JPH0528950U - 液圧検出装置 - Google Patents

液圧検出装置

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JPH0528950U
JPH0528950U JP8629891U JP8629891U JPH0528950U JP H0528950 U JPH0528950 U JP H0528950U JP 8629891 U JP8629891 U JP 8629891U JP 8629891 U JP8629891 U JP 8629891U JP H0528950 U JPH0528950 U JP H0528950U
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JP
Japan
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diaphragm
liquid
pressure
tank
attached
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Application number
JP8629891U
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English (en)
Inventor
正生 安久津
Original Assignee
日立プラント建設株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧力検出装置のダイヤフラム面に対し汚物、
懸濁物が付着することを防止し、メンテナンス周期が長
くとれるようにする。 【構成】 液体槽の液位を検出するための液圧検出装置
であって、液体槽の内壁面に受圧部としてのダイヤフラ
ムを臨ませておく。このダイヤフラムを前記槽内壁面に
取付けられる超音波振動子に取付け、当該超音波振動子
により前記ダイヤフラムの圧力感知部周辺を超音波洗浄
可能とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は液圧検出装置に係り、特に汚濁液を収容している液体槽の液位を測 定するために槽の内壁面に取付けられる金属製ダイヤフラムを備えた圧力検出と して用いるのに好適な液圧検出装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、液体槽内の液位を測定するために液圧検出センサを用いており、通 常これは液体槽の内壁面に金属製ダイヤフラムを取付け、被測定液に接したダイ ヤフラムに加わる圧力を、ひずみゲージあるいは圧電素子等の圧力/電気変換素 子により電気信号に代えて静止水頭を測定し、槽内圧力との差圧を伝送するよう にしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このような液圧検出装置を汚濁液を収容した槽あるいは消石灰乳液 等を収容した槽に適用した場合、被測定液がダイヤフラムに常時接しているため 、被測定液中の懸濁物、汚物がダイヤフラムの特性を損い、静止水頭の変化分が 正しく圧力/電気変換素子に加わらず、測定値誤差を生じるという問題があった 。
【0004】 この考案の目的は、前記従来技術の欠点を解消しようとするもので、ダイヤフ ラム面へ、汚物、懸濁物が付着することを防止し、メンテナンス周期が長くとれ る液圧検出装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案に係る液圧検出装置は、液体槽の内壁面に 受圧部としてのダイヤフラムを臨ませた液圧検出装置において、前記ダイヤフラ ムを前記槽内壁面に取付けられる超音波振動子に取付け、当該超音波振動子によ り前記ダイヤフラムの圧力感知部周辺を超音波洗浄可能としたものである。
【0006】
【作用】
上記構成によれば、超音波振動子を駆動することによりこれに対面している液 体中に超音波を放射して液の攪拌をなす。攪拌液の領域は振動子に取付けられた ダイヤフラム面に達し、この面で液体のキャビテーション作用によりダイヤフラ ム面に付着した汚れを除去洗浄することになる。この超音波洗浄を間欠的に行わ せることにより、ダイヤフラム面への汚物の付着を防止することができ、ダイヤ フラムの圧力感知力を低減させることを防止し、もって感知精度の劣化を防止で きるものである。なお、超音波洗浄時にはダイアフラムによる圧力検出を停止し ておき、洗浄開始前のデータを保持させるようにしておくことにより、検出機能 を停止することがない。
【0007】
【実施例】
以下に、本考案に係る液圧検出装置の具体的実施例を図面を参照して詳細に説 明する。
【0008】 図1は実施例に係る液圧検出装置を示している。この図に示すように、実施例 に係る液圧検出装置は、回路機器等を内蔵したケーシング10を有しており、ま た、このケーシング10には液体槽に固定するための取付フランジ12が一体的 に設けられている。この取付フランジ12は図示しない液体槽に形成された開口 に対し、これを密閉閉塞するとともにその前端面中央部が液体槽内部に臨まれ手 液体に接触するように取付けられるものとなっている。
【0009】 上記取付フランジ12の前面における中心部には圧力センサを構成する金属製 のダイヤフラム14が取付けられており、これが直接槽内液体に接触するように 取付けている。このダイヤフラム14は金属円盤によって形成されているが、そ の内面には歪ゲージや圧電素子等の圧力/電気変換素子が張り付けられ、ダイヤ フラム14の感圧に伴う形状変化を検出してその偏位を電気量に変換して出力す るようにしている。変換素子からの出力信号を入力する変換回路部16が前記ケ ーシング10に内蔵され、ここで検知圧力に対応する電気信号に変換して図示し ない表示装置に出力リード線18を介して出力するものとしている。
【0010】 ここで、前記フランジ12には前記ダイヤフラム14の周囲に位置してドーナ ツ円盤状に形成された超音波振動子20が配置されている。この振動子20は圧 電セラミックス等を材料として製作すればよく、前記ダイヤフラム14の外周に ほぼ同一厚さで同心的になるように形成し、ダイヤフラム14と一体的な円盤と して構成するものである。このような超音波振動子20を振動させる発振回路部 22が前記ケーシング10に内蔵されており、外部の電源からの駆動信号ライン 23によって起動されるようになっている。また発振回路部22にはタイマー回 路24が接続され、発振回路部22を間欠的に起動するように構成されている。
【0011】 このように構成された液圧検出装置を液位測定に利用した場合の作用は次のよ うになる。すなわち、液体槽の内部に臨まれたダイヤフラム14は液圧が作用す る場合と液圧が作用しない場合でその歪量が異なる。したがって、ダイヤフラム 14が槽内液体に接触している場合と、液位が低下して非接触状態にある場合と では歪量が相違するので、この変化は内面に張り付けられた素子により取込まれ 、ケーシング10内の変換回路部16によって電気信号に変換されて表示装置等 に出力され、液位の表示がなされる。
【0012】 このような検出作業中において、ダイヤフラム14の表面には槽内液体中の懸 濁物や汚物が物理的あるいは物理化学的に付着してしまう。そこで、この実施例 装置では前記ダイヤフラム14の周囲に配置した超音波振動子20をタイマー回 路24によって間欠的に励起し、ダイヤフラム14の表面の付着物を洗浄するよ うにしている。すなわち発振回路22を起動し振動子20を発振させることによ り液体中に超音波を放射する。この超音波の放射によって液体は攪拌され同時に キャビテーション作用を起こす。振動子20はドーナツ盤状に形成され、中心部 にダイヤフラム14が配置されているので、液体振動やキャビテーション作用は 近傍のダイヤフラム14の表面部に作用し、液体中に発生した微小気泡の破裂に よる大きな圧力によってダイヤフラム14への付着物を吸引剥離するのである。 これによってダイヤフラム14の表面は清浄化されることになる。
【0013】 ところで、振動子20による発振作用によってダイヤフラム14が振動し、こ れが圧力信号として検出されると不都合であるので、前記変換回路部22ではタ イマー回路24が作用して発振回路部22を起動している時間は、出力を振動前 の値に電気的に保持する信号回路を有するものとしている。 このような実施例によれば、液体槽の液位を検出しつつ、検出信号に影響を与 えることなく、圧力検出面としてのダイヤフラム14の表面に付着した汚物や懸 濁物質を除去でき、もって付着物の硬化によってダイヤフラム14の特性を損わ せることを未然に防止でき、精度が高くメンテナンス周期を長くとれる液位伝送 器とすることができる。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、液体槽の内壁面に受圧部としてのダイ ヤフラムを臨ませた液圧検出装置において、前記ダイヤフラムを前記槽内壁面に 取付けられる超音波振動子に取付け、当該超音波振動子により前記ダイヤフラム の圧力感知部周辺を超音波洗浄可能としたので、ダイヤフラム面へ、汚物、懸濁 物が付着することを防止し、メンテナンス周期が長くとれるという優れた硬化が 得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る液圧検出装置の側面図と正面図で
ある。
【符号の説明】
10 ケーシング 12 取付フランジ 14 ダイヤフラム 16 変換回路部 18 出力リード線 20 超音波振動子 22 超音波発信回路部 24 タイマー回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体槽の内壁面に受圧部としてのダイヤ
    フラムを臨ませた液圧検出装置において、前記ダイヤフ
    ラムを前記槽内壁面に取付けられる超音波振動子に取付
    け、当該超音波振動子により前記ダイヤフラムの圧力感
    知部周辺を超音波洗浄可能としたことを特徴とする液圧
    検出装置。
JP8629891U 1991-09-26 1991-09-26 液圧検出装置 Pending JPH0528950U (ja)

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JP8629891U JPH0528950U (ja) 1991-09-26 1991-09-26 液圧検出装置

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