JPH05289802A - キーボード走査回路 - Google Patents

キーボード走査回路

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JPH05289802A
JPH05289802A JP4116846A JP11684692A JPH05289802A JP H05289802 A JPH05289802 A JP H05289802A JP 4116846 A JP4116846 A JP 4116846A JP 11684692 A JP11684692 A JP 11684692A JP H05289802 A JPH05289802 A JP H05289802A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
scanning
key input
input signal
keyboard
Prior art date
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Pending
Application number
JP4116846A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Tsunoda
正美 角田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノイズの重畳の拘らず、1回の走査でキーの
入力状態の判別を正確に行うことが可能なキーボード走
査回路を提供する。 【構成】 マイクロコンピュータ1は、走査信号線6,
7を介して、キースイッチ2〜5を一定周期で走査し、
1回の走査に対してキースイッチ2〜5の入力状態を3
回検知する。更に、それぞれのキースイッチの検知結果
について多数決を取り、キー入力信号線8,9にノイズ
が重畳されたとしても、キースイッチ2〜5のオン・オ
フ状態を正確に判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置等に使用
されるキーの押下を検出するキーボード走査回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のキーボード走査回路は、
キーボードのキーの入力状態を検知し、押下されたキー
に対応するキーコードを出力するように構成されてい
る。かかる構成において、1回の走査に対してキーの入
力(押下)状態の検知を1回のみ行っていた。
【0003】このため、キーの入力状態の検知信号の入
力時に、たまたま短いスパイク状のノイズが重畳される
と、キーが瞬間的にオンまたはオフされたと誤検知さ
れ、誤作動の原因となる。かかる不具合を防止するた
め、前回の走査結果を記憶し、今回の走査結果と比較す
ることによりキーの入力状態を判別する方法が採られて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法では、1回の走査でキーの入力状態を判別する
ことができず、また、前回のキー入力状態を記憶し、今
回のキーの入力状態と比較するためのソフトウェアを用
意しなければならないという問題点がある。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、ノイズの重畳に拘らず、
1回の走査でキーの入力状態の判別を正確に行うことが
可能なキーボード走査回路を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、マトリクス状に接続されたキースイッチを
一定周期で走査する走査手段と、該走査によりキーの入
力状態を検知する検知手段とを有するキーボード走査回
路において、前記検知手段は、前記走査手段による1回
の走査に対し同一キーの検知を少なくとも3回行い、該
検知結果の多数決をとることによりキーの入力状態を判
別することを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明は、上記構成により、1回の走査に対し
同一キーの検知を少なくとも3回行ない、該検知結果の
多数決によりキーの入力状態の判別を行う。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
【0009】図1は、本発明に係るキーボード走査回路
の一実施例の概略構成を示す回路図である。
【0010】図1において、1は1チップマイクロコン
ピュータ(以下マイコンと云う)で、走査信号を発生し
キーの入力(押下)状態(オン・オフ状態)の検知を行
う。マイコン1には走査信号が流れる走査信号線6,7
とキーのオン・オフ状態を示すキー入力信号が流れるキ
ー入力信号線8,9とが接続され、これらの信号線はキ
ーボードのキー操作部においてマトリクス状に交叉し、
各交叉部にキーのオン・オフに連動するキースイッチ
2,3,4,5がそれぞれ接続されている。実際は、走
査信号線とキー入力信号線はキーボードのキーの数に対
応した数が設けられているが、説明の便宜上それぞれ2
本宛のみ図示してある。
【0011】走査信号は低レベルアクティブで、キーが
押下されたときにはキー入力信号は低レベルとなる。即
ち、マイコン1は、キー入力信号線8,9のレベルが”
0”のときキーがオン、”1”のときキーがオフの状態
であると判別する。
【0012】図2は、走査信号線6,7の走査信号の波
形及びキー入力信号線8,9からマイコン1がキー入力
信号を読み取るタイミングを示すタイミングチャートで
ある。
【0013】走査信号の1周期T内のaサイクルでキー
スイッチ2,3が走査され、bサイクルでキースイッチ
4,5が走査され、以下同様にして、同一周期Tで該走
査が繰り返される。各周期Tは、マイコン1に内臓され
たタイマの割込み要求によって開始される。
【0014】まず、図2のaサイクルで走査信号線6を
アクティブにしてキースイッチ2,3のオン・オフ状態
を読み取る場合を考える。
【0015】1回のキー走査によりマイコン1がキー入
力信号1,2を読み取った結果をknm(n=1,2;
m=1,2,3)とする。但し、nは読み取ったキー入
力信号の番号、mは読み取り回数を示す。
【0016】図2に示されるように、マイコン1は、走
査信号線6をアクティブにしてキー入力信号線8,9か
らキー入力信号1,2をa1,a2,a3のタイミングで
3回読み取る。この読み取り結果がknm(n=1,
2;m=1,2,3)となる。即ち、まず最初のタイミ
ングa1で読み取ったキー入力信号1の値をknmに代
入するとk11となり、キー入力信号2の値をknmに代
入するとk21となる。以下同様にして、2回目のタイミ
ングa2で読み取ったキー入力信号1,2の値がk12
22,3回目のタイミングa3読み取ったキー入力信号
1,2の値がk13,k23となる。
【0017】次に、これらのknm(n=1,2;m=
1,2,3)を用いて行列Kを以下のように定義する。
【0018】
【数1】 従って、行列Kの行はキー入力信号を示し、列は読み取
り回数を示す。
【0019】次に、本発明の特徴である多数決をとる式
rn=(n=1,2)を定義する。ここで、nはキー入
力信号の番号を示す。
【0020】 rn=kn1∧kn2∨kn2∧kn3∨kn3∧kn1 ここで、∧は論理積、∨は論理和を示す。
【0021】即ち、キー入力信号1の多数決結果r1
次のようになる。
【0022】 r1=k11∧k12∨k12∧k13∨k13∧k11 同様にして、キー入力信号2の多数決結果r2は次のよ
うになる。
【0023】 r2=k21∧k22∨k22∧k23∨k23∧k21 このr1,r2を用いて、走査信号1をアクティブにした
ときにマイコン1がキースイッチ2,3のオン・オフ状
態を読み取った結果Rは次のように定義される。
【0024】R=(r1,r2) 以上の説明ではキースイッチ2,3のオン・オフ状態の
読み取り結果を定義したが、同様にして、キースイッチ
4,5のオン・オフ状態の読み取り結果も定義できる。
【0025】以下、具体的にキースイッチ2が押された
場合について図3のフローチャートに基づき詳細に説明
する。
【0026】図3は、前記タイマの割込み要求によって
1周期T内で行われるキースイッチ2〜5の走査処理と
キー入力信号の読み込み処理とを示すフローチャートで
ある。
【0027】マイコン1は、タイマ割込みが発生する
と、走査信号線6の走査信号1をアクティブにする(ス
テップS1)。次に、a1の時点(図2)でキー入力信
号線8,9からキー入力信号1,2を読み込んだ値をそ
れぞれk11,k21に代入する(ステップS2)。同様に
して、a2の時点(図2)で読み込んだ値をk12,k22
(ステップS3)、a3の時点(図2)で読み込んだ値
をk13,k23(ステップS4)とする。このknm(n
=1,2;m=1,2,3)から前述したr1,r2を求
めRを算出する(ステップS5)。
【0028】例えば、マイコン1がキー入力信号1,2
を読み取った結果、非ノイズ環境下で、ノイズが該入力
信号に重畳されない場合、前述したように行列Kは下記
のようになる。
【0029】
【数2】 したがって、キー入力信号の読み取り結果Rは、 R=(0,1) となる。
【0030】一方、ノイズ環境で、ノイズが前記入力信
号に重畳され、キー入力信号1,2を読み取った際にそ
れぞれ1ビット変化した場合は下記のようになる。
【0031】
【数3】 この場合もキー入力信号の読み取り結果Rは、 R=(0,1) となり、非ノイズ環境下の読み取り結果と同一である。
【0032】次に、ステップS6で走査信号1を非アク
ティブにし、同時に走査信号線7の走査信号2をアクテ
ィブにする。
【0033】更に、ステップS7〜S10で前記ステッ
プS2〜S5と同様の処理を実行し、キー入力結果Rを
算出する。最後に、ステップS11で走査信号2を非ア
クティブにしてタイマ割込み処理を終了し、次のタイマ
割込み要求が発生するまで待機する。
【0034】上述のようにして、1回のタイマ割込み処
理の中でノイズの重畳に拘らずキーの入力状態を正確に
判別することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、マトリ
クス状に接続されたキースイッチを一定周期で走査する
走査手段と、該走査によりキーの入力状態を検知する検
知手段とを有するキーボード走査回路において、前記検
知手段は、前記走査手段による1回の走査に対し同一キ
ーの検知を少なくとも3回行い、該検知結果の多数決を
とることによりキーの入力状態を判別することを特徴と
するので、ノイズの重畳の拘らず、1回の走査でキーの
入力状態の判別を正確に行うことが可能となる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るキーボード走査回路の一実施例の
概略構成図である。
【図2】本実施例の走査信号波形及びキー入力信号を読
み込むタイミングを示すタイミングチャートである。
【図3】本実施例の走査信号波形発生処理とキー入力信
号読み込み処理とを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 1チップマイクロコンピュータ(走査手段,検
知手段) 2〜5 キースイッチ 6,7 走査信号線 8,9 キー入力信号線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリクス状に接続されたキースイッチ
    を一定周期で走査する走査手段と、該走査によりキーの
    入力状態を検知する検知手段とを有するキーボード走査
    回路において、 前記検知手段は、前記走査手段による1回の走査に対し
    同一キーの検知を少なくとも3回行い、該検知結果の多
    数決をとることによりキーの入力状態を判別することを
    特徴とするキーボード走査回路。
JP4116846A 1992-04-09 1992-04-09 キーボード走査回路 Pending JPH05289802A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4116846A JPH05289802A (ja) 1992-04-09 1992-04-09 キーボード走査回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4116846A JPH05289802A (ja) 1992-04-09 1992-04-09 キーボード走査回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05289802A true JPH05289802A (ja) 1993-11-05

Family

ID=14697081

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4116846A Pending JPH05289802A (ja) 1992-04-09 1992-04-09 キーボード走査回路

Country Status (1)

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JP (1) JPH05289802A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2320305A1 (en) * 2008-08-25 2011-05-11 Sharp Kabushiki Kaisha Display device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2320305A1 (en) * 2008-08-25 2011-05-11 Sharp Kabushiki Kaisha Display device
EP2320305A4 (en) * 2008-08-25 2013-01-02 Sharp Kk DISPLAY DEVICE

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