JPH052925Y2 - - Google Patents
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- JPH052925Y2 JPH052925Y2 JP1987113088U JP11308887U JPH052925Y2 JP H052925 Y2 JPH052925 Y2 JP H052925Y2 JP 1987113088 U JP1987113088 U JP 1987113088U JP 11308887 U JP11308887 U JP 11308887U JP H052925 Y2 JPH052925 Y2 JP H052925Y2
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- Japan
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- roller
- processing means
- tank
- fixing
- fixer
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、撮影済みフイルム等のハロゲン化銀
感光材を、多数の搬送ローラを備えた搬送装置で
順次搬送する自動現像装置に関する。
感光材を、多数の搬送ローラを備えた搬送装置で
順次搬送する自動現像装置に関する。
一般に自動現像装置は、撮影済みフイルム等の
ハロゲン化銀感光材料からなる被処理物を、多数
の搬送ローラを備えた搬送装置により、現像、定
着、水洗及び乾燥処理手段に順次搬送しており、
搬送ローラとしては、センターレス加工を施した
ローラが用いられていた。
ハロゲン化銀感光材料からなる被処理物を、多数
の搬送ローラを備えた搬送装置により、現像、定
着、水洗及び乾燥処理手段に順次搬送しており、
搬送ローラとしては、センターレス加工を施した
ローラが用いられていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、現像処理を終了した被処理物が
定着液に入つた際に、被処理物に塗付されている
乳剤中のゼラチン等が定着反応により定着液中に
溶出し、この溶出物が互いに付着して白色糸状物
となつて搬送ローラに付着して、該搬送ローラか
ら被処理物の表面に転写され、仕上がり画質を低
下させることがあり、特に医療用のフイルムにあ
つては、診断性を疎外する等の問題があつた。こ
の現象は、定着処理手段の初期段階で多く発生
し、定着処理手段の液面付近に設置した第１搬送
ローラでの発生が多い。
定着液に入つた際に、被処理物に塗付されている
乳剤中のゼラチン等が定着反応により定着液中に
溶出し、この溶出物が互いに付着して白色糸状物
となつて搬送ローラに付着して、該搬送ローラか
ら被処理物の表面に転写され、仕上がり画質を低
下させることがあり、特に医療用のフイルムにあ
つては、診断性を疎外する等の問題があつた。こ
の現象は、定着処理手段の初期段階で多く発生
し、定着処理手段の液面付近に設置した第１搬送
ローラでの発生が多い。
そこで本考案は、定着液中に発生した前記白色
糸状物が、被処理物の表面へ転写することを低減
できる自動現像装置を提供することを目的として
いる。
糸状物が、被処理物の表面へ転写することを低減
できる自動現像装置を提供することを目的として
いる。
上記の目的を達成するため、本考案は、撮影済
みフイルム等のハロゲン化銀感光材料を、多数の
搬送ローラを備えた搬送装置により、現像液槽、
定着液槽、水洗槽及び乾燥処理手段に順次搬送す
る自動現像装置において、前記定着液槽の液面付
近に設置した第１搬送ローラの少なくとも上部側
のローラに、表面粗さがRa0.3以下である鏡面ロ
ーラを用いたことを特徴とする。
みフイルム等のハロゲン化銀感光材料を、多数の
搬送ローラを備えた搬送装置により、現像液槽、
定着液槽、水洗槽及び乾燥処理手段に順次搬送す
る自動現像装置において、前記定着液槽の液面付
近に設置した第１搬送ローラの少なくとも上部側
のローラに、表面粗さがRa0.3以下である鏡面ロ
ーラを用いたことを特徴とする。
したがつて、定着液槽の液面付近に設置した第
１搬送ローラの少なくとも上部側のローラを、表
面粗さがRa0.3以下である鏡面ローラとすること
によつて、定着液中に生成した白色糸状物の汚物
がローラに付着することを低減できるので、ハロ
ゲン化銀感光材料に上記汚物が転写することも低
減でき、仕上がり画質を向上させることができ
る。
１搬送ローラの少なくとも上部側のローラを、表
面粗さがRa0.3以下である鏡面ローラとすること
によつて、定着液中に生成した白色糸状物の汚物
がローラに付着することを低減できるので、ハロ
ゲン化銀感光材料に上記汚物が転写することも低
減でき、仕上がり画質を向上させることができ
る。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第１図は自動現像装置の要部を示す断面図、第
２図は定着処理手段の第１搬送ローラ対部分を拡
大して示す断面図、第３図は鏡面ローラの表面粗
度と白色糸状物の被処理物への転写発生度との関
係を示す説明図である。
２図は定着処理手段の第１搬送ローラ対部分を拡
大して示す断面図、第３図は鏡面ローラの表面粗
度と白色糸状物の被処理物への転写発生度との関
係を示す説明図である。
自動現像装置１には、外光を遮断するハウジン
グ２の内部に現像処理手段３、定着処理手段４、
水洗処理手段５及び乾燥処理手段（図示せず）が
備えられている。
グ２の内部に現像処理手段３、定着処理手段４、
水洗処理手段５及び乾燥処理手段（図示せず）が
備えられている。
上記現像処理手段３、定着処理手段４及び水洗
処理手段５には、それぞれ現像液Ｄ用の現像液槽
３ａ、定着液Ｆ用の定着液槽４ａ及び水洗水Ｗ用
の水洗槽５ａが設けられており、撮影済みフイル
ム等のハロゲン化銀感光材からなる被処理物Ａ
は、挿入台６より挿入され、搬送装置７に案内支
持されて順次搬送され、現像、定着及び水洗の各
処理手段が行われた後に、乾燥処理されて取出さ
れる。
処理手段５には、それぞれ現像液Ｄ用の現像液槽
３ａ、定着液Ｆ用の定着液槽４ａ及び水洗水Ｗ用
の水洗槽５ａが設けられており、撮影済みフイル
ム等のハロゲン化銀感光材からなる被処理物Ａ
は、挿入台６より挿入され、搬送装置７に案内支
持されて順次搬送され、現像、定着及び水洗の各
処理手段が行われた後に、乾燥処理されて取出さ
れる。
前記搬送装置７は、現像液槽３ａの第１乃至第
３搬送ローラ対８，９，１０とガイド部材１１、
定着液槽４ａの第１及び第２搬送ローラ対１２，
１３とガイド部材１４及び各液槽間を案内するガ
イド部材１５，１６で構成されており、以下同様
に水洗槽５ａから乾燥処理手段まで連続して設け
られている。
３搬送ローラ対８，９，１０とガイド部材１１、
定着液槽４ａの第１及び第２搬送ローラ対１２，
１３とガイド部材１４及び各液槽間を案内するガ
イド部材１５，１６で構成されており、以下同様
に水洗槽５ａから乾燥処理手段まで連続して設け
られている。
そして定着処理手段４の、不純物１７や白色糸
状物１８が浮遊している定着液Ｆの液面部付近に
設けられた第１搬送ローラ対１２の上部側には、
鏡面ローラ１２ａが用いられている。
状物１８が浮遊している定着液Ｆの液面部付近に
設けられた第１搬送ローラ対１２の上部側には、
鏡面ローラ１２ａが用いられている。
この鏡面ローラ１２ａは、第３図に示すよう
に、表面を完全な鏡面とすれば被処理物Ａへの転
写の発生を防止することが可能であるが、表面を
中心線平均粗度Ra0.3以下とすれば、転写発生度
が10％以下となり、被処理物Ａへの転写の発生が
実用上問題のないレベルとなる。
に、表面を完全な鏡面とすれば被処理物Ａへの転
写の発生を防止することが可能であるが、表面を
中心線平均粗度Ra0.3以下とすれば、転写発生度
が10％以下となり、被処理物Ａへの転写の発生が
実用上問題のないレベルとなる。
このように、定着処理手段４の第１搬送ローラ
対１２の上部側に鏡面ローラ１２ａを用いること
により、被処理物Ａの定着反応で生成し、定着液
Ｆの液面付近に浮遊する白色糸状物１８が鏡面ロ
ーラ１２ａの表面に付着することを低減できるの
で、被処理物Ａに転写する白色糸状物１８も低減
でき、被処理物Ａの仕上がり画質を向上させるこ
とができる。
対１２の上部側に鏡面ローラ１２ａを用いること
により、被処理物Ａの定着反応で生成し、定着液
Ｆの液面付近に浮遊する白色糸状物１８が鏡面ロ
ーラ１２ａの表面に付着することを低減できるの
で、被処理物Ａに転写する白色糸状物１８も低減
でき、被処理物Ａの仕上がり画質を向上させるこ
とができる。
尚、鏡面ローラは、本実施例で示すように定着
処理手段の第１搬送ローラ対の上部側のみに用い
ても、十分に転写防止効果を発揮するものである
が、装置の構成等の条件により、第１搬送ローラ
対の両ローラをともに鏡面ローラとしてもよい。
さらに各処理液の液面付近に白色糸状物や類似の
不純物が存在し、被処理物に転写する場合には、
各処理液の液面部のローラを鏡面ローラとするこ
とで被処理物への不純物の転写を防止できる。
処理手段の第１搬送ローラ対の上部側のみに用い
ても、十分に転写防止効果を発揮するものである
が、装置の構成等の条件により、第１搬送ローラ
対の両ローラをともに鏡面ローラとしてもよい。
さらに各処理液の液面付近に白色糸状物や類似の
不純物が存在し、被処理物に転写する場合には、
各処理液の液面部のローラを鏡面ローラとするこ
とで被処理物への不純物の転写を防止できる。
以上説明したように、本考案の自動現像装置
は、表面粗さがRa0.3以下である鏡面ローラを、
ハロゲン化銀感光材料の定着液槽の液面付近に設
置した第１搬送ローラに用いたので、定着液の液
面付近に浮遊する白色糸状物等の汚物が被処理物
であるハロゲン化銀感光材料に転写することを低
減でき、被処理物の仕上がり画質を向上させ、特
に医療用フイルム等では、診断性を疎外させるこ
とがなくなる。
は、表面粗さがRa0.3以下である鏡面ローラを、
ハロゲン化銀感光材料の定着液槽の液面付近に設
置した第１搬送ローラに用いたので、定着液の液
面付近に浮遊する白色糸状物等の汚物が被処理物
であるハロゲン化銀感光材料に転写することを低
減でき、被処理物の仕上がり画質を向上させ、特
に医療用フイルム等では、診断性を疎外させるこ
とがなくなる。
第１図は自動現像装置の要部を示す断面正面
図、第２図は定着処理手段の第１搬送ローラ対部
分の拡大断面図、第３図はローラの表面粗度と転
写発生度の関係を示す説明図である。 １……自動現像装置、３……現像処理手段、４
……定着処理手段、４ａ……定着液槽、５……水
洗処理手段、７……搬送装置、１２……定着処理
手段の第１搬送ローラ対、１２ａ……鏡面ロー
ラ、１７……不純物、１８……白色糸状物、Ａ…
…被処理物、Ｆ……定着液。
図、第２図は定着処理手段の第１搬送ローラ対部
分の拡大断面図、第３図はローラの表面粗度と転
写発生度の関係を示す説明図である。 １……自動現像装置、３……現像処理手段、４
……定着処理手段、４ａ……定着液槽、５……水
洗処理手段、７……搬送装置、１２……定着処理
手段の第１搬送ローラ対、１２ａ……鏡面ロー
ラ、１７……不純物、１８……白色糸状物、Ａ…
…被処理物、Ｆ……定着液。
Claims (1)
- 撮影済みフイルム等のハロゲン化銀感光材料
を、多数の搬送ローラを備えた搬送装置により、
現像液槽、定着液槽、水洗槽及び乾燥処理手段に
順次搬送する自動現像装置において、前記定着液
槽の液面付近に設置した第１搬送ローラの少なく
とも上部側のローラに、表面粗さがRa0.3以下で
ある鏡面ローラを用いたことを特徴とする自動現
像装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987113088U JPH052925Y2 (ja) | 1987-07-23 | 1987-07-23 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987113088U JPH052925Y2 (ja) | 1987-07-23 | 1987-07-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6419948U JPS6419948U (ja) | 1989-01-31 |
| JPH052925Y2 true JPH052925Y2 (ja) | 1993-01-25 |
Family
ID=31352619
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987113088U Expired - Lifetime JPH052925Y2 (ja) | 1987-07-23 | 1987-07-23 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH052925Y2 (ja) |
Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPS54118832A (en) * | 1978-03-07 | 1979-09-14 | Fuji Photo Film Co Ltd | Roller for photosensitive material processing device |
| JPS5625664A (en) * | 1979-07-05 | 1981-03-12 | Doomernik Bv | Accumulator |
| JPS5627868A (en) * | 1979-08-16 | 1981-03-18 | Fuji Electric Co Ltd | Condensing unit for refrigeration equipment |
| JPS5828867B2 (ja) * | 1979-07-13 | 1983-06-18 | 財団法人 微生物化学研埋会 | 新テトラペプチド誘導体類 |
| JPS6089396A (ja) * | 1983-10-24 | 1985-05-20 | Dynic Corp | 感熱性孔版印刷用原紙並びにその製造方法 |
| JPS61268496A (ja) * | 1985-05-23 | 1986-11-27 | Toppan Printing Co Ltd | 多色印刷物の整面方法 |
| JPS628149A (ja) * | 1985-07-05 | 1987-01-16 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 感光材料処理装置 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56126656U (ja) * | 1980-02-25 | 1981-09-26 | ||
| JPS5828867U (ja) * | 1981-08-17 | 1983-02-24 | 株式会社リコー | 湿式現像方式における絞り装置 |
| JPS58162146U (ja) * | 1982-04-23 | 1983-10-28 | コニカ株式会社 | フイルム自動現像装置 |
| JPS6065749U (ja) * | 1983-10-13 | 1985-05-10 | コニカ株式会社 | 自動現像機 |
-
1987
- 1987-07-23 JP JP1987113088U patent/JPH052925Y2/ja not_active Expired - Lifetime
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| JPS628149A (ja) * | 1985-07-05 | 1987-01-16 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 感光材料処理装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6419948U (ja) | 1989-01-31 |
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