JP2012500348A - 切削物処理方法、削岩リグのダスト回収システムおよび切替ユニット - Google Patents

切削物処理方法、削岩リグのダスト回収システムおよび切替ユニット Download PDF

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Abstract

本発明は、切削物の処理方法、削岩リグのダスト回収システムおよび切替ユニットに関する。切削物は水分含有量に基づいてダスト分離器(14)へ、またはダスト分離器(14)の上流でダスト回収システムから離れるよう案内され、過度に水分の高い切削物によりダスト回収システムに発生する問題を防止する。切削物は、切替ユニット(16)により水分含有量に基づいて切替ユニット(16)の動作ポジションを選択することにより案内することができる。

Description

発明の背景
本発明は切削物処理方法に関し、本方法では切削物は、ダスト回収システムを用いて穿孔から離れるよう案内される。
本発明はさらに削岩リグのダスト回収システムに関し、このシステムは少なくとも、穿孔の口部に設置される吸引筒と、このシステムで吸引力を発生させる吸引装置と、少なくとも1つのダスト分離器と、吸引筒からダスト分離器へ案内する導管とを含む。
本発明はまた、切削物を案内する切替ユニットに関する。
岩や土を掘削するとき、掘削により大量のダストが生成される。穿孔に対し、たとえば加圧空気や液体またはこれらを組み合わせたもので一般的な洗浄を行うと、ダストは洗浄に使用された物質と共に周囲へ拡散する。ダストの拡散を防ぐことは、特に掘削がたとえば人口密度の高い地域の近くや他の居住地域の近くで行われた場合や、鉱山で行われた場合、掘削機の操作者の労働衛生の観点からだけでなく、環境の観点からも重要である。削岩リグからダストを除去するため、様々なダスト回収システムが開発され、これらのシステムによってダストは、たとえば粉末状の岩石物質のための排出空気と他の固体とを分けることにより、掘削現場から搬出され、および/または処理される。典型的には、分離には、たとえば特殊なダスト分離器が用いられる。
岩や土を掘削するとき、時折いわゆる水たまりに遭遇する。つまり、穿孔に、穿孔の外から、または穿孔の底部や液部を通して浸入した水が含まれることがある。これにより、ダスト分離器を使用する際問題が生じる。なぜなら、水がダスト分離器に入ると、掘削機の操作を危険にさらすからである。水たまりの発生を予想することは一般に難しいので、この問題に対して早期に対応するには、掘削機の操作者が常にいて注意深く見張っている必要があった。さらに、いくつかの既知の方法は、実際には、穴からダスト除去システムを外すことを前提とし、これにより、たとえば、掘削を中止した際、水分を含んだ切削物が滑って穿孔に戻るという問題が生じる。また、別な既知の方法は、ダスト除去中に吸引を中止することを前提とし、これによりダスト分離器へ案内するダスト管内で切削物が詰まることがあった。
発明の簡単な説明
本発明の目的は、新規で改良された切削物処理方法、削岩リグのダスト回収システムおよび切替ユニットを提供することにある。
本発明の方法は、ダスト回収システムの切削物を、少なくとも第1および第2の動作ポジションを取ることができる少なくとも1つの切替ユニットを用いて案内し、切削物の水分含有量を測定し、切削物の水分含有量に応じて、第1の動作ポジションでは切削物を1つまたはそれ以上のダスト分離器へ案内し、第2の動作ポジションではダスト分離器の上流でダスト回収システムから離れるよう案内することを特徴とする。
本発明のシステムは、少なくとも2つの動作ポジションを取ることができる少なくとも1つの切替ユニットを含み、第1の動作ポジションでは吸引筒からダスト分離器まで続く管が形成され、第2の動作ポジションでは吸引筒からダスト回収機まで続く管は形成されず、したがって、切削物はダスト分離器の上流でダスト回収システムから離れるよう案内されることを特徴とする。
本発明の切替ユニットは、少なくとも2つの動作ポジションを取ることができ、第1の動作ポジションでは切削物の流入管から切削物の排出管に続く管が形成され、第2の動作ポジションでは切削物の流入管から排出管への管が連続していないことを特徴とする。
本発明の基本的な考えは、動作ポジションを選択可能であることであり、この動作ポジションでは、切削物の水分含有量がダスト分離器の操作にダメージを及ぼすことが可能なほど高ければ、切削物はダスト分離器の上流にあるダスト回収システムから離れるよう案内される。これは、たとえば、掘削用ダスト回収システムに、またはそれに関連して切替器を設けることにより達成され、切替器によって、非常に水分の多い切削物がダスト分離器に入るのを防ぐことができる。
本発明の利点は、切削物の水分含有量が過度に上昇したとき、切削物をすぐに検出して、切削物がダスト分離器に入ってダスト分離器の操作にダメージを与えないようにすることができることにある。さらに、本発明の利点は、ダスト分離器へ続くダスト管が湿った切削物で詰まるのを防ぐことである。
ある実施例の基本的な考えは、少なくとも1つの上限値が切削物の水分含有量に対して設定され、この上限値を超えた場合、切削物をダスト分離器の上流でダスト回収システムから離れるよう案内することである。この実施例の利点は、動作ポジションをより明確に選択することができることと、上限値を超えたという情報を掘削機の操作者に伝えることができることである。さらに、限界値の決定は一般的に、実際上、動作ポジションの選択を自動的に制御するために不可欠である。
ある実施例の基本的な考えは、掘削機の操作者が感覚に基づいて切削物の水分含有量を判断し、切削物をダスト分離器へ案内するか、ダスト分離器の上流でダスト回収システムから離れるよう案内するかを手動で選ぶことである。この実施例の利点は、容易に実施できることである。
ある実施例の基本的な考えは、切削物の水分含有量を自動的に測定し、切削物の水分に関する情報を掘削機の操作者に伝え、操作者は手動で、切削物をダスト分離器へ案内するか、ダスト分離器の上流でダスト回収システムから離れるよう案内するかを選択する。この実施例の利点は、水分含有量の変化を観察することが容易になり、人為的ミスが起こる機会が減ることである。
ある実施例の基本的な考えは、切削物の水分含有量を自動的に測定し、その情報を制御ユニットに伝え、制御ユニットは切削物の水分含有量に基づいて動作ポジションを選択し、それにより切削物はダスト分離器に案内されるか、または水分含有量が過度に高い場合にはダスト分離器の上流でダスト回収システムから離れるよう案内される。この実施例の利点は、人為的ミスが起こる機会をさらに減らし、掘削機の操作者の仕事をさらに促進することにある。なぜなら、従来の解法では、切削物中の水分含有量の増加を監視するには、一般的に、掘削中に掘削機の操作者が常にいて注意深く見張っている必要があったからである。
ある実施例の基本的な考えは、水分含有量の自動測定に少なくとも1つの水分検出器を用いることである。この実施例の利点は、水分含有量の検出に市販のセンサを用いることができることである。
ある実施例の基本的な考えは、ダスト分離器の上流でダスト回収システムから離された過度に水分を含む切削物を、穿孔からある程度離れた場所で案内先へ向けることである。この実施例の利点は、過度に水分を含んだ切削物が掘削を中止した後に滑って穿孔に戻らず、したがって、穿孔の縁や壁面が崩れないことである。
ある実施例の基本的な考えは、ダスト回収システムまたは切替ユニットが制御ユニットを含み、制御ユニットは切替ユニットの動作ポジションを切削物の水分含有量に従って選択し変更するよう構成されていることである。この実施例の利点は、動作ポジションの自動制御を、掘削機の操作者が関与することなく行うことができることである。
ある実施例の基本的な考えは、切替ユニットが制限部を含み、制限部は、切替ユニットが第2の動作ポジションを取って、切削物がダスト分離器の上流でダスト回収システムから離れるよう案内される場合、切削物を穿孔から離れた所で案内するよう構成される。この実施例の利点は、水分を含んだ切削物が滑って穿孔に戻らないことである。
ある実施例の基本的な考えは、吸引筒が切替ユニット枠体の少なくとも一部を成して吸引筒が少なくとも2つの排出管に接続され、吸引筒の内側には、側面に開口を有する回転するパイプが備えられ、これにより動作ポジションをパイプの回転で選ぶことができる。この実施例の利点は、切替ユニットが吸引筒の一部を成し、そのため別個の切替ユニットを必要としないことである。
ある実施例の基本的な考えは、切削物の流入管が第1の接続パイプであり、切削物の排出管が第2の接続管であり、これらの接続管は相対的に動くことができ、第1の動作ポジションでは第1の接続管から第2の接続管へ繋がる管が形成され、第2の動作ポジションでは第1の接続管から第2の接続管への管は分断されることである。
ある実施例の基本的な考えは、切替ユニットがシリンダを含み、シリンダを用いて第2の接続管を第1の接続管に対して第1および第2の動作ポジションへ動かすことができることである。この実施例の利点は、接続管を互いに対して動かす、信頼性の高い自動的に制御可能な方法を提供することにある。
ある実施例の基本的な考えは、第2の接続管がスライド式の構造で構成され、これにより第2の接続管を第1の接続管に対して第1の動作ポジションから第2の動作ポジションへ、また第2の動作ポジションから第1の動作ポジションへ線状に動かすことができることである。この実施例の利点は、接続管の相互運動を制御しやすいことにある。
ある実施例の基本的な考えは、切替ユニットをダスト回収システムの吸引筒とダスト分離器との間に設置可能なことである。
本発明のいくつかの実施例を添付の図面を参照してより詳細に説明する。
一般的な削岩リグおよびそのダスト回収システムの概略側面図である。 吸引筒に設けられた本発明の切替ユニットの概略側面図である。 および 2つの異なる動作ポジションを取った本発明の切替ユニットの実施例の概略側面図である。 および 2つの異なる動作ポジションを取った本発明の切替ユニットの第2の実施例の概略側面図である。 および 本発明の切替ユニットの第3の実施例の概略断面図であり、図5aは側面図、図5bは上面図である。
明瞭にするため、本発明のいくつかの実施例をこれらの図において単純化して示す。これらの図では、同様の参照符号は同様の部分を示す。
発明の詳細な説明
図1に、ダスト回収システムを含む典型的な削岩リグ1の概略を示す。この削岩リグ1は、可動性の担体2を含み、1つまたは複数の可動式掘削ブーム3が備えられている。掘削ブーム3には、掘削ユニット4が備えられていてよく、掘削ユニットは少なくとも送りビーム5と削岩機6とを含んでよい。削岩機6は、掘削中、削岩機6に含まれる打撃装置が衝撃パルスをツール7に送る間、送りビーム5上を動くことができる。そして、ツール7の先端にあるドリルビット8が岩を破壊し、ツール7は岩に侵入する。掘削中、破壊され部分的に粉末状の岩石物質が形成され、この岩石物質は、洗浄媒体流路10から空気、空気と水とを混合したもの、または他の洗浄媒体をツール7を通してドリルビット8に供給することにより、穿孔9から取り除くことができる。洗浄媒体は切削物を穿孔の口部まで押し、口部から切削物を、削岩リグ1に含まれる回収システムを用いて取り除くことができる。ここに示される削岩リグは、単に一般的な削岩リグの一例を示したにすぎず、本願で説明されている切削物を移動させる方法は、上述したものに制限されることなく様々な削岩装置に十分適用することができる。本願では、穿孔から除去され粉状物や岩や削岩中に岩から分離した他の物質を含む混合物だけでなく、洗浄媒体、つまり水や穿孔で岩石物質と混合しうる他の物質も、切削物と呼ぶ。
一般に、削岩リグのダスト回収システムは1つまたは複数の吸引装置11を含み、吸引装置によって、切削物を穿孔9の口部にある吸引筒12から吸引管13を通してダスト分離器14に吸い込むのに必要な吸引力を提供することができる。ダスト分離器14は1つまたは複数備えてよい。一般に、吸引管13は可撓性ホースである。吸引筒12は管状部材であり、吸引筒の上端と下端には開口があってツール7がぴったりとはまり吸引筒12を通ることができる。吸引筒12の側面には、少なくとも1本の接続パイプ18か他の同様な構造体を備えることができ、ここに吸引管13を接続することができる。さらに、吸引筒12に関連して移動手段が設けられてよく、これにより吸引筒を送りビーム5に対して動かすことができて、吸引筒12を掘削中に削岩すべき岩に押し付けるよう移動させることができ、これによりダストは周囲に拡散しない。ダスト回収システムはさらに少なくとも1つの制御ユニット15を含んでよく、制御ユニットによってたとえば吸引装置の操作を制御してよい。ダスト回収装置内の切削物の進行方向を矢印Aで示す。
削岩時、ある状況では水が穿孔に穿孔の外から、または穿孔の底または壁を通って浸入することがある。その場合、切削物の水分含有量が著しく上昇することがある。水分の多い切削物は、ダスト分離器のフィルタを詰まらせ、また導管や他の構造体を詰まらせ、そしてダスト分離器14の操作を危険にさらし、したがってそのような切削物はダスト分離器14に入ることができなくなる。その上、さらに深刻な問題が過度に水分の多い切削物によってしばしば引き起こされ、この切削物はダスト分離器14へ案内するダスト管を詰まらせる。この問題はダスト回収システムの吸引を止めただけでは防ぐことができない。
本発明の解法によれば、ダスト回収システムにおける切削物の案内先を選択することができ、通常の組成を有する切削物を、穿孔9からダスト分離器14へダスト回収システムによって案内する。一方、切削物の水分含有量が、ダスト分離器の確実な操作という観点から過剰である場合、切削物の進路を変更して、ダスト分離器14を迂回してダスト回収システムから離す。これによってダスト分離器14およびダストホース両方の詰まりが防がれる。切削物の案内は、たとえば本発明による切替ユニットを用いて行ってよく、切替ユニットのいくつかの実施例を、図2ないし図5bに示す。
図2に、本発明の切替ユニット16を概略的に示し、切替ユニットは、吸引筒12の接続パイプ18の口部に備えられている。図2の実施例では、切替ユニット16は接続部17を含み、接続部によって吸引導管13を切替ユニット16に接続することができる。同様の切替ユニットを図4aおよび図4bに示し、切替ユニットの操作原理をこれらの図の説明に関連してより詳細に説明する。本発明の様々な実施例において、切替ユニットは図5aおよび図5bで後述するように、実際の吸引筒の内側に備えられてもよく、穿孔9とダスト分離器との間であって使用に適したダスト回収システムの他の部分に設けてもよい。
図3aおよび図3bに、2つの異なる動作ポジションを取る本発明の切替ユニット16を概略的に示す。この図の切替ユニット16は第1の接続パイプ19を含み、第1の接続パイプを用いて切替ユニット16を切削物の流入ラインに接続することができ、図2の実施例では、切替ユニット16は吸引筒12の接続パイプ18に接続される。また、切替ユニット16は第2の接続パイプ20を含み、第2の接続パイプを用いて切替ユニット16を切削物の排出ラインに接続することができ、図2の実施例では、切替ユニット16は吸引導管13に接続される。さらに、切替ユニット16はスライド構造を構成する平らな接続ガイド部材を含み、接続ガイド部材によって第1の接続パイプ19と第2の接続パイプ20とを相対的に動かすことができるよう配設することができる。図3aおよび図3bの実施例では、第2の接続パイプ20にはさらに、切削物の排出ラインを接続する接続部17が備えられている。さらに、切替ユニットは、この構造、操作、使用などに必要な他の部分を含んでよく、他の部分とはたとえば支持構造体およびさまざまな接続部などである。有利には、切替ユニット16はまた、接続パイプ19および20をたとえば水圧または気圧を利用して相対的に動かすのに必要な要素および作動装置を含んでよい。有利には、切替ユニット16はまた制御ユニットを含んでよく、これにより切替ユニット16の動作ポジションを制御する。有利には、切替ユニット16はさらに、たとえば水分検出器などの自動検出器を含み、これにより切削物の水分含有量を自動的に測定することができる。
図3aおよび図3bの実施例では、第1および第2の接続部材はそれぞれ平らな接続部材22および23にパイプの端部面方向に備えられ、これらの接続部材の境界面方向の相互運動は、切替ユニットに含まれる作動装置24、たとえば液圧式または気圧式のシリンダを用いて実行される。本発明のさまざまな実施例では、第1の接続パイプと第2の接続パイプを互いに対して動くことができる相互配置は、請求項に記載した発明の範囲内で他の方式により実現してもよい。
図3aおよび図3bの切替ユニットは、2つの動作ポジション、すなわち第1および第2の動作ポジションを取ることができる。第1の接続パイプ19は、切削物の流入管にしっかりと接続されている。一方、第2の接続パイプ20は、排出側に備えられ、かつ吸引導管13などの切削物の排出管に接続され、スライド構造体によって第1の接続パイプ19に対して矢印B方向に線状に動かすことができる。削岩リグ1およびダスト回収システムの構造、使用環境、および他の要因によって、移動方向Bは図3aおよび図3bに示す方向以外の方向でもよく、実質的に掘削方向、掘削方向に対し横方向または斜め方向でもよい。切替ユニットの他の実施例では、第1および第2の接続パイプ19および20は、固定の回転点を中心として回転運動方向に、第1の動作ポジションから第2の動作ポジションまたはその逆へ相互に動くよう構成されてよい。または、第2の接続パイプ20は第1の接続パイプ19に接続構造体を用いて接続されてよく、接続構造体を用いて第2の接続パイプ20は第1の動作ポジションにおいて第1の接続パイプ19の口部に配設され、および口部から離れるよう配設される。
図3aでは、切替ユニットはダスト回収システムの通常の動作ポジションを取っている状態で示され、通常の動作ポジションを取っているとき、穿孔9から洗浄媒体とともに出た切削物は、吸引装置11によって切替ユニット16を通ってダスト回収システムに吸引される。この動作ポジションでは、第1の接続パイプ19と第2の接続パイプ20とは、第1および第2の接続パイプだけで、または切替ユニットの他の要素と共に連続したラインを構成し、この連続ラインにより、一方では吸引物を吸引装置11から切替ユニット16を通して吸引筒12に移動させることができ、他方では、切削物を切替ユニット16の第1の接続パイプ19から切替ユニット16の第2の接続パイプ20を通してダスト分離器14へ運ぶことができる。本願では、この動作ポジションを第1の動作ポジションと称する。
同様に、図3bには切替ユニット16の第2の動作ポジションが示され、第2の動作ポジションでは、切削物の水分含有量がダスト分離器の申し分のない操作という観点から過度に上昇したとき、第2の接続パイプ20は第1の接続パイプ19の口部から作動装置24によって移動し、吸引物の吸引筒12への移動は止まり、切削物は第2の接続パイプ20へ入ることはできなくなり、第2の接続パイプを通ってダスト分離器14へ移動することはできなくなる。しかし、洗浄媒体の圧力は十分で切削物を穿孔9から除去することができるので、水分の多い切削物は第1の接続パイプ19またはその延長部から直接ダスト回収システムの外部へ矢印C方向に排出される。矢印C方向へ排出しても、一般にこの場所でダスト問題が起こることはない。なぜなら切削物の水分含有量が高いからである。切替ユニットの動作ポジションの制御は、本発明の様々な実施例で最もふさわしい方法で実現してよく、たとえば、手動で、ダスト回収システムの制御ユニット15により、切替ユニットに備えられる特殊な制御ユニットにより実現してよい。
図4aおよび図4bに、異なる方向からみた、本発明による切替ユニットの第2の実施例の概略側面図を示し、この切替ユニットの構造や原理は、図3a、図3bおよび上記説明により示したものとほぼ同様である。本実施例では、前述の実施例の場合とは異なり、切替ユニット16の排出側には、制限部25が備えられている。この制限部によって、ダスト分離器14を迂回するよう案内される切削物は穿孔9から適当な距離を置いた場所で案内先へ向けられるため、水分を含んだ切削物は、削岩が中止されても滑って穿孔9に戻ることはなく、したがって穿孔の縁部や壁が崩れることはない。制限部25は、切替ユニット16に固定された堅い部分でも、また接続パイプ19および20のような接続構造体でもよく、制限部によって、切替ユニット16にたとえばチューブやホースなどの別個の排出管を繋ぐことができ、排出管により水分を含んだ切削物を穿孔9からさらに遠くへ案内することができる。トラブル回避のために切削物を穿孔9からどの位遠くまで案内するかは、たとえば掘削状況や環境などの複数の要因による。
図5aおよび図5bには、本発明による切替ユニットの第3の実施例が概略的に示され、この切替ユニットではダスト回収システムの吸引筒12は切替ユニット16の少なくとも1つの構成要素として機能する。これらの図の実施例では、ダスト回収システムの吸引筒12には少なくとも1本の接続パイプ18が備えられ、この接続パイプはたとえば吸引導管13などのダスト分離器14に接続された導管に接続することができる。さらに、吸引筒12には少なくとも1つの制限部25が備えられ、制限部によって切削物をダスト分離器14を迂回させて案内することができ、有利には穿孔からある程度離れた場所で案内先へ向けられる。本実施例では、切替ユニット16の動作ポジションは、吸引筒12の内側に設けられた回転するパイプ26により決まり、このパイプの側面には開口27が設けられている。この回転パイプは吸引筒12の内側で回転することができ、回転パイプを回転させると、開口27の位置を接続パイプ18の口部または制限部25の口部の位置に変更することができる。その場合、回転パイプの位置により切替ユニットの少なくとも2つの動作ポジションを取ることができ、そのうち最初に述べた動作ポジションは切削物をダスト分離器14へ案内し、第2の動作ポジションは切削物をダスト分離器14を迂回するよう案内する。図5aおよび図5bでは、切替ユニットは通常の状態、すなわち第1の動作ポジションを取った状態で示され、この状態では切削物は接続パイプ18を通して吸引管13へ案内され、ここからダスト回収システムによってダスト分離器14へ案内される。
本発明による切替ユニット、切削物を扱う方法および削岩リグのダスト回収システムの様々な実施例では、切削物のための動作ポジションをさまざまな方法で選択することができる。動作ポジションの選択は、たとえば掘削機の操作者が行ってよい。その場合、たとえば操作者は掘削中、切削物の水分含有量を感覚に基づいて監視し、水分含有量がダスト分離器14の操作の観点から過剰であるとき、操作者は切削物制御の動作ポジションを変更することができる。切替ユニット16およびダスト回収システムの構造および機能性によって、動作ポジションの変更を、切替ユニット16に接続された構造体により、または動作ポジション制御用の制御装置により、または他の適当な方法により、直接、機械的に実行するようにしてもよい。
または、本発明の様々な実施例では、切削物の水分含有量の監視に自動検出を利用することができる。検出または測定の方法は、たとえば、水分検出器を用いたときは直接的であり、音響検出器を用いたときは間接的なものとなるかもしれない。水分検出器28は水分含有量を直接または間接的に測定するセンサでよく、たとえば上述のセンサの他に、質量流量センサまたは光学センサ、カメラまたは映像処理に基づいた監視システム、またはこれらの組み合わせなどでよい。水分検出器28から得られた測定情報および/または検出情報は、データ伝達接続部29によって装置の制御ユニットへ送信することができる。データ伝達接続部は有線または無線でよい。
切削物の水分含有量の自動検出を利用する本発明の実施例では、有利には、切替ユニット16の動作ポジションの制御も自動化してよい。このような実施例では、切削物の水分含有量の上限値が少なくとも1つ設定され、この上限値を超えると切削物はダスト分離器14を迂回するよう案内される。切削物の自動的に検出された水分含有量と規定された少なくとも1つの限界値とを用いて、自動的に切替ユニット16の動作ポジションの選択を制御することができる。したがってこの制御は、たとえば、水分検出器28と、切替ユニット16の動作ポジションを変更する作動装置の制御部とを制御ユニットに接続することにより行うことができ、この制御ユニットは、たとえば、ダスト回収システムの制御ユニット15、切替ユニット用の別個の制御ユニット、または他の利用可能な制御ユニットでよい。切削物の水分含有量の自動検出を利用する場合、切替ユニット16の動作ポジションの選択は、もちろん機械的に行ってもよい。その場合、自動的な水分含有量の検出部は、有利には限界値を超えていることを知らせる警報装置に接続してよい。本発明の様々な実施例において、切削物の水分含有量の限界値および切替ユニット16の動作ポジションのどちらも、必要であれば、上述したものより多くてもよい。
上述の切削物の水分含有量の自動検出は、本願に記載された切削物の処理方法、削岩機のダスト回収システムおよび切替ユニット16とは別に行ってもよい。これらの実施例では、切削物の水分含有量は、上述のように、様々なセンサ、カメラおよび映像処理方法、または他の適用可能な方法またはこれらの組み合わせを利用した直接的または間接的な水分含有量の検出により行ってもよいが、この場合、切削物の制御は水分含有量に基づいて影響を受けない。
切削物の制御に代って、所望の場合、切削物の水分含有量を単に情報として利用してもよい。これは、水分含有量を、たとえばユーザが観察することのできるメータや他の表示器と、もしくはユーザに与えられる信号や警報と組み合わせることにより、または何らかの他の方法により検出された水分含有量をユーザに知らせることにより行う。この場合、ユーザは状況に応じて、たとえばダスト回収システムの吸引を止めたり、吸引筒12を穿孔9の口部から外したりことにより、切削物の水分含有量に対応してよい。有利には、切削物の自動的に測定された水分含有量に関する情報は、ダスト回収システムの制御ユニット15または他の適当な制御部に送ることもでき、この情報を用いて、切削物の水分含有量の上昇に対して自動的に対応することもできる。有利には、自動的な対応は切削物の水分含有量の上限値を少なくとも1つ設定することにより実現してよく、この値を超えた場合、たとえばダスト回収システムの吸引を中止し、ダスト回収システムの吸引筒12を穿孔9の口部から移動させるか、または切削物のダスト分離器14へのアクセスを別の方法で自動的に妨げる。さらに、切削物の水分含有量の上昇に対して、洗浄空気の圧力もしくは流量、または掘削機の衝撃力、掘削機の送り力もしくは送り速度、および掘削機の回転圧力もしくは回転速度などの他の掘削パラメータを直接制御することにより対応することができる。
いくつかの場合においては、この出願書類に開示された特徴を、他の特徴と無関係に使用してもよい。また、この出願書類に開示された特徴を、必要であれば組み合わせて、様々な組み合わせを提供してもよい。
これらの図や関連した記載は本発明の考えを説明するためだけのものである。本発明の細部は特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で変更可能である。

Claims (21)

  1. ダスト回収システムを用いて切削物を穿孔(9)から離すよう案内する切削物処理方法において、該方法は、
    切削物を該ダスト回収システムにおいて、少なくとも第1および第2の動作ポジションを取ることができる少なくとも1つの切替ユニット(16)を用いて案内し、
    該切削物の水分含有量を測定し、該切削物の水分含有量に基づいて該切削物を、第1の動作ポジションでは1つまたは複数のダスト分離器(14)へ、また第2の動作ポジションでは該ダスト分離器(14)の上流で前記ダスト回収システムから離れるよう案内することを特徴とする切削物処理方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、該方法は、切削物の水分含有量の上限値を少なくとも1つ設定し、該上限値を上回ると、前記ダスト分離器(14)の上流で前記ダスト回収システムから離れるよう前記切削物を案内する動作ポジションを選択することを特徴とする切削物処理方法。
  3. 請求項1に記載の方法において、該方法は、前記掘削装置の操作者が、感覚に基づいて前記切削物の水分含有量を判定し、該切削物の水分含有量に基づいて手動で前記動作ポジションを選択することを特徴とする切削物処理方法。
  4. 請求項1または2に記載の方法において、該方法は、前記切削物の水分含有量を自動的に測定し、該切削物の水分含有量についての情報を前記掘削機の操作者へ送り、該操作者は、該切削物の水分含有量に基づいて前記動作ポジションを手動で選択することを特徴とする切削物処理方法。
  5. 請求項1または2に記載の方法において、該方法は、前記切削物の水分含有量を自動的に測定し、この情報を制御ユニットに送り、該制御ユニットは、該切削物の水分含有量に基づいて前記動作ポジションを自動的に選択することを特徴とする切削物処理方法。
  6. 請求項4または5に記載の方法において、該方法は、少なくとも1つの水分検出器(28)を利用した自動測定を特徴とする切削物処理方法。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の方法において、該方法は、前記ダスト分離器(14)の上流で前記ダスト回収システムから離れるよう案内された前記切削物を、前記穿孔(9)から離れた場所で案内先へ向けることを特徴とする切削物処理方法。
  8. 穿孔の口部に配置された少なくとも1つの吸引筒(12)と、ダスト回収システムに吸引力を生成する吸引装置(11)と、少なくとも1つのダスト分離器(14)と、前記吸引筒(12)から該ダスト分離器(14)へ案内する導管とを含む削岩リグのダスト回収システムにおいて、該ダスト回収システムは、少なくとも2つの動作ポジションを取る少なくとも1つの切替ユニット(16)を含み、該動作ポジションのうち第1の動作ポジションでは、前記吸引筒(12)から前記ダスト分離器(14)へ続く連続した導管が形成され、第2の動作ポジションでは、該吸引筒(12)から前記ダスト分離器(14)へ続く連続した導管は形成されず、したがって切削物は、該ダスト分離器の上流で前記ダスト回収システムから離れるよう案内されることを特徴とする削岩リグのダスト回収システム。
  9. 請求項8に記載の削岩リグのダスト回収システムにおいて、該システムは、少なくとも1つの水分検出器(28)を含み、該検出器は切削物の水分含有量を測定することを特徴とする削岩リグのダスト回収システム。
  10. 請求項8または9に記載の削岩リグのダスト回収システムにおいて、該ダスト回収システムまたは前記切替ユニット(16)のいずれかは制御ユニット(15)を含み、該制御ユニットは該切替ユニットの動作ポジションを前記測定された切削物の水分含有量に基づいて選択し変更することを特徴とする削岩リグのダスト回収システム。
  11. 請求項8ないし10のいずれかに記載の削岩リグのダスト回収システムにおいて、前記切替ユニット(16)は制限部(25)を含み、該制限部は、該切替ユニット(16)の第2の動作ポジションにおいて前記切削物を前記穿孔(9)から離れた場所で案内先へ向かわせるよう構成され、第2の動作ポジションにおいて、該切削物は前記ダスト分離器(14)の上流で前記ダスト回収システムから離れるよう案内されることを特徴とする削岩リグのダスト回収システム。
  12. 請求項8ないし11のいずれかに記載の削岩リグのダスト回収システムにおいて、前記吸引筒(12)は前記切替ユニット(16)の少なくとも1つの枠体要素を成して該吸引筒(12)が少なくとも2つの排出導管に接続され、該吸引筒(12)の内側には、回転するパイプ(26)が備えられ、該パイプの側面には開口(27)が設けられ、該パイプを回転させることにより、前記切替ユニット(16)の動作ポジションを選択することが可能であることを特徴とする削岩リグのダスト回収システム。
  13. 切削物を案内する切替ユニットにおいて、該切替ユニットは、少なくとも2つの動作ポジションを取ることができ、該動作ポジションのうち第1の動作ポジションでは切削物の流入導管から切削物の排出導管へ続く連続した導管が形成され、第2の動作ポジションでは切削物の流入導管から切削物の排出導管へ向かう導管は連続していないことを特徴とする切替ユニット。
  14. 請求項13に記載の切替ユニットにおいて、前記切削物の流入導管は第1の接続パイプ(19)であり、前記切削物の排出導管は第2の接続パイプ(20)であり、これらの接続パイプは相対的に動くことができ、それによって第1の動作ポジションでは第1の接続パイプ(19)から第2の接続パイプ(20)へ続く連続した導管が形成され、第2の動作ポジションでは第1の接続パイプ(19)から第2の接続パイプ(20)へ向かう導管は連続していないことを特徴とする切替ユニット。
  15. 請求項14に記載の切替ユニットにおいて、該切替ユニットはシリンダ(24)を含み、該シリンダを用いて第2の接続パイプ(20)を第1の接続パイプ(19)に対して第1の動作ポジションおよび第2の動作ポジションへ動かすことができることを特徴とする切替ユニット。
  16. 請求項14または15に記載の切替ユニットにおいて、第2の接続パイプ(20)はスライド構造に配設され、それによって第2の接続パイプ(20)は第1の接続パイプ(19)に対して第1の動作ポジションおよび第2の動作ポジションへ線状に動かすことができることを特徴とする切替ユニット。
  17. 請求項13ないし16に記載の切替ユニットにおいて、該切替ユニット(16)の構造体は少なくとも1つの制限部(25)を含み、該制限部は前記切削物を該切替ユニットから離れた場所で案内するよう構成されていることを特徴とする切替ユニット。
  18. 請求項13または17に記載の切替ユニットにおいて、該切替ユニット(16)は少なくとも1本の接続パイプを含み、該接続パイプは前記吸引筒(12)内に配設され、さらに吸引導管(13)などの導管に接続され、該導管は前記ダスト分離器(14)および少なくとも1つの制限部(25)に接続され、該制限部によって前記切削物は前記ダスト回収システムから離れるよう案内され、また前記切替ユニットは回転するパイプ(26)を含み、該回転するパイプは前記吸引筒(12)の内側に備えられ、該回転するパイプの側面には開口(27)が設けられて、該回転するパイプが回転すると、該開口は、第1の動作ポジションでは前記接続管(20)の口部に位置し、また第2の動作ポジションでは前記制限部(25)の口部に位置することを特徴とする切替ユニット。
  19. 請求項13ないし17のいずれかに記載の切替ユニットにおいて、該切替ユニットは、接続部を含み、該接続部によって該切替ユニット(16)を前記吸引筒(12)と前記ダスト分離器(14)との間に配設することを特徴とする切替ユニット。
  20. 請求項13ないし19のいずれかに記載の切替ユニットにおいて、該切替ユニットは、少なくとも1つの水分検出器(28)を含み、該水分検出器は切削物の水分含有量の測定に用いられることを特徴とする切替ユニット。
  21. 請求項13ないし20のいずれかに記載の切替ユニットにおいて、該切替ユニットは、該切替ユニットに含まれる制御ユニットに、または外部制御ユニットに接続され、該制御ユニットは、該切替ユニットの動作ポジションの選択および変更を自動的に制御することを特徴とする切替ユニット。
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