JPH0528948U - タイヤ空気圧監視装置 - Google Patents

タイヤ空気圧監視装置

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JPH0528948U
JPH0528948U JP7733891U JP7733891U JPH0528948U JP H0528948 U JPH0528948 U JP H0528948U JP 7733891 U JP7733891 U JP 7733891U JP 7733891 U JP7733891 U JP 7733891U JP H0528948 U JPH0528948 U JP H0528948U
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JP
Japan
Prior art keywords
detector
tire
coil portion
sensor
coil
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Pending
Application number
JP7733891U
Other languages
English (en)
Inventor
貴久 野田
秀一 川瀬
喜夫 中埜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
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Publication of JPH0528948U publication Critical patent/JPH0528948U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タイヤによる飛石からディテクタのコイル部
を保護する。 【構成】 タイヤの空気圧を検出するセンサ2に対向さ
せてコイル部を配置し、該コイル部とセンサとの磁気結
合によりタイヤ空気圧の状態信号を取り出すディテクタ
5を備え、ディテクタのコイル部側である先端部には、
コイル部の軸方向に対して平行に囲むようにプロテクタ
13が取り付けられている。このプロテクタは、例えば
ステンレス鋼によりほぼU字状に形成されている。タイ
ヤ回転時に巻き上げられる飛石などは、プロテクタによ
ってはね返されるか破砕されることにより、ディテクタ
のコイル部が保護される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両のタイヤの空気圧を監視するタイヤ空気圧監視装置に係り、特 にディテクタのコイル部を飛石から保護したタイヤ空気圧監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
タイヤ空気圧を監視する装置としては、各種のものが提案されている。例えば 、磁気結合によりタイヤ空気圧の状態を検出する方式のタイヤ空気圧監視装置で は、センサに対向して検出部であるディテクタのコイル部が近接して配置される 。特に、ディテクタをブレーキキャリパに取り付ける場合、ディテクタの大部分 はブレーキキャリパに覆われるが、検出部はキャリパから露出している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そのため、図7に示すように、タイヤ回転時に回転によって巻き上げられる小 石が露出している検出部に当たる。ディテクタは、通常樹脂製であるため、検出 部に飛石が当たると、樹脂の劣化が起こり、これが同じ箇所で繰り返されること により破損が生じて、ディテクタの機能を損ねることも考えられる。 本考案の目的は、タイヤによる飛石からディテクタのコイル部を保護するよう にしたタイヤ空気圧監視装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案は、タイヤ内に配設され、タイヤの空気 圧を検出するセンサと、該センサに対向させてコイル部を配置し、該コイル部と 前記センサとの磁気結合によりタイヤ空気圧の状態信号を取り出すディテクタと を有するタイヤ空気圧監視装置において、前記ディテクタのコイル部の周囲に飛 石等から保護するプロテクタを設けたことを構成とする。
【0005】
【作用】 上記の構成によると、タイヤ回転時に巻き上げられる飛石などは、プロテクタ によってはね返されるか破砕されることにより、ディテクタのコイル部が保護さ れ、その破損を減少させることができる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。図5は、本考案のタイヤ 空気圧監視装置を構成するディテクタをブレーキキャリパに取り付けた状態を示 している。図示しないタイヤが装着されるアルミホイール1には、タイヤ内の空 気圧を検出するセンサ2が取り付けられている。またホイール1には同軸上にブ レーキ装置のディスクロータ3が固定されており、このディスクロータ3を挟持 するように車体側に支持されたブレーキキャリパ4が設けられている。そしてブ レーキキャリパ4には、センサ2との磁気結合によりタイヤ空気圧の状態を検出 するディテクタ5が取り付けられている。ディテクタ5は、センサ2と磁気結合 される先端部となるコイル部10と、コイルの駆動および信号の検出を行う回路 部(図示せず)とにより構成されており、コイル部10はブレーキキャリパ4か ら突出してセンサ2に対向配置される。
【0007】 図6は、センサ2及びディテクタ5の概略構成を示している。センサ2は、タ イヤの内圧が所定値以上を検出するための第1のLC共振回路および前記内圧が 所定値未満を検出するための第2のLC共振回路により構成されている。すなわ ち、センサ2は、タイヤの空気圧により作動する圧力スイッチ6と、コイルLに それぞれが並列接続されたコンデンサC1,C2から成るLC共振回路を備え、 コンデンサC2には圧力スイッチ6の接点が挿入されている。 ディテクタ5は、パルス電流により励磁される1次コイルL1をもつ送信部7 およびこの送信部7が形成する磁界によりセンサ2のLC共振回路を共振させ、 このときの共振エネルギーを検出する2次コイルL2をもつ受信部8から構成さ れている。
【0008】 タイヤ空気圧が所定値以上にある場合は、圧力スイッチ6がONになっている ので、センサはLとC1,C2により第1の共振回路を形成している。この状態 で送信部7を動作させて所定の周期のパルス電流を1次コイルL1に供給して磁 界を発生させると、タイヤが1回転する毎にセンサ2のコイルLが1次コイルL 1に磁気的に結合され、第1の共振回路が周波数f1で共振する。このときの周 波数f1による共振エネルギーを受信部8の2次コイルL2で検出する。 タイヤ空気圧が所定値未満にある場合は、圧力スイッチ6がOFFになるので 、センサはL,C1により第2の共振回路が形成される。上記同様に、1次コイ ルL1にパルス電流を供給して磁界を発生させていると、センサ1のコイルLと 1次コイルL1の磁気的な結合時に、第2の共振回路が周波数f2で共振する。 このときの周波数f2による共振エネルギーを2次コイルL2で検出する。2次 コイルで検出されたタイヤ空気圧の状態信号は、ケーブル9を通してコントロー ラ(図示せず)に送られ、タイヤ空気圧の状態が判断される。
【0009】 次に、ディテクタのコイル部の保護について説明する。図1から4は、本考案 のタイヤ空気圧監視装置のディテクタの構成を示している。ディテクタ5は、そ れぞれ樹脂で形成された上ケース5aと下ケース5bとから構成されており、四 隅においてそれぞれリベット14によって一体に固定されている。プロテクタ1 3は、例えば板厚2mmのステンレス鋼でほぼU字状に形成されており、ディテ クタ5のコイル部側である先端部を、コイル部の軸方向に平行に囲むように取り 付けられている。すなわち、プロテクタ13は、コイルL1,L2およびセンサ のコイルLとの間の磁気結合を妨げないように、磁界方向に平行に配置される。 本実施例によれば、図5に示すようにブレーキキャリパ4から露出しているデ ィテクタ5の先端部をプロテクタ13によって囲んだので、タイヤの回転によっ て巻き上げられる小石などがディテクタ5に当たって破損することを防止できる 。実験によれば、悪路を15000km走行しても、ディテクタ5のコイル部は損傷 がなく、保護されていた。
【0010】
【考案の効果】
本考案によれば、ディテクタのコイル部の周囲にプロテクタを設けたので、タ イヤの回転によって巻き上げられる飛石などはプロテクタによってはね返された り、または破砕されて、ディテクタのコイル部が保護される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案のタイヤ空気圧監視装置の一実施例に
よるプロテクタ付ディテクタの構成を示す上面図であ
る。
【図2】 図1の側面図である。
【図3】 図1の下面図である。
【図4】 図1の正面図である。
【図5】 ディテクタの取付構造を示す断面図である。
【図6】 タイヤ空気圧の状態信号を検出するためのデ
ィテクタの作動原理を説明する図である。
【図7】 ディテクタをブレーキキャリパに取り付けた
場合の飛石による影響を説明する図である。
【符号の説明】
1 ホイール、2 センサ、5 ディテクタ、10 コ
イル部、13 プロテクタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤ内に配設され、タイヤの空気圧を
    検出するセンサと、該センサに対向させてコイル部を配
    置し、該コイル部と前記センサとの磁気結合によりタイ
    ヤ空気圧の状態信号を取り出すディテクタとを有するタ
    イヤ空気圧監視装置において、前記ディテクタのコイル
    部の周囲に飛石等から保護するプロテクタを設けたこと
    を特徴とするタイヤ空気圧監視装置。
JP7733891U 1991-09-25 1991-09-25 タイヤ空気圧監視装置 Pending JPH0528948U (ja)

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JP7733891U JPH0528948U (ja) 1991-09-25 1991-09-25 タイヤ空気圧監視装置

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JP7733891U JPH0528948U (ja) 1991-09-25 1991-09-25 タイヤ空気圧監視装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0528948U true JPH0528948U (ja) 1993-04-16

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ID=13631136

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JP7733891U Pending JPH0528948U (ja) 1991-09-25 1991-09-25 タイヤ空気圧監視装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5275442U (ja) * 1975-12-03 1977-06-06
JPH02162222A (ja) * 1988-12-16 1990-06-21 Bridgestone Corp タイヤ内圧の減圧警報装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5275442U (ja) * 1975-12-03 1977-06-06
JPH02162222A (ja) * 1988-12-16 1990-06-21 Bridgestone Corp タイヤ内圧の減圧警報装置

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