JPH052924Y2 - - Google Patents

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JPH052924Y2
JPH052924Y2 JP10609588U JP10609588U JPH052924Y2 JP H052924 Y2 JPH052924 Y2 JP H052924Y2 JP 10609588 U JP10609588 U JP 10609588U JP 10609588 U JP10609588 U JP 10609588U JP H052924 Y2 JPH052924 Y2 JP H052924Y2
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processing
processing liquid
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liquid
temperature
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  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、自動現像機における処理液の補充
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
現像液、漂白液、定着液等の各種の処理液を充
填した複数の処理タンクを現像処理工程順に並
べ、その各処理タンク内の処理液にフイルム等の
写真感光材料を順に浸漬して現像処理を行なう自
動現像機においては、処理液温度の均一化を図る
ため、第4図に示すように、各種処理タンク1と
サブタンク2とを循環路3で接続し、その循環路
3に接続したポンプ4を作動して処理タンク1と
サブタンク2との間で処理液を循環させるように
している。
また、処理液の温度を保持するために、第5図
に示すように、サブタンク2の内部にヒータ5と
液温検出センサ6とを組込み、サブタンク2内の
処理液温度が適温以下になつたことを液温検出セ
ンサ6が検出したときにヒータ5を作動させるよ
うにしている。
さらに、サブタンク2内にフイルタ7を組込
み、そのフイルタ7で過された処理液を処理タ
ンク1に流入させるようにしている。
ところで、自動現像機においては、写真感光材
料の現像処理による処理液の減少と、液疲労によ
る液性能の低下に応じて、処理液を補充する必要
がある。その処理液を処理タンク1に直接補充す
ると、処理タンク1の処理液温度の変化が大き
く、また、処理液の温度が不均一になるため、普
通、サブタンク2に処理液を補充するようにして
いる。
処理液の補充に際して、従来は、第5図に示す
ように、サブタンク2の底板8に補充パイプ9を
接続してサブタンク2の底部から処理液を補充す
るようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上記のような処理液の補充装置におい
ては、処理液の補充によるサブタンク2内の処理
液の温度変化を液温検出センサ6で検出するまで
に時間がかかり、ヒータ5で加熱されない状態
で、フイルタ7から処理タンク1に流れることが
多い。このため、低温の処理液を連続して補充し
た場合に、処理タンク1の処理液の温度が適温よ
り下がり、写真感光材料の現像処理にミスが生じ
る不都合がある。
そこで、この考案は上記の不都合を解消し、サ
ブタンク内に低温の処理液が連続して補充された
場合でも、処理タンクの処理液温度を低下させる
ことがきわめて少ない処理液補充装置を提供する
ことを技術的課題としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するために、この考案におい
ては、サブタンクの底板に接続した補充パイプの
処理液出口に、サブタンク内部に設けた棒状ヒー
タの外周下部を覆う上部開口の供給筒を接続し、
その供給筒の側部に、サブタンクの内部に組込ん
だ液温検出センサに向けて処理液を流出させる流
出口を設けた構成を採用したのである。
〔作用〕
上記のように構成すれば、補充パイプからサブ
タンク内に処理液を補充すると、その処理液は供
給筒の上部開口および流出口から流れる。このと
き、流出口から流出される処理液は、液温検出セ
ンサに向けて流れるため、上記センサは、補充液
の温度を直ちに検出し、その検出温度が設定値よ
り低い場合はヒータを直ちに加熱状態とする。
一方、供給筒の上部開口から流出する処理液
は、棒状ヒータの外周に沿つて軸方向に流れるた
め、上記ヒータによつて効果的加熱される。この
ため、サブタンク内の処理液は直ちに適温状態に
保持され、それより処理タンクに循環されるの
で、処理タンク内の処理液の温度が低下するのを
防止することができる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を第1図乃至第3図に
基づいて説明する。
なお、先に述べた第5図の従来例と同一の部材
には同一符号を付して説明を省略する。
図示のように、サブタンク2の底板8に接続さ
れた補充パイプ9の処理液出口には、棒状ヒータ
5の外周下部を覆う供給筒10が接続されてい
る。この供給筒10は上部が開放し、側部には供
給筒10内に送り込まれた処理液を液温検出セン
サ6に向けて流出させる流出口11が設けられて
いる。
上記のように、補充パイプ9の処理液出口に供
給筒10を接続すると、補充パイプ9から供給筒
10に処理液が補充された場合に、その処理液
は、供給筒10の上部開口および流出口11から
サブタンク2内に流出する。このとき、流出口1
1から流出する処理液は、液温検出センサ6に向
けて流れるため、上記検出センサ6は補充された
処理液の温度を直ちに検出する。その検出温度が
設定温度より低いことを検出すると、ヒータ5を
作動させる。
一方、供給筒10の上部開口から流出する処理
液は、棒状ヒータ5の外周に沿つて軸方向に流
れ、上記ヒータ5によつて直ちに加熱される。こ
のため、サブタンク2内の処理液は直ちに適温に
保持されることになり、それより処理タンク2に
循環されるため、処理タンク1の処理液の温度低
下は殆んどない。
〔効果〕
以上のように、この考案においては、補充パイ
プの処理液出口に、棒状ヒータの外周下部を覆う
上部が開放した供給筒を接続し、その供給筒の側
部に液温検出センサに向けて処理液を流出させる
流出口を設けたので、処理液補充時の処理液の温
度変化を液温検出センサによつて直ちに検出する
ことができる。また、サブタンク内の液温が適温
以下になつたことを上記液温検出センサが検出す
ると、ヒータが作動して供給筒の上部開口から流
出する処理液を直ちに加熱するため、サブタンク
内の処理液は短時間に適温に保持される。このた
め、処理液が連続的に補充された場合でも処理タ
ンク内の処理液温度の変化が殆んどなく、処理タ
ンク内の処理液温度を常に最適な状態に保持する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る補充装置の一実施例
を示す一部切欠斜視図、第2図は同上の平面図、
第3図は同上の供給筒の取付部を示す断面図、第
4図は処理液補充装置の全体図、第5図は従来の
補充装置を示す一部切欠斜視図である。 1……処理タンク、2……サブタンク、5……
ヒータ、6……液温検出センサ、9……補充パイ
プ、10……供給筒、11……流出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 写真感光材料の処理タンクに接続されたサブタ
    ンクの内部に棒状ヒータと、サブタンク内の処理
    液温度を検出し、その検出温度によつて上記ヒー
    タの動作を制御する液温検出センサとを組込み、
    上記サブタンクの底板に接続した補充パイプから
    サブタンク内に処理液を補充する自動現像機にお
    ける処理液の補充装置において、前記補充パイプ
    の処理液出口に、前記ヒータの外周下部を覆う上
    部開口の供給筒を接続し、その供給筒の側部に、
    前記液温検出センサに向けて処理液を流出させる
    流出口を設けたことを特徴とする自動現像機にお
    ける処理液の補充装置。
JP10609588U 1988-08-09 1988-08-09 Expired - Lifetime JPH052924Y2 (ja)

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JP10609588U JPH052924Y2 (ja) 1988-08-09 1988-08-09

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JP10609588U JPH052924Y2 (ja) 1988-08-09 1988-08-09

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JPH0227142U JPH0227142U (ja) 1990-02-22
JPH052924Y2 true JPH052924Y2 (ja) 1993-01-25

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ID=31339299

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