰粉は粉塵輸送管を通つて集塵機に吸
引捕集される。そして、こうして繰粉が集塵フー
ドから集塵機に流れる途中、その搬送繰粉に水分
が含まれているときにはそのことが水分検知器に
よつて検知され、この水分検知器の検知信号を受
けた制御装置の作動により上記集塵機の作動が強
制的に停止される。このため、繰粉に水分が含有
されていても、それ以上、粉塵輸送管を通しての
繰粉の搬送が行われないことになり、よつて粉塵
輸送管の詰まりを確実に回避できるのである。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第2図ないし第4図はクローラ機構を備えた自
走式のさく孔装置Aを示し、1はさく孔装置本
体、2は該さく孔装置本体1の前端に揺動可能に
支持されたブーム、3は該ブーム2の先端に取り
付けられたガイドセルであつて、該ガイドセル3
上にはドリフタ4が進退自在に乗架されており、
このドリフタ4によつてさく孔ロツド5に打撃力
及び回転力を与えつつ、ドリフタ4自体を前進さ
せて岩盤等のさく孔を行うように構成されてい
る。
走式のさく孔装置Aを示し、1はさく孔装置本
体、2は該さく孔装置本体1の前端に揺動可能に
支持されたブーム、3は該ブーム2の先端に取り
付けられたガイドセルであつて、該ガイドセル3
上にはドリフタ4が進退自在に乗架されており、
このドリフタ4によつてさく孔ロツド5に打撃力
及び回転力を与えつつ、ドリフタ4自体を前進さ
せて岩盤等のさく孔を行うように構成されてい
る。
上記さく孔ロツド5は図示しないがその内部に
エア流路が貫通形成されており、さく孔された岩
盤のさく孔Bの底部にさく孔ロツド5内のエア流
路を通して圧縮エアを供給することにより、さく
孔によつて生じる繰粉をそのエアと共にさく孔B
の開口部B1から排出させるようになされている。
エア流路が貫通形成されており、さく孔された岩
盤のさく孔Bの底部にさく孔ロツド5内のエア流
路を通して圧縮エアを供給することにより、さく
孔によつて生じる繰粉をそのエアと共にさく孔B
の開口部B1から排出させるようになされている。
また、上記ガイドセル3の先端には岩盤さく孔
Bの開口部B1を覆うゴム等からなる略カツプ状
の集塵フード6がフードパツド7を介して取り付
けられ、この集塵フード6の上壁には上記さく孔
ロツド5を挿通可能な挿通孔8が、側壁上端には
輸送管取付孔9がそれぞれ開設されている。
Bの開口部B1を覆うゴム等からなる略カツプ状
の集塵フード6がフードパツド7を介して取り付
けられ、この集塵フード6の上壁には上記さく孔
ロツド5を挿通可能な挿通孔8が、側壁上端には
輸送管取付孔9がそれぞれ開設されている。
一方、上記さく孔装置本体1には繰粉を捕集す
るための集塵機10が開設されている。該集塵機
10は円筒形状の集塵機本体11を備えてなり、
該集塵機本体11の下端部には粉塵導入口12が
開口されている。また、上記集塵機本体内11に
は、その略上下中間部にフイルタ13が装着され
ているとともに、上記粉塵導入口12に対向して
導入エア流を下方に導くガイド板14が取り付け
られている。さらに、集塵機本体11の上端部に
はフアン(図示せず)とそれを駆動する油圧モー
タ15からなる吸引装置16が取り付けられてお
り、この吸引装置16の作動により集塵機本体1
1内に負圧を発生させ、その負圧により繰粉混り
のエアを粉塵導入口12から導入せしめてそれを
ガイド板14に衝突させ、そのうちの粗い繰粉を
ガイド板14による偏向効果によつて集塵機本体
11内下部に集める一方、ガイト板14を通過し
た残りのエアから微細な繰粉をフイルタ13で濾
過除去した後、集塵機本体11外に排出するよう
に構成されている。
るための集塵機10が開設されている。該集塵機
10は円筒形状の集塵機本体11を備えてなり、
該集塵機本体11の下端部には粉塵導入口12が
開口されている。また、上記集塵機本体内11に
は、その略上下中間部にフイルタ13が装着され
ているとともに、上記粉塵導入口12に対向して
導入エア流を下方に導くガイド板14が取り付け
られている。さらに、集塵機本体11の上端部に
はフアン(図示せず)とそれを駆動する油圧モー
タ15からなる吸引装置16が取り付けられてお
り、この吸引装置16の作動により集塵機本体1
1内に負圧を発生させ、その負圧により繰粉混り
のエアを粉塵導入口12から導入せしめてそれを
ガイド板14に衝突させ、そのうちの粗い繰粉を
ガイド板14による偏向効果によつて集塵機本体
11内下部に集める一方、ガイト板14を通過し
た残りのエアから微細な繰粉をフイルタ13で濾
過除去した後、集塵機本体11外に排出するよう
に構成されている。
そして、上記集塵フード6の輸送管取付孔9
と、集塵機10の粉塵導入口12とは蛇腹状の粉
塵輸送管17によつて接続されており、さく孔装
置Aの作動によりさく孔Bの開口部B1から排出
される繰粉を集塵フード6で捕らえて該集塵フー
ド6から粉塵輸送管17を通して集塵機10に搬
送するようにした搬送経路18が構成されてい
る。
と、集塵機10の粉塵導入口12とは蛇腹状の粉
塵輸送管17によつて接続されており、さく孔装
置Aの作動によりさく孔Bの開口部B1から排出
される繰粉を集塵フード6で捕らえて該集塵フー
ド6から粉塵輸送管17を通して集塵機10に搬
送するようにした搬送経路18が構成されてい
る。
さらに、第1図に示すように、上記さく孔Bの
開口部B1から排出された繰粉を集塵機10に搬
送するための搬送経路18の一部を構成する集塵
フード6には、繰粉中の水分を検知する水分検知
器19が取り付けられている。該水分検知器19
は、集塵フード6にその内部に突出するよう所定
間隔をあけて貫通配置された一対の電極20,2
0からなり、この電極20,20に付着堆積した
繰粉の水分により両電極20,20が導通状態に
なることに基づいて繰粉中の水分の含有を検知す
るものである。
開口部B1から排出された繰粉を集塵機10に搬
送するための搬送経路18の一部を構成する集塵
フード6には、繰粉中の水分を検知する水分検知
器19が取り付けられている。該水分検知器19
は、集塵フード6にその内部に突出するよう所定
間隔をあけて貫通配置された一対の電極20,2
0からなり、この電極20,20に付着堆積した
繰粉の水分により両電極20,20が導通状態に
なることに基づいて繰粉中の水分の含有を検知す
るものである。
上記水分検知器19は2接点リレー21を介し
てマイナスアースのバツテリ32に接続されてい
る。上記2接点リレー21はリレーコイル22
と、該リレーコイル22の励磁によつて可動接点
23a,24aがOFF側接点23b,24bか
らON側接点23c,24cに切り換わる第1お
よび第2の2つのリレースイツチ23,24とか
らなり、上記リレーコイル22の接続端子の一方
は人体への感度電流を調節するための可変抵抗器
25を介して上記水分検知器19における一方の
電極20に接続され、他方はアースされている。
また、上記第1のリレースイツチ23の可動接点
23aは過電流防止用のサーキツトプロテクタ2
6を介してバツテリ32に接続されている一方、
〇FF側接点23bは上記水分検知器19の他方
の電極20に、ON側接点23cは繰粉への水分
の含有を警報する警報ブザー27と警報ランプ2
8とからなる警報装置29にそれぞれ接続されて
いる。一方、第2のリレースイツチ24の可動接
点24aは、さく孔装置Aの作動に伴つてON操
作される運転スイツチ30を介して上記第1のリ
レースイツチ23のOFF側接点23b(水分検知
器19の他方の電極20)に接続されている一
方、OFF側接点24bは上記集塵機10におけ
る吸引装置16の油圧モータ15を作動制御する
リレーソレノイド31に接続され、ON側接点2
4cは常時開放されている。しかして、運転スイ
ツチ30がON操作されているさく孔装置Aの作
動時、水分検知器19が搬送繰粉中の水分の含有
を検知して、その両電極20,20が導通状態に
なつたときには、2接点リレー21におけるリレ
コイル22の励磁によつて第1および第2のリレ
ースイツチ23,24を共にON状態にすること
により、集塵機10のモータ15の回転を停止さ
せて該集塵機10の作動を停止させるとともに、
そのことを警報装置29の作動によつて作業者に
警報するようにした制御装置33が構成されてい
る。
てマイナスアースのバツテリ32に接続されてい
る。上記2接点リレー21はリレーコイル22
と、該リレーコイル22の励磁によつて可動接点
23a,24aがOFF側接点23b,24bか
らON側接点23c,24cに切り換わる第1お
よび第2の2つのリレースイツチ23,24とか
らなり、上記リレーコイル22の接続端子の一方
は人体への感度電流を調節するための可変抵抗器
25を介して上記水分検知器19における一方の
電極20に接続され、他方はアースされている。
また、上記第1のリレースイツチ23の可動接点
23aは過電流防止用のサーキツトプロテクタ2
6を介してバツテリ32に接続されている一方、
〇FF側接点23bは上記水分検知器19の他方
の電極20に、ON側接点23cは繰粉への水分
の含有を警報する警報ブザー27と警報ランプ2
8とからなる警報装置29にそれぞれ接続されて
いる。一方、第2のリレースイツチ24の可動接
点24aは、さく孔装置Aの作動に伴つてON操
作される運転スイツチ30を介して上記第1のリ
レースイツチ23のOFF側接点23b(水分検知
器19の他方の電極20)に接続されている一
方、OFF側接点24bは上記集塵機10におけ
る吸引装置16の油圧モータ15を作動制御する
リレーソレノイド31に接続され、ON側接点2
4cは常時開放されている。しかして、運転スイ
ツチ30がON操作されているさく孔装置Aの作
動時、水分検知器19が搬送繰粉中の水分の含有
を検知して、その両電極20,20が導通状態に
なつたときには、2接点リレー21におけるリレ
コイル22の励磁によつて第1および第2のリレ
ースイツチ23,24を共にON状態にすること
により、集塵機10のモータ15の回転を停止さ
せて該集塵機10の作動を停止させるとともに、
そのことを警報装置29の作動によつて作業者に
警報するようにした制御装置33が構成されてい
る。
したがつて、上記実施例においては、さく孔装
置Aによる岩盤等のさく孔作動中は集塵機10が
作動する。この集塵機10の作動に伴い、さく孔
Bの開口部B1から排出された繰粉は集塵フード
6にて捕らえられ、その後、粉塵輸送管17を介
して集塵機10に搬送されてその集塵機10で捕
集される。
置Aによる岩盤等のさく孔作動中は集塵機10が
作動する。この集塵機10の作動に伴い、さく孔
Bの開口部B1から排出された繰粉は集塵フード
6にて捕らえられ、その後、粉塵輸送管17を介
して集塵機10に搬送されてその集塵機10で捕
集される。
そして、例えば上記さく孔装置Aのさく孔ロツ
ド5先端が岩盤の地下水層に達したときなどに
は、それに伴つて上記さく孔Bの開口部B1から
排出される繰粉中に水分が含まれて該繰粉は粘土
状態になり、この水分含有状態のままで繰粉を集
塵フード6から集塵機10に搬送すると、その途
中の粉塵輸送管17の管壁に粘土状の繰粉が付着
堆積して終には該輸送管17が閉塞してしまい、
集塵機10が作動不能となろうとする。しかし、
本実施例の場合、上記搬送繰粉中に水分が混じる
と、該粘土状態になつた繰粉が水分検知器19の
両電極20,20間に付着して該両電極20,2
0同士が繰粉中の水分により導通状態になり、こ
のことにより、制御装置33の2接点リレー21
が作動して上記集塵機10の作動が停止されると
ともに、そのことが警報装置29の警報ブザー2
7および警報ランプ28によつて作業者に警報さ
れる。すなわち、繰粉への水分の含有が検知され
ると、直ちに集塵機10が停止されるので、上記
の如く粉塵輸送管17が粘土状の繰粉によつて閉
塞される以前に繰粉の搬送を中止してその閉塞状
態を回避することができる。
ド5先端が岩盤の地下水層に達したときなどに
は、それに伴つて上記さく孔Bの開口部B1から
排出される繰粉中に水分が含まれて該繰粉は粘土
状態になり、この水分含有状態のままで繰粉を集
塵フード6から集塵機10に搬送すると、その途
中の粉塵輸送管17の管壁に粘土状の繰粉が付着
堆積して終には該輸送管17が閉塞してしまい、
集塵機10が作動不能となろうとする。しかし、
本実施例の場合、上記搬送繰粉中に水分が混じる
と、該粘土状態になつた繰粉が水分検知器19の
両電極20,20間に付着して該両電極20,2
0同士が繰粉中の水分により導通状態になり、こ
のことにより、制御装置33の2接点リレー21
が作動して上記集塵機10の作動が停止されると
ともに、そのことが警報装置29の警報ブザー2
7および警報ランプ28によつて作業者に警報さ
れる。すなわち、繰粉への水分の含有が検知され
ると、直ちに集塵機10が停止されるので、上記
の如く粉塵輸送管17が粘土状の繰粉によつて閉
塞される以前に繰粉の搬送を中止してその閉塞状
態を回避することができる。
また、状態水分検知器19として、付着した繰
粉による両電極20,20間の導通状態に基づい
て繰粉中の水分の含有を検知するようにしたもの
を採用しているので、例えば湿度センサ等を用い
る場合のように結露によつて使用不能となること
がなく、しかも低コストでもつて実施することが
できる。
粉による両電極20,20間の導通状態に基づい
て繰粉中の水分の含有を検知するようにしたもの
を採用しているので、例えば湿度センサ等を用い
る場合のように結露によつて使用不能となること
がなく、しかも低コストでもつて実施することが
できる。
なお、上記のように、搬送繰粉中への水分の含
有を検知して集塵機10の作動を停止したときに
は、その後さく孔装置Aのさく孔作動を続行しな
がら粉塵輸送管17を清掃して、その終了後に集
塵機10を作動復帰させればよく、さく孔装置A
を連続して作動させることができる。
有を検知して集塵機10の作動を停止したときに
は、その後さく孔装置Aのさく孔作動を続行しな
がら粉塵輸送管17を清掃して、その終了後に集
塵機10を作動復帰させればよく、さく孔装置A
を連続して作動させることができる。
(他の実施例)
尚、上記実施例では、繰粉中の水分を検知する
水分検知器19を集塵フードに貫通配置した一対
の電極20,20で構成したが、この構造に替え
て第6図に示すように、集塵フード6′自体を導
電性を持つ金属で構成して該導電性集塵フード
6′をアースするとともに、その一部に貫通口
6′aをあけ、該貫通口6′aに絶縁体34を介し
て電極20を集塵フード6′内に突出するように
配置してもよく、その場合、電極20が一本で済
む利点がある。
水分検知器19を集塵フードに貫通配置した一対
の電極20,20で構成したが、この構造に替え
て第6図に示すように、集塵フード6′自体を導
電性を持つ金属で構成して該導電性集塵フード
6′をアースするとともに、その一部に貫通口
6′aをあけ、該貫通口6′aに絶縁体34を介し
て電極20を集塵フード6′内に突出するように
配置してもよく、その場合、電極20が一本で済
む利点がある。
また、水分検知器19により検知された信号に
基づいて集塵機10を停止させる制御装置とし
て、第1図に示すごときものの替わりに、第7図
および第8図に示すものを採用してもよい。
基づいて集塵機10を停止させる制御装置とし
て、第1図に示すごときものの替わりに、第7図
および第8図に示すものを採用してもよい。
すなわち、第7図において、35は、水分検知
器19の両電極20,20間の導通信号により集
塵機作動制御用のリレーソレノイド31への過電
流が流れたことを検出して該ソレノイド31への
電源供給をカツトする例えば15mA用の通常のロ
ーデンブレーカであつて、該ローデンブレーカ3
5は例えばDC24Vの電圧を有する直流のバツテ
リ電源を交流に変換するDC/ACコンバータ36
と、該コンバータ36によつて変換された交流を
ローデンブレーカ35の作動電圧(AC100V)ま
で昇圧させるトランス37とを介してバツテリ3
2に接続されており、水分検知器19が繰粉中の
水分の含有を検知したときに、ローデンブレーカ
35を作動させて集塵機作動制御用リレーソレノ
イド31への電源供給を停止させることにより、
集塵機10の作動を停止させるように構成されて
いる。
器19の両電極20,20間の導通信号により集
塵機作動制御用のリレーソレノイド31への過電
流が流れたことを検出して該ソレノイド31への
電源供給をカツトする例えば15mA用の通常のロ
ーデンブレーカであつて、該ローデンブレーカ3
5は例えばDC24Vの電圧を有する直流のバツテ
リ電源を交流に変換するDC/ACコンバータ36
と、該コンバータ36によつて変換された交流を
ローデンブレーカ35の作動電圧(AC100V)ま
で昇圧させるトランス37とを介してバツテリ3
2に接続されており、水分検知器19が繰粉中の
水分の含有を検知したときに、ローデンブレーカ
35を作動させて集塵機作動制御用リレーソレノ
イド31への電源供給を停止させることにより、
集塵機10の作動を停止させるように構成されて
いる。
したがつて、この場合でも、集塵フード6から
粉塵輸送管17を通つて集塵機10に搬送される
繰粉に水分が含まれているときには、水分検知器
19の作動信号を受けたローデンブレーカ35の
電流遮断動作によりリレーソレノイド31への給
電が停止されて集塵機10が作動停止されること
になり、よつて上記実施例と同様の作用効果を奏
することができる。
粉塵輸送管17を通つて集塵機10に搬送される
繰粉に水分が含まれているときには、水分検知器
19の作動信号を受けたローデンブレーカ35の
電流遮断動作によりリレーソレノイド31への給
電が停止されて集塵機10が作動停止されること
になり、よつて上記実施例と同様の作用効果を奏
することができる。
また、第8図に示す実施例は、集塵機作動制御
用のリレーソレノイド31を上記最初の実施例に
おけるサーキツトプロテクタ26を介して直接バ
ツテリ32に接続したものであり、この実施例で
も、水分検知器19が検知作動すると、サーキツ
トプロテクタ26のOFF動作によりリレーソレ
ノイド31への給電が停止されて集塵機10が作
動停止するので、上記と同様に粉塵輸送管17の
閉塞を有効に回避することができる。
用のリレーソレノイド31を上記最初の実施例に
おけるサーキツトプロテクタ26を介して直接バ
ツテリ32に接続したものであり、この実施例で
も、水分検知器19が検知作動すると、サーキツ
トプロテクタ26のOFF動作によりリレーソレ
ノイド31への給電が停止されて集塵機10が作
動停止するので、上記と同様に粉塵輸送管17の
閉塞を有効に回避することができる。
尚、以上の各実施例では、水分検知器19,1
9′を集塵フード6,6′に設けたが、集塵フード
6,6′から集塵機10に至る粉塵輸送経路18
の途中であれば他の箇所に変更することができ
る。その場合、繰粉中の水分の含有を迅速に検知
する点で、可能なかぎり集塵フード6,6′に近
い上流寄りのほうが好ましい。
9′を集塵フード6,6′に設けたが、集塵フード
6,6′から集塵機10に至る粉塵輸送経路18
の途中であれば他の箇所に変更することができ
る。その場合、繰粉中の水分の含有を迅速に検知
する点で、可能なかぎり集塵フード6,6′に近
い上流寄りのほうが好ましい。
(考案の効果)
以上説明の如く、本考案によると、さく孔装置
のさく孔中、さく孔内への空気供給によりさく孔
開口部から排出される繰粉を集塵フードにより捕
らえて粉塵輸送管を介して集塵機に吸引捕集する
場合において、上記集塵フードから集塵機に送ら
れる繰粉中の水分を検知して、水分含有時には集
塵機の作動を停止させるようにしたことにより、
水分を含んだ繰粉がその搬送系路としての粉塵輸
送管に入つてそれを閉塞するのを確実に防止で
き、よつて集塵機による繰粉の捕集を長期間に亘
つて安定して維持することができるものである。
のさく孔中、さく孔内への空気供給によりさく孔
開口部から排出される繰粉を集塵フードにより捕
らえて粉塵輸送管を介して集塵機に吸引捕集する
場合において、上記集塵フードから集塵機に送ら
れる繰粉中の水分を検知して、水分含有時には集
塵機の作動を停止させるようにしたことにより、
水分を含んだ繰粉がその搬送系路としての粉塵輸
送管に入つてそれを閉塞するのを確実に防止で
き、よつて集塵機による繰粉の捕集を長期間に亘
つて安定して維持することができるものである。
図面は本考案の実施例を示すものであり、第1
図は制御装置の回路構成および水分検知器の構造
を示す説明図、第2図はさく孔装置の全体概念
図、第3図は同正面図、第4図は同平面図、第5
図は集塵機の正面図である。第6図は水分検知器
の変形例を示す断面図である。第7図および第8
図はそれぞれ他の実施例を示す第1図相当図であ
る。 A……さく孔装置、1……さく孔装置本体、
6,6′……集塵フード、10……集塵機、17
……粉塵輸送管、18……輸送経路、19,1
9′……水分検知器、20……電極、29……警
報装置、33,33′,33″……制御装置、B…
…さく孔、B1……開口部。
図は制御装置の回路構成および水分検知器の構造
を示す説明図、第2図はさく孔装置の全体概念
図、第3図は同正面図、第4図は同平面図、第5
図は集塵機の正面図である。第6図は水分検知器
の変形例を示す断面図である。第7図および第8
図はそれぞれ他の実施例を示す第1図相当図であ
る。 A……さく孔装置、1……さく孔装置本体、
6,6′……集塵フード、10……集塵機、17
……粉塵輸送管、18……輸送経路、19,1
9′……水分検知器、20……電極、29……警
報装置、33,33′,33″……制御装置、B…
…さく孔、B1……開口部。
Claims (1)
- さく孔の開口部を覆う集塵フードと、さく孔装
置本体に設けられた集塵機と、該集塵機と上記集
塵フードとを接続し、さく孔により生じた繰粉を
集塵機に搬送する粉塵輸送管と、このさく孔繰粉
の搬送経路中に設けられ、繰粉中の水分を検知す
る水分検知器と、該水分検知器により検知された
信号に基づいて上記集塵機を停止させる制御装置
とを備えてなることを特徴とするさく孔装置のダ
ストコレクター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6533486U JPH0529275Y2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6533486U JPH0529275Y2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62176289U JPS62176289U (ja) | 1987-11-09 |
JPH0529275Y2 true JPH0529275Y2 (ja) | 1993-07-27 |
Family
ID=30902305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6533486U Expired - Lifetime JPH0529275Y2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0529275Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012500348A (ja) * | 2008-09-10 | 2012-01-05 | サンドビク マイニング アンド コンストラクション オサケ ユキチュア | 切削物処理方法、削岩リグのダスト回収システムおよび切替ユニット |
-
1986
- 1986-04-30 JP JP6533486U patent/JPH0529275Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012500348A (ja) * | 2008-09-10 | 2012-01-05 | サンドビク マイニング アンド コンストラクション オサケ ユキチュア | 切削物処理方法、削岩リグのダスト回収システムおよび切替ユニット |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62176289U (ja) | 1987-11-09 |
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