JPH052920B2 - - Google Patents

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JPH052920B2
JPH052920B2 JP1075529A JP7552989A JPH052920B2 JP H052920 B2 JPH052920 B2 JP H052920B2 JP 1075529 A JP1075529 A JP 1075529A JP 7552989 A JP7552989 A JP 7552989A JP H052920 B2 JPH052920 B2 JP H052920B2
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JP
Japan
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rod
handle
cross handle
baton
tip
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Hideyuki Ashihara
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Priority to AU39344/89A priority patent/AU602820B2/en
Priority to EP89115248A priority patent/EP0360005B1/en
Priority to DE8989115248T priority patent/DE68906624D1/de
Priority to CA000608848A priority patent/CA1315310C/en
Priority to KR1019890011906A priority patent/KR900003610A/ko
Priority to DK410689A priority patent/DK410689A/da
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Priority to US07/821,884 priority patent/US5192075A/en
Publication of JPH052920B2 publication Critical patent/JPH052920B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F41WEAPONS
    • F41BWEAPONS FOR PROJECTING MISSILES WITHOUT USE OF EXPLOSIVE OR COMBUSTIBLE PROPELLANT CHARGE; WEAPONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F41B15/00Weapons not otherwise provided for, e.g. nunchakus, throwing knives
    • F41B15/02Batons; Truncheons; Sticks; Shillelaghs
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F41WEAPONS
    • F41BWEAPONS FOR PROJECTING MISSILES WITHOUT USE OF EXPLOSIVE OR COMBUSTIBLE PROPELLANT CHARGE; WEAPONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F41B15/00Weapons not otherwise provided for, e.g. nunchakus, throwing knives
    • F41B15/02Batons; Truncheons; Sticks; Shillelaghs
    • F41B15/022Batons; Truncheons; Sticks; Shillelaghs of telescopic type
    • F41B15/025Batons; Truncheons; Sticks; Shillelaghs of telescopic type the telescoping sections being locked by coacting conical end surfaces, i.e. by friction

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Golf Clubs (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Soil Working Implements (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、棒体と、この棒体の後端部に偏寄
した部分に直交して突設したクロスハンドルとを
有している警棒に関し、特に、コンパクトに縮め
てホルスタに納めた状態からいわゆるクイツクド
ロウ(早抜き)をしたときに、その振りによつて
確実に剛結伸長状態が得られるクロスハンドル付
き警棒を提供する。
〔従来の技術〕
従来の警棒の中には、一定の長さの棒体の後端
部に偏寄した部分に直交して突設したクロスハン
ドルを有するものがある(米国特許第4132409
号)。これは、もとより古流空手道に用いるトン
フアから採り入れられたものとされている。
このトンフアは、クロスハンドルの部分を握り
手の小指を棒体側にして握つて棒体の部分を施回
して敵を打撃したり、棒体の先で敵を突き、ある
いは、敵の武器を打ち払らい、更には棒体を前腕
部に重ねるようにしてクロスハンドルを握り、打
ち掛かる敵の武器を受け止めるようにしたりして
用いる。
したがつて、この種のクロスハンドル付き警棒
は、このトンフアの用法の応用と見られる用い方
が採用され得る。その場合、棒体は確実に一定の
長さを持つ堅牢な剛体でなければならない。そこ
で、前記米国特許明細書が教示するように、棒体
が中実な材料(重さの関係から通常は木製かプラ
スチツク等)で形成されている。
このようなクロスハンドル付き警棒において
も、当然のことながら、不使用時は短くコンパク
トな形状に縮めて、腰や肩等に懸吊したホルスタ
に納めて携帯したいという要望が生じる。
ところで、クロスハンドルを握つて敵に突きを
入れる場合の力は、棒体の後部把持部を握つて敵
を突く動作をする場合よりははるかに強い。
したがつて、一般の伸縮式警棒の入れ子式構造
は、クロスハンドル付き警棒には応用できないも
のとされていた。
しかしながら、空手道の師範であるこの発明者
のトンフアの挙動に対する研究によれば、クロス
ハンドルを握つていわゆるクイツクドローの動作
をしたときは、握り手の送り出し動作と相まつて
棒体の先端部はクロスハンドルを中心に高速で旋
回し、また、手の握りが、棒体の軸方向と交差し
ていることからクロスハンドルをしつかりと保持
することができるので、棒体先端部には、その後
部の棒体把持部を握つて振り出した場合よりはか
なり強い送り出し力あるいは遠心力が作用するこ
とが判つた。
かかる知見は、この発明者の空手道の師範とし
ての独特なものであり、それによつて伸縮式の警
棒とクロスハンドル付き警棒の結合思想が具体化
されたものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
而して、この発明は、従来不可能と考えられて
いた伸縮式警棒をクロスハンドル付き警棒に応用
して、十分に実用に耐え得るクロスハンドル付き
警棒を提供することを課題としている。
〔課題を解決しようとする手段〕
この発明は、棒体は、複数の棒片を入れ子式に
組み合わせてなる伸縮自在な構造となつており、
且つ内側の棒片の後端部外周とその直外の棒片の
先端部内周とには、棒体の完全伸長状態で嵌合緊
締するテーパ状嵌合面を形成してあり、前記棒体
の入れ子式組合わせの最外側棒片後端部に、棒体
把持部を設けると共に、その棒体把持部の前端部
辺に前記クロスハンドルを配置した。
また、前記棒体の内側の棒片は、その長さの少
なくとも半分以上が棒体を最も縮めた状態で前記
最外の棒片の前記クロスハンドルを配置した位置
より前の部分に収納されており、且つ前記クロス
ハンドルが取付けられている部分から、棒体を最
も縮めた状態のその棒体の先端までの長さを前記
棒体把持部の長さより大きくした。
そして、棒体を構成する最外側の棒片を筒体と
し、その筒体の内部には、クロスハンドルが位置
する部位に中実の補強体を固定し、この補強体に
クロスハンドルをアンカによつて結合した。
そして、前記補強体には、その前方向端面にピ
ン状のばねの一端を固定し、そのピン状のばね
は、その余の部分を、先ず棒体の径外側に指向さ
せてから棒体先方中心を指向させ、その先の部分
を、反転させて前記径外側とは直径方向反対外側
で且つ後方に指向させ、更に先端部を棒体中心方
向の後方に曲げて自由にして棒体のラジアル方向
外側への拡開弾力を備えた形状とし、棒体の先端
部を構成する筒体棒片の後端部内周面は、その筒
体棒片が最も後退した位置で、前記ピン状のばね
をその拡開弾力に抗して受入れることによつて前
記最内側の筒体は前記ピン状のばねに摩擦係合し
て前記後退した位置を保持されるようにした。ピ
ンばねの形状を、その余の部分を、先ず棒体の径
外側に指向させてから棒体先方中心を指向させ、
その先の部分を、適当回数巻回させてから反転さ
せて前記径外側とは直径方向反対外側で且つ後方
に指向させ、更に先端部を棒体中心方向の後方に
曲げて自由にして棒体のラジアル方向外側への拡
開弾力を備えた形状とすることもできる。
更にまた、前記棒体を構成する棒片であつて筒
体としたものの外側の筒体の後端部内周面に、そ
の直内側の棒片の後端部外周が摩擦係合してその
棒体の最も縮めた状態が保持され摺接構造とする
こともできる。
前記クロスハンドルは、棒体に固定的に取付け
たハンドル把持部とそのハンドル把持部の端部に
配置され且つハンドル把持部に対して回転自在に
軸支されている回転体とで構成することもでき、
その回転体は、ハンドル把持部の外端面側に配置
された外側回転体と、ハンドル把持部の棒体側端
面に配置された内側回転体とでなることも、ハン
ドル把持部の外端面側に配置された外側回転体の
みであつても、ハンドル把持部の棒体側端面に配
置された内側回転体のみであつてもよい。
また、ハンドル把持部内後部に中空部が形成さ
れ、その中空部には電池と棒体把持部後端面に向
いた電球とが収納され、これらの電球と電池とは
外部から操作できるスイツチを介して結線されて
いるのもこの発明の有効な態様である。
その他、棒体の後端部に棒体把持部を有し、ク
ロスハンドルが、棒体に固定的に取付けたハンド
ル把持部とその把持部の端部に配置され且つハン
ドル把持部に対して回転自在に軸支されている回
転体とでなり、前記棒体把持部の後端面又は前記
クロスハンドルの側周面に開孔した噴射ノズル
と、その棒体把持部又は前記クロスハンドル取付
けられている噴射トリガとを、各具備しており、
更にその棒体把持部又は前記クロスハンドル内に
は、中空部を形成してそこに刺激性又は麻酔性ガ
スのボンベを挿脱自在に収納し、前記噴射ノズル
は、前記噴射トリガによつて開閉できる弁装置に
連絡してあるようにしたものも包含される。
また、棒体を形成している筒体の内、棒体の先
端部を構成する筒体に振り出しのための付勢重量
を付与したり、その筒体に、前後が閉鎖された中
空部が形成され、その中空部に、前後に流動する
重りを収容することもある。
ハンドル把持部の横断面を棒体軸方向に長い形
状に形成すると、ハンドル把持部を回転して棒体
の部分を施回したときにその停止位置の制御に有
効である。
更に、棒体を形成している棒片の内、先端部を
なす棒片が中実な部材であり、それ以外の棒片が
筒体であつてもよい。
〔作用〕
棒体は、複数の棒片を入れ子式に組み合わせて
なる伸縮自在な構造となつており、且つ内側の棒
片の後端部外周とその直外の棒片の先端部内周と
には、棒体の完全伸長状態で嵌合緊締するテーパ
状嵌合面を形成してあり、前記棒体の入れ子式組
合せの最外側棒片後端部に、棒体把持部を設ける
と共に、その棒体把持部の前端部辺に前記クロス
ハンドルを配置したので、棒体把持部を握つて棒
体を振り出し殴打によつての敵への攻撃に使用す
ることもできるが、クロスハンドルを握つてクイ
ツクドローをすると、棒体の先端部は、そのクイ
ツクドローの手によつて送り出されると共に、ク
ロスハンドルを中心に高速施回しながら振り出さ
れる。したがつて、棒体が完全伸長した状態で
は、内側の棒片の後端部外周とその直外の棒片の
先端部内周とに形成したテーパ状嵌合面は強い力
で嵌合緊締し剛結状態となる。
また、前記棒体の内側の棒片は、その長さの少
なくとも半分以上が棒体を最も縮めた状態で前記
最外側の棒片の前記クロスハンドルを配置した位
置より前の部分に収納されており、且つ前記クロ
スハンドルが取付けられている部分から、棒体を
最も縮めた状態のその棒体の先端までの長さは前
記棒体把持部の長さより大きくしてあるから、ク
ロスハンドルの付け根から棒体の先端部までの力
のモーメントが、棒体把持部後端部までの力のモ
ーメントが大きくなり、クイツクドローの初動の
時においてすら棒体の先端部が先方に向き易くな
るし、その回転速度が速くなり、振出し力が増大
する。
そして、棒体を構成する最外側の棒片を筒体で
構成し、その筒体の内部には、クロスハンドルが
位置する部位に中実の補強体を固定し、この補強
体にクロスハンドルをアンカによつて結合したの
で、クロスハンドル自体にかかる力は直接棒体に
かかることもなく、通常交差継ぎ目として弱くな
るクロスハンドルの取付け部は、棒体の軸方向に
交差する力にも十分耐え得る強度を持つことがで
きる。
そして、ピン状のばねが、その余の部分を、先
ず棒体の径外側に指向させてから棒体先方中心を
指向させ、その先の部分を、反転させて前記径外
側とは直径方向反対外側で且つ後方に指向させ、
更に先端部を棒体中心方向の後方に曲げて自由に
して棒体のラジアル方向外側への拡開弾力を備え
た形状としてあつて、棒体の先端部を構成する棒
片を筒体とし、その筒体棒片の後端部内周面が、
その筒体棒片が最も後退した位置で、前記ピン状
のばねをその拡開弾力に抗して受入れることによ
つて前記最内側の筒体棒片は前記ピン状のばねに
摩擦係合しているから、このピンばねに摩擦係合
している棒体先端部を構成する筒体棒片が、自重
等の原因で棒体先方にずれて抜け出し移動しよう
とするときは、その移動するときにピンばねを引
き起こし、ある程度の範囲で摩擦力が増大してそ
の抜け出し移動を阻止する。
この作用は、更に、このピン状のばねの後方反
転を、適当回数巻回させてから行い、前記径外側
とは直径方向反対外側で且つ後方に指向させ、更
に先端部を棒体中心方向の後方に曲げて自由にし
て棒体のラジアル方向外側への拡開弾力を備えた
形状とすることによつて顕著となる。
更にまた、前記棒体を構成する外側の棒片を筒
体とし、その筒体の後端部内周面にその直内側の
棒片の後端部外周が摩擦係合してその棒体の最も
縮めた状態が保持され摺接構造とすることによつ
ても、その棒体を縮めた状態を摩擦力じ仮保持す
ることができる。
前記クロスハンドルは、棒体に固定的に取付け
たハンドル把持部とそのハンドル把持部の端部に
配置され且つハンドル把持部に対して回転自在に
軸支されている回転体とで構成することもでき、
その場合、ハンドル把持部を掌と中指、薬指で把
持してクロスハンドルの回転を制動し、親指と人
差し指の組合わせ又は小指と掌手刀側との組合せ
で回転体を保持してクロスハンドルの回転を許容
する。
また、棒体把持部内後部に中空部が形成され、
その中空部には電池と棒体把持部後端面に向いた
電球とが収納され、これらの電球と電池とは外部
から操作できるフイツチを介して結線された構造
とすると、このクロスハンドル付き警棒の棒体把
持部は警備用の照明器具として機能する。なお、
棒体把持部は、クロスハンドルが設けてある位置
からの長さが短いので、その後端面からの照明は
その照明対象を捕らえ易い。照明によつて相手が
敵と判断された場合は、直ちにクロスハンドルを
中心に棒体を施回させて敵を殴打することができ
る。
棒体の後端部に棒体把持部を有し、クロスハン
ドルが、棒体に固定的に取付けたハンドル把持部
とその把持部の端部に配置され且つハンドル把持
部に対して回転自在に軸支されている回転体とで
なり、前記棒体把持部の後端面又は前記クロスハ
ンドルの側周面に開孔した噴射ノズルと、その棒
体把持部又は前記クロスハンドル取付けられてい
る噴射トリガとを、各具備しており、更にその棒
体把持部又は前記クロスハンドル内には中空部を
形成してそこに刺激性又は麻酔性ガスのボンベを
挿脱自在に収納し、前記噴射ノズルは、前記噴射
トリガによつて開閉できる弁装置に連絡してある
ので、敵に対するガス攻撃が可能である。
また、棒体を形成している棒片に振り出しのた
めの付勢重量を付与したり、その棒体の先端部を
構成する棒片を筒体とし、その筒体に、前後が閉
鎖された中空部が形成され、その中空部に、前後
に流動する重りを収容することによつて、棒体の
振り出しに勢いがつき、効果的な攻撃が可能とな
り、またテーパ状嵌合面のより強固な嵌合緊締状
態が得られると共に、棒体の部分の振り上げの際
には流動重りは後方に移動して棒体の先端部を軽
くして振り上げを容易、迅速にする。
ハンドル把持部の横断面を棒体軸方向に長い形
状に形成すると、ハンドル把持部を回転して棒体
の部分を施回したときに、掌や指によつてハンド
ル把持部の長径方向と短径方向とを感知すること
ができるので、その長径方向に合致している棒体
の施回停止位置の制御に有効である。
更に、棒体を形成している棒片の内、先端部を
なす棒片が中実な部材で構成し、それ以外の棒片
が筒体すると、振り出しや打撃のための付勢力を
付与することができる。
〔実施例〕
第1図及び第2図に示すように、棒体1は、外
棒片1a内に中棒片1bを、この中筒体1bに内
棒片1cを順次入れ子式に組合せてなり、伸縮自
在な構造となつている。而して、これらの棒片1
a,1b,1cは全て筒体で構成されている。
これらの棒片1a,1b,1cは、金属又は硬
化合成樹脂でなる。
特に、第2図から明らかなように、外棒片1a
の後端部には、キヤツプ8が螺設してあり、その
軸方向先側に緩衝体7を配置してある。そして、
外棒片1aの後端部は、棒体把持部16として構
成されている。
この棒体把持部16の前端部、つまり筒体状の
外棒片1aの後端部に偏寄した位置には、クロス
ハンドル11が、棒体1の軸線と直交するように
突設されている。このクロスハンドル11は、筒
体状の外棒体1aの外周面に固定した基台2と、
この基台2に植設した支軸3と、この支軸3に、
順次、内側回転体5と、ハンドル把持部4と、外
側回転体6とを支持してなる。
ハンドル把持部4は、その横断面が棒体1の軸
方向に長く形成してあり、その状態で支軸3に固
定してある。而して、ハンドル把持部4は、支軸
3を介して棒体1と一体に構成されている。前記
ハンドル把持部4の横断面形状には、楕円形、多
角形その他任意の形状が選択できる。
内側回転体5と、外側回転体6とは、それぞれ
支軸3を囲撓するように取り付けた外軸9,10
と軸受6aとでこの支軸3に対して回転できるよ
うに取付けられている。したがつて、外側回転体
6と内側回転体5とは、棒体1の施回に対して自
由に回転できるようになつている。
外棒片1aは、特に第2図に明らかなように、
その先端部をやや細く形成してあり、特にその内
周面は、先細となるようにテーパ状嵌合面に形成
してある。中棒片1bは、後端部が前記外棒片1
aの後端部内周面に摺接するように拡開して外周
面にテーパ状嵌合面が形成してあり、またその先
端部は細くなつて特にその内周面は、先細となる
ようにテーパ状嵌合面に形成してある。この中棒
片1bは、前記外棒片1aに、その後端部のキヤ
ツプ8と緩衝体7とを外した開口部から挿入され
る。中棒片1bを外棒片1aに挿入した後、前記
緩衝体7を挿入し前記キヤツプ8を螺設する。
而して、中棒片1bは、外棒片1a内で後端部
からの脱出を阻止される。また、中棒片1bは、
外棒片1aの先端部から前進突出したときに、外
棒片1aの先端部内周面のテーパ状嵌合面に対し
て緊締嵌合するようになつている。
同様に、中筒体1b内には、その後端部より内
棒片1cが挿入してある。この内棒片1cも、そ
の後端部が、中棒片1bの内周に摺接するように
拡開して外周面にテーパ状嵌合面が形成してあ
り、またその後端部より前の部分から先端部に至
る部分は、前記中棒片1bの先端部より突出でき
る外径としてある。そして、この内棒片1bは、
中棒片1bの先端部から前進突出したときに、そ
の中棒片1bの先端部内周面のテーパ状嵌合面に
対して緊締嵌合するようになつている。
そして、その先端部には、先が丸く前記中棒片
1bの端面に突き当たる径の頭部を有するキヤツ
プ14が螺設してある。かくして、内棒片1cの
先端部は、このキヤツプ14によつて中棒片1b
の先端より後退するのを阻止される。
また、内棒片1cは、その後端部内に栓15が
螺設してあり、後端部は閉鎖されている。而し
て、内棒片1cは、その中に、先端部のキヤツプ
14と後端部の栓15とによつて区画された空所
が形成され、その中に粒状で流動する流動重り1
3を封入してある。
なお、棒体1は、その内棒片1bと1cとは、
それらの長さの少なくとも半分以上が棒体を最も
縮めた状態で前記最外側の棒片1aの前記クロス
ハンドル11を配置した位置より前の部分に収納
されており、且つ前記クロスハンドル11が取付
けられている部分から、棒体1を最も縮めた状態
のその棒体の先端までの長さが、前記棒体把持部
16の長さより大きくしてある。
次に、この実施例の作動を説明する。
かかるクロスハンドル付き警棒は、棒体1を縮
めた状態で腰や肩に懸吊したホルスタ等に収納し
て携帯するが、これを使用するときは、クロスハ
ンドル11を、手の小指が棒体1に隣接するよう
にして握る。そして、必要速度で引き抜きながら
棒体1の先端部を敵に向けるように旋回させる。
このときのクロスハンドル11の握り方は、親指
と人差し指とで外側回転体6を、小指と掌の手刀
縁部とで内側回転体5を、それぞれ保持し、中
指、薬指、掌はハンドル把持部4に軽く接する程
度とする。このように握ることによつて、棒体1
のクロスハンドル11を中心に高速で旋回する。
そして、ハンドル把持部4の横断面形状を掌で
感知し、棒体1の先端が、所望の旋回停止位置に
来たと判断される時にハンドル把持部4を握り締
める。
このようなクロスハンドル付き警棒の用い方
は、早抜き(クイツクドロー)というが、このと
きに行われる各筒体の振り出しにおいては、手の
送りとクロスハンドルを中心とした棒体1の先端
部の高速旋回によつて、強い遠心力が作用する。
換言すれば、棒体1は、その内棒片1bと1c
とは、それらの長さの少なくとも半分以上が棒体
を最も縮めた状態で前記最外側の棒片1aの前記
クロスハンドル11を配置した位置より前の部分
に収納されており、且つ前記クロスハンドル11
が取付けられている部分から、棒体1を最も縮め
た状態のその棒体の先端までの長さを、前記棒体
把持部16の長さより大きくしてあるから、クロ
スハンドル11を握つて警棒を振り出すときは、
遠心力が十分に作用し、振出しのときの回転が確
実となると共に、伸長したときのテーパ部分の剛
結嵌合が確実となる。
したがつて、各棒片のテーパ状嵌合面の部分の
嵌合は強い緊締状態となる。これによつて、特
に、クロスハンドルを握つた状態で棒体1の先端
部で敵を突く動作をしても、その棒体1が入れ子
式に押し込まれて縮んでしまうことはない。
なお、棒体把持部11を握つてこの警棒を用い
るときは、クロスハンドルは鍔として機能する。
また、内棒片1cの筒体内に封入されている流
動重り13は、棒体1の振り出しの際に棒体1の
先端部に移動して全体の重心を移動させ、以て打
撃の威力を増すと共に各棒片のテーパ状嵌合面の
嵌合緊締をより強固にし、また棒体1を振り上げ
るときは、流動重りは、内棒片1cの後方に移動
して振り上げを容易にする。
なお、この棒体1を縮めるには、クロスハンド
ルを握つて、棒体1の先端部をコンクリートのよ
うな固い床に強く突き当てることによつて、各筒
体1のテーパ状嵌合面どうしの嵌合緊締を解除し
なければならない。クロスハンドルを、テーパ状
嵌合面で嵌合緊締して伸ばした状態を確保する入
れ子式の棒体に組み合わせると、伸ばした警棒と
してこのように信頼性のあるものとなる。
第3図の実施例は、クロスハンドルは、外端部
にのみ回転体6を有していて、また内棒片1c
は、その前方が筒体となつており、その後方内部
が中実となつている点で前記実施例と異なる。
第4図の実施例では、クロスハンドル11に、
内外の回転体5,6を設け、且つ棒体1を構成す
る棒片1a,1b,1cが、嵌合緊締するテーパ
状嵌合面を有する筒体で構成され、先端部を構成
する内棒片1c内に棒状の重りを挿入した。これ
によつて、棒体1のクロスハンドル11を中心と
した旋回振り出し動作が容易になり、且つ振り出
しの際の付勢力が大きくなつている。
第5図の実施例は、クロスハンドル11に、内
外回転体5,6を設け、棒体1を構成する棒片1
a,1b,1c、嵌合緊締するテーパ状嵌合面を
有し、棒体1の先端部を構成する内棒片1cは、
中実な棒で形成されていて、第4図の実施例とほ
ぼ同じ作用を発揮する。
第6図の実施例では、クロスハンドル11に
は、外部回転体6を設け、棒体1を形成する棒片
1aのみが筒体であり、その中に挿入されている
内棒片1cが、後方部が中実で前方部が筒体とな
つており、その筒体の中に、粒状の流動重り13
が封入されている。もちろん各棒片1a,1cは
嵌合緊締するテーパ状嵌合面を有している。
これも振り出しの際の付勢力を増大している。
第7図の実施例は、クロスハンドル11に、内
外回転体5,6を設け、棒体1のクロスハンドル
を設けた筒体状の外棒片1aに、直接棒体1の先
端部を構成する筒体状の内棒片1cを挿入し、そ
の筒体状の内棒片1cの中に前後に流動する粒状
の流動重り13を封入したものである。もちろん
各棒片1a,1cは嵌合緊締するテーパ状嵌合面
を有している。第8図の実施例は、クロスハンド
ル11に、内外回転体5,6を設け、棒体1のク
ロスハンドル11を設けた筒体棒片1aの棒体把
持部16内に、中空部19を設けてキヤツプ8を
螺合し、その中空部19を小物入れとしている。
この筒体棒片1aの前方部分に、筒体の中棒片
1bが挿入され、その中棒片1bには、後端部の
みが中実になつていて前部が筒体に形成された内
棒片1cが挿入されている。もちろん、各棒片1
a,1cは嵌合緊締するテーパ状嵌合面を有して
いる。
第9図の実施例は、クロスハンドル11には、
外部回転体6が設けられ、棒体1の構造はほぼ第
8図のそれとおなじであるが、筒体棒片1aの棒
体把持部16の中空部19内には、電池と後端面
に向けて設けた電球とが設置され、これらが棒体
把持部16の表面に露出したスイツチ22を介し
て電気的に接続されている。これは警備用の電灯
として利用できる。この場合、照明はクロスハン
ドル11を握つて行い、その結果、相手が敵であ
ると判断された時は直ちに棒体を旋回させて敵を
攻撃することができる。
第10図の実施例も、第8図の実施例とほぼ近
似した構造であるが、棒体把持部16の中空部1
9内には、ガスボンベ23を装填し、棒体把持部
16の表面に露出した押釦27で弁を開閉できる
ようになつている。キヤツプ8には、噴射ノズル
24が設けられ、そこから、押釦27の操作によ
つて刺激性のガス又は麻酔ガスが噴射されるよう
になつている。なお、28はトリガであり、25
は弁装置であり前記トリガ28によつて操作され
る。この場合の噴射ノズル24の向きは、ハンド
ル把持部4を握つている手でその形状を感知して
制御できる。
第11図及び第12図の実施例では、外棒片1
aは、前後二つの筒体を差し込み接続し組合せて
なり、その後端部に偏寄して、その周面上に基台
2に取付けた支軸3を配置し、その支軸3の下端
面に螺孔29を設け、この螺孔29に対向する外
棒片1aの反対側の周面からねじ棒30を挿入し
てその先端を螺孔29に螺合し、支軸3を植立固
定させた。そして、前記支軸3の長手方向中央部
に、ハンドル把持部4を固定し、その両端面の部
分に内側回転体5と外側回転体6とを配した。
第13図に示す実施例では、棒体1の構造は第
12図の実施例と同じであるが、ハンドル把持部
4の外方部の外側回転体6より垂下させて連結軸
31のねじ部を支軸3の外端面に穿設した螺孔3
2に螺合して外側回転体6のみが回転するように
した。
第14図及び第15図に示す実施例では、棒体
1の構造は第12図の実施例と同じであるが、支
軸3に取付けたハンドル把持部4の両端部に内外
回転体5,6を配し、内側回転体5には、基台2
との間で回転する紐付け金具33を取付け、これ
に下げ紐34を取付けた。
第16図の実施例では、棒体1の構造は第12
図の実施例と同じであるが、棒体を構成する最外
側の棒片1aは筒体であつて、その内部には、ク
ロスハンドル11が位置する部位に中実の補強体
36を固定した。この補強体36にクロスハンド
ル11をねじ棒30のアンカによつて結合した。
補強体36には、その前方向端面にピン状のば
ね37の一端を固定し、そのピン状のばね37
は、その余の部分を、先ず棒体の径外側に指向さ
せてから棒体1の先方中心を指向させ、その先の
部分を巻回して反転させて前記径外側とは直径方
向反対外側で且つ後方に指向させ、更に先端部を
棒体中心方向の後方に曲げて自由にして棒体のラ
ジアル方向外側への拡開弾力を備えた形状とし、
棒体の先端部を構成する筒体状の棒片1cの後端
部内周面は、その筒体が最も後退した位置で、前
記ピン状のばね37をその拡開弾力に抗して受入
れることによつて前記先端部を構成するその棒片
1cは前記ピン状のばね37に摩擦係合して前記
後退した位置を保持される。
この実施例では、最外側の棒片1aは、もちろ
ん筒体であるが、これは、前後2部材をねじ部3
5で螺合して組合せてある。そして、クロスハン
ドル11はこの補強体36に固定されている。
第17図の実施例では、全体の構成は第16図
のそれとほぼ同じであるが、棒体1の先端部を構
成する内側棒片1cは、前後に隔壁38によつて
区画され、前側の中空部には粒状で前後に流動す
る流動重り13が封入してある。そして後端の開
放部内周面に前記ピン状のばね37が弾接するよ
うになつている。
第18図の実施例は、第17図のそれとほぼ同
じ構成であるが、先端部を構成する内側棒片1c
の前方の中空部には棒状の重り50が封入装填さ
れている。
第19図の実施例では、棒体1の先端部を構成
する棒片1cは、筒体状であり、その内周面は、
後端部から適当な奥行きまでライニングLが施し
てあり、また、ぴん状のばね37は、ねじによつ
て着脱自在となつている。
第20図の実施例では、棒体1の先端部を構成
する棒片1cは、筒体状であり、その内周面は、
後端部から適当な奥行きまでライニングLが施し
てあり、その後端部に偏寄した部分に隔壁38を
設けた。その他の構成は、第19図の実施例と同
じである。
第21図の実施例は、クロスハンドル11は、
外側回転体6を有し、内側回転体5は有していな
い。ハンドル把持部4の上方部には、取付部材4
2を内装してあり、これに、螺孔43を設けて外
側回転体6に取付けられた連結軸44の下端部に
設けたねじ部を前記螺孔43に螺合してある。
第22図の実施例では、クロスハンドル11の
回転体は、外側回転体1aのみであり、棒体1の
構造は筒体状であり、補強体36を有して外側棒
片1a、中側棒片1b、内側棒片1cが入れ子式
に組み合わせてある。外側棒片1aは、前後2部
材が螺合組み合わせてある。補強体36の前面に
は、円弧状に巻回したピン状のばね36が他の実
施例のピン状のばねと同様に先端を自由にして取
付けてある。
第23図に示す実施例では、クロスハンドル1
1が棒体1に固定的に取付けたハンドル把持部4
と、その把持部の端部に配置され且つハンドル把
持部に対して回転自在に軸支されている内外回転
体5,6とでなる。そして、少なくともその最外
端部は、着脱自在であつてその側周面に開孔した
噴射ノズル49を、その外端面部に収納されてい
る噴射トリガ48を、各具備している。更にクロ
スハンドル11の長手方向外側の部位に中空部を
形成してそこに刺激性のあるいは麻酔ガスのボン
ベ46を挿脱自在に収納してある。前記噴射ノズ
ル49は、前記噴射トリガ48によつて開閉でき
弁装置47に連絡してある。
〔効果〕
この発明によれば、クロスハンドルを握つてい
わゆるクイツクドローの動作をしたときは、握り
手の送り出し動作と相まつて棒体の先端部はクロ
スハンドルを中心に高速で旋回し、また、手の握
りが、棒体の軸方向と交差していることからクロ
スハンドルをしつかりと保持することができるの
で、棒体先端部には、その後部の棒体把持部を握
つて振り出した場合よりはかなり強い遠心力が作
用し、テーパ状嵌合面の剛結嵌合状態が極めて強
固になる。よつて、従来不可能と考えられてい
た、信頼性のあるクロスハンドル付き伸縮警棒を
提供することができた。
そして、このクロスハンドル付き警棒は、広範
囲な用法の武器として、あまいは警備用の照明器
具としての用法から直ちに攻撃用の武器として転
用できる構造を提供する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明のクロスハンドル付き警棒
の斜視図、第2図は、同上の一部切欠拡大断面
図、第3図乃至第10図は、他の実施例を示す一
部切欠側面図、第11図は別の実施例の斜視図、
第12図と第13図は更に別の実施例の斜視図、
第14図は伸縮構造の棒体を有するクロスハンド
ル付き警棒に吊り紐を取付けた状態を示す斜視
図、第15図は、吊り紐の取付け金具の構造を示
す拡大断面図、第16と第17図は、クロスハン
ドル、補強体、ピン状ばねの組合せ状態を示す縦
断面図、第18図乃至第20図は、同上の一部切
欠側面図、第21図は、クロスハンドル構造及び
その取付け構造を示す一部切欠側面図、第22図
は、ピン状ばね及びクロスハンドルの取付け部の
実施例を示す断面図、23図は、クロスハンドル
内にガス噴射装置を内蔵した実施例の一部切欠側
面図である。 図において、1は棒体、1a,1b,1cは棒
体を構成する棒片、4はハンドル把持部、5は内
側回転体、6は外側回転体、11はクロスハンド
ル、13は流動重り、16は棒体把持部、36は
補強体、37はピン状のばね、50は重り、21
は電球、20は電池、22はスイツチ、23,4
5はガスボンベ、25,47は弁装置、27,4
8はトリガ、24,49は噴射ノズル、である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 棒体と、この棒体の後端部に偏寄した部分に
    直交して突設したクロスハンドルとを有している
    警棒において、 前記棒体は、複数の棒片を入れ子式に組み合わ
    せてなる伸縮自在な構造となつており、且つ内側
    の棒片の後端部外周とその直外の棒片の先端部内
    周とには、棒体の完全伸長状態で嵌合緊締するテ
    ーパ状嵌合面を形成してあり、前記棒体の入れ子
    式組合せの最外側棒片後端部に、棒体把持部を設
    けると共に、その棒体把持部の前端部辺に前記ク
    ロスハンドルを配置してあることを特徴とするク
    ロスハンドル付き警棒。 2 前記棒体の内側の棒片は、その長さの少なく
    とも半分以上が棒体を最も締めた状態で前記最外
    側の棒片の前記クロスハンドルを配置した位置よ
    り前の部分に収納されており、且つ前記クロスハ
    ンドルが取付けられている部分から、棒体を最も
    縮めた状態のその棒体の先端までの長さは、前記
    棒体把持部の長さより大きくしてある、第1請求
    項記載のクロスハンドル付き警棒。 3 棒体を構成する棒片は筒体であつて、その内
    部には、クロスハンドルが位置する部位に中実の
    補強体を固定し、この補強体にクロスハンドルを
    アンカによつて結合し、前記補強体には、その前
    方向端面にピン状のばねの一端を固定し、そのピ
    ン状のばねは、その余の部分を、先ず棒体の径外
    側に指向させてから棒体先方中心を指向させ、そ
    の先の部分を、反転させて前記径外側とは直径方
    向対外側で且つ後方に指向させ、更に先端部を棒
    体中心方向の後方に曲げて自由にして棒体のラジ
    アル方向外側への拡開弾力を備えた形状とし、棒
    体の先端部を構成する筒体棒片の後端部内周面
    は、その筒体状棒片が最も後退した位置で、前記
    ピン状のばねをその拡開弾力に抗して受入れるこ
    とによつて前記先端部を構成する筒体棒片は前記
    ピン状のばねに摩擦係合して前記後退した位置を
    保持されている、第1請求項記載のクロスハンド
    ル付き警棒。 4 棒体を構成する最外側の棒片が筒体であつ
    て、その筒体の内部において補強体の前方向端面
    に固定されたピン状のばねは、その余の部分を、
    先ず棒体の径外側に指向させてから棒体先方中心
    を指向させ、その先の部分を、適当回数巻回させ
    てから反転させて前記径外側とは直径方向反対外
    側で且つ後方に指向させ、更に先端部を棒体中心
    方向の後方に曲げて自由にして棒体のラジアル方
    向外側への拡開弾力を備えた形状とした、第3請
    求項記載のクロスハンドル付き警棒。 5 前記棒体の少なくとも先端部を構成する棒片
    の他は筒体であり、外側の筒体の後端部内周面に
    その直内側の棒片の後端部外周が摩擦係合してそ
    の棒体の最も縮めた状態が保持される摺接構造と
    なつている、第1請求項記載のクロスハンドル付
    き警棒。 6 クロスハンドルが、棒体に固定的に取付けた
    ハンドル把持部と、そのハンドル把持部の端部に
    配置され且つハンドル把持部に対して回転自在に
    軸支されている回転体とでなる第1請求項記載の
    クロスハンドル付き警棒。 7 回転体は、ハンドル把持部の外端面側に配置
    された外側回転体と、ハンドル把持部の棒体側端
    面に配置された内側回転体とでなる、第6請求項
    記載のクロスハンドル付き警棒。 8 回転体は、ハンドル把持部の外端面側に配置
    された外側回転体のみである、第6請求項記載の
    クロスハンドル付き警棒。 9 回転体は、ハンドル把持部の棒体側端面に配
    置された内側回転体のみである、第6請求項記載
    のクロスハンドル付き警棒。 10 棒体把持部内後部に中空部が形成されてお
    り、その中空部には電池と棒状把持部後端面に向
    いた電球とが収納されており、これらの電球と電
    池とは外部から操作できるスイツチを介して結線
    されている、第1請求項記載のクロスハンドル付
    き警棒。 11 棒体の後端部に棒状把持部を有し、クロス
    ハンドルが、棒体に固定的に取付けたハンドル把
    持部とその把持部の端部に配置され且つハンドル
    把持部に対して回転自在に軸支されている回転体
    とでなり、前記棒体把持部の後端面又は前記クロ
    スハンドルの側周面に開孔した噴射ノズルと、そ
    の棒体把持部又は前記クロスハンドルに取付けら
    れている噴射トリガとを、各具備しており、更に
    その棒体把持部又は前記クロスハンドル内には中
    空部を形成してそこに刺激性又は麻酔性ガスのボ
    ンベを挿脱自在に収納し、前記噴射ノズルは、前
    記噴射トリガによつて開閉できる弁装置に連絡し
    てある、第1請求項記載のクロスハンドル付き警
    棒。 12 棒体を形成している棒片が筒体であり、そ
    れらの筒体の内、棒体の先端部を構成する筒体状
    棒片に振り出しのための付勢重量を付与してあ
    る、第1請求項記載のクロスハンドル付き警棒。 13 棒体の先端部を構成する棒片は筒体であ
    り、その筒体には、前後が閉鎖された中空部材が
    形成されており、その中空部に、前後に流動する
    重りを封入してある、第12請求項記載のクロス
    ハンドル付き警棒。 14 ハンドル把持部の横断面が棒体軸方向に長
    い形状をなしている第1請求項記載のクロスハン
    ドル付き警棒。 15 棒体を形成している棒片の内、先端部をな
    す棒片が中実な部材であり、それ以外の棒片が筒
    体である、第1請求項記載のクロスハンドル付き
    警棒。
JP1075529A 1988-08-22 1989-03-27 クロスハンドル付き警棒 Granted JPH02147076A (ja)

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JP20906888 1988-08-22
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