JPH05288073A - 内燃機関 - Google Patents

内燃機関

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Publication number
JPH05288073A
JPH05288073A JP9286292A JP9286292A JPH05288073A JP H05288073 A JPH05288073 A JP H05288073A JP 9286292 A JP9286292 A JP 9286292A JP 9286292 A JP9286292 A JP 9286292A JP H05288073 A JPH05288073 A JP H05288073A
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JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic pump
combustion engine
internal combustion
cylinder block
pump
Prior art date
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Pending
Application number
JP9286292A
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English (en)
Inventor
Kunio Yoshida
邦雄 吉田
Eiji Michigami
英二 道上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yanmar Diesel Engine Co Ltd filed Critical Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、内燃機関と一体的に油圧ポンプ
やクーラー用コンプレッサを付設するものであり、従来
はシリンダブロックの側方に位置していた燃料噴射ポン
プやカム軸の機構を、オーバーヘッドカム機構として、
シリンダヘッドHの上方に配置し、シリンダブロックB
の側方に余分な空間を構成し、該部分に油圧ポンプやク
ーラー用コンプレッサ等の作業機を配置し、該作業機の
駆動機構を簡素に構成したものである。 【構成】 オーバーヘッドカム機構を具備した内燃機関
において、シリンダブロックBの側方にHST式変速装
置の油圧ポンプとクーラー用コンプレッサ2を上下の位
置に配置し、シリンダブロックBの側方に軸受機構を付
設し、該軸受機構部に油圧ポンプ軸と入力軸を連結する
カップリングを介装し、該入力軸に固設したプーリーに
クランク軸のプーリーより動力伝達すべく構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関により種々の作
業機を駆動する場合における、HST式変速装置の油圧
ポンプや、キャビン内の冷房の為のクーラー用コンプレ
ッサ等の配置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、内燃機関にHST式変速装置
や油圧モータ駆動用の油圧ポンプを付設した技術は特開
昭62−20960号公報に記載の技術が公知とされて
いる。また内燃機関の近傍に配置した作業機を駆動する
技術としては、実公平3−14418号公報に記載の技
術が公知とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、更に内燃機
関と一体的に油圧ポンプやクーラー用コンプレッサを付
設するものであり、従来はシリンダブロックの側方に位
置していた燃料噴射ポンプやカム軸の機構を、オーバー
ヘッドカム機構として、シリンダヘッドHの上方に配置
し、シリンダブロックBの側方に余分な空間を構成し、
該部分に油圧ポンプやクーラー用コンプレッサ等の作業
機を配置し、該作業機の駆動機構を簡素に構成したもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する為の
手段を説明する。即ち、オーバーヘッドカム機構を具備
した内燃機関において、シリンダブロックBの側方に油
圧モータ駆動用の油圧ポンプを配置したものである。
【0005】また、オーバーヘッドカム機構を具備した
内燃機関において、シリンダブロックBの側方に作業機
昇降用又はパワーステアリング用の油圧ポンプとクーラ
ー用コンプレッサ2を上下の位置に配置したものであ
る。
【0006】また、シリンダブロックBの側方に軸受機
構を付設し、該軸受機構部に油圧ポンプ軸と入力軸を連
結するカップリングを介装し、該入力軸に固設したプー
リーにクランク軸のプーリーより動力伝達すべく構成し
たものである。
【0007】また、油圧ポンプとクランク軸の間をギア
連により駆動したものである。
【0008】
【作用】次に作用を説明する。本発明においては、燃料
噴射ポンプPと燃料噴射弁Nとを一体化したユニットイ
ンジェクタをシリンダヘッドHの上部に載置したオーバ
ーヘッドカム機構としている。故に従来は燃料噴射ポン
プや駆動カム軸が配置されていたシリンダブロックBの
側方の位置に余分なスペースが出来るのである。この部
分に作業機昇降用油圧ポンプ1や油圧ポンプ9や左右走
行用油圧ポンプ25・26やクーラー用コンプレッサ2
を配置することにより、作業機付き内燃機関をコンパク
トに構成している。
【0009】
【実施例】次に実施例を説明する。図1は、シリンダブ
ロックBの側方に、作業機昇降用油圧ポンプ1とクーラ
ー用コンプレッサ2と、パワーステアリング用油圧ポン
プ4と発電機3を付設した実施例の正面図、図2は図1
の側面図、図3は図1の拡大正面図、図4は作業機昇降
用油圧ポンプ1とクーラー用コンプレッサ2を示す右側
面図、図5はパワーステアリング用油圧ポンプ4と発電
機3を示す左側面図、図6はラジエータ6とラジエータ
支持台8の部分を示す正面図、図7は同じくラジエータ
6とラジエータ支持台8を示す右側面図、図8は作業機
昇降用油圧ポンプ9と左右走行用油圧ポンプ25・26
を3連として駆動すべく配置した実施例の正面図、図9
は図8の右側面図、図10は油圧ポンプ9と左右走行用
油圧ポンプ25・26の3連油圧ポンプをギア駆動とし
た実施例の正面図、図11は同じく側面図である。
【0010】図1・図2において、全体的な構成につい
て説明する。内燃機関はシリンダブロックBを中心に構
成されており、該シリンダブロックBの上部にシリンダ
ヘッドHを載置し、シリンダブロックBの下部にオイル
パンOを付設している。従来の内燃機関においては、シ
リンダブロックBの側方には燃料噴射ポンプ機構と、カ
ム軸駆動機構が配置されており、他の作業機を付設する
余分な空間は無かったのである。しかし、本発明におい
ては、燃料噴射ポンプPと燃料噴射弁Nを一体化したユ
ニットインジェクタ化し、駆動カム軸13もシリンダヘ
ッドHの上部に配置したのである。該駆動カム軸13の
駆動は、クランク軸5からタイミングベルト19等によ
りカム軸駆動プーリー14を駆動している。
【0011】シリンダヘッドHの向かって右側には排気
サイレンサー12が配置されており、シリンダヘッドH
の左側には吸気クリーナ11が配置されている。またシ
リンダブロックBの正面側には、ラジエータ6を配置し
ており、ラジエータファン7により冷却している。該ラ
ジエータ6はラジエータ支持台8によりシリンダブロッ
クBから突出支持されている。又シリンダブロックBに
軸受機構Aを取付け、その端面に作業機昇降用油圧ポン
プ1とパワーステアリング用油圧ポンプ4を付設してい
る。クーラー用コンプレッサ2と発電機3は各々ベルト
のテンショナーを兼ねて付設し、パワーユニットとして
いる。
【0012】クーラー用コンプレッサ2の場合には、直
接に駆動プーリー18と入力軸により駆動しているが、
作業機昇降用油圧ポンプ1の場合には、ポンプ軸に過剰
な曲げ負荷を掛けることは、耐久性能の低下を来すの
で、シリンダブロックBの側面に軸受機構Aを固設し
て、該軸受機構Aから突出した入力軸50にクランク軸
5から動力伝達し、該入力軸50をカップリングCを介
して、作業機昇降用油圧ポンプ1のポンプ軸51を駆動
している。
【0013】図3・図4においては、作業機昇降用油圧
ポンプ1を駆動する部分に於ける、軸受機構Aとポンプ
軸51と入力軸50とカップリングCの機構が図示され
ている。入力軸50の入力プーリー52と、クーラー用
コンプレッサ2の駆動プーリー18は一本のベルトによ
り駆動している。またパワーステアリング用油圧ポンプ
4のプーリー16と発電機3のプーリー15も1本のベ
ルトにより駆動している。また図5において図示する如
く、シリンダブロックBの左側面に付設したパワーステ
アリング用油圧ポンプ4も、軸受機構Dとカップリング
Eを介して、入力軸53からポンプ軸54に動力伝達し
ている。該パワーステアリング用油圧ポンプ4も、ポン
プ軸54に過剰な曲げ荷重が掛かると耐久力が低下する
からである。
【0014】図6と図7においては、ラジエータ6とラ
ジエータ支持台8の構成を図示している。図8と図9の
実施例においては、クーラー用コンプレッサ2が配置さ
れておらず、右側面には、3連の油圧ポンプを配置した
実施例が図示されている。建設機械のバックホー等の場
合には、左右の走行油圧モータを駆動する為の左右走行
用油圧ポンプ25・26が必要であり、この場合には、
油圧ポンプを3連にして配置している。この場合にも、
シリンダブロックBに側面に軸受機構Aを付設し、入力
軸50を軸受支持している。該入力軸50の入力プーリ
ー20にクランク軸5の、フライホィール22の部分に
付設した出力プーリー21からベルトにより動力が伝達
されている。該実施例においては、ラジエータ6の側で
はなくてフライホィール22の側に入力軸50を突出し
て駆動している。
【0015】図10と図11においては、油圧ポンプ9
と左右走行用油圧ポンプ25・26の3連機構について
は同じであるが、該ポンプ軸51の駆動を、3枚のギア
27・28・29によるギア連により行っている。この
ようにギア連により駆動することにより、ベルトの場合
のような過剰な曲げ荷重が発生しないので、軸受機構A
やカップリングCが必要無くなるのである。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、請求項1の如く、
オーバーヘッドカム機構を具備した内燃機関において、
シリンダブロックBの側方に油圧モータ駆動用の油圧ポ
ンプを配置したので、クランク軸5の軸心上に油圧ポン
プを配置する必要がなく、該クランク軸5の回転により
他の作業機を駆動することが出来るのである。また、オ
ーバーヘッドカム機構を具備した内燃機関において、余
分な空間となったシリンダブロックBの側方の位置に油
圧ポンプを配置したことにより、油圧ポンプ付き内燃機
関をコンパクトに構成することが出来たのである。
【0017】また、請求項2の如く、オーバーヘッドカ
ム機構を具備した内燃機関において、シリンダブロック
Bの側方に作業機昇降用又はパワーステアリング用の油
圧ポンプとクーラー用コンプレッサ2を上下の位置に配
置したので、クーラー用コンプレッサ2と油圧ポンプ1
とを1本のベルトにより駆動することができ、またオー
バーヘッドカム機構としたことをにより余分な空間とな
った、シリンダブロックBの右側方の位置を有効に使用
することができたのである。
【0018】また、請求項3の如く、シリンダブロック
Bの側方に軸受機構を付設し、該軸受機構部に油圧ポン
プ軸と入力軸を連結するカップリングを介装し、該入力
軸に固設したプーリーにクランク軸のプーリーより動力
伝達すべく構成したので、ポンプ軸51に過剰な曲げ荷
重が掛かると、油圧ポンプギアやプランジャーに過大な
摩擦力が掛り、耐久性の低下する恐れがあるが、軸受機
構Aにより曲げ荷重を受けて、ポンプ軸51により曲げ
荷重が伝達されないので、この不具合を解消することが
出来たのである。
【0019】また、請求項4の如く、油圧ポンプとクラ
ンク軸の間をギア連により駆動したので、油圧ポンプ1
をベルトにより駆動する場合の如く、ポンプ軸51に掛
かる曲げ荷重を減少させることが可能となり、軸受機構
AやカップリングCを配置する必要が無くなったのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】シリンダブロックBの側方に、作業機昇降用油
圧ポンプ1とクーラー用コンプレッサ2と、パワーステ
アリング用油圧ポンプ4と発電機3を付設した実施例の
正面図。
【図2】図1の側面図。
【図3】図1の拡大正面図。
【図4】作業機昇降用油圧ポンプ1とクーラー用コンプ
レッサ2を示す右側面図。
【図5】パワーステアリング用油圧ポンプ4と発電機3
を示す左側面図。
【図6】ラジエータ6とラジエータ支持台8の部分を示
す正面図。
【図7】同じくラジエータ6とラジエータ支持台8を示
す右側面図。
【図8】作業機昇降用油圧ポンプ9と左右走行用油圧ポ
ンプ25・26を3連として駆動すべく配置した実施例
の正面図。
【図9】図8の右側面図。
【図10】油圧ポンプ9と左右走行用油圧ポンプ25・
26の3連油圧ポンプをギア駆動とした実施例の正面
図。
【図11】同じく側面図である。
【符号の説明】
A 軸受機構 B シリンダブロック C カップリング 1 作業機昇降用油圧ポンプ 2 クーラー用コンプレッサ 3 発電機 4 パワーステアリング用油圧ポンプ 5 クランク軸 6 ラジエータ 8 ラジエータ支持台 50 入力軸 51 ポンプ軸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーバーヘッドカム機構を具備した内燃
    機関において、シリンダブロックBの側方に油圧モータ
    駆動用の油圧ポンプを配置したことを特徴とする内燃機
    関。
  2. 【請求項2】 オーバーヘッドカム機構を具備した内燃
    機関において、シリンダブロックBの側方に作業機昇降
    用又はパワーステアリング用の油圧ポンプとクーラー用
    コンプレッサ2を上下の位置に配置したことを特徴とす
    る内燃機関。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の内燃機関において、シリ
    ンダブロックBの側方に軸受機構Aを付設し、該軸受機
    構Aに油圧ポンプ軸と入力軸を連結するカップリングC
    を介装し、該入力軸に固設したプーリーにクランク軸の
    プーリーより動力伝達すべく構成したことを特徴とする
    内燃機関。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の内燃機関において、油圧
    ポンプとクランク軸の間をギア連により駆動したことを
    特徴とする内燃機関。
JP9286292A 1992-04-13 1992-04-13 内燃機関 Pending JPH05288073A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9286292A JPH05288073A (ja) 1992-04-13 1992-04-13 内燃機関

Applications Claiming Priority (1)

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JP9286292A JPH05288073A (ja) 1992-04-13 1992-04-13 内燃機関

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ID=14066242

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JP9286292A Pending JPH05288073A (ja) 1992-04-13 1992-04-13 内燃機関

Country Status (1)

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JP (1) JPH05288073A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5603303A (en) * 1994-04-28 1997-02-18 Nippondenso Co., Ltd. High pressure fuel supply pump

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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