JPH05288652A - 粉粒体のサンプラ - Google Patents

粉粒体のサンプラ

Info

Publication number
JPH05288652A
JPH05288652A JP11517192A JP11517192A JPH05288652A JP H05288652 A JPH05288652 A JP H05288652A JP 11517192 A JP11517192 A JP 11517192A JP 11517192 A JP11517192 A JP 11517192A JP H05288652 A JPH05288652 A JP H05288652A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sampler
sample
inner tube
tube
outer tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11517192A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Takahashi
吉則 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP11517192A priority Critical patent/JPH05288652A/ja
Publication of JPH05288652A publication Critical patent/JPH05288652A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 粉粒体のサンプラを提供する。 【構成】 容器1に充填された粉粒体2をサンプリング
する内管5と外管4との2重管構造とされるサンプラ3
であって、内管5は楕円状とされる複数のサンプル採取
口7が先端部から等間隔に設けられるとともにこのサン
プル採取口7に対応して画成されるサンプル充填用のポ
ケット9が設けられ、かつ内管5を回転自在とする回転
用金具5aとを備え、外管4は先端部4aが円錐状とさ
れるとともにらせん状のガイド羽根4cと内管5のサン
プル採取口7に対応したスリット状のサンプル採取口11
とが設けられ、かつこのサンプル採取口11を覆うように
昇降自在とされるスライドゲート12と外管4を回転自在
とする回転用ハンドル4aとを備えて構成され、代表性
の高いサンプルを採取することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器に充填された粉粒
体をサンプリングするサンプラに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、容器に充填された粉粒体のサン
プルを採取する場合は直接ボウルなどを用いて採取する
方法がある。しかし、このようなボウルなどで採取する
方法では、容器に充填された粉粒体表面の一部からしか
採取されないため、サンプルの代表性が低いという欠点
がある。
【0003】そこで、このような容器の問題を解消する
手段の一つとして、図4に示すように、容器1に充填さ
れた粉粒体2にサンプラ3を差し込んでサンプリングす
る方法がある。このサンプラ3は、図5に示すように、
外管4に内管5を挿入した2重管構造して構成される。
ここで、外管4はその先端部4aが円錐状とされ、その
上端部には回転ハンドル4bが取付けられ、さらにその
先端部4aから中間部にかけてらせん状のガイド羽根4
cが設けられる。さらにその高さ方向に楕円状のサンプ
ル採取口6がほぼ等間隔に複数個設けられる。また、内
管5は図6に示すように、その上端部に回転用金具5a
が取付けられ、またその先端部から中間部にかけて外管
4のサンプル採取口6に対応した位置に同様な形状をし
たサンプル採取口7が設けられ、それぞれ仕切板8によ
ってポケット9が画成される。
【0004】このサンプラ3によって粉粒体2をサンプ
リングするときは、まず図7(a) の断面図に示すよう
に、内管4のサンプル採取口7を外管4のサンプル採取
口6に対して180 °ずらした状態にしてから、回転ハン
ドル4bを回しながら粉粒体2の内部に差し込んで所定
の高さに位置決めし、ついで図7(b) の断面図に示すよ
うに、内管4を180 °回転させてそのサンプル採取口7
を外管4のサンプル採取口6の位置に合わせると、その
サンプル採取口6の位置に滞留する粉粒体2がポケット
9に流入して充填する。さらに、ふたたび内管4を180
°回転させてそのサンプル採取口7を図7(a) の状態に
戻してから、回転ハンドル4bを差し込み時と反対の方
向に回してサンプラ3全体を粉粒体2から引き抜いてサ
ンプルを採取する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のサンプラ3では、まず第1点として、2重管構
造である外管4と内管5との間に隙間g(前出図7(b)
参照)を設けることが必要であるため、サンプラ3を粉
粒体2に差し込み中に外管4のサンプル採取口6に入っ
た粉粒体2はその隙間gから侵入し、内管4のサンプル
採取口7からポケット7bに入ることになるから、定位
置でのサンプルに混じることになってその代表性を損な
うことになるという欠点がある。また、第2点として、
サンプラ3の先端部3aが円錐状に尖っているため、サ
ンプラ3を差し込み過ぎると、容器1を破損するなどの
問題がある。特に容器1の材質が柔軟なものである場合
はその被害が甚大である。本発明は、上記のような従来
技術の有する課題を解消した粉粒体のサンプラを提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、容器に充填さ
れた粉粒体をサンプリングする内管と外管との2重管構
造とされるサンプラであって、前記内管は楕円状とされ
る複数のサンプル採取口が先端部から等間隔に設けられ
るとともにこのサンプル採取口に対応して画成されるサ
ンプル充填用のポケットが設けられ、かつ前記内管を回
転自在とする回転用金具とを備え、前記外管は先端部が
円錐状とされるとともにこの先端部から中間部にかけて
らせん状のガイド羽根と前記内管のサンプル採取口に対
応したスリット状のサンプル採取口とが設けられ、かつ
このサンプル採取口を覆うように昇降自在とされるスラ
イドゲートと前記外管を回転自在とする回転用ハンドル
とを備えてなることを特徴とする粉粒体のサンプラであ
る。なお、前記外管の先端部には保護管を設けるのがよ
い。
【0007】
【作 用】本発明によれば、2重管構造とされるサンプ
ラの外管のサンプル採取口をスリット状として、サンプ
ラの粉粒体への差し込み時および引き抜き時にこのサン
プル採取口をスライドゲートで覆うようにしたので、差
し込み時における粉粒体の侵入を防ぐことができる。な
お、保護ケースを取付けることにようにすれば、より安
全にサンプラを操作することができる。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を参照
して詳しく説明する。なお、図中、従来例と同一部材は
同一符号を付して説明を省略する。図1は、本発明のサ
ンプラの実施例を示す正面図である。図において、11は
外管4に設けられるスリット状のサンプル採取口であ
る。12はサンプル採取口11のスリット部を覆うスライド
ゲートであり、その上端部は図2(a) に示すように外管
4の上部に取付けられるガイドリング13によって、また
その下端部は図2(b) に示すように羽根4cの内周面に
よってガイドされ昇降自在とされる。14は外管4の先端
部4aに取付けられる容器1の破損防止を目的とした保
護管であり、その底部は先端部4aよりやや突出した状
態で固定される。なお、内管5は従来例と同一構造とさ
れる。
【0009】このように構成されたサンプラ3Aを用い
て容器1内の粉粒体2からサンプルを採取する動作手順
について、以下に説明する。 まず図3(a) に示すように、内管4をそのサンプル
採取口7が外管4のスリット状のサンプル採取口11に対
して180 °ずらした状態で外管4内に挿入した後、スラ
イドゲート12を下降してサンプル採取口11のスリット部
を覆い、回転ハンドル4bを回して粉粒体2の内部に差
し込んで所定の高さに位置決めする。なお、このとき、
たとえサンプラ3Aを差し込み過ぎたとしても、保護管
14の底部が容器1の底面に接触するから、外管4の先端
部4aによる破損を生じることはない。 ついで、内管4を回転用金具5aを操作することに
より180 °回転させてそのサンプル採取口7を外管4の
サンプル採取口11の位置に合わせしたのち、スライドゲ
ート12を上方に抜き出して(図3(b) 参照)、内管5の
サンプル採取口7を全部露出させる。これによって、そ
れぞれのサンプル採取口7付近に滞留する粉粒体2がそ
れぞれのポケット9に流入する。 さらに、ポケット9に粉粒体2が充填した時点でス
ライドゲート12を下降して内管5のサンプル採取口7を
全部覆ってから、ふたたび内管5を180 °回転させてそ
のサンプル採取口7を前出図3(a) の状態に戻したの
ち、回転ハンドル4bを差し込み時と反対の方向に回し
てサンプラ3全体を粉粒体2から抜き出し、サンプルを
採取する。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、2
重管構造とされるサンプラの外管のサンプル採取口をス
リット状として、サンプラの粉粒体への差し込み時およ
び引き抜き時にこのサンプル採取口をスライドゲートで
覆うようにしたので、差し込み時における粉粒体の侵入
を防ぐことが可能となり、これによって採取したサンプ
ルの代表性を高めることができ、品質管理の強化に寄与
すること大である。また保護管を取付けることにより、
外管の先端部による容器の破損を防止することができる
から、設備の修理費の節減が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサンプラの実施例を示す正面図であ
る。
【図2】(a) は図1のA−A矢視平面図、(b) はB−B
矢視断面図である。
【図3】本発明のサンプラの動作を説明する断面図であ
る。
【図4】従来の粉粒体のサンプリングの説明図である。
【図5】サンプラの従来例を示す正面図である。
【図6】従来のサンプラの内側ケースを示す正面図であ
る。
【図7】従来のサンプラの動作を説明する断面図であ
る。
【符号の説明】
1 容器 2 粉粒体 3A サンプラ 4 外管 4a 先端部 4b 回転ハンドル 4c ガイド羽根 5 内管 7 サンプル採取口 8 仕切板 9 ポケット 11 スリット状のサンプル採取口 12 スライドゲート 13 ガイドリング 14 保護管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器に充填された粉粒体をサンプリン
    グする内管と外管との2重管構造とされるサンプラであ
    って、前記内管は楕円状とされる複数のサンプル採取口
    が先端部から等間隔に設けられるとともにこのサンプル
    採取口に対応して画成されるサンプル充填用のポケット
    が設けられ、かつ前記内管を回転自在とする回転用金具
    とを備え、前記外管は先端部が円錐状とされるとともに
    この先端部から中間部にかけてらせん状のガイド羽根と
    前記内管のサンプル採取口に対応したスリット状のサン
    プル採取口とが設けられ、かつこのサンプル採取口を覆
    うように昇降自在とされるスライドゲートと前記外管を
    回転自在とする回転用ハンドルとを備えてなることを特
    徴とする粉粒体のサンプラ。
  2. 【請求項2】 前記外管の先端部に保護管を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の粉粒体のサンプラ。
JP11517192A 1992-04-09 1992-04-09 粉粒体のサンプラ Pending JPH05288652A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11517192A JPH05288652A (ja) 1992-04-09 1992-04-09 粉粒体のサンプラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11517192A JPH05288652A (ja) 1992-04-09 1992-04-09 粉粒体のサンプラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05288652A true JPH05288652A (ja) 1993-11-02

Family

ID=14656107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11517192A Pending JPH05288652A (ja) 1992-04-09 1992-04-09 粉粒体のサンプラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05288652A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3372982A1 (en) 2017-03-10 2018-09-12 Toyo Engineering Corporation Powder sampling vessel and powder sampling method
CN110082156A (zh) * 2019-05-07 2019-08-02 浙江工业大学 螺旋式双管尾矿区矿渣采样装置及其方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3372982A1 (en) 2017-03-10 2018-09-12 Toyo Engineering Corporation Powder sampling vessel and powder sampling method
US10514326B2 (en) 2017-03-10 2019-12-24 Tec Project Services Corporation Powder sampling vessel and sampling method
CN110082156A (zh) * 2019-05-07 2019-08-02 浙江工业大学 螺旋式双管尾矿区矿渣采样装置及其方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4848484A (en) Soil sample extraction tool
KR101001017B1 (ko) 여과재 시료 채취기
CN109959530A (zh) 一种工程地质勘查取样装置
US4072059A (en) Grain probe
CN214224612U (zh) 一种环境地质调查用土壤取样器
JPH05288652A (ja) 粉粒体のサンプラ
CN109682639A (zh) 一种淤泥软土采样器
AU2021106307A4 (en) Fast sampling apparatus for surface undisturbed soil
CN101398350B (zh) 一种封闭式尿液采集器
US7258782B2 (en) Apparatus for sampling filter layer and method using the same
CN207528479U (zh) 混凝土罐车取样器
CN212030985U (zh) 一种水田土壤采样器
US4179930A (en) Grain probe
JP4028518B2 (ja) 試料土の採取器
JP2964302B2 (ja) 試料採取装置
JPH04274727A (ja) サンプル採取装置
KR101486285B1 (ko) 개폐식 관정수 포집기
JP2866315B2 (ja) 改良地盤のコア採取装置
KR101493350B1 (ko) 인입식 관정수 포집기
CN209432501U (zh) 一种地质勘察取土器
CN113702089A (zh) 一种水田土壤采样器
CN219935356U (zh) 一种取料装置
KR900003958Y1 (ko) 야적 탄층내부의 시료 채취기
CN209495864U (zh) 一种土壤环境检测用便携取样器
CN219608450U (zh) 一种环境检测用土壤污染物采样装置