JPH05290588A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JPH05290588A
JPH05290588A JP8880492A JP8880492A JPH05290588A JP H05290588 A JPH05290588 A JP H05290588A JP 8880492 A JP8880492 A JP 8880492A JP 8880492 A JP8880492 A JP 8880492A JP H05290588 A JPH05290588 A JP H05290588A
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JP
Japan
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memory cell
potential
conductivity type
semiconductor memory
well
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Application number
JP8880492A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Nakamura
寛 中村
Tomoharu Tanaka
智晴 田中
Yoshiyuki Tanaka
義幸 田中
Hideko Ohira
秀子 大平
Tetsuo Endo
哲郎 遠藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 EEPROM、EPROM等における寄生ト
ランジスタのリークがセル面積縮小の妨たげになるとい
う問題を解決することを目的とする。 【構成】 メモリセルを第1導電型基板上、若しくは第
2導電型基板に形成された第導電型ウェルに形成し、書
き込みを行なう制御ゲートに“High”レベルの電圧
を加え、ドレイン若しくはソースに“Low”レベルの
電圧を加えてデータ書込み動作を行なう際、第1導電型
基板若しくはウェルに制御ゲートに印加する電圧とは逆
極性の電圧を印加して制御する回路を具備した不揮発性
半導体記憶装置。 【効果】 本発明によれば、素子分離長が従来より狭く
することができ、セル面積の縮小化ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、書込みが可能な不揮発
性半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】書替え可能な不揮発性半導体記憶装置と
して、従来より、電気的書替えを可能としたEEPRO
Mが知られている。なかでも、メモリセルを複数個直列
接続してNANDセル・ブロックを構成するNANDセ
ル型EEPROMは高集積化ができるものとして注目さ
れている。NANDセル型EEPROMの構成を図12
に示す。NANDセル型EEPROMの一つのメモリセ
ルは、半導体基板上に絶縁膜を介して浮游ゲートと制御
ゲートが積層されたFETMOS構造を有し、複数個の
メモリセルが隣接するもの同士でソース,ドレインを共
用する形で直列接続されてNANDセルを構成する。こ
の様なNANDセルがマトリクス配列されてメモリセル
アレイが構成される。メモリセルアレイの列方向に並ぶ
NANDセルの一端側のドレインは、それぞれ選択ゲー
トトランジスタを介してビット線に共通接続され、他端
側ソースはやはり選択ゲートトランジスタを介して共通
ソース線SLに接続されている。メモリトランジスタの
制御ゲートおよび選択ゲートトランジスタのゲート電極
は、メモリセルアレイの行方向にそれぞれ制御ゲート線
(ワード線)WL、選択ゲート線CLとして共通接続さ
れる。このNANDセル型EEPROMの動作は次の通
りである。
【0003】データ書き込みは、ビット線から遠い方の
メモリセルから順に行われる。nチャネルの場合を説明
すれば、選択されたメモリセルの制御ゲートには高電位
(例えば20V)が印加され、これよりビット線側にあ
る非選択のメモリセルの制御ゲートおよび選択ゲートト
ランジスタのゲートには中間電位(例えば10V)が印
加される。ビット線には、データに応じて0V(例えば
“1”)、または中間電位(例えば“0”)が印加され
る。このときビット線の電位は、選択ゲートトランジス
タおよび非選択メモリセルを通して選択メモリセルのド
レインまで伝達される。
【0004】書込むべきデータがあるとき(“1”デー
タのとき)は、選択メモリセルのゲート・ドレイン間に
高電界がかかり、p型基板(ウェル構造の場合はn型基
板およびこれに形成されたp型ウェル)から浮游ゲート
に電子がトンネル注入される。これにより、選択メモリ
セルのしきい値は正方向に移動する。書き込むべきデー
タがないとき(“0”データのとき)は、しきい値変化
はない。
【0005】データ消去は、p型基板(ウェル構造の場
合はn型基板およびこれに形成されたp型ウェル)に高
電位が印加され、すべてのメモリセルの制御ゲートおよ
び選択ゲートトランジスタのゲートが0Vとされる。こ
れにより、すべてのメモリセルにおいて浮游ゲートの電
子が基板に放出され、しきい値が負方向に移動する。
【0006】データ読み出しは、選択ゲートトランジス
タおよび選択メモリセルよりビット線側の非選択メモリ
セルがオンとされ、選択メモリセルのゲートに0Vが与
えられる。この時ビット線に流れる電流を読むことによ
り、“0”、“1”の判別がなされる。
【0007】この様な従来のNANDセル型EEPRO
Mでは、次のような問題がある。隣接するビット線間で
ワード線方向に沿ってフィールド領域で寄生MOSトラ
ンジスタが形成され、そのリーク電流が発生することで
ある。この寄生MOSトランジスタ構造を後述する図6
に示す。例えば、データ書込み時、選択ワード線、つま
りメモリセルの制御ゲートに20V、ソース線に0V、
ビット線に10Vが印加されたとすると、寄生トランジ
スタのゲートに20V、ソースに0V、ドレインに10
Vが与えられたことになり、寄生トランジスタがオンす
る危険がある。
【0008】以上のような寄生トランジスタの問題はN
ANDセル型EEPROMに限らず、NOR型EEPR
OMにも同様にあるし、また紫外線消去型のEPROM
にもある。また、セル面積を縮小するために素子分離幅
を狭くすればするほど、寄生トランジスタがオンする危
険は高くなる。
【0009】この問題に対し、従来にも、書込み動作時
に寄生トランジスタにバックバイアスを印加し、寄生ト
ランジスタがオンする事を防ぐ、という提案はあった
(特開平1−225425 遠藤他)。しかしながら、
寄生トランジスタの基板若しくはウェルの電位を設定す
る具体的な回路、特に読出し動作時等の他の動作時の電
位設定も同時に行える回路については提案させれていな
い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来のE
EPROM、EPROM等においては、寄生MOSトラ
ンジスタによるリークがセル面積縮小のさまたげにな
る、という問題があった。本発明はこの様な問題の解決
を実現できる不揮発性半導体記憶装置も提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る不揮発性半
導体記憶装置は、メモリセルを第1導電型基板上、若し
くは第2導電型基板に形成された第1導電型ウェルに形
成する。そして、ワード後、つまり書き込みを行うメモ
リセルの制御ゲートにHighレベル電圧を加え、書込
みを行うメモリセルに接続されているビット線若しくは
ソース線、つまりメモリセルのドレイン若しくはソース
にLowレベル電圧を印加し、メモリセルへのデータ書
込み動作を行う際に、第1導電型基板若しくはウェルに
ワード線に与えるHighレベル電位とは逆極性の電位
を与えるように制御し、また消去動作時、及び読出し動
作時においても第1導電型基板若しくはウェルに適当な
電位を与える第1導電型基板若しくはウェルの電位制御
回路が設けられていることを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明によれば、データ書込時に、選択ワード
線に与えられるHighレベル電位に対して逆極性の電
位を第1導電型基板若しくはウェルに印加することによ
り、素子分離領域に形成される寄生MOSトランジスタ
にはバックバイアスがかかる。この結果、寄生トランジ
スタのしきい値電圧が高くなり、素子分離能力が向上す
る。従って、素子分離幅を従来よりも狭くすることがで
きるため、セル面積の縮小をはかることができる。
【0013】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1に本発明の回路構成の実施例、図2,3,4および
5にそれぞれ書込み時(基板側からゲート側に電子を注
入する時)、消去時(ゲート側から基板側に電子を注入
する時)、通常読出し時(メモリセルのしきい値電圧が
0Vより高いかどうかを調べる時)、及び負のしきい値
読出し時(メモリセルのしきい値電圧がある負電圧(0
V以下−(VCC−VSS以上)より高いかどうかを調べる
時)の各部分の電圧を示す。図1中のM1,M4,M7
はpチャネル・エンハンスメント型の、M2,M5,M
6,M8はnチャネル・エンハンスメント型の、M3は
nチャネル・ディプリッション型のMISFETであ
り、またHVGは高電圧(VCC電位より高い電圧)の発
生回路である。図1中のpチャネルMISFET及びn
チャネル・ディプリッション型MISFETのしきい値
電圧は0より低く−(VCC−VSS)より高い、またnチ
ャネル・エンハンスメント型MISFETのしきい電圧
は0より低く、(VCC−VSS)より高いとし、図中のV
1〜V5,VX ,VCSB ,VH は回路への入力電圧、V
out は出力電圧であり、VCC≧Vx ≧VSSであるとす
る。また、図中のHVGはVH が“Low”レベルにあ
る時には高電圧VPP(>VCC)を出力し、VHが“Hi
gh”レベルにある時にはHVGの出力部はフローティ
ング状態となるものとし、また図中のLVGはV2が
“High”レベルにあるときにはVA (VA ≦VSS
を出力し、V2が“Low”レベルにあるときにはVSS
を出力する。つまり、VCSB はVSS≧VCSB ≧VA (V
A <VSS)であり、このためM2,M3,M6,M8に
おいてはソース,ドレインの拡散層と基板の間のpn接
合が順バイアスにならないように基板電位をVCSB にし
てある。また、Vcgは選択されたメモリセルの制御ゲー
ト電圧である。以下では、図1の回路の出力部がメモリ
セルの存在するp−ウェルに接続されている場合につい
て述べ、また浮游ゲートと制御ゲートの両方を有し、n
基板上のp−ウェル内に形成されたメモリセルを例にと
って説明を行う。また、図6には、このメモリセルの断
面図を示す。また、図7,8には書込み動作の前後でし
きい値電圧がそれぞれ(負→正)、((VCC−VSS)よ
り低い値→(VCC−VSS)より高い値)となるようなメ
モリセルにおける読出し動作時のバイアス状態を示す図
を、図9〜図11には図1の(ア)、(イ)、(ウ)の
部分の他の実施例を示す。また、図12には、NAND
型E2 PROMの構成を示す。
【0014】まず、書込み時の動作について説明する。
書込み動作前には図6中のVcg,Vwellは共にVSS電位
にある。書込み動作時には、通常、浮游ゲートにp−ウ
ェル側から電子注入を行うように選択されたメモリセル
の制御ゲート電圧VcgはVPPとなる。この際には、図6
(b)の素子分離領域の真上の部分にVPP電圧がかか
り、破線で示した寄生トランジスタにVPPのゲート電圧
が、また寄生トランジスタのソース・ドレインに相当す
る部分(図6(c)の斜線部)の電位は最低の場合VSS
なので、実効的に最高で(VPP−VSS)のゲート電圧が
印加されていることになる。素子分離を完全にするに
は、この寄生トランジスタのp−ウェル側がオンしない
ようにする必要があり、このためVcgがVSS→VPPとな
る前にVwellをVSS→VA とし、またVcgがVPP→VSS
となる後にVwellをVA →VSSとすることによって寄生
トランジスタにVPPのゲート電圧が印加されている間は
常に−(VSS−VA )のバックバイアスがかかるように
調整する。図1の回路及び図2の入力信号のタイミング
を用いると、以下に述べるように前記のようなバイアス
の調整を行うことができる。
【0015】書込み動作時には、V1,V3,V4,V
H は常にVCC電位(“High”レベル)にあるため、
M1,M4,M6,M7は非導通、M3,M5は導通状
態にあり、またHVGの出力部はフローティング状態に
あるため、出力電圧Vout 電位に影響を与えるのはM2
及びM8を介した経路のみである。また、書込み動作中
は、M6及びM7が常に非導通状態にあるので、VX
位がVSS≦VX ≦VCCの間のどんな電位にあってもV
out には影響を与えない。書込み動作前には、V5 の電
位はVCC(“High”レベル)にあり、V2
CSB ,電位はVSS(“Low”レベル)にあるため、
M8が導通状態に、M2は非導通になっており、また、
HVGの出力部はフローティングとなっているので、V
out つまりVwellはVSS電位に固定されている。書込み
動作が始まると、V2がVSS→VCC,V5がVCC→VSS
となると同時にVCSB がVSS→VA となり、寄生トラン
ジスタにバックバイアスが印加される。すると、M10
が非導通となると同時に、M2が導通状態になり、V
out 及びVwellがVCSB 電位、つまりVA となる。続い
て、選択されたメモリセルにデータの書込みを行うた
め、メモリセルの制御ゲートの一部、若しくは全部がV
SS→VPPとなり、p−ウェル→フローティングゲートへ
の電子注入が始まる。一定時間この状態を保った後、V
PP電位にある制御ゲートがVSSとなり、p−ウェル→フ
ローティングゲートの電子注入が終わる。続いて、V2
がVCC→VSS,V5がVSS→VCC,VCSB がVA →VSS
となるため、M2が非導通、M8が導通状態となり、V
out 及びVwellがVA →VSSとなり、寄生トランジスタ
へのバックバイアスが除去され、書込みが除去され、書
込み動作前と同じ状態になる。
【0016】次に、消去時の動作について、p−ウェル
にVPP電圧を印加し、制御ゲートにVSS電位を印加して
消去を行う場合を例にとって説明する。消去動作前には
図6中のVcg,VwellはともにVSS電位にある。消去動
作時には、通常、p−ウェルにはVPP電圧、制御ゲート
にはVSS若しくはVPP電圧が印加されると、寄生トラン
ジスタのゲート電圧はp−ウェルに対して0V若しくは
−(VPP−VSS)という負の値をとるため、寄生トラン
ジスタはオンしない。消去時のp−ウェル電圧の調整は
図1の回路及び図3の入力信号のタイミングを用いるこ
とにより、以下のように行うことができる。
【0017】消去動作時には、V2,VCSB は常にVSS
電位、V4は常にVCC電位にあるため、M5は導通状態
M2,M4,M6,M7は非導通状態にある。従って、
出力電圧Vout に影響を与えるのは、M1,M8及びH
VGを介した経路のみである。また、消去動作中は、M
6及びM7が常に非導通状態にあるので、VX 電位がV
SS≦VX ≦VCCの間のどんな電位にあってもVout には
影響を与えない。消去動作前には、V1,V3,V5,
H の電位はVCCにあるので、M1は非導通、HVGの
出力部はフローティング、M8は導通状態にあるため、
out 及びVwellはVSS電位に固定されている。消去動
作が始まると、まず、V5がVCC→VSSとなりM8が非
導通状態となってVout がフローティング状態(図3中
の破線)になった後、V1がVCC→VSSとなりM1が導
通状態となってVout がVSS→VCCと変化する。続い
て、V3がVCC→VSSとなると、M3のソース,ドレイ
ン電圧がともにVCC,ゲート電圧がVSSとなるため、M
3のしきい値電圧が−(VCC−VSS)より高いところか
ら、M3が非導通状態となる。このときには、Vout
再びフローティング状態(図3中の点線)となってい
る。続いて、VH がVCC→VSSとなり、HVGからVPP
が出力されてVout がVCC→VPPとなり、フローティン
グゲート→p−ウェルへの電子の引き抜きが始まる。こ
の時には、制御ゲート電圧はVSS(選択メモリセル)、
若しくはVPP(非選択メモリセル)にある。一定時間こ
の状態を保った後、V1及びVH がVSS→VCCとなり、
M1が非導通状態に、また、HVGのの出力部がフロー
ティングになり、Vout もフローティングとなる。続い
て、VPP電位にある制御ゲートとp−ウェルを同電位に
保ったままVPP電位からVCC程度の電位に低下させた
後、V3,V5,をVSS→VCCとすると、M8が導通状
態となり、Vout 及びVwellがVSS電位にまで低下す
る。この状態で消去動作前の状態と同一の状態にもど
る。
【0018】次に、読出し時の動作について、メモリセ
ルのしきい値電圧が書込み動作の前後で0Vより低い値
から0Vより高い値に変化するようなメモリセルを例に
とって説明する。
【0019】まず、通常の読出し動作について説明す
る。通常の読出し動作前には、図6中のVcg,Vwell
ともにVSS電位にある。読出し動作時には、通常、P−
ウェルにはVss電圧、制御ゲートにはVSS若しくはVCC
電圧が印加される。この場合には、寄生トランジスタの
ゲートにVCC電位、寄生トランジスタのソース・ドレイ
ン部分(図6(c)の斜線部)には最低の場合VSS
位、p−ウェルにVSS電位が印加されるが、書込み時に
寄生トランジスタにかかる実効ゲート電圧((ゲート電
圧)−(ソース・ドレイン部分の電圧)の値)の最大値
であるVPP電圧に比べて読出し時の実効ゲート電圧は最
高でもVCC電位と低いので、p−ウェルに負電圧を印加
することによるバックバイアス効果を利用しなくても寄
生トランジスタがオンするのを防ぐことは容易である。
通常の読出し時のp−ウェル電圧の調整は図1の回路及
び図4の入力信号のタイミングを用いることにより、以
下のように行うことができる。
【0020】通常読出動作時には、V1,V3,V4,
V5,VH は常にVCC電位、V2,VCSB は常にVSS
位にあるため、M1,M2,M4,M6,M7は非導
通、M3,M5,M8は導通状態にあり、また、HVG
の出力部はフローティング状態にあるので従って、V
out は常にVSSの電位のままである。
【0021】通常読出し動作時には、M6,M7は常に
非導通状態にあるので、VX 電位がVSS≦VX ≦VCC
間のどんな電位にあっても、Vout には影響を与えな
い。このようにVwellがVSSに固定された状態におい
て、選択されたメモリセルの制御ゲートがVSS電位に固
定された状態でセル電流が流れるかどうかを判定し、読
出しが行われる。
【0022】次に、図6のようなメモリセルにおいて、
しきい値電圧が負となっているときに、このメモリセル
のしきい値電圧がある負の電圧値−(VX −VSS)(た
だし、0≦VX ≦(VCC−VSS))より高いか低いかを
調べる際の読出し動作について説明する。この動作で
は、メモリセルのゲート電圧をVSS、ソース部分(ソー
ス線)及びp−ウェルにVSSより高い電圧を印加して、
負のしきい値電圧を判定する方法を用いる。すなわち、
メモリセルのp−ウェル及び、メモリセルのソース部分
にVX 、メモリセルのドレイン部分(ビット線)にはV
X より高い電位、ゲートにVSS電位を印加してセル電流
が流れるかどうかを調べ、しきい値電圧が−(VX −V
SS)より高いか低いかを安定する(図7を参照)。図6
においては、Vcg=VSS,Vwell=VX となる。この場
合には、寄生トランジスタにかかる実効的なゲート電
圧、すなわち、(ゲート電圧)−(ソース・ドレイン部
分の電圧)の値は負となるため、書き込み時とは異な
り、バックバイアス効果を利用しなくとも寄生トランジ
スタがオンするのを防ぐことは容易である。負のしきい
値電圧の読出し時のp−ウェル電圧の調整は図1の回
路、及び図5の入力信号のタイミングを用いることによ
り、以下のように行うことができる。
【0023】負のしきい値電圧読出し時には、V1,V
3,VH は常にVCC電位、V2,VCSB は常にVSS電位
にあるので、M1,M2は非導通、M3は導通状態にあ
り、HVGの出力部はフローティング状態となってい
る。従って、出力電圧Vout に影響を与えるのは、M
6,M7及びM8を介した経路のみである。読出し動作
前には、V4,V5はVCC電位にあるので、M4,M
6,M7は非導通、M5,M8は導通状態にあるため、
out 及びVwellはVSS電位に固定されている。読出し
動作が始まると、V4,V5が同時にVCC→VSSとな
り、M5,M8が非導通となると同時に、M4,M6,
M7が導通状態となり、Vout 、すなわちVwellはVSS
→VX となる。図1中の(イ)で示す部分を持つ回路を
ソース線電位設定回路に用いる等の方法を用いると、同
時に、メモリセルのソース部分(ソース線)の電位も、
SS→VX となり、メモリセルのゲートVSS、p−ウェ
ルVX 、ソース部分(ソース線)VX 、ドレイン部分
(ビット線)VX より高い電圧、というバイアス状態に
おいてセル電流が流れるかどうかを判定し、負のしきい
値電圧の読出し動作が行われる。続いて、V4,V5が
SS→VCCとなることによりM5,M8が導通状態に、
M4,M6,M7が非導通状態となり、Vout 及びV
wellがVX →VSSとなる。同時に、メモリセルのソース
部分の電圧もVX →VSSとなり、読出し動作前の状態に
もどる。
【0024】本発明においては、前項の実施例の他に、
いくつかの変形が考えられるので、以下に簡単に示す。
前項の実施例においては、メモリセルのしきい値電圧が
書込動作の前後で0より低い値から0より高い値に変化
する場合について述べたが、本発明はこの場合に限定さ
れるものではなく、例えばしきい値電圧が書込動作の前
後で(VCC−VSS)より低い値から(VCC−VSS)より
高い値に変化するようなメモリセルにおいても有効であ
る。この場合の読み出し動作は、次のようになる。通常
読出し(メモリセルのしきい値電圧がVCCより高いかど
うかの判定)については、前項の実施例中の通常読出し
動作において、読出し時のメモリセルの制御ゲート電圧
がVSSとなっているのを、VCCに変えるだけで図4のV
cg以外の各信号の値は全く変えずに用いることができる
(図8(a))。また、図5のVcgの値をVSSからVCC
に変えて、他の信号は全く同じものを用いると、メモリ
セルのしきい値電圧が0と(VCC−VSS)の間の任意の
電圧(VX −VSS)より高いかどうかの判定を行うこと
ができる(図8(b))。
【0025】また、前記実施例では書込み動作時にのみ
p−ウェルにVSSよりも低いバイアスを印加する場合に
ついて述べたが、本実施例はこの場合に限定されるもの
ではなく、例えば、書込み動作に加えて通常読出し時に
もp−ウェルに負バイアスをかける場合においても入力
信号を図2のように調整することに本発明をそのまま利
用できることは言うまでもない。
【0026】また、前記実施例は図1の回路をメモリセ
ルがあるp−ウェルに接続した場合のものであるが、本
発明はこの場合に限定されるものではなく、他の用途、
例えばメモリセルのソース線やビット線、ワード線やM
ISFETのソース、ドレイン、ゲート、基板、ウェル
等に接続する場合でも有効であることは言うまでもな
い。メモリセルのソース線に図1の回路を接続する方法
は、消去時にフローティングゲート→p−ウェルに電荷
を引き抜くようなメモリセルにおいて、ソース線を必要
に応じてVSSからVPPの範囲で電位変化させる場合など
にも有効に利用できる。
【0027】また、前記実施例は、フローティングゲー
トを有する不揮発性メモリセルを例にとって説明を行っ
てきたが、本発明はこの場合に限定されるものではな
く、MNOS等のフローティングゲートを持たない不揮
発性メモリセルにおいても有効であり、また紫外線消去
型のEPROM等においても有効であることは言うまで
もない。
【0028】また、前記実施例は、n基板上のpウェル
内にメモリセルが形成された場合について扱ったが、p
基板上にメモリセルが形成された場合においても有効で
ある。
【0029】また、本発明は図1の回路に限定されるも
のではなく、図1の回路の(ア)、(イ)、(ウ)の部
分をそれぞれ図9、図10、図11のようにトランジス
タの種類を変えたり、種類や特性の異なるトランジスタ
を挿入するなどのような変更を行った場合など種々変更
可能であることは言うまでもない。
【0030】ここで図9(d),(e),(f),
(g)について簡単に説明する。図1よりわかるよう
に、出力部には高電圧VPPが印加される場合があるた
め、Vout 端子と接しているトランジスタ、具体的には
図1のM3,M6,M7,M8や図9の破線で囲まれた
素子は高電圧VPPに耐えられるような素子が用いられ
る。この高電圧VPPに耐えられる素子は例えばゲート酸
化膜厚が厚くしてある、などの特徴があり、ゲート酸化
膜厚が厚いため、ゲート酸化膜厚がより薄い素子に比べ
てしきい値電圧の絶対値が高くなり、バックバイアス効
果が大きくなる等の特徴がでてくる。すると、Etyp
e素子では、例えばVCC近くの電圧を転送する際の転送
能力が、ゲート酸化膜厚がより薄い素子に比べて、低下
するため、ゲート幅を広くするなどの工夫が必要となり
素子寸法の増加につながる。また、Dtype素子では
カットオフ特性が悪くなる。ところが、図9(d),
(e),(f),(g)のように高電圧に耐えられる素
子(破線で囲まれた素子)と酸化膜厚がより薄い素子を
直列に接続した構造を用いることによりパターン面積を
小さくできる。図9(d),(e),(f),(g)で
は右側(VPPに耐えられる素子)のトランジスタはV
out がVPP、V3がVSSの際に左側トランジスタが壊れ
ない程度の電圧しか転送できない、という特性を満たせ
ば、しきい値電圧の値やカットオフ特性に関する制約は
ないので、VPPに耐えられる素子だけで転送を行う場合
の素子寸法に比べてずっと小さい寸法でも転送能力を高
くできる。また図9(d),(e),(f),(g)の
左側の素子は高電圧に耐える必要がなくゲート酸化膜厚
を薄くできるので、寸法を大きくしなくても高い転送能
力が実現でき、またカットオフ特性もよくなる。従っ
て、図9(d),(e),(f),(g)のような構造
を用いることにより図9(a),(b),(c)や図1
(ア)を用いる場合に比べてパターン面積を小さく、カ
ットオフ特性を良好にすることができる。
【0031】次に、図1(ウ)及び図11について説明
する。図2〜図5からわかるように図1(ウ)の部分は
書込み、消去、読出し動作の前後にVout をVSSに固定
する、という働きをするものであるが、同時にVout
SSより低い電位VA が出力されている際にはリミッタ
の役割も果たす。Vout にM2,M3を介してVA が出
力されている場合には図1(ウ)あるいは図11の素子
が形成されているp−ウェル若しくはp−基板にもVA
が印加されているとともにゲートにはVSS電位が印加さ
れているため、図1(ウ)あるいは図11のEtype
nチャネルMOSFETはVSS−VA >VthE (V
thE はEtype nチャネルMOSFETのしきい値
電圧)となった場合オン状態となる。この場合には図1
1のDtype nチャネルMOSFETもオン状態と
なっているため、図1(ウ)と図11のどちらを用いて
も出力電圧は(VSS−VTHE )より低い値に下げること
はなくなる。また、図13に示しようなリミッタの働き
をする素子を図1のLVGの出力部に新たに入れた場合
でも本発明は有効である。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、本発明よれば、素子
分離長が従来よりも狭くなり、セル面積の縮小を実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す回路図。
【図2】 書込み動作時における図1の回路の各部及び
メモリセルの制御ゲートの電圧を示すタイミング図。
【図3】 消去動作時における図1の回路の各部及びメ
モリセルの制御ゲートの電圧を示すタイミング図。
【図4】 通常の読出し動作(しきい値電圧が正か負か
の判定)時における図1の回路の各部、メモリセルの制
御ゲート、及びメモリセルのソース部分の電圧を示すタ
イミング図。
【図5】 負のしきい値電圧読出し時における図1の回
路の各部、メモリセルの制御ゲート、及びメモリセルの
ソース部分お電圧を示すタイミング図。
【図6】 メモリセルの断面図であり、(a)はセル電
流が流れる方向と平行な方向、(b)はセル電流が流れ
る方向に対して垂直な方向の断面図であり、(c)は
(b)の破線で囲まれた部分、つまり素子分離(寄生ト
ランジスタ)部分の拡大図。
【図7】 書込み動作の前後でメモリセルのしきい値電
圧が負から正に変化するメモリセルにおける読出し動作
時のバイアス状態を示し、(a)は通常読出し動作時の
場合、(b)は負のしきい値電圧読出し時の場合を説明
する断面図。
【図8】 書込み動作の前後でメモリセルのしきい値電
圧が(VCC−VSS)より低い値から(VCC−VSS)より
高い値に変化するメモリセルにおける読出し動作時のバ
イアス状態を示し、(a)は通常読出し動作(しきい値
電圧が(VCC−VSS)より高いかどうかの判定)時の場
合、(b)は(VCC−VSS)より低く、0Vより高いし
きい値電圧の読出し動作時の場合を説明する断面図。
【図9】 図1に示した(ア)の部分の他の実施例を示
す回路図。
【図10】 図1に示した(イ)の部分の他の実施例を
示す回路図。
【図11】 図1に示した(ウ)の部分の他の実施例を
示す回路図。
【図12】 NAND型EEPROMセルアレイ部の構
成を示す回路図。
【図13】 図1の低電圧発生回路LVGの出力部に付
けるリミッタの実施例を示す回路図。
【符号の説明】
M1,M4,M7 pチャネルエンハンスメント型MI
SFET M2,M5,M6,M8 nチャネルエンハンスメント
型MOSFET M3 nチャネルディプリッション型MISFET HVG 高電圧発生回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/792 H01L 29/78 371 (72)発明者 大平 秀子 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝総合研究所内 (72)発明者 遠藤 哲郎 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝総合研究所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数本のビット線と、このビット線と交差
    して配設された複数本のワード線と、前記ビット線とワ
    ード線の各交差位置に配置されてワード線により駆動さ
    れて、ビット線、若しくはソース線との間でデータのや
    りとりが行われる書込み可能な不揮発性半導体メモリセ
    ルにおいて、前記メモリセルは、第1導電型基板、若し
    くは第2導電型基板に形成された第1導電型ウェルに形
    成され、選択的に制御デートに高電圧も印加するデータ
    書込み動作時に前記第1導電型基板若しくはウェルに前
    記制御ゲートに印加する電位と逆極性の電位が印加され
    るように、制御する回路を備えたことを特徴とする不揮
    発性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】前記制御回路は、高電圧発生回路を有し、
    データ消去時に、前記第1導電型基板、若しくはウェル
    を高電圧に設定することを特徴とする請求項1記載の不
    揮発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】前記制御回路は、接地電位以上電源電位以
    下の任意の入力電位を出力部に転送する手段を有し、デ
    ータ読み出し時に、前記第1導電型基板、若しくはウェ
    ルを前記任意の入力電位に設定可能であることを特徴と
    する請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】前記制御回路は、出力部と接地電位を接続
    するトランジスタを有し、書込み動作、消去動作、及び
    読み出し動作の前後には前記トランジスタがオン状態と
    なり、前記第1導電型基板、若しくはウェルを接地電位
    に設定することを特徴とする請求項1記載の不揮発性半
    導体記憶装置。
  5. 【請求項5】複数本のビット線と、このビット線と交差
    して配設された複数本のワード線と、このワード線と前
    記ビット線との各交差位置に配置されてワード線により
    駆動されてビット線若しくはソース線との間でデータの
    やりとりが行なわれる書込み可能な不揮発性半導体メモ
    リセルとを具備して構成されたものにおいて、前記メモ
    リセルは、第1導電型基板若しくは第2導電型基板に形
    成された第1導電型ウェルに形成され、前記第1導電型
    基板若しくはウェルに接地電位より高い電圧を印加する
    とともに、メモリセルのソース部分にも前記高い電圧を
    印加し、またメモリセルの制御ゲートに接地電位を印加
    し、負のしきい値電圧の読み出しを行うことを特徴とす
    る不揮発性半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】複数本のビット線と、このビット線と交差
    して配設された複数本のワード線と、このワード線と前
    記ビット線との各交差位置に配置され、前記ワード線に
    より駆動され、前記ビット線若しくはソース線との間で
    データのやりとりが行なわれる書込み可能な不揮発性半
    導体メモリセルとを具備してなるものにおいて、前記メ
    モリセルは、第1導電型基板、若しくは第2導電型基板
    に形成された第1導電型ウェルに形成され、前記第1導
    電型基板若しくはウェルに接地電位より高い電圧を印加
    するとともに、メモリセルのソース部分にも前記高い電
    圧を印加し、またメモリセルの制御ゲートに電源電位を
    印加することにより、接地電位と電源電位の間にあるし
    きい値電圧の読出しを行うことを特徴とする不揮発性半
    導体記憶装置。
  7. 【請求項7】前記不揮発性半導体メモリセルは、電気的
    書替え可能な不揮発性半導体メモリセルであることを特
    徴とする請求項1,5又は6に記載の不揮発性半導体記
    憶装置。
  8. 【請求項8】前記不揮発性半導体メモリセルは、電気的
    書替え可能な不揮発性メモリセルであって、複数個ずつ
    直列接続されてNANDセルを構成していることを特徴
    とする請求項1,5又は6記載の不揮発性半導体記憶装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100321656B1 (ko) * 1998-08-31 2002-01-24 가네꼬 히사시 반도체 집적회로
JP2005149695A (ja) * 2003-11-18 2005-06-09 Hynix Semiconductor Inc Nandフラッシュメモリ素子のしきい電圧測定方法
KR100706071B1 (ko) * 2002-10-07 2007-04-11 인피니언 테크놀로지스 아게 단일비트 비휘발성 메모리셀 및 그것의 프로그래밍 및삭제방법

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