JPH0529263U - 回転電機のフアンカバー - Google Patents

回転電機のフアンカバー

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JPH0529263U
JPH0529263U JP7449291U JP7449291U JPH0529263U JP H0529263 U JPH0529263 U JP H0529263U JP 7449291 U JP7449291 U JP 7449291U JP 7449291 U JP7449291 U JP 7449291U JP H0529263 U JPH0529263 U JP H0529263U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
cover
fan cover
electric machine
rotating electric
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7449291U
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English (en)
Inventor
好哉 川村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ファンカバーと外扇ファンの隙間の調整を
容易にすることによって、外的な力が作用した場合にお
いてもファン効率の低下を生じることなく、又分解再組
立時においてもファンカバーの取付位置の再現性を有す
るファンカバーを提供することにある。 【効果】 構成簡単にしてファンカバーと外扇ファン
との隙間の調整を容易にして確実な冷却効果を得ること
ができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は全閉外扇形回転電機のファンカバーの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
全閉外扇形回転電機のファンカバーにおいては、一般的に図4に示すような 構造がとられている。
【0003】 図4はファンカバー1の取付及び形状を示す部分縦断面図である。外扇ファン 2を覆うようにして設けたファンカバー1は、回転電機本体側に設けた複数個の 取付穴1aとベアリングブラケット3に設けた取付座3aとを締付ボルト4によ って締付固定されている。一方ファンカバー1の端板1b側には、外扇ファン2 の内径側に径方向隙間yをもって同心円状に一端を形成し、他端を前記ファンカ バー1の端板1bの外側へ伸ばしたガイド板5を取付ボルト6によって締付固定 している。ガイト板5は略漏斗形をしており、開口部外側に金網7を取り付けて ある。
【0004】 外扇ファン2の回転により冷却風は、矢印で示した様にガイド板5に設けた金 網7を通過して外扇ファン2を経由し、回転電機本体の冷却を行なう。この場合 ガイド板5と外扇ファン2の内径側の径方向隙間yはできるだけ小さい値の方が ファン効率上望ましいが、構造的な接触を回避するために一般的に4mm乃至6mm の範囲に設定している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上述の様な構成で取付けられたファンカバー1には次の様な不具合を生じる 場合がある。
【0006】 1つは、ファンカバー1に対して何らかの外的な力が作用した場合、ファンカ バー1の取付穴1aと締付ボルト4には直径差を有しているため、締付ボルト4 の締付けが緩んでファンカバー1の取付位置が狂い、ファンカバー1の先端部( 端板1b側)で上下方向(軸直角方向)のズレを生じる。このため、ガイド板5 と外扇ファン2の内径側の径方向隙間yが適正範囲から外れることにより、外扇 ファン2のファン効率が低下する。また、さらにファンカバー1の取付位置が狂 った場合には、ガイド板5と外扇ファン2の内径側の径方向隙間yがゼロになり 接触する事により、大きな事故にもつながるという欠点がある。
【0007】 2つは、全閉外扇形回転電機の点検の為にファンカバー1を取り外し、再度取 付を行なう際には製作当初に実施している様に、ガイド板5と外扇ファン2の内 径側の径方向隙間yが適性範囲となる様な調整作業が必要となる。この調整作業 は、径方向隙間yが適正範囲となる様にガイド板5に設けたノゾキ穴5aから径 方向隙間yを目視しながら、適正な位置でファンカバー1を締付ボルト4によっ て締付固定するものである。この調整作業を怠ると前記した不具合と同等な事態 に至る事になる。
【0008】 本考案は、上述した事情に鑑みてなされたもので、従ってその目的はファンカ バーと外扇ファンの隙間の調整を容易にすることによって、外的な力が作用した 場合においてもファン効率の低下を生じることなく、又分解再組立時においても ファンカバーの取付位置の再現性を有するファンカバーを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、回転電機本体のフレームから突出する回転軸部分に外扇ファンを 有し、この外扇ファンを覆うようにファンカバーを取付けることにより前記回転 電機本体の冷却を行なう様にしたものにおいて、内側の外扇ファンの軸方向外側 に例えば3mmから8mmの隙間をもたせて配設した仕切板とさらに外側に開口径の 大きい端数を設けてこれに金網を取付けた。
【0010】
【作用】 構成簡単にしてファンカバーと外扇ファンとの隙間の調整を容易にして確実 な冷却効果を得ることができる。
【0011】
【実施例】
以下本考案の一実施例を図1乃至図3にもとづいて説明する。但し図4と同 様の部分には同じ符号が付してある。
【0012】 図1は本考案を実施したファンカバー8の取付及び形状を示す部分縦断面図で ある。外扇ファン2を覆うようにして設けたファンカバー8は、回転電機本体側 に設けた複数個の取付穴8aとベアリングブラケット3に設けた取付座3aとを 締付ボルト4によって締付固定されている。一方ファンカバー8の他端には、外 扇ファン2の軸方向外側に軸方向隙間xをもって設けた仕切板8bとさらに外側 に開口径の大きい端板8cを設け前記端板8cに金網9を取付ける。
【0013】 外扇ファン2と仕切板8bの軸方向隙間xと風量Qとの関係は図2に示す様な 特性グラフで表わされる。このグラフでは、軸方向隙間xが大きくなるとファン 効率が低下して風量Qが小さくなるので出来るだけ軸方向隙間xを小さくする方 がファン効率上望ましい。しかし、構造的に外扇ファン2と仕切板8bとの接触 を回避するために、軸方向隙間xは通常、実機試験の結果より例えば3mm乃至8 mmの範囲に設定してる。
【0014】 以上のように本構成によれば、ファンカバー8に対して何らかの外的な力が作 用した場合において、ファンカバー8の取付穴8aと締付ボルト4の直径差によ り、締付ボルト4がゆるんでファンカバー8の取付位置が多少移動しても、ファ ンカバー8の先端部(端板8c側)で上下方向(軸直角方向)のズレのため、外 扇ファン2と仕切板8bの軸方向隙間xの狂いは小さく、適正範囲から外れたこ とはほとんどない。また外扇ファン2と仕切板8bの軸方向隙間xは、ファンカ バー8の製作時点において予め適正範囲内の値に決められているため、ファンカ バー8の取付作業時においても軸方向隙間xの調整作業は不要となり、全閉外扇 形回転電機の点検の為にファンカバー8を取り外し、再取付を行なう際において も容易に取付けが行なえるという効果がある。
【0015】 又、図3に示す様に、ファンカバー8の仕切板8b及び端板8cの間に内径側 が略漏斗状をした吸音材10を装着し、騒音を低減すると共に通風抵抗を減少さ せてファン効率を向上させることもでき、騒音及びファン効率の点からも非常に 有利である。
【0016】
【考案の効果】
以上説明してきた様に、ファンカバーに外扇ファンと軸方向隙間をもたせて 設けた仕切板とさらに外側に開口径の大きい端板を設けたことにより、ファンカ バーと外扇ファンの隙間整理が容易にできる。たとえ外的な力がファンカバーに 作用した場合においても、ファン効率の低下を生じることがない。又、分解,再 組立時においても、ファンカバーの取付位置の再現性を有するばかりでなく、仕 切板と端板の間に吸音材を装着することによって、さらに低騒音化並びにファン 効率の向上につながるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるファンカバーの取付及び形状を示
す部分縦断面、
【図2】軸方向隙間xと風量Qの関係を表わす特性図,
【図3】図1と同部分を示す他の実施例の部分縦断面
図,
【図4】従来のファンカバーの取付及び形状を示す部分
縦断面図。
【符号の説明】
1,8…ファンカバー 1b,8c…端板 2…外扇ファン x…軸方向隙間 y…径方向隙間 7,9…金網 8b…仕切板

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転電機本体のフレームから突出する回
    転軸部分に外扇ファンを有し、この外扇ファンを覆うよ
    うにファンカバーを取付けることにより前記回転電機本
    体の冷却を行なう回転電機のファンカバーにおいて、前
    記ファンカバー内側の外扇ファンの軸方向外側に3mm乃
    至8mmの隙間をもたせて配設した仕切板とさらに外側に
    開口径の大きい端板を設けてこれに金網を取付けたこと
    を特徴とする回転電機のファンカバー。
  2. 【請求項2】 前記した仕切板と端板の間に吸音材を貼
    付けた請求項1記載の回転電機のファンカバー。
JP7449291U 1991-09-18 1991-09-18 回転電機のフアンカバー Withdrawn JPH0529263U (ja)

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JP7449291U JPH0529263U (ja) 1991-09-18 1991-09-18 回転電機のフアンカバー

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JP7449291U JPH0529263U (ja) 1991-09-18 1991-09-18 回転電機のフアンカバー

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Publication Number Publication Date
JPH0529263U true JPH0529263U (ja) 1993-04-16

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ID=13548857

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JP7449291U Withdrawn JPH0529263U (ja) 1991-09-18 1991-09-18 回転電機のフアンカバー

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005091470A1 (ja) * 2004-03-24 2005-09-29 Daikin Industries, Ltd. モータの冷却装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005091470A1 (ja) * 2004-03-24 2005-09-29 Daikin Industries, Ltd. モータの冷却装置
KR100815026B1 (ko) * 2004-03-24 2008-03-18 다이킨 고교 가부시키가이샤 모터의 냉각 장치

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