JPH05290493A - 情報信号記録装置 - Google Patents

情報信号記録装置

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JPH05290493A
JPH05290493A JP4092888A JP9288892A JPH05290493A JP H05290493 A JPH05290493 A JP H05290493A JP 4092888 A JP4092888 A JP 4092888A JP 9288892 A JP9288892 A JP 9288892A JP H05290493 A JPH05290493 A JP H05290493A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数種の記録媒体の内、情報信号の記録を行
う記録媒体の種類に応じて、情報信号の記録動作に伴う
記録媒体の起動時間及び起動動作に必要な電力の供給を
最適に制御する事により、余分な電力消費を削減しつ
つ、情報信号を最適な状態にて記録する事ができる情報
信号記録装置を提供する事を目的とする。 【構成】 複数種の記録媒体と接続可能で、接続された
記録媒体に対して情報信号を記録する情報信号記録装置
において、該装置に接続された記録媒体の種類に応じ
て、該記録媒体に対する情報信号の記録動作の起動時間
及び該記録動作時に必要な電力の供給する制御する様に
構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報信号を記録媒体に
記録する情報信号記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、情報信号を記録媒体に記録す
る情報信号記録装置として、例えば、ビデオフロッピー
と呼ばれる磁気ディスク等の記録媒体に、静止画像信号
あるいは音声信号等の情報信号を記録する電子スチルビ
デオカメラが知られている。
【0003】また、最近では、DRAM、SRAM、E
EPROM等のメモリ素子を備えたメモリカード等を記
録媒体として、該メモリカードにディジタル化された静
止画像信号や音声信号を記録するシステムも出現してい
る。
【0004】ところで、上記メモリカードはメモリ素子
の1チップ当たりの記憶容量やカードに実装可能なメモ
リ素子のチップ数の制限から記憶容量に限界があり、ま
た、メモリ素子の価格が他の記録媒体に比べて高価であ
るため、記憶容量の大きい記録媒体には成り得ていない
のが現状である。
【0005】これに対して、ハードディスク装置は前記
メモリカードに比べて記憶容量の大きい記録媒体である
事が知られており、また、最近のハードディスク装置
は、前記メモリカードと同じ様に、本体装置に対して着
脱可能である為、該ハードディスク装置を記録媒体とし
て電子スチルビデオカメラに用いる事により、該ハード
ディスク装置を用る事により、記憶容量の大きいシステ
ムを比較的安価にて構成する事ができる。
【0006】また、上記ハードディスク装置には、記録
容量、重量、消費電力、記録速度等により様々な種類が
あり、これら複数種のハードディスク装置を装着できる
様にシステムを構成すれば、ユーザーの多様な要望に応
ずる事が可能になる。
【0007】ところで、ハードディスク装置は、機械的
可動部分の無いメモリカードとは異なり、情報信号の記
録時には内部のハードディスクを回転させなければなら
ず、また、ハードディスクの回転起動時には、比較的長
い時間と定常回転時よりも大きな電力が必要となるた
め、一旦ハードディスクの回転を起動したら、しばらく
は回転させたままの状態で保持し、所定時間が経過する
か、あるいは情報信号の記録動作が終了した後に、ハー
ドディスクの回転を停止させるのが一般的であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
様に複数種のハードディスク装置を装着できる様に電子
スチルビデオカメラを構成する場合には、ハードディス
ク装置の種類毎にハードディスクの回転を起動させるの
に必要な時間が異なるため、カメラ本体に装着され得る
ハードディスク装置の内、最もハードディスクの回転起
動時間が長く且つハードディスクの回転起動時における
電力消費が大きい装置に合わせて、ハードディスクの回
転を起動させ、回転させたまま保持しておく時間を設定
する様にしなければならなかった。
【0009】このため、従来のシステムでは、例えハー
ドディスクの回転起動時間が短く且つハードディスクの
回転起動時における電力消費が小さいハード・ディスク
装置がカメラ本体に装着された場合であっても、ハード
ディスクを必要以上に長い時間、回転させたままの状態
で保持され、無駄な電力が消費されてしまう事になり、
また、電子スチルビデオカメラは携帯機器であるため、
電力の供給を電池に依存しており、この様な無駄な電力
消費により、電池一個当たりにシステムを稼働させ情報
信号の記録を行う事ができる時間を著しく減少させ、仮
に静止画像信号を記録する場合には、記録可能な静止画
面数を減少してしまうという問題があった。
【0010】本発明は上述の様な従来の問題点を解決
し、複数種の記録媒体の内、情報信号の記録を行う記録
媒体の種類に応じて、情報信号の記録動作に伴う記録媒
体の起動時間及び記録動作に必要な電力の供給を最適に
制御する事により、余分な電力消費を削減しつつ、情報
信号を最適な状態にて記録する事ができる情報信号記録
装置を提供する事を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の情報信号記録装
置は、情報信号を記録媒体に記録する装置であって、複
数種の記録媒体と接続可能な接続手段と、前記接続手段
に接続された記録媒体の種類に応じて、該記録媒体に対
する情報信号の記録動作の起動時間及び該記録動作時に
必要な電力の供給を制御する制御手段とを有するもので
あり、また、夫々が複数種の記録媒体と接続可能である
複数の接続手段と、前記複数の接続手段に接続された記
録媒体の内の何れかの記録媒体を選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された記憶媒体の種類に応じ
て、該記録媒体に対する情報信号の記録動作の起動時間
及び該記録動作時に必要な電力の供給を制御する制御手
段とを有するものである。
【0012】
【作用】上述の構成によれば、記録媒体に対する情報信
号の記録動作に伴う記録媒体の起動時間及び記録動作に
必要な電力が異なる複数種の記録媒体の何れを装置に接
続しても、余分な電力消費を削減しつつ情報信号を最適
な状態にて記録する事ができる様になる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を本発明の実施例を用いて説明
する。
【0014】図1は本発明の第1実施例として、本発明
を適用した電子スチルビデオカメラの概略構成を示した
図である。
【0015】図1において、10は撮影レンズ、12は
絞り機能を具備するシャッタ機構、14は光学像を電気
信号に変換する撮像素子、16はガンマ補正等の周知の
カメラ信号処理を行うプロセス回路、18は前記プロセ
ス回路16より出力されるアナログ静止画像信号をディ
ジタル静止画像信号に変換するA/D変換器、20は前
記A/D変換器18より出力されるディジタル静止画像
信号を例えば適応離散コサイン変換(ADCT)等のデ
ータ圧縮方式に従って圧縮処理する圧縮回路、22は前
記A/D変換器18より出力される圧縮処理されていな
いディジタル静止画像信号と前記圧縮回路22より出力
される圧縮処理が施されたディジタル静止画像信号とを
切り換えて出力する為の切換スイッチ(SW)である。
【0016】28はA/D変換器18、圧縮回路20、
SW22及びバッファメモリ24を制御するメモリ制御
回路であり、A/D変換器18より出力されるディジタ
ル静止画像信号を圧縮処理する場合は圧縮回路20より
出力される圧縮処理されたディジタル静止画像信号が、
圧縮処理しない場合はA/D変換器18より出力される
ディジタル静止画像信号がメモリ制御回路28の制御下
で一旦バッファメモリ24に書き込まれる。
【0017】26は図中のメモリカード100、ハード
ディスク装置180あるいはハードディスク装置250
とのインターフェース部(I/F)、30は該メモリカ
ード100、ハードディスク装置180、250を接続
する為のコネクタ、34は例えばディジタル信号の入力
端子を有するプリンタ装置等、他の外部機器に対してデ
ィジタル静止画像信号の送信を行う為のコネクタであ
る。
【0018】40は撮影レンズ10内のフォーカシング
レンズを駆動するレンズ駆動回路、42はシャッタ機構
12を駆動するシャッタ駆動回路、44は被写体までの
距離を測定する測距回路、46は被写体の明るさを測定
する測光回路、48はストロボである。
【0019】50は装置全体を制御するシステム制御回
路、52はシステム制御回路50の制御動作に必要な定
数や変数等のデータを記憶しているメモリ、54は装置
の動作状態等を表示する液晶表示装置等の表示器であ
る。
【0020】56はシステム制御回路50に対して各種
動作指示を行う為のスイッチ群であり、該スイッチ群5
6には、例えば、メインスイッチ60、不図示の2段レ
リーズスイッチの1段目で閉成され、測距回路46及び
測光回路48による測距及び測光を指示する測距・測光
スイッチ62、該2段レリーズスイッチの2段目で閉成
され、メモリカード100、ハードディスク装置18
0、250に対する撮影静止画像信号の記録開始を指示
する記録開始スイッチ64、1画面分のフィールド静止
画像信号あるいはフレーム静止画像信号の撮影記録を行
う単写撮影記録(S)モード、連続して複数画面分のフ
ィールド静止画像信号あるいはフレーム静止画像信号の
撮影記録を行う連写撮影記録(C)モード、及びセルフ
タイマー撮影記録モードの内の何れかを選択する為の撮
影記録モード選択スイッチ66、静止画像信号の撮影記
録画面数、フレーム記録/フィールド記録の区別、静止
画のアスペクト比、静止画の画素構成、データ圧縮方
式、該データ圧縮方式により圧縮処理を行った場合のデ
ータの圧縮率等、静止画像信号の記録動作に係る各種設
定条件を選択する為の記録条件設定スイッチ68、消去
モードを選択する消去モード選択スイッチ70、消去動
作の開始を指示する消去動作開始指示スイッチ72等が
ある。
【0021】80は電源82の電力供給状態の検出や制
御を行う為の電源制御回路、82は電源であり、該電源
82は電池、DC/DCコンバータ、通信するブロック
を切り換えるスイッチ等により構成されており、80に
よって制御される。
【0022】80は電池装着の有無、電池の種類、電池
残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御50の指
示に基づいて82を制御する。
【0023】システム制御回路50は、測距回路44に
おける測距結果に従ってレンズ駆動回路40により撮影
レンズ10のフォーカシングレンズを駆動する事によ
り、撮影レンズ10を合焦状態に制御し、また、測光回
路46における測光結果に従って、撮像素子14の撮像
面上に結像される被写体光学像が最適露光量になる様に
シャッタ駆動回路42によりシャッタ機構12を駆動
し、該シャッタ機構12による露出制御を行う。
【0024】メモリカード100内のメモリ素子の記録
領域には、管理データ領域102と情報データ領域10
4とがあり、該管理データ領域102、情報データ領域
104に対しては、I/F106及びコネクタ108を
介して外部からのデータの入力や外部へのデータの出力
が行われる様に構成されている。
【0025】また、メモリカード100は例えば不図示
のスイッチによりデータ書き込み禁止を指示する事が可
能で、該スイッチによる指示に従ってデータの書き込み
禁止情報データを発生するデータ書き込み情報データ発
生部(ライトプロテクト)110を有しており、該ライ
トプロテクト110より発生される情報データも、I/
F106及びコネクタ108を介して外部に出力される
様に構成されている。
【0026】更に、メモリカード100は媒体識別情報
データ発生部112を有しており、該媒体識別情報デー
タ発生部112からは記録媒体の種類や特性等を表す媒
体識別情報データが発生され、I/F106及びコネク
タ108を介して外部に出力される様に構成されてお
り、システム制御回路50はコネクタ30に接続された
装置がメモリカード100か否かを、該媒体識別情報デ
ータから検出している。
【0027】尚、I/F106は、CPUやMPU等の
制御回路、ROMやEEPROM等の不揮発性メモリ素
子、RAM等により構成され、前記不揮発性メモリ素子
に記憶されている所定のプログラムに基づいてメモリカ
ード100の制御を行っている。
【0028】ハードディスク装置180内のハードディ
スクの記録領域には、管理データ領域182と情報デー
タ領域184とがあり、該管理データ領域182と情報
データ領域184に対しては、I/F186及びコネク
タ188を介して外部からのデータの入力や外部へのデ
ータの出力が行われる様に構成されている。
【0029】また、ハードディスク装置180は媒体識
別情報データ発生部192を有しており、該媒体識別情
報データ発生部192からは記録媒体の種類や特性等を
表す媒体識別情報データが発生され、I/F186及び
コネクタ188を介して外部に出力される様に構成され
ており、システム制御回路50はコネクタ30に接続さ
れた装置がハードディスク装置180か否かを、該媒体
識別情報データから検出している。
【0030】尚、I/F186はCPUやMPU等の制
御回路、ROMやEEPROM等の不揮発性メモリ素
子、RAM等により構成され、前記不揮発性メモリ素子
に記憶されている所定のプログラムに基づいてハードデ
ィスク装置180の制御を行っている。
【0031】ハードディスク装置250内のハードディ
スクの記録領域には、管理データ領域252と情報デー
タ領域254とがあり、該管理データ領域252、情報
データ領域254に対しては、I/F256及びコネク
タ258を介して外部からのデータの入力や外部へのデ
ータ出力が行われる様に構成されている。
【0032】また、ハードディスク装置250は媒体識
別情報データ発生部262を有しており、該媒体識別情
報データ発生部262からは記録媒体の種類、特性等を
表す媒体識別情報データが発生され、I/F256及び
コネクタ258を介して外部に出力される様に構成され
ており、システム制御回路50はコネクタ30に接続さ
れた装置がハードディスク装置250か否かを、該媒体
識別情報データから検出している。
【0033】尚、I/F256は、CPUやMPU等の
制御回路、ROMやEEPROM等の不揮発性メモリ素
子、RAM等により構成され、前記不揮発性メモリ素子
に記憶されている所定のプログラムに基づいてハードデ
ィスク装置250の制御を行っている。
【0034】尚、本実施例では、ハードディスク装置2
50は直径や質量が大きく、回転モーメントが大きい大
型のハードディスクを有しており、ハードディスクの回
転起動にかかる時間が長く、また回転起動に必要な電力
消費も大きいものであり、一方、ハードディスク装置1
80は直径や質量が小さく、回転モーメントが小さい小
型のハードディスクを有しており、ハードディスクの回
転起動にかかる時間が短く、また回転起動に必要な電力
消費も小さいものである。
【0035】以下、図2〜図6に記載されているフロー
チャートを参照し、本発明の第1実施例である図1に示
した電子スチルビデオカメラの動作について説明する。
【0036】図2及び図3は全体として図1に示した電
子スチルビデオカメラの主な動作ルーチンを示したフロ
ーチャートである。
【0037】図2及び図3において、電源82の電池が
カメラ本体に装着される事により、システム制御回路5
0は各種フラグや制御変数等を初期化した後(図中のス
テップS1)、メインスイッチ60がオフ状態であった
場合には(図中のステップS2)、カメラ本体に装着さ
れている記録媒体の停止動作を行う(図中のステップS
3)。
【0038】尚、上記記録媒体の停止動作は、例えば記
録媒体がハードディスク装置である場合には、不図示の
データ書き込み/読み取り用のヘッドを退避させた後、
やはり不図示のハードディスクの回転を停止させ、必要
に応じて電力の供給量を制限し、また、記録媒体がメモ
リカードである場合には、機械的な停止動作を行う必要
がないため、必要に応じて電力の供給量を制限する等、
電気的な停止動作を行う。
【0039】また、ステップS2においてメインスイッ
チ60がオン状態である事が確認された場合には、カメ
ラ本体に装着されている記録媒体がメモリカード10
0、ハードディスク装置180あるいはハードディスク
装置250の何れであるかを識別し、媒体識別情報フラ
グを設定する(図中のステップS4)。
【0040】尚、上記記録媒体の種類の識別動作の詳細
については後述する。
【0041】そして、システム制御回路50は、ステッ
プS4における記録媒体の種類の識別動作において設定
された媒体識別情報フラグがハードディスク装置を示し
ている事が検出された場合には(図中のステップS
5)、ハードディスク装置の種類(すなわち、ハードデ
ィスク装置180か250か)に応じて制御変数、動作
モード、表示モード等の設定の切り換えを行い(図中の
ステップS8)、更に媒体識別情報フラグに応じて、ハ
ードディスク装置におけるハードディスクのの回転動作
継続時間を決める値Tを設定する(図中のステップS
9)。
【0042】例えば、ハードディスク装置250の様
に、直径や質量が大きく、回転モーメントが大きい大型
のハードディスクを有し、ハードディスクの回転起動に
かかる時間が長く、また回転起動に必要な電力消費も大
きい場合には、ハードディスクの回転の起動や停止を頻
繁に行わず、一旦回転の起動を行ったら、ある程度の時
間、ハードディスクを回転させたままの状態に保持し、
ハードディスクの回転動作を継続させた方が電力消費を
抑える事ができる為、上記ハードディスクの回転動作継
続時間を決める値Tを大きく設定し、一方、ハードディ
スク装置180の様に、直径や質量が小さく、回転モー
メントが小さい小型のハードディスクを有し、ハードデ
ィスクの回転起動にかかる時間が短く、また回転起動に
必要な電力消費も小さい場合には、ハードディスクの回
転を起動した後、必要が無ければ比較的短い時間でハー
ドディスクの回転動作を停止させた方が電力消費を抑え
る事ができる為、上記ハードディスクの回転動作継続時
間を決める値Tを小さく設定する様にする事により、カ
メラ本体に装着されたハードディスク装置の停止動作
を、その種類に応じて最適に行う事が可能になる。
【0043】一方、媒体識別情報フラグがメモリカード
を示している事が検出された場合には(図中のステップ
S5)、更にメモリカード100のライトプロテクト1
10より出力されるデータの書き込み禁止情報データに
より設定されるライトプロテクトフラグが設定されてい
るか否かを検出し(図中のステップS6)、該ライトプ
ロテクトフラグが設定されている場合には表示部54に
てカメラ本体に装着されたメモリカード100がデータ
の書き込み禁止状態にある事を示す警告表示を行わせた
後、前記ステップS2に戻り(図中のステップS1
6)、また、ステップS6において前記ライトプロテク
トフラグが設定されていない事が検出された場合には、
メモリカードに応じた制御変数、動作モード、表示モー
ド等の設定の切り換えを行うと共に、前記ハードディス
ク装置におけるハードディスクの回転動作継続時間を決
める値Tをゼロに設定する(図中のステップS7)。
【0044】更に、前記ステップS4における記録媒体
の種類の識別動作において、媒体識別情報フラグがメモ
リカード、ハードディスク装置の何れも示しておらず、
カメラ本体に記録媒体が装着されていない状態にあると
判断された場合には(図中のステップS5)、表示部5
4にてカメラ本体に記録媒体が装着されていない状態に
ある事を示す警告表示を行わせた後、前記ステップS2
に戻る(図中のステップS16)。
【0045】そして、システム制御回路50は、カメラ
本体に装着された記録媒体における管理データ領域を検
索する必要がある場合には(図中のステップS10)、
記録媒体に対する起動動作が開始され(図中のステップ
S11)、システム制御回路50内の不図示のタイマー
に前記ステップS7やS9において設定された前記ハー
ドディスク装置におけるハードディスクの回転動作継続
時間を決める値Tを設定し(図中のステップS12)、
起動された記録媒体における管理データ領域に記録され
ている管理データの検索を行う(図中のステップS1
3)。
【0046】尚、上記起動動作は、カメラ本体に装着さ
れた記録媒体がハードディスク装置である場合には、ハ
ードディスクの回転の起動に必要な電力を供給し、ハー
ドディスクを回転させ、データ書き込み/読み取り用の
ヘッドを駆動可能状態にし、また、カメラ本体に装着さ
れた記憶媒体がメモリカードである場合には、機械的な
起動動作を行う必要がないため、起動に必要な電力を供
給する等、電気的な起動動作を行う。
【0047】そして、システム制御回路50は、上述の
様に記録媒体の管理データ領域に記録されている管理デ
ータやスイッチ群56により設定された各種モード及び
ステップS7やS9において媒体識別情報フラグに応じ
て設定された各種モードに基づき、記録媒体に記録され
ている撮影記録画面数、日付、撮影記録モード等を表示
部54にて表示させ(図中のステップS14)、また、
メモリカード100の情報データ領域104、ハードデ
ィスク装置180の情報データ領域184あるいはハー
ドディスク装置250の情報データ領域254にデータ
を記録可能な空き領域が無い場合には(図中のステップ
S15)、記録媒体の情報データ領域にデータを記録可
能な領域が無い事を示す警告表示を行わせた後、前記ス
テップS2に戻る(図中のステップS16)。
【0048】そして、前述の様にステップS12におい
て前記ハードディスク装置におけるハードディスクの回
転動作継続時間を決める値Tが設定されたシステム制御
回路50内のタイマーが示す値がゼロであるか否かを検
出し(図中のステップS21)、該タイマーの値がゼロ
である場合には、カメラ本体に装着されている記録媒体
がメモリカードであるか、あるいはカメラ本体に装着さ
れている記録媒体がハードディスク装置で、且つ前記ス
テップS12において設定された前記ハードディスク装
置におけるハードディスクの回転動作継続時間が経過し
ているものと見なし、前記ステップS3と同様に記録媒
体の停止動作を行い(図中のステップS23)、また、
前記タイマーの値がゼロでない場合には、カメラ本体に
装着されている記録媒体がメモリカードではなく、ハー
ドディスク装置であり、且つ前記ステップS12におい
て前記タイマーに設定された前記ハードディスク装置に
おけるハードディスクの回転動作継続時間が経過してい
ないものと見なし、該タイマーの値をデクリメントする
と共に、ハードディスク装置に対する停止動作を行わ
ず、ハードディスクを回転させたままの状態が継続され
る(図中のステップS22)。
【0049】次に、システム制御回路50は、測距・測
光スイッチ62の状態を検出し、該測距・測光スイッチ
62がオフ状態である場合にはステップS2に戻り(図
中のステップS24)、オン状態である場合には、測距
回路44により被写体までの距離を測定し、該測距回路
44における測距結果に従ってレンズ駆動回路40によ
り撮影レンズ10内のフォーカシングレンズを駆動する
事により、撮影レンズ10の焦点を被写体に合わせると
共に、測光回路46により被写体の明るさを測定し、該
測光回路46における測光結果に従って撮像素子14の
撮像面上に結像される被写体光学像が最適露光量になる
様にシャッタ駆動回路42によりシャッタ機構12を駆
動し、該シャッタ機構12により被写体に対する露出を
決定する(図中のステップS25)。
【0050】そして、システム制御回路50は、記録開
始スイッチ64の状態を検出し、該記録開始スイッチ6
4がオン状態になるまで前記ステップS25における測
距動作及び測光動作が繰り返され(図中のステップS2
6)、該記録開始スイッチ64がオン状態になった事が
検出されると、撮影動作を開始する(図中のステップS
27)。
【0051】尚、上記測距動作、測光動作及び撮影動作
についての詳細な説明は後述する。
【0052】上述の様にして、1画面分の撮影動作が完
了した後、システム制御回路50は前記ステップS11
と同様の記録媒体の起動動作を行い(図中のステップS
28)、システム制御回路50内のタイマーに前記ステ
ップS7やS9において設定されたTの値を設定した後
(図中のステップS29)、バッファメモリ24に一旦
記憶されているデータを読み出し、I/F26及びコネ
クタ30を介して、カメラ本体に装着されている記録媒
体の情報データ領域には該バッファメモリ24より読み
出されたデータを記録し、管理データ領域には撮影され
た画像(すなわち、情報データ領域に記録されたデー
タ)に対応した管理データを記録する(図中のステップ
S30)。
【0053】すなわち、カメラ本体のコネクタ30にメ
モリカード100が接続されている場合は、バッファメ
モリ24より読み出されたデータは、I/F26、コネ
クタ30及びメモリカード100のコネクタ108、I
/F106を介して、情報データ領域104に記録さ
れ、管理データ領域102には撮影された画像(すなわ
ち、情報データ領域に記録されたデータ)に対応した管
理データが記録され、また、ハードディスク装置180
が接続されている場合は、バッファメモリ24より読み
出されたデータは、I/F26、コネクタ30及びハー
ドディスク装置180のコネクタ188、I/F186
を介して、情報データ領域184に記録され、管理デー
タ領域182には撮影された画像(すなわち、情報デー
タ領域に記録されたデータ)に対応した管理データが記
録され、更に、ハードディスク装置250が接続されて
いる場合は、バッファメモリ24より読み出されたデー
タは、I/F26、コネクタ30及びハードディスク装
置250のコネクタ258、I/F256を介して、情
報データ領域254に記録され、管理データ領域252
には撮影された画像(すなわち、情報データ領域に記録
されたデータ)に対応した管理データが記録される事に
なる。
【0054】そして、前記撮影記録モード選択スイッチ
66によりCモードが設定され、連続して撮影動作を続
ける場合は、前記ステップS21に戻り、上述と同様の
処理動作が繰り返され、また、一連の撮影記録動作が完
了したら、前記ステップS2に戻る(図中のステップS
31)。
【0055】図7は本発明の第2実施例として、本発明
を適用した電子スチルビデオカメラの概略構成を示した
図である。
【0056】図7において、32はメモリカード10
0、ハードディスク装置180、250を接続する為の
コネクタであり、その他前記図1に示した構成と同様の
ものには同じ符番を付し、詳細な説明は省略する。
【0057】以下、図3〜図6及び図8に記載されてい
るフローチャートを参照し、本発明の第2実施例である
図7に示した電子スチルビデオカメラの動作について説
明する。
【0058】図8及び図3は全体として図7に示した電
子スチルビデオカメラの主なルーチンを示したフローチ
ャートである。
【0059】図8及び図3において、電源82の電池が
カメラ本体に装着される事により、システム制御回路5
0は各種フラグや制御変数等を初期化した後(図中のス
テップS91)、メインスイッチ60がオフ状態であっ
た場合には(図中のステップS92)、カメラ本体に装
着されている記録媒体の停止動作を行う(図中のステッ
プS93)。
【0060】尚、上記記録媒体の停止動作は、例えば記
録媒体がハードディスク装置である場合には、不図示の
データ書き込み/読み取り用のヘッドを退避させた後、
やはり不図示のハードディスクの回転を停止させ、必要
に応じて電力の供給量を制限し、また、記録媒体がメモ
リカードである場合には、機械的な停止動作を行う必要
がないため、必要に応じて電力の供給量を制限する等、
電気的な停止動作を行う。
【0061】また、ステップS92においてメインスイ
ッチ60がオン状態である事が確認された場合には、コ
ネクタ30に接続されている記録媒体がメモリカード1
00、ハードディスク装置180あるいはハードディス
ク装置250の何れであるかを識別し、媒体識別情報フ
ラグを設定する(図中のステップS94)。
【0062】尚、上記記録媒体の種類の識別動作の詳細
については後述する。
【0063】次に、システム制御回路50はコネクタ3
0以外に設けられているコネクタ(図7に示した実施例
においてはコネクタ32)に記録媒体が接続されている
か否かを検出し、該コネクタに記録媒体が接続されてい
る場合には、該記録媒体がメモリカード100、ハード
ディスク装置180あるいは250の何れであるかを識
別し、媒体識別情報フラグを設定する(図中のステップ
S95、S94)。
【0064】尚、カメラ本体に設けられているコネクタ
の数が3箇所以上の場合には、各コネクタにおける記録
媒体の接続状態と接続されている記録媒体の種類の識別
動作とを同時に行っても良い。
【0065】そして、上述の様にカメラ本体に設けられ
ている全てのコネクタに対して、接続されている記録媒
体の種類の識別動作が完了した後(図中のステップS9
5)、システム制御回路50はカメラ本体に設けられて
いる複数のコネクタの内、何れか一個のコネクタを選択
すると共に、選択されたコネクタに接続されている記録
媒体がメモリカード100、ハードディスク装置180
あるいは250のうちの何れの記録媒体であるかを前記
ステップS95にて設定した媒体識別情報フラグを参照
し、確認する(図中のステップS96)。
【0066】そして、システム制御回路50は前記ステ
ップS95における記録媒体の種類の識別動作において
設定された媒体識別情報フラグが、選択されたコネクタ
に接続されている記録媒体がハードディスク装置を示し
ている事が検出された場合には(図中のステップS9
6)、ハードディスク装置の種類(すなわち、ハードデ
ィスク装置180か250か)に応じて制御変数、動作
モード、表示モード等の設定の切り換えを行い(図中の
ステップS99)、更に媒体識別情報フラグに応じて、
ハードディスク装置におけるハードディスクの回転動作
継続時間を決める値Tを設定する(図中のステップS1
00)。
【0067】例えば、ハードディスク装置250の様
に、直径や質量が大きく、回転モーメントが大きい大型
のハードディスクを有し、ハードディスクの回転起動に
かかる時間が長く、また回転起動に必要な電力消費も大
きい場合には、ハードディスクの回転や停止を頻繁に行
わず、一旦回転の起動を行ったら、ある程度の時間、ハ
ードディスクを回転させたままの状態に保持し、ハード
ディスクの回転動作を継続させた方が電力消費を抑える
事ができる為、上記ハードディスクの回転動作継続時間
を決める値Tを大きく設定し、一方、ハードディスク装
置180の様に、直径や質量が小さく、回転モーメント
が小さい小型のハードディスクを有し、ハードディスク
の回転起動にかかる時間が短く、また回転起動に必要な
電力消費も小さい場合には、ハードディスクの回転を起
動した後、必要がなければ比較的短い時間でハードディ
スクの回転動作を停止させた方が電力消費を抑える事が
できる為、上記ハードディスクの回転動作継続時間を決
める値Tを小さく設定する様にする事により、カメラ本
体に装着されたハードディスク装置の停止動作を、その
種類に応じて最適に行う事が可能になる。
【0068】一方、前記ステップS95における記録媒
体の種類の識別動作において設定された媒体識別情報フ
ラグが、選択されたコネクタに接続されている記録媒体
がメモリカードを示している事が検出された場合には
(図中のステップS96)、更にメモリカード100の
ライトプロテクト110より出力されるデータの書き込
み禁止情報データにより設定されるライトプロテクトフ
ラグが設定されているか否かを検出し(図中のステップ
S97)、該ライトプロテクトフラグが設定されている
場合には表示部54にて、選択されたコネクタに接続さ
れているメモリカード100がデータの書き込み禁止状
態にある事を示す警告表示を行わせた後、前記ステップ
S92に戻り(図中のステップS107)、また、ステ
ップS97において前記ライトプロテクトフラグが設定
されていない事が検出された場合には、メモリカードに
応じた制御変数、動作モード、表示モード等の設定の切
り換えを行うと共に、前記ハードディスク装置における
ハードディスクの回転動作継続時間を決める値Tをゼロ
に設定する(図中のステップS98)。
【0069】更に、前記ステップS95における記録媒
体の種類の識別動作において設定された媒体識別情報フ
ラグがメモリカード、ハードディスク装置の何れも示し
ておらず、選択されたコネクタに記録媒体が接続されて
いない状態にあると判断された場合には(図中のステッ
プS96)、表示部54にて選択されたコネクタに記録
媒体が接続されていない状態にある事を示す警告表示を
行わせた後、前記ステップS92に戻る(図中のステッ
プS107)。
【0070】そして、システム制御回路50は、コネク
タに接続された記録媒体における管理データ領域を検索
する必要がある場合には(図中のステップS101)、
記録媒体に対する起動動作が開始され(図中のステップ
S102)、システム制御回路50内の不図示のタイマ
ーに前記ステップS98やステップS99において設定
された前記ハードディスク装置におけるハードディスク
の回転動作継続時間を決める値Tを設定し(図中のステ
ップS103)、起動された記録媒体における管理デー
タ領域に記録されている管理データの検索を行う(図中
のステップS104)。
【0071】尚、上記起動動作は、コネクタに接続され
ている記録媒体がハードディスク装置である場合には、
ハードディスクの回転の起動に必要な電力を供給し、ハ
ードディスクを回転させ、データ書き込み/読み取り用
のヘッドを駆動可能状態にし、コネクタに接続されてい
る記憶媒体がメモリカードである場合には、機械的な起
動動作を行う必要がないため、起動に必要な電力を供給
する等、電気的な起動動作を行う。
【0072】そして、システム制御回路50は、上述の
様に記録媒体の管理データ領域に記録されている管理デ
ータやスイッチ群56により設定された各種モード及び
ステップS98やS99において媒体識別情報フラグに
応じて設定された各種モードに基づき、記録媒体に記録
されている撮影記録画面数、日付、撮影記録モード等を
表示部54にて表示させ(図中のステップS105)、
また、メモリカード100の情報データ領域104、ハ
ードディスク装置180の情報データ領域184あるい
はハードディスク装置250の情報データ領域254に
記録可能な空き領域が無い場合には(図中のステップS
106)、記録媒体の情報データ領域にデータを記録可
能な領域が無い事を示す警告表示を行わせた後、前記ス
テップS92に戻る(図中のステップS107)。
【0073】そして、前述の様にステップS103にお
いて前記ハードディスク装置におけるハードディスクの
回転動作継続時間を決める値Tが設定されたシステム制
御回路50内のタイマーが示す値がゼロであるか否かを
検出し(図中のステップS21)、該タイマーの値がゼ
ロである場合には、選択されたコネクタに接続されてい
る記録媒体がメモリカードであるか、あるいは選択され
たコネクタに接続されている記録媒体がハードディスク
装置で、且つ前記ステップS103において設定された
前記ハードディスクの回転動作継続時間が経過している
ものと見なし、前記ステップS93と同様に記録媒体の
停止動作を行い(図中のステップS23)、また、前記
タイマーの値がゼロになっていない場合には、選択され
たコネクタに接続されている記録媒体がメモリカードで
はなく、ハードディスク装置であり、且つステップS1
03において前記タイマーに設定された前記ハードディ
スク装置におけるハードディスクの回転動作継続時間が
経過していないものと見なし、該タイマーの値をディク
リメントすると共に、ハードディスク装置に対する停止
動作を行わず、ハードディスクを回転させたままの状態
が継続される(図中のステップS22)。
【0074】次に、システム制御回路50は、測距・測
光スイッチ62の状態を検出し、該測距・測光スイッチ
62がオフ状態である場合にはステップS92に戻り
(図中のステップS24)、オン状態である場合には、
測距回路44により被写体までの距離を測定し、該測距
回路44における測距結果に従ってレンズ駆動回路4に
より撮影レンズ10内のフォーカシングレンズを駆動す
る事により、撮影レンズ10の焦点を被写体に合わせる
と共に、測光回路46により被写体の明るさを測定し、
該測光回路46における測光結果に従って撮像素子14
の撮像面上に結像される被写体光学像が最適露光量にな
る様にシャッタ駆動回路42によりシャッタ機構12を
駆動し、該シャッタ機構12により被写体に対する露出
を決定する(図中のステップS25)。
【0075】そして、システム制御回路50は、記録開
始スイッチ64の状態を検出し、該記録開始スイッチ6
4がオン状態になるまで前記ステップS25における測
距動作及び測光動作が繰り返され(図中のステップS2
6)、該記録開始スイッチ64がオン状態になった事が
検出されると、撮影動作を開始する(図中のステップS
27)。
【0076】尚、上記測距動作、測光動作及び撮影動作
についての詳細な説明は後述する。
【0077】上述の様にして、1画面分の撮影動作が完
了した後、システム制御回路50は前記ステップS10
2と同様の記録媒体の起動動作を行い(図中のステップ
S28)、システム制御回路50内のタイマーに前記ス
テップS98やS100において設定されたTの値を設
定した後(図中のステップS29)、バッファメモリ2
4に一旦記憶されているデータを読み出し、I/F26
及びコネクタ30あるいはコネクタ32を介して、選択
されたコネクタに接続されている記録媒体の情報データ
領域には該バッファメモリ24より読み出されたデータ
を記録し、管理データ領域には撮影された画像(すなわ
ち、情報データ領域に記録されたデータ)に対応した管
理データを記録する(図中のステップ30)。
【0078】すなわち、カメラ本体のコネクタ30ある
いは32にメモリカード100が接続されている場合
は、バッファメモリ24より読み出されたデータは、I
/F26、コネクタ30あるいは32及びメモリカード
100のコネクタ108、I/F106を介して、情報
データ領域104に記録され、管理データ領域102に
は撮影された画像(すなわち、情報データ領域に記録さ
れたデータ)に対応した管理データが記録され、また、
ハードディスク装置180が接続されている場合は、バ
ッファメモリ24より読み出されたデータはI/F2
6、コネクタ30あるいは32及びハードディスク装置
180のコネクタ188、I/F186を介して、情報
データ領域184に記録され、管理データ領域182に
は撮影された画像(すなわち、情報データ領域に記録さ
れたデータ)に対応した管理データが記録され、更に、
ハードディスク装置250が接続されている場合は、バ
ッファメモリ24より読み出されたデータは、I/F2
6、コネクタ30あるいは32及びハードディスク装置
250のコネクタ258、I/F256を介して、情報
データ領域254に記録され、管理データ領域252に
は撮影された画像(すなわち、情報データ領域に記録さ
れたデータ)に対応した管理データが記録される事にな
る。
【0079】そして、前記撮影記録モード選択スイッチ
66によりCモードが設定され、連続して撮影動作を続
ける場合は、前記ステップS21に戻り、上述と同様の
処理動作が繰り返され、また、一連の撮影記録動作が完
了したら、前記ステップS92に戻る(図中のステップ
S31)。
【0080】図4は前記図2及び図8に示したフローチ
ャートのステップS4やS94における記録媒体の種類
の識別動作の詳細なフローチャートである。
【0081】以下、図4に示したフローチャートを用い
て、記録媒体の種類の識別動作について詳細に説明す
る。
【0082】図4において、カメラ本体に設けられてい
るコネクタ30あるいは32に記録媒体(すなわち、メ
モリカードあるいはハードディスク装置)が接続される
と、システム制御回路50にはカメラ本体のI/F26
及びコネクタ30あるいは32を介して接続された記録
媒体の媒体識別情報データ発生部より発生される媒体識
別情報データが供給される様に構成されており、該媒体
識別情報データが入力されない場合には、カメラ本体の
コネクタ30あるいは32に記録媒体が接続されていな
いものと判断し(図中のステップS41)、カメラ本体
のコネクタ30あるいは32に記録媒体が接続されてい
ない状態にある事を示す媒体識別情報フラグを設定した
後、記録媒体の種類の識別動作を終了する(図中のステ
ップS42)。
【0083】また、前記ステップS41において、シス
テム制御回路50はカメラ本体のI/F26及びコネク
タ30あるいは32を介して媒体識別情報データが入力
された場合には、カメラ本体のコネクタ30あるいは3
2に記録媒体が接続されているものと判断し、更に、入
力される媒体識別情報データの示す内容に応じて、接続
されている記録媒体がメモリカード100、ハードディ
スク装置180あるいは250の何れであるかを識別し
(図中のステップS41)、媒体識別情報フラグを該識
別結果に応じて設定する(図中のステップS43、S4
6)。
【0084】すなわち、システム制御回路50は入力さ
れる媒体識別情報データの示す内容に応じて、メモリカ
ード100が接続されているものと判断した場合は、更
にメモリカード100のライトプロテクト110よりデ
ータの書き込み禁止情報データが出力され、供給されて
いるか否かを検出し(図中のステップS47)、該デー
タの書き込み禁止情報データが供給されている場合は、
ライトプロテクトフラグを設定し(図中のステップS4
8)、ハードディスク装置180あるいは250が接続
されているものと判断した場合は、入力される媒体識別
情報データの示す内容に応じてハードディスク装置の種
類(すなわち、ハードディスク装置180か、ハードデ
ィスク装置250か)を識別し(図中のステップS4
4)、媒体識別情報フラグを該識別結果に応じて設定す
る(図中のステップS45)。
【0085】そして、一連の媒体識別情報フラグの設定
動作が完了したら、記録媒体の種類の識別動作を終了す
る(図中のステップS49)。
【0086】尚、カメラ本体に設けられているコネクタ
の数が3箇所以上の場合には、各コネクタにおける記録
媒体の接続状態と接続されている記録媒体の種類の識別
動作とを同時に行っても良く、また、カメラ本体のコネ
クタに接続されている記録媒体が、ハードディスク装置
と半導体メモリ素子との両方を有する等、複数種の記録
媒体により構成されている場合には、図4のステップS
49からステップS41に戻り、記録媒体の種類の識別
動作を継続する様にすれば良い。
【0087】図5は前記図3に示したフローチャートの
ステップS25における測距動作、測光動作についての
詳細なフローチャートである。
【0088】以下、図5に示したフローチャートを用い
て、記録媒体の種類の識別動作について詳細に説明す
る。
【0089】図5において、システム制御回路50は、
測距・測光スイッチ62の状態を検出し、該測距・測光
スイッチ62がオン状態である場合には、まず、測距回
路44により被写体までの距離を測定し、測距結果に応
じた測距データをメモリ52に記憶し(図中のステップ
S51)、そして、測光回路46により被写体の明るさ
を測定し、測光結果に応じた測光データをメモリ52に
記憶する(図中のステップS52)。
【0090】また、システム制御回路50は、上記測光
回路46における測光結果に応じて、ストロボ48を発
光させる必要があるか否かを判断し(図中のステップS
53)、該ストロボ48を発光させる必要がある場合に
は、ストロボフラグを設定し、ストロボ48に対する充
電動作を開始する(図中のステップS54)。
【0091】図6は前記図3に示したフローチャートの
ステップS27における撮影動作の詳細なフローチャー
トである。
【0092】以下、図6に示したフローチャートを用い
て、撮影動作について詳細に説明する。
【0093】図6において、システム制御回路50は、
測距・測光スイッチ62の状態を検出し、該測距・測光
スイッチ62がオン状態である場合には、メモリ52に
記憶されている測距データを読み出し、読み出された測
距データに従ってレンズ駆動回路40により撮影レンズ
10内のフォーカシングレンズを駆動する事により、撮
影レンズ10の焦点を被写体に合わせ(図中のステップ
S61)、そして、メモリ52に記憶されている測光デ
ータを読み出し、読み出された測光データに従って撮像
素子14の撮像面上に結像された被写体光学像が最適露
光量になる様にシャッタ機構12による被写体に対する
露出量を決定し、決定された露出量に応じた期間中、シ
ャッタ機構12を開放状態とする様にシャッタ駆動回路
42により該シャッタ機構12を駆動する事により、撮
像素子4の撮像面上に被写体光学像を露光する(図中の
ステップS62、S63)。
【0094】また、システム制御回路50は上記測光回
路46における測光結果に応じて設定されるストロボフ
ラグが設定されているか否かを検出し(図中のステップ
S64)、該ストロボフラグが設定されている場合には
ストロボ48を発光させる(図中のステップS65)。
【0095】そして、システム制御回路50は決定され
た露出量に応じて設定されるシャッタ機構12による撮
像素子14の撮像面上への被写体光学像の露光時間が終
了したら(図中のステップS66)、シャッタ機構12
を閉成状態とする様にシャッタ駆動回路42により該シ
ャッタ機構12を駆動する事により、撮像素子4の撮像
面上における被写体光学像の露光動作を完了し(図中の
ステップS67)、該撮像素子14に蓄積されている電
荷信号を出力させ、プロセス回路16において周知のカ
メラ信号処理を行い、A/D変換器18においてディジ
タル化した後、該A/D変換器18より出力されるデー
タを圧縮処理する場合はSW22により圧縮回路20を
介した後バッファメモリ24に供給し、圧縮処理しない
場合にはSW22からそのままバッファメモリ24に供
給し、バッファメモリ24には撮影された1画面分の画
像に対応したデータを一旦記憶する(図中のステップS
68)。
【0096】図9及び図10は本発明の他の実施例とし
て、本発明を適用した電子スチルビデオカメラの概略構
成を示した図である。
【0097】図9及び図10において、114、19
4、264は媒体識別情報指示部、84、86は媒体識
別情報検出部であり、その他前記図1及び図2に示した
構成と同様のものには同じ符番を付し、詳細な説明は省
略する。
【0098】図9及び図10において、媒体識別情報指
示部114はメモリカード100の種類や特性等に対応
した情報を指示するもので、該媒体識別情報指示部11
4が指示する情報の内容は媒体識別情報検出部84、8
6により検出可能であり、メモリカード100をカメラ
本体に設けられているコネクタ30あるいは32に接続
する事により、接続されたメモリカード100の媒体識
別情報指示部114とカメラ本体に設けられている媒体
識別情報検出部84あるいは86とが対向し、システム
制御回路50は前記媒体識別情報検出部84あるいは8
6において検出される情報の内容に応じて、該コネクタ
30あるいは32に接続された記録媒体がメモリカード
100である事を判別する事ができる様に構成されてい
る。
【0099】同様に、媒体識別情報指示部194はハー
ドディスク装置180の種類や特性等に対応した情報を
指示し、媒体識別情報指示部264はハードディスク装
置250の種類や特性等に対応した情報を指示するもの
で、該媒体識別情報指示部194、264が指示する情
報の内容は媒体識別情報検出部84、86により検出可
能であり、ハードディスク装置180あるいは250を
カメラ本体に設けられているコネクタ30あるいは32
に接続する事により、接続されたハードディスク装置1
80あるいは250の媒体識別情報指示部194あるい
は264とカメラ本体に設けられている媒体識別情報検
出部84あるいは86とが対向し、システム制御回路5
0は前記媒体識別情報検出部84あるいは86において
検出される情報の内容に応じて、該コネクタ30あるい
は32に接続された記録媒体がハードディスク装置18
0であるか、あるいはハードディスク装置250である
かを判別する事ができる様に構成されている。
【0100】尚、上記媒体識別情報指示部に114、1
94、268は、例えば情報指示用のピンの数や形状、
情報指示用の開口部の形状、情報指示用の凸部の形状等
を記録媒体の種類や特性等の情報に対応させて設置する
事により、該情報の内容を機械的に指示する方式の構成
や、該記録媒体の種類や特性等の情報をコード化し、該
コードを電気的あるいは光学的なパルスとして発生する
事により、該情報の内容を電気的あるいは光学的に指示
する方式の構成等様々な方式にて情報の内容を指示する
構成が考えられ、一方、媒体識別情報検出部84、86
は該媒体識別情報指示部114、194、268におい
て機械的、電気的あるいは光学的に指示している情報の
内容を各方式に対応して機械的、電気的あるいは光学的
に検出する様に構成されている。
【0101】図11及び図12は更に本発明の他の実施
例として、本発明を適用にした電子スチルビデオカメラ
の概略構成を示した図である。
【0102】図11及び図12において、120は管理
データ領域122、情報データ領域124、ライトプロ
テクト130を有するメモリカード部と管理データ領域
142、情報データ領域144を有するハードディスク
装置部とが一体的に形成され、メモリカード部あるいは
ハードディスク装置部に対するデータの入出力を夫々共
通のI/F126、コネクタ128を介して行う様に構
成された複合記録媒体であり、図11及び図12に示し
た電子スチルビデオカメラは該複合記録媒体120をカ
メラ本体のコネクタ30に接続する事により、接続され
た複合記録媒体120内のメモリカード部、ハードディ
スク装置部の何れかあるいは両方にデータを記録できる
様に構成されている。
【0103】また、図11に示す様に、複合記録媒体1
20は媒体識別情報データ発生部132を有しており、
該媒体識別情報データ発生部132からは複合記録媒体
120の種類や特性等を表す媒体識別情報データが発生
され、I/F126及びコネクタ128を介して外部に
出力される様に構成されており、システム制御回路50
は該媒体識別情報データからコネクタ30に接続された
記録媒体が複合記録媒体120である事を検出してい
る。
【0104】また、図12に示す様に、複合記録媒体1
20は媒体識別情報指示部134を有しており、該媒体
識別情報指示部134は複合記録媒体120の種類や特
性等に対応した情報を指示するもので、該媒体識別情報
指示部134が指示する情報の内容は媒体識別情報検出
部84により検出可能であり、複合記録媒体120をカ
メラ本体に設けられているコネクタ30に接続する事に
より、接続された複合記録媒体120の媒体識別情報指
示部134とカメラ本体に設けられている媒体識別情報
検出部84とが対向し、システム制御回路50は前記媒
体識別情報検出部84において検出される情報の内容に
応じて、該コネクタ30に接続された記録媒体が複合記
録媒体120である事を検出している。
【0105】また、図11及び図12において、150
はメモリカード100が接続可能なコネクタ166を有
し、該コネクタ166に接続されたメモリカード100
に対するデータの入出力をI/F156、コネクタ15
8を介して行う様に構成されたハードディスク装置であ
り、図11及び図12に示した電子スチルビデオカメラ
は該ハードディスク装置150をカメラ本体のコネクタ
30に接続すると共に該ハードディスク装置150のコ
ネクタ166にメモリカード100を接続する事によ
り、接続されたハードディスク装置150、メモリカー
ド100の何れかあるいは両方にデータを記録できる様
に構成されている。
【0106】また、図11に示す様に、ハードディスク
装置150は媒体識別情報データ発生部162を有して
おり、該媒体識別情報データ発生部162からはハード
ディスク装置150の種類や特性等を表す媒体識別情報
データが発生され、I/F156及びコネクタ158を
介して外部に出力される様に構成されており、システム
制御回路50は該媒体識別情報データからコネクタ30
に接続された記録媒体がハードディスク装置150であ
る事を検出し、更に、ハードディスク装置150のコネ
クタ166にメモリカード100が接続されている場合
には、接続されたメモリカード100の媒体識別情報デ
ータ発生部112より発生されるメモリカード100の
種類や特性等を表す媒体識別情報データをメモリカード
100のI/F106及びコネクタ108、ハードディ
スク装置150のコネクタ166、I/F156、コネ
クタ158、カメラ本体のコネクタ30及びI/F26
を介してシステム制御回路50に供給する事により、シ
ステム制御回路50は該媒体識別情報データからハード
ディスク装置150のコネクタ166に接続された記録
媒体がメモリカード100である事を検出している。
【0107】また、図12に示す様に、ハードディスク
装置150は媒体識別情報指示部164を有しており、
該媒体識別情報指示部164はハードディスク装置15
0の種類や特性等に対応した情報を指示するもので、該
媒体識別情報指示部164が指示する情報の内容は媒体
識別情報検出部84により検出可能であり、ハードディ
スク装置150をカメラ本体に設けられているコネクタ
30に接続する事により、接続されたハードディスク装
置150の媒体識別情報指示部164とカメラ本体に設
けられている媒体識別情報検出部84とが対向し、シス
テム制御回路50は前記媒体識別情報検出部84におい
て検出される情報の内容に応じて、該コネクタ30に接
続された記録媒体がハードディスク装置150である事
を検出し、更に、ハードディスク装置150は媒体識別
情報検出部168を有しており、該ハードディスク装置
150のコネクタ166にメモリカード100が接続さ
れている場合には、メモリカード100の媒体識別情報
指示部114が指示する該メモリカード100の種類や
特性等に対応した情報の内容を前記媒体識別情報検出部
84により検出可能であり、メモリカード100をハー
ドディスク装置150のコネクタ166に接続する事に
より、接続されたメモリカード100とハードディスク
装置150の媒体識別情報検出部168とが対向する事
により該媒体識別情報検出部168において検出された
情報はハードディスク装置150のI/F156、媒体
識別情報指示部164、カメラ本体の媒体識別情報検出
部84を介してシステム制御回路50に供給する事によ
り、システム制御回路50は前記媒体識別情報検出部8
4において検出される情報の内容に応じてハードディス
ク装置150のコネクタ166に接続された記録媒体が
メモリカード100である事を検出している。
【0108】尚、図11及び図12に示す電子スチルビ
デオカメラにおいて、メモリカード100の媒体識別情
報指示部114が示す情報をハードディスク装置150
の媒体識別情報検出部168により検出し、該ハードデ
ィスク装置150のI/F156及びコネクタ158、
カメラ本体のコネクタ30及びI/F26を介してシス
テム制御回路50に供給する様に構成したり、あるい
は、メモリカード100の媒体識別情報データ発生部1
12より発生される媒体識別情報データを該メモリカー
ド100のI/F106及びコネクタ108、ハードデ
ィスク装置150のコネクタ166、I/F156、媒
体識別情報指示部164、カメラ本体の媒体識別情報検
出部84を介してシステム制御回路50に供給する様に
構成する事によって、ハードディスク装置150のコネ
クタ166に接続された記録媒体がメモリカード100
である事を検出する様に構成しても良い。
【0109】尚、本実施例の電子スチルビデオカメラに
おいて、メモリカードあるいはハードディスク装置は夫
々記録媒体としてカメラ本体とは別体的に形成されてお
り、該カメラ本体に対して任意に着脱可能な様に接続さ
れるものとして説明したが、該電子スチルビデオカメラ
はメモリカードやハードディスク装置の何れか一方、あ
るいは両方がカメラ本体に固定され、一体的に形成され
たものであっても良く、この様な装置においても本発明
は適用可能で同様の効果を得る事ができるものである。
【0110】また、本実施例の電子スチルビデオカメラ
は被写体像を撮像し、撮像された被写体像に対応した1
画面分の静止画像信号をディジタル化し、メモリカード
やハードディスク装置等の記録媒体に記録するものとし
て説明してきたが、不図示のマイクロフォン等により被
写体の音声を集音し、電気信号に変換する事により発生
される音声信号をディジタル化し、前記メモリカードや
ハードディスク装置等の記録媒体に記録する装置にも、
本発明は適用可能で、同様の効果を得る事ができるもの
である。
【0111】以上、説明してきた様に、本実施例では、
互いに異なる複数種の記録媒体が接続可能な電子スチル
ビデオカメラにおいては、接続された記録媒体に対する
情報信号の記録動作に伴う該記録媒体の起動時間及び起
動動作に必要な電力消費量を検出し、検出結果に基づい
て、記録媒体の起動動作及び該起動動作における電力消
費量を最適に制御して、情報信号を接続された記録媒体
に記録する様に構成し、また、前記記録媒体を複数同時
に接続可能な電子スチルビデオカメラにおいては、接続
された複数の記録媒体の内、選択された記憶媒体に対す
る情報信号の記録動作に伴う該記録媒体の起動時間及び
起動動作に必要な電力消費量を検出し、検出結果に基づ
いて、記録媒体の起動動作及び起動動作に必要な電力消
費量を最適に制御して、情報信号を選択された記録媒体
に記録する様に構成する事により、余分な電力消費を削
減しつつ、情報信号を最適な状態にて記録する事ができ
る様になる。
【0112】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、従
来の問題点を解決し、複数種の記録媒体の内、情報信号
の記録を行う記録媒体の種類に応じて、情報信号の記録
動作に伴う記録媒体の起動時間及び起動動作に必要な電
力の供給を最適に制御する事により、余分な電力消費を
削減しつつ、情報信号を最適な状態にて記録する事がで
きる情報信号記録装置を提供する事ができる様になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例として、本発明を適用した
電子スチルビデオカメラの概略構成を示した図である。
【図2】図1に示した電子スチルビデオカメラの主な動
作ルーチンを示したフローチャートの一部である。
【図3】図1に示した電子スチルビデオカメラの主な動
作ルーチンを示したフローチャートの一部である。
【図4】図2及び図8に示したフローチャートのステッ
プS4やS94における記録媒体の種類の識別動作の詳
細なフローチャートである。
【図5】図3に示したフローチャートのステップS25
における測距動作、測光動作についての詳細なフローチ
ャートである。
【図6】図3に示したフローチャートのステップS27
における撮影動作の詳細なフローチャートである。
【図7】本発明の第2実施例として、本発明を適用した
電子スチルビデオカメラの概略構成を示した図である。
【図8】図7に示した電子スチルビデオカメラの主な動
作ルーチンを示したフローチャートの一部である。
【図9】本発明の他の実施例として、本発明を適用した
電子スチルビデオカメラの概略構成を示した図である。
【図10】本発明の他の実施例として、本発明を適用し
た電子スチルビデオカメラの概略構成を示した図であ
る。
【図11】本発明の他の実施例として、本発明を適用し
た電子スチルビデオカメラの概略構成を示した図であ
る。
【図12】本発明の他の実施例として、本発明を適用し
た電子スチルビデオカメラの概略構成を示した図であ
る。
【符号の説明】
10 撮影レンズ 12 シャッタ機構 14 撮像素子 16 プロセス回路 18 A/D変換器 20 圧縮回路 22 スイッチ 24 バッファメモリ 26 インターフェース 28 メモリ制御回路 30 コネクタ 32 コネクタ 34 コネクタ 84 媒体識別情報検出部 86 媒体識別情報検出部 40 レンズ駆動回路 42 シャッタ駆動回路 44 測距回路 46 測光回路 48 ストロボ 50 システム制御回路 52 メモリ 54 表示器 56 スイッチ群 60 メインスイッチ 62 測距・測光スイッチ 64 記録開始スイッチ 66 撮影記録モード選択スイッチ 68 記録条件設定スイッチ 70 消去モード選択スイッチ 72 消去動作開始指示スイッチ 80 電源制御回路 82 電源 100 メモリカード 102 管理データ領域 104 情報データ領域 106 インターフェース 108 コネクタ 110 ライトプロテクト 112 媒体識別情報データ発生部 114 媒体識別情報指示部 180 ハードディスク装置 182 管理データ領域 184 情報データ領域 186 インターフェース 188 コネクタ 192 媒体識別情報データ発生部 194 媒体識別情報指示部 250 ハードディスク装置 252 管理データ領域 254 情報データ領域 256 インターフェース 258 コネクタ 262 媒体識別情報データ発生部 264 媒体識別情報指示部 120 複合記録媒体 122 管理データ領域 124 情報データ領域 126 インターフェース 128 コネクタ 130 ライトプロテクト 142 管理データ領域 144 情報データ領域 150 ハードディスク装置 152 管理データ領域 154 情報データ領域 156 インターフェース 158 コネクタ 162 媒体識別情報データ発生部 164 媒体識別情報指示部 166 コネクタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報信号を記録媒体に記録する装置であ
    って、 複数種の記録媒体と接続可能な接続手段と、 前記接続手段に接続された記録媒体の種類に応じて、該
    記録媒体に対する情報信号の記録動作の起動時間及び該
    記録動作時に必要な電力の供給を制御する制御手段とを
    有する事を特徴とする情報信号記録装置。
  2. 【請求項2】 情報信号を記録媒体に記録する装置であ
    って、 夫々が複数種の記録媒体と接続可能である複数の接続手
    段と、 前記複数の接続手段に接続された記録媒体の内の何れか
    の記録媒体を選択する選択手段と、 前記選択手段により選択された記憶媒体の種類に応じ
    て、該記録媒体に対する情報信号の記録動作の起動時間
    及び該記録動作時に必要な電力の供給を制御する制御手
    段とを有する事を特徴とする情報信号記録装置。
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