JPH05291902A - ワンショット回路 - Google Patents
ワンショット回路Info
- Publication number
- JPH05291902A JPH05291902A JP4096592A JP9659292A JPH05291902A JP H05291902 A JPH05291902 A JP H05291902A JP 4096592 A JP4096592 A JP 4096592A JP 9659292 A JP9659292 A JP 9659292A JP H05291902 A JPH05291902 A JP H05291902A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- circuit
- delay
- shot
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Pulse Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、高精度のワンショット出力を得るこ
とを目的とする。 【構成】遅延回路の入力と出力の時間差を、同一且つ偶
数個直列の負論理回路によって検出することにより、入
力検出回路の遅延時間による誤差と前記負論理回路の立
ち上がり時間と立ち下がり時間の差によって発生する誤
差を除去する。
とを目的とする。 【構成】遅延回路の入力と出力の時間差を、同一且つ偶
数個直列の負論理回路によって検出することにより、入
力検出回路の遅延時間による誤差と前記負論理回路の立
ち上がり時間と立ち下がり時間の差によって発生する誤
差を除去する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワンショット回路に関す
るものである。
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のワンショット回路を図4に示す。
3の入力端子に入力される入力信号の立ち上がりエッジ
を1の入力検出回路が検出すると、1の出力4を2の遅
延回路によってある一定時間遅延させたリセット信号を
1の入力検出回路のリセット端子に入力することによ
り、1の出力端子4からワンショット出力を得るという
構成であった。
3の入力端子に入力される入力信号の立ち上がりエッジ
を1の入力検出回路が検出すると、1の出力4を2の遅
延回路によってある一定時間遅延させたリセット信号を
1の入力検出回路のリセット端子に入力することによ
り、1の出力端子4からワンショット出力を得るという
構成であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のワンシ
ョット回路では1の入力検出回路の出力4をそのままワ
ンショット出力としているので、出力には2の遅延回路
で設定された遅延時間のみならず、1の入力検出回路の
リセット入力から実際に4の出力がリセットされるまで
の遅延時間も誤差として加算出力されるという問題点が
あった。これは特に、所望のワンショト出力幅が短い場
合に前記誤差時間が無視できない大きな問題となる。
ョット回路では1の入力検出回路の出力4をそのままワ
ンショット出力としているので、出力には2の遅延回路
で設定された遅延時間のみならず、1の入力検出回路の
リセット入力から実際に4の出力がリセットされるまで
の遅延時間も誤差として加算出力されるという問題点が
あった。これは特に、所望のワンショト出力幅が短い場
合に前記誤差時間が無視できない大きな問題となる。
【0004】そこで本発明は、所望のワンショット出力
幅が短い場合でも高精度のワンショット出力幅を得るワ
ンショット回路を実現するものである。
幅が短い場合でも高精度のワンショット出力幅を得るワ
ンショット回路を実現するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】入力信号を一定のパルス
幅に変換するワンショット回路において、入力信号を検
出する入力検出手段と、前記入力検出手段の出力を入力
としてこれに時間的遅延を与えて出力する遅延手段を具
備し、前記遅延手段の出力が前記入力検出手段の出力を
リセットし、前記入力検出手段の出力と前記遅延手段の
出力を入力として前記遅延手段の遅延時間に相当する出
力信号を生成する論理回路を有し、前記論理回路は直列
に接続された同一且つ偶数個の負論理回路で構成され
る。
幅に変換するワンショット回路において、入力信号を検
出する入力検出手段と、前記入力検出手段の出力を入力
としてこれに時間的遅延を与えて出力する遅延手段を具
備し、前記遅延手段の出力が前記入力検出手段の出力を
リセットし、前記入力検出手段の出力と前記遅延手段の
出力を入力として前記遅延手段の遅延時間に相当する出
力信号を生成する論理回路を有し、前記論理回路は直列
に接続された同一且つ偶数個の負論理回路で構成され
る。
【0006】なお、前記偶数個の負論理回路は同一基板
上の半導体集積回路として形成される。
上の半導体集積回路として形成される。
【0007】
【作用】本発明のワンショット回路によれば、入力信号
は遅延回路の遅延時間に等しいパルス幅のワンショット
出力に変換される。
は遅延回路の遅延時間に等しいパルス幅のワンショット
出力に変換される。
【0008】
【実施例】以下、本発明について実施例に基づいて詳細
に説明する。本発明のワンショット回路の一実施例を図
1に示す。図2は図1の2の遅延回路の構成例を示す図
である。図2の遅延回路は直列接続された10、11、
12の3個のインバータ回路で構成され、13の遅延回
路入力に入力された信号に時間的遅延を与えて14の遅
延回路出力へ出力するものである。図3は図1のワンシ
ョット回路の動作を示す図である。1の入力検出回路の
入力端子3に入力信号の立ち上がりが入力されると、1
の出力端子6はローからハイに立ち上がる。これを受け
た次段の遅延回路2は該入力信号をある決められた一定
時間遅延させ且つ入出力極性を反転させて5へ出力す
る。2の遅延回路の出力5は前記1の入力検出回路のリ
セット端子へ入力されているので、1の入力検出回路の
出力6の立ち上がりは2の遅延回路の遅延時間分だけ遅
れて極性の反転した立ち下がり出力となって1の入力検
出回路をリセットする。従って、1の入力検出回路の出
力6には2の遅延回路で設定された遅延時間にほぼ等し
いパルス幅のワンショット出力が得られる。ここまでは
前記従来例と同一の動作である。
に説明する。本発明のワンショット回路の一実施例を図
1に示す。図2は図1の2の遅延回路の構成例を示す図
である。図2の遅延回路は直列接続された10、11、
12の3個のインバータ回路で構成され、13の遅延回
路入力に入力された信号に時間的遅延を与えて14の遅
延回路出力へ出力するものである。図3は図1のワンシ
ョット回路の動作を示す図である。1の入力検出回路の
入力端子3に入力信号の立ち上がりが入力されると、1
の出力端子6はローからハイに立ち上がる。これを受け
た次段の遅延回路2は該入力信号をある決められた一定
時間遅延させ且つ入出力極性を反転させて5へ出力す
る。2の遅延回路の出力5は前記1の入力検出回路のリ
セット端子へ入力されているので、1の入力検出回路の
出力6の立ち上がりは2の遅延回路の遅延時間分だけ遅
れて極性の反転した立ち下がり出力となって1の入力検
出回路をリセットする。従って、1の入力検出回路の出
力6には2の遅延回路で設定された遅延時間にほぼ等し
いパルス幅のワンショット出力が得られる。ここまでは
前記従来例と同一の動作である。
【0009】しかし、1の入力検出回路はそのリセット
入力端子にリセット信号が入力されてから実際に6の出
力がリセットされるまでには遅延時間が存在するので
(以下リセット遅延時間と呼ぶ)、1の入力検出回路の
出力6をワンショット出力として使用すると、該ワンシ
ョット出力のパルス幅は2の遅延回路で設定した遅延時
間に前記リセット遅延時間を加算したものとなる。前記
リセット遅延時間は1の入力検出回路の特性と負荷状態
によって決まるので、回路構成が決まれば該リセット遅
延時間は通常一定値となる。2の遅延回路によって設定
される遅延時間に対して該リセット遅延時間が十分に小
さければこれを無視することも可能であるが、所望のワ
ンショット出力幅が短く該リセット遅延時間が相対的に
大きくなる場合は大きな誤差となるため、これを無視す
ることができない。
入力端子にリセット信号が入力されてから実際に6の出
力がリセットされるまでには遅延時間が存在するので
(以下リセット遅延時間と呼ぶ)、1の入力検出回路の
出力6をワンショット出力として使用すると、該ワンシ
ョット出力のパルス幅は2の遅延回路で設定した遅延時
間に前記リセット遅延時間を加算したものとなる。前記
リセット遅延時間は1の入力検出回路の特性と負荷状態
によって決まるので、回路構成が決まれば該リセット遅
延時間は通常一定値となる。2の遅延回路によって設定
される遅延時間に対して該リセット遅延時間が十分に小
さければこれを無視することも可能であるが、所望のワ
ンショット出力幅が短く該リセット遅延時間が相対的に
大きくなる場合は大きな誤差となるため、これを無視す
ることができない。
【0010】従って、本発明では前記1の入力検出回路
の出力6を所望のワンショット出力とせず、2の遅延回
路の遅延時間に等しいワンショット出力幅を得るために
次段に論理回路を追加したものである。7のNAND回
路は1の入力検出回路の出力6即ち2の遅延回路の入力
と、2の遅延回路の出力5を入力としてその論理積の反
転結果を出力9に出力する。次段のNAND回路8は一
方の入力端子がハイに固定されており、もう一方の入力
は7のNAND回路の出力9に接続されているので、7
のNAND回路の出力の反転出力を4のワンショット出
力端子へ出力する。ここで、7のNAND回路と8のN
AND回路は同一あるいは非常に近い立ち上がり及び立
ち下がり特性を持っているものとする。これは、本発明
のワンショット回路を同一基板上の半導体集積回路とし
て、同一物理パターンのNAND回路を形成すれば容易
に実現可能である。
の出力6を所望のワンショット出力とせず、2の遅延回
路の遅延時間に等しいワンショット出力幅を得るために
次段に論理回路を追加したものである。7のNAND回
路は1の入力検出回路の出力6即ち2の遅延回路の入力
と、2の遅延回路の出力5を入力としてその論理積の反
転結果を出力9に出力する。次段のNAND回路8は一
方の入力端子がハイに固定されており、もう一方の入力
は7のNAND回路の出力9に接続されているので、7
のNAND回路の出力の反転出力を4のワンショット出
力端子へ出力する。ここで、7のNAND回路と8のN
AND回路は同一あるいは非常に近い立ち上がり及び立
ち下がり特性を持っているものとする。これは、本発明
のワンショット回路を同一基板上の半導体集積回路とし
て、同一物理パターンのNAND回路を形成すれば容易
に実現可能である。
【0011】7と8のNAND回路で構成される論理回
路は論理的には単なるAND回路であるが、ここであえ
て2個のNAND回路に分けた理由は以下の通りであ
る。通常、AND回路を構成する場合はNAND回路に
インバータ回路を直列に接続してAND回路とするが、
NAND回路出力の立ち上がり時間特性と立ち下がり時
間特性はその回路構成上の理由から相対的に異なる場合
が多い。ここで仮に7のNAND回路の立ち上がり時間
の方が立ち下がり時間よりも大きいとすると、7のNA
ND回路の出力9に出力される負パルスの幅は論理レベ
ルで考えると理想パルス幅よりも大きくなってしまう。
次にこの出力をインバータ回路で受けたとすると、NA
ND回路とインバータ回路の立ち上がり特性と立ち下が
り特性は異なる場合が多いので、インバータの出力では
更にパルス幅の異なる出力となってしまう。そこで、本
発明のワンショット回路では7のNAND回路の出力9
を7のNAND回路と同一あるいは非常に近い立ち上が
り立ち下がり特性を持つNAND回路8で受けることに
より、立ち上がり時間と立ち下がり時間の差による出力
パルス幅の誤差を互いに相殺するように動作させるもの
である。
路は論理的には単なるAND回路であるが、ここであえ
て2個のNAND回路に分けた理由は以下の通りであ
る。通常、AND回路を構成する場合はNAND回路に
インバータ回路を直列に接続してAND回路とするが、
NAND回路出力の立ち上がり時間特性と立ち下がり時
間特性はその回路構成上の理由から相対的に異なる場合
が多い。ここで仮に7のNAND回路の立ち上がり時間
の方が立ち下がり時間よりも大きいとすると、7のNA
ND回路の出力9に出力される負パルスの幅は論理レベ
ルで考えると理想パルス幅よりも大きくなってしまう。
次にこの出力をインバータ回路で受けたとすると、NA
ND回路とインバータ回路の立ち上がり特性と立ち下が
り特性は異なる場合が多いので、インバータの出力では
更にパルス幅の異なる出力となってしまう。そこで、本
発明のワンショット回路では7のNAND回路の出力9
を7のNAND回路と同一あるいは非常に近い立ち上が
り立ち下がり特性を持つNAND回路8で受けることに
より、立ち上がり時間と立ち下がり時間の差による出力
パルス幅の誤差を互いに相殺するように動作させるもの
である。
【0012】1の入力検出回路のリセット遅延時間に対
して7及び8のNAND回路は相対的に通常は遥かに高
速に動作し、前記の通りNAND回路によって発生する
誤差も相殺されるため、4のワンショット出力には2の
遅延回路によって設定された遅延時間に等しいパルス幅
を持つワンショット出力が得られる。図3に2の遅延回
路の遅延時間をtdで示す。
して7及び8のNAND回路は相対的に通常は遥かに高
速に動作し、前記の通りNAND回路によって発生する
誤差も相殺されるため、4のワンショット出力には2の
遅延回路によって設定された遅延時間に等しいパルス幅
を持つワンショット出力が得られる。図3に2の遅延回
路の遅延時間をtdで示す。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のワンショッ
ト回路によれば、入力検出回路のリセット遅延時間の影
響及び出力論理回路の立ち上がり立ち下がり時間の差の
影響を受けずに、遅延回路で設定された遅延時間によっ
て高精度のワンショット出力を得ることができる。
ト回路によれば、入力検出回路のリセット遅延時間の影
響及び出力論理回路の立ち上がり立ち下がり時間の差の
影響を受けずに、遅延回路で設定された遅延時間によっ
て高精度のワンショット出力を得ることができる。
【0014】本発明は特に、短いパルス幅のワンショッ
ト回路を実現する場合に有効である。
ト回路を実現する場合に有効である。
【図1】本発明のワンショット回路の一実施例を示す
図。
図。
【図2】遅延回路の構成例を示す図。
【図3】図1のワンショット回路の動作を示す図。
【図4】従来のワンショット回路を示す図。
1 入力検出回路 2 遅延回路 3 1の入力端子 4 ワンショット出力 5 2の出力 6 1の出力 7 NAND回路 8 NAND回路 9 7の出力 10 インバータ回路 11 インバータ回路 12 インバータ回路 13 遅延回路入力 14 遅延回路出力
Claims (3)
- 【請求項1】 入力信号を一定のパルス幅に変換するワ
ンショット回路において、入力信号を検出する入力検出
手段と、前記入力検出手段の出力を入力としてこれに時
間的遅延を与えて出力する遅延手段を具備し、前記遅延
手段の出力が前記入力検出手段の出力をリセットし、前
記入力検出手段の出力と前記遅延手段の出力を入力とし
て前記遅延手段の遅延時間に相当する出力信号を生成す
る論理回路を有することを特徴とするワンショット回
路。 - 【請求項2】 請求項1記載のワンショット回路であっ
て、前記論理回路は直列に接続された同一且つ偶数個の
負論理回路を有することを特徴とするワンショット回
路。 - 【請求項3】 請求項2記載の負論理回路であって、前
記負論理回路は同一基板上の半導体集積回路として形成
されることを特徴とするワンショット回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4096592A JPH05291902A (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | ワンショット回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4096592A JPH05291902A (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | ワンショット回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05291902A true JPH05291902A (ja) | 1993-11-05 |
Family
ID=14169179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4096592A Pending JPH05291902A (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | ワンショット回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05291902A (ja) |
-
1992
- 1992-04-16 JP JP4096592A patent/JPH05291902A/ja active Pending
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